JP3103011U - 発光する傘 - Google Patents

Abstract

【課題】降雨時の暗い環境下で傘をさす歩行者の識別、及び目視確認を容易に可能とする。
【解決手段】傘の柄部に電池、及び光源を納め、光源が発する光を光ファイバーにより、傘の各端部に伝達させ、各々の端部で発光させる。また、光ファイバーそのものの漏光をそのまま外部に透過させれば、傘軸骨部でも、同様の発光効果を得る。
【選択図】図１

Description

本考案は、電気により発光する傘に関するものである。

従来、傘は本体そのものを発光せしめる手段が無かった。

降雨時、特に暗い夜道では、自動車から傘をさす歩行者の識別が難しく、光反射板を使用しても、ヘッドライトが当たらない限り、傘をさす歩行者を目視確認する事は困難な状態であった。

解決しようとする問題点は、従来、降雨時の暗い環境下に於いて、傘をさす歩行者を容易に目視確認出来ない点である。

本考案は、降雨時の暗い環境下に於いても、傘をさす歩行者を容易に認知可能にする為、傘本体に電気による発光手段を施す事を主要な特徴とする。

本考案は、傘本体を電気的に発光させる手段を施す為、その目視確認が別の光源に依存する必要が無くなり、降雨時の暗い環境下でも容易に認知可能となる利点がある。

雨による漏水が起らない事を前提条件とし、電気的に発光させるという目的を、最小の部品点数で実現した。

図１は本考案の実施例説明図、図２は、本考案の断面図であり、柄部１の内部に電池７、及び光源５を備え、電源スイッチ２により光源の電流コントロールを行なう。

光源５の光は、光ファイバー６により、傘の各端部３に運ばれ、各々の端部にて発光する。また、傘の軸骨部４に強化プラスチック等の透明素材を使用すれば、光ファイバーの漏光により軸骨部４をも発光させる事が可能となる。

光源５の輝度、及び光ファイバー６の外径を調節する事により、交通安全性をより高める利用法、或いは、よりファッション性を持たせた利用法という選択が可能である。

本考案の実施方法を示した説明図である。 本考案の傘断面図である。

符号の説明

１ 柄部
２ 電源スイッチ
３ 傘の各端部
４ 傘の軸骨部
５ 光源
６ 光ファイバー
７ 電池

Claims (1)

1. 傘の柄部に電池、及び光源を持ち、光ファイバーにより光源から発する光を、傘の各末端部分に運び、各々の箇所で発光させる事を特徴とする発光する傘。

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