JPH0138521Y2 - - Google Patents

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JPH0138521Y2
JPH0138521Y2 JP3749782U JP3749782U JPH0138521Y2 JP H0138521 Y2 JPH0138521 Y2 JP H0138521Y2 JP 3749782 U JP3749782 U JP 3749782U JP 3749782 U JP3749782 U JP 3749782U JP H0138521 Y2 JPH0138521 Y2 JP H0138521Y2
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sample cell
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insertion hole
holder
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレーザネフエロメータの改良に関す
るものである。
レーザネフエロメータは、試料セル中に収容さ
れた血漿蛋白などの検体試料中にレーザビームを
照射し、試料によつて散乱される光線をフオトマ
ルチプライヤ等の検出器で受光検出しかつこれを
光電変換して試料中に含まれるIgG,IgA,IgM
などの成分濃度を分析定量する装置であることは
周知の通りである。
従来、このようなレーザネフエロメータにおい
ては、もつぱら手操作により1検体毎に試料セル
を測定位置に装入しこれにピペツト等を用いて検
体試料を分注するようにしていた。したがつて測
定作業に時間と労力とを要し作業が極めてやつか
いなものとなつていた。このことは測定操作の完
全自動化を図る上で障害ともなり、また特に近年
の如く多数検体の迅速処理が要望されるこの種臨
床検査の分野においては測定操作の自動化を図る
ことが急務とされるが、従来装置ではこのような
要望に満足に応え得ないという問題が指摘されて
いた。
そこでこれに対処するために、検体試料を分注
する試料セルを試料ホルダーに複数個(例えば10
個程度)同時に収容し、この試料ホルダーを自動
的に測定位置に移送するとともに、この測定位置
で試料の測定が自動的に行え、測定操作の完全自
動化を図つたものが本出願人等によつて既に開発
され実用に供されている。
これによると、測定操作の完全自動化を図るこ
とができ上記問題点が解消されるのであるが、そ
の反面試料セルとこれを収容する試料ホルダーの
挿入孔間には試料セルの装入が簡単に行えるため
等の理由により必然的に所定範囲のクリヤランス
が設けられるため、ホルダー移動の際に試料セル
がガタついたり、あるいは測定時に正規の測定位
置から位置ズレしてしまい安定した良好な測定操
作が行えないという問題が新たに指摘される。
更に上記測定位置には、測定結果にノイズが混
入しないよう試料を外光から遮光する手段が設け
られるのであるが、従来のレーザネフエロメータ
においては、遮光手段が試料セル中に試料を分注
するノズル等と別体に切離されて構成されていた
ため、構造が複雑化する欠点もあつた。
そこでこの考案は、上記のような自動化された
レーザネフエロメータにおいて、試料ホルダーに
収容された試料セルが測定位置でガタや位置ズレ
などを生ずることなく確実簡単に位置決め係止で
きるようにするとともに、その構造の簡素化を図
ることを目的とするもので、以下にこの考案の一
実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図、第2図はこの考案が適用される試料ホ
ルダーの一例を示している。これらの図におい
て、試料ホルダー1は矩形枠状をなし、試料セル
2を収容する挿入孔100…が長手方向に沿つて
複数個(図の例では5個)所定ピツチで上面に開
口しかつ所要深さを有して穿設されている。挿入
孔100の一側には試料セル2を位置決めする係
止溝101が上下方向に沿つて形成されている。
試料ホルダー1の前後壁面間には、各挿入孔10
0毎に該孔100を貫通するレーザビームの透過
孔102…が穿孔されている。そして、これら透
過孔102…の上方位置には、挿入孔100に通
ずる開孔103が夫々設けられており、この開孔
103を通して後述する試料セル2の位置決め手
段9の押え軸905が挿入孔100内に突出又は
これより没入可能に進入するようになつている。
このように構成された試料ホルダー1がその挿入
孔に試料セル2を収容した後測定位置に送り込ま
れ、ここで検体試料が分注され次いで該試料の成
分濃度の分光分析がなされる。
第3図、第4図は本案レーザネフエロメータの
要部を示すもので、装置所定位置つまり試料ホル
ダー1の送り込み側の該ホルダー移送経路Aの一
方側には試料ホルダー1の載置位置3が設けら
れ、この載置位置3に所要数の試料ホルダー1が
その挿入孔100…に夫々試料セル2を収容して
載置されている。この載置位置3には試料ホルダ
ー1に送り出し機構(図示せず)が設けられてい
る。移送経路Aを挾む一方側にはこの経路Aに沿
つて送り爪401を有する試料ホルダー1の送り
機構4が配設されており、載置位置3から送り出
される試料ホルダー1を検知してこれを移送経路
Aに沿つて検出ユニツト5の位置に順次自動的か
つ間欠的に装入するようになつている。
この検出ユニツト5の移送経路Aを挾む一方側
に配設した略L状の支持ブロツク6には、レーザ
ビームの投射経路7が貫通形成されており、図外
のレーザ発振器等からなるレーザ発生手段から投
光されるレーザビームを上記透過孔102を通し
て試料セル2内の検体試料に照射するようになつ
ている。
支持ブロツク6には、検出ユニツト5に送り込
まれた試料ホルダー1をその測定位置で一方側に
押圧しこれを位置決め保持する保持手段が設けら
れている。この保持手段8は、支持ブロツク6に
設けた装入孔601に前面側に所定高さ突出可能
に挿嵌されたボールプランジヤ801と、このボ
ールプランジヤを保持する受座802と、ボール
プランジヤ801を受座802を介して上記突出
方向に付勢するバネ803とからなつており、試
料ホルダー1が測定位置に送り込まれることによ
り、ボールプランジヤ801がバネ803の付勢
でもつてホルダー1の一面と摺接しこれをレーザ
ビームの受光部20側に押圧付勢するようになつ
ている。これによつて、試料ホルダー1が測定位
置にガタ等がなく位置決め保持されるとともに、
この測定位置内で移送経路に沿つてスムーズに移
送される。
支持ブロツク6の保持手段8の取付位置下方に
は、試料セル2を位置決め係止する位置決め手段
9が配設されている。この位置決め手段9は、支
持ブロツク6の前後方向に貫通形成した支持孔6
02に前後にスライド可能にガイドされた軸筒9
01と、この軸筒901の後端ツバ部901aと
支持ブロツク6間に介装され該軸901を前方す
なわち第4図の矢印902方向に付勢するバネ9
03と、軸筒901に前方に所定高さ突出して嵌
挿された試料セル2の押え軸905と、この押え
軸905と挿入孔904の後端部に螺嵌された止
栓906間に介挿され押え軸905を上記突出方
向に付勢するとともに、この押え軸905が試料
セル2と当接する際その緩衝を行うバネ907と
からなつている。この位置決め手段9はその後方
に配設された駆動機構により駆動されるようにな
つている。駆動機構はシヤーシベースに固定され
た駆動用のモータ908と、その出力軸908a
に連結されたギヤ909と、このギヤ909に噛
合するとともに支持ブロツク6上に回動可能に枢
着した軸910に支持されたギヤ911と、該軸
910の下方に偏心して支持されその周面が上記
軸筒901の後端に摺接する略円板状の偏心カム
912とからなつている。そしてモータ908の
駆動によりギヤ911がギヤ909を介して半回
転、つまり偏心912が1/2回転(180度)回転駆
動されると、第5図に示すようにその長径部と短
型部との長さの差分に相当するストロークで該偏
心カム912と摺接する軸筒901が支持孔60
2内を前方すなわち試料ホルダー1方向にスライ
ドし、これに伴つて押え軸905が支持孔602
から上記開孔103を挿通してホルダー1の挿入
孔100内に進入するとともに、その先端が該挿
入孔100に収容された試料セル2と当接してこ
れを上記係止溝101方向に押圧付勢する。これ
により該試料セル2が係止溝101と押え軸90
5間で固定され正規の測定位置に位置決め係止さ
れる。
なお、偏心カム912の回転角度の制御すなわ
ちモータ908の駆動制御は、例えばギヤ911
の回転角度をマイクロスイツチ,フオトセンサ等
の検出器で検出することにより行われる。すなわ
ち、第3図に示すように、ギヤ911の周面に
180度間隔で2個のスリツト911a,911b
が形成される一方、これと対向する位置に検出器
913が配設され、ギヤ911の回転に伴うスリ
ツト911a,911bの回転位置を検出器91
3により検出することで偏心カム912が1/2回
転ずつ回転制御され、これにより押え軸905が
支持孔602からホルダー1の挿入孔100内に
突出し又はこれより支持孔602内に没入復帰さ
れるようになつている。
一方、上記送り機構4における送り爪401
は、パルスモータ(図示せず)の駆動により移送
径路Aに沿つて所定ストロークで一定の間隔をお
いて間欠駆動され、この間欠駆動によつて上記載
置位置3から移送経路A上に送り出された試料ホ
ルダー1が検出ユニツト5に順次間欠的に送り込
まれるようになつている。
そしてこの送り込まれた試料ホルダー1が上記
保持手段8によつて付勢保持されると、次いで図
外のフオトセンサ,マイクロスイツチ等の検知手
段がこれを検出する。すると、この検出出力を受
けて試料ホルダー1が図外の制御手段により所定
ピツチで順次間欠的に移動制御され、該ホルダー
の送り込み方向最先に位置する試料セル2から後
方の試料セル2にわたつてこれらセル2が順次測
定位置つまり上記挿入孔100に設けた開口10
3を通して試料セル2が上記レーザビームの投射
経路7と正対するように位置決め制御される。そ
の後、後述するように測定位置に位置決めされた
試料セル2の抗血清等の検体試料が分注されその
成分濃度の測定操作がなされる。
他方、検出ユニツト5のホルダー移送経路Aを
挾む他方側には、レーザビームの受光部20が配
設されている。この受光部20は、第4図に示す
ように、ケーシング200内に配置されたフオト
マルチプライヤなどの受光素子201からなつて
いる。そして、上記投射経路7を通して投光され
るレーザビームが試料ホルダー1の透過孔102
を経て試料セル2内の検体試料に照射された後、
検体試料によつて散乱された散乱光がケーシング
200前面に設けた受光径路203を通して受光
素子201で受光検出され、ここで光電変換増幅
された後この信号が適宜演算処理され、検体試料
中に含まれる成分濃度、例えばIgG,IgA,IgM
などの成分濃度に対応する濃度図がグラフ化して
取出されると共に、その測定結果が記録部(図示
せず)により報告用の記録紙にプリントアウトさ
れる。
上記検出ユニツト5には、上記測定位置に位置
決めされた試料セル2を試料測定時に外光から遮
光する遮光手段30が設けられている。この遮光
手段30は、第4図、第6図に示すように上記受
光部20の後方に配設した枠体300の一側に固設
された駆動用のモータ301と、このモータ30
1の出力軸に固定されたギヤ302と、このギヤ
302と一対で噛合すると共に枠体300とこの
枠体300上に配された支持プレート303間に
軸架された軸304の一端に引持されたギヤ30
5と、該軸304の他端部とその上方位置とに上
下に所定間隔おいて軸着された一対のプーリ30
6,306と、このプーリ306,306間に張
設されたタイミングベルト307と、枠体300
の前面側すなわち受光部20側に立設された一対
のガイドポスト308,308と、このガイドポ
スト308,308に挿嵌され該ポスト308,
308に沿つて上下動可能に案内されるガイドブ
ロツク309と、一端がガイドブロツク309の
前面に固定され他端が上記測定位置に延びる支持
アーム310と、支持アーム310の他端にネジ
止め、ネジ込み等により固定された支持部材31
1と、この支持部材311に支持された遮光部材
40とから構成されている。
遮光部材40は、第7図に詳示するように、支
持部材311に上下に貫通形成した取付孔311
aに挿嵌されネジ止め固定される内部中空の中軸
401と、この中軸401の大径部401aと支
持部材311間に外嵌されたガイドリング402
と、上端部がこのガイドリング402に嵌合され
るとともに中間部内周に突設した段部403aの
周縁が中軸401の大径部401aに上下スライ
ド可能に挿嵌された外筒403と、中軸401外
周の上記段部403aとリング402間に介装さ
れ外筒403を図示下方、すなわちリング402
から突出する方向に付勢するとともに該外筒40
3の先端が試料ホルダー1の上面に当接する際こ
れを緩衝するバネ404とからなつている。そし
て、中軸401の内空には、試料分注用のノズル
50が一体に挿嵌固定されている。このノズル5
0の上端には図外の試料分注手段が接続用のチユ
ーブ51を介して連結される。また、その下端は
外筒403の下方に所定長さで突出しており、試
料測定時に遮光部材40で試料セル2を遮光した
際、該試料セル2内に所定範囲で進入するように
なつている。
上記ガイドポスト308,308の一側方に
は、フオトセンサ,マイクロスイツチ等からなる
一対の位置センサ312,312が上下に所定離
間距離おいて配設されている。一方、上記ガイド
ブロツク309には両端が逆向きにL状に折曲さ
れた金具314が取付けられており、この金具3
14の一端折曲部に形成した位置決め片315が
位置センサ312,312の検出部と対向するよ
うになつている。そして、位置センサ312,3
12がこの位置決め片315を検出することによ
りガイドブロツク309すなわち支持アーム31
0がガイドポスト308,308に沿つて上方又
は下方に位置決め制御される。これにより遮光部
材40およびノズル50の上動および下動範囲が
位置規制される。
次に、以上の構成による本案レーザネフエロメ
ータの動作について説明する。
先ず、上述の如く、所要数の試料セル2…を収
容する試料ホルダー1が検出ユニツト5の測定位
置に装入されかつ最先に位置した試料セル2がレ
ーザビームの投射経路7と受光径路203間に正
対するように位置決め停止される。すると、上記
位置決め手段9のモータ908が駆動され、偏心
カム912が第4図に示す状態から第5図に示す
ように1/2回転され、その長径部周面が軸筒90
1の後面を付勢しこれを支持孔602に沿つて矢
印913方向に所定ストロークでスライドさせ
る。これにより押え軸905が支持孔602から
開孔103を挿通してホルダー1の挿入孔100
内に進入しその先端が該孔100に収容された試
料セル2と当接してこれを上記係止溝101方向
に付勢する。その結果、試料セル2がこの押え軸
905と係止溝101間で挾持固定され、当該測
定位置に位置ズレやガタ等がなく正確に位置決め
係止される。このとき試料ホルダー1は、上記保
持手段8に付勢されてこの測定位置に位置決め保
持されている。
試料セル2が位置決め係止されると、次いで上
記遮光手段30のモータ301が駆動され、支持
アーム301がガイドブロツク309を介しタイ
ミングベルト307に牽引駆動されて、第3図の
仮想線で示す上動位置から、矢印316方向に下
降され遮光部材40のノズル50が該セル2内に
進入する。これと同時に、同部材40の外筒40
3が試料セル2を上方から囲うように被蓋し、こ
のセル2が外光から遮光される。その後、上記試
料分注手段が駆動され当該試料セル2中に所定量
の検体試料例えば抗血清が分注される。
なお、各試料セル2には、予めステンレス鋼等
からなる撹拌子201が収容されている。一方、
この測定位置の下方には、モータ501の出力軸
に固定された受け台502にマグネツト503が
固定され、モータ駆動により撹拌子201の下方
で回転駆動されるようになつている。撹拌子20
1は、マグネツト503の回転駆動により、試料
セル2内で撹拌運動を行い試料セル2内に注入さ
れた検体試料を振動撹拌しこれを均一化する。
試料セル2内の検体試料が均一に撹拌される
と、次いで上記レーザ発生手段からレーザビーム
が投射経路7を経て上記透過孔102を通して該
セル2内の検体試料に照射される。
そして検体試料に照射されたレーザビームが該
検体試料で散乱された後、この散乱光が受光経路
203を経て受光素子201で受光検出され、こ
こで光電変換された後増幅されて上述の如く測定
処理部で演算処理され、その測定結果が上記記録
部から測定データとして取出される。
かくして、1つの試料セル2内の検体試料の測
定操作が完了すると、上記モータ301が逆転駆
動され支持アーム301が上記矢印316と反対
に上動される。これにより遮光部材40が当該試
料セル2を被蓋した位置から上動復帰し遮光動作
を解除すると同時に、ノズル50が遮光部材40
と共に元の位置に上動復帰し、次の試料分注動作
に備える。次いで、上記モータ908が駆動さ
れ、偏心カム912が第5図の位置から第4図で
示す位置に1/2回転されその長径部による軸筒9
01の付勢を解除する。その結果、バネ903の
付勢により軸筒901が支持孔602内を元の位
置にスライド復帰すると共に、押え軸905がホ
ルダー1の挿入孔100から支持孔602内に没
入復帰し試料セル2の上記係止溝101との間の
挾持固定を解除する。その後、試料ホルダー1が
所定ピツチで移送され次試料が分注される試料セ
ル2が測定位置のレーザビーム投射経路7と付対
するように位置決め停止され、次いで上記同様の
手順操作によりこの試料セル2に分注された次試
料の測定操作が行われる。以後、同様の操作手順
で1つの試料ホルダー1について全試料セル2…
に分注された検体試料の測定操作が順次実行され
た後、この試料ホルダー1が移送経路Aの終端位
置の一側に設けられた取出し機構10によつて測
定位置から取出されると共に、図外の排出位置に
自動的に排出される。
以上説明したように、この考案に係るレーザネ
フエロメータによれば、試料ホルダーに収容され
た試料セルが測定位置でガタや位置ズレ等がなく
確実簡単に位置決め係止できるため、測定操作が
良好かつ正確に行え、測定データの信頼性が向上
する効果がある。更に、この考案によれば、装入
孔でも説明したように、試料セルを測定時に外光
から遮光する遮光手段と検体試料を該セル中に分
注するノズルとが一化された構造であるため、従
来の遮光手段とノズルとが別体となつたもの比べ
て構造が簡単ににりコスト低減に寄与し得る効果
がある。
よつてこの考案によれば、該種レーザネフエロ
メータに適用して極めて好適であり、特にその完
全自動化に果す役割は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案レーザネフエロメータで用いられ
る試料ホルダーの外観斜視図、第2図は第1図に
おける−線に沿う断面図、第3図は本案レー
ザネフエロメータの要部平面図、第4図は同レー
ザネフエロメータの要部断面図、第5図は本案レ
ーザネフエロメータにおける試料セルの位置決め
手段の要部斜視図、第6図は同レーザネフエロメ
ータにおける遮光手段の要部側面図、第7図は同
遮光手段の遮光部材の一例を示す拡大断面図であ
る。 1……試料ホルダー、2……試料セル、100
挿入孔、101……係止溝、103……開孔、9
05……押え軸、901……軸筒、903……バ
ネ、908……モータ、910……軸、909,
911……ギヤ、912……偏心カム、30……
遮光手段、301……モータ、302,304…
…ギヤ、306,306……プーリ、308,3
08……ガイドポスト、309……ガイドブロツ
ク、310……支持アーム、311……支持部
材、40……遮光部材、401……中軸、402
……ガイドリング、403……外筒、404……
バネ、50……ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 試料セルを収容する複数の挿入孔が設けられ
    た試料ホルダーを有し、測定位置に送り込まれ
    た試料ホルダーの各試料セル毎に順次検体試料
    が分注され測定操作が行われるレーザネフエロ
    メータにおいて、前記挿入孔の一側に試料セル
    の係止溝を切欠形成するとともに、前記試料ホ
    ルダーの一面に該挿入孔と通ずる開孔を夫々開
    穿する一方、前記測定位置の一側に前記開孔を
    通して前記試料セルを係止溝方向に付勢する押
    え軸と、該押え軸を長手方向に移動可能に嵌挿
    する軸筒と、この軸筒を前記押え軸が試料セル
    から離間する方向に付勢するバネと、前記軸筒
    を介して前記押え軸を前記挿入孔に進入又はこ
    れより離間するように進退可能に駆動する機構
    とからなる位置決め手段とを設けて成るレーザ
    ネフエロメータ。 (2) 前記測定位置には、前記送り込まれた試料セ
    ルを外光から遮蔽する遮光手段と、この遮光手
    段に一体に組込まれた試料分注用のノズルとが
    設けられて成る実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載のレーザネフエロメータ。
JP3749782U 1982-03-17 1982-03-17 レ−ザネフエロメ−タ Granted JPS58140459U (ja)

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JPWO2021229915A1 (ja) * 2020-05-15 2021-11-18

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