JP3103807U - 放熱ファンの導流構造改良 - Google Patents

放熱ファンの導流構造改良 Download PDF

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Abstract

【課題】 導流構造下の渦流面積を効果的に減少し、ファンロータ下へ吹きつける風流量および風速を増大させる放熱ファンの導流構造改良を提供する。
【解決手段】 ファンロータ211およびモータステータ212を有し、モータステータ212上は軸芯212aと環接部212bとを有し、ファンロータ211はモータステータ212の軸芯212aに枢接するファンモジュール21と、複数個の導流羽根221により構成される導流構造と、を主に具備する。
【選択図】 図1

Description

本考案は放熱ファンの導流構造改良に関し、特に放熱ファンの導流構造上に設けられた環形部により、ファンロータが回転する時に、電子素子の存在により風流が導流構造の導流羽根へ押し返されて形成される渦流面積を減少し、ファンロータが電子素子に吹き付ける速度と風量を増大させて、電子素子が運転時に発生する熱量を効果的に排出する。
普通、電子素子が作動すると非常に大きな熱量が発生し、この熱量が直ちに効率良く排出されない場合、電子素子の作動がスムーズでなくなり、コンピュータまたは情報産品の全体の作動機能が低下した。そのため、一般的に熱量を効果的に排除し、電子素子上に金属放熱器および放熱ファンを設けることにより、熱量の排除を加速した。例えば、特許文献1において、第1フレームと第1導流部とを有する組合式ファンおよびそれを使用するファンフレーム構造が開示され、第1導流部を第1フレームへ設け、第1導流部は複数の静止羽根が放射状に配列されて構成され、少なくとも一つの放熱装置が回転した時に、複数個の静止羽根は少なくとも一つの放熱装置が発生する気流の風量および風圧を増大することができる。しかし、本発明において、導流部の静止羽根下で、電子素子の存在により押し返される反圧風量は放熱ファンが下に吹きつける風量を相殺し、放熱ファン全体の放熱効率に影響を与えた。
台湾特許第523652号公報
本考案の主な目的は、導流構造下の渦流面積を効果的に減少し、ファンロータ下へ吹きつける風流量および風速を増大させる放熱ファンの導流構造改良を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本考案の放熱ファンの導流構造改良は、ファンモジュール上の導流構造に環形部を加え、押し返された風流を環形部により分散し、ファンロータが下に吹きつける風流と押し返された風流が相殺されることを効果的に減少し、ファンロータが電子素子に吹き付ける速度および流量を増大させて、電子素子の熱量排除を加速し、電子素子の正常な作動を維持する。
本考案の放熱ファンの導流構造改良は、電子素子が運転時に発生する熱量を効果的に排出することができる。
本考案の上述した目的およびその構造と機能における特性を、図面に示した好適な実施例により説明する。
図1から図6に示すように、本考案の第1実施例は、主にファンモジュール21および導流構造22を含み、ファンモジュール21はファンロータ211およびモータステータ212を有し、モータステータ212上は軸芯212aおよび環接部212bを有する。導流構造22は複数個の導流羽根221により構成され、導流羽根221およびモータステータ212の環接部212bを一体成形し、複数個の導流羽根221上には環形部222があり、環形部222上端は斜部222aを有し、環形部222内側には環形空間222bが形成される。
ファンロータ211はモータステータ212の軸芯212a上に枢接され、環形部222を導流構造22の導流羽根221上に周設し、環形部222上端の斜部222aは風流の速度および風向ガイド性を向上させることができる。
ファンモジュール21を通電すると、ファンロータ211の運転により、導流構造22から電子素子23上まで風流が形成されるが、電子素子23上まで吹かれる風流は、電子素子23の存在により、導流構造22の導流羽根221下方へ押し返され、環形部222の設置は押し返された風流を分散し、導流構造22の導流羽根221下方へ押し返される風流面積を減少させる。また環形部222は、環形空間222bが渦流を発生させることを防ぐことができるため、渦流が流動する面積を減少させる。そのため渦流の流量を効果的に減少させ、環形部222上端が有する斜部222aはファンロータ211が下へ吹きつける風流速度を加速させ、電子素子23へ吹き付けるファンモジュール21の風流量および速度を効果的に増大させ、ファンモジュール21の放熱効果を増進させる。
図7および図8は、従来の導流構造を有するファンおよび本考案の風流実験を示す。図7は従来の導流構造を有するファンの風流を示し、放熱モジュール11上にファンロータ111を設置するとともに、ファン羽根121を有する導流構造12と枢接する。それら二つの図によると、導流構造12および導流構造22下方の風流状況から分かるように、本考案の導流構造22上に設けた環形部222は、押し返された風流を分散し、環形空間222bの渦流を効果的に減少して、導流構造22下方の渦流面積を減少させ、環形部222上端が有する斜部222aは、ファンロータ211が下向きに吹付ける風流速度を加速することができるため、環形部222はファンロータ211が下に吹きつける風流と押し返された風流とが相殺されることを効果的に減少し、電子素子23に吹きつけるファンロータ211の風量および速度を増大させ、電子素子23の熱量排除を加速させて、電子素子23の正常な作動を維持する。
図9から図14に示すのは、本考案の第2実施例であり、それは主にファンモジュール31および導流構造32を含み、ファンモジュール31はファンロータ311およびモータステータ312を有し、モータステータ312上は軸芯312aおよび環接部312bを具備する。導流構造32は複数個の導流羽根321により構成され、導流羽根321とフレーム323とを一体成形してフレーム323の中心柱323aの外側に周設し、複数個の導流羽根321上には環形部322が設けられ、環形部322上端は斜部322aを有し、環形部322内側に環形空間322bを形成する。
ファンロータ311はモータステータ312の軸芯312a上に枢接され、環形部322は導流構造32の導流羽根321上に周設され、環形部322上端の斜部322aは風流速度および風向ガイド性を増大させ、フレーム323はモータステータ312上に設けられる。
ファンモジュール31が通電されると、ファンロータ311の運転により導流構造32から電子素子33上までの風流が形成され、電子素子33上まで吹かれた風流は、電子素子33の存在のため、導流構造32の導流羽根321下方へ押し返され、環形部322の設置により押し返された風流を分散させ、導流構造32の導流羽根321下方の押し返される風流面積を減少させる。そして、効果的に渦流の流量を減少し、環形部322上端が有する斜部322aはファンロータ311下に吹き込む風流速度を加速させ、ファンモジュール31全体は電子素子33の風流量および速度を効果的に増大させて、ファンモジュール31の放熱効果を増進させる。
図15は、本考案と従来の風圧および風流の実験曲線図を示し、図中の縦軸は風圧(Air Pressure)、つまり押し返された風流が発生する風流圧力であり、その単位はmmAqである。また、図中の横軸は風流(Air Flow)で、ファンロータ111,211,311の運転により発生する風流であり、その単位はCFM(cubic feet per minute)であり、実験曲線41は本考案の実施例を示し、実験曲線42は従来技術を示す。実験曲線図において、風流が12CFM後の区域は高風流量区であり、同じ風圧下において、本考案の運転により発生する風流は従来技術よりも14%以上向上させることができる。このことは本考案の環形部222,322が、押し返された風流により形成される渦流面積を減少し、押し返された風流が形成する渦流のフロー経路が遮られることを防ぎ、ファンロータ211,311が下へ吹付ける風流を相殺し、全体の風流量の大きさに影響を与え、従来のファンロータ111の反向風圧により全体の風流量が減少する欠点を効果的に改善することができる。
本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。 本考案の第1実施例を示す斜視図である。 本考案の第1実施例をもう一つの方向から見た時の分解斜視図である。 本考案の第1実施例をもう一つの方向から見た時の斜視図である。 本考案の第1実施例を示す上面図である。 本考案の第1実施例における風流を示す図である。 従来技術における風流実験を示す図である。 本考案の第1実施例における風流実験を示す図である。 本考案の第2実施例を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施例を示す斜視図である。 本考案の第2実施例をもう一つの方向から見た時の分解斜視図である。 本考案の第2実施例をもう一つの方向から見た時の斜視図である。 本考案の第2実施例を示す上面図である。 本考案の第2実施例における風流を示す図である。 本考案と従来技術の風圧と風流を示す実験曲線図である。
符号の説明
11…ファンモジュール、111…ファンロータ、12…導流構造、121…放熱羽根、
21…ファンモジュール、211…ファンロータ、212…モータステータ、
212a…軸芯、212b…環接部、22…導流構造、221…導流羽根、
222…環形部、222a…斜部、222b…環形空間、23…電子素子、
31…ファンモジュール、311…ファンロータ、312…モータステータ、
312a…軸芯、312b…環接部、32…導流構造、321…導流羽根、
322…環形部、322a…斜部、322b…環形空間、323…フレーム、
323a…中心柱、33…電子素子、41…実験曲線、42…実験曲線

Claims (4)

  1. ファンロータおよびモータステータを有し、前記モータステータ上は軸芯と環接部とを有し、前記ファンロータは前記モータステータの前記軸芯に枢接するファンモジュールと、
    複数個の導流羽根により構成される導流構造と、
    を主に具備する放熱ファンの導流構造改良であって、
    前記複数個の導流羽根上は環形部を有し、前記導流羽根と前記モータステータの前記環接部とを一体成形し、前記環形部により、前記ファンロータが回転するとき、電子素子の存在により風流が前記導流構造の前記導流羽根下に押し返されて形成する渦流面積を減らし、前記ファンロータが前記電子素子に吹付ける速度と風量を増大することを特徴とする放熱ファンの導流構造改良。
  2. 前記環形部は上端に斜部を有し、風流の速度および風向ガイド性を増大することを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの導流構造改良。
  3. ファンロータおよびモータステータを有し、前記モータステータ上は軸芯と環接部とを有し、前記ファンロータは前記モータステータの前記軸芯に枢接するファンモジュールと、
    複数個の導流羽根により構成される導流構造と、
    を主に具備する放熱ファンの導流構造改良であって、
    前記複数個の導流羽根上は環形部を有し、前記導流羽根と前記フレームとを一体成形し、前記フレームを前記モータステータ上に設け、前記環形部により、前記ファンロータが回転するとき、電子素子の存在により風流が前記導流構造の前記導流羽根下に押し返されて形成する渦流面積を減らし、前記ファンロータが前記電子素子に吹付ける速度と風量を増大することを特徴とする放熱ファンの導流構造改良。
  4. 前記環形部は上端に斜部を有し、風流の速度および風向ガイド性を増大することを特徴とする請求項3記載の放熱ファンの導流構造改良。
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