JP3102100U - 保安用警棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】
警棒を両手で握って暴漢と争っている時に、それを握ったままの状態で時間的な隙を与えず、しかも暴漢に気付かれずに噴出ボタンを押して、催涙スプレーを暴漢に向けて噴出してその暴力を弱化できるようにすることである。
【解決手段】
円筒状基体1の内部に催涙スプレー3を収容して、その基体1の一端に蓋体2を螺合してそこを閉じ、該蓋体1の噴出孔2aと、円筒状基体1の一端の開口部1aに、その蓋体2の周り止め用窪み2cと支持穴2bに嵌合する前記催涙スプレー3の出口3aとを互いに突合せて連通し、円筒状基体1の外周面1bの押ボタン4の内端面4bを前記催涙スプレー3の開閉弁3aに対して突き当たる位置から、その位置と離間する位置に亘って角変位θ可能に設ける。
【選択図】 図1

Description

この考案は警備員又は警察官等が暴漢等の暴力から身を守ったり或いはその暴力を制圧したりするために常時手軽に携帯し、必要に応じて暴漢等を瞬間的に素早く鎮圧する際に使用する保安用警棒に関するものである。
従来、この種の保安用警棒として使用時は所定の長さを維持し、不使用時は携帯上便利にするため伸縮可能なものが存在している。(特許文献1参照)、
特許第322459号公報
その警棒はそれを使用中、例えば両手で警棒の両端部を握って暴漢ともみ合っている時に、その暴漢の暴力を弱めるために催涙スプレーを使用する必要が生じた際、前記警棒を握っている一方の手を放して他方の手だけで警棒を握り、その一方の手で洋服のポケット等に保管している催涙スプレーをそのポケットから外に取り出し、その催涙スプレーを暴漢に向けて噴出ボタンを押して噴出しなければならない。
然しながら、その間は警棒を一方の手で握っているだけであるので、警棒を保持する力が低下し、また警棒から放した他方の手で催涙スプレーを上述の通り操作する間に一瞬の時間的な隙が生じ、その間に暴漢に攻撃される怖れがある。
この考案の目的は、警棒を両手で強力に握って暴漢ともみ合っている時に、その握ったままの状態で時間的な隙を与えず、しかも暴漢に気付かれずに噴出ボタンを押して、催涙スプレーを暴漢に向けて噴出してその暴力を弱化できるようにすることである。
他の目的は催涙スプレーを噴射する必要が生じた際、前記警棒を握っている一方の手をそこから放して他方の手だけで警棒を握り、警棒から放した他方の手で催涙スプレーを上述のように操作する間に一瞬の隙が生じ、その間に暴漢に攻撃される怖れがないようにすることである。
この考案の保安用警棒は筒状基杆の蓋体に催涙スプレーの出口側嵌合し差し換え自在に収容してその一端を噴出孔付き蓋体で閉じ、該蓋体の噴出孔と前記催涙スプレーの出口を互いに連通し、その催涙スプレーを前記筒状基杆内に収容し、該筒状基杆の外周面に押ボタンの外端面を露出して設け、その押ボタンの内端面を前記筒状基杆内における催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置から、その位置と離間する位置に亘っ角変位可能に設けるものである。
又この考案は前記押ボタンの内端面を前記筒状基体内に於ける催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置に変位する際、該押ボタンの位置と対向する噴出孔付き蓋体の外周位置に指標を設けるものである。
さらに、その押ボタンを前記筒状基杆内に於ける催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置に角変位する際、該押ボタンを外周に露出して設ける筒状基杆と、それに螺合する噴出孔付き蓋体との間に間歇運動をするためのクリック装置を設けるものである。
又更に前記の催涙スプレーを収容する筒状基杆の内部に筒状摺動杆を伸縮自在に嵌合し、該筒状基杆と筒状摺動杆の相互間にその伸縮位置を固定するための駐停装置を設けることである。
この考案は前述の通り筒状基杆の一端からその内部に催涙スプレーを収容してその一端を噴出孔付き蓋体で閉じ、該蓋体の噴出孔と前記催涙スプレーの出口を互いに突合せて連通し、前記筒状基杆の外周面に押ボタンの外端面を露出して設け、その押ボタンの内端面を前記筒状基体内に収容する催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置から、その位置と離間する位置に亘って角変位可能に設けるものである為に、暴漢と争う際は予めその押ボタンの内端面を催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置に角変位しておき、警棒を両手で握って暴漢と争っている時に、その握ったままの状態で前記筒状基杆の外周面に露出している押ボタンの外端面を押して、暴漢に気付かれずに催涙スプレーを暴漢の顔面に向けて噴出することができる。
このようにして暴漢に気付かれずに噴出ボタンを押すことができるので、一瞬の隙も与えずにその暴力を弱化することができ、その間に暴漢に攻撃される怖れをなくすることができる。
また、この考案はその押ボタンの内端面を前記筒状基杆内に収容する催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置から、その位置から離間する位置に亘って角変位可能に設けるものであるから、その位置から離間する位置に角変位しておく際は押しボタンを押しても催涙スプレーの開閉弁を押すことができないので、この保安用警棒を通常携帯する際はその離間する位置に角変位して置くことにより、意に反して催涙スプレーを噴出して周囲の者に危害を与えることを防止できる。
図1乃至図5に示す如くこの考案の保安用警棒は外径が約30mm位の筒状基杆1の蓋体2に催涙スプレー3の出口3a側を嵌合して、その筒状基杆1の一端の開口部1aに蓋体2を螺合してそこを閉じ、蓋体2に周り止め用窪み2cを有する支持穴2bを形成し、その支持穴2bの先端の噴出孔2aと前記催涙スプレー3の出口3aとを互いに突合せて連通し、前記円筒状基杆1の外周面1bに押ボタン4の外端面4aを露出して設け、その押ボタン4の内端面4bを前記円筒状基杆1内に収容する催涙スプレー3の開閉弁3bに対して突き当たる位置から、その位置と離間する位置に亘って角変位θ可能に設ける。
又この考案は前記押ボタン4の内端面4bを前記円筒状基杆1内に於ける催涙スプレー3の開閉弁3bに対して突き当たる位置に角変位θする際、該押ボタン4の位置と対向する蓋体2の外周位置に指標5を表示する。
さらに、その押ボタン4を前記円筒状基体1内に於ける催涙スプレー3の開閉弁3aに対して突き当たる位置に角変位θする際、該押ボタン4を円筒状基体1の外周に露出して設けるその円筒状基杆1と、それに螺合する噴出孔付き蓋体2との間における角変位θを間歇的にするための凹欠部6aと弾力的突出部6bとからなるクリック装置を設けるものである。
又更に図5に示すように前記の催涙スプレー3を収容する筒状基杆1の一端の開口部1aからその内部に挿入して、筒状摺動杆7を筒状基体1に対して摺動自在に嵌合し、該筒状基杆1と筒状摺動杆7の相互間にその伸縮位置を固定するための、該筒状基杆1側に形成する係止孔1cと筒状摺動杆7側に構成するコイルばね7c付き係止突起7a,7bとからなる駐停装置7dを設ける。
なおこの考案の保安用警棒を構成する際は、図5に示す如く筒状基杆1の一端の開口部1aからその内部に向って円筒状摺動杆7の先端7eを矢印A7方向にその外向き円環状突条7fが筒状基体1の内向き突条1fに突き当たるまで挿入して、その先端7eを筒状基体1の他端1eから外方に長く突出した状態で、円筒状摺動杆7の先端7eにゴム栓8を嵌合すると共に、筒状基体1の開口部1aに催涙スプレーを嵌合した蓋体2を螺合し、さらに筒状基杆1と筒状摺動杆7を相対的に捻って、該筒状基杆1側の係止孔1c,1dに筒状摺動杆7側の係止突起7a,7bをコイルばね7cの弾力で押し出して係止状態を固定するものである。
この考案の保安用警棒を携帯する際は該筒状基杆1側の係止孔1cに係止している筒状摺動杆7側の係止突起7a,7bの外端をコイルばね7cの弾力に抗して筒状摺動杆7内に没入して、該筒状基杆1と筒状摺動杆7の間の係止状態を開放して筒状摺動杆7を該筒状基杆1の内部に摺動して押し込め,警棒の全長を最短状態にする。
又反対に最短状態の警棒から最長の使用状態に伸張する際は図5に示す如く、該筒状基杆1内から筒状摺動杆7をその外向き円環状突条7fが筒状基体1の内向き突条1fに突き当たるまで外方に引き出し、その状態で筒状基杆1と円筒状摺動杆7を相対的に捻って、該筒状基杆1側の係止孔1c,1dに筒状摺動杆7側の係止突起7a,7bをコイルばね7cの弾力で押し出して係止状態を固定する。
暴漢と争う際は予めその押ボタン4の内端面4bを催涙スプレー3の開閉弁3aに対して突き当たる位置まで、図2のように鎖線で示した押ボタン4cの位置から角変位θしておき、本案の保安用警棒を握って暴漢と争っている時に、その握ったままの状態で前記筒状基杆1の外周面1bに露出している押ボタン4の外端面4aを押すことにより、円筒状基杆1の内面に設ける板ばね8をその弾力に抗して鎖線8aで示す板ばねの位置まで変形し、催涙スプレー3の開閉弁3bを開き、暴漢に気付かれずに催涙スプレー3を暴漢の顔面に向けて噴出し、暴漢の暴力を弱める。
この際上記押ボタン4は円筒状基杆1の内面に設ける板ばね8によって常時外向きに弾圧されているので、前記押ボタン4の外端面4aを押す力を解放することによりことにより、催涙スプレー3の開閉弁3aを閉じてその噴射を停止する。
又上記押ボタン4の内端面4bを催涙スプレー3の開閉弁3aに対して突き当たる位置まで、図2のように鎖線で示した押ボタン4cの位置から角変位θするときは、催涙スプレー3を固定的に嵌合する蓋体2の周面に表示する指標5と前記押ボタン4が互いに対向する。
更にその押ボタン4を前記円筒状基杆1内に於ける催涙スプレー3の開閉弁3aに対して突き当たる位置に角変位θする際、該押ボタン4を円筒状基杆1の外周に露出して設けるその円筒状基杆1と、それに螺合する噴出孔付き蓋体2との間に、その間における角変位θを間歇的にするための凹欠部6aと弾力的突出部6bとからなるクリック装置6を設けることによって、前述のように蓋体2の周面に表示する指標5と前記押ボタン4が互いに対向するまでその状態を見ながら確認しなくても、クリック装置6のクリック音又はその響きでその状態を知ることができる。
この考案の実施の形態は上述の通りであるが、この考案はそれに限定されるものでなく、それを部分的に変更したり或いは付加して実施することも可能であり、例えば図5に示すものは前記の催涙スプレー3を収容する筒状基杆1の一端の開口部1aから筒状摺動杆7を筒状基体1に対して摺動自在に嵌合しているが、その円筒状摺動杆7を筒状基杆1に対して摺動自在に嵌合せずに、多少携帯に不便になるが筒状基杆1だけで所定の長さに構成して、その中に催涙スプレー3を上述の実施態様と同様に収容するようにして実施することも可能である。
本発明の実施の形態を示す保安用警棒の要部の分解斜面図である。 図1のII−II線部の拡大断面図である。 図1の一部分の正面面図である。 図3の側面図である。 本考案の保安用警棒の分解図である。
符号の説明
1 円筒状基杆
2 蓋体
3 催涙スプレー
4 押ボタン
5 指標
6 クリック装置
7 円筒状摺動杆
8 板ばね

Claims (4)

  1. 筒状基杆の蓋体に催涙スプレーの出口側を嵌合し、その蓋体の噴出孔と前記催涙スプレーの出口を連通し、前記催涙スプレーを筒状基杆内に収容し、その筒状基杆の外周面に押ボタンの外端面を露出し、該押ボタンの内端面を前記筒状基杆内に於ける催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置から、その位置と離間する位置に亘って角変位可能に設けることを特徴とする保安用警棒。
  2. 押ボタンの内端面を前記筒状基杆内に於ける催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置に変位する際、該押ボタンの位置と対向する噴出孔付き蓋体の外周位置に指標を表示することを特徴とする請求項1記載の保安用警棒。
  3. 押ボタンを前記筒状基杆内に於ける催涙スプレーの開閉弁に対して突き当たる位置に角変位する際、該押ボタンを外周に露出して設ける筒状基杆と、それに螺合する噴出孔付き蓋体との間に角変位方向の間歇運動をするためのクリック装置を設けることを特徴とする請求項1又は2記載の保安用警棒。
  4. 催涙スプレーを収容する筒状基杆の内部に筒状摺動杆を伸縮自在に嵌合し、該筒状基杆と筒状摺動杆の相互間にその伸縮位置を固定するための駐停装置を設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保安用警棒。
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