JP3101621U - ブラジャー - Google Patents

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正樹 十二
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株式会社キャラッツ
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Abstract

【課題】バストの補整は勿論、脇の部分の肉を押さえ、バストから脇にかけての補整を合理的且つ美しく行うことが出来る画期的なブラジャーの提供。
【解決手段】左右一対のカップ部1と、カップ部1の外側縁にてカップ部1の下端から外側上端にかけて縫着され且つ外側方に延出されたサイドパネル2と、カップ部1からサイドパネル2の略中央部分に至る肩紐3とで構成されたブラジャーAであって、カップ部1の下縁部分4からカップ部1の外側部分5の上端6を越えて上方に延出し、且つ、カップ部1の下縁から外側縁の上端6にかけて略半月状のリフトアップ片7がカップ部1にそれぞれ縫着され、肩紐3の一端がリフトアップ片7の上端に縫着されており、サイドパネル2の幅が肩紐取着部位8まで同幅に形成される。
【選択図】図2

Description

本考案は、脇の肉を押さえ且つバストを効果的に寄せて上げることが出来る新規なブラジャーに関する。
従来からバストの補整のため、ブラジャーのカップ部の下縁に例えば半円弧状のワイヤーを設けてカップ部の形状を整え、バストの補正をすることが一般的に行われている。然しながら、カップ部の下縁にワイヤーを設けただけでは、バストを引き上げる作用がなく、補整効果が不十分であり、着用者の満足感を達成できていなかった。
そこで、第3図に示すように、上側及び下側カップ片(31)(32)でカップ部(30)を形成し、且つ略半月状に形成したリフトアップ片(33)を同カップ部(30)の裏面の下辺位置から同カップ部(30)の裏面の脇辺部(34)側にかけて位置させて構成し、且つ、脇辺部(34)側に流れ易いバストを補正し、且つリフトアップ片(33)の上端に肩紐(35)を取り付けることで、装着時のバストの吊上げ作用を発揮させ、これによりバストの膨らみ向上効果を獲得しようとしたものである[特開平9−137305]。
ところが、このブラジャーでは吊上げ作用により、従来の吊上げ作用のないブラジャーを着用した場合に比べてバストの形は向上するが、サイドパネル(36)の幅(W)が狭いため脇の肉がサイドパネル(36)からはみ出し、脇部分の形が十分補整できないという問題があった。
特開平9−137305号
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、バストの補整は勿論、脇の部分の肉を押さえ、バストから脇にかけての補整を合理的且つ美しく行うことが出来る画期的なブラジャーの開発をその課題とするものである。
請求項1に記載のブラジャー(A)は、
(a) 左右一対のカップ部(1)と、カップ部(1)の外側縁にてカップ部(1)の下端(1a)から外側上端(1b)にかけて縫着され且つ外側方に延出されたサイドパネル(2)と、カップ部(1)からサイドパネル(2)の略中央部分に至る肩紐(3)とで構成されたブラジャー(A)であって、
(b) カップ部(1)の下縁部分(4)からカップ部(1)の外側部分(5)の上端(6)を越えて上方に延出し、且つ、カップ部(1)の下縁から外側縁の上端(6)にかけて配設された略半月状のリフトアップ片(7)がカップ部(1)にそれぞれ縫着され、
(c) 前記肩紐(3)の一端がリフトアップ片(7)の上端(7a)に縫着されており、
(d) サイドパネル(2)の幅(H)が肩紐取着部位(8)まで略同幅に形成されている
ことを特徴とする。
請求項2はリフトアップ片(7)の縫着の仕方に関し、「リフトアップ片(7)の内側縁(9)がカップ(1)に縫着されておらず、リフトアップ片(7)とカップ(1)とでポケット(10)を構成している」ことを特徴とするものである。
請求項3はサイドパネル(2)に関し、「サイドパネル(2)のカップ部(1)近傍位置にサイドパネル(2)を横断するサイドボーン(11)が配設されている」ことを特徴とするものである。
請求項4は更なるサイドパネル(2)の限定に関し「少なくともサイドパネル(2)の一部が縦横に伸縮可能な織布で構成されている」ことを特徴とするものである。
請求項1によれば、カップ部(1)をバストに当てがい、肩紐(3)に腕を通し、肩紐(3)を肩に架けるだけで略半月状のリフトアップ片(7)が吊上げられ、これによって両カップ部(1)(1)の対向部分を接続している接続パネル(12)の上端部分(P)を中心として両カップ部(1)(1)の外側部分が若干回転しつつ吊り上げられ、両サイドに流れがちなバストを吊上げると共に内側に引き寄せ、バスト間に谷間を作り、バストの豊かさを演出することが出来る。
また、サイドパネル(2)の幅(H)が肩紐取着部位(8)まで略同幅に形成されているので、従来のブラジャーのサイドパネルと比較して大幅に広く、それ故、脇の肉を広い範囲で押さえつけることが出来るだけでなく、脇の肉をバスト方向に引き寄せてブラジャー(A)を装着すれば、この引き寄せられた脇の肉をバスト側に保持することも可能となって豊胸効果を更に高めるだけでなく脇の形も美しく整えることができる。
以下、本考案を図示実施例に従って詳述する。ブラジャー(A)は、左右一対のカップ部(1)、前記カップ部(1)(1)の対向縁同士を接続する接続パネル(12)、両カップ部(1)(1)の下端(1a)から外側上端(1b)にかけて縫着され且つ外側方にそれぞれ延出された左右のサイドパネル(2)(2)、カップ部(1)からサイドパネル(2)の略中央部分に至る左右の肩紐(3)とで構成されている。
本考案に係るカップ部(1)は立体感をより顕著に出すため、上辺パネル(1j)、下辺内側パネル(1k)及び下辺外側パネル(1m)の3ピースで構成されており、それらの接続縁が互いに縫着されて略T形の縫着線を構成し丸みを現出している。
リフトアップ片(7)は略半月状をしており、カップ部(1)の下縁部分(4)からカップ部(1)の外側部分(5)の上端(6)を越えて上方に延出するように配設されており、カップ部(1)の内面側にて下縁部分(4)から外側部分(5)の縁上端にかけてカップ部(1)にそれぞれ縫着されている。一方、リフトアップ片(7)の内側縁(9)はカップ(1)に縫着されておらず、リフトアップ片(7)とカップ(1)とでポケット(10)を構成しており、必要に応じて別体のパッドを挿入できるようになっている。なお、カップ部(1)を構成する上辺パネル(1j)、下辺内側パネル(1k)及び下辺外側パネル(1m)、並びにリフトアップ片(7)は夫々周知の手段により形成したもので、例えば適宜の2枚の合成繊維生地間に合成繊維製の不織布を数枚挟持し、熱圧着してパネル部材を形成するようにしたものである。
また、カップ部(1)の表面側にて、上辺パネル(1j)の表面及びカップ部(1)の下辺部分から外側側辺部分更にリフトアップ片(7)の延出部分にレース生地が縫着されている。更に、カップ部(1)の下縁から内外両側縁に亘ってワイヤボーン(13)が配設されており、カップ部(1)の下半分の形状を整えると共にある程度の強度を付与している。
カップ部(1)(1)の内側対向部分には、その下縁から内側上端まで接続パネル(12)が縫着されており、この接続パネル(12)によって左右一対のカップ部(1)(1)が接続されている。そして、この接続パネル(12)の表面にはカップ部(1)(1)のレース地模様に合わせたレース地が縫着されている。接続パネル(12)は伸縮性のない布地で形成されている。
サイドパネル(2)は、カップ部(1)の下縁からカップ部(1)の外側縁の上端にかけて縫着された脇パネル(2a)と、脇パネル(2a)から更に延出された背中パネル(2b)の2ピースで構成されており、脇パネル(2a)と背中パネル(2b)の接続部分にサイドパネル(2)を横断するサイドボーン(11)が配設されている。
脇パネル(2a)は接続パネル(12)と同様伸縮性のない布地で形成されており、カップ部(1)(1)のレース地模様に合わせたレース地がその表面に縫着されている。一方、背中パネル(2b)は縦横に伸縮可能な高弾性糸を使用した織布で構成されており、その略中央部分の上縁に環(19)が縫着されていて、肩紐(3)が挿通されて折り返されている。そして、この環縫着部分、即ち、肩紐取着部分(8)まで、サイドパネル(2)はほぼ略同幅で構成されおり、肩紐取着部分(8)から先端に向かってその上縁が下縁に近づくようになって次第に幅狭になっている。サイドパネル(2)の先端部分は一方がフック(15)、他方に掛け止め環(16)が多段にて縫着されており、ブラジャー(A)の装着時サイドパネル(2)の長さを調整することが出来るようになっている。
また、前記背中パネル(2b)の傾斜上縁には肩紐(3)と同じ材質の伸縮可能なテープ(17)が伸縮可能な縫い方(ジグザグ状に縫着)で縫着されている。また、本実施例では両サイドパネル(2)(2)、カップ部(1)(1)及び接続パネル(12)の下縁に伸縮可能なテープ(18)が前記伸縮可能な縫い方で縫着されており、接続パネル(12)と脇パネル(2a)とは本実施例の場合、互いにカップ部(1)(1)の下縁でつながっている。ただし、背中パネル(2b)以外の部分はそれ自体伸縮性を持たない生地で構成されているため、伸縮可能なテープ(18)が伸縮可能な縫い方で縫着されていたとしてもこの部分に伸縮性はみられない。
また、背中パネル(2b)の肩紐取着部分(8)からリフトアップ片(7)の外側縁の上端まで、伸縮可能なテープ(20)が伸縮可能な縫い方で縫着されているが、背中パネル(2b)以外は伸縮性のない生地で形成されているので、前記同様背中パネル(2b)以外の部分には伸縮性がみられない。
サイドボーン(11)は前述のように脇パネル(2a)と背中パネル(2b)の境界にサイドパネル(2)を横断するように配設されている。サイドボーン(11)は比較的硬い芯地で構成された細長い板状のもので、脇パネル(2a)と背中パネル(2b)の境界に縫着形成された鞘部材(21)内に収納されており、その一端がサイドパネル(2)の上縁又は下縁に共縫いされており、サイドパネル(2)の幅方向の強度を付与すると共に背中パネル(2b)の幅方向の伸縮性を阻害しないように工夫している。
肩紐(3)は、高弾性糸にて形成され、長さ方向に弾性をもって伸縮する細幅の紐である。その一端はリフトアップ片(7)の上端(7a)に縫着されており、他端部分は環(19)に挿通されて折り返されており、その折り返し端は肩紐(3)にスライド可能に取り付けられた長さ調整環(22)に取り付けられている。
次に、本ブラジャー(A)の着用方法に付いて説明する。まず、カップ部(1)(1)をバストに当てがった後、背面でフック(15)を何れかの段の掛け止め環(16)に掛け止め、続いて肩紐(3)に腕を通し、肩に肩紐(3)を掛ける。肩紐(3)の長さは長さ調整環(22)をスライドさせることで肩紐(3)の折り返しの長さ(L)を調節することにより行う。
肩紐(3)の長さを適当な長さに調節することで、リフトアップ片(7)の上端(7a)が肩紐(3)によって引き上げられる。そして、この作用により、接続パネル(12)の上部(P)を中心として両カップ部(1)(1)がリフトアップ片(7)によってカップ部(1)(1)それぞれの下辺部分から外側側辺部分が若干回転を伴って吊上げられ、これによりバストが吊上げられると同時に内側に寄せられてバストの間に谷間を形成するようになり、豊胸効果を発揮する。
更に、幅広なサイドパネル(2)が脇の肉を幅広く押さえ、脇の形状をすっきりさせる。必要があれば脇の肉をバスト側に寄せれば縦横に伸縮可能な背中パネル(2b)の働きによって背中から脇にかけての肉をバスト側に押出してその状態を保持する働きをするため、押出された脇の肉がバスト側に入り込んで更なる豊胸効果を現出することになる。その結果、脇の形もすっきりとしたものとなる。
本考案にかかるブラジャーの正面図 図1の背面図 従来例の背面図
符号の説明
(A) ブラジャー
(H) サイドパネルの幅
(1) カップ部
(2) サイドパネル
(3) 肩紐
(4) 下縁部分
(5) 外側部分
(6) 上端
(7) リフトアップ片
(8) 肩紐取着部位
(9) 蝶着部分

Claims (4)

  1. (1) 左右一対のカップ部と、カップ部の外側縁にてカップ部の下端から外側上端にかけて縫着され且つ外側方に延出されたサイドパネルと、カップ部からサイドパネルの略中央部分に至る肩紐とで構成されたブラジャーにおいて、
    (2) カップ部の下縁部分からカップ部の外側部分の上端を越えて上方に延出し、且つ、カップ部の下縁から外側縁の上端にかけて配設された略半月状のリフトアップ片がカップ部にそれぞれ縫着され、
    (3) 前記肩紐の一端がリフトアップ片の上端に縫着されており、
    (4) サイドパネルの幅が肩紐取着部位まで略同幅に形成されている、
    ことを特徴とするブラジャー。
  2. リフトアップ片の内側縁がカップに縫着されておらず、リフトアップ片とカップとでポケットを構成していることを特徴とする請求項1に記載のブラジャー。
  3. サイドパネルのカップ部近傍位置にサイドパネルを横断するサイドボーンが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラジャー。
  4. 少なくともサイドパネルの一部が縦横に伸縮可能な織布で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のブラジャー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009209460A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Gunze Ltd 乳房カップを有する衣類
JP2012052260A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Rushian:Kk カップ付き衣類
JP2015212437A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 株式会社ワコール カップ部を有する衣類

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