JP3103007U - 温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子 - Google Patents
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Abstract
【課題】温冷の蓄熱が簡易迅速にでき、又、温冷した後の持続時間が長く、夜具を濡らす心配も全くなく安心して使用することができるようにした温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子を得る。
【解決手段】中央核部に空気を密閉した小さな気密内室1と、前記気密内室を内包する空気密閉の気密外室2と、前記気密内室と気密外室を熱不良導体のコルク様繊維質の堅牢な物質で殻成すると共に前記気密内室の殻3と気密外室の殻4とを連結片5により一体に連結してなる小さな熱作用子Aを多数個設け、それを所要の袋に封入して温冷用癒しパッドを構成する。
【選択図】図1
【解決手段】中央核部に空気を密閉した小さな気密内室1と、前記気密内室を内包する空気密閉の気密外室2と、前記気密内室と気密外室を熱不良導体のコルク様繊維質の堅牢な物質で殻成すると共に前記気密内室の殻3と気密外室の殻4とを連結片5により一体に連結してなる小さな熱作用子Aを多数個設け、それを所要の袋に封入して温冷用癒しパッドを構成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、人体の患部の痛みや心身の疲労の除去を図るために、所要部位にあてがって健康な状態に癒せるようにした温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子に関するものである。
従来、首、肩、腰、背、腕、肘、膝、股、足首、関節等の患部が痛んでいるとき、心身が疲れていてリラックスが必要なときなどに、患部や頭部を温冷することが対症療法として行われている。その温冷手段としては、一般に、お湯や冷水で温冷した絞りタオルが広く使用されている。
それに加えて、最近は、冷やすときは冷媒体を冷蔵庫で冷凍して用いる、所謂、商標名「アイスノン」等と称される物品が普及している。
それらは、いずれも使用が簡便で便利なものである。特に、タオルは、どこの家庭にも備えられている身近なものであり、安直に使用できる点で優れている。
前記タオルの場合は一度の使用効果の持続時間が短かく、又、タオルやアイスノンは、使用中、目覚めているときは注意しているから避けられるとしても、睡眠時に、それが当てがっていたところからずれると周囲の夜具を濡らすことが往々にしてあることは、よく経験することである。
そこで、温冷の蓄熱が簡易迅速にでき、又、温冷した後の持続時間が長く、夜具を濡らす心配も全くなく安心して使用することができるようにした温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子を得ようとするものである。
本考案は、上記の如き観点に鑑みてなされたものである。その主たる構成は、中央核部に空気を密閉した小さな気密内室と、前記気密内室を内包する空気密閉の気密外室と、前記気密内室と気密外室を堅牢な物質で殻成すると共に前記気密内室の殻と気密外室の殻とを連結片により一体に連結してなる小さな熱作用子を多数個設け、それを所要の袋に封入した温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子を提供しようとするものである。
そして、前記気密内室の殻、気密外室の殻及び結合子は、熱不良導体のコルク様繊維質で形成し、以って蓄熱に富むと共に緩やかな熱放散を行うことが好ましい。
本考案に係る温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子は、以上の如く構成されてなるものであるから、該パッドを所要の加熱手段によって外部から給熱すると、個々の熱作用子は、その殻や結合子を通じて熱が補給されると共にその補給熱は気密内室と気密外室の空気層に蓄熱される。
一旦蓄えられた熱は、気密内室と気密外室との離隔によりゆっくりとほどよく放熱されて、保温又は保冷の持続時間が単室に比べてより長くなる。
従って、当該パッドに給熱する熱源が温熱の場合には温められ、反対に、冷熱の場合には冷やされる。
以上の通り、温冷の蓄熱が簡易迅速にでき、又、蓄熱された温冷熱は徐々に放熱されるから温冷の持続時間が長く、又、夜具を濡らす心配も全くないから安心して使用することができ、使用感の良さと相俟って気持ちよく安らかに就眠することもできるものである。
以下、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本考案一実施例の温冷用癒しパッドの袋に封入される熱作用子の構造を示す拡大断面図である。
中央核部に空気を密閉した小さな気密内室1が形成され、又、該気密内室1を内包する空気密閉の気密外室2が形成されている。
図1は本考案一実施例の温冷用癒しパッドの袋に封入される熱作用子の構造を示す拡大断面図である。
中央核部に空気を密閉した小さな気密内室1が形成され、又、該気密内室1を内包する空気密閉の気密外室2が形成されている。
前記気密内室1と気密外室2は堅牢なコルク様繊維質で殻成され、該気密内室1の殻3と気密外室2の殻4は同様の物質の連結片5により一体に連結され、以って小さな熱作用子Aとしてある。
そして、前記熱作用子Aを多数個設け、それを所要の袋(図示されていない)に封入して温冷用癒しパッドとするものである。
1 気密内室
2 気密外室
3 気密内室1の殻
4 気密外室2の殻
5 連結片
A 熱作用子
2 気密外室
3 気密内室1の殻
4 気密外室2の殻
5 連結片
A 熱作用子
Claims (3)
- 中央核部に空気を密閉した小さな気密内室1と、前記気密内室1を内包する空気密閉の気密外室2と、前記気密内室1と気密外室2を堅牢な物質で殻成すると共に前記気密内室1の殻3と気密外室2の殻4とを連結片5により一体に連結してなることを特徴とする小さな熱作用子A。
- 前記気密内室1の殻3、気密外室2の殻4及び結合子5は、熱不良導体のコルク様繊維質で形成される請求項1記載の小さな熱作用子A。
- 中央核部に空気を密閉した小さな気密内室1と、前記気密内室1を内包する空気密閉の気密外室2と、前記気密内室1と気密外室2を堅牢な物質で殻成すると共に前記気密内室1の殻3と気密外室2の殻4とを連結片5により一体に連結してなる小さな熱作用子Aを多数個設け、それを所要の袋に封入してなることを特徴とする温冷用癒しパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000275U JP3103007U (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000275U JP3103007U (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3103007U true JP3103007U (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=43256505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004000275U Expired - Fee Related JP3103007U (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 温冷用癒しパッド及びそのパッドに封入される熱作用子 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3103007U (ja) |
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2004
- 2004-01-26 JP JP2004000275U patent/JP3103007U/ja not_active Expired - Fee Related
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