JP3102301U - ユニバーサル・ベンチ - Google Patents

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清一 小笠原
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共和企興株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C11/00Benches not otherwise provided for

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  • Special Chairs (AREA)

Abstract

【課題】 本考案のユニバーサル・ベンチは、着席動作を支援し、座り易く、起立し易いようにし、でん部の肉付きの無い者の痛感を軽減する部材形状で構成し、高齢者や虚弱体質者など、多くの方々が安全かつ快適に使用できる様に改良すること。
【解決手段】
Figure 0003102301

祉の専門家が検証分析と利用者アンケート調査をし、必要な寸法域や仕上げ形状を割出して、背もたれは、歩行移動を支援する手摺り替わりの高さや握りとし、肘掛は着席動作の際に体重を支える手かがりとなるものとし、肘掛の隣には介助者等が支援する為に座る多目的な補助席を設け、腰掛け板は『への字』形状で体位保持が困難な者などがリラックスした姿勢を保持し安全に座れる様にすると共に、部品の全てを手触りの良い丸面加工で施し、腰掛け板の部材を最小間隔で取付け、でん部の肉付きの無い人等の骨盤痛感を軽減し、長時間の利用を可能にする。
【選択図】 図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は、病院や福祉関連施設や公共用空間なと、例えば公園や各種施設内の庭園等なと屋内外に設置されるベンチに関するものであり、特に高齢介護社会に対応する為に高齢者や身体機能障害者や虚弱体質高齢者(児)や要介助者、体位保持が困難な者などが利用し易いように改良したものである。
一般的に、公園、駅のホームや公共施設なとに設置されているベンチは、腰掛け板やそれに背もたれを備えていて、単に腰掛ける事ができれば良い、と言うだけの構造のものが多く用いられており、その腰掛け板は水平か後方へ向かって若干下り勾配に傾斜しているのが普通である。
このように既存のベンチは、高齢者や身体機能障害者や虚弱体質高齢者(児)や要介助者および、体位保持が困難な者などへの利便性や安全性なとについて何も考慮されておらず、高齢社会において、より多くの方々が利用するには不適格であると言う指摘も多く見受けられる。
また、健康の為にジョギングや散歩が盛んな現在に至っては、起立性貧血や歩行による下肢のむくみへの応急処置の場所としての休憩の役目を果せないベンチが多く、誰でも安全かつ便利に利用できるベンチが望まれていた。
本考案は、このような課題を解決したものであり、その目的は善席動作を支援し、体位保持の困難な者でも座り易く、起立し易いようにしており、高齢者や虚弱体質者なとの特徴であるでん部の肉付きの無い者の骨盤痛感刺激を軽減する部材形状構成が施され、より多くの方々が安全かつ快適に使用できるように改良したユニバーサル・ベンチを提供することにある。
本考案は、高齢者や身体機能障害者などの方にも安心して
Figure 0003102301
心要な課題を医療・福祉の専門家が、検証分析と利用者アンケート調査をし、虚弱体質者や障害者及び、要介助者、体位保持が困難な者なとが利用し得るに心要な寸法域や仕上げ形状を割出したものである。
腰掛け板と背もたれを備えたベンチにおいて、背もたれは移動を支援する手摺り替りの高さ(750mm〜850mm)で手触りの良い丸面仕上げであり、腰掛け板の左右両側には、背もたれから前方へ向かって延びる肘掛となっていて、着席動作の際にしっかりと体重を支える、手ががりとなる幅広の寸法(100mm〜160mm)と、この肘掛の外側に介助者等が支援する為に座る、多目的な補助席を設けるものであり、背もたれを手摺り替わりに移動する利用者にとって、適切に座れるように対処するために背もたれと同一線上から腰掛け板の端が始まり、着席後の姿勢変更を容易にするために曲線的な座面形状としてある。
上記構成における腰掛け板は『への字』形状で、前方に向かっては4°〜8°の下り勾配で傾斜し、後方に向かっては2°〜6°の下り勾配で傾斜しているのが好ましく、この形態によって、特に体位保持が困難な者や高齢者は、背もたれ方向に自然に寄りかかれ、下肢にチカラを入れずリラックスした姿勢で座れるようになる。
また、起立時に腰を少し前に移動すれば、前傾角度によって重心が前方に押し出される態勢となり、立ち上がる時の力が軽減され立ち易いので、反動をつけて起立する動作が緩和されるので、起立性貧血の予防になるものである。
さらに、腰掛け板の部材取付け間隔を雨水なとの排水性を阻害しない限界の最小寸法(6mm±0.5mm)とし、ベンチを構成する部品の全てを丸面加工としたので、でん部の肉付きの無い人等の骨盤痛感刺激を軽減し、少しでも長い時間座り、島体を休める目的も果たす工夫が施されたものである。
本考案のユニバーサル・ベンチは、背もたれが手摺り替りに利用され、肘掛けが善席時の手かがり支援となり、腰掛け板の『への字』形状が座り心地の良さと立ち易さを実現し、肘掛の両端に補助席が附帯されているので、介助者が座ったり、支援作業がし易い機能を持たせることで、多くの方々が安全かつ、快適に利用でき、様々な場所で利用可能となり、その実用的価値は高く、高齢少子化社会に極めて適しているものである。
障害者施設や授産所なとでの部品製造を容易にするという目的のために最小の部品点数とし、部材はできるだけ持易く、少々乱暴に扱ってもいいように厚めにしているが、前述までの効果を損なわず実現した。
本考案の実施の形態を示す、図1は正面図であり、図2は、平面図、図3は左右の側面図、図4は腰掛け板の『への字』形状図である。
利用者アンケートで木製への要望が90パーセント強なので、基本的に全て木製とし、止め金物は見えない工夫をしている。
カラーリングは、高齢者などへの配慮から心理量感的にも心身に良好な数値を示す、明るい色調のイエローベージュ系または、サンセットカラー系とし、温かみを感じるように木肌が見える浸透性木材保護塗料である児童公園指定品にて、防腐・防蟻・着色した後に、最終仕上げとして、光触媒塗料(食品衛生上無害品である酸化チタン)で湿布することで、除菌効果と防汚効果を持たせた衛生的なベンチとなっている。
バブル経済が崩壊し、先行き不安が解消しない現在では、共働き世帯や時間外保育の要望も高くなり、高齢の親が孫と公園で長い時間楽しく過ごせたり、セルフメディケーション(自分の健康は自分で守る)の観点から、高齢者が健康のために率先して外出したり、行かせたり、要介護先送りの施策のためにも、交通機関(例えば、バス停や駅のホームなと)や商店街で歩き、立ち、疲れたら安心して休憩できる、世代を越えて利用可能な本考案である、ユニバーサル・ベンチは介護支援の観点からもお年寄りの外出先なとでの安全な休憩スペースと成り得るなど、これからの社会に益々必要なものである。
ユニバーサル・ベンチの正面図である。 ユニバーサル・ベンチの平面図である。 ユニバーサル・ベンチの側面図である。 ユニバーサル・ベンチの腰掛け板の『への字』断面形状図である。
符号の説明
1 腰掛け板
2 背もたれ
3 肘掛
4 多目的な補助席
5 腰掛け板の『への字』断面形状

Claims (3)

  1. 腰掛け板と背もたれを備えたベンチにおいて、移動を支援する手摺り替りとしての背もたれ高さは、地面から上辺部まで、ほぼ650mm〜1000mmとし、握り易いように背もたれ上辺部の形状をほぼ30φ〜65φの丸面仕上げとし、腰掛け板の左右両側には、背もたれから前方へ向かって延びる肘掛となっていて、着席動作の際にしっかりと体重を支える手かがりとなる幅広の寸法をほぼ100mm〜160mmで、この肘掛の外側に、介助者等が支援する為に座る、多目的な補助席を設けて成ることを特徴とするベンチ。
  2. 腰掛け板は『への字』形状で、前方に向い、ほぼ4°〜8°の下り勾配で傾斜し、後方に向かっては、ほぼ2°〜6°の下り勾配で傾斜していることを特徴とする、請求項1記載のベンチ。
  3. 腰掛け板の部材取付け間隔を最小寸法のほぼ6mm±0.5mmとした、請求項1あるいは請求項2記載のベンチ。
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