JP3103082U - 平面研削機のテーブル送り装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース1とその上に載置した左右スライドテーブル2との間に、コイル3内にシャフト4を挿入したシャフトモータMを配置した。シャフトモータのコイル3をベースか左右スライドテーブルのいずれかに連結し、コイル内に挿入したシャフト4の両端をいずれか他方に連結して左右送りの駆動装置とした。これにより、駆動機構の組込み精度を要せず、従来の油圧シリンダ駆動方式やリニアモータ駆動方式より高速な往復動と高精度のテーブル位置制御が可能となり、平面研削機の加工能率と加工精度が向上する。
【選択図】図2
Description
技能士の友編集部・三木亀三郎編著,「技能ブックス(6)/工作機械のメカニズム」第16版,株式会社大河出版,平成12年2月18日,p107
(1)油圧回路上において作動に不具合が生じた場合、原因解明が非常に困難(油圧回路中の異物、ごみによる場合が殆どである)である。
(2)油圧ポンプユニットに大きな設置面積を必要とする。
(3)油圧発生ポンプが俗に「ヒートポンプ」と言われることからも分かるように、発熱が大きく、熱による工作精度への影響が大きい。
(4)エネルギ損失が大きい。
(5)油洩れゼロを目標とするものの、洩れは必ず発生し、油洩れの床への広がりなどにより作業者の滑り等、安全上の課題もあり、また清掃にも余分な労力を要する。
(6)油圧系統の各種バルブ、ホース等の製造、組込み、分解洗浄の全ての工程において、ごみの付着侵入に対しては細心の注意と管理が必要である。
(7)オイルの劣化等のために定期的な交換を要する。
等多くの問題点を有している。
(1)構造が複雑で高価である。
(2)固定子(永久磁石)、可動子(コイル)共にコア(酸化鉄系)が用いられることにより、コイルに流れる電流による粘性制動力などが発生し、一定速度の駆動が阻害される。
等の問題点があり、現状では開発・改良段階で、将来諸々の改良により主流になると考えられるが、未だ実用には難がある。
(1)左右移動テーブルの停止位置のデジタル設定とそれによる停止が容易に可能となり、加工精度と加工能率が向上する。
(2)構成部品・ユニットが少なくなり、モータのエアヤップが大きく、多少芯ずれがあっても推力が変わらないため組立て容易となる。
(3)油圧発生ポンプ・タンク等が不要となるので機械設備スペースが少なくなる。
(4)油漏れが全くなくなり、また定期交換もなくなる。
(5)機械の温度上昇が低くなり、シャフトモータ固定子(コイル)部分のみの温度上昇となるので、小容量のスポットファンモータのみで、温度上昇は殆どなくすることができる。
効果が得られ、また、従来リニアモータ駆動方式に対して、
(1)構造が簡単で安価となる。
(2)シャフトとコイル間の偏心すなわちエアギャップの変動が推力に影響しない構造であるため、リニアモータのような平面永久磁石とコイルの間隙・平行度等の精度確保は不要となり、組立が容易である。
(3)シャフト(永久磁石配列)側、コイル側とも全く鉄等の磁性体が使用されていないので、吸着力、渦電流による熱発生、三次高調波、発音などがない。
効果が得られるほか、シャフトとコイルを従来の油圧シリンダの代わりに組込むだけの置換えが可能である効果も得られる。
2 左右スライドテーブル
3 シャフトモータコイル
4 シャフトモータシャフト
5A,5B ブラケット
6 ドライバ
7 コントローラ
8 リニアスケール
9 リニアセンサ
10 電源
11 タイミングベルト
12 タイミングプーリ
13 タイミングプーリ軸
14 転がり軸受
15 軸ホルダ
16 リニアガイドシャフト
17 リニアガイド軸受
18 軸受ホルダ
Claims (3)
- ベース(1)と該ベース上に載置した左右スライドテーブル(2)との間に、コイル(3)と該コイル内に挿入したシャフト(4)を備えるシャフトモータ(M)を配置し、該シャフトモータのコイル(3)を前記ベースと左右スライドテーブルのいずれか一方に連結し、シャフト(4)の両端をブラケット(5A,5B)を介して前記ベースと左右スライドテーブルのいずれか他方に連結したことを特徴とする平面研削機のテーブル送り装置。
- 前記シャフトは、前記ベースにブラケットを介して固定した固定子とし、前記コイルは、反転伝動機構(R)を介して前記左右スライドテーブルに連結した可動子とした、請求項1記載の平面研削機のテーブル送り装置。
- 前記反転伝動機構は、一対のタイミングプーリ(12)をベースに回転自在に支持し、タイミングプーリにタイミングベルト(11)を巻き掛けたベルト伝動機構とし、タイミングベルトの展張部の一方側(11a)を可動子に連結し、他方側(11b)を左右スライドテーブルに連結した、請求項2記載の平面研削機のテーブル送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000341U JP3103082U (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 平面研削機のテーブル送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000341U JP3103082U (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 平面研削機のテーブル送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103082U true JP3103082U (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=43256573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004000341U Expired - Lifetime JP3103082U (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 平面研削機のテーブル送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103082U (ja) |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004000341U patent/JP3103082U/ja not_active Expired - Lifetime
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