JP3103613B2 - 対向縁部間に延びたストリップセグメントを有するキャリアストック - Google Patents

対向縁部間に延びたストリップセグメントを有するキャリアストック

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JP3103613B2
JP3103613B2 JP03126556A JP12655691A JP3103613B2 JP 3103613 B2 JP3103613 B2 JP 3103613B2 JP 03126556 A JP03126556 A JP 03126556A JP 12655691 A JP12655691 A JP 12655691A JP 3103613 B2 JP3103613 B2 JP 3103613B2
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は実質的に同じ缶またはそ
の他の容器にキャリアストックを機械的に適用するため
のキャリアストックに関する。より詳細には、本発明は
一体が他の把手を備え得る独立したキャリアを形成する
ようにこのストックの対向縁部間に延びるストリップセ
グメントに沿って分離できるキャリアストックに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】典型的に、実施的に同じ容器に機械的に
適用される独立した容器受容開口を有するキャリアスト
ックは、型抜きなどによって、低密度ポリエチレンのよ
うな弾性の重合体の単一シートから形成される。
【０００３】所定の長さの縦３列で配置された実質的に
同じ容器に機械的に適用されるストックの例がクリギス
（Klygis）の米国特許第４,０１８,３３１号に開示され
ている。そこに開示されているように、ストックは容器
に適用された後に、３個の容器、６個の容器、またはそ
の他の３の倍数個の容器のパッケージを作成するよう
に、横方向に切断され得る。このようなストックを適用
するのに好適な機械がベンノ（Benno）他の米国特許第
３,９５９,９４９号に開示されている。
【０００４】所定の長さの縦２列で配置された実質的に
同じ容器に機械的に適用されるストックの例がウェーバ
ー（Weaver）他の米国特許第４,２１９,１１７号に開示
されている。別の例がオルセン（Olsen）他の米国特許
第４,３５６,９１４号に開示されており、そこにおいて
ストックは、非対称的な適用力を利用して機械的に適用
するときに特に有効であるように、非対称的である。こ
れらの特許の各々にはストックが個々のキャリアを形成
するように横方向に切断され得ることを開示している。
このようなストックを適用するのに好適な機械がブラウ
ン（Braun）の米国特許第４,２５０,６８２号に開示さ
れている。
【０００５】典型的に、このようなストックは、個々の
容器を受容する分離した開口を画定するストリップセグ
メントを有して形成される。更に、ストリップセグメン
トは、ストックから過剰な材料を排除し、そして指用開
口のようにも作用する追加の開口を画定する。ストック
を適用するとき、横方向の力が加えられ、それにより少
なくともいくつかのストリップセグメントが引き伸ばさ
れる。更に、ストックは形成時の(as-formed)輪郭形状
から、ストックを容器に適用する状態にある適用輪郭形
状に再度輪郭付けられる。追加の開口はストックを再度
輪郭付けるのを容易にするために横方向に細長くされる
傾向にある。
【０００６】クリギス、ウェーバー他、およびオルセン
他の特許に例示されるようにそして本発明により意図さ
れるものとは異なり、キャリアストックはストックの対
向縁部間に完全には延ばされていないストリップセグメ
ントに沿って横方向に分断される。より明確には、スト
ックは追加の開口により中断されたストリップセグメン
トに沿って横方向に分断される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題及びその手段】本発明は
実質的に同じ容器に機械的に適用するための低密度ポリ
エチレンのような弾性の重合体材料の単一シートから形
成されたキャリアストックを提供するものである。この
ようなストックは独立したキャリアを形成するように分
離することができる。個々の独立したキャリアは個々の
容器を受容する分離した開口を有する。個々の独立した
キャリアは、形成時の輪郭形状から適用時の輪郭形状に
ストックを再度輪郭付けるのを容易にする少なくとも１
つの追加の開口を有する。
【０００８】キャリアストックは容器受容開口および追
加の開口を画定するストリップセグメントを有して形成
される。これらの開口の各々はいくつかのストリップセ
グメントから構成される周辺部を有する。容器受容開口
は縦列と横列とに整列される。このような縦列はストッ
クの対向縁部に縁列を備えている。このような横列は個
々の独立したキャリアの各端部に端列を備えている。
【０００９】各縁列の各端列における容器受容開口、す
なわち、個々の独立したキャリアのそれぞれの角の容器
受容開口は、外方交差セグメント、外方縁部セグメン
ト、内方交差セグメントおよび内方斜向セグメントを備
えたストリップセグメントにより画定される。内方斜向
セグメントは本発明の特徴である。
【００１０】キャリアストックは外方交差セグメントに
沿って分断可能である。外方交差セグメントはストック
の相互に対向する外方の両縁部間でストックを完全に横
切って延びている。外方交差セグメントはストックに応
力を加えていないときにそれらの間で総体的に横方向へ
延びている。好ましくは、外方交差セグメントは、独立
したキャリアを形成するようにストックを分断するのを
容易にする、ミシン目線のような、脆弱化線を有して形
成される。
【００１１】外方縁部セグメントはキャリアストックの
相互に対向する外方の両縁部の一方に沿って延びる。外
方縁部セグメントはストックに応力を加えていないとき
にそれに沿って総体的に縦方向へ延びる。内方交差セグ
メントは外方縁部セグメントから追加の開口の一つの周
辺部に延びる。内方交差セグメントはストックに応力を
加えていないときにそこから総体的に横方向へ延びる。
【００１２】内方斜向セグメントは外方交差セグメント
から前記の追加の開口の一つの周辺部に延びる。内方斜
向セグメントはストックに応力を加えていないときに外
方縁部セグメントから離間することになる総体的に斜め
方向へ延びる。内方斜向セグメントは形成時の輪郭形状
から端部パネルの伸張抑制特性によって受入可能な適用
時の輪郭形状にストックを再度輪郭付けるのを容易にす
る。内方斜向セグメントおよび小さい方の縦断面はキャ
リアストックを容器に適用したときに総体的に縦方向へ
延びる折曲げ線を画定するようにスリット状であるのが
好ましい。
【００１３】好適な配列において、各横列は３つまたは
それ以上の容器受容開口を有する。また、各端列の各容
器受容開口は、端列の容器受容開口を除いて、ストック
に応力を加えていないときに総体的に縦方向へ延びるス
トリップセグメントにより部分的に画定される。
【００１４】キャリアストックはまた個々の独立したキ
ャリアについて一体型の把手を有して形成され得る。把
手は２つの対向した端部を有しそしていくつかのストリ
ップセグメントに、ストックの一縁部で、その対向端部
を結合される。
【００１５】好ましくは、把手の各端部は外方縁部セグ
メントの一つに結合される。把手の各端部はまたストリ
ップセグメントの隣接した一つに結合され得る。把手の
各端部は２つの脚部、すなわち外方縁部セグメントの一
つに結合された一つの脚部とストリップセグメントの隣
接した一つに結合された別の脚部を形成するように二股
状にすることもできる。かくして、把手の各端部からの
応力はストックのその縁部で多数のストリップセグメン
トに分配される。
【００１６】本発明のこれらおよびその他の目的、特色
および利点は添付の図面を参照して以下に述べる本発明
の実施例の説明から明らかとなる。
【００１７】
【実施例】図１から図３に示されるように、実質的に同
じ容器１２に機械的に適用するためのキャリアストック
１０が本発明の実施例を構成している。ストック１０は
個々の容器１２を受容する分離した開口１４を有して形
成される。キャリアストック１０は、実質的に同じであ
る独立したキャリア２０を形成するように、後述する横
方向の線に沿って分断可能である。
【００１８】図１に示されるように、容器１２は一般的
にビールや清涼飲料やその他の飲物のために使用される
タイプの飲物用缶である。しかしながら、本発明はこの
ような缶への使用に限定されるものではなく、種々のタ
イプの缶、ビン、およびその他の容器にも利用できるも
のである。
【００１９】図１には、パッケージが示されており、そ
れは１２個のこのような容器１２とストック１０から分
離されたようなキャリア２０の一つとから構成される。
一つのキャリア２０が図２に完全に示されており、また
図２は次のキャリア２０の一部も示している。各キャリ
ア２０は図２においては応力を加えられていない状態で
示されている。
【００２０】キャリアストック１０は弾性の重合体材料
の単一シートから、型抜き(die-cut)等によって不定長
で形成される。好適な材料は低密度ポリエチレンであ
る。応力を加えていない状態におけるストックの好適な
厚さは、低密度ポリエチレンを使用したとき、約０,３
９mm（15.5ミル）である。
【００２１】キャリアストック１０は、個々のキャリア
２０について、分離した開口１４を画定する一体に結合
されたストリップセグメントを有して形成される。図２
に示されるように、この開口１４は個々の独立したキャ
リア２０について縦列と横列、すなわち縦３列と横４列
を有する矩形整列に配列される。各開口１４は、図示の
ような、応力集中を回避するように丸くされた角を有す
る特異な角を有する。
【００２２】より詳細には、開口１４は２つの縁列と縁
列間の１つの中間縦列に位置する。個々の独立したキャ
リア２０について、開口１４は２つの端列と端列間の２
つの中間横列に位置する。中間縦列の開口１４に比べ
て、縁列の開口１４は異なった輪郭形状である。各端列
の開口１４はその他の端列の開口１４のより小さな形と
して輪郭付けられている。各縁列の開口１４その他の縁
列の開口１４のより小さな形として輪郭付けられてい
る。
【００２３】キャリアストック１０は、クリギスの米国
特許第４,０１８,３３１号に開示されたキャリアストッ
クを適用するようにしてそれぞれの容器１２に適用され
る。このようなストック１０を適用するのに好適な機械
がベンノ他の米国特許第３,９５９,９４９号に開示され
ている。
【００２４】キャリアストック１０を適用するのに好適
な機械は本願と同時に出願しそして本出願人に譲渡され
たロニー・レイ・セイモア（Lonnie Ray Seymour）とケ
ビン・デュウエイン・ムーア（Kevin Dewain Moore）の
米国特許出願第０７／５１９,８６０号、「マルチパッ
ケージキャリアを適用する装置および方法」に開示され
ている。
【００２５】各縁列での各端列の容器受容開口１４、す
なわち個々の独立したキャリア２０の各角の容器受容開
口１４は、総体的に四辺形の輪郭形状を有するこの各開
口１４は外方交差セグメント３０、外方縁部セグメント
３２、内方交差セグメント３４、および内方斜向セグメ
ント３６を備えている。各外方交差セグメント３０はキ
ャリアストック１０の相互に対向する外方の両縁部間で
そのストック１０を完全に横切って延び、そして端列の
一方の３つの開口１４により共有される。開口の四辺形
輪郭形状は完成されたパッケージにおいてパッケージの
全体的な安定性および剛性の一因となる応力を発生す
る。
【００２６】また、各外方交差セグメント３０はパネル
状でありそして、連続するキャリア２０がキャリアスト
ック１０から分離されるまで、２つの連続するキャリア
２０により共有される。各外方交差セグメント３０はミ
シン目（脆弱化）線３８を有して形成され、ミシン目
（脆弱化）線３８その外方交差セグメント３０をほぼ幅
の等しい半分のセグメントに分割する。該線３８は独立
したキャリア２０を形成するようにストック１０を分断
するのを容易にする。
【００２７】各縁列での各中間横列の容器受容開口１４
は総体的に長方形の輪郭形状を有する。この各開口１４
は内方交差セグメント３４の一つ、外方縁部セグメント
４２、内方交差セグメント４４、および内方縦セグメン
ト４６を備えたストリップセグメントにより画定され
る。内方交差セグメント３４の各々は各縁列の２つの開
口１４により共有される。内方交差セグメント４４は各
縁列の両中間横列の開口１４により共有される。
【００２８】中間縦列での各端列の容器受容開口１４は
任意の輪郭形状を有する。この各開口１４は外方交差セ
グメント３０の一つ、内方斜向セグメント３６の両者、
対角セグメント５２、および内方交差セグメント４８を
備えたストリップセグメントにより画定される。中間縦
列での中間横列の各開口１４は、図示のように、平頭端
部を有する総体的にレモン形の輪郭形状を有し、そして
内方交差セグメント４８の一つ、内方縦セグメント４６
の両者、および内方交差セグメント５０により画定され
る。
【００２９】各開口１６が、図示のように、応力集中を
回避するように丸くなった角を有する総体的に長斜方形
の輪郭形状を有する。この各開口１６は４つのその開口
１６の周縁部を構成する４つの対角セグメント５２によ
り画定される。
【００３０】内方交差セグメント３４の各々は追加の開
口１６の一つの周辺部を構成するいくつかのセグメント
５２に結合される。また、内方斜向セグメント３６の一
つ、内方縦セグメント４６の一つ、および内方交差セグ
メント４８の一つはその開口１６のいくつかの同じセグ
メント５２にそれぞれ結合される。
【００３１】各内方斜向セグメント３６は、図示のよう
に、外方交差セグメント３０の一つに結合する一端部で
二股に別れている。内方斜向セグメント３６の二股状端
部と該端部に結合された外方交差セグメント３０とはそ
れぞれの開口１８を画定する。この開口１８は、図示の
ように、応力集中を回避するように丸くなった角を有す
る総体的に三角形の輪郭形状を有する。
【００３２】キャリアストック１０に応力を加えていな
いとき、外方交差セグメント３０の各々は総体的に横方
向へ延びている。また、外方縁部セグメント３２、４２
の各々は総体的に縦方向へ延びる。更に、内方交差セグ
メント３４、４４、４８、５０の各々は総体的に横方向
へ延びる。しかしながら、各内方斜向セグメント３６は
外方交差セグメント３０の一つ、すなわち内方斜向セグ
メント３６が結合された外方交差セグメント３０から、
その外方交差セグメント３０の一つに結合された外方縁
部セグメント３２から離間する総体的に斜めの方向へ延
びている。
【００３３】ベンノ他の米国特許第３,９５９,９４９号
に開示された機械と同様な機械により、または前述した
本願と同時出願の特許出願に開示された機械と同様な機
械によりキャリアストック１０を容器１２と同様な容器
に適用するとき、横方向の力が、図２に矢印で示される
ように、外方縁部セグメント３２、４２に加えられる。
この力は内方交差セグメント３４、４４、４８、５０を
引き伸ばすことになる。また、この力は、図２に示され
るこのストック１０の形成時の輪郭形状からストック１
０を容器１２により例示されるような容器に適用した適
用輪郭形状にストック１０を再度輪郭付けることにな
る。対角セグメント５２は各開口１４を総体的に円形の
形状に広げるように企図された手段で力を伝達するよう
に作用する。この現象は米国特許第４,０１８,３３１号
に述べられている。横方向の力が、上述したように、ス
トリップセグメント３２、４２に加えられるとき、それ
らの周辺部から構成されたストリップセグメント５２お
よびストリップセグメント５２に結合されたストリップ
セグメント３４、４４、４８、５０が引き伸ばされるの
で、開口１６は、開口１６が横に細長くなるような手段
で形作られ、配向され、かつ配置される。開口１６は、
それ故、形成時の輪郭形状から適用時の輪郭形状にキャ
リアストック１０を再度輪郭付けるのを容易にするよう
に機能する。対角セグメント５２は端列の外方部分に存
在しないので、開口１８は同様に細長くなることはなく
そして端部パネル３０の引張抑制特性によってこのスト
ック１０の再輪郭付け（より詳細には各列の開口１４の
再輪郭付け）に大きく寄与することはない。
【００３４】横方向の力が、上述したように、ストリッ
プセグメント３２、４２に加えられるとき、キャリアス
トック１０は形成時の輪郭形状から適用時の輪郭形状に
再輪郭付けされ、そして斜向セグメント３６および縦セ
グメント４６は相互に縦方向に整合されることになる。
かくして、各容器受容開口１４は一つの容器１２よりも
僅少小さなほぼ円形の輪郭形状を取ることになる。この
各開口１４がほぼ円形の輪郭形状を取ることができるよ
うにストリップセグメントを引き伸ばすことは、キャリ
アストック１０をそれぞれの容器１２に適用するときに
作成されるパッケージの締付けを追加する。
【００３５】各独立したキャリア２０の全長は、ストッ
ク１０に応力を加えていないとき、図１に示されたパッ
ケージのようなパッケージにおける個々のキャリア２０
の全長よりも僅少大きい。しかしながら、各独立したキ
ャリア２０の各縦列の４つの開口１４の縦方向の寸法の
合計は、ストック１０に応力を加えていないとき、パッ
ケージにおける個々のキャリア２０の各縦列の４つの開
口１４の縦方向の寸法の合計よりも小さい。
【００３６】かくして、キャリアストック１０は、図１
に示されるパッケージようなパッケージを作成するよう
にキャリアストック１０を容器１２に適用するときに縦
方向に引き伸ばされるそれぞれの開口１４を画定するス
トリップセグメントに必要とされる不統一または短いピ
ッチを有する。更に、キャリアストック１０が上述の不
統一または短いピッチを有し、そして外方交差セグメン
ト３０がパネル状であり（連続するキャリア２０がスト
ック１０から分離されるまで）かつこのストック１０の
再輪郭付けに大きく寄与しないので、パッケージは極め
て緊密に行われることになる。
【００３７】更に、キャリアストック１０をそれぞれの
容器１２に適用するとき、ストリップセグメント３６、
４６は、図３に示されるように、セグメント３６、４６
がスリットを設ける位置に画定された折曲げ線に沿って
折り曲げられることになる。このセグメント３６、４６
が折曲げ線を画定するようにスリットとして示されると
ころでは、セグメント３６、４６にはその他の脆弱化線
または線セグメントが刻み付けまたは設けられる。スト
リップセグメント３４、４４、４８、５０は同様に折り
曲げられることになる。ストリップセグメント３６、４
６に沿って画定された折曲げ線、およびストリップセグ
メント３４、４４、４８、５０に沿って画定された折曲
げ線はストック１０を容器１２のような容器に適用する
のを容易にする。
【００３８】ストリップセグメント３６、４６に折曲げ
線を画定するスリットを付けられていない場合、セグメ
ント３６、４６の各々は折り曲げられずに容器１２の一
つに適合するだけで、同じ横列の隣の容器には適合しな
い。折曲げ線を画定するようにスリット付けすることに
より、ストリップセグメント３６、４６は各横列の一対
の隣接する容器１２が独立した容器適合ストリップを有
するのを可能にする。
【００３９】更に、各独立したキャリア２０について、
キャリアストック１０は以下にストック１０の把手縁部
と称される位置に一体型の把手を有して形成される。各
把手６０は２つの端部６２を有し、その各々は外方脚部
６４と内方脚部６６とを形成するように二股状になって
いる。各端部６２の外方脚部６４は、交差セグメント３
４の一つと交差セグメント３０の一つとの間で、ストッ
ク１０の把手縁部で外方縁部セグメント３２の一つに結
合される。この端部６２の内方脚部６６は、同じ交差セ
グメント３４の一つと交差セグメント４４の一つとの間
で、同じ外方縁部セグメント３２の一つに隣接する外方
縁部セグメント４２に結合される。
【００４０】各把手６０の各端部６２では、外方脚部６
４、内方脚部６６、および隣接するセグメント３２、４
２が補助的開口６８を画定する。各補助的開口６８は、
図示のように、応力集中を回避するように丸められた角
を有する総体的に三角形である。
【００４１】かくして、把手６０の各端部６２からの応
力は隣接するセグメント３２、４２、および隣接するセ
グメント３２、４２に結合された交差セグメント３０、
３４および３２を含む多数のストリップセグメントに分
配される。
【００４２】好ましくは、キャリアストック１０はオル
セン他の米国特許第４,３５６,９１４号に開示されたよ
うな非対称輪郭形状を有する。
【００４３】本発明の別の実施例を構成するキャリアス
トック１０′が図４に示されており、そこにおいてダッ
シュ付きの参照符号は本発明の目的のために図１、図２
および図３における参照符号（ダッシュ付きでない）に
より指示されるエレメントに対応するエレメントを指示
するように用いられている。
【００４４】キャリアストック１０′は、キャリアスト
ック１０が分断可能であるように、個々のキャリア２
０′に分断できる。キャリアストック１０′は、個々の
キャリア２０′について、６つの容器受容開口１４′、
２つの追加の開口１６′、および４つの追加の開口１
８′を画定する一体的に結合されたストリップセグメン
トを有して形成される。
【００４５】概括的に、ここに図示しそして述べる場合
を除き、キャリアストック１０′はキャリアストック１
０の中間横列の開口１４またはストック１０のストリッ
プセグメント４４とそのストリップセグメント５０との
間の開口１６に対応するいかなる開口も有していないこ
とを除いてキャリアストック１０と同様である。キャリ
アストック１０′はいくつかの細部においてキャリアス
トック１０の把手６０とは異なる把手７０を有する。キ
ャリアストック１０′は後述するような特色を有する。
【００４６】かくして、個々の独立したキャリア２０′
について、キャリアストック１０′は２つの外方交差セ
グメント３０′、ストック１０′の把手縁部にそった２
つの外方縁部セグメント３２′、ストック１０′の相互
に対向する外方の両縁部にそった２つの外方縁部セグメ
ント３２′、２つの内方交差セグメント３４′、および
１つの内方交差セグメント４８′を有する。また、内方
交差セグメント３４′の各々は２つの追加の開口１６′
の一方の周辺部から構成されるストリップセグメント５
２′により内方交差セグメント４８′から分けられてい
る。
【００４７】キャリアストック１０′は本願と同時にレ
スリー・エス・マルコおよびロバート・オルセンにより
出願されそして本出願人に譲渡された米国特許出願第０
７／５１９,８５８号「一体型把手を有するキャリアス
トック」に開示されたキャリアストックと同様である。
キャリアストック１０′のここに述べる細部と異なる特
有な細部は、上記出願を参照することにより明らかとな
るであろう。
【００４８】把手７０は二股状にはなっていない２つの
端部７２と中間脚部７４とを有する。中間脚部７４は２
つの外方縁部セグメント３２が分離用結合部を画定する
ミシン目線７６を介してキャリアストック１０′の把手
縁部で一つの内方交差セグメント３４に結合されるとこ
ろに結合される。分離用結合部は中間脚部７４を把手７
０の他方の部分から容易に切り離すことができる。
【００４９】把手７０の各端部７２はキャリアストック
１０′の把手縁部で外方縁部セグメント３２′の一つに
結合される。かくして、把手７０からの応力は、外方縁
部セグメント３２′を介して、外方交差セグメント３
０′と同様に内方交差セグメント３４′に分配される。
【００５０】各外方交差セグメント３０′はこの外方交
差セグメント３０′を半セグメントに分割するミシン目
（脆弱化）線３８′を有する。この線３８′は独立した
キャリア２０′を形成するようにキャリアストック１
０′を横方向に分断するのを容易にする。
【００５１】キャリアストック１０またはキャリアスト
ック１０′について種々の変形が本発明の範囲および主
旨から逸脱することなしに行われ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】１２個の同じ容器と本発明の実施例によるキャ
リアストックから分離されたキャリアとから構成される
パッケージの斜視図である。
【図２】本発明の実施例によるキャリアストックの拡大
平面図である。
【図３】矢印の方向にみた図１の線３−３に沿って詳細
を示す更に拡大した部分断面図である。
【図４】本発明の別の実施例によるキャリアストックを
示す、図２に比べてわずかに拡大した平面図である。
【符号の説明】
１０、１０′ キャリアストック １２ 容器 １４、１４′ 開口 １６、１６′ 開口 １８、１８′ 開口 ２０、２０′ キャリア ３０、３０′ 外方交差セグメント ３２、３２′ 外方縁部セグメント ３４、３４′ 内方交差セグメント ３６ 内方斜向セグメント ３８、３８′ ミシン目（脆弱化）線 ４２ 外方縁部セグメント ４４ 内方交差セグメント ４６ 内方縦セグメント ４８、４８′ 内方交差セグメント ５２、５２′ ストリップセグメント ７０ 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミンドーガス ジュリウス クリギス アメリカ合衆国 イリノイ州、バーリン トン、コールド スプリング ロード 275 (72)発明者 ウィリアム エヌ ウィーバー アメリカ合衆国 イリノイ州、ノースブ ルック、クェイル レーン 2625 (56)参考文献 特開 昭60−134865（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 67/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 実質的に同じ容器に機械的に適用される
    キャリアストック（１０）であって、ストックは、弾性
    の重合体材料の単一シートから形成され、相互に対向す
    る両縁部と相互に対向する両端部とを有しかつ個々の容
    器を受容する分離した容器受容開口（１４）と形成時の
    (as-formed)輪郭形状から適用される輪郭形状にストッ
    クの輪郭形状を再度輪郭付けるのを容易にする少なくと
    も１つの追加の開口（１６，１８）とを備えた独立した
    キャリア（２０）を形成するように分離でき、それぞれ
    が縁部セグメントの一つとストリップセグメントの隣接
    した一つとに結合された相互に対向する両端部（６２）
    を有する一体型把手を有して形成され、容器受容開口お
    よび追加の開口を画定するストリップセグメントを有し
    て形成され、各容器受容開口または追加の開口は、いく
    つかのセグメントから構成される周辺部を有し、各独立
    したキャリアにおける容器受容開口は、ストックの相互
    に対向する両縁部に縁列を備えた縦列とこの各独立した
    キャリアの相互に対向する両端部に端列を備えた横列と
    に配列され、いくつかのセグメントにより画定される各
    縁列の各端列におけるストックの各隅にある容器受容開
    口は、 (a) それに沿ってストックを分離でき、ストックの相
    互に対向する両縁部間の連続したパネルの形状のストッ
    クを完全に横切って延び、そしてストックに応力を加え
    ていないときに総体的に横方向へ延びている外方交差セ
    グメント（３０）と、 (b) ストックの相互に対向する外方の両縁部の一つに
    沿って延びそしてストックに応力を加えていないときに
    総体的に縦方向へ延びている外方縁部セグメント（３
    ２，４２）と、 (c) 外方縁部セグメントから追加の開口の一つの周辺
    部に延びそしてストックに応力を加えていないときに総
    体的に横方向へ延びている内方交差セグメント（３４，
    ４８；４４，５０）と、 (d) 外方交差セグメントから前記の追加の開口の一つ
    の周辺部に延び、そしてストックに応力を加えていない
    ときに外方縁部セグメントから離れる方向へと総体的に
    斜め方向へ延びている内方斜向セグメント（３６）とを
    備えていることを特徴とするキャリアストック。
  2. 【請求項２】 把手（６０）の各端部（６２）は、一方
    が外方縁部セグメントの前記一つに結合されそして他方
    がストリップセグメントの前記隣接する一つに結合され
    る２つの脚部を形成するように二股になっていることを
    特徴とする請求項１記載のキャリアストック。
  3. 【請求項３】 一体型把手（６０）の各端部（６２）に
    おいて、該端部に形成された一方の脚部（６４）は交差
    セグメントの一つと交差セグメントの別の一つとの間で
    外方縁部セグメントの前記の一つに結合され、そして該
    端部に形成された別の脚部は交差セグメントの前記の一
    つと交差セグメントの別の一つとの間で外方縁部セグメ
    ントの隣接する一つに結合されることを特徴とする請求
    項２記載のキャリアストック。
  4. 【請求項４】 外方交差セグメントは独立したキャリア
    を形成するようにストックを分離するのを容易にする脆
    弱化線（３８）を備えて形成されることを特徴とする請
    求項１記載のキャリアストック。
  5. 【請求項５】 脆弱化線（３８）はミシン目を入れられ
    ていることを特徴とする請求項４記載のキャリアストッ
    ク。
  6. 【請求項６】 各々が容器受容開口の一つの周辺部から
    構成されるストリップセグメントにより保持される側壁
    を有する矩形整列の容器と組み合わされることを特徴と
    する請求項１記載のキャリアストック。
  7. 【請求項７】 縦３列と横４列の矩形に整列された１２
    個の実質的に同じ容器から構成されるパッケージであっ
    て、各容器は側壁を有し、そして容器の側壁で容器を保
    持するようにキャリア（２０）が容器に適用され、キャ
    リアは弾性の重合体材料の単一シートから形成されたキ
    ャリアストック（１０）から分離され、ストックは、相
    互に対向する両縁部と相互に対向する両端部とを有しか
    つ個々の容器を受容する分離した容器受容開口（１４）
    と形成時の輪郭形状から適用される輪郭形状にストック
    の輪郭形状を再度輪郭付けるのを容易にする少なくとも
    １つの追加の開口（１６）とを備えた独立したキャリア
    を形成するように分離可能であり、容器受容開口および
    追加の開口を画定するストリップセグメントを有して形
    成され、各容器受容または追加の開口は、いくつかのセ
    グメントから構成される周辺部を有し、各独立したキャ
    リアにおける容器受容開口は、ストックの相互に対向す
    る縁部に縁列を備えた縦３列と個々の独立したキャリア
    の相互に対向する端部に端列を備えた横４列に配列され
    ており、各縁列の各端列における容器受容開口は、 (a) それに沿ってストックを分離でき、ストックの相
    互に対向する両縁部間の連続したパネルの形状のストッ
    クを完全に横切って延び、そしてストックに応力を加え
    ていないときに総体的に横方向へ延びている外方交差セ
    グメント （３０）と、 (b) ストックの相互に対向する両縁部の一つに沿って
    延びそしてストックに応力を加えていないときに総体的
    に縦方向へ延びている外方縁部セグメント（ ３２，４
    ２）と、 (c) 外方縁部セグメント（３２，４２）から追加の開
    口の一つの周辺部に延びそしてストックに応力を加えて
    いないときに総体的に横方向へ延びている内方交差セグ
    メント（３４，４８；４４，５０）と、 (d) 外方交差セグメント（３０）から前記の追加の開
    口の一つの周辺部に延びそしてストックに応力を加えて
    いないときに外方縁部セグメント（３２，４ ２）から離
    れる方向へと総体的に斜め方向へ延びている内方斜向セ
    グメント（３６）とを備えたいくつかのセグメントによ
    り画定されることを特徴とするパッケージ。
  8. 【請求項８】 実質的に同じ容器に機械的に適用される
    キャリアストック（１０）であって、ストックは、弾性
    の重合体材料の単一シートから形成され、相互に対向す
    る外方の両縁部と相互に対向する外方の両端部とを有
    し、個々の容器を受容する分離した容器受容開口を備
    え、開口を画定するストリップセグメントを有して形成
    され、セグメントは、ストックの相互に対向する外方の
    両縁部に沿って延びそしてストックに応力を加えていな
    いときに総体的に縦方向へ延びている縁部セグメント
    （３２，４２）を備え、縁部セグメントから延びそして
    ストックに応力を加えていないときに総体的に横方向へ
    延びている交差セグメントを備え、ストックは、個々の
    独立したキャリアについて、それぞれが縁部セグメント
    の一つとストリップセグメントの隣接した一つとに結合
    された相互に対向する端部（６２）を有する一体型把手
    （６０）を有して形成されることを特徴とするキャリア
    ストック。
  9. 【請求項９】 一体型把手（６０）の各端部（６２）は
    ２つの脚部（６４）、すなわち縁部セグメントの前記の
    一つに結合された一方の脚部とストリップセグメントの
    隣接した一つに結合された他方の脚部、を形成するよう
    に二股になっていることを特徴とする請求項８記載のキ
    ャリアストック。
  10. 【請求項１０】 一体型把手（６０）の各端部（６２）
    において、前記端部（６２）に形成された一方の脚部
    （６４）は交差セグメント（３０；３４，４８；４４，
    ５０）の一つと交差セグメントの別の一つとの間で縁部
    セグメント（３２，４２）の前記の一つに結合され、そ
    して前記端部（６２）に形成された他方の脚部（６４）
    は前記の交差セグメントの一つと交差セグメントの別の
    一つとの間で縁部セグメントの隣接した一つに結合され
    ることを特徴とする請求項９記載のキャリアストック。
  11. 【請求項１１】 それぞれ側壁を有する実質的に同じ容
    器に機械的に適用されるキャリアストックであって、ス
    トックは弾性の重合体材料の単一シートから形成され、
    ストックは、相互に対向する外方の両縁部を有しかつ個
    々の容器を受容する分離した容器受容開口（１４）と形
    成時の輪郭形状から適用される輪郭形状にストックの輪
    郭形状を再度輪郭付けるのを容易にする少なくとも１つ
    の追加の開口（１６）とを備える独立したキャリアを形
    成するように分離でき、容器受容開口（１４）および追
    加の開口（１６）を画定するストリップセグメントを有
    して形成され、各独立したキャリア（２０）における容
    器受容開口（１４）は、ストックの相互に対向する縁部
    に縁列を備えた縦列と相互に対向する端部に端列を備え
    た横列とに配列され、各縁列における容器受容開口（１
    ４）は、そのとき総体的に四辺形であり、ストックは、
    適用時の輪郭形状における全長よりも大きな形成時の輪
    郭形状における全長を有しかつ容器の側壁で容器を保持
    するように各縦列における容器受容開口がストックを容
    器に適用したときよりもストックに応力を加えていない
    ときに小さくなる組合せ縦方向寸法を有するような手段
    で形成され、それにより容器受容開口を画定するストリ
    ップセグメントは適用されるストックについて縦方向へ
    延ばされねばならないことを特徴とするキャリアストッ
    ク。
  12. 【請求項１２】 ストック（１０）は個々の独立したキ
    ャリア（２０）について相互に対向する端部（６２）を
    有する一体型把手（６０）を有しそして把手の相互に対
    向する端部（６２）でかつストックの一方の縁部で、い
    くつかのストリップセグメントに結合されることを特徴
    とする請求項１１記載のキャリアストック。
  13. 【請求項１３】 把手の相互に対向する端部（６２）は
    一方の縁列のいくつかの容器受容開口（１４）を画定す
    るいくつかのストリップセグメントに結合されることを
    特徴とする請求項１２記載のキャリアストック。
  14. 【請求項１４】 横列は各個々のキャリアについての端
    列を有し、縁列の端列にあるストックの各隅にある容器
    受容開口（１４）がストック（１０）が分離できる外方
    交差セグメント（３０）によって、ストックの相互に対
    向する外方の縁部にそって延びる外方縁部セグメント
    （３２，４２）と、外方縁部セグメントから延びる内方
    交差セグメント（３４，４４）と、外方交差セグメント
    （３０）から延びる内方斜向セグメント（３６）とによ
    って画定され、外方交差セグメント（３０）から延びる
    内方斜向セグメント（３６）がスリットセグメントにそ
    って延びる折曲げ線を画定するようにスリットを入れら
    れていることを特徴とする請求項１１記載のキャリアス
    トック。
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