JP3102310U - 鞘管の捩れ修正管並びに車上組み立て式鞘管の回転ケーブル台及び牽引補助機具 - Google Patents

鞘管の捩れ修正管並びに車上組み立て式鞘管の回転ケーブル台及び牽引補助機具 Download PDF

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Abstract

【課題】車上鞘管の回転ケーブル台に巻かれている鞘管を牽引して情報ボックスの中へ通そうとする新設鞘管と既設鞘管との捩れを修正しながら、速やかに鞘管を情報ボックス内部への入り口で誘導して牽引し、規制時間の短縮、工事区間の減少、鞘管の品質を保証し効率的に敷き設工事を可能とする。
【解決手段】鞘管の回転台を組み立て解体ができるようにして車上への積載を容易にすると共にその巻き取り枠を複数構成することを可能にして、車上に置かれ回転台の巻き取り枠に巻かれた複数の鞘管6を常時送り出し可能にし、牽引車上鞘管の巻き取り枠に巻かれている鞘管を情報ボックス19内入り口に牽引補助機具を設置して軽く滑らかに牽引可能にし、牽引ロープ5により捩れ修正管2を牽引してこれに既設鞘管6’を通して情報ボックス19の管路1へ通そうとする新設鞘管6と既設鞘管6’との捩れを修正しながら新設鞘管6を敷設する。
【選択図】図1

Description

本考案は、通信ケーブルを地下に敷設する場合情報ボックスの管路に鞘管を損傷させることなく引き込み、規制時間を短縮し、工事区間の縮小をして鞘管の敷設が容易になるようにする目的を有し、鞘管の捩れ修正管並びに車上組み立て式鞘管の供給回転ケーブル台及び鞘管の牽引補助機具に関するものである。
(特許文献3)特開平8−19138号公報における発明の名称「竹通しロット」は、管路に牽引ロープ(引き込みロープ)が存在しないとき、同管に新設のケーブル収容を行うときに既設のケーブルとのからみを無くする工具である。(特許文献2)特開平9−308036号公報における発明の名称「通線装置及び通線方法」は、上記竹通しロットと同じ目的に使用するものであり、これは通線器を使用せず空気流を使用した発明である。本考案は、管路内に残置パイロットロープがある場合で鞘管を増設する時に、捩れ修正管に既設鞘管を通してその後引き込まれる新設鞘管と既設鞘管との捩れを起こさなくさせる。鞘管の内部にケーブル収容管が存在するなら、捩れ修正管の形状を小さくしてあるものに、一回目にケーブル収容管を通し二回目に既設鞘管を完全通すことにより、既設鞘管と既設鞘管同士の捩れを修正する。
(特許文献7)実開昭49−8793号公報における考案の名称「架線用ウインチ」は、架空線巻き取り装置である。(特許文献4)実開平06−36971号公報にける考案の名称「電気機器ケーブルドラム搭載車両」は、ケーブルドラムからケーブル引き出し方向についての考案である。(特許文献5)実開平3−48311号公報における考案の名称「ねん回挿入型ケーブルドラム架台」は、架空ケーブルの引き込み施工時の考案である。これに対して、本考案は、鞘管敷設工事時、鞘管を車上に搭載して移動開始から施工準備が可能となり、速やかに工事のために規制時間の短縮、車上に設置して作業区間の縮小、ガードパイプにて鞘管の品質保証を目的とする。鞘管を敷設するために、従来の施工方法は、施工場所へケーブル回転台を設置し、路上での施工を行っていた為に、大幅な規制時間、作業区間、鞘管の品質の問題が生じていた。
(特許文献6)実公昭49−15754号公報における考案の名称「ケーブルの付設工事に於ける滑車の引掛具」は、滑車引掛具であり工具の固定装置に関する。(特許文献1)特開平10−14040号公報における発明の名称「ケーブル敷設用ガイド装置」は、マンホールやハンドホール内で複数のガイド装置をセットしケーブルを誘導する。地下に埋設した管路に敷設するケーブルをマンホールやハンドホールの入り口から引き込む際に、ケーブルの損傷が問題であった。
本考案は、牽引補助を目的とし、マンホールやハンドホール等に取り付けてある管路位置に合わせてガイドローラの取り付けが出来る。また、マンホールやハンドホールの形状に合わせて取り付けが出来る取替え可能な伸縮装置があるので取り付け場所の広さに適応して固定が出来る。複数の既設ケーブル等が収容しているマンホールなどの作業においても牽引補助機具が固定され揺れ動かないので、作業時のケーブル損傷防止が可能となる。
ケーブル工事の問題の改善策として、特許文献1乃至7に表示する装置や方法がある。
特開平10−14040号公報 特開平9−308036号公報 特開平8−19138号公報 実開平6−36971号公報 実開平3−48311号公報 実公昭49−15754号公報 実開昭49−8793号公報
解決しようとする問題点は、情報ボックスの内部に新規に鞘管を敷設する工事において、規制時間、工事区間(作業場所のスペース)、鞘管の損傷等が敷設工事の障害となることである。車上鞘管の回転台の巻き取り枠に巻かれている鞘管を牽引して情報ボックスの中へ通そうとする新設鞘管と既設鞘管との捩れを修正しながら、速やかに鞘管を情報ボックス内部への入り口で誘導して牽引し効率的に敷設工事をすることができない点である。
本考案は、鞘管を情報ボックス管路に敷設することを目的とする捩れ修正管及び車上組み立て式回転ケーブル台並びに牽引補助機具からなる。速やかに鞘管を情報ボックス内部への入り口で誘導して、鞘管を損傷させることなく牽引し効率的に敷設工事をすること可能とするため、鞘管の回転台に巻き取り枠を組み立て解体ができるようにして車上への積載を容易にすると共にその回転台に巻き取り枠を複数構成することを可能にして、車上に置かれる回転台の巻き取り枠に巻かれた複数の鞘管を常時送り出し可能にし、情報ボックス内入り口に牽引補助機具を設置して牽引補助機具により軽く滑らかに牽引車上鞘管の回転台に巻かれている鞘管を牽引して、捩れ修正管に既設の鞘管を通して情報ボックスの管路に残置のパイロットロープと既設鞘管の捩れ絡まりを修正し、しかる後に新設の鞘管を牽引して管路に誘導し敷設することを目的とする前記の捩れ修正管と鞘管の組み立て式回転ケーブル台と牽引補助機具のそれぞれを最も主要な特徴とする。
捩れ修正管は、情報ボックスのポリエチレン管内に入れてある既設鞘管を捩れ修正管に通して、捩れ修正管を牽引ロープで引いて既設鞘管に絡まっている残置のパイロットロープを解いて次いで新規な鞘管を牽引ロープで引き込むため、捩れ修正管の両側中央より上部に固定安定棒を設け、捩れ修正管の一方の固定安定棒にはに撚り戻器を介して牽引ロープを連結し、他方には撚り戻し器を介して残置パイロットロープを連結したものである。捩れ修正管の管体の断面の形状は、楕円形又は円形である。該管体は、情報ボックス内部の真っ直ぐな管路若しくは曲がった管路を通過させるために適宜な長さを有する筒状管体又は短い管体の底部に船形の滑り面を有する。捩れ修正管は、固定安定棒の上方部の重量よりその下方部の重量が大きく構成されていて、牽引の際に管体の倒れが復元し易くなるようにしている。さらに、管体の底部に適宜な錘を設けることによりその復元作用が容易になる。捩れ修正管は、フレキシブルな管体であっても良い。
組み立て式回転ケーブル台は、組み立て式回転ケーブル台より複数の鞘管を同時に引き出すようにするために、回転台とその軸部構成を回転台の中央部に軸部を垂直に着脱できるようにし、その軸部に差し込可能な軸受を有する複数の巻き取り枠と、巻き取り枠に鞘管を載置する載置棒の一端を着脱できるように設けて、回転台の中央部の軸部にガードパイプ固定金具の軸受を差し入れてガードパイプ固定金具にガードパイプを設置し、前記複数の巻き取り枠とガードパイプ固定金具は軸部の周りに回転する構成である。
牽引補助機具は、情報ボックス内入り口に設置して鞘管をガイドローラーにより滑らかに情報ボックス内へ引き込むために必要なものである。工事車上の回転台に巻かれている鞘管を情報ボックス入り口よりポリエチレン製管路内へ牽引補助機具により軽く滑らかに牽引するために、情報ボックス入り口に取り付ける枠体の側面に設けた複数の軸孔のそれぞれに上部ガイドローラーと下部ガイドローラーを取付けることができ、マンホールやハンドホール等の情報ボックスの入口の条件に応じて上下のガイドローラの間隔を調整可能にして、情報ボックスの入り口の上床版ハンドホールやマンホールの縁に自在固定金具で枠体の中間部を固定し、その下方部は調整ジャッキーで底部に取り付ける構成である。
本考案の捩れ修正管は、情報ボックスのポリエチレン管内に入れてある既設鞘管を捩れ修正管に通して、捩れ修正管を牽引ロープで引いて既設鞘管と新規な鞘管の捩れを修正するため、捩れ修正管の両側中央より上部に固定安定棒を設け、固定安定棒のそれぞれには撚り戻器を介して一方に牽引ロープ並びに他方に残置パイロットロープを締結したので、常に牽引ロープの牽引若しくは残置パイロットロープの引き戻しの操作が出来るので、既設鞘管と新設鞘管との捩れを修正しながら既設鞘管と新設鞘管の絡みを無くすることが出来るという利点がある。捩れ修正管を、短い管体にした場合やフレキシブルな管体にした場合には、情報ボックス管路内に在って曲がったところを通過させることにより捩れの有無を確認出来る。
本考案の組み立て式回転ケーブル台は、組み立て式回転ケーブル台より複数の鞘管を同時に引き出すようにするために、回転台とその軸部構成を工夫して回転台の中央部に着脱できる軸部を長くし、その軸部に軸受を差し込み複数の巻き取り枠を着脱できる。その巻き取り枠に鞘管を載置する載置棒の一端を着脱できるように設けてある。回転台の中央部に垂直に設けた軸部にガードパイプ固定金具の軸受を差し入れてガードパイプ固定金具にガードパイプを設置することが出来る。軸部のガードパイプ固定金具の上には、巻き取り枠を複数重ね入れ、軸部の周りに回転することが出来るようにしたので、車上に回転台を設置出来るようにした複数の巻き取り枠より鞘管を複数同時に引き出すことが出来る。このため複数の巻き取り枠により鞘管の敷設作業効率が良くなるので規制時間の短縮、車上から直接情報ボックスへ鞘管を引き込めるので作業区間の縮小、ガードパイプにより鞘管の品質の保持などが可能になる。
本考案の牽引補助機具は、情報ボックス内入り口に牽引補助機具を設置して、工事車上の回転台に巻かれている鞘管を情報ボックス入り口よりポリエチレン製管路内へ牽引補助機具により軽く滑らかに牽引するため、情報ボックス入り口に取り付けた枠体の上部軸と下部軸にガイドローラーを設け、ガイドローラーを取付けた枠体の側面に設けた複数の軸孔にガイドローラの軸を移動して取付けることができるようにしたので、マンホールやハンドホール等の情報ボックスの入口の大小の管路条件に応じて上下のガイドローラの間隔を調整可能であり、情報ボックスの入り口の上床版ハンドホールやマンホールの縁に自在固定金具で枠体の中間部を固定し、その下方部は調整ジャッキーで底部に取り付けることが出来て、管路へ鞘管が引き込まれる際に障害となる牽引補助機具が揺れたり動いたりすることによって鞘管が損傷する問題を解決しているので、大小いづれの情報ボックスにも使い分けられるという利点がある。
本考案の技術的思想は、実施例において鞘管(通信ケーブル等を内包している。)を地下に敷設する場合情報ボックスの管路に引き込み、規制時間を短縮し、工事区間の縮小をして鞘管の敷設が容易になるようにする目的を、実施例1叉2はの捩れ修正管と実施例3の車上組み立て式回転ケーブル台及び実施例4の牽引補助機具により最小の部品点数で鞘管を損傷させることなく実現した。
図1乃至図5は、本考案の捩れ修正管の実施例1を表示するものであって、 1は、マンホール若しくはハンドホールに連結される情報ボックス管、 2は、管路の内部に既設の鞘管を通している捩れ修正管、 3は、撚り戻し器、 4は、捩れ修正管の一方固定安定棒に撚り戻し器を介して連結された残置パイロットロープ、 5は、捩れ修正管のもう一方の固定安定棒に撚り戻し器を介して連結された牽引ロープ、 6は、新設鞘管、 6’は、既設鞘管、 7は、捩れ修正管の左右に設けた固定安定棒、 8は、捩れ修正管の曲面に当接された調整材、 9は、固定安定棒を捩れ修正管に締結するナット、 10は、捩れ修正管の周囲に設けられる胞縛バンドである。
図2、図3に基づいて捩れ修正管についてその構成を説明すれば、捩れ修正管2は、その管体の中に既設鞘管6’を通して管路を牽引して、既設鞘管と新設鞘管の捩れを修正するために使用される。標準的な該管体の大きさは、長さ300ミリメートル、管の直径200ミリメートルのポリエチレン管を使用している。修正管中央よりやや上部に設けた固定安定棒7を備え、固定安定棒7は管体の左右に設けられている。捩れ修正管2の断面形状は円形又はやや楕円形であるものが好ましく、情報ボックス管1の管路に捩れ修正管の底部及びわずかに側面を内接して牽引される。情報ボックス管1の管路と管路の継ぎ目は、わずかな段差があってそこに捩れ修正管2が躓いて止まらないようにするために、捩れ修正管2の管体の両端であって外周囲縁は角を取るためにアールが付けられている。捩れ修正管2の管体の曲面に当接して締結するためのナットがなじむように調整材8が、固定安定棒の端部にはめ込まれてナット9で固定安定棒7を曲面に締結している。その固定安定棒7の一方には撚り戻し器3を介して牽引ロープ5に連結され、もう一方は撚り戻し器3を介して残置パイロットロープ4に連結されている。捩れ修正管2の管体に既設の鞘管6’を通して、牽引ロープ5を引いて管路内を滑らせながら、既設鞘管に平行して新設鞘管を絡ませないように引き込んだり、情報ボックス館内を通過させることにより管内の点検作業が容易である。
図6は、本考案の捩れ修正管の実施例2を表示するものであって、 34は、捩れ修正管の底部に形成した船形、 35は、船形の上部に形成した捩れ修正管の管体、 3は、撚り戻し器、 4は、捩れ修正管の固定安定棒に撚り戻し器を介して連結された残置パイロットロープ、 5は、捩れ修正管の固定安定棒に撚り戻し器を介して連結された牽引ロープである。
実施例2は、捩れ修正管の底部を船形34に形成し、その上部に形成した管体35に装着した固定安定棒の一方に撚り戻し器を介して牽引ロープ5を連結し、もう一方に撚り戻し器を介して残置パイロットロープ4を連結して有ることを特徴とする。この場合に管体35の幅より船形34の幅が狭いために、捩れ修正管は情報ボックスの曲がった管路にも通りよく出来る。船形34の両端部には角を取るためにアールを形成して、管路のつなぎ目で躓かないようにする。捩れ修正管の管体35は、船形34の中央上部に設け、管体の中央上部に設けた固定安定棒より下方部の船形が重いため管体が左右に転んでも起き上がりが容易である。
図7乃至図9は、本考案の車上組み立て式回転ケーブル台の実施例を表示している。 11は、回転台の巻き取り枠の鞘管を保護するガードパイプ、 13は、鞘管の巻き取り枠を軸支している回転台、 30は、回転台の中央部に着脱可能に設けた軸部、 31a,31bは、巻き取り枠の軸受、 32a,32bは、巻き取り枠、 14は、鞘管を保護するガードパイプを取付けるガードパイプ固定金具、 15は、回転台を車上に安定させる車上引き留めラック、 16,17は、鞘管の巻き取り枠に着脱自在に取り付けた載置棒、 18a,18bは、回転台中央部の軸部に軸受を通したガードパイプ固定金具支持台、 19は、情報ボックスである。
図7乃至図9に基づいて、車上組み立て式回転ケーブル台の構成について説明する。車上組み立て式回転ケーブル台は、回転台13の四方に車上引き留めラック15を設けて車上に安定させるようになっている。回転台13の中央部には軸部30が直立されており、軸部は回転台13の中央部に着脱自在である。回転台中央部に着脱自在に直立した軸部30には、先ず、ガードパイプ固定金具支持台18aの軸受33が入り、次に一段目の鞘管の巻き取り枠32aの軸受31aが入り、更に二段目の鞘管の巻き取り枠32bの軸受31bが入って、巻き取り枠には載置棒16,17が巻き取り枠に着脱自在に取付けられている。ガードパイプ固定金具支持台18aには、この持台18aの金具先端に垂直にガードパイプ固定金具支持台18bを着脱自在に取付けてある。そして、ガードパイプ固定金具14が前記のガードパイプ固定金具支持台18bに設けられている。
実施例3の車上組み立て式回転ケーブル台は、上記の構成により各部分を車上で組み立て、分解して運搬収納が容易である。巻き取り枠32a,32bに巻き取られた鞘管6は、そのままで工事現場へ運搬され、鞘管を牽引する時にガードパイプ11に保護されて情報ボックス19へ引き込まれるため鞘管の品質が保証される。また、車上組み立て式であるので工事スペースが少なくてすみ、工事場所を縮小しても工事用車両の駐車スペースで車上に回転台を置いたままで速やかに工事を続行することが出来る。このため工期を短縮することも可能になる。
図10乃至図13は、本考案の牽引補助機具の実施例を表示している。 21は、 情報ボックス入り口のガイドローラー、 22は、 ガイドローラーの枠の上部を上から押さえてマンホール又はハンドホールの上版に固定する自在固定金具、 23は、 ガイドローラーの軸を取り付ける枠に設けた固定調整軸孔、 24は、 固定調整軸孔に設けたガイドローラー軸、 25は、 前記の自在固定金具とジャッキーで情報ボックスの入り口に設置される枠、 26は、 情報ボックス入り口のマンホール又はハンドホールの底部に設置した手動式調整ジャッキー、 27は、 枠下部に軸支した転式固定管に連結した差込式調整棒、 28は、 底部の広さに応じて差込調整棒の長さ調節用の差込調整溝、 29は、 ガイドローラー枠下部を固定するため同枠に軸支された回転式固定管である。
図10、図11、図12、図13に基づいて更に具体的に説明すれば、牽引補助機具はマンホール又はハンドホールの上版に固定する自在固定金具22と底部に設置した手動式調整ジャッキー26で情報ボックス19の入り口に設置されている。枠25の軸孔23に取付けたガイドローラー21は、下部のガイドローラー軸24の固定調整軸孔23を管路の位置まで移動させてある。車上組み立て式回転ケーブル台の巻き取り枠の鞘管6はガードパイプ11に護られて情報ボックス19の入り口の上部ガイドローラー21により、方向を変えて入り口に引き込まれ、下部ガイドローラーにより更に方向を変えて管路1へ入る。 情報ボックス入り口のマンホール又はハンドホールの底部に設置した手動式調整ジャッキー26は、回転式固定管29に連結した差込式調整棒27の長さ調整溝28の位置調整により、底部の広さに設定された状態になっており、手動式調整ジャッキー26のロッドの調整により枠25の下部を底部に設置する。
実施例4の構成は、このような牽引補助機具を採用したので、マンホールやハンドホール等に取付けてある管路位置に合わせてガイドローラー軸24を軸孔23に取り付けが出来る。また取替え可能にして差し込み調整溝28の位置変更により伸縮可能な差込式調整棒27によりマンホールやハンドホールの形状に合わせて取り付けが出来る。牽引補助機具が情報ボックスの入り口に固定され揺れ動かないので、鞘管を損傷させることなく、従って、作業者には鞘管の品質を保証しながら、工事が速やかになり、規制期間を短縮する効果がある。
図14に基づいて説明すれば、既設鞘管6’を捩れ修正管2に通して捩れ修正管に連結した残置パイロットロープ4を矢印で示す牽引方向へ引きながら、捩れ修正管2に連結した牽引ロープを用いて、次いで牽引ロープに連結した新設鞘管6を引き込み捩れが修正出来る。図10に基づいて、情報ボックス19の入り口に自在固定金具と手動調整ジャッキーで牽引補助機具の枠を取付けることによって揺れ動かず、鞘管6を情報ボックス19へ牽引する際にガイドローラー21で滑らかに回転してつかえる事無く牽引出来る。図7に基づいて、車上に設置した回転ケーブル台13の複数巻き取り枠の載置棒16,17上の鞘管をガイドパイプ11を通して損傷させずに速やかに情報ボックスの管1の内部へ引き込み敷設することが出来る。複数の既設鞘管の捩れを修正する場合にも、捩れ修正管に既設鞘管を通して既設鞘管同士の捩れを修正することも容易になり、また、鞘管の内部に通した既設ケーブルが収容されているマンホール等の作業においても、捩れ修正管の直径を小さくしたものを使用することにより既設ケーブルの捩れを修正可能である。牽引補助機具を使用し、捩れ修正管をトラフ管路にも使用することが可能である。
捩れ修正管の斜視図である。(実施例1) 同上正面図である。(実施例1) 同上側面図である。(実施例1) 同上詳細正面図である。(実施例1) 同上詳細側面図である。(実施例1) 捩れ修正管の斜視図である。(実施例2) 鞘管の組み立て式回転ケーブル台の実施状態を表示した説明図である。(実施例3) 鞘管の組み立て式回転ケーブル台の平面図である。(実施例3) 同上鞘管の組み立て式回転ケーブル台の側面図である。(実施例3) 牽引補助機具の実施状態を表示した説明図である。(実施例4) 情報ボックス入り口に設置の牽引補助機具の側面図である。(実施例4) 同上牽引補助機具を詳細に表示した平面図である。(実施例4) 同上牽引補助機具のA部拡大詳細図である。(実施例4) 情報ボックス内部の鞘管の捩れ修正管の実施状態を表示した説明図である。(実施例1)
符号の説明
1 情報ボックス管
2 捩れ修正管
3 撚り戻し器
4 残置パイロットロープ
5 牽引ロープ
6 新設鞘管
6’ 既設鞘管
7 固定安定棒
8 調整材
9 ナット
10 胞縛バンド
11 ガードパイプ
13 回転台
14 ガードパイプ固定金具
15 車上引き留めラック
16,17 鞘管の載置棒
18a,18b ガードパイプ固定金具支持台
19 情報ボックス
21 ガイドローラー
22 自在固定金具
23 固定調整軸孔
24 ガイドローラー軸
25 枠
26 手動式調整ジャッキー
27 差込式調整棒
28 差込調整溝
29 回転式固定管
30 軸部
31a,31b 巻き取り枠軸受
32a,32b 巻き取り枠
33 ガードパイプ固定金具軸受
34 捩れ修正管の底部に形成した船形
35 管体

Claims (10)

  1. 情報ボックス内部に既設の鞘管を捩れ修正管に通し、鞘管の捩れを修正する手段において、該捩れ修正管の管体に固定安定棒を装着し、その固定安定棒に撚り戻し器を介して管体の一方には牽引ロープを連結し、もう一方に撚り戻し器を介して残置パイロットロープを連結して、両ロープを管体に固定する該固定安定棒の装着位置が捩れ修正管の正面中央よりやや上部であることを特徴とする鞘管の捩れ修正管。
  2. 捩れ修正管の両端部に固定安定棒を装着し、その一方の固定安定棒に撚り戻し器を介して牽引ロープを連結し、もう一方の固定安定棒に撚り戻し器を介して残置パイロットロープを連結して有ることを特徴とする請求項1に記載の捩れ修正管。
  3. 捩れ修正管の底部を船形に形成し、その上部に形成した管体に装着した固定安定棒の一方に撚り戻し器を介して牽引ロープを連結し、もう一方に撚り戻し器を介して残置パイロットロープを連結して有ることを特徴とする請求項1に記載の捩れ修正管。
  4. 捩れ修正管の管体に装着した固定安定棒の軸をパイプに通してあることを特徴とする請求項1乃至3のいづれかに記載の捩れ修正管。
  5. 情報ボックス内部に既設の鞘管を捩れ修正管に通し、鞘管の捩れを修正する手段において、該捩れ修正管の横断面形状が楕円形又は円形である筒状管体若しくは船形の両端の角を取るため外周縁にアールを有するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいづれかに記載の捩れ修正管。
  6. 情報ボックス内部に新規に設置する鞘管を車上回転台にて巻き取り、巻き取り枠に巻き取った鞘管を情報ボックス内部へ引き込む手段において、回転台下方に車上引き留めフックを設け、回転台の中央部に軸部を直立して設け、該軸部の軸受を鞘管の巻き取り枠中央部に設け、鞘管の巻き取り枠を重ねて装着できる軸部に複数の巻き取り枠を有することを特徴とする車上組み立て式回転ケーブル台。
  7. 回転台の中央部に直立して設ける軸部をその中央部に容易に着脱可能にし、該軸部に装着する軸受を巻き取り枠中央部に容易に着脱可能にし、巻取り枠の周囲に鞘管を巻き取って載置する載置棒を巻き取り枠に容易に着脱可能にしたことにより組み立て解体を容易にしたことを特徴とする請求項6に記載の車上組み立て式回転ケーブル台。
  8. 情報ボックス内部に新規に設置する鞘管を車上にて回転台の巻き取り枠に巻き取り、巻き取った鞘管を情報ボックス内部へ引き込む手段において、回転台の中央部に直立して設けた軸部にガードパイプ固定金具支持台の軸受を設けて、巻き取り枠に巻き取られた鞘管を保護して自在に向きを変更可能にしたガードパイプ固定金具支持台にガードパイプを装着できるようにしたことを特徴とする請求項6又は7のいづれかに記載の車上組み立て式回転ケーブル台。
  9. 組み立て式回転ケーブル台に巻き取った鞘管を損傷しないように情報ボックス内部へ引き込む手段において、情報ボックスの入り口にガイドローラを設けた枠体の中間部を上床版ハンドホールなどの縁に自在固定金具で設置して鞘管を傷つけないように情報ボックス内部へ牽引方向を変更可能にしたガイドローラーを枠体に備える牽引補助機具。
  10. 組み立て式回転ケーブル台に巻き取った鞘管を損傷しないように情報ボックス内部へ引き込む手段において、情報ボックスの入り口に設置される枠体の下方部を情報ボックス入り口の底部に配置した調整ジャッキーで設置するようにした請求項9に記載の牽引補助機具。
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