JP3103709B2 - 粒子計数装置及び粒子計数方法 - Google Patents

粒子計数装置及び粒子計数方法

Info

Publication number
JP3103709B2
JP3103709B2 JP05281957A JP28195793A JP3103709B2 JP 3103709 B2 JP3103709 B2 JP 3103709B2 JP 05281957 A JP05281957 A JP 05281957A JP 28195793 A JP28195793 A JP 28195793A JP 3103709 B2 JP3103709 B2 JP 3103709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
test liquid
counting
container
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05281957A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07113739A (ja
Inventor
健 大谷
茂 新敷
尚明 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rion Co Ltd filed Critical Rion Co Ltd
Priority to JP05281957A priority Critical patent/JP3103709B2/ja
Publication of JPH07113739A publication Critical patent/JPH07113739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3103709B2 publication Critical patent/JP3103709B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Measuring Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粒子計数装置及び粒子計
数方法に関し、例えば金属粒子及びガラス粒子等の重力
沈降速度が大きな粒子を含む検査対象の液体(以下、こ
れを被検液と呼ぶ)中の粒子数を計数する粒子計数装置
及び粒子計数方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、精密機械や光学製品等の製造作業
では、製品として組み立てる前の個々の部品を洗浄する
工程が組み込まれており、この工程において各部品に付
着している切削屑等の異物を除去するようになされてい
る。これは製品の性能を維持し、動作不良や故障などの
トラブルを回避することを目的とするものであり、この
ため精密機械や光学製品等の製造分野ではこれら部品の
洗浄後における清浄の度合い(以下これを清浄度と呼
ぶ)を確認することが製品の性能を維持する上で重要な
作業となつている。
【0003】この場合例えば立体的な複雑な形状の部品
においては、その表面の清浄度を検査することが難し
い。このためこの種の部品の清浄度の検査は、通常、ろ
過した純水などの洗浄液で部品を複数回洗浄し、最後の
仕上げの洗浄液(以下、これを粒子移行液と呼ぶ)中に
残された粒子数を計数することにより行われている。こ
れは粒子移行液中の粒子数が少ないときには部品の清浄
度が高いであろうという考えに基づいている。このうち
例えば顕微鏡法と呼ばれる検査方法では、容器に入れた
粒子移行液に検査対象の部品を浸して超音波洗浄した後
当該粒子移行液をフイルタを通してろ過すると共に、こ
の後当該フイルタを顕微鏡ステージ上にセツトし、この
フイルタに捕集された粒子数を検査員が目視確認しなが
ら計数することにより行われている。
【0004】ところがこの種の検査方法は、最終段階に
おいて人手を用いてフイルタに捕集された粒子数を計数
するために時間と労力がかかるなど検査効率の悪い問題
があつた。このためこの問題を解決する1つの方法とし
て、従来、例えば図4及び図5に示すような吸引方式の
粒子計数装置1又は圧送方式の粒子計数装置2を用い、
粒子移行液3をマグネテイツクスターラ4及び回転子5
でなる攪拌装置6によつて攪拌しながらポンプ7や加圧
空気源8及び加圧タンク9等でなる加圧装置10などを
用いて微粒子計11に送り込むことにより、当該微粒子
計11によつて粒子移行液3に含まれるの粒子数を自動
的に計数させる方法(以下、これを自動計数法と呼ぶ)
が提案されている。
【0005】この種の検査方法は、顕微鏡法に比べて時
間や労力がかからず、従つて部品の清浄度の検査効率を
格段的に向上させ得る利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが精密機械や光
学製品等の製造分野では、粒径が数10〔μm 〕を越える
ような金属粒子やガラス粒子が多く発生する。このよう
な粒径及び比重の大きな粒子は重力沈降速度が大きく、
容器12の底に沈み易い。このため上述のような粒子計
数装置1、2では、粒子移行液3を最大限に攪拌したと
しても粒径及び比重の大きな粒子を微粒子計11の粒子
検出部(図示せず)まで導入させ難く、この結果検査対
象の粒子移行液に含まれる粒子を安定して精度良く計数
し得ない問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、被検液に含まれる粒子をその粒径の大きさに関わら
ず精度良く計数し得る粒子計数装置及び粒子計数方法を
提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、重力沈降速度が大きな粒子を含む
被検液中の粒子数を計数する粒子計数装置において、底
部に形成した排出孔37Aから被検液を排出する容器3
7と、容器37の排出孔37Aから排出される被検液を
通過させる流路30Aを有する計数用光学セル30と、
計数用光学セル30の流路30Aに光ビームを照射し、
被検液に含まれる粒子によつて散乱された光ビームの散
乱光又は被検液を通過する光ビームの光量変化に基づい
て粒子を計数する粒子計数部22とを設け、容器37内
の被検液が、粒子の重力沈降速度にかかわりなく、当該
粒子を含んだ状態で容器37の排出孔37Aから排出さ
れるように、容器37の内面に排出孔37Aに向けて所
定の勾配を有する傾斜部を形成し、しかも容器37の排
出孔37Aから排出される被検液が、粒子の重力沈降速
度にかかわりなく、当該粒子を含んだ状態で計数用光学
セル30内の流路30Aを通過するように、計数用光学
セル30内の流路30Aを含む容器37の排出孔37A
以降の流路42の傾きを設定するようにした。
【0009】また本発明においては、底部に形成した排
出孔37Aから被検液を排出する容器37と、容器37
の排出孔37Aから排出される被検液を通過させる流路
30Aが設けられた計数用光学セル30と、計数用光学
セル30の流路30Aに光ビームを照射し、被検液に含
まれる粒子によつて散乱された光ビームの散乱光又は被
検液を通過する光ビームの光量変化に基づいて粒子を計
数する粒子計数部22とを有する粒子計数装置20を用
いて重力沈降速度が大きな粒子を含む被検液中の粒子数
を計数する粒子計数方法において、容器37内の被検液
が、粒子の重力沈降速度にかかわりなく、当該粒子を含
んだ状態で容器37の排出孔37Aから排出されるよう
に、容器37の内面に排出孔37Aに向けて所定の勾配
を有する傾斜部を形成し、しかも容器37の排出孔37
Aから排出される被検液が、粒子の重力沈降速度にかか
わりなく、当該粒子を含んだ状態で計数用光学セル30
内の流路30Aを通過するように、計数用光学セル30
内の流路30Aを含む容器37の排出孔37A以降の流
路42の傾きを設定し、容器37に被検液と同種の純粋
な液体でなる予備液を注ぎ込み、予備液を、容器37の
排出孔37Aを介して計数用光学セル30の流路30に
存在する空気を被検液の流路42から除去し、計数動作
が開始された後被検液を容器37に注ぎ込み、この後計
数用光学セル30の流路30Aよりも上流側に存在する
予備液と被検液との混合液の量が予め設定された所定量
になつたときに計数動作を停止するようにした。
【0010】被検液を所定の流路42内に排出すると共
に、当該流路42内を流れる被検液に対して光ビームを
照射し、被検液に含まれる粒子によつて散乱された光ビ
ームの散乱光又は被検液を通過する光ビームの光量変化
に基づいて、重力沈降速度が大きな粒子を含む被検液中
の粒子数を計数する粒子計数方法において、被検液と同
種の純粋な液体でなる予備液を流路42内に排出する第
1のステップと、粒子の計数動作を開始する第2のステ
ップと、被検液を流路42内に排出する第3のステップ
とを設けるようにした。
【0011】
【作用】粒子計数装置において、容器37内の被検液
が、粒子の重力沈降速度にかかわりなく、当該粒子を含
んだ状態で容器37の排出孔37Aから排出されるよう
に、容器37の内面に排出孔37Aに向けて所定の勾配
を有する傾斜部を形成し、しかも容器37の排出孔37
Aから排出される被検液が、粒子の重力沈降速度にかか
わりなく、当該粒子を含んだ状態で計数用光学セル30
内の流路30Aを通過するように、計数用光学セル30
内の流路30Aを含む容器37の排出孔37A以降の流
路42の傾きを設定するようにしたことにより、被検液
に含まれる重力沈降速度の大きい粒子をも精度良く計数
し得るようにすることができる。また粒子計数方法にお
いて、容器37内の被検液が、粒子の重力沈降速度にか
かわりなく、当該粒子を含んだ状態で容器37の排出孔
37Aから排出されるように、容器37の内面に排出孔
37Aに向けて所定の勾配を有する傾斜部を形成し、し
かも容器37の排出孔37Aから排出される被検液が、
粒子の重力沈降速度にかかわりなく、当該粒子を含んだ
状態で計数用光学セル30内の流路30Aを通過するよ
うに、計数用光学セル30内の流路30Aを含む容器3
7の排出孔37A以降の流路42の傾きを設定し、容器
37に被検液と同種の純粋な液体でなる予備液を注ぎ込
み、予備液を、容器37の排出孔37Aを介して計数用
光学セル30の流路30Aを含む被検液の流路42に順
次排出させることにより、被検液の流路42内に存在す
る空気を被検液の流路42から除去し、計数動作が開始
された後被検液を容器37に注ぎ込むようにしたことに
より、被検液に含まれる重力沈降速度の大きい粒子をも
精度良く計数し得るようにすることができる。さらに粒
子計数方法において、被検液と同種の純粋な液体でなる
予備液を流路42内に排出し、粒子の計数動作を開始し
た後、被検液を流路42内に排出するようにしたことに
より、流路42内から空気を除去した状態で粒子の計数
動作を行い得、かくして流路42内に空気が存在するこ
とに起因する偽計数を防止できる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】(1)粒子計数装置の全体構成 図1において、20は全体として粒子計数装置を示し、
粒子検出部21及び微粒子計本体部22からなる光遮断
方式の微粒子計23を用いて構成されている。粒子検出
部21においては、ガラス等の透明な材料を用いて形成
されたフローセル30を筒形状のセル保持部材31で固
定保持することにより形成され、当該セル保持部材31
の内周中段には発光素子32及び受光素子33がフロー
セル30を介して対向するように配設されている。
【0014】この粒子検出部21は、ベース板34に植
立された棒状のスタンド35の上端部に当該フローセル
30の上面から下面を貫くように設けられた貫通孔30
Aが鉛直方向を向くように取り付けられている。この場
合当該フローセル30の上側面にはセル保持部材31に
保持された継手部材36を介してロート形状の容器37
が取り付けられており、フローセル30の貫通孔30A
がこの継手部材36の上面から下面までを貫くように設
けられた貫通孔36Aを介して容器37の底面中央部に
形成された排出孔37Aと同軸に連結されている。
【0015】またフローセル30の下側面にはセル保持
部材31と継手支持部材38とに固定支持された継手部
材39を介してフイルタ部40の継手部材41が取り付
けられており、フローセル30の貫通孔30Aがこの継
手部材39の上面から下面までを貫くように設けられた
貫通孔39Aを介してフイルタ部40の継手部材41の
貫通孔41Aと同軸に連結されている。これにより当該
粒子計数装置20では、容器37の排出孔37Aから鉛
直下向きに延長するように継手部材36、フローセル3
0、継手部材39の各貫通孔36A、30A、39Aで
なる直線状の貫通孔が形成され、かくして容器37に注
入された被検液を当該直線状の貫通孔及びフイルタ部4
0の継手部材41の貫通孔41Aを介してフイルタホル
ダ50、51で構成される筐体内部に送出し得るように
なされている。
【0016】このとき粒子検出部21の発光素子32に
おいては、微粒子計本体部22から供給される所定電圧
の駆動信号S1に基づいて光ビームを発射するようにな
されている。この光ビームはフローセル30の貫通孔3
0Aを通して受光素子33の受光面に入射する。受光素
子33においては、光電変換素子を用いて形成され、受
光面に入射する光ビームの光量に応じたレベルで発生す
る信号電圧を受光信号S2として増幅回路60を介して
微粒子計本体部22に送出する。
【0017】このとき、例えばフローセル30の貫通孔
30A内のうち発光素子32から放射された光ビームに
よつて照らされる直線領域(以下、この領域を粒子検出
領域と呼ぶ)内を被検液に含まれる粒子が通過する場
合、当該粒子が光を吸収し、及び又は散乱させることに
より受光素子33に入射する光ビームの光量が瞬間的に
減少し、この結果受光信号S2にパルスが発生する。従
つて受光素子33から出力される受光信号S2にはこの
粒子検出領域内を通過した粒子数とほぼ同数のパルスが
含まれる。
【0018】このため微粒子計本体部22においては、
受光信号S2に基づいて、当該受光信号S2に生じてい
るパルス数を順次計数することにより、フローセル30
の貫通孔30A内の粒子検出領域を通過する粒子数を検
出するようになされ、これにより被検液に含まれる粒子
数を計数し得るようになされている。フイルタ部40に
おいては、フイルタホルダ51が留め具52を介してス
タンド35に固定されることにより当該スタンド35に
固定支持されている。この場合当該フイルタ部40にお
いては、フイルタホルダ50、51でなる筐体内部にガ
スケツト53を介してフイルタ54及びフイルタ支持基
板55が継手部材41の貫通孔41Aと垂直に装填され
ている。
【0019】これにより当該粒子計数装置20において
は、容器37から供給された被検液をフイルタ部40の
フイルタ54でろ過し得るようになされ、かくして当該
フイルタ54を用いて顕微鏡法によつて被検液に含まれ
ている全粒子数を測定し得るようになされている。また
フイルタ部40においては、フイルタホルダ51の底面
部に流路42と同軸に貫通孔51Aが設けられ、これに
よりろ過した被検液を当該フイルタホルダ51の貫通孔
51Aと当該貫通孔51Aの下端に接続されたチユーブ
56及び流量調整部57を介して装置20の外部に放出
するようになされている。
【0020】この場合当該流量調整部57においては、
バルブ60、流量計61及びポンプ62から構成されて
おり、ポンプ62を駆動することにより装置20外部に
放出する被検液の単位時間当たりの放出量を調整し、か
つバルブ60を開閉することにより被検液の装置20外
部への放出を開始又は停止させることができるようにな
されている。
【0021】この実施例の場合、容器37はクランプ7
0を用いて継手部材36に取り付けられており、これに
より洗浄時などに容易に継手部材36から取り外すこと
ができるようになされている。また継手部材36はガラ
ス等の透明な材料を用いて断面I字状に形成されると共
に、セル保持部材31の上面には液面検出部71を構成
する発光素子72及び受光素子73が当該継手部材36
を介して対向するように取り付けられている。発光素子
72においては、微粒子計本体部22から供給される所
定電圧の駆動信号S3に基づいて光ビームを発射し、こ
れにより当該光ビームを継手部材36の貫通孔36Aを
通して受光素子73の受光面に照射するようになされて
いる。
【0022】受光素子73においては、光電変換素子を
用いて形成され、受光面に入射する光ビームの光量に応
じたレベルの信号電圧を受光信号S4としてコンパレー
タ部74に送出する。この際、例えば発光素子72から
放射された光ビームによつて照らされている継手部材3
6の貫通孔36A内の直線領域(以下、これを液面検出
領域と呼ぶ)を表面張力により盛り上がつた被検液の液
面の端部(以下、これをメニスカスと呼ぶ)が通過する
ときには、当該被検液内を透過する光ビームの光量が変
化することにより受光素子73に入射する光ビームの光
量が変化する。この結果受光素子73から出力される受
光信号S4に矩形波状の電圧変化が発生する。
【0023】このためコンパレータ部74においては、
受光信号S4の信号レベルを、予め設定された被検液の
メニスカスが液面検出領域を通過するまでの受光信号S
4の信号レベル(電圧レベル)と被検液のメニスカスが
液面検出領域に達した状態での受光信号S4の信号レベ
ル(電圧レベル)との間の所定の基準電圧(以下、これ
を第1の基準電圧と呼ぶ)と順次比較するようになさ
れ、比較結果を液面検出信号S5として微粒子計本体部
22に順次送出するようになされている。微粒子計本体
部22においては、液面検出信号S5に基づいて被検液
のメニスカスが液面検出領域を通過したか否かを順次判
断し、肯定結果を得た場合には流量調整部57に制御信
号S6を送出することにより被検液が装置20の外部に
排出されるのを停止させ、かくして当該被検液が継手部
材36、39、41の各貫通孔36A、39A、41A
及びフローセル30の貫通孔30A等でなる被検液の流
路42内を流れるのを停止させるようになされている。
これにより当該粒子計数装置20では、被検液の液面付
近に混入している気泡がフローセル30の貫通孔30A
を通過するのを防止することができ、かくして微粒子計
23が当該気泡を粒子として偽計数するのを防止するこ
とができるようになされている。
【0024】またこの実施例の場合、容器37及び継手
部材36間と継手部材36及びフローセル30間とフロ
ーセル30及び継手部材39間とにはそれぞれOリング
63A、63B、63Cがそれぞれ配設されており、こ
れにより流路42の気密性が高められている。
【0025】(2)微粒子計本体部の構成 ここで微粒子計本体部22においては、図2に示すよう
な構成を有し、粒子検出部21の受光素子33から供給
される受光信号S2をコンパレータ回路80において受
信するようになされている。コンパレータ回路80にお
いては、受光信号S2に発生しているパルスのうち所定
の閾値以上の信号レベルでなるパルスを順次検出し、検
出結果をアナログデイジタル変換回路81においてアナ
ログデイジタル変換した後、これをデイジタル検出信号
S10としてCPU(中央処理ユニツト)82に送出す
る。
【0026】CPU82においては、デイジタル検出信
号S10に基づきプログラムメモリ83に格納されてい
るプログラムに従つて、上述の閾値以上の信号レベルで
なるパルス数を順次計数すると共に、計数結果を計数信
号S11として表示部84に送出することによりこれを
表示させる。一方液面検出部71の受光素子73におい
ては、受光信号S4をコンパレータ部74の増幅器90
を介してコンパレータ回路91に送出するようになされ
ている。
【0027】コンパレータ回路91は、受光信号S4の
信号レベル(電圧レベル)を上述の第1の基準電圧と比
較し、比較結果を比較信号S20としてアナログデジタ
ル変換回路92に送出する。アナログデイジタル変換回
路92は比較信号S20をアナログデイジタル変換した
後、これを液面検出信号S5として微粒子計本体部22
のCPU82に送出する。この場合CPU82において
は、液面検出信号S5に基づいて被検液のメニスカスが
液面検出領域を通過したか否かを判断し、肯定結果を得
た場合には流量調整部57のバルブ60及びポンプ62
にそれぞれ制御信号S6を送出することによりバルブ6
0を閉じると共にポンプ62の駆動を停止させ、かくし
て被検液が流路42内を流れるのを停止させるようにな
されている。
【0028】(3)オートモード時におけるCPUの処
理手順 実際上CPU82においては、微粒子計本体部22のコ
ントロールパネル93が操作されてオートモードが指定
された後当該コントロールパネル93に配設されたスタ
ートボタン(図示せず)がオン操作されると、プログラ
ムメモリ83に格納されているプログラムに従つて図3
に示す自動測定処理手順RT0を実行することにより被
検液を検査するようになされている。すなわちCPU8
2においては、ステツプSP1において当該自動計数処
理手順を開始すると、ステツプSP2に進んで流量調整
部57(図2)のバルブ60及びポンプ62に制御信号
S6を送出することにより、当該バルブ60を開くと共
にポンプ62を駆動させる。これにより当該CPU82
は容器37に注入された被検液を容器37の排出孔37
Aから単位時間当たり一定量ずつ流路42(図1)に排
出させる。
【0029】続いてCPU82はステツプSP3に進み
予め設定された所定時間が経過するのを待ち受ける。こ
れは容器37に注入された被検液を容器37の排出孔3
7Aを介して流路42に排出し始めた初期段階では、当
該流路42内に入つていた空気が測定対象の被検液内に
気泡となつて混入することにより、すぐに測定を開始す
ると当該気泡を当該被検液内の粒子として偽計数するお
それがあるからである。このため当該CPU82は、こ
のステツプSP3においてバルブ60を開く共にポンプ
62を駆動させた後所定時間は測定を開始せずに容器3
7に注入された被検液を流すようになされ、これにより
被検液の流路42内に入つている空気を除去するように
なされている。
【0030】この後CPU82はこのステツプSP3に
おいて肯定結果を得るとステツプSP4に進んで容器3
7に注入された被検液に含まれる粒子の計数作業を開始
する。すなわちCPU82は、このステツプSP4にお
いてアナログデイジタル変換回路81(図2)から供給
されるデイジタル検出信号S10に基づく計数を実行す
ると共に、表示部84に計数信号S11を送出すること
により計数結果を表示させる。さらにCPU82はステ
ツプSP5に進んで、コンパレータ部74から供給され
る液面検出信号S5に基づいて被検液の液面が液面検出
領域に達したか否かを順次判断すると共に、この状態で
肯定結果を得るのを待ち受ける。
【0031】この後CPU82は、このステツプSP5
において肯定結果を得るとステツプSP6に進んで被検
液内の粒子数の測定を停止すると共に、流量調整部57
のバルブ60及びポンプ62に制御信号S6を送出す
る。これにより当該CPU82は当該バルブ60を閉じ
ると共にポンプ62の駆動を停止させ、かくして容器3
7に注入された被検液の検査作業を停止する。さらにC
PU82はこの後ステツプSP7に進み、このステツプ
SP7において当該自動計数処理手順RT0を終了す
る。
【0032】(4)粒子測定装置を用いた測定方法 ここでこの粒子測定装置20を用いてオートモードで容
器37に注ぎ込まれた被検液を検査する場合、当該粒子
測定装置20がオートモード時においてバルブ60を開
けると共にポンプ62を駆動させた後所定時間は計数を
開始せずに容器37に注入された被検液を流すようにな
されているために、当該被検液に含まれている重力沈降
速度の大きな粒子が測定前にフローセル30の貫通孔3
0A内に設定された粒子検出領域を通過し、この結果重
力沈降速度の小さな粒子しか測定し得ない問題がある。
【0033】このため当該粒子測定装置20のオートモ
ードでの測定では、まず測定対象の被検液と同種の純粋
な(すなわち粒子が含まれていない)液体(以下、これ
を予備液と呼ぶ)を容器37に注入した後オートモード
を開始させ、この後CPU82が粒子数の計数を開始し
た段階で被検液を容器37内の予備液に継ぎ足すように
する。この方法によれば、オートモード開始前に流路4
2内に存在していた空気による偽計数を防止でき、かつ
重力沈降速度の大きな粒子ももれなく計数することがで
きる。
【0034】(5)実施例の動作 以上の構成において、この粒子測定装置20では容器3
7に注ぎ込まれた被検液を当該容器37の排出孔37A
及び継手部材36の貫通孔36Aを介して粒子検出部2
1を構成するフローセル30の貫通孔30Aに導入し、
当該導入された被検液に発光素子32から放射された光
ビームを照射すると共に被検液を通過した後受光素子3
3の受光面に入射する当該光ビームの光量に基づいて被
検液に含まれる粒子数を測定する。
【0035】この場合容器37に注入された被検液に含
まれている粒径の大きな粒子は、容器37がロート状に
形成されていると共に当該容器37の鉛直下側に粒子検
出部21のフローセル30が配置されていることによ
り、当該容器37の底面部の傾斜に沿つて当該容器37
の排出孔37Aに達し、この後継手部材36の貫通孔3
6Aに止まることなくフローセル30の貫通孔30A内
に送られる。従つてこの粒子測定装置20では、測定対
象の被検液に含まれる粒子を、その粒径に関わらず、流
路42内に滞留させることなくフローセル30の貫通孔
30A内に設定された粒子検出領域内まで導入すること
ができ、かくして当該被検液に含まれている粒子数を安
定して正確に測定することができる。
【0036】(6)実施例の効果 以上の構成によれば、微粒子計23の粒子検出部21を
構成するフローセル30をその貫通孔30が鉛直方向を
向くように配置すると共に、当該フローセル30の鉛直
上側に被検液を注入するロート形状の容器37を配置
し、当該フローセル30の貫通孔30Aと容器37の排
出孔37Aとを鉛直な流路36Aで連結するようにした
ことにより、容器37に注入された被検液に含まれてい
る粒子をその粒径に依らずに流路内に滞留させることな
く確実にフローセル30の貫通孔30A内に設定された
粒子検出領域まで導入することができ、かくして被検液
に含まれる粒子をその粒径の大きさに関わらず精度良く
計数し得る粒子計数装置を実現できる。
【0037】また当該粒子計数装置20を用いた被検液
に含まれる粒子の計数方法において、測定対象の被検液
と同種の予備液を容器37に注入した後粒子計数装置2
0にオートモードを開始させ、この後当該粒子計数装置
20が被検液に含まれる粒子数を計数し始めた段階で測
定対象の被検液を容器37内の予備液に継ぎ足すと共
に、さらにこの後被検液及び予備液の混合液の液面が流
路42内に設定された液面検出領域を達したときに計数
動作を停止するようにしたことにより、オートモード開
始前に流路42内に存在していた空気や、被検液及び予
備液の混合液の液面付近に混入している気泡により生じ
る偽計数を防止でき、かくして被検液に含まれる粒子を
その粒径の大きさに関わらず精度良く計数し得る粒子計
数装置を実現できる。
【0038】(7)他の実施例 なお上述の実施例においては、粒子計数装置20を光遮
断方式の微粒子計23を用いて構成するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、粒子計数装
置20を構成する微粒子計23としては光散乱式の微粒
子計等この他種々の微粒子計を適用できる。
【0039】また上述の実施例においては、粒子検出部
21の継手部材36、フローセル30及び継手部材39
の各貫通孔36A、30A、39A等でなる流路42を
鉛直に形成するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、要は流路42内に被検液に含まれる
粒子が滞留しないのであれば流路42の向きとしては鉛
直方向から僅かに傾いていても良い。
【0040】さらに上述の実施例においては、ロート形
状の容器37を用いるようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、要は、底部の内面が全体と
して当該底部を貫通するように形成された排出孔に向け
て傾斜しているのであれば、容器37の形状としてはロ
ート形状でなくても良い。
【0041】さらに上述の実施例においては、光学式の
液面検出部71を用いて被検液の液面位置を検出するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、超音波式等の他の液面検出装置を用いて当該被検液
の液面位置を検出するようにしても良い。この場合例え
ば超音波式の液面検出装置は、容器の上部に超音波の発
信器と受信器とを配置すると共に、発信器から超音波を
発信してから当該超音波が被検液の液面で反射した後受
信器で受信されるまでの時間を測定し、当該時間に基づ
いて被検液の液面位置を検出することにより実現でき
る。
【0042】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、重力沈降
速度が大きな粒子を含む被検液中の粒子数を計数する粒
子計数装置において、底部に形成した排出孔から被検液
を排出する容器と、容器の排出孔から排出される被検液
を通過させる流路を有する計数用光学セルと、計数用光
学セルの流路に光ビームを照射し、被検液に含まれる粒
子によつて散乱された光ビームの散乱光又は被検液を通
過する光ビームの光量変化に基づいて粒子を計数する粒
子計数部とを設け、容器内の被検液が、粒子の重力沈降
速度にかかわりなく、当該粒子を含んだ状態で容器の排
出孔から排出されるように、容器の内面に排出孔に向け
て所定の勾配を有する傾斜部を形成し、しかも容器の排
出孔から排出される被検液が、粒子の重力沈降速度にか
かわりなく、当該粒子を含んだ状態で計数用光学セル内
の流路を通過するように、計数用光学セル内の流路を含
む容器の排出孔以降の流路の傾きを設定するようにした
ことにより、被検液に含まれる重力沈降速度の大きい粒
子をも精度良く計数し得るようにすることができ、かく
して被検液に含まれる粒子数を安定して正確に計数し得
る粒子計数装置を実現できる。また重力沈降速度が大き
な粒子を含む被検液中の粒子数を計数する粒子計数方法
において、容器内の被検液が、粒子の重力沈降速度にか
かわりなく、当該粒子を含んだ状態で容器の排出孔から
排出されるように、容器の内面に排出孔に向けて所定の
勾配を有する傾斜部を形成し、しかも容器の排出孔から
排出される被検液が、粒子の重力沈降速度にかかわりな
く、当該粒子を含んだ状態で計数用光学セル内の流路を
通過するように、計数用光学セル内の流路を含む容器の
排出孔以降の流路の傾きを設定し、容器に被検液と同種
の純粋な液体でなる予備液を注ぎ込み、予備液を、容器
の排出孔を介して計数用光学セルの流路に存在する空気
を被検液の流路から除去し、計数動作が開始された後被
検液を容器に注ぎ込み、この後計数用光学セルの流路よ
りも上流側に存在する予備液と被検液との混合液の量が
予め設定された所定量になつたときに計数動作を停止す
るようにしたことにより、被検液に含まれる重力沈降速
度の大きい粒子をも精度良く計数し得るようにすること
ができ、かくして被検液に含まれる粒子数を安定して正
確に計数し得る粒子計数方法を実現できる。さらに被検
液を所定の流路内に排出すると共に、当該流路内を流れ
る被検液に対して光ビームを照射し、被検液に含まれる
粒子によつて散乱された光ビームの散乱光又は被検液を
通過する光ビームの光量変化に基づいて、重力沈降速度
が大きな粒子を含む被検液中の粒子数を計数する粒子計
数方法において、被検液と同種の純粋な液体でなる予備
液を流路内に排出する第1のステップと、粒子の計数動
作を開始する第2のステップと、被検液を流路内に排出
する第3のステップとを設けるようにしたことにより、
流路内の空気による偽計数を防止でき、かくして被検液
に含まれる粒子数を安定して正確に計数し得る粒子計数
方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による粒子計数装置の全体構成を示す断
面図である。
【図2】微粒子計本体部の構成を示すブロツク図であ
る。
【図3】自動計数処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【図4】従来の粒子計数装置を示す略線的な側面図であ
る。
【図5】従来の粒子計数装置を示す略線的な側面図であ
る。
【符号の説明】
1、2、20……粒子計数装置、30……計数用光学セ
ル(フローセル)、30A……貫通孔、31……支持手
段(セル保持部材)、34……支持手段(ベース板)、
35……支持手段(スタンド)、37……容器、37A
……排出孔、42……流路、71……センサ手段(液面
検出部)、74……センサ手段(コンパレータ部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒川 尚明 東京都国分寺市東元町3丁目20番41号リ オン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−92840(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に形成した排出孔から被検液を排出す
    る容器と、 上記容器の上記排出孔から排出される上記被検液を通過
    させる流路を有する計数用光学セルと、 上記計数用光学セルの上記流路に光ビームを照射し、上
    記被検液に含まれる粒子によつて散乱された上記光ビー
    ムの散乱光又は上記被検液を通過する上記光ビームの光
    量変化に基づいて上記粒子を計数する粒子計数部とを具
    え、 上記容器内の上記被検液が、上記粒子の重力沈降速度に
    かかわりなく、当該粒子を含んだ状態で上記容器の上記
    排出孔から排出されるように、上記容器の内面に上記排
    出孔に向けて所定の勾配を有する傾斜部を形成し、しか
    も上記容器の上記排出孔から排出される上記被検液が、
    上記粒子の上記重力沈降速度にかかわりなく、当該粒子
    を含んだ状態で上記計数用光学セル内の上記流路を通過
    するように、上記計数用光学セル内の上記流路を含む上
    記容器の上記排出孔以降の流路の傾きを設定したことを
    特徴とする重力沈降速度が大きな粒子を含む被検液中の
    粒子数を計数する粒子計数装置。
  2. 【請求項2】上記容器内の上記被検液の液面位置を検出
    し、検出結果を出力するセンサ手段を具え、 上記センサ手段の出力に基づいて上記液面位置が予め設
    定された基準位置に達したときに上記被検液に含まれる
    上記粒子の計数動作を停止することを特徴とする請求項
    1に記載の粒子計数装置。
  3. 【請求項3】底部に形成した排出孔から被検液を排出す
    る容器と、上記容器の上記排出孔から排出される上記被
    検液を通過させる流路が設けられた計数用光学セルと、
    上記計数用光学セルの上記流路に光ビームを照射し、上
    記被検液に含まれる粒子によつて散乱された上記光ビー
    ムの散乱光又は上記被検液を通過する上記光ビームの光
    量変化に基づいて上記粒子を計数する粒子計数部とを有
    する粒子計数装置を用いて上記被検液に含まれる上記粒
    子の数を計数する粒子計数方法において、 上記容器内の上記被検液が、上記粒子の従量沈降速度に
    かかわりなく、当該粒子を含んだ状態で上記容器の上記
    排出孔から排出されるように、上記容器の内面に上記排
    出孔に向けて所定の勾配を有する傾斜部を形成し、しか
    も上記容器の上記排出孔から排出される上記被検液が、
    上記粒子の上記重力沈降速度にかかわりなく、当該粒子
    を含んだ状態で上記計数用光学セル内の上記流路を通過
    するように、上記計数用光学セル内の上記流路を含む上
    記容器の上記排出孔以降の流路の傾きを設定し、 上記容器に上記被検液と同種の純粋な液体でなる予備液
    を注ぎ込み、 上記予備液を、上記容器の上記排出孔を介して上記計数
    用光学セルの上記流路に存在する空気を上記被検液の上
    記流路から除去し、 上記計数動作が開始された後上記被検液を上記容器に注
    ぎ込み、 この後上記計数用光学セルの上記流路よりも上流側に存
    在する上記予備液と上記被検液との混合液の量が予め設
    定された所定量になつたときに上記計数動作を停止する
    ことを特徴とする重力沈降速度が大きな粒子を含む被検
    液中の粒子数を計数する粒子計数方法。
  4. 【請求項4】被検液を所定の流路内に排出すると共に、
    当該流路内を流れる上記被検液に対して光ビームを照射
    し、上記被検液に含まれる粒子によつて散乱された上記
    光ビームの散乱光又は上記被検液を通過する上記光ビー
    ムの光量変化に基づいて上記粒子を計数する粒子計数方
    法において、 上記被検液と同種の純粋な液体でなる予備液を上記流路
    内に排出する第1のステップと、 上記粒子の計数動作を開始する第2のステップと、 上記被検液を上記流路内に排出する第3のステップとを
    具えることを特徴とする重力沈降速度が大きな粒子を含
    む被検液中の粒子数を計数する粒子計数方法。
JP05281957A 1993-10-15 1993-10-15 粒子計数装置及び粒子計数方法 Expired - Fee Related JP3103709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05281957A JP3103709B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 粒子計数装置及び粒子計数方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05281957A JP3103709B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 粒子計数装置及び粒子計数方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07113739A JPH07113739A (ja) 1995-05-02
JP3103709B2 true JP3103709B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=17646266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05281957A Expired - Fee Related JP3103709B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 粒子計数装置及び粒子計数方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3103709B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020028434A1 (en) * 2000-09-06 2002-03-07 Guava Technologies, Inc. Particle or cell analyzer and method
JP6075979B2 (ja) 2012-06-27 2017-02-08 リオン株式会社 粒子計数システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07113739A (ja) 1995-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8264674B2 (en) Methods of separating, identifying and dispensing specimen and device therefor, and analyzing device method
CN1097731C (zh) 液体的吸取判别方法和由这方法驱动控制的分注装置
US5640236A (en) Method and apparatus for detecting the position of defect in a hollow fiber membrane module
JPH08338840A (ja) 血液の沈降速度決定法及びその装置
US5134445A (en) Sample inspecting method and apparatus
JP2014006218A (ja) 粒子計数システム
US5012119A (en) Method and apparatus for monitoring particles using back-scattered light without interference by bubbles
WO2016136377A1 (ja) 自動分析装置
JP3280386B2 (ja) 流体中でサスペンドされた粒子の沈降および光学的検査のための方法と装置および該方法を達成するためのキュベット
JPH09145591A (ja) 粒度分布測定装置
JP3103709B2 (ja) 粒子計数装置及び粒子計数方法
EP1022557A1 (en) Method for controlling an optical property measurement system
CN1212372A (zh) 光学特性测定用被检测试料的输液方法和装置以及旋光计
EP0421406A2 (en) Apparatus and method for separating or measuring particles to be examined in a sample fluid
US3511573A (en) Flow cell structure for particle counting having improved wash
JPH1019799A (ja) 容器内の混入異物検査方法及びその装置
JPH05306973A (ja) 液体の分注方法及び液体の分注装置
JP6943262B2 (ja) 送液システム、検査システム及び送液方法
JP2937173B2 (ja) 半導体ウェーハからのパーティクル発生個数測定方法
JPS63182538A (ja) 気密性検査装置
JPH0138521Y2 (ja)
JPH02213745A (ja) サンプル検査装置
JPH11126246A (ja) 液中微粒子計数システム
JPH07181126A (ja) 粒子分析装置
JPH03273135A (ja) 液体中の微粒子計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees