JP3102771B2 - ゲーム装置及びその接続装置 - Google Patents
ゲーム装置及びその接続装置Info
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- JP3102771B2 JP3102771B2 JP09011443A JP1144397A JP3102771B2 JP 3102771 B2 JP3102771 B2 JP 3102771B2 JP 09011443 A JP09011443 A JP 09011443A JP 1144397 A JP1144397 A JP 1144397A JP 3102771 B2 JP3102771 B2 JP 3102771B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビゲーム機および
テレビゲーム機に接続して使用されるジョイスティック
やキーボード、プリンタ、通信端末などの接続機器に関
し、特に、ゲーム機に多様な種類の機種を接続して使用
する際の接続機器の識別システムに関する。
テレビゲーム機に接続して使用されるジョイスティック
やキーボード、プリンタ、通信端末などの接続機器に関
し、特に、ゲーム機に多様な種類の機種を接続して使用
する際の接続機器の識別システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビゲーム機は、ゲーム本体側にジョ
イスティックなどのスイッチ手段を接続し、スイッチ手
段を操作することによりゲームの進行が操作されるよう
に構成されている。このようなスイッチ手段は通常、U
P、DOWN、LEFT、RIGHTの4方向を制御す
る4方向スイッチおよびその他の追加機能を付加するた
めのスイッチ群を備え、ゲームプレーヤが操作するそれ
ぞれのスイッチのオンオフ状態をゲーム機本体側に伝送
するため、各スイッチに対応して所定数の接続端子を有
するコネクタが設けられている。また、ゲーム機本体側
にもこれに対応する接続端子を有するコネクタが設けら
れている。
イスティックなどのスイッチ手段を接続し、スイッチ手
段を操作することによりゲームの進行が操作されるよう
に構成されている。このようなスイッチ手段は通常、U
P、DOWN、LEFT、RIGHTの4方向を制御す
る4方向スイッチおよびその他の追加機能を付加するた
めのスイッチ群を備え、ゲームプレーヤが操作するそれ
ぞれのスイッチのオンオフ状態をゲーム機本体側に伝送
するため、各スイッチに対応して所定数の接続端子を有
するコネクタが設けられている。また、ゲーム機本体側
にもこれに対応する接続端子を有するコネクタが設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
るテレビゲーム機において、前記した所定数の接続端子
を有するコネクタに、キーボード、プリンタ、通信端末
などを接続して、ゲーム機を多目的に使用することが検
討されている。このように限られた数の接続端子よりな
るコネクタに多様な種類の接続機器を接続するため、限
られた数の接続端子を利用して接続された機種をゲーム
機本体側で識別できるようにする必要がある。
るテレビゲーム機において、前記した所定数の接続端子
を有するコネクタに、キーボード、プリンタ、通信端末
などを接続して、ゲーム機を多目的に使用することが検
討されている。このように限られた数の接続端子よりな
るコネクタに多様な種類の接続機器を接続するため、限
られた数の接続端子を利用して接続された機種をゲーム
機本体側で識別できるようにする必要がある。
【0004】本発明は、接続される接続機器の機種を、
本体側で識別できるようにすることによって、本体側の
コネクタに多様な種類の機器の接続を可能にし、ゲーム
機を多目的に使用できるようにする目的でなされたもの
である。
本体側で識別できるようにすることによって、本体側の
コネクタに多様な種類の機器の接続を可能にし、ゲーム
機を多目的に使用できるようにする目的でなされたもの
である。
【0005】前記課題を解決するために、本発明は、接
続装置をコネクタを介して接続して使用するゲーム装置
であって、この接続装置からのゲーム実行上の操作機能
を与えるための信号を受け取る4個の第1接続端子と前
記接続装置に選択信号を供給するための第2の接続端子
とを含むコネクタを有し、前記第2接続端子を介して所
定の選択信号を供給したとき前記4個の第1接続端子に
おいて検出される電位の組み合わせを識別データとして
使用し、前記コネクタに接続された接続装置の種類を識
別するように構成されてなることを特徴とする。
続装置をコネクタを介して接続して使用するゲーム装置
であって、この接続装置からのゲーム実行上の操作機能
を与えるための信号を受け取る4個の第1接続端子と前
記接続装置に選択信号を供給するための第2の接続端子
とを含むコネクタを有し、前記第2接続端子を介して所
定の選択信号を供給したとき前記4個の第1接続端子に
おいて検出される電位の組み合わせを識別データとして
使用し、前記コネクタに接続された接続装置の種類を識
別するように構成されてなることを特徴とする。
【0006】本発明はさらに、このゲーム装置に接続し
て使用する接続装置であって、前記ゲーム装置が前記所
定の選択信号を供給するとき、前記4個の第1接続端子
を介してゲーム装置に供給する前記第1接続端子二対の
電位組み合わせが当該接続装置の機種を表す識別データ
となるように構成されてなることを特徴とする接続装置
であることを特徴とする。
て使用する接続装置であって、前記ゲーム装置が前記所
定の選択信号を供給するとき、前記4個の第1接続端子
を介してゲーム装置に供給する前記第1接続端子二対の
電位組み合わせが当該接続装置の機種を表す識別データ
となるように構成されてなることを特徴とする接続装置
であることを特徴とする。
【0007】本発明のさらに他の接続装置は、前記ゲー
ム装置から前記選択信号が供給されるとき、前記第1接
続端子の少なくとも一方の対の接続端子が同時に接地電
位となる信号を前記ゲーム装置に供給する手段を有し、
これにより前記4個の第1接続端子から供給される電位
の組み合わせが当該接続装置の機種を表す識別信号とな
るように構成されてなることを特徴とする。
ム装置から前記選択信号が供給されるとき、前記第1接
続端子の少なくとも一方の対の接続端子が同時に接地電
位となる信号を前記ゲーム装置に供給する手段を有し、
これにより前記4個の第1接続端子から供給される電位
の組み合わせが当該接続装置の機種を表す識別信号とな
るように構成されてなることを特徴とする。
【0008】本発明のさらに他の接続装置は、前記接続
装置からゲーム実行上の操作機能を前記ゲーム装置に与
える信号をこのゲーム装置が受け取るための4個の第1
接続端子とゲーム装置から供給される選択信号を受け取
る第2の接続端子を含むコネクタと、前記第2接続端子
から供給される選択信号に応答して、前記4個の第1接
続端子のうち少なくとも2個の接続端子を同時にON電
位とする手段と、を有し、これにより前記4個の第1接
続端子から検出される電位組み合わせが接続装置の識別
信号となるように構成されてなることを特徴とする。
装置からゲーム実行上の操作機能を前記ゲーム装置に与
える信号をこのゲーム装置が受け取るための4個の第1
接続端子とゲーム装置から供給される選択信号を受け取
る第2の接続端子を含むコネクタと、前記第2接続端子
から供給される選択信号に応答して、前記4個の第1接
続端子のうち少なくとも2個の接続端子を同時にON電
位とする手段と、を有し、これにより前記4個の第1接
続端子から検出される電位組み合わせが接続装置の識別
信号となるように構成されてなることを特徴とする。
【0009】したがって、本発明によると、接続装置が
接続されて生成される信号を検出するように配置された
複数の接続端子を有するコネクタを利用して、コネクタ
に多様な種類の接続装置が接続されて使用される場合、
各接続装置に固有の所定の識別信号を予め設定してお
き、例えば、ゲーム装置本体から選択信号を供給したと
き、所定の識別データが前記接続端子から検出できるよ
うに構成しておくことにより、本体に接続された機種
を、本体側から識別することができる。
接続されて生成される信号を検出するように配置された
複数の接続端子を有するコネクタを利用して、コネクタ
に多様な種類の接続装置が接続されて使用される場合、
各接続装置に固有の所定の識別信号を予め設定してお
き、例えば、ゲーム装置本体から選択信号を供給したと
き、所定の識別データが前記接続端子から検出できるよ
うに構成しておくことにより、本体に接続された機種
を、本体側から識別することができる。
【0010】言い換えると、本体側のコネクタに、ジョ
イスティックのような方向スイッチを有する接続装置の
他に、キーボード、プリンタ、通信端末などが接続され
たことも識別できるため、ゲーム装置本体そのものを多
目的に使用できることになるとともに、ゲーム装置によ
って機種が識別され得る接続装置を提供することがで
き、さらに、両者によって、このような接続装置を識別
できるシステムが得られることになる。
イスティックのような方向スイッチを有する接続装置の
他に、キーボード、プリンタ、通信端末などが接続され
たことも識別できるため、ゲーム装置本体そのものを多
目的に使用できることになるとともに、ゲーム装置によ
って機種が識別され得る接続装置を提供することがで
き、さらに、両者によって、このような接続装置を識別
できるシステムが得られることになる。
【0011】
【実施の形態】以下に本発明を、その実施例について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明による一実施例を説明する
ためのブロック図、図2は同上を説明するためフロー図
であり、図3は本発明による他の実施例を説明するため
のブロック図である。
ためのブロック図、図2は同上を説明するためフロー図
であり、図3は本発明による他の実施例を説明するため
のブロック図である。
【0013】図1の10は、図示略の信号処理装置CP
Uを有するゲーム機本体で、該本体10に、ジョイステ
ィック、キーボード、プリンタ等の被識別装置12がコ
ネクタ11を介して接続される。装置12には本発明に
よる機種識別の識別信号を検出する手段が組み込まれ
る。
Uを有するゲーム機本体で、該本体10に、ジョイステ
ィック、キーボード、プリンタ等の被識別装置12がコ
ネクタ11を介して接続される。装置12には本発明に
よる機種識別の識別信号を検出する手段が組み込まれ
る。
【0014】図1には、接続装置12として、4方向ス
イッチSDおよびその他の操作機能をゲーム機本体に与
えるための4個のスイッチS1乃至S4が装備されたジ
ョイスティックが例示されている。
イッチSDおよびその他の操作機能をゲーム機本体に与
えるための4個のスイッチS1乃至S4が装備されたジ
ョイスティックが例示されている。
【0015】4方向スイッチSDは図示されていないが
プレーヤによって操作されるスティック(操作稈)を有
しており、スティックが操作されていない状態では4方
向スイッチSDは中立状態にあり4方向スイッチSDの
4個のスイッチSD1〜4はいずれもOFF状態に保持
されている。
プレーヤによって操作されるスティック(操作稈)を有
しており、スティックが操作されていない状態では4方
向スイッチSDは中立状態にあり4方向スイッチSDの
4個のスイッチSD1〜4はいずれもOFF状態に保持
されている。
【0016】プレーヤがスティックを上方向に倒したと
きスイッチSD1が、下方向に倒したときスイッチSD
2がそれぞれONになる。また同様に、スイッチSD3
及びSD4はスティックが倒された左右の方向でそれぞ
れONになる。上方向スイッチSD1と下方向スイッチ
SD2は、上方向と下方向が同時に選択されることがな
い構成となっている。同様に左方向スイッチSD3及び
右方向スイッチSD4は同時にONにならないように構
成されている。
きスイッチSD1が、下方向に倒したときスイッチSD
2がそれぞれONになる。また同様に、スイッチSD3
及びSD4はスティックが倒された左右の方向でそれぞ
れONになる。上方向スイッチSD1と下方向スイッチ
SD2は、上方向と下方向が同時に選択されることがな
い構成となっている。同様に左方向スイッチSD3及び
右方向スイッチSD4は同時にONにならないように構
成されている。
【0017】図1に示すように、コネクタ11(ゲーム
機本体10側及び接続装置12側のそれぞれに対応して
設けられている。)は、UP,DOWN,LEFT,R
IGHT,TL,TR,VCC,GND及びTHの9個
の接続端子を有する。端子UPはアップ方向(上方向)
スイッチSD1に接続されており、ゲーム機本体は端子
UPからアップ方向を表す信号を検出する。同様にDO
WNはスイッチSD2に接続されており、ダウン方向
(下方向)の信号を検出する端子、LEFTはスイッチ
SD3に接続されており、左方向の信号を検出する端
子、RIGHTはスイッチSD4に接続されており、右
方向の信号を検出する端子である。VCCは電源端子、
GNDは接地端子で、また、THは、本体10から接続
装置12に送出されるセレクト信号用の選択端子であ
る。
機本体10側及び接続装置12側のそれぞれに対応して
設けられている。)は、UP,DOWN,LEFT,R
IGHT,TL,TR,VCC,GND及びTHの9個
の接続端子を有する。端子UPはアップ方向(上方向)
スイッチSD1に接続されており、ゲーム機本体は端子
UPからアップ方向を表す信号を検出する。同様にDO
WNはスイッチSD2に接続されており、ダウン方向
(下方向)の信号を検出する端子、LEFTはスイッチ
SD3に接続されており、左方向の信号を検出する端
子、RIGHTはスイッチSD4に接続されており、右
方向の信号を検出する端子である。VCCは電源端子、
GNDは接地端子で、また、THは、本体10から接続
装置12に送出されるセレクト信号用の選択端子であ
る。
【0018】装置12には、本発明によるセレクタ14
が設けられており、セレクタ14は、ゲーム機本体から
端子THを介して送出されてくるTH信号に応答して、
装置12を識別させるための識別信号を端子LEFT及
び端子RIGHTからゲーム機本体側に送出するように
構成されている。
が設けられており、セレクタ14は、ゲーム機本体から
端子THを介して送出されてくるTH信号に応答して、
装置12を識別させるための識別信号を端子LEFT及
び端子RIGHTからゲーム機本体側に送出するように
構成されている。
【0019】ここで、図2のフロー図にもとづいて、接
続された装置12の機種を識別する方法についてのべ
る。
続された装置12の機種を識別する方法についてのべ
る。
【0020】まず、ステップST1 において、ゲーム装
置本体10は選択端子THを介して、TH=「1」とな
る信号を送出する。本体10はこのときに端子UP、D
OWNで得られる電位を読み(ステップST2)、とも
にオンか否かを判定して(ステップST3)、イエスの
場合にM0=1を記憶し、ノウの場合にM0=0を記憶
する。ここで、例えば、電源電位VCCを「0」で表
し、接地電位を「1」で表す。
置本体10は選択端子THを介して、TH=「1」とな
る信号を送出する。本体10はこのときに端子UP、D
OWNで得られる電位を読み(ステップST2)、とも
にオンか否かを判定して(ステップST3)、イエスの
場合にM0=1を記憶し、ノウの場合にM0=0を記憶
する。ここで、例えば、電源電位VCCを「0」で表
し、接地電位を「1」で表す。
【0021】つぎに、ゲーム装置は、端子THを介して
供給するTH=「1」の信号に応答してセレクタ14か
ら端子LEFT,RIGHTに供給される信号電位を読
み(ステップST4)、ともにオンか否かを判定して
(ステップST5)、イエスの場合にM1=1を記憶
し、ノウの場合にM1=0を記憶する。
供給するTH=「1」の信号に応答してセレクタ14か
ら端子LEFT,RIGHTに供給される信号電位を読
み(ステップST4)、ともにオンか否かを判定して
(ステップST5)、イエスの場合にM1=1を記憶
し、ノウの場合にM1=0を記憶する。
【0022】端子LEFT,RIGHTの場合、端子U
P,DOWNの場合と異なり、方向スイッチSD3、S
D4と端子LEFT,RIGHTの間にセレクタ14が
介在しているため、TH信号に応答してセレタク14か
ら送出される信号はスイッチSD3,SD4のオン、オ
フ状態を表す信号「1」「0」ではなく、セレクタから
送出される装置12の機種を表す識別信号「1」「0」
である。図1で明らかなように、スイッチSD1〜SD
4をオン操作した場合、図1から明らかなようにオン状
態となった方向スイッチに接続されるコネクタ端子に現
れる電位は接地電位「1」である。
P,DOWNの場合と異なり、方向スイッチSD3、S
D4と端子LEFT,RIGHTの間にセレクタ14が
介在しているため、TH信号に応答してセレタク14か
ら送出される信号はスイッチSD3,SD4のオン、オ
フ状態を表す信号「1」「0」ではなく、セレクタから
送出される装置12の機種を表す識別信号「1」「0」
である。図1で明らかなように、スイッチSD1〜SD
4をオン操作した場合、図1から明らかなようにオン状
態となった方向スイッチに接続されるコネクタ端子に現
れる電位は接地電位「1」である。
【0023】既述のように左スイッチSD3及び右スイ
ッチSD4が同時にオン状態になることはないので、図
2のステップST5に示す「LEFT,RIGHTの両
端子が共にON」の状態を与えるためには、図1に示す
ようにスイッチSD3及びSD4と端子LEFT及びR
IGHTの間にセレクタ14を配置し、スイッチSD3
及びSD4の与える電位組み合わせとは異なる電位組み
合わせを出力することが必要である。従って、セレクタ
14が設けられている場合のステップST5の「LEF
T,RIGHTがともにONか」の判定はスイッチSD
3、SD4がともにONか否かの判定ではなく、セレク
タ14から送出される端子LEFT,RIGHTの電位
がともにON相当の電位(即ち「1」)であるか否かを
判定する。
ッチSD4が同時にオン状態になることはないので、図
2のステップST5に示す「LEFT,RIGHTの両
端子が共にON」の状態を与えるためには、図1に示す
ようにスイッチSD3及びSD4と端子LEFT及びR
IGHTの間にセレクタ14を配置し、スイッチSD3
及びSD4の与える電位組み合わせとは異なる電位組み
合わせを出力することが必要である。従って、セレクタ
14が設けられている場合のステップST5の「LEF
T,RIGHTがともにONか」の判定はスイッチSD
3、SD4がともにONか否かの判定ではなく、セレク
タ14から送出される端子LEFT,RIGHTの電位
がともにON相当の電位(即ち「1」)であるか否かを
判定する。
【0024】次に、ステップST6において、ゲーム装
置本体10は選択端子THを介して、TH=「0」とな
る信号を送出する。本体10はこのとき端子UP、DO
WNで得られる電位を読み(ステップST7)、ともに
オンか否かを判定して(ステップST8)、イエスの場
合にM2=1を記憶し、ノウの場合にM2=0を記憶す
る。
置本体10は選択端子THを介して、TH=「0」とな
る信号を送出する。本体10はこのとき端子UP、DO
WNで得られる電位を読み(ステップST7)、ともに
オンか否かを判定して(ステップST8)、イエスの場
合にM2=1を記憶し、ノウの場合にM2=0を記憶す
る。
【0025】さらに、ゲーム装置本体10から端子TH
を介して伝送されるTH=「0」の選択信号に応答して
セレクタ14が供給する端子LEFT、RIGHTの電
位を読み(ステップST9)、ともにオン(即ちON相
当の電位「1」)であるか否かを判定して(ステップS
T10)、イエスの場合にM3=1を記憶し、ノウの場
合にM3=0を記憶する。
を介して伝送されるTH=「0」の選択信号に応答して
セレクタ14が供給する端子LEFT、RIGHTの電
位を読み(ステップST9)、ともにオン(即ちON相
当の電位「1」)であるか否かを判定して(ステップS
T10)、イエスの場合にM3=1を記憶し、ノウの場
合にM3=0を記憶する。
【0026】ステップST2及びステップST7におい
て、上方向スイッチSD1及び下方向スイッチSD2
は、上記したように両者ともOFFか、いずれか一方の
みONの組み合わせとなり、両者が共にONになる組み
合わせはない。従って、図1の構成においては、ステッ
プST3及びST7の判定はそれぞれ常にM0=0、M
2=0である。
て、上方向スイッチSD1及び下方向スイッチSD2
は、上記したように両者ともOFFか、いずれか一方の
みONの組み合わせとなり、両者が共にONになる組み
合わせはない。従って、図1の構成においては、ステッ
プST3及びST7の判定はそれぞれ常にM0=0、M
2=0である。
【0027】これに対し、図1の回路構成において、端
子LEFT、RIGHTには選択信号THに応答してセ
レクタ14から予め設定された識別信号であるデータ組
み合わせが供給されるように構成されている。例えば、
選択信号TH=「1」に応答して、M1=0、TH=
「0」に応答して、M3=1となるような信号の組み合
わせを端子LEFT,RIGHTに出力するように構成
されたセレクタ14を装置12内に組み込んでおくこと
ができる。そして、ゲーム装置本体10側で、このよう
なデータ組み合わせの識別信号を検出した場合は、例え
ば、4ボタン4方向スイッチを有するジョイステッョク
が接続されたと判定するように構成しておくことができ
る。
子LEFT、RIGHTには選択信号THに応答してセ
レクタ14から予め設定された識別信号であるデータ組
み合わせが供給されるように構成されている。例えば、
選択信号TH=「1」に応答して、M1=0、TH=
「0」に応答して、M3=1となるような信号の組み合
わせを端子LEFT,RIGHTに出力するように構成
されたセレクタ14を装置12内に組み込んでおくこと
ができる。そして、ゲーム装置本体10側で、このよう
なデータ組み合わせの識別信号を検出した場合は、例え
ば、4ボタン4方向スイッチを有するジョイステッョク
が接続されたと判定するように構成しておくことができ
る。
【0028】かくしてこの場合、接続された装置12内
に上記の識別信号を送出するように構成されたセレクタ
14が予め組み込まれているため、M0=0、M1=
0、M2=0、M3=1となって、接続された装置12
が、たとえば4ボタン4方向スイッチのジョイスティッ
ク、言い換えると、4スイッチS1〜S4ならびに4方
向スイッチSD(SD1〜SD4)をもつ機種であるこ
とが、本体10側で識別することができる。
に上記の識別信号を送出するように構成されたセレクタ
14が予め組み込まれているため、M0=0、M1=
0、M2=0、M3=1となって、接続された装置12
が、たとえば4ボタン4方向スイッチのジョイスティッ
ク、言い換えると、4スイッチS1〜S4ならびに4方
向スイッチSD(SD1〜SD4)をもつ機種であるこ
とが、本体10側で識別することができる。
【0029】図3に示す回路構成の場合は、装置16内
にセレクタ14が組み込まれていないため、上方向スイ
ッチSD1と下方向スイッチSD2が、また左スイッチ
SD3と右方向スイッチSD2がそれぞれ同時にONに
なることがないことから、端子UPと端子DOWNがま
た、端子RIGHTと端子LEFTがそれぞれ、同時に
ONにならず、よって、M0=0、M1=0、M2=
0、M3=0となり、図1の装置12とは異なる識別デ
ータをゲーム装置本体10に供給する構成となってい
る。従って、ゲーム装置本体10がこのデータ組み合わ
せを検出した場合は、例えば、2ボタン4方向のジョイ
スティックであると判定するように予め本体10を構成
しておくことにより、2ボタン4方向のジョイスティッ
ク、言い換えると、2スイッチS1、S2ならびに4方
向スイッチSD(SD1〜SD4)をもつ機種が接続さ
れたことを本体10側で識別することができる。
にセレクタ14が組み込まれていないため、上方向スイ
ッチSD1と下方向スイッチSD2が、また左スイッチ
SD3と右方向スイッチSD2がそれぞれ同時にONに
なることがないことから、端子UPと端子DOWNがま
た、端子RIGHTと端子LEFTがそれぞれ、同時に
ONにならず、よって、M0=0、M1=0、M2=
0、M3=0となり、図1の装置12とは異なる識別デ
ータをゲーム装置本体10に供給する構成となってい
る。従って、ゲーム装置本体10がこのデータ組み合わ
せを検出した場合は、例えば、2ボタン4方向のジョイ
スティックであると判定するように予め本体10を構成
しておくことにより、2ボタン4方向のジョイスティッ
ク、言い換えると、2スイッチS1、S2ならびに4方
向スイッチSD(SD1〜SD4)をもつ機種が接続さ
れたことを本体10側で識別することができる。
【0030】したがって、M0〜M3の判定結果の基礎
となる、UP,DOWN,LEFT,RIGHTのデー
タ組み合わせが異なるように所定のセレクタ14をゲー
ム装置に接続する装置内に予め組み込むことによって、
2の4乗である16種の機種を本体10は識別できるこ
とになる。
となる、UP,DOWN,LEFT,RIGHTのデー
タ組み合わせが異なるように所定のセレクタ14をゲー
ム装置に接続する装置内に予め組み込むことによって、
2の4乗である16種の機種を本体10は識別できるこ
とになる。
【0031】
【発明の効果】以上のようになる本発明は、ゲーム装置
に接続された接続装置から送出されるデータの検出に使
用するコネクタを利用し、さらにゲーム装置本体から伝
送される選択信号THに応答して、所定の機種識別信号
をゲーム装置本体に供給するように構成したので、識別
信号を送出する特別の接続端子を増やすことなく、操作
データを送出する接続端子を兼用して識別信号を送出で
きる。従って、多様な接続機器の識別を最小限の接続端
子数で行うことができるため、ゲーム装置本体そのもの
を多目的に使用できる効果があるともに、ゲーム装置に
よって機種が識別され得る接続装置を提供することがで
き、さらに、このような接続装置を識別できるシステム
が得られることになる。
に接続された接続装置から送出されるデータの検出に使
用するコネクタを利用し、さらにゲーム装置本体から伝
送される選択信号THに応答して、所定の機種識別信号
をゲーム装置本体に供給するように構成したので、識別
信号を送出する特別の接続端子を増やすことなく、操作
データを送出する接続端子を兼用して識別信号を送出で
きる。従って、多様な接続機器の識別を最小限の接続端
子数で行うことができるため、ゲーム装置本体そのもの
を多目的に使用できる効果があるともに、ゲーム装置に
よって機種が識別され得る接続装置を提供することがで
き、さらに、このような接続装置を識別できるシステム
が得られることになる。
【図1】本発明による一実施例を説明するためのブロッ
ク図。
ク図。
【図2】同上を説明するためのフロー図。
【図3】本発明による他の実施例を説明するためのブロ
ック図である。
ック図である。
10・・・・・ゲーム装置本体 11・・・・・コネクタ 12、16・・ゲーム装置に接続される装置 14・・・・・セレクタ
Claims (5)
- 【請求項1】 接続装置をコネクタを介して接続して使
用するゲーム装置であって、この接続装置からのゲーム
実行上の操作機能を与えるための信号を受け取る4個の
第1接続端子と前記接続装置に選択信号を供給するため
の第2の接続端子とを含むコネクタを有し、前記第2接
続端子を介して所定の選択信号を供給したとき前記4個
の第1接続端子において検出される電位の組み合わせを
識別データとして使用し、前記コネクタに接続された接
続装置の種類を識別するように構成されてなることを特
徴とするゲーム装置。 - 【請求項2】 前記第1接続端子の2個づつをそれぞれ
一対として検出される電位の組み合わせを識別データと
して使用してなる請求項1記載のゲーム装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のゲーム装置に接続
して使用する接続装置であって、前記ゲーム装置から前
記選択信号が供給されるとき、前記4個の第1接続端子
を介してゲーム装置に供給される前記第1接続端子二対
の電位組み合わせが当該接続装置の機種を表す識別デー
タとなるように構成されてなることを特徴とする接続装
置。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のゲーム装置に接続
して使用する接続装置であって、前記ゲーム装置から前
記選択信号が供給されるとき、前記第1接続端子の少な
くとも一方の対の接続端子が同時に接地電位となる信号
を前記ゲーム装置に供給する手段を有し、これにより前
記4個の第1接続端子から供給される電位の組み合わせ
が当該接続装置の機種を表す識別信号となるように構成
されてなることを特徴とする接続装置。 - 【請求項5】 コネクタを介して接続してゲーム装置に
接続して使用される接続装置であって、 前記コネクタは、前記接続装置からゲーム実行上の操作
機能を前記ゲーム装置に与える信号をこのゲーム装置が
受け取るための4個の第1接続端子と、このゲーム装置
から供給される選択信号を受け取る第2の接続端子を含
み、 前記第2接続端子から供給される選択信号に応答して、
前記4個の第1接続端子のうち少なくとも2個の接続端
子を同時にON電位とする手段を有し、 これにより前記4個の第1接続端子から検出される電位
組み合わせが当該接続装置の識別信号となるように構成
されてなることを特徴とする接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09011443A JP3102771B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | ゲーム装置及びその接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09011443A JP3102771B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | ゲーム装置及びその接続装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63214414A Division JP2628477B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | ゲーム装置及びその接続装置 |
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JPH09212446A JPH09212446A (ja) | 1997-08-15 |
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Family
ID=11778248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09011443A Expired - Fee Related JP3102771B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | ゲーム装置及びその接続装置 |
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US6853197B1 (en) | 2001-12-03 | 2005-02-08 | Atheros Communications, Inc. | Method and apparatus for insuring integrity of a connectorized antenna |
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-
1997
- 1997-01-24 JP JP09011443A patent/JP3102771B2/ja not_active Expired - Fee Related
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