JP3104349B2 - 収録装置、再生装置、収録方法および再生方法、および、信号処理装置 - Google Patents

収録装置、再生装置、収録方法および再生方法、および、信号処理装置

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JP3104349B2
JP3104349B2 JP03336232A JP33623291A JP3104349B2 JP 3104349 B2 JP3104349 B2 JP 3104349B2 JP 03336232 A JP03336232 A JP 03336232A JP 33623291 A JP33623291 A JP 33623291A JP 3104349 B2 JP3104349 B2 JP 3104349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音と映像を同時的に記録
する収録装置および収録方法と,収録された音および映
像を再生する再生装置および再生方法、および、収録装
置と再生装置を結合させた信号処理装置に関するもので
あり,特に,音源または音検出装置の位置情報を記録す
るとともにその音源のある風景を撮影し,その再生映像
と対応する音源位置からあたかも実音像として再生可能
な収録装置および収録方法とその再生装置および再生方
法、および、信号処理装置に関する。更に特定的には本
発明の収録装置および収録方法は音信号の記録チャネル
および映像信号の記録チャネルと位置情報の多重記録チ
ャネルとを異ならせて記録する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】立体テレビの研究が進められている。こ
の立体テレビにおいては,映像の立体的な再生(再現)
をいかに忠実にするかという観点から,その映像の記録
と音の記録をいかに行い,これら収録された音と映像か
らいかに忠実に映像と音を再生するかが問題となる。ま
た音を実音像として再生することが要望されており,空
間的な広がりを持つ音響,音声などの音を実音像として
いかに忠実に再現(再生)するかについて,種々の収録
方式およびその再生方式が提案され試みられている。
【0003】たとえば,音に関しては,一般的な収音再
生方法である「インテンシティステレオ方式は,多数の
マイクロフォンを用いて収音し,定められた複数のチャ
ネル,たとえば,Nチャネルにレベル差,時間差などの
情報を付加して振り分けて録音し,その再生時に,定め
られた位置に配設されたN個のスピーカによって音像を
生成する。また音の収音・再生に関してバイノーラル収
音再生方式,ワンポイント収音再生方式も知られてい
る。さらに多数のスピーカを配設して実音像を形成させ
ようとする試みが知られている(たとえば,特開平2−
224495号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した例に代表され
る従来の音および映像の収録・再生方式はいずれも虚音
像を再生するものであるから,依然として実音像を生成
するという本来の目的を達成することができない。特
に,再生された映像と対応する音源位置から音が発する
ように映像と音を再生することができない。その結果と
して,依然として虚音像に起因する問題,たとえば,音
の再生位置が限定され,位置がずれると音の像が結ば
ず,虚音像の位置に近づくと実体感がないといった問題
がある。また上記多数のスピーカを配設して実音像を形
成しようとする試みも,マトリクス状に配設されたスピ
ーカへの制御であり,音源に対応した制御を行っておら
ず,実音像を形成することはできない。
【0005】一般的に,映像の関連における実音像の生
成は単に収音および撮像,および,これらの再生のみで
なく,当然ながら,収音および撮像過程から音および映
像の再生過程に至る全体的な条件を考慮する必要があ
る。そのためには,収録方法,編集方法などを考慮しな
ければならない。本発明は上述した従来の収録・再生方
式における問題を解決し,再生映像における音源から実
音像を生成可能な映像および音の収録装置と収録方法
よびその再生装置と再生方法、および、収録装置と再生
装置とを結合した信号処理装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の収録装置は、
録の対象となる音源の位置および上記音源からの可聴音
を検出する音検出手段の配設位置および上記音源の位置
の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報信号を
多重化する信号多重化手段と、上記音検出手段からの出
力信号を記録媒体の音声チャネルに記録し、同時的に上
記音源のある風景を撮像する撮像手段からの出力信号を
上記記録媒体の映像チャネルに記録し、さらに同時的に
上記信号多重化手段において多重化された上記位置情報
信号を上記記録媒体の上記音声チャネルおよび上記映像
チャネルと異なるチャネルに記録する手段とを具備す
る。
【0007】好適には、収録装置は上記位置情報信号を
検出して上記信号多重化手段に入力する位置情報検出手
段をも具備する。 また好適には、収録装置は上記位置情
報信号を上記信号多重化手段に設定する位置情報設定手
段をも具備する
【0008】好適には、上記信号多重化手段は、上記音
源の大きさを示す音源寸法情報信号を上記記録媒体の上
記音声チャネルおよび上記映像チャネルと異なるチャネ
ルに多重化する
【0009】さらに好適には、上記信号多重化手段は、
上記音源の指向性および上記音検出手段の指向性の少な
くともいずれか一方の指向性を示す指向性情報信号を、
上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
るチャネルに多重化する。
【0010】また好適には、上記信号多重化手段は、上
記撮像手段の配設位置を示す撮像位置情報信号を上記記
録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異なるチャ
ネルに多重化する。
【0011】本発明の第1形態の再生装置は、記録媒体
の音声チャネルに記録された音信号を読み出す手段と,
上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読みだして
再生する手段と,上記記録媒体の音声チャネルおよび映
像チャネルと異なるチャネルに多重化記録された上記音
信号に対応する音源位置および該音源からの可聴音を
検出した音検出手段の配設位置の少なくともいずれか一
方の位置を示す位置情報信号を読み出し分離する手段
と、上記分離された位置情報信号に基づいて上記読み出
された音信号の振幅および遅延時間を調整する手段とを
具備する。
【0012】本発明の第2形態の再生装置は、記録媒体
の音声チャネルに記録された音信号を読み出す手段と、
上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
生する手段と、上記記録媒体の音声チャネルおよび映像
チャネルと異なるチャネルに多重化記録された上記音信
号に対応する音源位置および該音源からの可聴音を検
出した音検出手段の配設位置の少なくともいずれか一方
の位置を示す位置情報信号、上記音信号に対応する音源
寸法情報信号、上記音源の指向性および上記音検出手段
の指向性の少なくともいずれか一方の指向性を示す指向
性情報信号、および上記撮像手段の配設位置を示す撮像
位置情報信号を読み出し分離する手段と、上記分離され
た位置情報信号、音源寸法情報信号、指向性情報信号お
よび撮像位置情報信号に基づいて上記読み出された音信
号の振幅および遅延時間を調整する手段とを具備する。
【0013】本発明の第3形態の再生装置は、記録媒体
の音声チャネルに記録された音信号 を読み出す手段と、
上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
生する手段と、上記記録媒体の音声チャネルおよび映像
チャネルと異なるチャネルに多重化記録された上記音信
号に対応する音源位置および上記音検出手段の配設位置
の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報信号、
上記音信号に対応する音源寸法情報信号、および上記音
源の指向性および上記音検出手段の指向性の少なくとも
いずれか一方の指向性を示す指向性情報信号を示す指向
性情報を読み出し分離する手段と、上記分離された位置
情報信号、音源寸法情報信号および指向性情報信号に基
づいて上記読み出された音信号の振幅および遅延時間を
調整する手段とを具備する。
【0014】本発明の第4形態の再生装置は、記録媒体
の音声チャネルに記録された音信号を読み出す手段と、
上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
生する手段と、上記記録媒体の音声チャネルおよび映像
チャネルと異なるチャネルに多重化記録された上記音信
号に対応する音源位置および上記音検出手段の配設位置
の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報信号、
上記音信号に対応する音源寸法情報信号、上記音源の指
向性および上記音検出手段の指向性の少なくともいずれ
か一方の指向性を示す指向性情報信号を示す指向性情
報、および上記撮像手段の配設位置を示す撮像位置情報
信号を読み出し分離する手段と、上記分離された位置情
報信号、音源寸法情報信号、指向性情報信号および撮像
位置情報信号に基づいて上記読み出された音信号の振幅
および遅延時間を調整する手段とを具備する。
【0015】好適には、上記再生装置において、上記再
生された撮像信号を映像として再生し、上記映像に対応
する音源位置から対応する音を発するように上記音信号
の振幅および遅延時間を調整する。
【0016】好適には、上記再生装置は上記調整された
音信号を可聴音に変換して出力する音再生手段をも具備
する。
【0017】本発明の収録方法は、音検出手段により検
出した音信号を記録媒体の音声チャネルに記録し、同時
的に上記音源のある風景を撮像する撮像手段からの撮像
信号を上記記録媒体の映像チャネルに記録し、さらに同
時的に上記音信号の音源位置および該音源からの可聴
音を検出した音検出手段の配設位置の少なくともいずれ
か一方の位置を示す位置情報信号を多重化して上記記録
媒体の上記音声チャネルおよび上記映像チャネルと異な
るチャネルに記録する。
【0018】本発明の再生方法は、記録媒体の音声チャ
ネルに記録された音信号を読み出し、上記音信号の記録
と同時的に上記記録媒体の映像チャネルに記録された音
源のある風景の撮像信号を読み出し再生し、同時的に上
記音声チャネルおよび映像チャネルと異なるチャネルに
多重化記録された上記音信号に対応する音源位置およ
該音源からの可聴音を検出した音検出手段の配設位置
の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報信号を
読み出し分離し、上記分離された位置情報信号に基づい
て上記読み出された音信号の振幅および遅延時間を調整
し、上記調整された音信号を可聴音に変換して上記再生
した映像と対応する音源位置から可聴音に変換して出力
する。
【0019】本発明の信号処理装置は、上記収録装置、
および、該収録装置と信号媒介手段を介して接続された
上記種々の観点の再生装置を有する。上記信号媒介手段
は記録媒体を含む。
【0020】
【作用】本発明の収録装置および収録方法において、
のある風景を撮像し,その音源からの音を同時的に
録する。その音信号の記録に加えて,その音源の位置お
よび音検出手段の配設位置を示す位置情報も音信号を
したチャネルとは異なるチャネルに多重化して記録す
る。音信号とその位置関係が対応しているから,その編
集段階および再生段階において音源の位置関係,およ
び,音検出手段の配設位置を考慮して実音像を生成する
音の編集および再生が可能となる。特に映像信号を記録
したチャネル,音信号を記録したチャネルと位置情報
多重化したチャネルが異なっているので,後処理として
行う編集作業および再生動作における信号の取扱が容易
になる。上記多重化に音源の大きさ情報を加えると,上
記実音像の生成が一層正確になる。この音源の寸法情報
の多重化は音信号を記録したチャネルと異なっていれば
よく,位置情報を多重化したチャネルと同じチャネルに
することができる。通常,音信号は連続的に変化するの
で情報量が多いが,位置変化は緩慢であり,音源の大き
さは変化が少ない。したがって,音信号の記録チャネル
とは異ならせておけば信号処理の観点からは便利であ
る。さらに指向性情報を加えると実音像の生成がさらに
正確に実現できる。この指向性情報を多重化するチャネ
ルは音信号を記録したチャネルと異なっていればよい。
【0021】また上記音の実音像形成に加えて,撮像手
段の位置情報を上記音源の位置情報との関連を持って
することにより,再生画像と対応する音源位置に実音
像を生成することができる。
【0022】本発明の再生装置および再生方法において
は,上記収録装置および収録方法によって記録された映
像信号,音信号,位置情報に基づいて映像および音を再
生する。映像と音源との位置関係が対応付けられている
ので,再生画像と対応する音源位置に実音像を生成させ
ることができる。上記位置情報に加えて,音源寸法,指
向性などの情報に基づいてより正確な実音像を生成す
る。
【0023】本発明の信号処理装置においては、上述し
た収録装置と上述した再生装置を結合させることによ
り、収録から再生まで効率のよい処理が行われる。
【0024】
【実施例】図1に本発明の収録装置の第1実施例として
の収録装置の構成図を示す。本明細書における「収録」
は映像の記録と音の記録を意味する。また後述する「再
生」は本明細書において音と映像の再生を意味する。図
1に示した収録装置を,具体例,たとえば,演奏会会場
における演奏の生収録を行う場合に関連づけて述べる。
【0025】一般的に言って,音の処理は,たとえば,
演奏会の演奏音,自動車競技場内のエンジン音などの収
音し再生する対象となる音源の位置,大きさ,収音マイ
クロフォンの位置,感度特性,指向性などの収音条件,
編集方法とその装置条件,再生方法,音処理に使用する
装置の性能などの一連の関連事項を全体としてみて,い
かにして実音像を生成することが可能かについての観点
から,再びそれぞれの処理過程における条件が決定され
ることになる。また本発明の収録装置においては,音と
映像との関連をつけた収録を行う必要がある。したがっ
て,本発明の収録装置は,音源映像とを関連づけて音
源からの音を,編集し,再生することを考慮し,再生映
像との関連のもとで実音像を再生可能なように収録す
る。
【0026】図1において,演奏会会場には収音すべき
音源としてピアノ1,バイオリン3などの複数の楽器の
他に,演奏会会場5の聴衆からの音が存在する。図1に
示した収録装置は,ピアノ1からの音響を検出する第1
のマイクロフォン11,バイオリン3からの音響を検出
する第M番目のマイクロフォン12,会場5からの音響
を検出する第(M+1)番目のマイクロフォン14〜第
N番目のマイクロフォン15からの音信号を入力され
る。また収録装置は,第1のマイクロフォン11の位置
を示す情報を提供する第1の位置検出装置21,第M番
目のマイクロフォン12の位置を示す情報を提供する第
M番目の位置検出装置22を有する。収録装置はさらに
音源としてのピアノ1を撮影する第1の撮像装置61,
バイオリン3を撮影する第2の撮像装置62からの映像
信号を入力される。これら第1の撮像装置61および第
2の撮像装置62は具体的にはテレビカメラである。さ
らに収音装置は,第1のマルチプレクサ31,第2のマ
ルチプレクサ32,および,収録信号処理記録装置40
を有する。
【0027】第1のマイクロフォン11はピアノ1の近
傍に配設され,主としてピアノ1を音源とする音響を検
出して第2のマルチプレクサ32に出力する。同様に,
第M番目のマイクロフォン12はバイオリン3の近傍に
配設され,主としてバイオリン3を音源とする音響を検
出して第2のマルチプレクサ32に出力する。なお、後
述のように、第1のマイクロフォン11および第M番目
のマイクロフォン12からの音信号は多重化せずに収録
信号処理記録装置40に出力してもよい。
【0028】第1の位置検出装置21はピアノ1の位置
情報を出力し,第M番目の位置検出装置22はバイオリ
ン3の位置情報を出力する。これらのマイクロフォン位
置情報検出信号MP1 ,MPM は第1のマルチプレクサ
31に入力される。第1の位置検出装置21および第M
番目の位置検出装置22から提供される上記位置情報
は,たとえば,演奏会会場5の指揮者の位置を座標位置
の原点として,直交座標系における相対的位置または絶
対位置として示される。また,これらの位置情報は直交
座標に限らず,極座標系で示してもよい。演奏会会場に
おけるピアノ1,バイオリン3などの楽器は通常,その
演奏会会場5において固定した位置に配設されている。
したがって,この例においては,第1の位置検出装置2
1および第M番目の位置検出装置22は,固定したピア
ノ1およびバイオリン3の配置位置情報を提供する。演
奏会会場5の聴衆からの音響の位置情報は第(M+1)
番目のマイクロフォン14〜第N番目のマイクロフォン
15の配設位置情報として収音信号処理記録装置40に
設定されてもよい。
【0029】第1のマルチプレクサ31は第1の位置検
出装置21からのマイクロフォン位置情報検出信号MP
1 と第M番目の位置検出装置22からのマイクロフォン
位置情報検出信号MPM を多重化する。同様に,第2の
マルチプレクサ32は第1のマイクロフォン11からの
マイクロフォン検出音信号S1 と第M番目のマイクロフ
ォン12からのマイクロフォン検出音信号SM 多重化
する。これら多重化された信号はそれぞれ入力多重化信
号IM1 およびIMM として収音信号処理記録装置40
に入力されてそれぞれの音声チャネルに対応した位置に
記録される。このようにマイクロフォン検出音信号Sと
対応するマイクロフォン位置情報検出信号MPとは異な
るチャネルに多重化された状態で記録される。
【0030】第1のマルチプレクサ31および第2のマ
ルチプレクサ32における音信号および位置情報の多重
化方法としては,たとえば,アナログ信号処理に適した
周波数多重化方法またはディジタル信号処理に適した時
分割多重化方法などで行う。図2を参照して,位置情報
の周波数多重化方法を述べる。図2の横軸は周波数を示
している。第1の位置検出装置21からのマイクロフォ
ン位置情報検出信号MP1 と第M番目の位置検出装置2
2からのマイクロフォン位置情報検出信号MPM とは異
なる周波数帯域で周波数多重化される。あるチャネルに
ついて上記位置情報の多重化が行われ,このチャネルと
は異なるチャネルにマイクロフォン検出音信号S1 およ
びSM の多重化が行われる。このように位置情報の多重
化チャネルと音信号の多重化チャネルとを異ならせると
同じ周波数帯域を独立に使用でき,また,その後に行う
編集処理および再生動作における信号の取扱が容易にな
る。
【0031】図3を参照して時分割多重化処理について
述べる。あるチャネルについて複数のマイクロフォン位
置情報検出信号MP1 〜MPM が時分割多重化される。
図中, 記号FMはフレームマーカを示す。音信号の多重
化も上記同様に行われる。ただし,上述したように,位
置情報の多重化と音信号の多重化とは異なるチャネルを
用いて行う。
【0032】第1のマルチプレクサ31および第2のマ
ルチプレクサ32における多重化としてはディジタル処
理を行う時分割多重化が容易であるが,周波数多重化は
価格的要因も考慮すると第1のマルチプレクサ31およ
び第2のマルチプレクサ32で個別に行うことがやや難
しい。したがって,周波数多重化を行う場合,マイクロ
フォン検出音信号Sおよびマイクロフォン位置情報検出
信号MPを一旦,収録信号処理記録装置40に入力し
て,収録信号処理記録装置40内で周波数多重化しても
よい。また収録信号処理記録装置40において時分割多
重化処理を行ってもよい。いずれにしても,収録信号処
記録装置40からは異なるチャネルに音信および
れに対応する位置情報それぞれ多重化されて出力され
る。なお、後述するように、収録信号処理記録装置40
に多重化信号を分離する回路を設けて分離されたそれぞ
れの信号を出力してもよい。
【0033】収録信号処理記録装置40には第1の撮像
装置61および第2の撮像装置62からのビデオ信号V
1 およびVD2 が入力され,映像信号として記録され
る。これら第1の撮像装置61おび第2の撮像装置62
の撮影位置情報が上記絶対位置またはピアノ1などの音
源との相対位置を示す位置情報として収録信号処理記録
装置40に設定されてもよい。また,第1の撮像装置6
1または第2の撮像装置62が移動する場合は第1の位
置検出装置21または第M番目の位置検出装置22のよ
うに撮像装置61,62についても位置検出装置を設け
てそれらの位置を検出するようにしてもよい。その場
合,マルチプレクサ31と同様なマルチプレクサ(図示
せず)を付加し,それらの位置情報を多重化して記録す
る。
【0034】収録信号処理記録装置40は第(M+1)
番目のマイクロフォン14〜第N番目のマイクロフォン
15のマイクロフォン検出音信号SM+1 N を入力し
,そのまま多重化しないで出力する。これら第(M+
1)番目のマイクロフォン14〜第N番目のマイクロフ
ォン15は,本実施例においては,演奏会会場5の各所
に配設され演奏会会場5内の全体的な聴衆の音響を検出
する。これらの音響は通常,臨場感を出すために使用さ
れるが,特に位置情報とは関連づけず,背景音(バック
グラウンドサウンド)として使用してもよい
【0035】収録信号処理記録装置40におけるNチャ
ネルの音声チャネルへの記録は,たとえば,磁気テープ
への記録,光ディスクへの記録,半導体メモリへの記録
など種々の記録媒体に独立した音声チャネルごとに記録
される。また収録信号処理記録装置40における映像チ
ャネルへの記録も同様に行われる。収録信号処理記録
置40で記録媒体に記録されたチャネルごとの記録信号
は,必要に応じて編集装置50において編集され,音お
よび映像再生装置100において再生される。編集装置
50おける編集処理において,各音声チャネルごと
音信号と対応づけて位置情報が多重化されて記録されて
いるので,空間的な信号処理を加えた音声編集作業が可
能になる。またこの編集作業を経ずに上記収音装置で
した位置情報を含む音情報を直接,音および映像再生
装置100において再生することもできる。あるいは,
収録信号処理記録装置40において記録媒体に記録させ
ることなく直接音および映像再生装置100に各音声チ
ャネルごと信号および位置情報を多重化した信号,
および,多重化しない信号を出力して,音および映像再
生装置100において直接再生させることもできる。音
および映像再生装置100における再生処理については
後述する。
【0036】上述した実施例において,ピアノ1,バイ
オリン3などの音源の寸法(大きさ)情報を上記マイク
ロフォン位置情報検出信号MPに加えて多重化すると,
より情報が豊かになり,情報編集処理および再生して実
音像を形成する上で好適である。音源の寸法情報も上記
位置情報と同様に多重化されるが,音信号を多重化した
チャネルとは異なるチャネルを用いる。そのチャネルと
しては位置情報を多重化したチャネルと同じチャネルで
もよく異なる新たなチャネルでもよい。音信号は連続的
で変化が高速である。ただし,位置情報同様に音源の大
きさの変化は音信号の変化に対して少ない。したがっ
て,チャネル使用量を少なくする観点からは位置情報の
多重化と音源の寸法情報の多重化とは同じチャネルを用
いてもよい。一方,信号処理を容易にする観点からは音
源の寸法情報を位置情報の多重化チャネルとは異なるチ
ャネルに多重化することが望ましい。
【0037】さらにピアノ1,バイオリン3などの指向
情報,あるいは,第1のマイクロフォン11および第
M番目のマイクロフォン12などの指向性情報も上記マ
イクロフォン位置情報検出信号MP,音源の大きさ情報
に加えて多重化することが,音源の寸法情報を加えるこ
とと同様,編集処理および再生において好適である。こ
の指向性情報の多重化も上記音源の寸法情報の多重化と
同様,音信号の多重化チャネルとは異なるチャネルに行
う。上記同様,位置情報の多重化チャネルと同じでも異
ならるチャネルに多重化してもよい。
【0038】第1の位置検出装置21および第M番目の
位置検出装置22における位置情報の提供としては,音
源位置を位置情報として提供する他,第1のマイクロフ
ォン11および第M番目のマイクロフォン12の配設位
情報をも提供する。あるいは,位置情報としては第1
の位置検出装置21および第M番目の位置検出装置22
の配設位置を位置情報として提供する。このように正確
な位置情報を音信号とともに記録することにより,編集
処理および再生処理を経て,より正確な実音像を形成す
ることが可能となる。
【0039】この実施例においては,演奏会会場5にお
ける収音であり,ピアノ1,バイオリン3などは固定し
た位置にあり,第1のマイクロフォン11および第M番
目のマイクロフォン12の配設位置も固定である。した
がって,この実施例においては,第1の位置検出装置2
1および第M番目の位置検出装置22を用いずに,上記
配置関係を示す位置情報を予め収録信号処理記録装置4
0に設定しておき,第1の位置検出装置21および第M
番目の位置検出装置22を設けなくすることもできる。
置情報は固定であるから,この位置情報の重畳方法
は,常時多重化せず,多重化チャネル頭の部分などに
記録することでもよい。
【0040】また図1において,第1のマイクロフォン
11および第M番目のマイクロフォン12からのマイク
ロフォン検出音信号S1 および M の信号の高速性から
これらマイクロフォン検出音信号Sについては多重化せ
ず,第(M+1)番目のマイクロフォン14〜第N番目
のマイクロフォン15からのマイクロフォン検出音信号
と同様,多重化しないでそれぞれ異なる音声チャネルに
記録することもできる。この時,位置情報などの多重化
は音声チャネルとは異なるチャネルを用いて音信号の
と時間的対応をつけて多重化して記録する。
【0041】図4に本発明の収録装置の第2実施例とし
ての収録装置を示す。この収録装置は特に,音源が移動
する場合の収録に適合する構成を示す。音源が移動する
例としては,演奏会場において,マイクロフォンを持っ
ている歌手が舞台の上を移動しながら歌う場合などがあ
る。このように第1のマイクロフォン11を持っている
歌手が移動している場合の収音においては,その歌手の
位置をワイヤレス方式の第1の位置検出装置24を用い
て検出することが好適である。
【0042】なお図4においては,第1のマイクロフォ
ン11は図1に示したようにピアノ1の近傍に固定され
ているのではなく歌手が持っている。また第M番目のマ
イクロフォン12は他の動いている歌手が持っている。
そして,図示しないピアノ1からの音は第(M+1)番
目のマイクロフォン14で検出し,バイオリン3からの
音は第N番目のマイクロフォン15で検出する。
【0043】移動する歌手が持っている第1のマイクロ
フォン11に一体にされた第1の位置検出装置24から
超音波を放射させ,演奏会会場5内の各所に配設された
超音波受信装置がその超音波を受信してマイクロフォン
位置検出装置35に電波などで通報する。マイクロフォ
ン位置検出装置35がその電波を検出して第1のマイク
ロフォン11の位置を検出する。同様に第M番目のマイ
クロフォン12に一体にされた第M番目の位置検出装置
25からも超音波を放射させ,マイクロフォン位置検出
装置35を介して第M番目のマイクロフォン12の位置
を検出することができる。マイクロフォン位置検出装置
35における位置検出としては,第1の位置検出装置
から電波を放射させ,離れた2つ以上の位置における
受信電波の強弱からその位置を標定する方法など,その
他の方法をとることができる。
【0044】この例において,図4には図示していない
ピアノ1,バイオリン3などの楽器の位置は固定であ
る。したがって,これら楽器の位置は予め固定の位置情
報として収録信号処理記録装置40に記録しておき,移
動する歌手の持っている第1のマイクロフォン11の位
置を示すマイクロフォン位置検出装置35からのマイク
ロフォン位置情報検出信号MP1 第1のマイクロフォ
ン11からのマイクロフォン検出音信号S1 異なるチ
ャネルに同時に多重化する。この場合,図1を参照し
て述べたように,第(M+1)番目のマイクロフォン1
4〜第N番目のマイクロフォン15からのマイクロフォ
ン検出音信号SM+1 〜SN は多重化しない。
【0045】第1のマルチプレクサ31および第2のマ
ルチプレクサ32または収録信号処理記録装置40にお
ける多重化は上記第1実施例と同様である。またこの第
2実施例の収録装置においても,第1実施例と同様,歌
手,ピアノ1,バイオリン3などの音源の大きさ,マイ
クロフォンまたはこれら音源の指向性などの情報を加え
て,マイクロフォン検出音信号Sに多重化することがで
きる。
【0046】さらにこの実施例においても,第2のマル
チプレクサ32を削除して,第1のマイクロフォン11
および第M番目のマイクロフォン12からのマイクロフ
ォン検出音信号Sを多重化せずに収録信号処理記録装置
40に入力して,それぞれ独立した音声チャネルに記録
することもできる。位置情報などは音声チャネルとは異
なるチャネルに音声チャネルに記録したタイミングと同
じタイミングで多重化記録する。
【0047】図1および図4に示した収録信号処理記録
装置40は音信号処理,音源位置などの位置情報処理に
加えて映像の処理を同時に行う例を示したが,映像信号
処理と音信号処理とを異なる装置で処理することも可能
である。収録信号処理記録装置40における信号処理は
上述したように,時間的同時性があればよいから、音と
映像とは同期して動作ればよく,その処理を分離する
ことができる。
【0048】図5に本発明の再生装置の実施例としての
音再生装置100Aの構成を示す。すなわち,まず、い
かにして実音像を再生(形成)するかについて述べる。
したがって,この例においては,第1の撮像装置61お
よび第2の撮像装置62またはいずれか選択的に使用さ
れた撮像信号の表示は,TVモニタなど表示されてい
るものとし,そのTVモニタなどの映像を中心として,
実音像を再生させる例について述べる。
【0049】図5に示した音再生装置100Aは,第1
の音再生系統110,第2の音再生系統120および第
3の音再生系統130,および,スピーカ系統140か
らなる。上述した収録方式においてはNチャネルの音声
チャネルがある場合について述べたが,図5は図解の関
係で,独立した4チャネルについてのみ述べる。
【0050】第1の音再生系統110は,デコーダ11
1,それぞれ信号遅延回路112および振幅調整回路1
13,信号遅延回路114および振幅調整回路115,
信号遅延回路116および振幅調整回路117,およ
び,信号遅延回路118および振幅調整回路119から
なる並列した4系統の音調整回路からなる。第2の音再
生系統120および第3の音再生系統130の回路構成
も第1の音再生系統110と同様である。スピーカ系統
140は,それぞれ,信号加算回路141,電力増幅回
路142およびスピーカ151,信号加算回路143,
電力増幅回路144およびスピーカ152,信号加算回
路145,電力増幅回路146およびスピーカ153,
および,信号加算回路147,電力増幅回路148およ
びスピーカ154からなる。
【0051】これら第1の音再生系統110,第2の音
再生系統120,第3の音再生系統130の前段には,
上記図1に図解した収録信号処理記録装置40において
記録媒体に各チャネルごと多重化された音信号と位置
情報とを分離してそれぞれ独立した位置情報検出信号P
1 ,P2 ,P3 およびマイクロフォン検出音信号S1
2,S3 に分離する回路が設けられるが, 図示省略し
ている。あるいは,図1に示した収録信号処理記録装置
40から直接,音再生装置100Aに多重化信号を印加
する場合は,多重化信号を分離する回路を設けるだけで
もよい。
【0052】さらには,本発明の収音装置と再生装置
を一体構成することもでき,それを信号処理装置とい
う。収録装置は再生装置とは、信号媒介手段、たとえ
ば、記録媒体、伝送経路などを介して接続される。その
場合は第1のマイクロフォン11および第M番目のマイ
クロフォン12の信号と第1の位置検出装置21および
第M番目の位置検出装置22の信号多重化せず,直接
使用することもできる。以下の記述においては,信号読
み出し分離された位置情報およびマイクロフォン検出音
信号がいかに再生に使用されるかについて述べる。
【0053】図6に図5に示したスピーカ系統140の
スピーカの配列を示す。図6(A)はスピーカ系統14
0の正面図を示し,図6(B)はその断面図を示す。こ
の例ではM個のスピーカが凹面状に配列されている。こ
のスピーカ配列自体はオルソン氏によって提案されてい
るものである(たとえば,オルソン著,西巻訳,「音響
工学」上,1959年)。このスピーカ方式においては
多数のスピーカをアレイ状に配列して加える信号の遅延
量を調節して空間の一点に音波の焦点を作ると,聴取者
の近傍の一点にきわめて音圧の高い点が合成され,この
点にあたかも実際の音源が存在するような状況が生じ,
聴覚心理的にもその位置音像が知覚されるという根拠
に基づく(たとえば,小宮山他,「立体テレビのための
音像の遠近制御技術の開発」,NHK技研R&D,19
91年2月,No.2,ページ10〜14)。図5にお
いて,スピーカ151〜154は4個のみ示しるが,
一般的に言えば,図6に示したようにM個のスピーカが
配設される。
【0054】デコーダ111は分離されて入力される実
際の位置情報検出信号P1 からマイクロフォン検出音信
号S1 が印加されている信号遅延回路112,114,
116,118の遅延量を変化させる。さらにデコーダ
111はこれら信号遅延回路112,114,116お
よび118において遅延されたマイクロフォン検出音信
号の振幅を振幅調整回路113,115,117,11
9において調整する。信号遅延回路112における位置
情報による遅延量は,音源の位置,および,マイクロフ
ォンの配設位置またはいずれか一方の位置情報に基づい
て決定される。これら音源の位置情報,マイクロフォン
の位置情報をいかに用いるかは収音および再生の対象,
条件,目的などに応じて規定される。このように実際の
位置情報を用いて音再生処理を行うと,実音像の存在位
置に該当する位置に再生音響領域161,162,16
3が生成される。
【0055】上述した収録装置において,音源の大きさ
情報も多重化した場合は,デコーダ111は音源の大き
情報に応じて,また必要に応じて位置情報をも考慮し
て振幅調整回路113,115,117,119におけ
るそれぞれの振幅調整量を変化させる。これにより,一
層正確な実音像を生成することができる。
【0056】同様に,収録装置において,指向性情報
多重化した場合は,デコーダ111は指向性情報に基づ
く遅延量および振幅調整量を算出して信号遅延回路11
2,114,116,118,および,振幅調整回路1
13,115,117,119を調整する。
【0057】上述した再生装置においては,各音声チャ
ネルごと独立して遅延量および振幅量を調整する例に
ついて述べたが,本発明においては,各チャネルの音信
号および位置情報,さらには,音源の大きさ,指向性な
どの情報を加えて,音再生の全体的な観点から,それぞ
れの音再生系統110,120,130内のそれぞれの
信号遅延回路の遅延量,および,それぞれの振幅調整回
路の振幅調整量を規定する。この全体的な調整は編集段
階において編集装置50において実施してもよく,ある
いは,位置情報,音源の大きさ情報などに応じて係数を
算出し,その係数で各系統を調整してもよい。
【0058】以上の実施例は映像の再生と音の再生とを
分離して独立に行う場合について述べたが,以下の実施
例では再生画像内の音源に実音像が存在するように再生
する実施例について述べる。
【0059】図7は第1の映像および音再生を行う装置
100Bの斜視図を示す。図7において,TVモニタ装
置170はTVモニタ表示部171を有している。TV
モニタ表示部171には第1の撮像装置61または第2
の撮像装置62で撮影された映像が表示されるが,この
表示画面内の音源,たとえば,ピアノ1の位置に実音像
が存在するように複数の任意方向の指向性を有するスピ
ーカ181〜183がTVモニタ表示部171の前面に
配設されている。TVモニタ表示部171に表示される
音源,たとえば,ピアノ1のTVモニタ表示部171に
おける位置は第1の撮像装置61の位置とピアノ1の位
置との関係で特定される。スピーカ181〜183は音
源位置情報によりビーム191の指向性が制御され,対
応する音がTVモニタ表示部171の表示面の再生画像
としての音源を指向するように方向制御される。それに
より,TVモニタ表示部171の面の音源位置に対応す
る位置のビーム191が指向した位置に実音像位置17
2が規定され,TVモニタ表示部171に表示された音
源の画像位置からあたかもその音が発するように視聴者
が感じる。すなわち,TVモニタ表示部171において
実音像を形成させる。
【0060】図8(A)は第2の映像および音再生を行
う装置100Bの斜視図,図8(B)は透明電極板20
0の平面図を示す。図8(A)に示したTVモニタ装置
170は図7に示したTVモニタ装置170と同様であ
る。TVモニタ表示部171の前面に透明電極板200
が配設されている。この透明電極板200は本出願人が
すでに昭和58年12月17日に出願した実用新案登録
願「スピーカー装置」に開示されるように,電気的な音
声信号により振動されるほぼ透明なシート部材が形成さ
れ,前面の前方の位置から音声を放射する。透明電極板
200は複数の区分201〜209に分割されており,
これらの区分の所定のものが選択的に駆動される。区分
201〜209の選択はTVモニタ表示部171に表示
される音源に対応して,図7を参照して述べたと同様
に,行われる。これにより,TVモニタ表示部171の
音源が表示された部分からその音が放射され,TVモニ
タ表示部171の表示画面の対応する位置に実音像が存
在するようになる。
【0061】図9(A)は第3の映像および音再生を行
う装置100Dの斜視図,図8(B)はその断面図を示
す。この音および映像再生装置100Dは表示装置とし
てカラー液晶表示210を用いている。カラー液晶表示
210の各画素221〜224はR,G,からなり,
これら画素の周辺に音出力穴211,212,213が
穿孔されている。音出力穴213からは小型スピーカ2
31からの音出力が出力される。小型スピーカ231の
選択は図8を参照して述べたように,カラー液晶表示2
10に表示される音源の画像位置に対応して行われる。
この実施例によっても,カラー液晶表示210の画面の
表示される音源から対応する音が出力され,そこに実音
像が存在するようになる。
【0062】図10は第4の映像および音再生を行う装
置100Eの断面図を示す。この音および映像再生装置
100Eは投影表示方式の表示装置であり,プロジェク
タ250から画像がスクリーン260に投影される。ス
クリーン260には多数の音出力穴261〜269が穿
孔されており,これらの穴の裏側にスピーカ271〜2
79が配設されている。スクリーン260に表示される
音源に対応したスピーカが駆動され,スクリーン260
に表示される画像位置から対応する音が出力される。
【0063】図11は第5の映像および音再生を行う装
置100Fの断面図を示す。この実施例も図10に示し
た表示装置と同様,プロジェクタ300からスクリーン
311に画像を投影する投影表示方式の表示装置である
が,スクリーン311の裏面に配設された振動部材32
1〜326によって振動板313が振動され,スクリー
ン311に表示される音源に対応する位置が振動し,そ
こから音が出力される。したがって,この例において
も,スクリーン311に表示されている音源から実際の
音が放射されるようになる。
【0064】本発明の実施に際しては上述した実施例に
限定されず,種々の変形形態をとることができる。また
本発明の実施に際しては上述した実施例を適宜組み合わ
せることができる。
【0065】
【発明の効果】以上に述べたように,本発明の収録装置
および収録方法によれば,映像と音の収音に加えて,少
なくともその収音した音に対応する位置情報をその音声
の記録 と対応づけて多重化するので,その後の段階にお
ける編集,再生において,映像との関連を持って実音像
を生成することが可能になる。また本発明の収録装置お
よび収録方法によれば,音源の寸法,指向性などの情報
を位置情報に加えて多重化することでより一層実音像を
実現することが可能になる。
【0066】本発明の再生装置および再生方法によれ
ば,上記収録装置および収録方法によって収録され多
化された情報に基づいて複数のスピーカを用いて音の再
生を行うので実音像を生成することが可能となる。さら
に本発明の再生装置および再生方法によれば,上記収録
装置および収録方法によって収録され再生画像における
音源の位置から対応する音を再生することが可能にな
る。
【0067】上述した収録装置と上述した再生装置とを
信号媒介手段で結合させた本発明の信号処理装置によれ
ば、収録から再生まで一貫して統一的に行うことがで
き、上述した収録装置と上述した再生装置の効果の双方
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収録装置の第1実施例としての収録装
置の構成図である。
【図2】図1に示した収録装置における位置情報または
信号の周波数多重化処理を説明する図である。
【図3】図1に示した収音装置における位置情報または
信号の時分割多重化処理を説明する図である。
【図4】本発明の収録装置の第2実施例としての収録装
置の構成図である。
【図5】本発明の再生装置の実施例としての音再生装置
の構成図である。
【図6】図5に示した複数のスピーカの配列を示す図で
あり,(A)は正面図,(B)はその断面図である。
【図7】本発明に係る再生装置の第1実施例の斜視図で
ある。
【図8】本発明に係る再生装置の第2実施例の斜視図で
あり,図8(A)は全体斜視図であり,図8(B)は透
明電極板の正面図である。
【図9】本発明に係る再生装置の第3実施例の斜視図で
あり,図9(A)は部分拡大図であり,図9(B)はそ
の断面図である。
【図10】本発明に係る再生装置の第4実施例の断面図
である。
【図11】本発明に係る再生装置の第5実施例の断面図
である。
【符号の説明】
1・・ピアノ,3・・バイオリン,5・・演奏会会場, 11,12,14,15・・マイクロフォン, 21,22・・位置検出装置, 31,32・・マルチプレクサ, 35・・マイクロフォン位置検出装置, 40・・収録信号処理記録装置,50・・編集装置, 61,62・・撮像装置,100・・音および映像再生
装置, 110,120,130・・音再生系統, 111・・デコーダ, 112,114,116,118・・信号遅延回路, 113,115,117,119・・振幅調整回路, 141,143,145,147・・信号加算回路, 142,144,146,148・・電力増幅回路, 151〜154・・スピーカ, 161〜163・・再生音響領域, 170・・TVモニタ装置,171・・TVモニタ表示
部, 172〜174・・実音像位置,181〜183・・ス
ピーカ, 191〜193・・ビーム,200・・透明電極板, 201〜209・・電極区分,210・・カラー液晶表
示装置, 211〜213・・スピーカ穴,221〜224・・画
素, 231,232・・小型スピーカ,250・・プロジェ
クタ, 260・・スクリーン,271・・小型スピーカ, 261〜269・・音出力穴,300・・プロジェク
タ, 311・・スクリーン,321〜326・・振動部材。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収録の対象となる音源の位置および上記
    源からの可聴音を検出する音検出手段の配設位置および
    上記音源の位置の少なくともいずれか一方の位置を示す
    位置情報信号を多重化する信号多重化手段と、 上記音検出手段からの出力信号を記録媒体の音声チャネ
    ルに記録し、同時的に上記音源のある風景を撮像する撮
    像手段からの出力信号を上記記録媒体の映像チャネルに
    記録し、さらに同時的に上記信号多重化手段において
    重化された上記位置情報信号を上記記録媒体の上記音声
    チャネルおよび上記映像チャネルと異なるチャネルに記
    録する手段とを具備する収録装置。
  2. 【請求項2】上記位置情報信号を検出して上記信号多重
    化手段に入力する位置情報検出手段をも具備する請求項
    1記載の収録装置。
  3. 【請求項3】上記位置情報信号を上記信号多重化手段に
    設定する位置情報設定手段をも具備する請求項1または
    2記載の収録装置。
  4. 【請求項4】上記信号多重化手段は、上記音源の大きさ
    を示す音源寸法情報信号を上記記録媒体の上記音声チャ
    ネルおよび上記映像チャネルと異なるチャネルに多重化
    する請求項1〜3いずれか記載の収録装置。
  5. 【請求項5】上記信号多重化手段は、上記音源の指向性
    および上記音検出手段の指向性の少なくともいずれか一
    方の指向性を示す指向性情報信号を、上記記録媒体の音
    声チャネルおよび映像チャネルと異なるチャネルに多重
    化する請求項1〜4いずれか記載の収録装置。
  6. 【請求項6】上記信号多重化手段は、上記撮像手段の配
    設位置を示す撮像位置情報信号を上記記録媒体の音声チ
    ャネルおよび映像チャネルと異なるチャネルに多重化す
    る請求項1〜5いずれか記載の収録装置。
  7. 【請求項7】記録媒体の音声チャネルに記録された音信
    号を読み出す手段と, 上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
    ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読みだして
    再生する手段と, 上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
    るチャネルに多重化記録された上記音信号に対応する音
    位置および該音源からの可聴音を検出した音検出手
    段の配設位置の少なくともいずれか一方の位置を示す位
    置情報信号を読み出し分離する手段と、 上記分離された位置情報信号に基づいて上記読み出され
    た音信号の振幅および遅延時間を調整する手段とを具備
    する再生装置。
  8. 【請求項8】記録媒体の音声チャネルに記録された音信
    号を読み出す手段と、 上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
    ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
    生する手段と、 上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
    るチャネルに多重化記録された上記音信号に対応する音
    源位置および上記音検出手段の配設位置の少なくともい
    ずれか一方の位置を示す位置情報信号、および上記音信
    号に対応する音源寸法情報信号を読み出し分離する手段
    と、 上記分離された位置情報信号および音源寸法情報信号に
    基づいて上記読み出された音信号の振幅および遅延時間
    を調整する手段とを具備する再生装置。
  9. 【請求項9】記録媒体の音声チャネルに記録された音信
    号を読み出す手段と、 上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
    ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
    生する手段と、 上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
    るチャネルに多重化記録された上記音信号に対応する音
    源位置および上記音検出手段の配設位置の少なくともい
    ずれか一方の位置を示す位置情報信号、上記音信号に対
    応する音源寸法情報信号、および上記音源の指向性およ
    び上記音検出手段の指向性の少なくともいずれか一方の
    指向性を示す指向性情報信号を示す指向性情報を読み出
    し分離する手段と、 上記分離された位置情報信号、音源寸法情報信号および
    指向性情報信号に基づいて上記読み出された音信号の振
    幅および遅延時間を調整する手段とを具備する再生装
    置。
  10. 【請求項10】記録媒体の音声チャネルに記録された音
    信号を読み出す手段と、 上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
    ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
    生する手段と、 上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
    るチャネルに多重化記録された上記音信号に対応する音
    位置および該音源からの可聴音を検出した音検出手
    段の配設位置の少なくともいずれか一方の位置を示す位
    置情報信号、上記音信号に対応する音源寸法情報信号、
    上記音源の指向性および上記音検出手段の指向性の少な
    くともいずれか一方の指向性を示す指向性情報信号、
    よび上記撮像手段の配設位置を示す撮像位置情報信号を
    読み出し分離する手段と、 上記分離された位置情報信号、音源寸法情報信号、指向
    性情報信号および撮像位置情報信号に基づいて上記読み
    出された音信号の振幅および遅延時間を調整する手段と
    を具備する再生装置。
  11. 【請求項11】上記再生手段において再生された撮像信
    号を映像として再生する映像再生手段をさらに有し、 上記調整手段において 上記映像に対応する音源位置から
    対応する音を発するように上記音信号の振幅および遅延
    時間を調整する請求項7〜10いずれか記載の再生装
    置。
  12. 【請求項12】上記調整された音信号を可聴音に変換し
    て出力する音再生手段をも具備する請求項7〜11いず
    れか記載の再生装置。
  13. 【請求項13】音検出手段により検出した音信号を記録
    媒体の音声チャネルに記録し、同時的に上記音源のある
    風景を撮像する撮像手段からの撮像信号を上記記録媒体
    の映像チャネルに記録し、さらに同時的に上記音信号の
    音源位置および該音源からの可聴音を検出した音検出
    手段の配設位置の少なくともいずれか一方の位置を示す
    位置情報信号を多重化して上記記録媒体の上記音声チャ
    ネルおよび上記映像チャネルと異なるチャネルに記録す
    る収録方法。
  14. 【請求項14】記録媒体の音声チャネルに記録された音
    信号を読み出し、 上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
    ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読み出し再
    生し、同時的に上記音声チャネルおよび映像チャネルと
    異なるチャネルに多重化記録された上記音信号に対応す
    る音源位置および該音源からの可聴音を検出した音検
    出手段の配設位置の少なくともいずれか一方の位置を示
    す位置情報信号を読み出し分離し、上記分離された位置
    情報信号に基づいて上記読み出された音信号の振幅およ
    び遅延時間を調整し、 上記調整された音信号を可聴音に変換して上記再生した
    映像と対応する音源位置から可聴音に変換して出力する
    再生方法。
  15. 【請求項15】収録装置および該収録装置と信号媒介手
    段を介して接続された再生装置を有する信号処理装置で
    あって、 上記信号媒介手段は記録媒体を含み、 上記収録装置は、収録の対象となる音源の位置および上記 音源からの可聴
    音を検出する音検出手段の配設位置および上記音源の位
    置の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報信号
    を多重化する信号多重化手段と、 上記音検出手段からの出力信号を記録媒体の音声チャネ
    ルに記録し、同時的に上記音源のある風景を撮像する撮
    像手段からの出力信号を上記記録媒体の映像チャネルに
    記録し、さらに同時的に上記信号多重化手段において
    重化された上記位置情報信号を上記記録媒体の上記音声
    チャネルおよび上記映像チャネルとは異なるチャネルに
    記録する手段とを具備し、 上記再生装置は、 記録媒体の音声チャネルに記録された音信号を読み出す
    手段と, 上記音信号の記録と同時的に上記記録媒体の映像チャネ
    ルに記録された音源のある風景の撮像信号を読みだして
    再生する手段と, 上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
    るチャネルに多重化記録された上記音信号に対応する音
    位置および該音源からの可聴音を検出した上記音検
    出手段の配設位置の少なくともいずれか一方の位置を示
    す位置情報信号を読み出し分離する手段と、 上記分離された位置情報信号に基づいて上記読み出され
    た音信号の振幅および遅延時間を調整する手段とを具備
    する信号処理装置。
  16. 【請求項16】上記収録装置の上記信号多重化手段は、
    上記音源の大きさを示す音源寸法情報信号を上記記録媒
    体の上記音声チャネルおよび上記映像チャネルと異なる
    チャネルに多重化し、 上記再生装置の上記分離手段は、上記音声チャネルおよ
    び映像チャネルと異なるチャネルに多重化記録された上
    記音信号に対応する音源位置および上記音検出手段の配
    設位置の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報
    信号、および上記音信号に対応する音源寸法情報信号を
    読み出し分離し、上記調整手段は上記分離された位置情
    報信号および音源寸法情報信号に基づいて上記読み出さ
    れた音信号の振幅および遅延時間を調整する請求項15
    記載の信号処理装置。
  17. 【請求項17】上記収録装置の上記信号多重化手段は、
    上記音源の指向性および上記音検出手段の指向性の少な
    くともいずれか一方の指向性を示す指向性情報信号を、
    上記記録媒体の音声チャネルおよび映像チャネルと異な
    るチャネルに多重化し、 上記再生装置の分離手段は、上記音声チャネルおよび映
    像チャネルと異なるチャネルに多重化記録された上記音
    信号に対応する音源位置および上記音検出手段の配設位
    置の少なくともいずれか一方の位置を示す位置情報信
    号、上記音信号に対応する音源寸法情報信号、および上
    記音源の指向性および上記音検出手段の指向性の少なく
    ともいずれか一方の指向性を示す指向性情報信号を示す
    指向性情報を読み出し分離し、上記調整手段は上記分離
    された位置情報信号、音源寸法情報信号および指向性情
    報信号に基づいて上記読み出された音信号の振幅および
    遅延時間を調整する請求項16記載の信号処理装置。
  18. 【請求項18】上記再生装置は上記調整された音信号を
    可聴音に変換して出力する音再生手段をも具備する請求
    項15〜17いずれか記載の信号処理装置。
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