JP3102108U - 手の消毒装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】食中毒と院内感染の予防を目的とし皮膚荒れや周辺機器をサビらせるなどの弊害もなく,間違って目や口に入っても安全で刺激性の少ない次亜塩素酸水を使用し,手の消毒と乾燥を一体型で自動的に行う装置を提供する。
【解決手段】上記目的の為に,手を挿入室5に入れると近接センサ−4が感知し,ポンプ8が作動し,次亜塩素酸水タンク1より次亜塩素酸水がスプレ−ノズル2から噴霧され,これで手を洗浄しこの噴霧完了後に送風機3が作動してエア−ノズルから高速エア−が吹き出し手の乾燥を行う。手が挿入室から引き抜かれたことを近接センサ−が感知し,送風機が停止する。次亜塩素酸水を消毒液として使用するためのタンクを設けている。
【選択図】図1
【解決手段】上記目的の為に,手を挿入室5に入れると近接センサ−4が感知し,ポンプ8が作動し,次亜塩素酸水タンク1より次亜塩素酸水がスプレ−ノズル2から噴霧され,これで手を洗浄しこの噴霧完了後に送風機3が作動してエア−ノズルから高速エア−が吹き出し手の乾燥を行う。手が挿入室から引き抜かれたことを近接センサ−が感知し,送風機が停止する。次亜塩素酸水を消毒液として使用するためのタンクを設けている。
【選択図】図1
Description
本考案は,手の消毒を行う装置に関してのものである。
近接センサ−で感知し消毒液タンクよりポンプとスプレ−ノズルを使用し消毒液を噴霧し,自然乾燥させることは,手の消毒として実用されている。
しかし従来の方法はアルコ−ル噴霧であり,手荒れや間違って目や口に入った場合の安全性についての問題があった。
又,電解水製造装置から直接噴霧をした場合は,電解水製造装置内部の電極に水中のカルシウムが付着したり原水量や原水圧の変動により,殺菌力を一定に保てないことや食塩を電気分解しているために,ナトリウムが電解水の中に残り,皮膚の角質を落してしまう欠点があった。
解決しようとする課題は,アルコ−ル消毒による手荒れや間違って目や口に入った場合の安全性や刺激性,又,電解水製造装置から直接噴霧をした場合の殺菌力を一定に保てないことや手の角質を落してしまう欠点を解消することである。
本考案は,上記の目的を達成するために次亜塩素酸を用いることである。
次亜塩素酸水は,殺菌力の主体である次亜塩素酸をpH6.0で90%以上含んでおり少量を噴霧するだけでも,消毒力があります。
次亜塩素酸水は,殺菌力の主体である次亜塩素酸をpH6.0で90%以上含んでおり少量を噴霧するだけでも,消毒力があります。
次亜塩素酸水は,無隔膜の電解槽で塩酸を電気分解することにより生成されており,従来の食塩を電気分解する方法の電解水と違い,手や指の角質を落して肌荒れを誘発するナトリウムを含んでおりません。
次亜塩素酸水を使用するためのタンクを設けたことにより,電解水製造装置から直接噴霧した場合と違い,電解水製造装置の電極に水中のカルシウムが付着したり原水量や原水圧の変動により,殺菌力の主体である次亜塩素酸の含有率が変わり殺菌力が落ちることがありません。
又,現在手の消毒に使用されている強酸性電解水の様に,周辺機器を錆びさせてしまう事もなく,目や口に間違って入ってしまった場合でも刺激性もなく使用できます。
又,現在手の消毒に使用されている強酸性電解水の様に,周辺機器を錆びさせてしまう事もなく,目や口に間違って入ってしまった場合でも刺激性もなく使用できます。
次亜塩素酸水は,平成14年6月に食品添加物の認可を受けておりアルコ−ル系の消毒液の様に,皮膚乾燥から手荒れになることもなく,目や口に間違って入ってしまった場合でも安全で刺激性もなく使用できます。
次亜塩素酸水を噴霧することにより,手荒れを起こさずに刺激性もなく,弱酸性域のため周辺機器を錆びらせることやタンク内臓方式のため殺菌力も低下しないで安全に手の消毒が行える利点がある。
手の消毒乾燥を可能な限りコンパクトにし,ひとつの挿入室で消毒乾燥を行える様にし,排水配管を不要としたことにより機器の移動が簡単に行える様に実現した。
図1は,本考案装置の側面図である。
手を挿入室5に入れると近接センサ−4が感知し,ポンプ8が作動し次亜塩素酸水タンク1より次亜塩素酸水がスプレ−ノズル2から噴霧され,これで手を洗浄しこの噴霧完了後に送風機3が作動し,エア−ノズル6より高速エア−が吹き出し手の乾燥を行う。
乾燥が完了し手が挿入室から引き抜かれると近接センサ−4が感知し送風機3が停止する。
手を挿入室5に入れると近接センサ−4が感知し,ポンプ8が作動し次亜塩素酸水タンク1より次亜塩素酸水がスプレ−ノズル2から噴霧され,これで手を洗浄しこの噴霧完了後に送風機3が作動し,エア−ノズル6より高速エア−が吹き出し手の乾燥を行う。
乾燥が完了し手が挿入室から引き抜かれると近接センサ−4が感知し送風機3が停止する。
図2は,消毒に使用する次亜塩素酸水の噴霧量を可変できることを示した結線図で噴霧量調整タイマ−7の設定を変更することにより,噴霧量を可変することができる。
クリ−ンル−ムや半導体の製造工場などの手の消毒が不可欠な分野の用途にも適用できる。
1 次亜塩素酸水タンク
2 スプレ−ノズル
3 送風機
4 近接センサ−
5 挿入室
6 エア−ノズル
7 噴霧量調整タイマ−
8 ポンプ
2 スプレ−ノズル
3 送風機
4 近接センサ−
5 挿入室
6 エア−ノズル
7 噴霧量調整タイマ−
8 ポンプ
Claims (2)
- 次亜塩素酸水タンク1とスプレ−ノズル2と送風機3と近接センサ−4と挿入室5とエア−ノズル6と噴霧調整タイマ−7とポンプ8を備えたことを特徴とする手の消毒装置。
- 消毒液として使用される次亜塩素酸水の噴霧量を噴霧量調整タイマ−7により可変できることを特徴とする請求項1に記載の手の消毒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273583U JP3102108U (ja) | 2003-12-06 | 2003-12-06 | 手の消毒装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003273583U JP3102108U (ja) | 2003-12-06 | 2003-12-06 | 手の消毒装置 |
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JP3102108U true JP3102108U (ja) | 2004-07-02 |
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ID=43255662
Family Applications (1)
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JP2003273583U Expired - Fee Related JP3102108U (ja) | 2003-12-06 | 2003-12-06 | 手の消毒装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018064676A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 高橋金属株式会社 | 洗浄装置 |
JP2019181035A (ja) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 株式会社エクスプロア | ピアスホール清掃装置 |
KR102216792B1 (ko) * | 2020-09-14 | 2021-02-17 | (주)이지코어 | 손소독장치 |
JP2022161931A (ja) * | 2017-12-19 | 2022-10-21 | 森永乳業株式会社 | ドライヤー |
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2003
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