JP3103543U

JP3103543U - ハガキ書状掲示鑑賞保存用袋形ファイル付きカレンダー

Info

Publication number: JP3103543U
Application number: JP2004000751U
Authority: JP
Inventors: 芳男岸
Original assignee: 芳男岸
Priority date: 2004-01-14
Filing date: 2004-01-14
Publication date: 2004-08-19
Anticipated expiration: 2010-01-14

Abstract

【課題】郵便はがき、行事行動データ等を管理、あるいは創作画等を鑑賞できる袋形ファイル付きカレンダーの提供。
【解決手段】このファイル本の表紙にカレンダーと壁掛け紐をつけ、ファイル本とカレンダーを一体の構造のものとし、壁や柱に掛けて使用する。透明袋形ファイルには、郵便はがきや使用者創作の「絵手紙」やペット写真などを入れて装飾とする。またハガキの一時保存箱装着形も、全面透明ですから袋ファイル形と同様絵はがき写真は装飾に、創作絵画は装飾と鑑賞用にカレンダーと共に使用する。なお、カレンダーの使用期間が終了したとき、または透明ファイルが満杯になった場合は、壁からはずし長期保存ファイル本として活用する。
【選択図】図１

Description

本案はハガキ手紙などを一時保存して置く用具のファイル袋とカレンダーに関するもので、透明袋形ファイルの表紙にカレンダーと吊りひもを付け、来信郵便ハガキ手紙書状、趣味の創作絵手紙などを透明袋形ファイルに差込み一時保存と鑑賞、カレンダー終了後はそのまま長期保存ファイル本として保管できるもので、掛け具と袋ファイルとカレンダーとを一体にしたカレンダーに関するものです。

従来の壁掛けカレンダーは絵画や写真などを印刷装飾とし宣伝を目的とした物が主で、また卓上用カレンダーは日めくりの物が多くメモ書込欄が主な用途です。郵便はがき創作絵画写真などをそのままファイルできるカレンダーはありません。

考案が解決しようとする課題

従来のカレンダーの装飾はプロの写真家や画家の作品を印刷したもので、使用者の創作した絵や写真を掲示して鑑賞したいと思っても出来ない欠点がありました。
また、郵便には会合や法事など日程計画、カレンダーに直接関係があり同所に保存できることが一番よいのですが、通知書保管具は装着されていないので別の場所に保管しなければならない欠点があります。なお、郵便はがきは行事記録書ですから事後は、住所録や交際資料として長期保存したいのですが、カレンダー即住所録ファイルになる物が無いため、通知書などの探しに困窮しています。

考案が解決するための手段

先ず、透明袋ファイルの表裏表紙に綴じ込み穴をつけ。この（おもて）表紙の綴じ穴の左右両端に、吊り掛け具取り付け用穴をつけファイルは３６０度自由に回転開閉できる輪具を綴じ穴に通して綴じ、おもて表紙の吊り掛け穴に吊り紐をつけます。
従来の技術で述べましたカレンダーの絵や写真の装飾スペースは透明袋ファイルのスペースで、個人創作絵手紙などをファイルして鑑賞でき、問題を解決しています。

カレンダーは透明袋ファイルの下、おもて表紙に装着し表紙の吊り穴に紐を付け壁や柱にかけて使用します。行事の通知はがきもファイルでき透明なので、家族のだれもが管理できる利点があります。なお、差し置き箱付きの場合も全面が透明なので同様の効果が得られ、カレンダーと一緒に保管できるものとして課題を解決しています。

なお、透明袋ファイルの一枚には１，２，枚のハガキや書状の差込が適量で、差込済みファイル袋は、吊りひもの中を通してカレンダー表紙の裏に回して保管します。

カレンダーが終了したとき、または綴じ込み枚数のファイル袋が全部満杯になった場合は、吊りひもを取り去りカレンダー装着部分を折り曲げてファイル表紙として見出しをつけて長期保存用のファイルにします。
このファイル付きカレンダーは、前記の通り極自然に、その年の行動記録や創作品集を完成できる機能を持ち問題を解決し効果をあげています。

考案の実施の形態を図面により説明します。
図１．透明袋ファイル付きカレンダーの正面からの説明見取り図の一例です。
（１）本体の吊り紐。（２）透明ファイル袋数十枚と表紙を綴じる３６０度回転開閉できる輪綴じ具で、数本を使用します。
（３）おもて表紙に付けた吊り具取り付け用の穴で、左右両端に付けてあります。
（４）輪綴じ具取り付け用の穴で、（２）の輪綴じ具を通します。
（５）透明ファイル袋の差込口で、ここからハガキなどを差し込みファイルします。
（６）透明ファイル袋の全体の部分を示します。
（７）ファイルのおもて表紙で、斜線部分の大きさが一枚になっています。
（８）カレンダーの全体の部分で、ファイルのおもて表紙に接着します。
図２．透明袋ファイル付きカレンダー側面からの説明見取り図です。
▲１▼輪綴じ具。▲２▼透明ファイル袋。▲３▼カレンダーの部分。▲４▼吊り紐。▲５▼裏表紙。▲６▼おもて表紙で、カレンダーが付いています。
図３．カレンダー終了後の「長期保存用ファイル」の説明見取り図です。
Ａ．おもて表紙、カレンダー終了後折り曲げてファイルの表紙にします。
Ｂ．ファイル袋、ハガキなどをファイル済みの物。Ｃ．輪綴じ具。
Ｄ．は裏表紙です。この形態で表紙に見出しを付けて保管します。
図４．箱形書状差し置き付きカレンダーの側面からの説明見取り図です。
▲１▼輪綴じ具。▲２▼書状差し置き箱正面は透明になっています。▲３▼カレンダー。▲４▼吊り紐。▲５▼裏表紙。▲６▼おもて表紙で、カレンダーが付いています。

考案の効果

本考案は上述のとおりであります。

透明袋形ファイルとカレンダーを一体にすることで多種の用途が生まれ、効果をあげています。
ａ．郵便はがきと多種の行事行動データを、一家の行動計画表でもあるカレンダーにファイル差し置きできる構造とした効果。
ｂ．使用者個人の作品をカレンダーに、そのまま掲示して鑑賞一家揃って楽しむことができるものとし、既製の印刷美でない自作品を掲示できる構造とした効果。
ｃ．日常自然な形で創作した作品や年間に到着した、ハガキ多種の行事記録書がカレンダー終了後、作品集、一家の行事記録集として「長期保存ファイル書」に安価で完成できる。便利で家族の全員の行動計画、交際資料などに活用できるものとし、構造上機能上大きな効果をあげています。

透明袋形ファイル付きカレンダーの正面からの説明見取り図の一例です。透明袋形ファイル付きカレンダー側面からの説明見取り図です。カレンダー終了後の「長期保存用ファイル」の説明見取り図です。箱形書状差し置き付きカレンダーの側面からの説明見取り図です。

符号の説明

図１（１）本体吊り紐。（２）輪綴じ具。（３）吊り具付け穴。（４）輪綴じ具通し穴。（５）ファイル袋の入れ口。（６）ファイル袋全体。（７）おもて表紙全体。（８）カレンダー本体。
図２ ▲１▼輪綴じ具。▲２▼ファイル袋。▲３▼カレンダー。▲４▼吊り紐。▲５▼裏表紙。▲６▼おもて表紙。
図３Ａ．おもて表紙。Ｂ．ファイル袋。Ｃ．輪綴じ具。Ｄ．裏表紙。
図４ ▲１▼輪綴じ具。▲２▼差し置き箱。▲３▼カレンダー。▲４▼吊り紐。▲５▼裏表紙。▲６▼おもて表紙。

Claims

透明袋形ファイルおもて表紙にカレンダーと表紙の左右両端部に吊り紐を付け、カレンダー装着表紙と袋ファイルと裏表紙に綴じ穴をあけ３６０度自由回転開閉できる輪綴じ具で綴じた、袋形ファイル付きカレンダー。
カレンダー使用終了後、袋形ファイルが満杯になった場合は、カレンダー装着表紙を折り込み長期保存ファイル本になる透明または不透明袋形ファイル付きカレンダー。
請求項１のカレンダーおもて表紙にハガキ手紙差し置き箱前面透明または不透明のを装着したカレンダー。