JP2001268504A - 記録装置及び再生装置 - Google Patents

記録装置及び再生装置

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JP2001268504A
JP2001268504A JP2000073584A JP2000073584A JP2001268504A JP 2001268504 A JP2001268504 A JP 2001268504A JP 2000073584 A JP2000073584 A JP 2000073584A JP 2000073584 A JP2000073584 A JP 2000073584A JP 2001268504 A JP2001268504 A JP 2001268504A
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JP
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signal
zoom
video
audio
recording
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Hiroaki Kase
裕晃 加瀬
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、カメラのズームに同期して2つのマイ
クロホンからの音声の混合比を可変して混合し、記録媒
体に記録した場合、再生時には、映像信号の出力に応じ
て再生音声の混合比が可変し、臨場感を得ることが可能
となるが、記録媒体にすでに混合された音声が記録され
ているために、使用者は2つのマイクロホンからの出力
を好みに応じて調整することはできない。 【解決手段】 記録時には2つのマイクロホンからの入
力をそれぞれ独立して記録し、再生時に再生ズーム信号
に基づいて、映像信号をズームするとともに、音声信号
の混合比を前記ズーム信号により可変させ、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指向性を有するマ
イクと、指向性を有しないマイクそれぞれから入力され
る音声信号を独立して記録し、再生時にはそれを映像ズ
ームに同期させて混合比を調整して出力する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学または電子ズームを用いる映像ズー
ムと、ズームマイクロホンを用いたビデオカメラが従来
から存在する。特願平6−292056号にその構成が
開示されている。図5(a)にその構成を示す。音声信
号に関しては、狭指向性を有する狭指向性マイク21
と、広指向性を有する広指向性マイク22を備え、前記
狭指向性マイク21及び広指向性マイク22の出力を混
合部23により混合して出力する。
【0003】映像信号に関しては、ズーム制御信号が制
御部26に入力されると、該制御部はズーム制御信号
を、ズームレンズ構体24に出力し、カメラ本体25の
CCDを制御し、ズーム制御を行い、映像信号が出力さ
れる。
【0004】また制御部26は、ズーム制御信号を上記
混合部に出力し、混合部では、音声の混合比を制御す
る。図5(b)に示すように、カメラズームにより一番
広角(ワイド)状態にある場合には、狭指向性マイク2
1からの出力を0%、広指向性マイク22からの出力を
100%として混合し、その状態から、カメラを望遠
(テレ)方向へズームを動かすと、狭指向性マイクから
の出力比が増加し、広指向性マイクからの出力比が減少
することになり、一番望遠状態では、狭指向性マイクか
らの出力が100%になる。
【0005】このように混合された出力を、例えば図示
しない記録媒体に記録することで、画像のズームに応じ
た音声信号を記録することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した図5に示す技
術によれば、カメラのズームに同期して2つのマイクロ
ホンからの音声の混合比を可変して混合し、記録媒体に
記録するため、この記録媒体を再生したときには、映像
信号の出力に応じて(記録時のズーム信号に応じて)再
生音声の混合比が変わっているため、ズームしたときに
画面に映っていないものからの音声が聞こえることによ
る不自然さ等を軽減したり、臨場感を得ることが可能と
なる。
【0007】しかしながら、上記技術においては、記録
媒体にすでに混合された音声が記録されているために、
使用者は2つのマイクロホンからの出力を好みに応じて
調整することはできない。
【0008】最近、再生時に画像を使用者の指示に応じ
て拡大、望遠などの調整を行うことが可能な装置があ
る。再生時に、拡大指示を行うことにより、再生画面を
拡大して表示することが可能である。
【0009】上記従来技術により記録された記録媒体に
おいて、このような拡大指示を行った場合、映像信号に
関しては電子ズームにより拡大が可能であるが、音声に
おいては、すでに2つ(あるいはそれ以上)の異なる指
向性を有するマイクロホンからの音声は混合されている
ため、画像に同期して音声を可変することは不可能であ
った。
【0010】よって、本願発明は上記問題点を解決する
ものであり、記録時においては、異なる指向性を有する
2つのマイクロホンからの音声をそれぞれ独立して記録
することとし、再生側では、再生時の再生ズーム指示信
号に基づいて、前記独立して記録されている音声信号の
出力比を可変して混合出力することで、再生時のズーム
指示と同期した音声を得ることが可能となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明によ
れば、映像及び音声信号を記録媒体に記録する記録装置
であって、映像信号を入力する映像入力手段と、指向性
を有する指向性マイクロホンと、指向性を有しない無指
向性マイクロホンと、前記映像入力手段から入力された
映像信号と、前記指向性マイクロホンからの入力される
第1の音声信号と、前記無指向性マイクロホンから入力
される第2の音声信号を、それぞれ独立して記録媒体に
記録する記録制御部とを備えることにより上記課題を解
決する。
【0012】本発明の第2の発明によれば、映像信号及
び、指向性マイクロホンから入力された第1の音声信
号、無指向性マイクロホンから入力された第2の音声が
それぞれ独立に記録されている記録媒体を再生する再生
装置であって、前記記録媒体からの映像信号、第1の音
声信号、第2の音声信号の読出しを制御する再生制御部
と、映像信号のズーム指示を行うズーム指示手段と、前
記ズーム指示手段からのズーム指示信号に基づいて、前
記映像信号のズーム処理を行う再生ズーム回路と、前記
ズーム指示手段からのズーム指示信号に基づいて、前記
第1の音声信号と前記第2の音声信号の混合比を可変さ
せて混合出力する音声混合回路とを備えることにより上
記課題を解決する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の構成について、
図面を用いて詳細に説明する。図1は本願発明における
記録の構成を示すブロック図であり、一実施の形態であ
る記録装置を示すものである。
【0014】1はカメラである。このカメラにより実際
の映像を信号に変換する。2は指向性マイクロホンであ
る。指向性マイクロホン2は、マイク周囲の音を平均的
に集音するのではなく、特定の方向の音だけを集音する
ように構成されている。3は無指向性マイクロホンであ
る。無指向性マイクロホンは、前記指向性マイクロホン
2とは逆に、マイク周囲の音を全体から集音するように
構成されている。この図では、それぞれ1つのマイクロ
ホンを図示しているが、指向性マイクロホン及び無指向
性マイクロホンがそれぞれ複数あるように構成してもも
ちろんよい。
【0015】カメラ信号処理部4、マイクロホン信号処
理部5及び6は、図示しない記録制御部により制御され
る。カメラ信号処理部4はカメラ1から入力される信号
を記録媒体に記録する信号フォーマットに変換する。同
様にマイクロホン信号処理部5及び6は、それぞれ指向
性マイクロホン2及び無指向性マイクロホン3からの入
力をそれぞれ記録媒体に記録できる信号フォーマットに
変換する。本発明の特徴はここにあり、この2つのマイ
クロホンからの入力をそれぞれ独立して記録媒体に記録
することを特徴とする。記録媒体への記録は2つのマイ
クロフォンからの入力を異なる独立したチャンネルで記
録する。従来技術は2つのマイクロフォンからの入力を
混合した後に記録するが、本願発明は混合することな
く、それぞれを独立して記録する。
【0016】記録媒体7は映像及び音声信号を記録する
媒体である。具体的には、磁気テープ、磁気ディスク、
光ディスクなどどのような媒体を用いても本発明は実現
可能である。
【0017】このように構成された記録装置によって、
映像及び2つの異なる指向性を有する音声信号が、記録
媒体のそれぞれ別のトラックに記録されることになる。
【0018】次に、このような記録装置で記録された記
録媒体を再生する処理について、図2を用いて説明す
る。図2は再生処理のブロック図であり、一実施形態で
ある再生装置を示す。
【0019】7は上記したように、映像及び2つの異な
る指向性を有する音声信号が、別々のトラックに記録さ
れている記録媒体である。映像信号処理部8、指向性音
声信号処理部9、無指向性音声信号処理部10は、図示
しない再生処理部により制御される。それぞれの信号処
理部は、記録媒体7にそれぞれ独立して記録されている
映像信号、2つの音声信号をそれぞれ読み出す。
【0020】CPU11は操作パネル13からの入力信
号をズーム信号として出力する。操作パネル13はズー
ム指示を行うスイッチである。望遠指示と、広角指示を
それぞれ指示する2つのスイッチで構成されてもよい
し、一般的にはシーソースイッチが用いられる。もちろ
んスライドやボリュームのように可変値を入力できるよ
うにしてもよい。
【0021】再生ズーム回路14は入力された映像信号
に対して、ズーム処理を行い映像信号を出力する。ズー
ムの方法は画像間引き或いは画像補間など従来周知の方
法により行うことができる。ズーム処理された画像信号
は映像モニタ16などで出力される。
【0022】音声混合回路12は、前記独立した2つの
音声信号を混合するものである。混合された音声信号は
スピーカ等の音声出力装置15などから出力される。
【0023】上記説明の構成により、この再生装置にお
ける再生動作について説明する。記録媒体7に記録され
た映像信号は映像信号処理部8により、実際の映像デー
タに変換され、再生ズーム回路14へ入力される。同時
に、記録媒体7に記録されている指向性を持つ音声信号
は、指向性音声信号処理部9により、実際の音声データ
に変換され、音声混合回路12へ入力される。指向性を
持たない音声信号も同様に、無指向性音声信号処理部1
0により、実際の音声データに変換され、同じく音声混
合回路12に入力される。
【0024】使用者は操作パネル13によりズーム指示
を行うことができる。操作パネル13からのズーム指示
信号はCPU11に入力され、ズーム信号に変換され
る。このズーム信号は前記再生ズーム回路14及び音声
混合回路12に入力される。
【0025】再生ズーム回路14では、このズーム信号
に基づいて映像信号のズームを行いズームされた画像を
映像モニタ16へ出力する。この映像信号のズームを行
うとともに、音声混合回路12では、同じように入力さ
れたズーム信号に基づいて、入力された2つの音声デー
タをズーム信号に基づいた所定の混合比で混合して音声
出力部15へ出力する。
【0026】ズーム信号に基づいた音声の混合比につい
ては、従来技術で説明した図5(b)と同様である。つ
まり、一番広角(ワイド)状態にある場合には、指向性
音声信号処理部9の出力を0%、無指向性音声信号処理
部10の出力を100%として混合し、その状態から、
カメラを望遠(テレ)方向へズームを動かすと、指向性
音声信号処理部9の出力比(混合比)が増加し、無指向
性音声信号処理部10からの出力比が減少することにな
り、一番望遠状態では、指向性音声信号処理部9からの
出力が100%になる。
【0027】このような構成により、再生時に、映像の
再生ズーム指示に同期して、音声出力の混合比を可変す
ることができるので、画面に対応した音声出力を得るこ
とが可能である。
【0028】図3と図4のそのズーム時の様子を示す。
図3は最大にワイド状態になっている様子を示す。この
状態では、無指向性マイクの音声が100%出力されて
いる。この状態で、ズームを行うと、図4に示すように
画面がズームされる。ここでは図3のaの部分にズーム
されている。このときズームが最大にテレになっている
ときには、指向性マイクの音声が100%出力であり、
無指向性マイクの音声出力は0%となっている。
【0029】上記実施例では、指向性マイクロホンと無
指向性マイクロホンの音声信号を記録媒体の異なるトラ
ックに書き込むこととしている。従来からある記録媒体
ではステレオの2チャンネルを書き込めるようになって
いるのが一般的であるので、この2つのチャンネルに2
つの異なる指向性のマイクロホンからの入力をそれぞれ
割り当てるようにすれば、従来の記録フォーマットをそ
のまま利用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、記録時に、指向性マイ
クからの入力及び無指向性マイクからの入力をそれぞれ
独立して記録し、再生時に使用者が任意に映像の再生ズ
ームを行うことに同期して、そのズーム信号を用いて前
記2種類の音声信号の混合比を可変するように構成した
ため、映像ズームに同期した音声ズームを行うことを可
能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における記録装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態における実際の表示例を示
す図である。
【図4】本発明の一実施形態における実際の表示例を示
す図である。
【図5】従来の記録装置の構成及び混合部の様子を示す
図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 指向性マイクロホン 3 無指向性マイクロホン 4 信号処理部 5、6 音声信号処理部 7 記録媒体 8 映像信号処理部 9 指向性音声信号処理部 10 無指向性音声信号処理部 11 CPU 12 音声混合回路 13 操作パネル 14 再生ズーム回路 15 音声出力部 16 映像モニタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 5/92 C 5/93 5/93 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像及び音声信号を記録媒体に記録する
    記録装置であって、 映像信号を入力する映像入力手段と、 指向性を有する指向性マイクロホンと、 指向性を有しない無指向性マイクロホンと、 前記映像入力手段から入力された映像信号と、前記指向
    性マイクロホンからの入力される第1の音声信号と、前
    記無指向性マイクロホンから入力される第2の音声信号
    を、それぞれ独立して記録媒体に記録する記録制御部と
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 映像信号及び、指向性マイクロホンから
    入力された第1の音声信号、無指向性マイクロホンから
    入力された第2の音声がそれぞれ独立に記録されている
    記録媒体を再生する再生装置であって、 前記記録媒体からの映像信号、第1の音声信号、第2の
    音声信号の読出しを制御する再生制御部と、 映像信号のズーム指示を行うズーム指示手段と、 前記ズーム指示手段からのズーム指示信号に基づいて、
    前記映像信号のズーム処理を行う再生ズーム回路と、 前記ズーム指示手段からのズーム指示信号に基づいて、
    前記第1の音声信号と前記第2の音声信号の混合比を可
    変させて混合出力する音声混合回路とを備えることを特
    徴とする再生装置。
JP2000073584A 2000-03-16 2000-03-16 記録装置及び再生装置 Pending JP2001268504A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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