JP3103918B2 - 編集装置及び編集方法 - Google Patents

編集装置及び編集方法

Info

Publication number
JP3103918B2
JP3103918B2 JP10008100A JP810098A JP3103918B2 JP 3103918 B2 JP3103918 B2 JP 3103918B2 JP 10008100 A JP10008100 A JP 10008100A JP 810098 A JP810098 A JP 810098A JP 3103918 B2 JP3103918 B2 JP 3103918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
recording
user
compilation
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10008100A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10174055A (ja
Inventor
イー モーガン ドナルド
エリス ラングフォード テッド
ビー リアリー アンドリュー
ウィーラー デビット
イー グラハム ジョン
ディー クーパー ダグラス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10008100A priority Critical patent/JP3103918B2/ja
Publication of JPH10174055A publication Critical patent/JPH10174055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3103918B2 publication Critical patent/JP3103918B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未編集ビデオ録画
をランダムアクセスメモリに記憶させ、選択した録画
(又は選択した録画からの個々のフレーム)を表示し、
ビデオ編集プログラムを決める編集物リストを発生する
手段をもつポスト製作(製作後の)オフライン編集シス
テムに関するものである。好適な具体例では、未編集ビ
デオ録画を1個以上のレーザビデオディスクに記憶さ
せ、また、本発明は、使用者が所望の編集操作を容易に
行えるメニューを表示するようプログラムされたコンピ
ュータを有する。
【0002】
【従来の技術】フィルムやビデオ録画のポスト製作編集
は、オフライン及びオンラインの編集システムを用いて
効率よく行うことができる。オフライン編集システム
は、ビデオテープ又はレーザビデオディスクフォーマッ
ト(すなわち、ビデオテープかビデオディスクにコピー
した映画フィルムの録画)に記憶された未編集の録画
と、各録画の最初及び最後のフレームを識別する記憶さ
れたアドレス(タイムコード)とを処理することによ
り、編集物リストを発生する。編集物リストは、選択す
る一連の録画(録画間の変移(transition
s)を含む。)を指定するもので、あとでオンライン編
集システムにより元の製作媒体(すなわち、映画フィル
ム)からマスターフィルム(又はテープ)を編集作成す
るのに使用される。
【0003】これまで提案されたポスト製作オフライン
編集システムは、未編集ビデオ録画及びアドレスを(ビ
デオテープ又はレーザビデオディスクに)記憶する手段
と、選択した未編集ビデオ録画(又はその録画のフレー
ム)の表示を制御し、使用者が入力する指令に応じて編
集物リストを発生するコンピュータ手段とを有してい
た。
【0004】本明細書において用いる名詞「編集物」
は、(ビデオ信号に関して)1つのシーン又は録画の全
部又は一部に対応する1つ以上の連続ビデオフレームを
指すものとする。音声信号に関しては、名詞「編集物」
はビデオ編集物に対応する音声トラックの左又は右のチ
ャンネルを指すものとする。また、名詞「接合」は2編
集物間の変移を指し、名詞「番組」(すなわち「ビデオ
番組」又は「音声番組」)は一連の編集物及び接合物を
指すものとする
【0005】「接合」を行うと、或る編集物の終わり
(すなわち最後のフレーム)が他の編集物の始め(すな
わち最初のフレーム)につなぎ合された単純なカット
(場面の急激な変更)になることがある。或いは、接合
により(ビデオにせよ音声にせよ)ワイプ、フェード又
はディゾルブ(dissolve)のような更に複雑な
変移を示すこともある。例えば、或る編集物を単純なカ
ットにより他の編集物につなぎ、ディゾルブ接合により
更に別の編集物につないで番組を作ることがある。一般
に、番組にはビデオ部分と音声トラックの左右のチャン
ネルが含まれる。
【0006】本明細書では、「左」及び「右」編集物な
る用語により、それぞれ前及び後(あと)の編集物を指
すことがある。この意味に用いる場合、例えば、視聴者
が番組を正常の順序で(すてわち、逆の順序でない)見
るとき、視聴者は左の編集物の次に右の編集物を見ると
いうことになる。
【0007】これまで、ポスト製作オフライン編集のた
めに数種のシステムが提案された。例えば、米国特許第
4,796,994号(1988年5月24日エトリン
ガに付与)は、未編集録画をビデオテープレコーダに記
憶させるコンピュータ使用ビデオ編集システムを開示し
ている(ただし、同文献は、ビデオテープレコーダをビ
デオディスクプレーヤに代えてもよいとの極めて概念的
な示唆も与えている。)。コンピュータ・システムによ
り、使用者は、ビデオテープレコーダを制御して編集リ
ストを作成することができる。コンピュータ・システム
は、使用者に種々の編集操作(未編集録画の所望フレー
ムの表示、記憶させた未編集録画のフレーム毎の左右
動、編集物リストへの編集物の追加、編集物リストによ
り決まる録画列の再生など)を行わせるための一連のメ
ニューを表示している。使用者は、ライトペンを動作さ
せることにより、種々の編集操作を選択することができ
る。
【0008】また、米国特許第4,754,352号
(1988年6月28日ダッフィニ付与)は、未編集録
画をビデオディスクプレーヤに記憶させるコンピュータ
使用ビデオ編集システムを開示している。使用者は、編
集物リストを作成したのち、その編集物リストに従って
録画を電子的に接合し編集された番組を再生することを
そのシステムに命じることができる。制御ボタン100
〜112及びダイヤル114をもつ制御操作卓50を用
いることにより、使用者は、記憶させた録画の個々のフ
レームを表示したり、1つ以上の録画(又は編集された
一連の録画)を任意の速度で順又は逆モーションにて
「ロール」したりすることを該システムに命ずることが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ライトペンの
使用(米国特許第4,796,994号のような)は、
面倒なため使用者の注意を編集操作からそらす欠点があ
り、また、米国特許第4,754,352号のようなダ
イヤル及びボタンの使用は、ダイヤルやボタンの行う機
能が或る数に限られていて、ポスト製作編集機能に不可
欠な他の機能を行うのにコンピュータ・キーボードを使
用しなければならないため、同様に面倒である。更に、
ポスト製作オフライン編集操作の際任意の時点で、種々
のポスト製作ビデオ環境(すなわち、シーンロギング
(画面取込み)、編集物リスト修正、編集した番組の再
生などのためのコンピュータ・メニュー)に全体的な
(global)アクセスができる方法は、これまで誰
にも知られていなかった。また、マウス型入力装置を用
いて使用者が選択しうる便利なアイコン(図像)により
この機能を達成する使用者インタフェース・ソフトウエ
アを作成する方法も、これまで知られていなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、未編集ビデオ
録画をランダムアクセスメモリ(1組のレーザビデオデ
ィスクプレーヤがよい。)に記憶させ、選択した録画
(又は選択した録画からの個々のフレーム)を表示し、
ビデオ編集プログラムを決める編集物リストを発生する
手段を有するポスト製作オフライン編集システムであ
る。本発明のシステムは、使用者が未編集録画を該シス
テムの中に都合よく取込め、あとでオンライン編集操作
に用いる編集物リストを作成しうる統合ソフトウエア環
境を与えるソフトウエアでプログラムされたコンピュー
タを有する。該システムソフトウエアは、種々のビデオ
・ポスト製作環境(すなわち、未編集録画の該システム
の取込み(ロギング)、編集物リストの修正、編集した
番組の再生のような種々の操作を使用者に行わせるため
のコンピュータ・メニュー)に、オフライン編集操作時
の任意の時点で全体的なアクセスを可能とするものであ
る。該システム・ソフトウエアは、使用者に対し、マウ
スを使って選択できるウィンドウ(窓)内にアイコン
(及び簡略記憶文)を含むメニューを提供する。
【0011】該システムの構成部品は、使用者が1組の
ビデオモニタを見易いように配置し、使用者がマウスを
操作して編集の決定を該システムに取入れながら該モニ
タに表示されるビデオフレームに注意を集中できるよう
にするのがよい。
【0012】好適な具体例では、本発明は、記憶させた
録画を処理してシーン間における種々のビデオ変移(デ
ィゾルブ、フェード、ワイプなど)をシミュレートし、
使用者がかかる変移を指定する編集物リストにより決定
される番組を見うるようなビデオ特殊効果ユニットを有
する。
【0013】使用者インタフェースは、マウスを用いて
レーザディスクプレーヤを左右に動かす便利な手段を有
する。使用者が特定の(アイコンや簡略記憶文で特定さ
れる)窓を選択したのち、マウス上のボタンを作動させ
ると、マウスが右へ動くとき適当なビデオディスクプレ
ーヤを順方向に動かし、マウスが左へ動くときディスク
プレーヤを逆方向に動かすモードになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を具体
的に説明する。図1は、ポスト製作オフライン編集時に
行うステップを示す説明図である。図1では、製作時に
製作スタッフがそれぞれ録画を表わす5個のビデオテー
プ(又は映画フィルム片)を作成した場合を考える。各
録画は、1つの台本の一部分に対応するものとする。こ
の録画は、集合的に「デイリーズ」(dailies)
と呼ぶことがあり、ポスト製作編集用の素材になるもの
である。
【0015】各テープ(又は映画フィルム片)は、レー
ザビデオディスクに移(コピー)して本発明のビデオデ
ィスク再生ユニットに挿入できるようにする。編集者
は、オフライン編集時に、図1の右上隅に示す代表的な
「第1カット」の特徴を示す編集物リストを作成でき
る。この第1カットは、5個の各録画を部分的につなぎ
合せたもので、編集された番組を示す。
【0016】もっと詳しくいえば、編集者は、オフライ
ン編集時に第1ディスクから編集物リスト上の第1「編
集物」としてフレームのグループ「A」を決める。編集
者は次に、第1ディスクから第2編集物としてフレーム
のグループ「B」を決める。以下同様にして、第2ディ
スクから第3編集物としてフレームのグループ「C」
を、第3ディスクから第4編集物としてフレームのグル
ープ「D」を、第4ディスクから第5編集物としてフレ
ームのグループ「E」を、第4ディスクから第6編集物
としてフレームのグループ「F」を、第5ディスクから
第7編集物としてフレームのグループ「G」を、第5デ
ィスクから第8編集物としてフレームのグループ「H」
を決める。
【0017】勿論、編集者は、最初の編集物リストを修
正することができる。例えば、編集者は、第1の接合
(編集物「A」の最後のフレームと編集物「B」の最初
のフレームの間の変移)を、単純なカットでなく、ワイ
プ(又はディゾルブ)となるように決めることができ
る。したがって、編集者は、この「接合」情報を含むよ
う編集物リストを補足できる。
【0018】図2は本発明の好適な実施形態の概略図、
図3は図1のシステムにおける制御信号に対するハード
ウエアの接続図、図4は図1のシステムにおけるビデオ
信号に対するハードウエアの接続図、図5は図1のシス
テムにおける音声信号に対するハードウエアの接続図、
図6は図1のシステムの操作卓部分の正面図、図7は図
1のシステムの装置ラック部分の正面図である。
【0019】図2〜7の例では、本発明は、コンピュー
タ・ファイルの形の編集物リストを発生するようにプロ
グラムされたコンピュータ30を有する(したがって、
編集物リストは、コンピュータ30により図2に示すよ
うな3.5インチのフロッピー・ディスケットに書込め
る。)。
【0020】使用者は、コンピュータ・モニタ35、マ
ウス33、コンピュータ・キーボード31を使ってコン
ピュータ30とインタフェース(対話)する。コンピュ
ータ30は6個のレーザビデオディスクユニット50を
制御し、これらの各ユニット50は、レーザビデオディ
スク(これに未編集録画が記憶されている。)を動かす
手段50b(図4及び5に示す。)と、レーザビデオデ
ィスクに(例えば、他のユニット50で再生する選択し
た録画を記憶させるため)1度書込む手段50aとを有
するものがよい。ソニーのLVR−5000及びLVS
−5000ビデオディスクユニットがそれぞれ、これら
の手段50b.50aとして使用するのに適している。
【0021】ユニット50からのビデオ信号出力は、1
つ以上のビデオモニタ52aに送られると共に、プログ
ラムされたコンピュータ30の制御の下に動作するビデ
オスイッチャ46を介して1つ以上のビデオモニタ52
bに送られる。図2では、簡単のため1つのビデオモニ
タ52aと1つのビデオモニタ52bのみを示したが、
図4には全部で8つのビデオモニタ(52a,52b,
52c,52d)を示す。ソニーのBVS−V1212
ビデオルーティングスイッチャが、スイッチャ46とし
て使用するのに適している。
【0022】ユニット50からの音声信号出力(一般に
各ユニット毎に左右の音声チャンネルがある。)は、プ
ログラムされたコンピュータ30の制御の下に動作する
音声スイッチャ48を介してステレオ増幅器56及びス
ピーカ54に送られる。付加的(特殊効果のための)音
声信号が、音声CDプレーヤ58から出力されバッファ
60を経て音声ミキサ44に送られ、そこで、増幅器5
6による増幅前に音声スイッチャ48からの所望信号と
混合される。ソニーのBVS−A1201オーディオル
ーティングスイッチャが、スイッチャ48として使用す
るのに適している。
【0023】図3に示すように、プログラムされたコン
ピュータ30は、「四角ポート」ボード32,34,3
6及びブレークアウト回路ボックス38を介してビデオ
特殊効果ユニット42(これは、ビデオ信号発生器40
を含む。)、音声ミキサ44、スイッチャ46及び4
8、ビデオディスクユニット50と接続される。図2に
は、簡単のため上記ユニット42は示していない。
【0024】コンピュータ30は、IBMのATパーソ
ナルコンピュータ(又は互換性「AT」コンピュータ)
がよく、各ボード32,34,36は該コンピュータの
標準のIBMのATスロット内に接続されている。ボー
ド回路32,34,36,38の機能は、コンピュータ
30にその3つのアンモディファイド(un−modi
fied)スロットを介して12個までの周辺装置を制
御させるうることである。ブレークアウト回路ボックス
38は、図3に示す12個の周辺装置に接続するため、
12個の9ピンRS−422ポートを有する。4個のR
S−422ポートはブレークアウト回路ボックス38の
3個の37ピン・ポートの各々に接続され、各37ピン
・ポートはボード32,34,36の異なる37ピン・
ポートに接続される。
【0025】ビデオ信号発生器40(これは、ソニーモ
デルBVS−3200信号発生器でよい。)からのフレ
ーム基準信号は、四角ポート・ボード32を介してコン
ピュータ30に割込み、装置制御の通信をビデオフレー
ム時間に同期させる。
【0026】ビデオ特殊効果ユニット42(これは、ソ
ニーDME−450ディジタル多効果装置でよい。)
は、記憶録画を処理して編集物間の種々のビデオ信号の
変移(ディゾルブ、フェード・ワイプなど)をシミュレ
ートし、使用者がかかるビデオ信号変移を指定する編集
物リストより決まる番組を見ることができるものでなけ
ればならない。
【0027】同様に、音声ミキサ44(これは、ソニー
VSP−A600音声混合装置でよい。)は、音声クロ
ス・フェードのような音声信号の変移を発生し、使用者
がかかる音声変移を指定する編集物リストで決まる番組
の音声トラックを聴くことができるものでなければなら
ない。
【0028】図4に示すように、上方3個のビデオディ
スクユニット50の各ビデオ再生出力は、ビデオモニタ
群52a内の異なるビデオモニタに接続され、下方3個
のビデオディスクユニット50の各ビデオ再生出力は、
ビデオモニタ群52c内の異なるビデオモニタに接続さ
れる。各ビデオディスクユニット50の撮像出力はま
た、ビデオスイッチャ46に入力される。該スイッチャ
46の出力は、最上方のユニット50内のビデオディス
ク記録ユニット50aに接続し、上記スイッチャ46の
ビデオ出力を該ユニット50a内のディスクに記録す
る。他のユニット50の1つ以上はまた、最上方ユニッ
ト50と同様に、該スイッチャ46に接続されたビデオ
ディスク記録ユニットを有する。
【0029】上記スイッチャ46の出力は、ビデオ特殊
効果ユニット42の入力に接続し、該ユニット42の出
力はビデオモニタ52d及び該スイッチャ46の入力に
接続する。該スイッチャ46の他の出力は、ビデオモニ
タ52bに接続する。
【0030】図5に示すように、上方3個のビデオディ
スクユニット50の各音声再生出力(左右の音声チャン
ネル出力を含む。)は、音声スイッチャ48の入力に接
続される。音声ミキサ44の出力は、最上方ユニット5
0内の記録ユニット50aの左と右の入力に接続し、音
声ミキサ44の音声出力を該ユニット50a内のディス
クに記録する。
【0031】音声CDプレーヤ58の出力は、バッファ
60を介して音声ミキサ44の左右の入力に接続し、音
声信号を上記スイッチャ48からの音声信号と混合しう
るようにする。該ミキサ44の左右出力は音声増幅器5
6に接続し、増幅した左右音声チャンネル信号を1対の
スピーカ54に送る。
【0032】ビデオモニタ52a,52b,52c,5
2d、コンピュータモニタ35、音声スピーカ54、音
声増幅器56、CDプレーヤ58、コンピュータ・キー
ボード31及びマウス33は、図6に示す操作卓ラック
に設置するのがよい。図6の配置によれば、使用者は、
編集の決定を本システムに入力するようマウスを操作し
ながら、ビデオモニタを見る(且つ注意を表示されたフ
レームに集中する)ことができる。そして、編集過程の
他の時間に、使用者は、キーボードでコンピュータ指令
をタイプしたり、マウスでコンピュータ指令を入力した
りしながら、コンピュータ・モニタを見ることができて
便利である。
【0033】また、6個のビデオディスクユニット50
(それぞれレーザビデオディスク記録ユニット50a及
び再生ユニット50bを含む。)、プログラムされたコ
ンピュータ30、ブレークアウト回路ボックス38、ビ
デオ特殊効果ユニット42、ビデオスイッチャ46、音
声スイッチャ48は、図7に示す装置ラックに設置する
のがよい。
【0034】図8は、本発明のソフトウエアの機能を示
す説明図である。図8に示すように、プログラムされた
コンピュータ30は次の如きソフトウエアを含む。すな
わち、本システムのビデオ及び音声周辺装置を制御する
ためのハードウエア駆動ソフトウエア(本システムに使
用する周辺装置の各型に対する装置制御ルーチンを含
む。)、シーン探索ソフトウエア(使用者が未編集録画
を本システム内に取入れ、取入れた録画のリストを作成
するのに便利)、編集決定ソフトウエア及び使用者イン
タフェース・ソフトウエアである。使用者インタフェー
ス・ソフトウエアは、使用者がマウス33又はキーボー
ド31を使って入力する指令に応じて他のシステム・ソ
フトウエアにアクセスでき、且つコンピュータ・モニタ
35の画面に図9に示す形式の表示を発生できるもので
ある。
【0035】シーン探索ソフトウエアは、使用者が2つ
の方法のどちらかにより未編集録画を本システムに取入
れることを容易にするものである。その方法は、未編集
録画がビデオテープ又はビデオディスクのどちらに記憶
されているかによって決まる。まず、使用者がビデオテ
ープに記憶された未編集録画からスタートする場合、シ
ーン探索モジュールは、使用者が個々のビデオテープの
録画を取入れ(録画再生用にビデオテーププレーヤが本
システムに接続されている場合)、再生されている録画
のフレームに「入」及び「出」をマークし、マークした
録画をビデオディスクにコピーできるようにする(各コ
ピーには、原ビデオテープ録画の最初及び最後のフレー
ムのタイムコードのみならず、新ビデオディスク録画の
最初及び最後のフレームのタイムコードをも記憶させ
る)。或いは、使用者がビデオディスクに記憶された未
編集録画からスタートする場合、シーン探索モジュール
は、使用者に該録画のうち所望の録画のフレームに
「入」及び「出」をマークさせ、マークした各録画に
「入」及び「出」(最初及び最後)のフレームのタイム
コードを記憶させる(すなわち、シーン探索モジュール
ではマークした録画を取入れ(記憶す)る。)。
【0036】シーン探索モジュールはまた、使用者に
(キーボード31を用いて)取入れた録画の説明を入力
させ、使用者が入力した説明を記憶させる。また、シー
ン探索モジュールは、使用者が取入れた録画の説明を訂
正したり、選択した録画をシーン探索データベース(こ
のデータベースは、取入れた録画のアドレス及び説明を
含む。)に加えたり或いはこれから削除したりできるよ
うにする。
【0037】編集決定ソフトウエアは、図8に示すよう
に「第1カット」モジュール、「同期ロール」モジュー
ル、「見直し修正」モジュール及び「編集物リスト管
理」モジュールを含む。第1カットモジュールは、使用
者が取入れた未編集録画から編集物リストを容易に作成
できるようにする。編集物リストは、該リスト上の編集
物間の接合を決めるタイムコードと、各接合の種類(す
なわちワイプ、ディゾルブ、フェード又は単純カット)
を決めるコードと、該リスト上の編集物の使用者が入力
した説明とを含む。
【0038】同期ロールモジュールは、使用者が編集物
リスト作成のため所望の録画のフレームに「入」及び
「出」のマークをしながら、多くのビデオモニタに1組
の同期した録画(すなわち、多くの同期カメラから製作
した録画)を同時に見れるようにする。見直し修正モジ
ュールは、使用者が(選択したビデオ録画を見ながら)
既に作成した編集物リストを修正し、既作成編集物リス
トで決めていた番組を見る(すなわち、ビデオテーププ
レーヤに編集物リスト上の編集物を続けて再生させて番
組をシミュレートする)ことができるようにする。編集
物リスト管理モジュールは、使用者に既作成編集物リス
トを操作処理(例えば、該リスト上の編集物又は編集物
のブロックの説明の変更、一連の編集物の該リストの他
の位置へのコピーなど)させるための指示メッセージを
表示する。
【0039】図8について述べた第1カットモジュール
及び他の各モジュール内における使用者が選択可能のサ
ブルーチン(ここでは「モジュール」とも呼んでい
る。)につき、以下図9を参照して説明する。
【0040】図9は、本発明の使用者インタフェースに
より本発明のコンピュータ・モニタに現われる代表的な
表示例を示す図である。使用者インタフェース・ソフト
ウエアは、使用者が上述のシーン探索、第1カット、同
期ロール、見直し修正及び編集物リスト管理の各モジュ
ールを含む種々のビデオ・ポスト製作環境に全体的なア
クセスができる統合ソフトウエア環境を与えるものであ
る。具体的にいえば、使用者インタフェースは、使用者
にオフライン編集操作時の任意の段階で所望のソフトウ
エア・モジュール(全スクリーン(画面)又はプルダウ
ンのメニューが表示される。)にアクセスさせることが
できる、選択可能のアイコンや簡略記憶文を表示する。
アイコン(又は文を含む窓)は、使用者がマウスを使っ
て選択できる。
【0041】図9は、本システムの操作時に本システム
の使用者インタフェース・ソフトウエアによって作られ
る代表的な表示例を示す。グローバル・アイコンが画面
の右上方に見える。使用者は、マウスを動かして上記モ
ジュールに対応するアイコンを選択し、本発明ソフトウ
エアのソフトウエア適用モジュールを実行するようシス
テムに命じることができる。例えば、使用者はアイコン
120(疑問符号の図形)を選択してシステムに「ヘル
プ」モジュールを実効するように、また、アイコン12
1を選択してシステムに現在のデータと時間を表示する
ように命じることができる。アイコン122(プロジェ
クト・ファイルを入れる引出し付きファイル・キャビネ
ットの斜視図)を選ぶと、前に作成された編集プロジェ
クト・ファイルのリストを含むメニューを表示させる
「プロジェクト選択」モジュールの実行を命じることが
できる。同様に、アイコン123(1枚目に「OE」の
表示がある紙束の斜視図)により、使用者が図8で述べ
たモジュールの1つを選択して実行させ、且つ表示画面
に再生できるように命じ、アイコン124(ソニーDM
E−450ディジタル多効果装置に似せたビデオ特殊効
果装置の外観図)により「特殊効果」モジュール(この
モジュールでは、使用者がディジタル特殊効果装置を制
御して使用者が指定したフレーム間の所望の変移をシミ
ュレートできるメニューが表示される。)の実行を命
じ、アイコン125によりコンピュータ操作システムへ
のアクセスを命じることができる。
【0042】マウス33を用いてアイコン上に表示され
たカーソルを動かすと、そのアイコンが(図9のアイコ
ン123のように)強調される。使用者は、マウス上の
ボタン(図2では3個のボタンを示す。)の1つを動か
して強調されたアイコンを選択しうる。
【0043】画面の上下端縁に沿う窓108,110の
中に、簡略記憶文が見える。使用者は、マウスを動かし
て適用モジュールに対応する文の窓を選択し、システム
にそのモジュールの実行を命じることができる。例え
ば、使用者は、窓108の文(「前進」)を選択し、編
集物リストに左側の編集物(現在タイムコードが窓15
0に表示され、マークされている編集物)を追加し、右
側の編集物(現在タイムコードが窓151に表示され、
マークされている編集物)を左側のモニタ52bに動か
し(且つ窓151から窓150へ表示された情報を動か
し)、そして編集物リスト上の次の編集物(もしあれ
ば)を右側のモニタ52dに動かす(且つ次の該編集物
に対する「入」タイムコードを窓151に表示す
る。)。他の例として、窓110の文(「下見」)を選
択すると、システムは、(ビデオモニタ52bに)現在
の右側の編集物の終わりから現在の左側の編集物の最後
の5秒までを表示する。また、別の例として、上方端縁
に沿う窓133の文(「修正」)(「リスト管理」の窓
132の直ぐ右側)を選択すると、システムは、表示さ
れた窓及びアイコンの位置を修正するよう使用者に指示
することになる。
【0044】使用者は、色々な方法で録画を入れる位置
を決める(cue)ことができる。例えば、使用者は、
ビデオディスクプレーヤを選択して所望のタイムコード
を入力し(一般にシーン探索モジュールにアクセスして
取入れた録画のリストを表示させたあと)、その録画を
左側か右側の編集物のどちらにするかを指定することが
できる。現在の左側の編集物のタイムコード(ビデオ、
音声の左及び右チャンネルに対する)は、窓150
(「出」と表示)に表示される。同様に、現在の右側の
編集物のタイムコードは、窓151(「入」と表示)に
表示される。また、このような位置決め指令に応じて、
システムのハードウエア駆動ソフトウエアは、ディスク
に選択した録画を再生させる(例えば、左側の編集物に
対して左側のモニタ52bに、右側の編集物に対しては
右側のモニタ52dに、また、選択したディスクプレー
ヤに対応するモニタ群52a又は52cの1つのモニタ
に)物理的準備をさせる。
【0045】或いは、使用者は、ビデオディスクプレー
ヤを選択してプロジェクト識別コード(既に作成した編
集物リストを識別するコード)を入力してもよい。この
場合、システムは、選択したディスクプレーヤに識別さ
れた編集物リストの最初の編集物の始めを入れ、この最
初の編集物のタイムコードを「入」の窓151に表示
し、該編集物を(右側の編集物として)右側のモニタ5
2dに表示する。
【0046】或いはまた、使用者は、上記のプロジェク
ト識別コードを入力するだけでもよい。この場合、シス
テムは、最も近いディスクプレーヤに識別された編集物
リストの最初の編集物の始めを入れ、この最初の編集物
のタイムコードを「入」の窓151に表示し、該編集物
を(右側の編集物として)右側のモニタ52dに表示す
る。
【0047】簡単のため図9には全部を示さないが、表
示画面にアイコンや簡略記憶文を含む適当な窓を選ぶこ
とにより、その他の適用モジュールを選択できる。使用
者が選択した編集物(又は編集物の列)を見ることがで
きるその他のモジュールとしては、次のようなものがあ
る。 「リプレー」‥‥システムは、左側の編集物の始めから
スタートし、編集物リストの残りの編集物に及ぶ動作を
する。 「再スタート」‥‥システムは、使用者が指定した再ス
タートリミット(タイムコード)からスタートし、使用
者が指定した他の再スタートリミットまで編集物リスト
の残りの編集物を扱う動作をする。 「再スタートリミット」‥‥システムは、使用者が指定
した再スタートリミット(タイムコード)を、「再スタ
ート」動作をさせるのに使用するため記憶させる。 「オープン」‥‥システムは、1対のプレーヤを指定し
た接合部に入れる(使用者が左側編集物の最後のフレー
ムを右側編集物の最初のフレームと並んで見れるように
するため)。 「ロックアンドロール」‥‥システムは、使用者が指定
した接合部を順又は逆方向において任意の速度で見れる
ようにする。
【0048】レーザディスクプレーヤに特定のフレーム
を入れると、窓140〜145の対応する1つが、その
フレームのタイムコードと、該フレームが属する編集物
を含む編集物リストを識別するプロジェクト識別番号
(又は図9に示すような「シーンid」)とを表示す
る。図2〜7の具体例の変形として、モニタ52a,5
2cを省略し、代わりに、コンピュータ画面の窓140
〜145の1つに画中画(picture−in−pi
cture)ビデオ窓を設け、入れた各フレームを表示
するようにしてもよい。かような変形において、SMP
TEタイムコード00:00:32の付いたフレームを
最初のビデオディスクプレーヤ50に入れると、そのフ
レームは第1の画中画窓(図9の窓140)に表示され
る。
【0049】使用者が編集物をマークできる他のモジュ
ールとして、次のようなものがある。 「出」‥‥システムは、現在取入れられた左側の編集物
のビデオ、音声の左及び右チャンネルの3つのタイムコ
ード(すなわち、現在窓150に表示され特定された3
つのタイムコード)をマークする。 「入」‥‥システムは、現在取入れられた右側の編集物
のビデオ、音声の左及び右チャンネルの3つのタイムコ
ード(すなわち、現在窓151に表示され特定された3
つのタイムコード)をマークする。 「編集」‥‥システムは、「入」と「出」の両方の機能
を行う。 「V」,「A1」,「A2」,「VA1」,「VA
2」,「A1A2」‥‥システムは、指示されたチャン
ネル(すなわち、「VA1」モジュールの場合はビデオ
チャンネルと音声左チャンネル)に対する現在の左側の
編集物のタイムコード及び現在の右側の編集物のタイム
コードをマークする。 「トリム」‥‥システムは、使用者が指定したフレーム
数を接合部の指定した側の指定チャンネルに加算、又は
それより減算する(使用者は、マウスを操作してトリム
アイコン101を選択することにより該整合部の左側
を、マウスを操作してトリムアイコン103を選択する
ことにより該接合部の右側を、また、マウスを操作して
トリムアイコン105を選択することにより該接合部の
両側を指定できる。)。
【0050】使用者が接合部を処理できるモジュール
に、次のようなものがある。 「前進」‥‥窓108を参照して既に述べた。 「リセット」‥‥システムは、最も新しい「前進」操作
を取消す。 「記憶」‥‥システムは、現在の編集物リストをフロッ
ピーディスケット(又はハードディスク)に記憶させ
る。
【0051】使用者が選択した接合部について編集物を
修正するモジュールに、次のようなものがある。 「重合せ」‥‥このモジュールを選択したのち、ビデオ
又は音声編集物を指定した左側の編集物に重ねるため、
使用者は、重ねる信号源、該左側編集物内の開始タイム
コード、重ねる信号源からの開始タイムコード、該左側
編集物又は重ねる信号源からの終了タイムコードを指定
する。 「挿入」‥‥このモジュールを選択したのち、ビデオ又
は音声編集物を編集物リストの左側編集物の中に加える
ため、使用者は、該左側編集物内の対象(目的)タイム
コード、挿入信号源、該挿入信号源からの開始タイムコ
ード、該挿入信号源からの終了タイムコードを指定す
る。 「削除」‥‥このモジュールを選択したのち、ビデオ又
は音声チャンネルを右側編集物から削除するには、使用
者は単に削除すべきチャンネルを入力すればよい。
【0052】上述のように、ビデオ特殊効果ユニット4
2は、選択した録画を処理して編集物間の特殊ビデオ変
移(ディゾルブ、フェード、ワイプなど)をシミュレー
トするために設けるものである。何ら特殊な変移を指定
しない場合、編集物リストは編集物の各対の間の単純な
「カット」を指示することになる。一方、使用者は、シ
ステムに対し、編集物リストに「特殊効果」接合を入れ
ることができる(例えば、編集物リストが2番目の接合
を接続時間がxフレームの直線的ディゾルブと指定する
ように)。システム・ソフトウエアは、かような変移を
指定する編集物リストで決まる番組を見るため、使用者
が上記ユニット42を制御できる特殊効果モジュール
(アイコン124を選択することにより作動される。)
を含む。この特殊効果モジュールは、次のような使用者
が選択可能なモジュールを含むのがよい。 「ディゾルブ」‥‥システムに編集された番組を再生し
て指定した型のディゾルブをシミュレートすることを命
じるもの。 「ワイプ」‥‥システムに編集された番組を再生して指
定した型のワイプをシミュレートすることを命じるも
の。 「フェード」‥‥システムに編集された番組を再生して
指定した型のフェードをシミュレートすることを命じる
もの。 「効果」‥‥システムが使用者に効果ボードオプション
を選択させるようにするもの。
【0053】好適な具体例では、本システムは、現在の
編集物リストを図形で表わしたものを窓106に表示す
る。かような表示においては、各接合を垂直なバー(又
はこれに似たもの)で表わし、これに番号を付けて識別
するのがよい。例えば、図9では番号1〜8によって区
別した8本のバーを窓106に表示しており、これによ
り現在の編集物リストが8つの接合部で仕切られた9個
の録画を含むことを示す。編集物リストの隣接する編集
物からのフレームを窓150及び151において特定し
たとき、システムに、窓106におけるこれら2つの編
集物間の接合部に対応する垂直バーを自動的に強調させ
るのがよい。
【0054】幾つかの窓(すなわち、第1カットモジュ
ール窓130、見直しモジュール窓131、編集物リス
ト管理モジュール窓132、修正窓133)を選択する
と、システムは、プルダウンメニューを表示して使用者
に更に動作をするよう促す。幾つかのモジュールでは、
指定された機能が窓112,114,116に表示され
る。これらの機能は、マウス33の左ボタン、中央ボタ
ン、右ボタンをそれぞれ作動させることにより選択され
る(図2のマウス33に左、中央及び右のボタンを示
す。)。
【0055】重要な例として、使用者は、マウス33を
次のように操作してレーザビデオディスクにシャトル
(左右動)機能を行わせることができる。使用者は、マ
ウスを使ってカーソルをシャトル窓100,102,1
04の所望の1つに動かしたのち、左のボタンを押して
ディスクプレーヤを1フレームだけ(前のフレームへ)
戻したり、右のボタンを押してディスクプレーヤを1フ
レームだけ(次のフレームへ)進めたりすることができ
る。
【0056】このとき、使用者が中央のボタンを押す
と、システムはマウスの動きを次のように解釈する。使
用者がマウスを左方向に動かす間、システムはディスク
プレーヤを逆方向(前のフレーム)に戻し続ける。使用
者がマウスを右方向に動かす間、システムはディスクプ
レーヤを順方向(あとのフレーム)に進め続ける。この
「シャトル」モードの間、使用者は、右のボタンを押し
てこのシャトル・モードを変え、左と中央のボタンを種
々組合せて押し、システムにディスクプレーヤの左右動
の速度や方向を変えるよう命じることができる。シャト
ルモードでは(他のモードと同様)、マウスボタンの機
能を表わす簡略記憶文を窓112,114,116に表
示するのがよい。例えば、シャトルモードにおいて、中
央ボタンを押すとシステムに左右動の速度を上げるよ
う、左ボタンを押すとシステムに該速度を落とすよう、
また、左と中央のボタンを同時に押すとシステムに左右
動の方向を逆にするよう命じることができる。
【0057】窓100を選択すると、「左」レーザディ
スクプレーヤ(窓150に特定されたフレームが入った
レーザディスクプレーヤ)のシャトル機能が可能とな
る。窓102を選択すると、「右」レーザディスクプレ
ーヤ(窓151に特定されたフレームが入ったレーザデ
ィスクプレーヤ)のシャトル機能が可能となる。窓10
4を選択すると、右と左のレーザディスクプレーヤのシ
ャトル機能が可能となる。
【0058】図10は、本発明コンピュータ・モニタの
表示のうち、図9のアイコン122の2つの型を示す。
左は拡大図であり、右は非拡大図である。図11は、図
9に簡単に示したアイコン124の拡大詳細図である。
図12は、本発明のプロジェクト選択モジュールを選択
したとき(すなわち、図9のアイコン122を選択した
とき)、コンピュータ・モニタ35の画面に現れる代表
的な表示例を示す。図12の「プロジェクト折たたみ」
表示は、アルファベット順に並べた「ファイル」アイコ
ン200及び202を含む。アイコン200の各々はア
ルファベットの異なる文字を表わし、アイコン202は
アルファベットの全文字を表わす。マウスを用いてファ
イルアイコン200,202のいずれかを選択すると、
システムは、アルファベットの対応する文字で始まる名
称をもつ全コンピュータ・ファイルを列記したプルダウ
ンメニューを表示する。それから、使用者は、該プルダ
ウンメニューのリストから所望のファイルを選択する。
アイコン200及び202の1つを選択しなくても、フ
ァイルのリストが窓204に現われる。適当なマウス指
令を入力すると、窓204内の任意のファイルに関する
追加情報が窓206に表示される。
【0059】図13は、本発明のシーン探索モジュール
を選択したとき、コンピュータ・モニタ35の画面に現
われる代表的な表示例を示す。図13の「索引カード」
表示300は、使用者が入力したシーン探索情報が記憶
されたコンピュータ・ファイルを識別するファイル名を
表示する窓302を有する。録画(ビデオテープ又はレ
ーザビデオディスクに記憶された)を見るとき、シーン
探索ソフトウエアは、見ている録画の「入」及び「出」
フレームタイムコード(すなわち、窓311に特定され
た信号源テープ又は信号源ビデオディスクからのタイム
コード)を窓312に表示すると共に、使用者がその録
画をコピーするために選んだビデオディスク(窓313
に特定されたディスク)の位置の「入」及び「出」フレ
ームタイプコードを窓314に表示する。図13の「索
引カード」表示300はまた、窓312,314内のタ
イムコードにより特定された録画を説明する情報を使用
者が都合よくタイプできる他の窓を有する。図13の表
示はまた、使用者が色々のシーン取入れ操作を行うため
に選択しうるアイコン窓304,306,308,31
0を有する。例えば、アイコン308を選択すると、前
にシステムに取入れた他の録画に関する全情報を表示す
るようシステムに命じることになる(したがって、使用
者は、その録画に関して前に入力した説明情報を修正す
ることができる。)。
【0060】未編集録画に含まれるビデオ及び音声信号
を記憶させるのに、レーザビデオディスクプレーヤの外
にランダムアクセスメモリ・ユニットを本システムに使
用することが考えられる。例えば、該録画をディジタル
化し磁気ディスク駆動装置に記憶させてもよい。本発明
は、その範囲及び精神から逸脱することなく種々の変
形、変更をしうるものであり、上述の特定の実施例に限
定されるものではない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
使用者がポスト製作オフライン編集操作の際任意の時点
で種々のビデオ・ポスト製作環境に全体的アクセスをす
ることが可能である。また、使用者がマウスを使って都
合よく選択しうるアイコンや簡略記憶文を含むメニュー
を提供する便利な使用者インタフェースを設計すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポスト製作オフライン編集時に行うステップを
示す説明図である。
【図2】本発明システムの好適な実施例を示す概略図で
ある。
【図3】図2のシステムにおける制御信号に対するハー
ドウエアの接続図である。
【図4】図2のシステムにおけるビデオ信号に対するハ
ードウエアの接続図である。
【図5】図2のシステムにおける音声信号に対するハー
ドウエアの接続図である。
【図6】図2のシステムの操作卓部分の正面図である。
【図7】図2のシステムの装置ラック部分の正面図であ
る。
【図8】本発明のソフトウエアの機能を説明する図であ
る。
【図9】本発明の使用者インタフェースによりコンピュ
ータ・モニタに現われる代表例を示す図である。
【図10】アイコンの拡大図と非拡大図を含むコンピュ
ータ・モニタ上の表示例を示す図である。
【図11】図9に簡略して示した1つのアイコンの詳細
を示す図である。
【図12】プロジェクト選択モジュールにより現われる
コンピュータ・モニタ上の表示例を示す図である。
【図13】シーン探索モジュールにより現われるコンピ
ュータ・モニタ上の表示例を示す図である。
【符号の説明】
50‥‥ランダムアクセス記憶手段、52a,52b,
52c,52d,35‥‥表示手段、30‥‥コンピュ
ータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー ビー リアリー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94043 ナンバーワン マウンテン ビ ュー ダブリュー ミドルフィールド ロード 2019 (72)発明者 デビット ウィーラー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロアルト ディアブロ コー ト 362 (72)発明者 ジョン イー グラハム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95130 サンホセ パスコ オリボス 5172 (72)発明者 ダグラス ディー クーパー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95008 キャムベル クリストファ ア ベニュー 55 (56)参考文献 特開 昭62−276980(JP,A) 特開 昭63−294079(JP,A) 特開 昭61−28280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 27/031 H04N 5/262 - 5/278

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースビデオデータを編集するための編集
    装置において、 上記ソースビデオデータをランダムアクセス可能な記録
    媒体に記録すると共に、該記録媒体から上記ソースビデ
    オデータを再生するための記録再生装置と、 上記記録再生装置の記録再生動作を制御可能なように上
    記記録再生装置に接続されたコンピュータとを備え、 上記コンピュータは、 上記記録再生装置に記録されたソースビデオデータから
    選択された第1のシーンと第2のシーンとの遷移期間
    に、所望のエフェクトを設定するためのユーザインター
    フェースに関するグラフィックをコンピュータモニタに
    表示するようにプログラムされていることを特徴とする
    編集装置。
  2. 【請求項2】ソースビデオデータをランダムアクセス可
    能な記録媒体に記録すると共に、該記録媒体から上記ソ
    ースビデオデータを再生するための記録再生装置と、 上記記録再生装置の記録再生動作を制御可能なように上
    記記録再生装置に接続されたコンピュータとからなる編
    集装置を使用して、上記ソースビデオデータを編集する
    ための編集方法であって、 上記記録再生装置に記録されたソースビデオデータから
    選択された第1のシーンと第2のシーンとの遷移期間
    に、所望のエフェクトを設定するためのユーザインター
    フェースに関するグラフィックをコンピュータモニタに
    表示するステップと、 コンピュータモニタに表示されたグラフィックを使用し
    て、上記ソースビデオデータを編集するステップとから
    なる編集方法。
JP10008100A 1998-01-19 1998-01-19 編集装置及び編集方法 Expired - Lifetime JP3103918B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10008100A JP3103918B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 編集装置及び編集方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10008100A JP3103918B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 編集装置及び編集方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03018454A Division JP3094466B2 (ja) 1990-01-19 1991-01-18 編集システム及び編集方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10174055A JPH10174055A (ja) 1998-06-26
JP3103918B2 true JP3103918B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=11683894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10008100A Expired - Lifetime JP3103918B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 編集装置及び編集方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3103918B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10174055A (ja) 1998-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3094466B2 (ja) 編集システム及び編集方法
US5760767A (en) Method and apparatus for displaying in and out points during video editing
JP3067801B2 (ja) ビデオ情報のデジタル記憶及び表示を提供するデジタル・オーディオ・ワークステーション
US6272279B1 (en) Editing method of moving images, editing apparatus and storage medium storing its editing method program
JP3144371B2 (ja) 編集装置
JP3103918B2 (ja) 編集装置及び編集方法
JP3103917B2 (ja) 編集装置及び編集方法
JPH0779404A (ja) ビデオの代表画像一覧作成方法および装置
JP3094981B2 (ja) 編集方法
JP3144373B2 (ja) 編集装置
JP3741524B2 (ja) ナレーション作成収録支援装置
JP4245083B2 (ja) 加工再収録機能を有するノンリニア映像編集システム
Eagle Vegas Pro 9 Editing Workshop
KR970010139B1 (ko) 비스(viss)화면 처리방법과 그 장치
Costello Non-Linear Editing
KR0126437B1 (ko) 비스(viss)화면 편집방법과 그 장치
Grisetti et al. Adobe Premiere Elements 2 in a Snap
Velazquez-Cruz Linear and non-linear editing systems: Changes on the creative and technical aspects of video post-production
KR20040079209A (ko) 디지털 녹화기에서의 재생 목록 편집방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080901

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 11