JP3104128U - 草取り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】浅く根を張った雑草や容易に引き抜く事の出来ない根深い雑草から小枝に絡み合った蔓の切断や木の小枝落としまで広く使用できる草刈り具を提供する。
【解決手段】鉄鋼製長尺棒1の一側を柄部分2とする他側の先端部を、先が鋭く尖った鉤型断面形状3の上方外面側を草根切刃4としまた下方外面側を草根撃叩面5とすると共にその後方側に根っこ引掛用突起条物6を設け、さらに該草根撃叩面5の終端部に設けた雑草雑草集合用切欠条溝7の深部から柄部分2へ指向する長尺斜面に草刈刃8を成形して構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】鉄鋼製長尺棒1の一側を柄部分2とする他側の先端部を、先が鋭く尖った鉤型断面形状3の上方外面側を草根切刃4としまた下方外面側を草根撃叩面5とすると共にその後方側に根っこ引掛用突起条物6を設け、さらに該草根撃叩面5の終端部に設けた雑草雑草集合用切欠条溝7の深部から柄部分2へ指向する長尺斜面に草刈刃8を成形して構成されている。
【選択図】図1
Description
本考案は農耕地の他に道路、堤防、工場の敷地、芝生地、庭園など非農耕地に自然に自生する草木を含めた雑草の草取り具に関するものである。
農耕地に自生する雑草はその土地の養分、水分さらに光を奪って環境条件を悪化し、作物の生育と機能を妨害し生産性を低める。また非農耕地においても、防災上や景観上に問題を来す。この様な問題を解消するために、農耕地においては常時また非農耕地においては、定期的に雑草が刈られている。
雑草を取る道具の大半は、三日月の内側に刃のついたものに片手持ちの木の柄を付けた鎌が使用される。鎌には、刃の薄いものは小さく柔らかい草刈りに用いられ草刈鎌、中厚のものは大きい雑草や地面を這い根を下ろす芝生の様な強いの草を刈る芝刈鎌さらに厚いものは木の枝や灌木を払うのに用いられる大鎌がある。これらの草刈り鎌は、刈る草の種類や大きさに応じて使い分けを選択しながら使用し、鎌刃を手前に引きつつ横に払う草刈り動作を繰り返しながら、草を刈り蔓を切る。値段も安く、手軽で便利な草刈り道具である。しかしながら、自生環境に恵まれ人が余り寄り付かない場所例えば河川敷では、根深く太くまた多くの根が絡み合って群生する茅、杉菜、ドクダミ、背高アワダチ草などの雑草を根っこから引き抜く事に相当な労力を必要とする理由から、根っこを残し、雑草の生え際から鎌や手持ち式の刈払機で切り取る草刈りを行っている。しかしながら、残った根っこから新芽を吹き出し、やがて成長し、早い時期に再び草刈りを行わねばならない問題があった。また手持ち式の刈払機を使用する事は、広い平地の草刈りには便利であるが、足場の悪いぬかるみ地や土手などの傾斜地では、体の態勢を崩して危険に脅かされ、草の根元に沈んだ小石を吹き飛ばし、人災を引き起こす危険性もあった。従って、安全で使い易い鎌が、一般的に多く使用されているが、草や蔓の大きさによっては鎌を大きく振り下ろし刃を欠いてまで雑草を刈るときもあり、予備鎌を何丁も準備しなければならない問題があった。
また人通りの比較的少ない道路に敷設したアスファルトあるいは高く積み上げられたブロック塀やブロック崖の隙間から生えた雑草を鎌で根こそぎに抜き取る事が出来なかった残った根っこが大きく成長し、塀や崖を壊し兼ねない問題もあった。
雑草を取る道具の大半は、三日月の内側に刃のついたものに片手持ちの木の柄を付けた鎌が使用される。鎌には、刃の薄いものは小さく柔らかい草刈りに用いられ草刈鎌、中厚のものは大きい雑草や地面を這い根を下ろす芝生の様な強いの草を刈る芝刈鎌さらに厚いものは木の枝や灌木を払うのに用いられる大鎌がある。これらの草刈り鎌は、刈る草の種類や大きさに応じて使い分けを選択しながら使用し、鎌刃を手前に引きつつ横に払う草刈り動作を繰り返しながら、草を刈り蔓を切る。値段も安く、手軽で便利な草刈り道具である。しかしながら、自生環境に恵まれ人が余り寄り付かない場所例えば河川敷では、根深く太くまた多くの根が絡み合って群生する茅、杉菜、ドクダミ、背高アワダチ草などの雑草を根っこから引き抜く事に相当な労力を必要とする理由から、根っこを残し、雑草の生え際から鎌や手持ち式の刈払機で切り取る草刈りを行っている。しかしながら、残った根っこから新芽を吹き出し、やがて成長し、早い時期に再び草刈りを行わねばならない問題があった。また手持ち式の刈払機を使用する事は、広い平地の草刈りには便利であるが、足場の悪いぬかるみ地や土手などの傾斜地では、体の態勢を崩して危険に脅かされ、草の根元に沈んだ小石を吹き飛ばし、人災を引き起こす危険性もあった。従って、安全で使い易い鎌が、一般的に多く使用されているが、草や蔓の大きさによっては鎌を大きく振り下ろし刃を欠いてまで雑草を刈るときもあり、予備鎌を何丁も準備しなければならない問題があった。
また人通りの比較的少ない道路に敷設したアスファルトあるいは高く積み上げられたブロック塀やブロック崖の隙間から生えた雑草を鎌で根こそぎに抜き取る事が出来なかった残った根っこが大きく成長し、塀や崖を壊し兼ねない問題もあった。
さらには雑草は、除草剤を散布して枯らし、取り除く事もできる。しかしながら、雑草の根っこまで枯らす事が出来ず、2,3ケ月も過ぎれば新芽を吹き出し、元の雑草地に戻る。また同じ除草剤を毎年繰り返し散布している中に、以前は効果のあった雑草に効かなくなるため、徐々に高濃度の除草剤を散布する。この事は、近い将来から見れば有害物質を無造作に廃棄する事になり兼ねず、環境汚染を引き起こす恐れがあった。
上記した様に雑草を除去するには、鎌や手持ち式の刈払機などの道具を使用する他に除草剤を散布する方法もあるが、いずれの方法にも一長一短がある。本考案者は、これらの短所を一掃した道具を提供する事を目的に種々の形状に試作し検討を重ねた結果、手軽に使用され使用上の危険性が最も少なく環境汚染問題にも無縁で、しかも一本の道具で、草雑草の草刈りから雑草の根っこの引き抜き、蔓の切断や木の小枝落としまで可能な草取り具を提供するに至った。
その目的を達成した本考案の要旨は、鉄鋼製長尺棒の一側を柄部分とする他側の先端部を、先が鋭く尖ってその内側に斜め後ろに曲げた鉤型断面形状の上方外面側を草根切刃としまた下方外面側を草根撃叩面とすると共にその後方側に根っこ引掛用突起条物を設け、さらに該草根撃叩面の終端部に雑草集合用切欠条溝を設け、さらにまた該雑草集合用切欠条溝の深部から柄部分へ指向する長尺斜面に草刈刃を成形した草取り具である。
上記の様な構造の本考案の草取り具は、従来の鎌や手持ち式の刈払機さらにはスコップに代わって、浅く根を張った雑草や根っこから引き抜く事の困難な程度に根深い雑草から小枝に絡み合った蔓の切り落とし、木の小枝落としまで広く使用できる利点がある。また鎌やスコップと同様に安全な道具で、持ち運びにも都合がよく、収納にも場所を取らない利点がある。
以下、本考案について図面を参照しながら、詳細に説明する。
図面は本考案の一実施例を示したもので、図1は断面図、図2は平面図また図3は底面図を示す。図1において、1は、一側を柄部分2を設けた鉄鋼製長尺棒である。鉄鋼製長尺棒1は、普通鋼や強靱鋼や構造用特殊鋼の他にこれらの鋳鉄鋼など如何なる鉄鋼材料でもよく、中でも耐錆性からステンレス鋼がよく、片持ち側の一側に握り易くするための柄が設けられている。鉄鋼製長尺棒1の柄部分2には、握り易くするために図2および図3で示す様なクロス溝を刻んでもよく、この他にグリップ形状に成形したりあるいは木の握り柄部材を嵌め込んでもよい。また鉄鋼製長尺棒1の他側の先端部は、先が鋭く尖ってその内側に斜め後ろに曲げた銛の如き鉤型断面形状3に成形し、その上方外面側を草根切刃4に成形しまた反対の下方外面側を草根撃叩面5とすると共に、その後方側に根っこ引掛用突起条物6を設けて構成している。つまり、鉄鋼製長尺棒1の先端部は、土中に埋まった雑草の根っこに差し込み易い様に鉤型断面形状3に成形し、また根っこを分断しながら差し込み易い様に鉤型断面形状3の上方外面側を草根切刃4に設け、さらに雑草の根っこを引っ掛け易く掘り起こし易い様に内側を切り欠けた鉤型断面形状3に、しかも根っこが確実に引っ掛けられ易い様に引掛用突起条物6を設けて構成されている。また草根撃叩面5は、引き抜いた雑草の根っこに付着した土を叩いて振り落とすときに使用されるものである。本考案においては鉤型断面形状3の開き角度や引掛用突起条物6の形状や大きさについては、特に限定するものでなく、雑草が生える土壌の固さや根っこの大きさなどに対応して成形すればよい。さらにまた本考案の草取り具を強く引く寄せて雑草の根っこや束ねた雑草が切断できる様に、鉤型断面形状3の内面側に軽度の草根切刃を設けてもよい。
図面は本考案の一実施例を示したもので、図1は断面図、図2は平面図また図3は底面図を示す。図1において、1は、一側を柄部分2を設けた鉄鋼製長尺棒である。鉄鋼製長尺棒1は、普通鋼や強靱鋼や構造用特殊鋼の他にこれらの鋳鉄鋼など如何なる鉄鋼材料でもよく、中でも耐錆性からステンレス鋼がよく、片持ち側の一側に握り易くするための柄が設けられている。鉄鋼製長尺棒1の柄部分2には、握り易くするために図2および図3で示す様なクロス溝を刻んでもよく、この他にグリップ形状に成形したりあるいは木の握り柄部材を嵌め込んでもよい。また鉄鋼製長尺棒1の他側の先端部は、先が鋭く尖ってその内側に斜め後ろに曲げた銛の如き鉤型断面形状3に成形し、その上方外面側を草根切刃4に成形しまた反対の下方外面側を草根撃叩面5とすると共に、その後方側に根っこ引掛用突起条物6を設けて構成している。つまり、鉄鋼製長尺棒1の先端部は、土中に埋まった雑草の根っこに差し込み易い様に鉤型断面形状3に成形し、また根っこを分断しながら差し込み易い様に鉤型断面形状3の上方外面側を草根切刃4に設け、さらに雑草の根っこを引っ掛け易く掘り起こし易い様に内側を切り欠けた鉤型断面形状3に、しかも根っこが確実に引っ掛けられ易い様に引掛用突起条物6を設けて構成されている。また草根撃叩面5は、引き抜いた雑草の根っこに付着した土を叩いて振り落とすときに使用されるものである。本考案においては鉤型断面形状3の開き角度や引掛用突起条物6の形状や大きさについては、特に限定するものでなく、雑草が生える土壌の固さや根っこの大きさなどに対応して成形すればよい。さらにまた本考案の草取り具を強く引く寄せて雑草の根っこや束ねた雑草が切断できる様に、鉤型断面形状3の内面側に軽度の草根切刃を設けてもよい。
さらに本考案においては、草根撃叩面5の終端部に雑草集合用切欠条溝7を設け、さらにまた該雑草集合用切欠条溝7の底部または任意な深さの深部から柄部分2側へ指向する長尺斜面に任意長さの草刈刃8を成形している。すなわち、庭木の手入れで不要な枝を剪定する場合や大きく広がった雑草の葉っぱを束ねて刈る場合あるいは雑草や小枝に巻き付いた蔓を切断するを場合に使用されるもので、雑草などを擦りながら切断される様に、長尺な斜面形状に草刈刃8が設けられている。
上記の様に構成された本考案の草取り具は、従来から使用される小道具のスコップと同様に、庭園や道路などに自生する雑草の根っこを該草取り具の先端部で堀り起こしながら引き抜いて除去する。また本考案の草取り具は、雑草の根っこを引き抜く際も、草取り具の先端部に設けられた鉤型断面形状3の引っ掛け部分とその後方に設けられた引掛用突起条物6による二重の引っ掛け力が雑草の根っこに強く作用し、頑固の雑草も確実に引き抜く事が出来る。
本考案の草取り具は、雑草の根っこを引き抜きまた蔓や小枝を切断する事ができ、しかも硬質な鉄鋼材料で製作されているため、アスファルト道路の隙間に自生した雑草の根っこから容易に取り除く事ができる。また道路に限らず、堤防や工場の敷地など砂利の多い場所でも使用できるため、その利用範囲は極めて広い。
1 鉄鋼製長尺棒
2 柄部分
3 鉤型断面形状
4 草根切刃
5 草根撃叩面
6 引掛用突起条物
7 雑草集合用切欠条溝
8 草刈刃
2 柄部分
3 鉤型断面形状
4 草根切刃
5 草根撃叩面
6 引掛用突起条物
7 雑草集合用切欠条溝
8 草刈刃
Claims (1)
- 鉄鋼製長尺棒の一側を柄部分とする他側の先端部を、先が鋭く尖ってその内側に斜め後ろに曲げた鉤型断面形状の上方外面側を草根切刃としまた下方外面側を草根撃叩面とすると共にその後方側に根っこ引掛け用突起条物を設け、さらに該草根撃叩面の終端部に雑草集合用切欠条溝を設け、さらにまた該雑草集合用切欠条溝の深部から柄部分へ指向する長尺斜面に草刈刃を成形した事を特徴とする草取り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002101U JP3104128U (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | 草取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002101U JP3104128U (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | 草取り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104128U true JP3104128U (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=43257554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002101U Expired - Lifetime JP3104128U (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | 草取り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104128U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180032171A (ko) * | 2017-07-31 | 2018-03-29 | 최동국 | 잡초제거기 |
WO2019182302A1 (ko) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 최동국 | 잡초제거기 |
-
2004
- 2004-03-19 JP JP2004002101U patent/JP3104128U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180032171A (ko) * | 2017-07-31 | 2018-03-29 | 최동국 | 잡초제거기 |
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