JP3103872U - マルチルーメンカテーテル - Google Patents

マルチルーメンカテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP3103872U
JP3103872U JP2004001129U JP2004001129U JP3103872U JP 3103872 U JP3103872 U JP 3103872U JP 2004001129 U JP2004001129 U JP 2004001129U JP 2004001129 U JP2004001129 U JP 2004001129U JP 3103872 U JP3103872 U JP 3103872U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lumen
catheter
blood
blood removal
connecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004001129U
Other languages
English (en)
Inventor
松田 裕介
小池 紀夫
安紀 藪下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP2004001129U priority Critical patent/JP3103872U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3103872U publication Critical patent/JP3103872U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】 脱血孔の閉塞を防ぐため、体外循環実施時にカテーテルを回転させる際に、脱血用ルーメンあるいは脱血孔の血管内での位置を容易に認識することができるマルチルーメンカテーテルを提供する。
【解決手段】 少なくとも脱血用ルーメンと返血用ルーメンからなり、先端部に脱血用ルーメンに通じる脱血孔と返血用ルーメンに通じる返血孔が設けられたカテーテル本体1と、カテーテル本体1の基端部で各ルーメンと接続する独立した枝管3,4と、該カテーテル本体1と該枝管3,4とを分岐状に接続するための連接部2とから構成されるマルチルーメンカテーテルにおいて、体内に留置したときの体外部に脱血孔の位置を識別するための標識7を側面に設けたことを特徴とするマルチルーメンカテーテル。
【選択図】 図1

Description

本考案は、医療分野で利用されるカテーテルに関するものであり、さらに詳しくは体外循環用に使用されるマルチルーメンカテーテルに関するものである。
図8に、主として患者に挿入留置するカテーテル本体1が二つの内腔を有し、その後端部側の基部に連結部2を介してカテーテル本体の各別の内腔が一方ずつ連通せしめられている2本の枝管3,4とからなり、枝管3,4の先には体外循環回路や輸液回路等へ接続するためのアダプター5を備えたダブルルーメンカテーテルを示している。
マルチルーメンカテーテルには、上記のダブルルーメンカテーテルの他にも、カテーテル本体が3つの内腔を有し、連接部を介し3本の枝管に接続されたトリプルルーメンカテーテルや、内腔が4つ以上で枝管が4つ以上のカテーテルもあり、体外循環用に使用するカテーテルとしては通常は2つの内腔を有するカテーテルを備えたダブルルーメンカテーテルが最も多く使用されている。
このようなマルチルーメンカテーテルを用いて体外循環を実施するために、マルチルーメンカテーテルを内頸静脈、鎖骨下静脈、大腿静脈などに留置して仰向けの状態で使用する場合、脱血側ルーメンが留置血管の下側の血管壁に向いていると自重により垂れ下がり、さらにこの状態のまま体外循環を行うと吸引圧力が掛かるため、脱血孔が血管内壁にへばりつき脱血不良が生じ易い。このため、体外循環実施時にはカテーテルを回転させて脱血側のルーメンが留置血管の上側の血管壁に向くように回転させる必要がある。
従来、このようなマルチルーメンカテーテルの脱返血側の判別には、図8に示したアダプター5が色分けされていたり、クランプ6が色分けされていたり、また図7に示すように枝管3,4の上面に印字などされていたりして判別できるようになっていた(例えば、非特許文献1参照)。
「ユニチカ ウロキナーゼ固定化抗血栓性ブラッドアクセスUKカテーテル カタログ」ユニチカ株式会社、2002年7月、p.4
このような場合、カテーテルの回転は連接部を把持して行うことが多いため、アダプター5やクランプ6は連接部2の極近傍にないため識別しづらく、間違いやすいという問題があった。また、印字は連接部の極近傍にある場合があるが、連接部の側面には印字がないため同様に識別し難いという問題があった。例えば、図7に示したような枝管の上面に印字されている場合には、連接部平面を手の指で挟むことにより印字が隠れてしまい見辛くなっていた。
本考案は、脱血孔の閉塞や脱血流量低下を防ぐため、体外循環実施時にカテーテルを回転させる際に、脱血用ルーメンあるいは脱血孔の血管内での位置を容易に認識することができるマルチルーメンカテーテルを提供することを目的とする。
本考案者は、上記の課題を解決するため鋭意検討した結果、脱血用ルーメンを識別するための標識の位置を工夫することにより解決できることを見出し、本考案に到達した。
すなわち、本考案は、少なくとも脱血用ルーメンと返血用ルーメンからなり、先端部に脱血用ルーメンに通じる脱血孔と返血用ルーメンに通じる返血孔が設けられたカテーテル本体と、カテーテル本体の基端部で各ルーメンと接続する独立した枝管と、該カテーテル本体と該枝管とを分岐状に接続するための連接部とから構成されるマルチルーメンカテーテルにおいて、体内に留置したときの体外部に脱血孔の位置を識別するための標識を側面に設けたことを特徴とするマルチルーメンカテーテルを要旨とするものであり、好ましくは、標識が、連接部の脱血用ルーメン側の側面、脱血用ルーメンに通じる枝管の外側面又はカテーテル本体の脱血ルーメン側の側面に設けられたマルチルーメンカテーテルである。
本考案によれば、マルチルーメンカテーテルの連接部を把持しカテーテルを回転させると脱血孔側の標識が側面にあるため容易に判別が可能となり脱血孔の血管へのへばり付きに起因する流量トラブルを回避することができる。
本考案におけるマルチルーメンカテーテルは、図8に示したダブルルーメンカテーテルや、カテーテル本体が3つの内腔を有し、連接部を介し3本の枝管に接続されたトリプルルーメンカテーテルや、内腔が4つ以上で枝管が4つ以上のカテーテルを含むものである。
側孔の形状は図8に示したような、長手方向に垂直に開いているエンドホールタイプやカテーテルの側面に開けたサイドバイサイドなどのものがあるが本考案では側孔の形状はいかなる形状での組合せでもよい。
本考案でいう標識とは、着色した矢印のような他と識別し得るマークであってもよいし、また突起のような形態的に特徴を持たせて識別し得るようなものであってもよい。
本考案で標識として設けるマークとしては、印刷によりインクを塗布してマークする方法や、インクをスタンプやハケ等でスポット的に塗布する方法や、凹凸による標識が挙げられる。印刷による標識の場合、印刷に用いるインクは使用に際して、容易に脱離しないものであればいかなる着色剤を用いてもよく、色も肉眼で容易に識別することができるものであればいかなる色でも構わない。また、着色剤に硫酸バリウム、タングステン酸ビスマス、酸化ビスマス等の造影剤が含まれていてもよい。
本考案において、標識を設ける場所は、図1に示したように連接部の脱血用ルーメン側の側面や、図3に示したように脱血用ルーメンに通じる枝管の外側面、あるいは図2に示したようにカテーテル本体の脱血ルーメン側の側面などが挙げられる。
また、図4は、連接部の脱血用ルーメン側の側面に突起を設けた例である。さらに、図5、6に示したように複数の標識を設けてもよい。また従来の技術としてある図7などの標識と本考案を組合せて使用してもよい。
以下、本考案を図示の実施例に従って詳細に説明する。
本考案実施例における連接部近傍の平面図及び左右側面図を図1〜6に示した。
実施例1
本実施例は、連接部2の脱血用ルーメン側の側面(図1(a))に黒色の矢印7を付けた例である。
実施例2
本実施例は、カテーテル本体1の脱血用ルーメン側の側面(図2(a))に黒色の矢印7を付けた例である。
実施例3
本実施例は、脱血側枝管3の外側側面(図3(a))に黒色の矢印7を付けた例である。
実施例4
本実施例は、連接部2の脱血用ルーメン側の側面(図4(a))に円弧状の突起物8を設けた例である。
実施例5
本実施例は、連接部2の脱血用ルーメン側の側面に円弧状の突起物8、カテーテル本体1の脱血用ルーメン側の側面および脱血側枝管3の外側側面の3箇所(図5(a))に黒色の矢印7を付けた例である。
実施例6
本実施例は、連接部2の脱血用ルーメン側の側面、カテーテル本体1の脱血用ルーメン側の側面および脱血側枝管3の外側側面の3箇所(図6(a))に黒色の矢印7を付けた例である。
本考案のマルチルーメンカテーテルの一実施態様の連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である。 本考案のマルチルーメンカテーテルの他の実施態様の連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である。 本考案のマルチルーメンカテーテルの他の実施態様の連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である。 本考案のマルチルーメンカテーテルの他の実施態様の連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である 本考案のマルチルーメンカテーテルの他の実施態様の連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である。 本考案のマルチルーメンカテーテルの他の実施態様の連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である。 従来のマルチルーメンカテーテルの連接部付近を拡大した平面図(b)、左側面図(a)及び右側面図(c)を示した図である。 一般のダブルルーメンカテーテル全体外観を示す平面図である。
符号の説明
1 カテーテル本体
2 連接部
3 脱血側枝管
4 返血側枝管
5 アダプター
6 クランプ
7 マーク
8 突起
9 脱血孔
10 返血孔

Claims (4)

  1. 少なくとも脱血用ルーメンと返血用ルーメンからなり、先端部に脱血用ルーメンに通じる脱血孔と返血用ルーメンに通じる返血孔が設けられたカテーテル本体と、カテーテル本体の基端部で各ルーメンと接続する独立した枝管と、該カテーテル本体と該枝管とを分岐状に接続するための連接部とから構成されるマルチルーメンカテーテルにおいて、体内に留置したときの体外部に脱血孔の位置を識別するための標識を側面に設けたことを特徴とするマルチルーメンカテーテル。
  2. 標識が、連接部の脱血用ルーメン側の側面に設けられたことを特徴とする請求項1記載のマルチルーメンカテーテル。
  3. 標識が、脱血用ルーメンに通じる枝管の外側面に設けられたことを特徴とする請求項1記載のマルチルーメンカテーテル。
  4. 標識が、カテーテル本体の脱血ルーメン側の側面に設けられたことを特徴とする請求項1記載のマルチルーメンカテーテル。
JP2004001129U 2004-03-09 2004-03-09 マルチルーメンカテーテル Expired - Lifetime JP3103872U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001129U JP3103872U (ja) 2004-03-09 2004-03-09 マルチルーメンカテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001129U JP3103872U (ja) 2004-03-09 2004-03-09 マルチルーメンカテーテル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3103872U true JP3103872U (ja) 2004-08-26

Family

ID=43257317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004001129U Expired - Lifetime JP3103872U (ja) 2004-03-09 2004-03-09 マルチルーメンカテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3103872U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569829A (ja) * 1991-09-12 1993-03-23 Daifuku Co Ltd 荷役用台車装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569829A (ja) * 1991-09-12 1993-03-23 Daifuku Co Ltd 荷役用台車装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5059177A (en) Triple lumen balloon catheter
US5464394A (en) Multilumen percutaneous angioscopy catheter
US9867926B2 (en) Dialysis catheter
CA2128965C (en) Catheter with elongated side holes
US7300430B2 (en) Multi-lumen catheter with attachable hub
EP0218275A1 (en) Multi-purpose catheter
US10576260B2 (en) Devices for endovascular access through extracorporeal life support circuits
JPH08257129A (ja) カテーテルと導入針とのアセンブリ
JPH05505535A (ja) 中央静脈カテーテル法のための装置及び方法
CA2432330A1 (en) Dialysis catheter
JP2005506133A5 (ja)
JP2000511461A (ja) 患者の上行大動脈を閉塞する方法および装置
AU2005289092A1 (en) Triple lumen catheter
JPH063267B2 (ja) 多方活栓
AU7270498A (en) Aortic arch occlusion and perfusion balloon catheter having pressure ports
WO1999051294A1 (en) Catheter having echogenicity enhancement
JP2005169012A (ja) カテーテルおよびカテーテル組立体
EP2018196B1 (en) Catheter with aspiration passageways
BR112018072916B1 (pt) Cateter central de inserção periférica e sistema de cateterização
JP3103872U (ja) マルチルーメンカテーテル
US20050038410A1 (en) Rotatable infusion sheath apparatus
WO2004020019A3 (en) Double-y-shaped multi-lumen catheter with selectively attachable hubs
CN203408343U (zh) 一种穿通导管
CN212415847U (zh) 一种多功能骨膜剥离器
CN212914176U (zh) 一种带弧形导头的导尿管

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20050322

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 6