JP3102413U - ペアリング - Google Patents

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勝良 赤坂
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株式会社赤坂ユニベイス
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Abstract

【課題】 本考案は、一対のリングからなるペアリングを横に並べると、個別のリング単独では表れていなかった好みの完成デザインが、両リングの外周面又は内周面に跨って表示され、両リングの結び付きの意外性により、ペアリングの所有者たるカップルの結びつきの深さ、信頼の深さ等を確認することができ、従来のペアリングでは楽しむことのできなかった斬新な局面を経験できるものである。
【解決手段】 男性用リングと女性用リングとの一対のペアリングで構成され、一方のリングの外周面(又は内周面)と他方のリングの外周面(又は内周面)に部分装飾物を形成し、両リングを横に並べた状態時に、当該部分装飾物の合体により両リングの外周面(又は内周面)に跨って完成デザインが表示されるようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ペアリングに関し、さらに詳しくはひとつのリングだけでは完成デザインが表示されないが、一対のリングを横に並べることにより、両リングの外周面又は内周面に跨ってハート、変形ハート、四葉のクローバー、クロス、サッカーボール、文字、記号等の好みの完成デザインが表示されるようなペアリングに関する。
従来ペアリングは、マッリジリングやエンゲージリングとして、広く普及している。
通常のペアリングは、両リングを組み合わせても、その組み合わせ部に新たな模様やデザインを表示させることはできなかった。
実用新案登録第3015826号公報(図1乃至図6)
従来のペアリングとしては、実用新案登録第3015826号公報に示されるようなものが知られている。これは第一のリングと、この第一のリングに嵌合させる第二のリングとで構成され、両リングを内外二重に組み合わせるタイプのペアリングにおいて、第一リングの外周面に立体模様部を形成し、第二リングの内周面にも立体模様部を形成するものであった。
上記のペアリングは、第一のリングの外周に第二のリングを嵌合させると、両リングにそれぞれ備えられた立体模様部が相手方リングによって隠されてしまい、せっかく用意した味わいのあるデザインを楽しむことができなくなるという問題点があった。
本考案は、一対のリングからなるペアリングを横に並べると、個別のリング単独では表れていなかった完成デザインが、両リングの外周面又は内周面に跨って表示され、両リングの結び付きの意外性により、ペアリングの所有者たるカップルの結びつきの深さ、信頼の深さ等を確認することができ、従来のペアリングでは楽しむことのできなかった斬新な局面を経験できるものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、男性用リングと女性用リングとの一対のペアリングで構成され、一方のリングの外周面と他方のリングの外周面に部分装飾物を形成し、両リングを横に並べた状態時に、当該部分装飾物の合体により両リングの外周面に跨って完成デザインが表示されるようになっていることを特徴とするペアリングである。
さらに請求項2記載の考案は、男性用リングと女性用リングとの一対のペアリングで構成され、一方のリングの内周面と他方のリングの内周面に部分装飾物を形成し、両リングを横に並べた状態時に、当該部分装飾物の合体により両リングの内周面に跨って完成デザインが表示されるようになっていることを特徴とするペアリングである。
本考案に係るペアリングは、従来にないペアリングとしての意外性を備えているため、ペアリングそのものの価値観を高めるという効果がある。
請求項3は、各リングの外周面又は内周面に形成される部分装飾物が、膨隆状の部分装飾物であることを特徴とする請求項1又は2記載のペアリングである。
このペアリングによれば、立体的な部分装飾物が表れるので、ボリューム感のあるペアリングとなる。
請求項4は、各リングの外周面又は内周面に形成される部分装飾物が、刻設状の部分装飾物であることを特徴とする請求項1又は2記載のペアリングである。
このペアリングによれば、凹面状の深みのある部分装飾物が表れるので、デリケート感のあるペアリングとなる。
以上述べたように、請求項1及び2によるペアリングによれば、従来にないペアリングとしての意外性を備えているため、ペアリングそのものの価値観を高めるという効果がある
請求項3は、立体的な部分装飾物が表れ、ボリューム感のあるペアリングとなる効果がある。
請求項4は、凹面状の深みのある部分装飾物が表れ、デリケート感のあるペアリングとなる効果がある。
以下添付図面に基づいて、本考案に係るペアリングの実施例を詳説する。
図1は本考案に係るペアリングを横に並べた状態の第1実施例の斜視図、図2は男性用リングの正面図、図3は同右側面図、図4は女性用リングの正面図、図5は同左側面図、図6はペアリングを横に並べた状態の縦断面図(部分装飾物が膨隆状の場合)、図7はペアリングを横に並べた状態の縦断面図(部分装飾物が刻設状の場合)、図8はペアリングの内周面に完成デザインを表示させた第2実施例の斜視図である。
本考案のペアリング1は、同種素材、同種デザインの比較的大き目の男性用リング2と比較的小さめの女性用リング3とで構成され、個別リングの使用時にはそれぞれ別個に各人の指に装着して使用される。
ここで男性用リング2と女性用リング3の外周面2a,3aには、両リングに跨ってハート、変形ハート、四葉のクローバー、クロス、サッカーボール、文字、記号等好みの完成デザイン5を分割した状態の部分装飾物4が形成されている。この部分装飾物4は、個別リングにおいては、図2及び図4に示されるように単独では完成デザイン5を表示できないが、両リングを横に並べた状態にしたとき(ペアリングとして並べたとき)に初めて、部分装飾物4の合体により、両リングに跨る完成デザイン5が一体的に表示できるようになっている。
また部分装飾物4の形態としては、図6に示すように膨隆状の部分装飾物にする例や、図7に示すように刻設状の部分装飾物にする例が考えられる。
上記のペアリング1によれば、ペアリング1を所有する夫婦、恋人、友人が、各リング2,3をそれぞれ別個に単独で使用しているときは普通のリングであるが、二人の個別リング2,3を横に並べると、ペアリング1の外周面に、例えば愛の象徴であるハート模様のような完成デザイン5が表示されることとなる。
なお個別のリング2,3における部分装飾物4は、両リング2,3を横に並べた際に完成デザイン5が表示されるようになっていればよいので、個々の部分装飾物の切断位置は必ずしも完成デザイン5の中央部に来る必要はなく、自由にその切断位置を選択することができる。そのため、一方のリングの部分装飾物が、他方の部分装飾物と比べて大きくなったりしてもまったく問題はない。
実施例2は、部分装飾物4を各リング2,3の内周面2b,3bに形成するもので、それ以外の説明は実施例1の場合とまったく同様である。
本考案のペアリングは、指輪製造産業界において広く利用される。
本考案に係るペアリングを横に並べた状態の第1実施例の斜視図である。 男性用リングの正面図である。 同右側面図である。 女性用リングの正面図である。 同左側面図である。 ペアリングを横に並べた状態の縦断面図(部分装飾物が膨隆状の場合)である。 ペアリングを横に並べた状態の縦断面図(部分装飾物が刻設状の場合)である。 ペアリングの内周面に完成デザインを表示した第2実施例の斜視図である。
符号の説明
1…ペアリング
2…男性用リング
3…女性用リング
2a…男性用リングの外周面
3a…女性用リングの外周面
2b…男性用リングの内周面
3b…女性用リングの内周面
4…部分装飾物
5…完成デザイン

Claims (4)

  1. 男性用リングと女性用リングとの一対のペアリングで構成され、一方のリングの外周面と他方のリングの外周面に部分装飾物を形成し、両リングを横に並べた状態時に、当該部分装飾物の合体により両リングの外周面に跨って完成デザインが表示されるようになっていることを特徴とするペアリング。
  2. 男性用リングと女性用リングとの一対のペアリングで構成され、一方のリングの内周面と他方のリングの内周面に部分装飾物を形成し、両リングを横に並べた状態時に、当該部分装飾物の合体により両リングの内周面に跨って完成デザインが表示されるようになっていることを特徴とするペアリング。
  3. 各リングの外周面又は内周面に形成される部分装飾物が、膨隆状の部分装飾物であることを特徴とする請求項1又は2記載のペアリング。
  4. 各リングの外周面又は内周面に形成される部分装飾物が、刻設状の部分装飾物であることを特徴とする請求項1又は2記載のペアリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269114A (ja) * 2009-01-20 2010-12-02 Kyocera Corp ペアリング
CN108851397A (zh) * 2018-09-14 2018-11-23 深圳市宝怡珠宝首饰有限公司 一种图案相互匹配的套装戒指

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