JP3103890U - デュプレックス式光信号送受信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光コネクタと本体との連結において、累進公差の問題が発生することなく、好ましい伝送特性の安定性が得られるデュプレックス式光信号送受信モジュールを提供する。
【解決手段】光源素子と、受光素子と、光信号の伝送を行う光ファイバ線を内部に収納する光コネクタと、複合プラスチック材で成形され、該光源素子を固定する第1開口部と、該受光素子を固定する第2開口部と、環状の肩部とを形成してなる本体と、金属部材で形成し、通過孔を穿設してなり、かつ該本体の肩部に設けられ、埋め込み射出方式で該本体と一体に固定される固定部材と、によってなり、該光コネクタは照準を合わせて該固定部材の端面に連結し、該本体は内部に通路を形成して該第1開口部と、該第2開口部と、該肩部とを連通させ、かつ該通路に、光線を該光源素子と、受光素子にカップリングさせるフィルタミラーを設ける。
【選択図】図3

Description

この考案は、光信号送受信モジュールに関し、デュプレックス式通信システムの通信端に設けられ、光信号を屈折させて光ファイバにカップリングさせるとともに、受信した光信号を反射させて受光素子をカップリングさせるデュプレックス式光信号送受信モジュールに関する。
いわゆるデュプレックス(dup1ex)システムとは、両方向の信号を同一光ファイバ内に収納するシステムであって、光ファイバ線の使用を節減し、システムのコストを低下させる効果を有する。特に、伝送距離が長距離の場合、かかる経済的効果はさらに明らかになる。デュプレックス式の通信システム構造において、通信端には光信号送受信モジュールを設けなければならない。光信号送受信モジュールは、発射される光信号を屈折させて光ファイバにカップリングさせるとともに、受信した光信号を反射させて受光素子をカップリングさせる作用を有する。
図1A、図1Bに開示するように、従来のデュブレックス式光信号送受信モジュールは、金属材によってなる本体(1)を具え、該本体(1)の一端を第1開口部として光源素子(2)を設け、別途第2開口を形成して受光素子(3)を設ける。また、第1開口に対向する一端に第3開口を形成して、光コネクタ(4)を連結する。
光コネクタ(4)は、フェルール(6)を具え、フェルール(6)内には光ファイバ線(図示しない)の自由端を接続する。光コネクタ(4)は本体(1)に連結する場合、照準を合わせなければならない。即ち、光ファイバ線の光ファイバが本体(1)に進入した場合の最も好ましい位置になるように照準を合わせる。
本体(1)内には、光源素子(2)から照射される光線を屈折させて、光ファイバ線の光ファイバにカップリングさせるためのフィルタミラー(5)を設ける。また、光ファイバが受信する光線は、該フィルタミラー(5)によって全反射し、受光素子(3)にカップリングする。
上述の通り、従来のデュプレックス式光信号送受信モジュールは、本体(1)内に複数の部材を設けることによってはじめて伝送経路のカップリング装置となる。これは製造工程において加工の難度を増すことになる。即ち、通常本体(1)はフライス盤で加工する。また、光コネクタ(4)のスリーブ(7)は旋盤で加工する。よって、本体(1)とスリーブ(7)との間には、加工の複雑さと累進公差の問題が発生し、伝送特性が不安定になる。
この考案は、光コネクタとの連結において、累進公差の問題が発生することなく、伝送特性の好ましい安定性が得られ、かつ部材の点数を減少させ、製造コストを節減できるデュプレックス式光信号送受信モジュールを提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、光源素子を連結する第1開口部と、受光素子を連結する第2開口部と、該第1開口部に対向する一端に光コネクタを連結するための固定部材を設ける肩部を形成した中空の本体と、該本体内に設けるフィルタミラーと、光源素子と、受光素子と、固定部材と、及び光コネクタとを含んでなり、該固定部材を埋め込み射出成形で該本体を射出成形するとともに、該肩部に埋め込んで形成したデュプレックス式光信号送受信モジュールの構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載するデュプレックス式光信号送受信モジュールは、光源素子と、
受光素子と、
光信号の伝送を行う光ファイバ線を内部に収納する光コネクタと、
複合プラスチック材で成形され、該光源素子を固定する第1開口部と、該受光素子を固定する第2開口部と、環状の肩部とを形成してなる本体と、
金属部材で形成し、通過孔を穿設してなり、かつ該本体の肩部に設けられ、埋め込み射出方式で該本体と一体に固定される固定部材と、によってなり、
該光コネクタは照準を合わせて該固定部材の端面に連結し、該本体は内部に通路を形成して該第1開口部と、該第2開口部と、該肩部とを連通させ、かつ該通路に、光線を該光源素子と、受光素子にカップリングさせるフィルタミラーを設ける。
請求項2に記載するデュプレックス式光信号送受信モジュールは、請求項1における本体において、該第1開口部と該肩部とが対向する両端に設けられ、該第2開口部が該第1開口部と該肩部とを結ぶ線に直交する線上に設けられる。
請求項3に記載するデュプレックス式光信号送受信モジュールは、請求項1における肩部の内壁面には、フランジを環状に形成し、該固定部材の外周面には、円周に沿って該フランジが嵌合する凹溝を形成する。
本考案のデュプレックス式光信号送受信モジュールは、光コネクタと本体との連結において、累進公差の問題が発生することなく、好ましい伝送特性の安定性が得られるとともに、製造コストを節減し、製品の歩留まりを高めるという効果がある。
この考案は、デュプレックス式光信号送受信モジュールを捌共するものであって、光コネクタと本体との連結において累進公差の間題が発生することなく、好ましい伝送特性の安定が得られるようにするために、光源素子を連結する第1開口部と、受光素子を連結する第2開口部と、該第1開口部に対向する一端に光コネクタを連結するための固定部材を設ける肩部を形成した中空の本体と、該本体内に設けるフィルタミラーと、光源素子と、受光素子と、固定部材と、及び光コネクタとによってデュブレックス式光信号送受信モジュールを構成し、かつ、該固定部材を埋め込み射出成形で該本体を射出成形するとともに、該肩部に埋め込んで形成する。
係る構成のデュプレックス式光信号送受信モジュールについて、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
図2は、この考案によるデュプレックス式光信号送受信モジュールの断面構造を示した説明図であって、図3は、その断面図である。図面によれば、この考案によるデュプレックス式光信号送受信モジュールは、本体(10)と、環状の固定部材(16)と、及び光コネクタ(23)とを具えてなる。
本体(10)は、プラスチックの複合材によってなり、図4に開示するように、略T字状の通路(11)を内部に形成し、該通路(11)の一端を光源素子(20)が連結する第1開口部(12)とし、該第1開口部(12)と、該第1開口部(12)に対向する一端とを結ぶ線に直交する方向に、受光素子(21)を連結する第2開口部(13)を形成する。また、第1開口部(12)に対向する一端には、環状肩部(14)を形成し、該環状肩部(14)の内壁面には、フランジ(15)を環状に形成する。
本考案を実施する場合、光源素子(20)と受光素子(21)は、例えばレーザ溶接方式などでそれぞれ第1開口部(12)と第2開口部(13)とに固走する。
固定部材(16)は金属材によってなり、通過孔(17)を穿設して環状に形成する。該通過孔(17)の直径は本体(10)の通路(11)の直径と同一にする。また、固定部材(16)の外周面には、円周に沿って凹溝(18)を形成する。凹溝(18)の深さは本体(10)の環状肩部(14)に形成したフランジ(15)に嵌合できるだけの深さとする。
本体(10)を射出成形する場合、固定部材(16)は予め本体(10)を成形する金型内に設置し、本体(10)を射出成形するとともに、固定部材(16)の凹溝(18)と、本体(10)のフランジ(15)とを結合させる。即ち、固定部材(16)は埋め込み射出方式で本体(10)に結合させ、図5に開示するように一体に形成する。
光コネクタ(23)の端面は、レーザ溶接で固定部材(16)の端面に固定する。光コネクタ(23)は内部に光ファイバ線(図示しない)を収納するフェルール(24)を具え、光コネクタ(23)を固定部材(16)に固定する場合、光ファイバ線の光ファイバは、光源素子(20)と、受光素子(21)とに照準をあわせなければならない。
光コネクタ(23)の端面を固定部材(16)の端面に固定するため、図3に開示するように光源素子(20)から照射される光線は屈折し、フォーカスされて光ファイバにカップリングする。また、光ファイバの受信する光線は、全反射してフォーカスされ、受光素子(21)にカップリングする。
本体(10)の丁字状の通路(11)にフィルタミラー(30)を設け、光源素子(20)から照射される光線をフィルタミラー(30)で屈折させ、光ファイバにカップリングさせる。光ファイバの受信する光線は、フィルタミラー(30)によって全反射して受光素子(21)にカップリングさせる。
以上をまとめると、この考案において固定部材(16)は埋め込み射出方式で本体(10)と一体成形する。
よって、部材の組み立てと加工に係る間題を減少させ、生産コストを大幅に節減させることができる。またに光コネクタ(23)と本体(10)との結合において、累進公差の問題が発生することなく、伝送特性を算定させることができる。
以上はこの考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
従来のデュプレックス式光信号送受信モジュールを示した断面図である。 図1Aに開示するデュプレックス式光信号送受信モジュールを示した斜視図である。 この考案によるデュプレックス式光信号送受信モジュールの断面構造を示した説明図である。 図2に開示するデュプレックス式光信号送受信モジュールを示した断面図である。 この考案における本体と固定部材の断面構造を示した説明図である。 この考案における本体の断面図である。
符号の説明
1 本体
2 光源素子
3 受光素子
4 光コネクタ
5 フィルタミラー
6 フェルール
7 スリーブ
10 本体
11 通路
12 第1開口部
13 第2開口部
14 環状肩部
15 フランジ
16 固定部材
17 通過孔
18 凹溝
20 光源素子
21 受光素子
23 光コネクタ
24 フェルール
30 フィルタミラー

Claims (3)

  1. 光源素子と、
    受光素子と、
    光信号の伝送を行う光ファイバ線を内部に収納する光コネクタと、
    複合プラスチック材で成形され、該光源素子を固定する第1開口部と、該受光素子を固定する第2開口部と、環状の肩部とを形成してなる本体と、
    金属部材で形成し、通過孔を穿設してなり、かつ該本体の肩部に設けられ、埋め込み射出方式で該本体と一体に固定される固定部材と、によってなり、
    該光コネクタは照準を合わせて該固定部材の端面に連結し、該本体は内部に通路を形成して該第1開口部と、該第2開口部と、該肩部とを連通させ、かつ該通路に、光線を該光源素子と、受光素子にカップリングさせるフィルタミラーを設けることを特徴とするデュプレックス式光信号送受信モジュール。
  2. 前記本体において、該第1開口部と該肩部とが対向する両端に設けられ、該第2開口部が該第1開口部と該肩部とを結ぶ線に直交する線上に設けられることを特徴とする請求項1に記載のデュプレックス式光信号送受信モジュール。
  3. 前記肩部の内壁面には、フランジを環状に形成し、該固定部材の外周面には、円周に沿って該フランジが嵌合する凹溝を形成することを特徴とする請求項1に記載のデュプレックス式光信号送受信モジュール。
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