JP3104795U - 展示車両販売促進装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両販売店などに展示された車両の販売促進に大きく寄与できる展示車両販売促進装置を提供する。
【解決手段】 ヒューズソケット31,32に差し込み可能な一対の接片T1,T2を有するヒューズソケット差し込み端子141,142と、このヒューズソケット差し込み端子141,142の一対の接片T1,T2間を任意のタイミングでオン・オフ制御可能な動作タイミング制御装置11と、この動作タイミング制御装置11を動作させるための電源に接続可能な電源接続端子13とを有し、ヒューズソケット差し込み端子141,142を、ヒューズソケット31,32に差し込むとともに電源接続端子13を電源に接続することによって、ヒューズソケット31,32に対応する複数の電装品を所定の動作パターンで点滅動作させることを特徴とする展示車両販売促進装置。
【選択図】 図5
【解決手段】 ヒューズソケット31,32に差し込み可能な一対の接片T1,T2を有するヒューズソケット差し込み端子141,142と、このヒューズソケット差し込み端子141,142の一対の接片T1,T2間を任意のタイミングでオン・オフ制御可能な動作タイミング制御装置11と、この動作タイミング制御装置11を動作させるための電源に接続可能な電源接続端子13とを有し、ヒューズソケット差し込み端子141,142を、ヒューズソケット31,32に差し込むとともに電源接続端子13を電源に接続することによって、ヒューズソケット31,32に対応する複数の電装品を所定の動作パターンで点滅動作させることを特徴とする展示車両販売促進装置。
【選択図】 図5
Description
本考案は、車両販売店などに展示された車両の販売促進を行うための展示車両販売促進装置に関する。
車両販売店、特に、中古車を扱う中古車販売店は、市街地郊外の交通量の多いバイパス沿いなどに面していることが多く、昼間は、その通りを通行する自動車の運転者や徒歩で通行している通行人からも、外観から見てそれが中古車販売店であることは一目でわかる。
しかし、市街地郊外のバイパス沿いは、夜間は全体的に暗いところが多く、中古車販売店の存在すら忘れられがちである。また、中古車販売店が裏通り沿いに存在する場合には、この傾向はより顕著である。
これに対処するために、中古車販売店に併設された中古車展示場には派手なのぼりや飾り付けなどがなされ、さらに中古車展示場全体に照明を施すなど様々な工夫が凝らされている。これによって、中古車販売店の存在は外観から見て、わかりやすくなるが、このような飾り付けや展示場全体に照明を施すことは、どの中古車販売店でも同じように行われており、特に目新しいものではなく、通行人などに対するアピール度はそれほど大きくないのが現状である。
また、中古車販売店の存在は外観からは目立ったとしても、そこに展示されている商品としての車両(自動車だけでなく二輪車も含むものとする。)それぞれの存在は、意外に目立たないものである。特に、中古車販売店の販売戦略として少しでも早く販売したい車両が存在するような場合には、「お買い得車」あるいは「特選車」などとして、それらの車両の存在を通行人や来店者ユーザに明確にアピールしたい場合もある。このような場合、それらの車両の存在を通行人や来店者により一層わかりやすく知らせるための工夫も必要となる。
商品としての車両の存在をわからせるための手段として、たとえば、車両用ライトを点滅させて車両そのものの存在を顕示するような工夫を施すことが考えられる。その一例として、特許文献1には、車両用ライトを点滅させる手段としての「車両用ライトの制御装置」が開示されている。
特開平11−45294号公報
しかしながら、この「車両用ライトの制御装置」は、走行中などに車両用ライトを点滅させることで他の車両などに対して今までにない種々の合図を送ることを目的としたものであり、展示車両の販売促進のために車両自体が自身の存在を示す動作を行うというものではなく、この「車両用ライトの制御装置」の技術を販売促進のために用いることはできない。
そこで、本考案は、車両販売店の存在ばかりでなく、そこに展示されている個々の車両の存在を通行人や来店者に明確にアピールすることができ、車両販売店などに展示された車両の販売促進に大きく寄与できる展示車両販売促進装置を提供することを目的とする。
(1)本考案の展示車両販売促進装置は、展示されている車両に設けられた複数の電装品のうち、ある特定の電装品を動作させて車両の存在を示すことにより、車両の販売促進を行う展示車両販売促進装置であって、前記複数の電装品に対応するそれぞれのヒューズを差し込むためのヒューズソケットに差し込み可能な一対の接片を有するヒューズソケット差し込み端子と、このヒューズソケット差し込み端子の前記一対の接片間を任意のタイミングでオン・オフ制御可能な動作タイミング制御装置と、この動作タイミング制御装置を動作させるための電源に接続可能な電源接続端子とを有し、前記ヒューズソケット差し込み端子をある特定の電装品に対応するヒューズソケットに差し込むとともに前記電源接続端子を前記電源に接続することによって、該ヒューズソケットに対応する電装品の動作タイミング制御を行い、該電装品を所定の動作パターンで動作させることを特徴とする。
これにより、たとえば、中古車販売店などに展示されている車両の電装品を所定の動作パターンで動作させることができる。このため、車両販売店などの存在ばかりでなく、そこに展示されている個々の車両の存在を通行人や来店者に明確にアピールすることができ、車両販売店などに展示された車両の販売促進に大きく寄与することができる。また、「お買い得車」あるいは「特選車」などが存在する場合、それらの車両を目立たせることができるので、販売促進にあらに大きく寄与することができる。
(2)上記(1)に記載の展示車両販売促進装置においては、前記ヒューズソケット差し込み端子は複数設けられ、ある1台の車両に設けられた複数の電装品または複数の車両それぞれに設けられた少なくとも1つの電装品に対する動作タイミング制御を可能とすることが好ましい。
これにより、前者の場合には、ある1台の車両について複数の電装品の動作タイミング制御が可能となる。また、後者の場合には、複数の車両に対してもそれぞれの車両に存在する1つ以上の電装品の動作タイミング制御が可能となる。このため、販売促進の自由度を高めることができる。
これにより、前者の場合には、ある1台の車両について複数の電装品の動作タイミング制御が可能となる。また、後者の場合には、複数の車両に対してもそれぞれの車両に存在する1つ以上の電装品の動作タイミング制御が可能となる。このため、販売促進の自由度を高めることができる。
(3)上記(1)または(2)に記載の展示車両販売促進装置においては、前記電装品は、車両の照明装置および車両の警笛装置のうち、少なくとも一方であることが好ましい。
これにより、車両の照明装置(たとえば、ヘッドライト、フォグランプ、ブレーキランプ、ルームランプなど)を所定の動作パターンで点滅させたり、車両の警笛装置(たとえば、クラクション)を、所定の動作パターンで鳴動させたりすることができる。このため、車両そのものの存在を通行人や来店者に明確にアピールすることができ、販売促進に大きく寄与できる。
これにより、車両の照明装置(たとえば、ヘッドライト、フォグランプ、ブレーキランプ、ルームランプなど)を所定の動作パターンで点滅させたり、車両の警笛装置(たとえば、クラクション)を、所定の動作パターンで鳴動させたりすることができる。このため、車両そのものの存在を通行人や来店者に明確にアピールすることができ、販売促進に大きく寄与できる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに記載の展示車両販売促進装置においては、前記動作タイミング制御装置は、前記オン・オフ制御におけるオン・オフのタイミングの設定と、オン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間の設定とが可能であることが好ましい。
これにより、電装品の動作パターンをより多彩なものとすることができ、車両販売店の存在およびそこに展示されている車両をより目立たせることができるので、より大きな販売促進効果が得られる。
これにより、電装品の動作パターンをより多彩なものとすることができ、車両販売店の存在およびそこに展示されている車両をより目立たせることができるので、より大きな販売促進効果が得られる。
(5)上記(4)に記載の展示車両販売促進装置においては、前記動作タイミング制御装置は、外周面に多数の溝が設けられモータにより回転可能な複数の動作タイミング設定用円盤と、これら複数の動作タイミング設定用円盤のそれぞれに対応して設けられ可動接点と固定接点とからなる複数のオン・オフ接点とを有し、前記複数の動作タイミング設定用円盤のうち任意の動作タイミング設定用円盤における任意の溝に設定用クリップを差し入れることにより、オン・オフのタイミングの設定と、オン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間の設定とを行うことができるように構成されていることが好ましい。
これにより、複数の動作タイミング設定用円盤のうち任意の動作タイミング設定用円盤における任意の溝に設定用クリップを差し入れることにより、極めて容易、かつ、迅速に、オン・オフのタイミングの設定と、オン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間の設定とを行うことができるようになる。また、これらの設定をプログラミングの知識がなくとも行うことができるため、多くの車両販売店などに広く普及することが可能な展示車両販売促進装置となる。
これにより、複数の動作タイミング設定用円盤のうち任意の動作タイミング設定用円盤における任意の溝に設定用クリップを差し入れることにより、極めて容易、かつ、迅速に、オン・オフのタイミングの設定と、オン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間の設定とを行うことができるようになる。また、これらの設定をプログラミングの知識がなくとも行うことができるため、多くの車両販売店などに広く普及することが可能な展示車両販売促進装置となる。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の展示車両販売促進装置においては、前記動作タイミング制御装置による動作タイミング制御を行う際、動作タイミング制御対象となる電装品を動作させるための電源および前記動作タイミング制御装置を動作させるための電源として、車両に搭載されている車両用のバッテリを用いることが可能である。
これにより、すでに車両に搭載されている車両用のバッテリを用いることができ、手軽に本考案の展示車両販売促進装置を使用することができる。
これにより、すでに車両に搭載されている車両用のバッテリを用いることができ、手軽に本考案の展示車両販売促進装置を使用することができる。
(7)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の展示車両販売促進装置においては、前記動作タイミング制御装置による動作タイミング制御を行う際、動作タイミング制御対象となる電装品を動作させるための電源および前記動作タイミング制御装置を動作させるための電源として、車両に搭載されている車両用のバッテリ以外の電源供給装置を用いることも可能である。
これにより、車両に搭載されている車両用のバッテリの消耗を防ぐことができる。また、電源供給装置として、商用電源を用いて電圧変換(AC/DC変換も含む。)することで車両用のバッテリと同等の機能を持たせるようなものを用いれば、車両用のバッテリを用いる場合のようにバッテリの消耗を気にすることなく長時間の連続使用も可能となる。
これにより、車両に搭載されている車両用のバッテリの消耗を防ぐことができる。また、電源供給装置として、商用電源を用いて電圧変換(AC/DC変換も含む。)することで車両用のバッテリと同等の機能を持たせるようなものを用いれば、車両用のバッテリを用いる場合のようにバッテリの消耗を気にすることなく長時間の連続使用も可能となる。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の展示車両販売促進装置においては、前記電源接続端子は、車両内に設けられたシガレットライタ差し込み部に差し込み可能な電源接続端子であることが好ましい。
このため、ヒューズソケット差し込み端子を所定のヒューズソケットに差し込むとともに、電源接続端子をシガレットライタ差し込み部に挿入するだけの簡単な作業で本考案の展示車両販売促進装置を使用することができる。
このため、ヒューズソケット差し込み端子を所定のヒューズソケットに差し込むとともに、電源接続端子をシガレットライタ差し込み部に挿入するだけの簡単な作業で本考案の展示車両販売促進装置を使用することができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。本考案は、展示されている車両に設けられた電装品を動作させて車両の存在を示すことにより、車両の販売促進を行う展示車両販売促進装置である。
本考案において、車両に設けられた電装品を動作させて車両の存在を示すというのは、その車両に設けられた電装品を所定の動作パターンで動作させることによって、車両そのものの存在を通行人や来店者にアピールすることである。たとえば、電装品の1つである照明装置(ヘッドライト、フォグランプ、ブレーキランプ、ルームランプなど)を、ある動作パターンで点滅させたり、同じく電装品の1つである警笛装置(クラクション)を、ある動作パターンで鳴動させたりすることによって、車両そのものの存在を通行人や来店者にアピールすることである。
なお、本考案の各実施形態(実施形態1〜実施形態3)では、自動車の左右それぞれのヘッドライトを動作タイミング制御対象とし、そのヘッドライトを所定の動作パターンで点滅動作させる場合を例にとって説明する。また、本考案でいう車両とは、自動車のみならず二輪車をも含むものであるが、以下に示す各実施形態(実施形態1〜実施形態3)では、中古車展示場に展示されている自動車に本考案を適用する例について説明する。
図1は、本考案の展示車両販売促進装置の一例を示す外観構成図である。展示車両販売促進装置1は、図1では示されていない動作タイミング制御装置11(図4参照。)を収納する動作タイミング制御装置収納ボックス12、自動車に一般的に設けられているシガレットライタ差し込み部CL(図5参照。)に差し込むことによって電源(自動車に搭載された車両用のバッテリ)に接続可能な電源接続端子13、ヒューズボックス30(図2参照。)に設けられたヒューズソケット31,32,33,・・・(図2参照。)に差し込み可能な一対の接片T1,T2を有する複数のヒューズソケット差し込み端子141,142,・・・を有した構成となっている。このヒューズソケット差し込み端子141,142は、一般的な自動車用のヒューズを用いることができる。なお、ヒューズソケット差し込み端子141,142,・・・は、必要に応じた個数を設けることができる。
図2は、自動車に設けられたヒューズボックス30の内部を概略的に示す図である。このヒューズボックス30は、一般的には、自動車の運転席やエンジンルームなどに設けられており、複数の電装品に対応するそれぞれのヒューズを差し込むためのヒューズソケット31,32,33,・・・を有し、それぞれのヒューズソケット31,32,33,・・・には、複数の電装品に対応するそれぞれのヒューズ41,42,43,・・・が差し込まれるようになっている。
図3は、一般的な自動車用ヒューズの一例(図3(a))と、その一般的な自動車用ヒューズをヒューズソケット差し込み端子として用いる例を示す図(図3(b))である。図3(a)からもわかるように、一般的な自動車用ヒューズは、一対の接片T1,T2と、この一対の接片T1,T2間に介在されているヒューズ線FLとを有した構成となっている。
図3(a)に示すような一般的な自動車用ヒューズを用いる場合、一対の接片T1,T2間に介在されているヒューズ線FLを切断して、図3(b)のような状態とし、これをヒューズソケット差し込み端子141,142,・・・とする。
そして、さらに、一対の接片T1,T2の後端部にリード線L1,L2を半田付けなどにより接続する。このリード線L1,L2は、動作タイミング制御装置11の可動接点VSと固定接点FS(図4参照。)に接続され、可動接点VSと固定接点FSとが所定のタイミングで接触または非接触することによって、一対の接片T1,T2間が所定のタイミングで導通(オン)・非導通(オフ)となる。
なお、このヒューズソケット差し込み端子141,142,・・・は、上述したように、一般的な自動車用ヒューズを用いることができるのはもちろんであるが、ヒューズボックス30の各ヒューズズソケット31,32,33,・・・に差し込み可能な専用のヒューズソケット差し込み端子を作成して、その専用のヒューズソケット差し込み端子を用いてもよい。
図4は、本考案の各実施形態で用いられる動作タイミング制御装置の概略的な構成図である。動作タイミング制御装置11は、図4に示すように、動作タイミング制御装置11を駆動するための電源によって駆動されるモータ21、このモータ21の回転を変速する変速ギヤ(図示せず。)が収納された変速ギヤボックス22、変速後のモータ21の回転を出力するピニオンギヤ23、このピニオンギヤ23の回転をさらに変速(減速)して、その変速(減速)後の回転力を回転軸25に伝達して回転軸25を回転させる回転軸駆動ギヤ24、回転軸25に取り付けられて回転軸25とともに回転する複数の動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26n、これら各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nに対応して設けられ、可動接点VSと固定接点FSとからなるオン・オフ接点271,272,・・・,27nなどを有した構成となっている。
なお、各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nおよびオン・オフ接点271,272,・・・,27nは、必要な数だけ設けることができる。
なお、各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nおよびオン・オフ接点271,272,・・・,27nは、必要な数だけ設けることができる。
また、このような構成の動作タイミング制御装置11には、この動作タイミング制御装置11専用のクリップ28が多数用意されている。このクリップ28は、各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nの外周面に多数設けられた溝の、任意の溝に差し込むことができるようになっている。
また、このクリップ28は、各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nの外周面に設けられた溝に差し込まれることによりカムとしての役目をなす。そして、各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nの回転に伴い、対応するオン・オフ接点271,272,・・・,27nのそれぞれの可動接点VSを押圧または押圧解除する。これによって、各オン・オフ接点271,272,・・・,27nがオン・オフ動作するようになっている。
なお、以下に示す各実施形態では、オン・オフ接点271,272,・・・,27nは、クリップ28が対応する可動接点VSを押圧している状態のときにオンとなり、押圧解除状態のときにオフとなるものとする。
このような構成の動作タイミング制御装置11は、各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nに対するクリップ28の差し込み位置を任意に設定することで、それぞれ対応するオン・オフ接点271,272,・・・,27nのオン・オフのタイミングとオン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間とを任意に設定することができるものであり、いわば、プログラマブルタイマとしての機能を有するものである。
したがって、この動作タイミング制御装置11を用いることで、ある1つの動作部(この場合は、自動車に設けられた電装品)に対するシーケンス制御はもちろんのこと、複数の動作部に対するシーケンス制御が可能となり、それぞれの動作部を様々な動作パターンで動作させることが可能となる。
なお、動作タイミング制御装置11は、モータ21の電源入力側に可変抵抗器などを接続することにより、モータ21の速度を所定範囲で可変できるようにすることも可能であり、モータ21の速度を可変できるようにすれば、より多彩な動作タイミング制御が可能となる。
次に、具体的な実施形態について説明する。
〔実施形態1〕
実施形態1は、中古車展示場に商品として展示された多数の自動車のうち、ある特定の1台の自動車に本考案の展示車両販売促進装置1を適用する例である。前述したように、各実施形態(実施形態1〜実施形態3)では、左右それぞれのヘッドライトを動作タイミング制御対象としている。したがって、実施形態1の場合、展示車両販売促進装置1のヒューズソケット差し込み端子141,142,・・・は2つあればよい。これをヒューズソケット差し込み端子141,142とする。また、実施形態1では、動作タイミング制御装置11を駆動するための電源は、自動車に搭載された車両用のバッテリを用いるものとする。
〔実施形態1〕
実施形態1は、中古車展示場に商品として展示された多数の自動車のうち、ある特定の1台の自動車に本考案の展示車両販売促進装置1を適用する例である。前述したように、各実施形態(実施形態1〜実施形態3)では、左右それぞれのヘッドライトを動作タイミング制御対象としている。したがって、実施形態1の場合、展示車両販売促進装置1のヒューズソケット差し込み端子141,142,・・・は2つあればよい。これをヒューズソケット差し込み端子141,142とする。また、実施形態1では、動作タイミング制御装置11を駆動するための電源は、自動車に搭載された車両用のバッテリを用いるものとする。
図5は、実施形態1に係る展示車両販売促進装置の電気回路および自動車側電気回路を示す図である。図5において、動作タイミング制御装置11の各動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nおよびオン・オフ接点271,272,・・・,27nは、前述すしたように、必要な数だけ設けることができる。ただし、実施形態1は、1台の自動車の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2を動作タイミング制御対象とする例であるので、最低限2枚の動作タイミング設定用円盤(これを動作タイミング設定用円盤261,262とする。)とそれに対応する2つのオン・オフ接点(これをオン・オフ接点271,272とする)とがあればよい。
また、図5では、説明をわかり易くするため、動作タイミング制御装置11の構成は模式的に示されている。
また、図5では、説明をわかり易くするため、動作タイミング制御装置11の構成は模式的に示されている。
図5からもわかるように、動作タイミング設定用円盤261,262には、それぞれ複数のクリップ28が所定の間隔で差し込まれている。実施形態1では、左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2を、たとえば、2秒間隔で交互に点滅動作するように、複数のクリップ28が動作タイミング設定用円盤261,262に差し込まれているものとする。
また、図5において、一点鎖線で囲った部分は、自動車側電気回路を示すものである。この自動車側電気回路は、自動車にもともと備えられている電気回路であり、実施形態1を説明する上で必要な部分のみが示されている。
この自動車側電気回路は、左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2、バッテリBT、ヒューズボックス30内に存在する左右それぞれのヘッドライト用ヒューズソケット31,32、シガレットライタ差し込み部CLを有している。
この他、自動車側電気回路にはヘッドライトHL1,HL2を点灯・消灯させるためのヘッドライトスイッチ(図示せず。)が設けられている。なお、実施形態1に係る展示車両販売促進装置1を使用する場合は、上記のヘッドライトスイッチはオン状態としておくものとする。
このような自動車側電気回路において、動作タイミング制御装置11の2つのヒューズソケット差し込み端子141,142のうち、一方のヒューズソケット差し込み端子(たとえば、ヒューズソケット差し込み端子141)を左側のヘッドライト用ヒューズソケット31に差し込むことによって、左側のヘッドライト用ヒューズソケット31の端子間には、オン・オフ接点271が介在されることになる。また、他方のヒューズソケット差し込み端子(たとえば、ヒューズソケット差し込み端子142)を右側のヘッドライト用ヒューズソケット32に差し込むことによって、右側のヘッドライト用ヒューズソケット32の端子間にはオン・オフ接点272が介在されることになる。
また、動作タイミング制御装置11は、電源接続端子13がシガレットライタ差し込み部CLに差し込まれることにより、モータ21にバッテリBTからの電力が供給されて、モータ21が駆動されるようになっている。
このような構成において、動作タイミング制御装置11の2つのヒューズソケット差し込み端子141,142が、それぞれ対応するヘッドライト用ヒューズソケット31,32に差し込まれ、さらに、電源接続端子13がシガレットライタ差し込み部CLに差し込まれることにより、モータ21にバッテリBTからの電力供給がなされて動作タイミング制御装置11の動作が開始する。これにより、動作タイミング設定用円盤261,262が回転し、その回転に伴って、クリップ28がオン・オフ接点271,272をオン・オフさせる。
図6は、実施形態1における自動車のヘッドライトの点滅動作例を示す図である。なお、この図6において、灰色で示したヘッドライトが点灯を表し、白で示したヘッドライトが消灯を表している。実施形態1では、たとえば、左右のヘッドライトHL1,HL2を2秒ごとに交互に点滅動作させるという設定となっているので、図6に示すように、自動車の左右のヘッドライトHL1,HL2は、2秒周期で交互に点滅動作を繰り返す。
なお、ヘッドライトHL1,HL2を点滅動作させるための動作タイミングは、それぞれ対応する動作タイミング設定用円盤261,262に対する各クリップ28の取り付け位置を選ぶことで任意に設定することができ、それによって、様々な動作パターンでヘッドライトHL1,HL2を点滅動作させることができる。
このように、展示されている自動車のヘッドライトHL1,HL2が所定の動作パターンで点滅動作することによって、自動車そのものの存在を通行人や来店者にアピールすることができる。これは、従来から一般的に行われれているスポットライトによる照明などに比べて、より一層、通行人や来店者などに強い印象を与えることができ、人目を引くものとなる。また、従来のスポットライトなどと併用すれば、その効果はより大きくなる。
また、実施形態1では、動作タイミング制御装置11は、2枚の動作タイミング設定用円盤261,262を有した例であるが、さらに動作タイミング設定用円盤を追加することによって、ヘッドライトHL1,HL2以外の照明(ルームランプなど)や警笛装置(クラクション)などをも動作タイミング制御対象とすることができる。この場合も、ヒューズボックス30のそれぞれのヒューズソケットに、それぞれに対応するヒューズソケット差し込み端子を差し込むだけで、ヘッドライトHL1,HL2と同様の動作タイミング制御が可能となる。
〔実施形態2〕
実施形態2は、動作タイミング制御装置11の動作タイミング設定用円盤をさらに追加することによって、自動車にもともと備わっていない市販のランプ(12V用ランプ)などを外部照明として用い、その市販のランプを動作タイミング制御可能とするものである。たとえば、市販のランプを、自動車の天井部分に取り付けたりスポットライトとして路面上などに設置したりする。そして、この市販のランプに対してもヘッドライトHL1,HL2と同様に、所定の動作パターンで点滅動作させる。
実施形態2は、動作タイミング制御装置11の動作タイミング設定用円盤をさらに追加することによって、自動車にもともと備わっていない市販のランプ(12V用ランプ)などを外部照明として用い、その市販のランプを動作タイミング制御可能とするものである。たとえば、市販のランプを、自動車の天井部分に取り付けたりスポットライトとして路面上などに設置したりする。そして、この市販のランプに対してもヘッドライトHL1,HL2と同様に、所定の動作パターンで点滅動作させる。
この場合、展示車両販売促進装置1の電気回路や動作タイミング制御装置11の構成などは実施形態1と同じである。また、市販のランプに供給する電源は、自動車に搭載されている車両用のバッテリBTから取る。なお、車両用のバッテリ以外の電源供給装置(直流12Vの出力が可能な外部電源)を外部電源として用い、この外部電源から取ることも可能である。
このように、自動車に備わっていない市販のランプを用いる場合、その市販のランプと電源(車両用のバッテリまたは外部電源)との間に、実施形態2で用いるヒューズソケット差し込み端子(図3(b)参照。)との接続が可能なソケットを作成し、動作タイミング制御装置11側では、空きのヒューズソケット差し込み端子を余分に幾つか設けておく。そして、その空きのヒューズソケット差し込み端子を市販のランプと電源との間に設けられたソケットに差し込むことにより、その市販のランプに対しても、ヘッドライトHL1,HL2と同様な動作タイミング制御が可能となる。
図7は、実施形態2における自動車のヘッドライトおよび市販のランプをスポットライトとして用いた場合の点滅動作を示す図である。図7は、市販のランプなどをスポットライトSL1,SL2として用い、そのスポットライトSL1,SL2を自動車のヘッドライトHL1,HL2とともに所定の周期で点滅制御させた例である。
なお、実施形態2の例では、図7に示すように、ヘッドライトHL1が点灯しているときはスポットライトSL2が点灯し、ヘッドライトHL2が点灯しているときはスポットライトSL1が点灯しているが、その点滅動作は、それぞれ対応する動作タイミング設定用円盤に対するクリップ28の取り付け位置を選ぶことで任意に設定することができ、様々な動作パターンで動作させることができる。
このように、ヘッドライトHL1,HL2と外部照明とを組み合わせて所定の動作パターンで点滅動作させることにより、自動車の存在を通行人や来店者などに、より一層、明確にアピールすることができる。
〔実施形態3〕
上記した実施形態1および実施形態2では、1台の自動車に本考案を適用した例について説明したが、本考案は複数の自動車に対しても適用することができるのはもちろんである。そこで、実施形態3では、複数の自動車に本考案を適用した例について説明する。
上記した実施形態1および実施形態2では、1台の自動車に本考案を適用した例について説明したが、本考案は複数の自動車に対しても適用することができるのはもちろんである。そこで、実施形態3では、複数の自動車に本考案を適用した例について説明する。
図8は、実施形態3に係る展示車両販売促進装置の電気回路および自動車側電気回路を示す図である。なお、図8は、自動車用電気回路が複数存在する以外は図5と同じ構成であるので、図5と同一部分には同一符号が付されている。
実施形態3においても、実施形態1と同様に、自動車の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2を所定の動作パターンで点滅動作させるものとする。したがって、図8に示すように、たとえば、制御対象となる2台の自動車#1および自動車#2があって、それぞれの自動車#1,#2ごとに2つのヘッドライトHL1,HL2があるとすれば、動作タイミング制御装置11の動作タイミング設定用円盤は4枚あればよい。この4枚の動作タイミング設定用円盤を動作タイミング設定用円盤261,262,263,264とする。
したがって、動作タイミング制御装置11は、最低限4枚の動作タイミング設定用円盤261,262,263,264を有し、かつ、4個のヒューズソケット差し込み端子141,142,143,144を有したものを使用する。この場合、自動車#1に対しては、動作タイミング設定用円盤261,262と、ヒューズソケット差し込み端子141,142とを割り当て、自動車#2に対しては、動作タイミング設定用円盤263,264と、ヒューズソケット差し込み端子143,144とを割り当てる。
ここで、実施形態3においては、動作タイミング制御装置11は、自動車#1に設置しておくものとする。このため、自動車#1においては、実施形態1と同様に、動作タイミング制御装置11のヒューズソケット差し込み端子141,142を自身のヒューズボックス30のヘッドライト用ヒューズソケット31,32に差し込めばよい。一方、自動車#2においては、自動車#1に設置された動作タイミング制御装置11のリード線L1,L2を延長し、ヒューズソケット差し込み端子143,144を、自動車#2に存在するヒューズボックス30に差し込むことになる。
そして、自動車#1では、それぞれのヒューズソケット差し込み端子141,142を、実施形態1で説明したように、それぞれのヘッドライト用ヒューズソケット31,32に差し込み、自動車#2においても同様に、それぞれのヒューズソケット差し込み端子143,144を、それぞれのヘッドライト用ヒューズソケット31,32に差し込む。さらに、電源接続端子13を自動車#1のシガレットライタ差し込み部CLに差し込むことによって、自動車#1,#2の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2を様々な動作パターンで点滅動作させることができる。
図9は、実施形態3における2台の自動車#1,#2のヘッドライト点滅動作例を示す図である。この図9においても、灰色で示したヘッドライトが点灯を表し、白で示したヘッドライトが消灯を表している。
実施形態3では、図9に示すように、たとえば、自動車#1の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2が2秒間点灯したあと消灯し、続いて、自動車#2の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2が2秒間点灯したあと消灯し、続いて、自動車#1の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2が2秒間点灯するというように、2台の自動車#1,#2の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2が2秒周期で交互に点滅動作をくり返す。
なお、この場合も、動作タイミング設定用円盤261,262,263,264における各クリップ28の差し込み位置を工夫することによって、自動車#1、#2の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2に対し、多様な動作タイミング制御を行わせることができ、様々な動作パターンでの点滅動作を行わせることができることはもちろんである。
また、実施形態3では、2台の自動車を動作タイミング制御対象としたが、2台に限られるものではなく、動作タイミング制御装置11の動作タイミング設定用円盤を増やすことで、さらに多くの自動車を動作タイミング制御対象とすることも可能である。
このように、中古車販売店に展示された複数の自動車の左右それぞれのヘッドライトHL1,HL2を所定の動作パターンで点滅動作させることによって、車両販売店などの存在ばかりでなく、そこに展示されている個々の車両の存在を通行人や来店者に明確にアピールすることができ、車両販売店などに展示された車両の販売促進に大きく寄与することができる。
なお、本考案は上記の各実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々態様において実施可能となるものである。たとえば、以下の(1)から(3)のような態様による実施も可能である。
(1)上記の各実施形態1〜3では、動作タイミング制御装置11を動作させるための電源およびヘッドライトHL1,HL2などの電装品を動作させるための電源として、自動車にもともと搭載されている車両用のバッテリを用いる場合を例にとって説明したが、これらの電源として、車両用のバッテリ以外の電源供給装置を外部電源として用いることもできる。
このように、外部電源を上記の各実施形態1〜3で説明した車両用のバッテリの代わりとして使用することも可能であり、これによれば、自動車にもともと搭載されている車両用のバッテリの消耗を防ぐことができる。特に、中古車などに搭載されているバッテリは、バッテリの能力が十分でない場合も多いので、特に効果が大きい。
外部電源としては、たとえば、特開2002−2420号公報に記載された「車両用電源装置」を用いることもできる。この車両用電源装置は、100Vの商用電源を一般的な車両用のバッテリと同じ12Vの直流電源に変換する機能を有し、自動車などの車両に搭載されているバッテリと交換自在に自動車などの車両に搭載可能なものである。
また、外部電源として、特開2002−2420号公報に記載された「車両用電源装置」に代えて、市販の電圧変換器(AC/DC変換機能も含む)を用いてもよいことはもちろんである。この場合、市販の電圧変換器は、自動車内設置型としてもよく、また、防水などを考慮した上で屋外設置型としてもよい。
また、外部電源を用いる場合、1台の外部電源を複数の自動車への電源供給用として用いることもできる。たとえば、各自動車にもともと搭載されている車両用のバッテリを、自動車側のプラス側接続端子およびマイナス側(アース側)接続端子から外し、その後、外部電源のプラス側端子およびマイナス側(アース側)端子を、複数の自動車のそれぞれの自動車側のプラス側端子およびマイナス側(アース側)端子に、それぞれケーブルなどによって接続する。
これによって、1台の外部電源で、上記の各実施形態1〜3で説明したような動作タイミング制御を行うことができる。なお、この場合、外部電源は、ある1台の自動車のバッテリ搭載場所に設置し、そこから他の自動車にケーブルによって配線するようにしてもよいし、車外に設置して、そこからすべての自動車にケーブルによって配線するようにしてもよい。
(2)上記の各実施形態1〜3では、車両としては自動車を例にとって説明したが、本考案は自動車に限られるものではなく、二輪車であってもよい。また、上記の各実施形態1〜3では、中古車販売店に展示されている自動車に本考案を適用する例について説明したが、新車を扱う自動車販売店に展示されている車両にも本考案を適用することができる。
(3)上記の各実施形態1〜3では、動作タイミング制御装置11として、図4に示すような動作タイミング設定用円盤261,262,・・・,26nの回転により、オン・オフを作り出す機械的な動作タイミング制御装置を用いたが、本考案はこれに限られるものではなく、たとえば、コンピュータのソフトウエア処理によりオン・オフ制御を行う動作タイミング制御装置を用いることも可能である。
1 展示車両販売促進装置、11 動作タイミング制御装置、13 電源接続端子、141,142 ヒューズソケット差し込み端子、21 モータ、261,262,・・・,26n 動作タイミング設定円盤、271,272,・・・,27n オン・オフ接点、28 クリップ、30 ヒューズボックス、31,32,33,・・・ ヒューズソケット、41,42,43,・・・ ヒューズ、BT バッテリ、HL1,HL2 ヘッドライト、CL シガレットライタ差し込み部、VS 可動接点、FS 固定接点、SL1,SL2 スポットライト
Claims (8)
- 展示されている車両に設けられた複数の電装品のうち、ある特定の電装品を動作させて車両の存在を示すことにより、車両の販売促進を行うための展示車両販売促進装置であって、
前記複数の電装品に対応するそれぞれのヒューズを差し込むためのヒューズソケットに差し込み可能な一対の接片を有するヒューズソケット差し込み端子と、
このヒューズソケット差し込み端子の前記一対の接片間を任意のタイミングでオン・オフ制御可能な動作タイミング制御装置と、
この動作タイミング制御装置を動作させるための電源に接続可能な電源接続端子とを有し、
前記ヒューズソケット差し込み端子をある特定の電装品に対応するヒューズソケットに差し込むとともに前記電源接続端子を前記電源に接続することによって、該ヒューズソケットに対応する電装品の動作タイミング制御を行い、該電装品を所定の動作パターンで動作させることを特徴とする展示車両販売促進装置。 - 請求項1に記載の展示車両販売促進装置において、前記ヒューズソケット差し込み端子は複数設けられ、ある1台の車両に設けられた複数の電装品または複数の車両のそれぞれに設けられた少なくとも1つの電装品に対する動作タイミング制御を可能とすることを特徴とする展示車両販売促進装置。
- 請求項1または2に記載の展示車両販売促進装置において、前記電装品は、車両の照明装置および車両の警笛装置のうち、少なくとも一方であることを特徴とする展示車両販売促進装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の展示車両販売促進装置において、前記動作タイミング制御装置は、前記オン・オフ制御におけるオン・オフのタイミングの設定と、オン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間の設定とが可能であることを特徴とする展示車両販売促進装置。
- 請求項4に記載の展示車両販売促進装置において、前記動作タイミング制御装置は、外周面に多数の溝が設けられモータにより回転可能な複数の動作タイミング設定用円盤と、これら複数の動作タイミング設定用円盤のそれぞれに対応して設けられ可動接点と固定接点とからなる複数のオン・オフ接点とを有し、前記複数の動作タイミング設定用円盤のうち任意の動作タイミング設定用円盤における任意の溝に設定用クリップを差し入れることにより、オン・オフのタイミングの設定と、オン状態の継続時間およびオフ状態の継続時間の設定とを行うことができるように構成されていることを特徴とする展示車両販売促進装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の展示車両販売促進装置において、前記動作タイミング制御装置による動作タイミング制御を行う際、動作タイミング制御対象となる電装品を動作させるための電源および前記動作タイミング制御装置を動作させるための電源として、車両に搭載されている車両用のバッテリを用いることを特徴とする展示車両販売促進装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の展示車両販売促進装置において、前記動作タイミング制御装置による動作タイミング制御を行う際、動作タイミング制御対象となる電装品を動作させるための電源および前記動作タイミング制御装置を動作させるための電源として、車両に搭載されている車両用のバッテリ以外の電源供給装置を用いることを特徴とする展示車両販売促進装置。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の展示車両販売促進装置において、前記電源接続端子は、車両内に設けられたシガレットライタ差し込み部に差し込み可能な電源接続端子であることを特徴とする展示車両販売促進装置。
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