JP3101295B2 - カラー画像通信方法 - Google Patents

カラー画像通信方法

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JP3101295B2
JP3101295B2 JP02080015A JP8001590A JP3101295B2 JP 3101295 B2 JP3101295 B2 JP 3101295B2 JP 02080015 A JP02080015 A JP 02080015A JP 8001590 A JP8001590 A JP 8001590A JP 3101295 B2 JP3101295 B2 JP 3101295B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー画像通信装置に関する。
[従来の技術] カラーファクシミリから、既に勧告が行われているG4
等の白黒FAXにデータを送信しようとした場合、カラー
と白黒では圧縮方法が異なるため送信が出来なった。
そこでカラーFAXから、例えばG4機に送信しようとす
る場合には原稿から読取ったカラー画像データをG4の規
格に合わせたデータ圧縮を行う装置が提案されている。
[発明の解決しようとする課題] 従来、原稿を読み取ることにより得られた画像データ
を圧縮してメモリに格納し、送信相手と接続できた時点
でこのメモリ内の圧縮データを一意的に送信する装置で
は、受信側に所望の復号機能が存在しない状況が発生し
た際には常時送信エラーになる、或いは送信側では正常
に送信したと思い込んでしまうという等の問題があっ
た。
本発明は上記問題点を解決するために成されたもので
あり、メモリ送信の際に使用するメモリ容量を抑制する
と共に、種々の復号機能を有する受信機に対しても確実
に画像を送信することのできるカラー画像送信方法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明のカラー画像通信方
法によれば、原稿を読み取り、複数の色成分を有するカ
ラー画像データを発生する読み取りステップと、前記読
み取りステップで発生されるカラー画像データを一旦カ
ラー画像送信用の圧縮方式で圧縮するカラー圧縮ステッ
プと、前記カラー圧縮ステップで得られるカラー圧縮デ
ータを蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップの開
始後、前記原稿の送信相手先がカラー画像受信可能か否
かを判別する判別ステップと、前記判別ステップで前記
送信相手先がカラー画像受信可能でないと判別された場
合、前記蓄積ステップで蓄積されているカラー画像デー
タを伸張し、伸張されたカラー画像データの輝度と相関
のあるデータに基づいてモノクロ画像データに変換し、
モノクロ画像送信用の圧縮方法で再圧縮する再圧縮ステ
ップと、前記判別ステップで前記送信相手先がカラー画
像受信可能であると判別された場合は、前記蓄積ステッ
プで蓄積されているカラー画像データを前記送信相手先
に送信し、前記送信相手先がカラー画像受信可能でない
と判別された場合は、前記再圧縮ステップで得られたモ
ノクロ圧縮データを前記送信相手先に送信する送信ステ
ップと、を有することを特徴とする。
〈実施例〉 本実施例のカラーフアクシミリは第2−1図に示すよ
うにISDNに接続され、カラーフアクシミリどうしでの通
信はもとより、G4フアクシミリとも通信できるものであ
る。そのために、G4フアクシミリとはMMR圧縮符号化を
用いて最大A4サイズ400dpiの白黒原稿を送受信でき、カ
ラーフアクシミリとの通信では例えば動的算術符号化
(MM2)を用いて最大A3サイズ400dpiのカラー画像の送
受信が行える構成になっている。
第2−1図でA社から原稿を転送する場合には、G4フ
アクシミリを使うか、またはカラーフアクシミリでG4プ
ロトコルを使うことによって、B,C,D社同時に白黒画像
として転送できる。ただし、C社、D社で受信の際には
G4プロトコルを用いることは言うまでもない。また、A
社からカラー画像を転送する場合には、相手側もカラー
フアクシミリでなければ通信できず、したがってB社に
は送信できず、あらためてG4プロトコルで送る必要があ
る。本実施例のカラーフアクシミリプロトコルでも、白
黒画像の転送の機能を有する。
次に第2−2図にカラーフアクシミリの全体構成のブ
ロツクを示す。
100は装置全体の制御を行なうCPU、101は受信画像又
は送信画像を一旦蓄積するハードデイスクで、インタフ
エースはSCSI、102はハードデイスクコントローラで、1
00のCPUからの命令に応じて101のハードデイスクのSCSI
コマンドを発行するものである。103は外部からの通信
回線に接続しプロトコルの制御を行なう通信制御部、10
4はローカルメモリ、105はV.BUSコントローラ、106はメ
インバス、107は画像用バスである。108は受信画像/送
信画像を自機のスキヤナ/プリンタに適する様に処理を
行なう画像処理部。109はスキヤナで画像を読み込みRGB
各8ビツトデータ(以後多値画像データ)で108の画像
処理部に転送したり、逆に画像処理部からの多値画像デ
ータをスキヤナ内部で110のプリンタ用に色処理・2値
化等を行ない2値画像データをプリンタに転送したり、
画像処理部からのコマンドにより、スキヤナで読んだ画
像を内部で2値化しプリンタに出力するというコピー動
作も行なえる構成になっている。111はCODECで、108の
画像処理部との画像データのインタフエース形式はRGB
各1ビツトデータ(以後2値画像データ)である。112
は操作パネルである。
111のコーデツクの内部は第2−3図の破線部で示し
たような構成になっている。すなわち圧縮符号化と伸張
復号化それぞれに、G4フアクシミリのためのMMR,カラー
フアクシミリのためのMM2が選択動作する。
次にコピー、送信、受信の3つの動作に分けて動作の
概要を説明する。まず、 コピー動作(通常) コピー動作では、109のスキヤナの原稿台上にA3サイ
ズの原稿をセツトし、112の操作パネルよりコピー開始
を指示すると、100のCPUがコピー開始信号を受け取り、
108の画像処理部内にある不図示のサブCPUに対し、コピ
ー開始を指示する。コピー開始信号を受け取った、108
の画像処理部内にある不図示のサブCPUは、スキヤナ及
びプリンタにコピー動作開始命令を送る。又、スキヤナ
内部の色処理回路のマスキングパラメータをコピー用に
する。スキヤナが読み取った多値画像データは1スキヤ
ン毎にスキヤナ内部の色処理・2値化回路でプリンタの
特性にあった色に変換され、2値化後110のプリンタに
送られ、インクジエツト記録により出力される。
送信動作 送信動作では、109のスキヤナの原稿台上に最大A3サ
イズの原稿をセツトし、112の操作パネルより送信先、
白黒/カラーの選択や解像度の指定を行なう。送信先の
設定は、112の操作パネルの指定を100のCPUが読み取
り、103のCCUにセツトする。また、白黒/カラーの選択
や、解像度の指定は、100のCPUが読み取った後、108の
画像処理部内にある不図示のレジスタにセツトする。そ
の後、112の操作パネルより送信開始を指示すると、100
のCPUが送信開始信号を受け取り、スキヤナ内部の色処
理回路のマスキングパラメータをフアツクス用にする。
108の画像処理部内にある不図示のサブCPUに対し、送信
開始を指示する。送信開始信号を受け取った108の画像
処理部内にある不図示のサブCPUは、スキヤナに読み取
り動作開始命令を送る。スキヤナから読み取られた多値
画像データは、スキヤナのR,G,Bフイルタで読み取った
3色各8ビツトのデータで、尚かつ、いわゆるラスタス
キヤンとは異なる走査方式で読み取られている。108の
画像処理部では、スキヤナ独自のR,G,BデータをNTSCの
R,G,Bに変換し、白黒転送の指定があればカラーで読み
取ったデータを白黒に変換し、2値化後、ラスタ型の走
査形式に変換して、2値画像データとして111のCODECに
送る。CODECでは送信するデータ量を削減するために圧
縮符号化を行なうが、圧縮符号化の方式は、相手機がカ
ラーフアクシミリかG4フアクシミリかによって異なる。
相手機がカラーフアクシミリであればMM2,G4フアクシミ
リであればMMRで圧縮符号化し、その結果を107画像バス
を通して102ハードデイスクコントローラから101ハード
デイスクに一時蓄積する。原稿は複数枚あれば、ADF(A
uto Document Feeder)によって交換され、全ての原稿
を読み取り、ハードデイスクに蓄積された後、100CPUか
らの命令で103が送信先と回線を接続し、相互の処理機
能等について情報交換を行なった後、画像データを転送
する。この際、はじめに操作パネルから支持したカラー
/白黒、解像度、紙サイズなどの設定を相手機が処理で
きない場合一旦ハードデイスクに蓄積された画像データ
は、CODECを通行して復号化され、2値画像データとし
て画像処理部に転送される。画像処理部内部では、2値
画像データを多値画像データに復元し、相手機のカラー
/白黒、解像度、紙サイズなどの機能に合せて処理を行
い、2値化後CODECに転送する。CODECでは再び圧縮符号
化し、ハードデイスクに蓄積後CCUから外部回線に転送
する。
受信動作 受信動作では、送信元からの接続要求に応じて103のC
CUが回線の接続を行い、受信開始を100のCPUに伝える。
受信開始信号を受け取った100のCPUはCODEC及び画像処
理部に対して受信動作開始信号を送る。又、スキヤナ内
部の色処理回路のマスキングパラメータのフアツクス用
にする。回線接続は、相互の処理機能等について情報交
換を行ない、通信に用いる画像の圧縮符号化方式、紙サ
イズ、解像度を決定し、圧縮符号化方式はCODEC内のレ
ジスタに、紙サイズ、解像度は画像処理部内のレジスタ
にそれぞれセツトする。103のCCUで受信された画像デー
タは104のローカルメモリから107の画像バスを通して11
1のCODECに送られる。CODECでは前記レジスタの値から
カラーフアクシミリ用復号化、またはG4フアクシミリ用
復号化を選択し、画像データを復号化し2値画像データ
として108の画像処理部に転送する。画像処理部では、
ラスタ操作形式の画像を110のプリンタに合う操作形式
に変換したあと、2値画像をRGB各8ビツトの多値画像
に復元し、必要に応じて解像度変換、紙サイズ変換を施
し、109のスキヤナに多値画像データとして送る。スキ
ヤナ内部ではプリンタの記録特性に合せた色処理及び2
値化を行い、最後に2値化データを110のプリンタに送
り、インクジエツト記録により出力する。
次に画像処理部108の説明を行う。
動作説明の前にこの画像処理部で扱う画像の2つの走
査形式について説明する。
◇シヤトルスキヤンフオーマツト 第3−1(a)図に示すように、本スキヤナ、プリン
タでは画像を128画像単位でシリアルスキヤンする。第
3−1(a)図のY方向にスキヤナまたはプリンタのヘ
ツドが128画素分並び、そのヘツドが図中X方向に走査
される。したがって、画像が転送されてくる順は第3−
1(b)図のようにA3用紙の上で左上の1画素から始ま
り、ヘツドの並び方向に128画素送られ、次にシヤトル
スキヤン方向に1画素ずれた位置の128画素が送られ、
同様に用紙の右端まで(A3で4864回)繰返される。
◇ラスタスキヤンフオーマツト これに対して、ラスタスキヤンは用紙の先頭から横方
向に1ラインづつ順に送る形式で、その様子を第3−1
(c)図に示した。
〈第1の実施例〉 第3−2図に画像処理部の第1の実施例のブロツク図
を示す。
200はスキヤナプリンタインターフエースで、RGB各8
ビツトの多値画像データの入出力とスキヤナプリンタに
対する動作コマンド及びステータスのやり取りを行な
う。
201はスムージングとエツジ強調を行なう部分で、ス
ムージングとエツジ強調の度合いは、不図示の画像処理
部CPUからセツトできる。
202はスキヤナで得られたRGBをNTSCで規定されている
RGBに変換する部分で、この変換によってスキヤナから
の色情報はNTSC標準のRGBに変換される。この時の変換
式は入力されるRGBデータがスキヤナ固有のものである
ために、理論的に求めることは容易ではない。しかし実
験的にはスキヤナで得られたRGBをNTSCで規定されてい
るRGBに対応付ける式を(3−1)式のように求めるこ
とができる。
RNTSC=a11・Rスキヤナ+a12・Gスキヤナ+a13・Bスキヤナ GNTSC=a21・Rスキヤナ+a22・Gスキヤナ+a23・Bスキヤナ BNTSC=a31・Rスキヤナ+a32・Gスキヤナ+a33・Bスキヤナ (3−1) (3−1)式は一次式だが、二次または三次でも式を
求めることは可能である。
203はα変換部であり、205はカラー白黒変換部で、NT
SCのR,G,Bから白黒信号を作り出す部分である。この時
の方法としては、NTSCのカラーテレビ信号から輝度信号
を作り出すためにNTSCで決められた EY=0.30R+0.59G+0.11B (3−2) の関係を用いたり、または、輝度信号成分でGの影響が
大きいことからGの信号だけを白黒データとして使う方
法等が考えられる。なお、図には示していないが、この
処理部においてカラー白黒変換をせずに、画像を通過さ
せることもできる。
206は線密度変換及び紙サイズ変換部で、スキヤナで4
00dpiで読み込んだ画像を200dpiや100dpiで送信する場
合の線密度変換や、A4原稿をA3サイズで送信する場合の
紙サイズ変換を行なう。方法としては、画素の間引きや
繰り返し、線形補完、投影法などが考えられる。なお、
図には示していないが、この処理部において線密度変換
をせずに、画像を通過させることもできる。
207はスイツチで、205で線密度変換、紙サイズ変換さ
れた画像データを207の2値化回路に送るか、213のスイ
ツチを通してスキヤナプリンタインタフエースに送るか
を切替える。
208は2値化回路で、R,G,B各8ビツトのデータを各1
ビツトの2値データに変換する。2値化の方式として
は、固定しきい値による単純2値化、デイザ法、誤差拡
散法、平均濃度保存法などが適用できる。
209はブロツクバツフアで、2値化された画像データ
をあらかじめきめられた量だけ、一旦記憶する。このブ
ロツクバツフアは構成するバツフアメモリのアドレス発
生方法により、スキヤナ/プリンタ独自の走査方法で読
まれたデータいわゆるラスタスキヤン形式に変換するこ
とができる。
210はコーヂツクインタフエースで、2値データのコ
ーデツクとのインタフエースを行なう。
211はブロツクバツフアで、コーデツクからのラスタ
スキヤン形式の2値データを一旦記憶し、209同様バツ
フアメモリのアドレス発生方法によって、走査方向を変
えることができる。
212は多値化処理部で、R,G,B2値画像データを各色8
ビツトに変換する。
213はスイツチで、多値化後のデータをスキヤナプリ
ンタインタフエース通してプリンタに送るか、205のカ
ラー白黒変換部に送るかを切替える。
214はスイツチで、207,213のスイツチと連動し、スキ
ヤナプリンタインタフエースへ送る画像データを選択す
る。
第1の実施例の動作 第3−2図にしたがって動作の説明をする。
動作のパターンはすべての紙サイズ、解像度、カラー
/白黒等を掛けあわせると数多く、それら全てについて
説明することはできないので、次の6パターンについて
説明する。
◇動作1:A3サイズの原稿カラー400dpiで読み、圧縮して
から一旦ハードデイスクに蓄積後、解像度・紙サイズを
変えずそのまま送る。
◇動作2:A3サイズの原稿をカラー400dpiで読み、圧縮し
てからA4/200dpiの白黒データに変換しながらハードデ
イスクに蓄積後送る。
◇動作3:A4サイズの原稿をカラー400dpiで読み、一旦第
2−2図示のハードデイスクHDに蓄積後200dpiに解像度
変換した後送る。
◇動作4:A4,400dpiで受信した画像を、そのままプリン
タに送る。
◇動作5:A4,200dpiで受信した画像を、400dpiに解像度
変換して送る。
◇動作6:A4,400dpiで受信した画像を、A3サイズに紙サ
イズ変換して送る。
◇動作7:A3サイズの原稿をコピーする。
◇動作8:A3サイズの原稿をメモリーコピーする。
◇動作1:A3サイズの原稿をカラー400dpiで読み、一旦ハ
ードデイスクに蓄積後、解像度・紙サイズを変えずその
まま送る。
これは、自機他機ともにA3/400dpiのカラー画像が扱
える場合で、この時の動作を説明する。
第2−4図のフローチヤートで判断部S1により、フア
ツクス側に分岐し、スキヤナ内部の色処理回路のマスキ
ングパラメータをフアツクス用にする。その時のデータ
の流れは、はじめにユーザは原稿をセツトすると同時に
原稿が写真調の部分が多いか、文字部が多いかによっ
て、オペレーシヨンパネルで写真原稿か文字原稿かを選
択する。また濃度を変えて送信したい場合は、やはりオ
ペレーシヨンパネルで濃度設定を行う。これらの操作の
結果が201のスムージングエツジ強調部と203のガンマ変
換部に反映され、然るべきスムージング量エツジ強調
量、ガンマテーブルが選択される。例えば写真調の原稿
であれば、スムージング量を多くし、文字原稿であれば
エツジ強調量を多くするという具合である。206のスイ
ツチは2値化処理側になっている。
200のスキヤナプリンタインタフエースからシヤトル
スキヤン形式で入力されたスキヤナ独自のRGB各色8ビ
ツトの画像データは201のスムージングエツジ強調部で
設定されたスムージング及びエツジ強調され(S5)、20
2のRGB(スキヤナ)→(RGB(NTSC)変換部でNTSCで決
められたRGBに変換される(S9)。
その後203のγ変換部(S11)で入力データに対してあ
らかじめ設定された出力データを出力する。この変換は
上で述べたユーザの設定による濃度補正や、下地が薄い
色の原稿の下地をとばしたりするためのテーブルや、光
源の劣化を補正するためのものでもよい。
205のカラー白黒変換部と(S13)、206の線密度変換
部(S15)はこの動作の場合は必要ないので処理は行わ
れず、従って206の出力はスムージング及びエツジ強調
されたNTSCのRGBデータが原稿を400dpiで読んだときと
同じ量だけでてくる。
その後207のスイツチを通して2値化回路に送られた
データはデータ量削減のために2値化(S17)処理が行
われる。ここでの2値化処理はある面積内のドツトのON
/OFFを制御することによって中間調を再現するために用
いる2値化で、いわゆるデイザや誤差拡散法などであ
る。
2値化されたRGBデータはシヤトルスキヤン形式で209
のブロツクバツフアに書き込まれる(S19)。
これを圧縮符号化のためにコーデツクに送る場合、ブ
ロツクバツフアの読みだしアドレスの発生をラスタスキ
ヤン形式に制御することで、コーデツク側にはラスタス
キヤン形式でデータを送ることができる。そしてハード
デイスクに蓄積後、送信する(S25)。
◇動作2:A3サイズの原稿をカラー400dpiで読み、A4/200
dpiの白黒データに変換しながらハードデイスクに蓄積
後送る。
これは、他機が4A/200dpiの白黒画像が扱える場合
で、この時の動作を説明する。
はじめのユーザの操作は動作1と同じである。207の
スイツチは2値化処理側になっている。原稿はA3サイズ
でA4サイズに変換する必要があるが、これはスキヤナ内
部の変倍機能を用いるものとする。したがって画像処理
部にはA4/400dpiに変換後の画像データが転送される。2
00,201,202,203のスキヤナプリンタインタフエースから
γ変換部までは動作1と同じなので省略する。
205のカラー白黒変換部では入力されたNTSCのRGB信号
から輝度信号を生成する式にしたがって、白黒データを
出力する。206の線密度変換部では、入力された400dpi
のデータを線形補間により200dpi相当に変換する。
207以降は動作1と同じなので省略する。
◇動作3:A4サイズの原稿をカラー400dpiで読み、一旦ハ
ードデイスクに蓄積後200dpiに解像度変換した後送る。
これはA4/400で送信するために動作1にしたがって画
像を処理後一旦ハードデイスクに蓄積後、他機と接続し
通信条件を確認した際に、相手に400dpiで受信する機能
がなく、200dpiで送信するために、再び解像度の変換が
必要になった場合である。
A4サイズの原稿を一旦ハードデイスクに格納するまで
の動作は、動作1に沿って行なう。その後一旦ハードデ
イスクに蓄積されたA4/400dpiカラー2値画像をA4200dp
iカラー2値画像に変換する動作を説明する。
コーデツクインタフエースを通してハードデイスクか
らA4/400dpiカラー2値画像がラスタスキヤナ形式で210
のブロツクバツフアに転送される。これを読み出し時の
アドレスの発生方法を変えることによってシヤトルスキ
ヤン方式にして211の他値化処理部に転送する。
211の多値化処理部では、周辺画素の値を考慮するな
どしてRGB各8ビツトの多値データに変換する。
多値化されたデータは212のスイツチを通行して204,2
05の処理系へと戻される。ここではカラー白黒変換は必
要ないので204の処理ブロツクは通過するだけで、205の
線密度変換部で200dpiに変換される。
その後は、動作1・動作2同様2値化された後ブロツ
クバツフアを通してラスタスキヤン形式でハードデイス
クに蓄積され送信される。
◇動作4:A4,400dpiで受信した画像を、そのままプリン
タに送る。
◇動作7:A3サイズの原稿をコピーする。
第2−4図のフローチヤートで判断部S1によりコピー
側(S2)に分岐し、スキヤナ内部の色処理回路のマスキ
ングパラーメータをコピー用にする。又さらにS4の分岐
部で、普通コピー側に分岐し、スキヤナで読んだデータ
はプリンタに送られるのだが、その時のデータの流れは
第2−2図の109のスキヤナの原稿台上にA3サイズの原
稿をセツトし、112の操作パネルよりコピーを開始を指
示すると、100のCPUがコピー開始信号を受け取り、108
の画像処理部内にある不図示のサブCPUに対し、コピー
開始を指示する。コピー開始信号を受け取った、108の
画像処理部内にある不図示のサブCPUは、スキヤナ及び
プリンタにコピー動作開始命令を送る。スキヤナが読み
取った多値画像データは1スキヤン毎にスキヤナ内部の
色処理・2値化回路でプリンタの特性にあった色に変換
され、2値化後110のプリンタに送られ、インクジエツ
ト記録により出力される。
◇動作8:A3サイズの原稿をメモリーコピーする。
第2−5図のフローチヤートで判断部S1によりコピー
側(S2)に分岐し、スキヤナ内部の色処理回路のマスキ
ングパラーメータをコピー用にする。又さらにS4の分岐
部でメモリーコピー側に分岐するのだが、データの流れ
は第2−2図の109のスキヤナの原稿台上にA3サイズの
原稿をセツトし、112の操作パネルによりメモリーコピ
ーを指示すると、100のCPUがメモリーコピー開始信号を
受け取る。
108の画像処理部内にある不図示のサブCPUはスキヤナ
に読み取り動作開始命令を送る。スキヤナから読み込ま
れた多値画像データはスキヤナのRGBフイルタで読み取
った3色各8bitのデータである。108の画像処理部の内
部の1例を第4図に示す。200のスキヤナプリンタI/Fは
スキヤナからこデータを受け取り、201でスムージン
グ、エツジ強調される(S5)。メモリーコピー時は送信
時と異なりRGBの標準化(NTSC化)は必要ないので204の
スイツチにより202のNTSCのRGB変換(S9)はスルーされ
る(S7)。202をスルーしたデータは203でガンマ変換さ
れ(S11)白黒変換の指定があれば205で白黒変換し(S1
3)、観察度変換の指定があれば206で変換し(S15)、2
08で2値化(S17)後、209のBB1でラスタ型の走査形式
に変換して(S19)、210のコーデツクインタフエースに
よりコーデツクに送られエンコードされ(S21)、ハー
ドデイスクにメモリ蓄積される(S23)。その後、100の
CPUから命令により、そのメモリ内のデータがデコード
され(S27)、210のコーデツクインタフエースにより21
1のBB2に送られる。211のBB2ではプリンタに合う操作形
式に変換した後(S29)、2値画像を212の多値変換部で
多値化し(S31)、200のスキヤナプリンタI/Fによりス
キヤナに送られる。スキヤナ内部ではプリンタの記録特
性に合わせた色処理及び2値化を行い、最後に2値化デ
ータをプリンタに送り、インクジエツト記録により出力
する。複数枚コピーする時は、もうスキヤニングは必要
なく、ハードデイスクに蓄積されたデータを再び取って
くれば良い。
これは、カラー白黒を問わず、受信データをそのまま
プリントできる場合である。受信データは一旦ハードデ
イスクに蓄積後、209のコーデイツクインタフエースを
通して、ラスタスキヤン形式で210のブロツクバツフア
に入力される。
その後シヤトルスキヤン形式で211の多値化部に送ら
れ多値データに変換された後211、213のスイツチを経
て、200のプリンタインタフエースへ送られる。
◇動作5:A4、200dpiで受信した画像を、400dpiに解像度
変換して送る。
これは受信データの解像度とプリンタの解像度とが異
なる場合である。受信データを多値化するまでは動作4
と等しい。
その後、212のスイツチを通して204、205のカラー白
黒変換、線密度変換部にもどされ、205で400dpiに解像
度変換され、206と213のスイツチでプリンタ側へ送られ
る。
◇動作6:A4、400dpiで受信した画像を、A3に紙サイズ変
換して送る。
この場合は、動作5と同じで205の線密度/紙サイズ
変換部で、A4からA3へ拡大されプリンタに送られる。
〈第2の実施例〉 第3−3図に画像処理部の第2の実施例のブロツク図
を示す。
第1の実施例との構成上の相違点について説明する。
第1の実施例の第3−2図の206線密度変換/紙サイズ
変換部が、第2の実施例では220の解像度変換部と、221
の紙サイズ変換部に分けられている。220の解像度変換
部は、400dpiを200dpiまたは100dpiに変換する処理部
で、処理は1/2、または1/4の縮小に限られている。その
ために、画素を単純に間引く処理にすることもできる。
221の紙サイズ変換部は変倍率の種類は数多いため、
任意の変倍率に対応する処理を必要とする。
第2の実施例の動作 動作については第1の実施例で説明したのと同じ6パ
ターンについて、動作する上での相違点を中心に説明す
る。
◇動作1:A3サイズの原稿をカラー400dpiで読み、一旦ハ
ードデイスクに蓄積後、解像度・紙サイズを変えずにそ
のまま送る。
この場合は解像度・紙サイズ変換を行わないので、相
違点ではない。200のスキヤナプリンタインタフエース
から入力されたRGB各8ビツトの多値データは、201でス
ムージングエツジ強調され、202でNTSCで決められたRGB
に変換される。その後203で必要に応じて濃度変換さ
れ、205、206は通過するだけで208で2値化され、209の
ブロツクバツフアに書き込まれる。
◇動作2:A3サイズの原稿をカラー400dpiで読み、A4/200
dpiの白黒データに変換しながらハードデイスクに蓄積
後送る。
この時の相違点は400dpiを200dpiに解像度変換するた
めに、220の解像度変換部を使うことである。203からNT
SCのRGB信号が出力され、205で輝度信号に変換された
後、220で解像度変換される。この時の処理は、2画素
に1画素づつ取り出すような、間引き処理や、線形補間
法、投影法が使われる。以降は省略する。
◇動作3:A4サイズの原稿をカラー400dpiで読み、一旦ハ
ードデイスクに蓄積後200dpiに解像度変換した後送る。
この場合も、実施例1の解像度/紙サイズ変換部が22
0の解像度変換部に置き換えられたものと考えれば、動
作はほぼ同じである。
◇動作4:A4サイズ、400dpiで受信した画像を、そのまま
プリンタに送る。
この場合は221の紙サイズ変換部では処理を行わない
ので、実施例1と等しい。
◇動作5:A4、200dpiで受信した画像を、400dpiに解像度
変換して送る。
この場合は210のコーデイツクインタフエースから211
のブロツクバツフアに書き込まれたラスタスキヤン形式
のデータは、読み出し時のアドレス発生方法によってシ
ヤトルスキヤン形式で、なおかつ、同じ画素を2回づつ
読み出すことで、400dpi相当にデータ量を増やして212
の多値化処理が行われる。その後221の紙サイズ変換部
では処理されず、プリンタに送られる。
又、別の方法として、211のブロツクバツフアからの
読み出しは1画素1回にして、紙サイズ変換部で、画素
数を縦横それぞれ2倍にする方法も考えられる。
この2つの動作の違いは、ブロツクバツフアからの読
み出しを2回行う方法は、2値データでの画素繰返しで
あるのに対して、紙サイズ変換部で補完する方法は、多
値データでの扱いであるという点である。
◇動作6:A4、400dpiで受信した画像を、A3に紙サイズ変
換して送る。
紙サイズ変換の場合は、221の紙サイズ変換部を用い
て、211で多値化後のデータを磁気で印字できる紙サイ
ズに変換し、プリンタに送る。
〈第3の実施例〉 第3−4図に画像処理部の第3の実施例のブロツク図
を示す。
第1の実施例との構成上の相違点について説明する。
第1の実施例の第3−2図の202RGB/RGB変換部が、第3
の実施例では230のRGB⇒XYZ変換部と、231のXYZ⇒RGB変
換部に分けられている。また232のカラー白黒変換部が
加えられている。
230のRGB⇒XYZ変換部はスキヤナ独自の光源やフイル
タなどの光学系を用いて得られたRGBを、三刺数値XYZに
変換する部分で、通常テーブルルツクアツプによって処
理する。
231のXYZ⇒RGB変換部は三刺数値XYZからNTSCのRGBを
算出する部分で、この計算はNTSCの規格で決められてい
る。232は読み込んだ原稿がカラー原稿なのか、白黒原
稿なのかを判別する部分で、XYZの値から、色度情報を
求めその値からカラー原稿かどうかを判別する。
第3の実施例の動作 動作については、送信時にカラー白黒判別を自動で行
う場合について説明する。
◇動作:A4サイズの白黒原稿をカラー400dpiで読み、一
旦ハードデイスクに蓄積後、カラー白黒判別の結果白黒
画像として送信する。
200のスキヤナプリンタインタフエースを通して、A4/
400dpiのカラーデータが入力される。201のスムージン
グエツジ強調部を経て、230のRGB⇒XYZ変換部でXYZに変
換される。その結果を231のXYZ⇒RGB変換部で、NTSCのR
GB信号に変換し、以降は第1の実施例と同じである。一
方、232のカラー白黒判別部では、XYZの値から色度情報
を計算し、その結果から原稿がカラーか白黒かを判別す
る。
1枚の原稿をハードデイスクに読み込んだ後に、232
のカラー白黒判別部の判定結果が白黒であれば、一旦蓄
積されたカラーデータは、211のブロツクバツフアを通
して212で多値化され、213のスイツチを経て205のカラ
ー白黒変換部で、NTSCの輝度信号の式にしたがって白黒
変換される。その後2値化されハードデイスクに蓄積さ
れる。
〈カラー白黒変換部〉 かかる変換部では黒成分Kを K=0.30RNTSC+0.59GNTSC+0.11BNTSC で計算する。
(Rの下位1ビツト+Gの下位2ビツト) 最後の補正量は、(R、G、B)=(255、255、25
5)の時にK=255とするための補正である。
以上説明した232のカラー白黒判別は、後述するカラ
ー白黒判定部の実施例1、2に示される構成で実現され
る。
カラー白黒判別の結果が233判別信号線に出力され
る。例えば、カラー原稿と判別された場合“1"、白黒原
稿と判別された場合“0"の信号が出力される。次に233
判別信号線は205カラー白黒変換部に入力され、判別信
号に応じて以下のとおり205カラー白黒変換部は変換を
行う。
上述の計算をするための構成例を第3−5図に示す。
600はデータ信号線で、第3−6図に示すDATAで入力
される。601デマルチプレクサは、232カラー白黒判別部
の特別信号615によって以下の回路をスルーにするか、
処理するかを切り替える。
すなわち、カラー原稿と判別されると画像信号は602
を通り、白黒原稿と判別されると603を通り、白黒変換
が施される。604はシリアルパラレル変換部で、画像の
シリアルデータをパラレルに変換する部分で、第3−6
図のVCLKI4に同期する。次に3−6図のDATAのうちR、
G、Bは605、606、607、608、609、610、611のビツト
シフト回路によりシフト演算の後、612加算部に入力さ
れ、605〜611のすべての出力が加算され輝度信号Yが生
成される。また第3−6図のDATAのうちXは何も処理を
施されずに614のラツチでVCLKIの信号の立ち上がりに同
期してデータが保持される。
次に613ラツチの動作について説明すると613ラツチは
VCLKIの信号の立ち上がりに同期してデータをラツチす
る。
616セレクタには、2つのラツチ614、616からの信号
が入力されるが、制御信号618によってどちらを選択す
るかが決められる。すなわち、第3−6図のDATAのタイ
ミングにおいて、RGBの期間は613のラツチのデータ、X
の期間は614のラツチのデータを選択する。そして、617
のパラレルシリアル変換部によって元のシリアルデータ
に変換されるが、この時の出力データは第3−7図の
の様な白黒データに変換される。
また、第3−6図のタイミングチヤートでRSTのタイ
ミングで613ラツチをリセツトして0をラツチする様に
してやると、出力データは第3−7図のの様なY、
O、O、Xというデータに変換することができる。
〈第4の実施例〉 第3−4図に画像処理部の第4の実施例のブロツク図
を示す。
第1の実施例との構成上の相違点について説明する。
第1の実施例の第3−2図の202RGB/RGB変換部が、第3
の実施例では230のRGB⇒XYZ変換部と、231のXYZ⇒RGB変
換部に分けられている。また232のカラー白黒変換部が
加えられている。
230のRGB⇒XYZ変換部はスキヤナ独自の光源やフイル
タなどの光学系を用いて得られたRGBや、三刺激値XYZに
変換する部分で、通常テーブルルツクアツプによって処
理する。
231のXYZ⇒RGB変換部は三刺激値XYZからNTSCのRGBを
算出する部分で、この計算はNTSCの規格で決められてい
る。232は読み込んだ原稿がカラー原稿なのか、白黒原
稿なのかを判別する部分で、XYZの値から色度情報を求
めその値からカラー原稿かどうかを判別する。
第4の実施例の動作 動作については、送信時にカラー白黒判別を自動で行
う場合について説明する。
◇動作:A4サイズの白黒原稿をカラー400dpiで読み、一
旦ハードデイスクに蓄積後、カラー白黒判別の結果白黒
画像として送信する。
200のスキヤナプリンタインタフエースを通して、A4/
400dpiのカラーデータが入力される。201のスムージン
グエツジ強調部を経て、230のRGB⇒XYZ変換部でXYZに変
換される。その結果を231のXYZ⇒RGB変換部で、NTSCのR
GB信号に変換し、以降は第1の実施例と同じである。一
方、232のカラー白黒判別部では、XYZの値から色度情報
を計算し、その結果から原稿がカラーか白黒かを判別す
る。
1枚の原稿をハードデイスクに読み込んだ後に、232
のカラー白黒判別部の判別結果が白黒であれば、一旦蓄
積されたカラーデータは、211のブロツクバツフアを通
して212で多値化され、213のスイツチを経て209のブロ
ツクバツフア1で白黒変換される。その後2値化されハ
ードデイスクに蓄積される。
232のカラー白黒判別は、第4−1−1図カラー白黒
判定部の実施例1、2に示される構成で実現される。
カラー白黒判別の結果が233判別信号線に出力され
る。例えば、カラー原稿と判別された場合“1"、白黒原
稿と判別された場合“0"の信号が出力される。次に233
判別信号線は209のブロツクバツフア1に入力され、判
別信号に応じて以下のとおり209ブロツクバツフア1は
変換を行う。
次に以上の実施例のカラーFAXの送信のための手順に
ついて説明する。
次に2つの場合が想定される。
(1)相手側がカラーFAXの場合 (2)相手側が白黒FAX(G4機等)の場合 この2つの場合は、FAXを網に接続して、送信先を確
認し、相手側がカラーを受けつけるか、白黒しか受けつ
けないかをプロトコルにより確認してからでなければ分
からない。
そこで、本発明の手順として、送信側すなわち原稿を
送ろうとしている側は、原稿を一旦カラー原稿として読
み取り、カラー圧縮をかけて蓄積する(S30〜S11)。
次に、相手側FAXにつなぎプロトコル交換を行い(S1
3)、FAXの種別を確認する(S15)。相手がカラーFAXで
あればそのままデータを送信する(S19)。相手が白黒F
AXであれば、次の処理を行う。まずスイツチ213(第3
−8図示)を図の上側に切り換える。
カラー圧縮データを再び読み出す(S21)。
受信側処理部である経路にデータを通す。すなわち、
カラー復元データを作成する(S23)。
ブロツクバツフア2を経て、多値化を行う(S25)。
スイツチの切り替えにより、送信側処理フローのカラ
ー白黒変換ブロツクの前にデータを送る。
カラー画像データを白黒画像データに変換する(S2
7)。
2値化ブロツク、ブロツクバツフア1を経て、圧縮ブ
ロツクへデータを送る(S29)。
圧縮ブロツクでは、第2−3図に示されるように、カ
ラーFAX用の圧縮方法であるMM2と白黒FAX用の圧縮方法
であるMMRの切り替えが設けてあり、このフローではMMR
側に切り替えておく(S31)。
画像データはMMRで圧縮された後、相手側白黒FAXへ送
信される(S33)。
以上の手順で自動的に本FAXは相手側の機種に合わせ
て画像圧縮データを送信することができる。
次に以上説明した実施例の画像処理ブロツクの個々の
説明を行う。
(スムージング部) 第4−1−1図に前述した201内のスムージング部の
構成を示す。第4−1−2図はスムージングマトリクス
の一例を表しており、この場合中心画素の重み付は1か
ら4までで、周囲画素の重み付は1である。第4−1−
3図は画素の並びを示している。
第4−1−1図で、400は加算ブロツクで3×3マト
リクスの中心を除く周囲8画素(a,b,c,d,f,g,h,i)の
和を計算する。401は中心画素の重み付け掛け算を行う
ブロツクで、重み係数Nがこの例のように2のべき乗で
あれば、ビツトシフトだけで構成可能である。402は加
算器である。
403は割算器で、これは入力される画像データとスム
ージング結果とのダイナミツクレンジを合せるための計
算で、 除数(M)=8+P で決まる。
この例では1/9、1/10、1/12、1/16の計算を行う。1/9
を例に取ると、 1/9=0.111111≒0.109375=14/128で近似し、 14/128=8/128+4/128+2/128 =1/16+1/32+1/64 に分けると、それぞれ1/16は4ビツトシフト、1/32は5
ビツトシフト、1/64は6ビツトシフトで簡単に構成可能
である。
あらかじめ設定されたスムージングの度合いから、中
心画素Pの重み係数Nが決められる。Nが決められる
と、それに対応して割算器の除数も決まる。
3×3マトリクスの処理に必要な3ライン分のデータ
が入力されると、加算ブロツクで周辺画素の加算を行
う。第4−1(a)図では Sum1=a+b+c+d+f+g+h+i である。また中心画素Pには401で重み付が行われる。
上の両者の結果を402の加算器で加える。図中で、 Sum2=Sum1+N×P を求め、403の割算器で スムージング出力=Sum2/M を得る。
(エツジ強調) 第4−2−1図に前述した201内のエツジ強調部の構
成を示す。第4−2−2図なエツジ強調マトリクスの一
例を表している。第4−2−3図は画素の並びを示して
いる。
410は加算ブロツクで、3×3マトリクスの中心を除
く周囲8画素(a,b,c,d,f,g,h,i)の和を計算する。411
は符号反転回路である。
412は中心画素の重み付け掛け算を行うブロツクで、
この例では重み係数は8で2のべき乗なので、ビツトシ
フトだけで構成可能である。413は加算器である。
414は重み付け回路で、0から1未満の重み付けを行
う。この部分はスムージング部同様1/2、1/4、1/8、1/1
6のビツトシフト結果のを使って求めることができる。
415オフセツト設定ブロツクで、CPUからあらかじめセ
ツトされたオフセツトと414からの出力とを比較し、414
からの出力の絶対値≦OFFSETであればOFFSETを、414か
らの出力の絶対値>OFFSETであれば414をからの出力を
出力する。
416はセレクタで、スムージング結果と何も処理して
いない中心画素の値のどちらかを出力する。417は加算
器である。
あらかじめ設定されたスムージングの度合いから、中
心画素Pの重み係数Nが決められる。Nが決められる
と、それに対応して割算器の除数も決まる。
3×3のマトリクスの処理に必要な3ライン分のデー
タが入力されると、410の加算ブロツクで周辺画素の加
算を行う。第4−2−1図では Sum0=a+b+c+d+f+g+h+i である。次に411で符号反転される。また中心画素Pに
は412で8倍の重み付けが行われる。上の両者の結果を4
13の加算器で加える。図中で、 Sum1=8×P−Sum0 を求める。Sum1はエツジ量であり、414の重み付け回路
でエツジ量にあらかじめ設定された重み付けを行い、41
5のオフセツト回路でOFFSET値以下のエツジ量は全て無
視する。
416のスムージング結果または何も処理しない中心画
素の値の何れかを選択し、その結果に417の加算器で、4
15からのエツジ量を加える。最後に図には示していない
が、計算結果がダイナミツクレンジ(0〜255)に納ま
るよう上限下限でクリツプ処理する。
(RGB(スキヤナ)RGB(NTSC)変換部) スキヤナから入力されたRGBをNTSCのRGBに変換する。
この変換は例えば次式のように表すことができる。
これは一次式の場合であるが、二次式であれば のような形でも良い。(4−3−1)(4−3−2)式
の係数aijは実験的に求めることが可能であるが、その
方法等についてはここでは省略する。
〈構成例1〉 (4−3−1)または(4−3−2)式を計算によっ
て求める回路構成。
(4−3−1)式の形で、実際の値が(4−3−3)
式で与えられたとする。
このマトリクス演算を行うために、係数を2のべき乗
分の1を加える形で近似すると(4−3−4)式を得
る。
◇構成 これをビツトシフト、加算器と符号反転器で構成した
例を第4−3−1図に示した。ここではRNTSCについて
だけ示した。他の色は同様の構成で得られる。即ちR用
G用B用の回路が並列に設けられている。
400〜407はビツトシフト、408〜411、413は加算器、4
12は符号反転回路である。
◇動作 (4−3−4)式のRの係数を400〜402、408で求
め、Gの係数を403〜405、409で求め、Bの係数を406〜
407、410で求め、さらに409と410の結果の和をとり、符
号反転し413で408の結果との和ととることでRNTSCが求
められる。
〈構成例2〉 (4−3−4)式を変形する。(ただしスキヤナとい
うサフイツクスは省略する。) ◇構成 第4−3−2図で、420、423は符号反転器、421、422
は加算器、424〜428はビツトシフト、429は加算ブロツ
クである。
◇動作 420からのGの反転結果とRを422で加算してR−Gを
得る。421でR+Gを計算し、それを423で符号反転し−
(G+B)を得る。これらを424〜428でシフトしその結
果を429の加算ブロツクで加算することで、RNTSCが得ら
れる。
〈構成例3〉 ◇構成 (4−3−1)または(4−3−2)式の計算結果を
そのままROMまたはRAM(430〜432)にテーブルとして持
たせる。1色当たりのメモリ量は16MByte(224×8ビツ
ト)。
◇動作 スキヤナからのRGBデータをそのROMまたはRAMのアド
レスとして与え、計算結果をデータとして読み出す。
〈構成例4〉 ◇処理内容 (4−3−1)または(4−3−2)式を計算する際
に、スキヤナからのRGBデータの上位5ビツトについて
の計算結果をROMまたはRAMに第一のテーブルとして持た
せる。1色当たりのメモリ量は32KByte(215×8ビツ
ト)。下位3ビツトについては色毎に第二の補正テーブ
ルを持たせる。このテーブルは(4−3−3)式で与え
られる。
r′=a11×r g′=a22×g b′=a33×b (4−3−3) この2つのテーブルからの出力結果を加える。
◇構成 433〜435はアドレス15ビツト、データ8ビツトのRAM
またはROMで、(4−3−1)または(4−3−2)式
の計算結果をあらかじめ入れておく。436〜438はアドレ
ス3ビツト、データ4ビツトのRAMまたはROMで、(4−
3−1)式の対角項の計算結果を入れておく。439〜441
は加算器で2種類のテーブルからの出力を色毎に加え
る。
◇動作 スキヤナからのRGBデータを上位5ビツトと下位3ビ
ツトにわけ、RGB上位5ビツトの計15ビツトは433〜435
のテーブルにアドレスとして与えられ、その結果RGB各
色8ビツトのデータが得られる。また下位3ビツトにつ
いては、各色毎に436−438のテーブルにアドレスとして
与えられ、その結果各色4ビツトのデータが得られる。
最後に439〜441の加算器でR、G、Bごとに2つのテー
ブルからの出力が加算される。
(ガンマ補正部) 次に変換部203について説明する。かかる変換部はR
NTSC、GNTSC、BNTSCそれぞれに対応した以下の8ビツト
変換テーブルを有する。
RNTSC′=f(RNTSC) GNTSC′=f(GNTSC) BNTSC′=f(BNTSC) 〈構成例1〉 テーブルはROMであり、アドレス12ビツトデータ8ビ
ツト(4KByte)でアドレス12ビツトにRNTSC(またはG
NTSC、BNTSC)8ビツトとテーブル選択信号4ビツトを
与える。構成は第4−4−1図の通り。
◇動作 オペレーシヨンパネルでユーザが設定した濃度値を、
CPUがテーブル選択信号4ビツトに変換してROMの上位ア
ドレスとして入れる。入力されたR、G、Bデータとテ
ーブル選択信号をあわせた12ビツトから補正後の8ビツ
トデータが得られる。
〈構成例2〉 テーブルはRAMでありCPUから書き換え可能とする。そ
の他は構成例1と同じ。
◇構成 構成を第4−5−1図に示す。503〜508はラツチ、50
9〜511はアドレス12ビツトでデータ8ビツトのRAMであ
る。
◇動作 通常の画像処理中は、504と508は出力無効になってお
り、構成例1と動作は等しい。つぎにCPUからテーブル
の内容を変更する場合について説明する。この場合は、
503〜506の出力を無効にし、CPUが発生するアドレスは5
04でラツチされ、変更するテーブルの内容は508でラツ
チされ、WR信号によって書き込まれる。
(解像度/紙サイズ変換部) 変倍(密度変換)を線形補間によっておこなう。まず
1次元の線形補間を説明する。第4−6−1図で任意の
点xにおける高さyを求める際に、xを囲むX1とX2及び
その高さY1とY2を使用して、直線近似によって求める
と、(4−6−1)式のように計算できる。ここでL1と
L2はxとX1、X2によってきまる長さである。(4−6−
1)式からyの値はXを中心に向い合う高さと辺の積の
和になっている。
次に上記の1次元の例を2次元に拡張する。第4−6
−2図において任意の点qを囲む4点をp1〜p4とし、q
とp1〜p4によって囲まれる面積をA〜Dとする。このと
きのqの値はqを中心に向かい合う画素の値と面積の積
の和となり(4−6−2)式のようになる。(4−6−
2)式を線形補間の式とする。(4−6−2)式にした
がって変換画素の値を決定してゆく際の面積の計算につ
いて述べる。
第4−6−3図ではX方向について示してある。原画
像の画素間の長さを512とすると、変換後の画素間の長
さKは、倍率をZx〔%〕として K=512×100/Zx (4−6−3) となる。変換後のi番目(index i)の画素までの距
離xは x=K×i+K/2 (4−6−4) xより原点側の原画像のindexをm0として m0=(x=256)/512(切り捨て) (4−6−5) 原点からindex m0までの距離xm0は xm0=512×m0+256 (4−6−6) 辺L1の長さは L1=x−xm0 (4−6−7) L1は0〜512であるが面積計算にあたってはbitを少なく
する。たとえば、 L1=L1×16/512=L1≫5 5bitシフト(4−6−8) とすれば、L1は0〜16となり4(5)bitとなる。この
ときL2は L2=16−L1 (4−6−9) 同様にY方向も計算して辺の長さから面積A〜D(第
4−6−2図参照)を求める。辺LをX方向とY方向で
求めたとして、Lx1、Lx2、Ly1、Ly2から例えば面積Aは A=Lx1×Ly1 (4−6−10) となり、4(5)bit×4(5)bitで面積は8(9)bi
tとなる。また L1+L2=16 (4−6−11) であるから(4−6−2)式の分母は256となり除算は8
bitのシフトで実現される。
〈構成〉 構成を第4−6−4図に示す。
Kx、Ky変換後の画素間の長さで、それぞれX方向Y方
向の倍率Zx、Zyから不図示のCPUで(4−6−3)式に
沿って計算される。
700、701はそれぞれX方向、Y方向の画素数カウンタ
で、それぞれ変倍数のX方向、Y方向画素クロツクを計
数し、処理中の画素が何番目に当たるかというインデツ
クスIx、Iyを出力する。したがってY方向に1/4倍する
場合、入力は128画素なので出力は32画素、2倍であれ
ば256画素となる。本構成のシヤトルスキヤン(3−5
シヤトルスキヤンフオーマツト参照)では、X方向、Y
方向画素クロツクは第4−6−5図に示す関係を持つ。
702、703は辺計算部で、(4−6−4)〜(4−6−
9)式にしたがって、Ix、IyとKx、Kyから、それぞれX
方向とY方向のL1、L2、であるLx1、Lx2、Ly1、Ly2を計
算する。
704は1ラインバツフアで、処理に必要な1ライン遅
延した画像データを記憶する。FIFOメモリで構成され
る。
705は補間画素計算部で、辺計算部からのLx1、Lx2、L
y1、Ly2と入力画像データp1、p2、p3、p4から出力画像
データqを計算する。補間画素計算部の構成例を第4−
6−6図に示す。
第4−6−6図は(4−6−2)式を乗算器(MUL)
と加算器(ADD)で構成したものである。
(動作) 第4−6−7図に沿って動作を説明する。
あらかじめオペレーシヨンパネルから設定された変倍
率、または送信先のフアクシミリの扱える紙サイズに合
わせるための変倍率Zx、Zyから、補間後の画素間の長さ
Kx、Kyを求める。これは不図示のCPUから与えられるも
のとする。
ここでは変倍率=1/4の場合について説明する。
704の1ラインバツフアに、Y方向入力画素クロツク1
28画素分に同期してデータが記憶される。このとき出力
画素クロツクは発生しない。700、701のカウンタにはあ
らかじめ0にリセツトされているものとする。
Y方向出力画素32個を出力するまで、インデツクスIy
は1から32まで増加し、それぞれのIyから703のY方向
変計算部でLy1、Ly2を算出する。このとき、X方向画素
カウンタは0のままで、したがってX方向のインデツク
スLxは0の真まで、702のX方向変計算部からのLx1、Lx
2は変化しない。Y方向1ライン32画素(入力は128画
素)処理が終わると、X方向の画素クロツクが入りLxが
1になり、再び同じ動作を繰り返す。
算出されたLx1、Lx2、Ly1、Ly2と入力画素データp1、
p2、p3、p4から705で補間結果が得られる。
(2値化部) 多値画像データを2値化するにあたり、2値化のしき
い値を決めなければならない。平均濃度保存法ではこの
しきい値として、2値化しようとしている画素(以下注
目画素)付近の画像の平均濃度を使っている。このと
き、注目画素付近の画像の平均濃度は、すでに2値化さ
れた2値画像データをきめられたウインド内で重み付け
して求めている。こうして得られたしきい値をつかって
多値データを2値化するが、この際原画の濃度を保存す
るために、2値化後の誤差を未処理の隣接画素に分配し
ている。したがって2値化の際には、注目画素は隣接画
素からの伝搬誤差で補正した後、しきい値との比較が行
われる。
この概念をブロツク図化したものが第4−7−1図で
ある。すなわち、注目画素(D)に対して、しきい値と
なる平均濃度(M)を求めるために、図中801の「平均
濃度の計算」ブロツクで、既に2値化された処理済2値
データ12画素に、第4−7−2図に示すような重みを付
け、その総和を取る。この重みは総和が255になってい
る。また2値化の際の濃度を保存するために、図中802
の「誤差の計算」ブロツクで、直前の1画素と1ライン
前の1画素の2値化誤差(E1、E2)を加え、伝搬誤差
(E0)を求める。
次に803の「注目画素の補正」ブロツク内で、注目多
値データ(D)と伝搬誤差(E0)を加え補正後の注目画
素濃度(D′)を算出する。
その後804の「2値化」ブロツクで補正後の注目画素
濃度(D′)と平均濃度(M)とを比較し、 D′−M≧0の時 2値化結果B=1、 D′−M<0の時 2値化結果B=0、とし 2値化誤差e0=D′−Mを805の「2値化誤差の分
配」ブロツクに渡す。
805の「2値化誤差の分配」ブロツクでは2値化誤差e
0を、次の画素に伝搬する誤差e1と1ライン後の画素に
伝搬する誤差e2とに分配する。分配の比率(誤差分割
比)は[1/2,1/2]、[3/8,5/8][1/4,3/4]から選択
する(第4−7−3図)。また、分割誤差e1、e2への割
付を乱数データによりランダムに切り換えることで、ハ
イライト部のテスクチヤを改善することもできる。
具体例を以下に示す。
これから処理しようとしている注目画素の濃度を10
0、既に処理した画素の2値化結果を第4−7−4
(a)図のように仮定する。この2値化結果に第4−7
−2図の重み係数を掛け和をとると、平均濃度(M)が
154と求まる。また、同図(b)のように、1画素前か
らの伝搬誤差(E1)を−30、1ライン前からの伝搬誤差
(E2)を+20とすると、補正後の注目画素濃度(D′)
は90になる。平均濃度(M=154)をしきい値として、
(D′)を2値化すると、2値化結果は0で、伝搬誤差
は−64となり、これをe1、e2に1/2ずつ均等に分割する
と、e1=e2=−32になる(同図(c))。
シヤトルスキヤンのブロツクの終端部およびその一つ
手前の画素を処理する際、平均濃度を求めるための処理
済2値化データは存在しない。そのため、未処理の多値
データ第4−7−2図相当の重み付補正を行って2値化
データの代りに使っている。これを「後つなぎ」または
「終端つなぎ」と呼ぶ(第4−7−5(a)図)。
ただしこのとき、処理を簡略化するために、重み係数
が若干変更されている。その係数を第4−7−5(b)
図に示す。これによって平均濃度を算出した際にオーバ
ーフローが起こることがあるが、その場合は、平均濃度
を255にクリツプする。
次に第4−7−6(a)図に2値化処理部の全体構成
を示す。806は2値化処理部で内部構成は第4−7−7
図に示す。807は先入先出しメモリ(FIFO)で2値化誤
差E2の保存に用いる。ビツト構成は第4−7−6(b)
図に示すように、FIFOの8ビツトデータの内、上位12ビ
ツトは1・2ライン前の2値化データ(“1"or“0")の
ために、下位6ビツトは1ライン前の画素からの2値化
誤差E2のために使う。
808はSRAMでシヤトルスキヤン時のつなぎ目処理に用
いる。ビツト構成は第4−7−6(c)図に示すよう
に、SRAMの8ビツトデータの内、上位2ビツトは前ブロ
ツクの終端とその1画素前の2値化データ(“1"or
“0")のために、下位6ビツトは前ブロツクの終端の画
素からの2値化誤差E1のために使う。
第4−7−7図に内部処理ブロツクを示す。809は1
ライン遅延、2ライン遅延した処理済2値化データと直
前で処理したデータをシフトして、12ビツトのマスクデ
ータを作り出すマスク処理部。810はシヤトルスキヤン
の終端部における後つなぎ処理部で、128画素を越えて
読み込んだ多値データから重みづけされた2値データに
相当する値を計算する。
811は平均濃度計算部で、第4−7−2図の重み付け
を行い平均濃度を算出する。812は誤差計算部で1ライ
ン遅延誤差e2と、1画素遅延誤差e1から伝搬誤差を計算
する。813は2値化処理部で注目画素濃度と、伝搬誤差
を合わせたものと、平均濃度を比較し2値化結果を出力
する。814は出力誤差処理部で、813で2値化の結果得ら
れた誤差をe1、e2に分割する部分で、あらかじめ決めら
れた分配率に応じて、拡散誤差の分割を行う。
次に2値化回路の動作を説明する。
◇ブロツクの先頭 ブロツクの先頭では、第4−7−8(a)図に示すよ
うに画素a、b、f、g、k、lと伝搬誤差E1はSRAMか
ら読み出し、画素c、d、e、h、i、jと伝搬誤差E2
はFIFOから読み出す。
2値データa〜lはマスク処理部で12ビツトのデータ
になり平均濃度計算部で重みづけされ、平均濃度が算出
される。伝搬誤差E1、E2は誤差計算部で8ビツトの誤差
E0として計算される。
次に、注目画素濃度と伝搬誤差E0の和(D′)が平均
濃度(M)と比較され、 D′−M≧0の時 2値化結果B=1、 D′−M<0の時 2値化結果B=0、とし 2値化誤差e0=D′−Mを出力誤差処理部で分割され
る。分割比は[1/2,12]、[3/8,5/8]、[1/4,3/4]か
ら選択する。
分割された誤差はe2はFIFOにいったん記憶され、e1は
次の計算にすぐ使われる。
◇ブロツクの中間 ブロツクの中間では、同図(b)に示すように、すべ
ての2値化データと伝搬誤差E2はFIFOから読み出し、E1
は直前の処理から得られる。それ以降の処理は先頭の場
合と等しい。
◇ブロツクの終端 ブロツクの終端では同図(c)に示すように、画素a,
b,c,f,g,h,k,lと伝搬誤差E2はFIFOから読み出し、E1は
直前の処理から、またd,e,i,jについては後つなぎ処理
部から得られる。前記同様2値化した後、伝搬誤差e1は
つなぎ処理のためにSRAMに書き込まれる。
(ブロツクバツフア1(BB1)) BB1基本構成 次に第3−3図等に示すブロツクバツフア1の構成を
説明する。かかるバツフアは2値化処理側からの書き込
みと、コーデツク側から読み出しとを同時に行えるよう
なダブルバツフア構成となっている(第4−8−1
図)。
縦横変換機能 書き込みは2値化処理部から書き込み、読み出しはコ
ーデツク側への読み出しのため、画素の順番が異なる。
すなわち、書き込みはY方向128画素順に書き込みを行
い、次にX方向に主走査方向に1つアドレスを増やし、
再びY方向に128画素順に書き込みを行う。読み出しは
X(主走査)方向に行い、次にY方向にアドレスを増や
し再びX方向に読み出しを行う(第4−8−2図)。RA
Mクリア機能。(余白部を白くするため) 実施例1の構成 実施例1の構成を第4−8−3図に示す。
900はアドレス発生部でA0〜A6まで順にアドレスを増
加させ、次似A7〜A19を増加させる。アドレス発生部1
の構成例を第4−8−4図に示す。901、903、906、907
はバツフアで制御信号AE0、AE1、DE0、DE1によって、ダ
ブルバツフアのうちのどちらにアドレスとデータを出す
かを選択する。902、904はデコーダで、900のアドレス
発生部からのアドレスと制御信号AE0、AE1から選択すべ
きバツフアにチツプセレクト信号を出力する。尚、AE0
〜DE3はCPUからの出力0、1に応じてOEコントロール90
6から出力される。908、909はバツフアメモリで、この
実施例ではSRAMを用いているが、もちろんDRAMでも構わ
ない。ただし、その場合にはDRAM用の制御信号(RAS、C
AS、リフセツシユ等)が必要である。
901、912、914、915はバツフアで、制御信号AE2、AE
3、DE2、DE3によって、ダブルバツフアのうちのどちら
にアドレスを出し、どちらからデータを読み込むかを選
択する。この時のアドレスはコーデツク側から出力され
る。911、913はデコーダで、コーデツク側からのアドレ
スと制御信号AE2、AE3から選択すべきバツフアにチツプ
セレクト信号を出力する。
(実施例1の動作) ◇バツフア1への書き込み バツフア1を選択するためにAE0、DE0をアクティブ
(“L")にする。画素クロツクTに同期して入力された
画像データ(R、G、B、X)は、905のラツチで色毎
にラツチされDE0がアクティブなので、バツフア906を通
してデータバス1に送られる。一方アドレス発生部1で
は第4−9−4図に示すように画素クロツクT/4でカウ
ンタが動作し、Y方向128画素を計数したら、リツプル
アウトにより、上位アドレスを増加させる。またあらか
じめ外部(CPU等)から余白値をセツトすると、917のラ
ツチを通して919のカウンタのオフセツトになるため
に、印字方向に余白値だけずれた位置からバツフアメモ
リに書き込まれるので、紙の上では左端に余白部が形成
される。こうして発生したアドレスはA0から順次増加
し、アドレスバス1を通してバツフア1に与えられ、書
き込みは▼▲信号で行われる。
◇バツフア2への書き込みとバツフア1からの読み出し バツフア2への書き込みはバツフア1への書き込みは
▲▼と▲▼、▲▼と▲▼、ア
ドレスバス1とアドレスバス2、データバス1とデータ
バス2とが異なるだけで後は等しい。
このときコーデツク側からは次のようにして、バツフ
ア1を読み出すことができる。バツフア1を選択するた
めに、▲▼、▲▼をアクティブ(“L")に
する。コーデツク側から発生したアドレスはA0〜A6は固
定でA7から順次増加し、A19までカウントしたらA0を増
加する。そのアドレスがアドレスバス1を通してバツフ
ア1に与えられ、そのアドレスのデータがデータバス1
を通して、バツフア914を経てコーデツク側のデータバ
スから読み出せる。
◇バツフア1への書き込みとバツフア2からの読み出し 上記の例をバツフア1とバツフア2を逆にし、▲
▼、▲▼信号を適当に制御すること、バツフア1へ
の書き込みとバツフア2からの読み出しを同時に行うこ
とができる。
(実施例2の構成) 第4−8−5図に実施例2を示す。実施例1との相違
点について説明する。実施例2では920、921のバツフア
を設け、920、910の入力をプルアツプすることによっ
て、クリア回路を形成している。
(実施例2の動作) バツフア1の内容はRGBデータであるので、RGBが“H"
であれば白を表している。したがって書き込みの際にデ
ータバスに“H"を出力すると、紙の上では何も印字しな
い。ここでは“H"を書き込みことをクリアと呼んでい
る。
バツフア1をクリアするには、アドレス発生部1また
はコーデツクからのアドレスバス1に発生している時、
すなわち▲▼=“L"または▲▼=“L"のと
きに、▲▼をアクテイブ(“L")にし、書き込み
を行う。バツフア2をクリアするには、逆に▲▼
=“L"または ▲▼=“L"の時に▲▼をアクテイブにして
書き込みを行うことで、指定されたアドレスにデータと
して“H"が書き込まれる。
アドレスの発生方法によって、シヤトルスキヤン型の
アドレス発生で紙の両端に余白部をつけることも、また
ラスタスキヤナ型のアドレス発生で上から決まった長さ
だけ余白部を設けることも可能である。
(実施例3の構成) 実施例3を第4−8−6図に示す。実施例2に922〜9
26が加えられる。
922、924はバツフア、923、925はデコーダ、926はア
ドレス発生部2でその内部構成は第4−8−7図に示し
てある。926のアドレス発生部2は発生するアドレスは
シヤトルスキヤン型(A0から順次)でも、ラスタスキヤ
ン型(A0〜A6は固定で、A7から順でA19までカウントし
たらA0をカウント)でも構成可能である。900のアドレ
ス発生部1と異なる点は、アドレス発生部1がT/4画素
クロツクで駆動されたのに対して、アドレス発生部2は
独自の高速クロツクで駆動されている。
(実施例3の動作) 実施例3で付加したアドレス発生部2はメモリの内容
をすべて“H"に初期化する際のアドレスを発生する。
バツフア1をクリアするのであれば、高速クロツクで
カウンタを動かしアドレスを発生する。▲▼、▲
▼はアクティブ(“L")にし、▲▼信号によ
って書き込みを行う。
(実施例4の構成) 実施例4を第4−8−8図に示す。第4−8−8図は
第4−8−3図にカラー/白黒選択回路917を追加す
る。他の部分は第4−8−3図と同様である。
第4−8−8図の917の内部構成を第4−8−9図に
示す。第4−8−9図では、CPUからの色指定を多様に
選択出来る様に入力している。
動作は、まず、CPUによりr、g、bのどの色を選ぶ
か決める。例えば、gを選択する場合、CPU指定は“01"
を設定する。そして、カラー白黒判別回路より白黒画像
と判別されると、カラー/白黒選択を“1"にする。これ
により、カラーデータバス上には全データバス、同一色
が、流れることになる。この場合gを選択したため“g,
g,g"のデータがコーデツク側へ送られる。またカラー白
黒判別回路よりカラーデータと判別されると、“0"が設
定され、通常のrgbデータがコーデツクデータバス上へ
出力される。
ここで白黒データは全て同一色を画像データとするこ
とにより実現している。
第4−8−9図中1〜6はドライステートバツフアで
ある。7は3bit入力のデコーダ。
(ブロツクバツフア2) BB2基本構成 BB2は基本的にはBB1の書き込み読み出し方向を逆にし
たものと思えば良い。ただし、ただし、多値化処理部へ
の読み出しが128、256画素という具合に区切られず、第
4−9−1図の様に128+α画素となり、常にオーバー
ラツプが生じる。すなわち、結果として128画素だけ必
要でも、多値化処理、及びプリンタにおいて+α画素が
必要なため、実際には図の読み出し側で、、に示
すように、読み出し方を必要とする。ではバツフア1
のみの読み出しで済むが、になると、バツフア1とバ
ツフア2から続けて読み出さなくてはならない。したが
ってこの時に同時にコーデツク側からの書き込みを行う
ためには、更にもうひとつのバツフアが必要となる。そ
のためにBB2はトリプルバツフア構成になっている。
(第4−9−1図) その他、以下の項目についてはBB1と等しい。
縦横変換機能 書き込みはコーデツク側から書き込み、読み出しは多
値化処理部への読み出しのため、画素の順番が異なる。
すなわち、書き込みはX(主走査)方向に行い、次にY
方向にアドレスを増やし再びX方向に読み出しを行う。
読み出しはY方向128画素側に書き込みを行い、次にX
方向に主走査方向に1つアドレスを増やし、再びY方向
に128画素順に書き込みを行う。
(実施例) 書き込み読み出し方向が逆になり、バツフアが3バツ
フア構成になった以外はBB1と等しいので説明は省略す
る。
(多値化部) 実施例1 3×3のウインド内のドツトパターンからテーブルを
参照して、多値化を行う。
◇構成 第4−10−1図に示す。1100はFIFO(1024×2ビツ
ト)で画像データのライン遅延に用いる。1101〜1104は
ラツチ列で画像の遅延を行う。1105はROM、1106はラツ
チである。ROMの内容は図4−10−2に示すようなフイ
ルタリングを行うもので、いくつかのテーブルを持たせ
ている。
◇動作 2値画像データはラツチ及び1100のFIFOに入力され
る。FIFOでは1ライン分の遅延が行なわれ計3ライン分
のデータが3ブロツクのラツチ列1101〜1104に入力さ
れ、隣接する3×3画像のデータが取り出されて1105の
ROMのアドレスとして与えられ、その結果8ビツトデー
タが得られる。また、ROMはテーブルをいくつか持ち、
文字モード、中間調モード、混在モードなどに応じてパ
ターンSEL信号で切り換えることが可能である。さらに
データをパスさせるスルー機構をテーブルに持たせる。
〈他の構成1〉 以上の構成例ではFIFO1100にR、G、B、Xの各画素
を点順次に格納するが、FIFO前後に図4−10−3に示す
シリ/パラ、パラ/シリ変換を設ければFIFOは256*4
*2即ち256*8bitタイプ1個で済む。
この場合、第4−10−1図のFIFOほ取り除かれ、第4
−10−図が変わりに入る。2値データ(BINARY DATA)
であるR、G、B、Xはまだシリ/パラ変換部に点順次
に入力され、VCLKI4に同期して入力される。そしてパラ
レルのデータになって出力される。
このデータはDI0〜DI3に入力され、1ライン分の遅延
をされてDO〜DO3に出力され、1ライン分の遅延をされ
てDO0〜DO3はDI4〜DI7に入力され、さらにもう1ライン
分の遅延が行われて計2ライン分の遅延となりDO4〜DO7
に出力される。
この時にFIFOは4分周された1/4周波数のクロツクVCL
K1に同期して、画像データR、G、B、Xの読み込み、
書き込みが行われる。
このようにして、1ライン遅延したR、G、B、Xを
2ライン遅延したR、G、B、Xはパラ/シリ変換部に
入力され、VCLKI4に同期して順次、読み出されて1ライ
ン・及び2ライン分遅延したシリアル点順次の画像デー
タが得られる。
また、入力のBINIARY DATAはタイミング調製用デイ
レイにおいてシリ/パラ部とパラ/シリ部の遅延に相当
するクロツク分だけ遅延されて出力される。こうして1
ライン目、2ライン目、3ライン目の点順次画像データ
は、ラツチ列1102、1103、1104へと入力されて多値化処
理が行われる。
〈他の構成2〉 実施例の中で用いているROM1105をRAMにより実現する
構成例の一部が第4−10−4図である。この場合、第4
−10−1図から、ROM1105を取り除き、Q0〜Q8をセレク
タSELに結線しDフリツプフロツプ1106のD入力をRAMの
D出力に結線する。セレクターSELには、2値画像デー
タQ0〜Q8又はCPUアドレスが与えられ、どちらかが選択
されてRAMのアドレスとして与えられる。通常の多値化
の際にはQ0〜Q8がセレクタ−SELで選択されて出力されR
AMにより多値復元されたデータが出力される。
次に、RAMに対して、図示しないCPUからの多値復元デ
ータの書き込みの説明をする。
CPUからのアドレスの下位9bitはセレクタSELで選択さ
れてRAMのアドレスに供給される。この時に同時にCPUバ
スの書き込み信号であるCPYWRとRAMを選択するチツプセ
レクト信号CSがNANDゲートを介してセレクタSELの選択
制御線及びRAMの書き込みイネーブル及びバツフアに接
続され、セレクタをCPUアドレスを選択して出力し、RAM
は書き込みモードとなる。また同時にバツフアが開きCP
UデータがRAMの入出力ポートに与えられて多値化データ
の書き込みが行われる。又、図示しないがチツプセレク
トCSはCPUアドレスの上位ビツトがデユードされて発生
する。
これはQ0〜Q8の29パターンについて書き込みを行い、
RAMは万全の状態となる。
また、第1の実施例のようにROM1105に与えていたパ
ターンSELの信号をRAMに入力する場合はCPUアドレスは
その分だけどビツト数を増やして書き込みを行えば良い
ことは明白である。
(実施例2) 実施例1と同様にして、ウインドサイズを5×5にす
ることも可能である。ただしこの場合は参照する画素が
25画素になるので、単一のメモリではテーブルを構成で
きない。そのために、積和演算を用いる構成と、テーブ
ルをいくつかのメモリに分離した構成を示す。
◇積和演算を用いる構成 第4−10−5図に5×5の25画素をシフトする部分を
示す。構成としては3×3の構成を拡張しただけであ
る。これは積和演算を用いる構成でも、テーブルをいく
つかのメモリに分離した構成でも共通に用いる。
積部の構成を第4−10−6図に示す。レジスタは4ビ
ツト程度の出力をもち、CPUからフイルタ係数を書き込
め、STが0の時のみ0を出力し、1の場合はあらかじめ
設定された係数を出力する。
和部の構成を第4−10−7図に示す。和部は加算器に
よる構成で24個の加算器と1個の割り算器から構成され
る。
◇動作 シフト部で取り出された25画素CLR11〜CLR55は積部の
各レジスタのSTに入れられる。積部の各レジスタはあら
かじめCPUから係数がセツトされており、CLR11〜CLR55
が“H"であれば係数の値を出力し、“L"であれば0を出
力する(REG11〜REG55)。
その後和部ですべての和をとり割り算器でダイナミツ
クレンジの調製をする。
オペレーシヨンパネルからの指示や、通信開始時のネ
ゴシエシヨンによって、転送画像か中間調画像か文字画
像かが判別できれば、それに応じてCPUから積部のレジ
スタの値を変更することによって、ウインドサイズを3
×3にすることもできる。すなわち5×5の中心3×3
以外の係数を0にし、割り算器の値をそれに合わせて変
更する。マトリクスの係数の例を第4−10−8図に示
す。
◇テーブルをいくつかのメモリに分離した構成 第4−10−9図にテーブルをいくつかのメモリに分離
した構成例を示す。この構成では第4−10−5図のシフ
ト部からのCLR11〜CLR55の25個の1ビツトデータをCLR1
1〜CLR23、CLR24〜CLR41、CLR42〜CLR55のそれぞれ8ビ
ツト、8ビツト、9ビツトに分けテーブルであるメモリ
のアドレスとして与える。その結果を加算し、ダイナミ
ツクレンジを合わせ、多値画像データを得る。
この構成でもテーブルSEL信号によってテーブルを切
り替えることで、ウインドサイズを3×3にも5×5に
もできる。
(カラー白黒判定部) 実施例1 入力画像から得られた3刺激値X、Y、Zからその画
像がカラー画像か、白黒画像かを判別する。白黒画像で
はX、Y、Zの値の差が比較的小さいことから、差がし
きい値αを越えなければ白黒と判定する。
◇構成 構成を第4−11−1図に示す。
1200は引き算部でX、Y、Zからそれぞれλ=X−
Y、μ=Y−Z、υ=Z−Xを算出する。詳細な構成例
を図4−11−2に示す。1201は絶対値計算部で、回路構
成例を2種類図4−11−3(a)、(b)に示す。(た
だし図4−11−3(a)、(b)は正確にはこのあとで
1を加える必要がある。しかし、本実施例ではこの回路
でもさしつかえない。)1202はセレクタ、1203はセレク
タからの出力としきい値αの比較部、1204は絶対値計算
部からの3出力を比較し、最大のものを選択する信号比
較部、1205はカラー判別信号線、1206はカウンタ、1207
は比較部、1208はカラー原稿判別信号線。
◇動作 1200で与えられたX、Y、Zからそれぞれλ=X−
Y、μ=Y−Z、υ=Z−Xを符号付きで計算する。さ
らにその絶対値を求め、1204の比較部で|λ|、|μ
|、|υ|のうち最大のものを示すコード(例えば図中
にあるような2ビツトコード)によって1202からはX、
Y、Zの差でもっと大きいものが得られる。その結果を
あらかじめ設定しておいたしきい値αと1203で比較し、
しきい値を越えた場合にカラー判別信号1205を出す。
カラー判別信号1205は、カウンタ1206で出力回数がカ
ウントされその回数が比較部1207でしきい値βを比較さ
れ、しきい値βより出力回数が多くなれば、カラー原稿
判定信号1208を“1"にして、カラー原稿を判定する。
(実施例2) 入力画像から得られた3刺激値X、Y、Zからいった
んL、a、b(輝度と色度)のa、bを求
め、それらの二乗和があらかじめ設定したしきい値を越
えた時、カラー判別信号を出す。
◇構成 構成を第4−11−4図に示す。
1209は3刺激XYZからa、bを求める変換部で、
(4−11−1)式の変換を行う。内部の構成方法として
は、4−3でRGBRGB変換のテーブルによる構成(4−
3−4構成例3や4−3−5構成例4)が使える。121
0、1211は乗算器、1212は加算器、1213は比較部であ
る。1214はカラー判別信号線、1215はカウンタ、1216は
比較部、1217はカラー原稿判別信号線。
ただし、X0,Y0,Z0は標準光Cにおいて X0=98.072 Y0=100.00 Z0=118.225 ◇動作 入力されたXYZから、1209で(4−11−1)式にした
がってa、bを求める。1210、1211でそれぞれ(a
、(bを計算し、1212で両者の和にとった
後1213の比較器で、あらかじめ設定しておいたしきい値
αと比較し、しきい値を越えた場合にカラー判別信号12
14を出す。
カラー判別信号1214はカウンタ1215で出力回数がカウ
ントされその回数が比較部1216でしきい値βを比較さ
れ、しきい値βより出力回数が多くなれば、カラー原稿
判定信号1217を“1"にして、カラー原稿と判定する。
(RGB(スキヤナ)XYZ変換部) RGB(スキヤナ)XYZ変換部の構成はRGB(スキヤ
ナ)RGB(NTSC)変換部と同様である。ただし、変換
式の係数が異なり、この値は対象とするスキヤナによっ
て異なるものである。
(XYZRGB(NTSC)変換部) この部分も構成としてはRGB(スキヤナ)RGB(NTS
C)変換部と同等である。ただし、この場合の変換式は
(4−13−1)式のように定められている。(ただし、
基準白色を標準光Cとし、かつR=G=B=1のとき基
礎刺激の輝度が1になるように選んだ場合。) R= 1.9106X−0.5326Y−0.2883Z G=−0.9843X+1.9984Y−0.0283Z B= 0.0584X−0.1185Y+0.8985Z (プリンタ部) プリンタ部は、図4−13−1に示すようにスキヤナイ
ンターフエース200を介して接続されるLog変換部、黒生
成部、マスキング部、ガンマ変換部、2値化部、カラー
プリンタから構成される。
(Log変換部) 画像処理部から入力されたNTSCの輝度RGBデータを濃
度YMCKデータに変換するために対数変換を行なう。
変換式は、以下のとおりである。
ここで、Dmax値は印字物の表現できる最暗部の濃度値
である。ここでは、RGB各8bitデータに対して、Look U
p Tableを通すことで変換している。LUTはこの式を0
〜255に量子化したものである。LUTの構成については、
画像処理部のガンマ変換部の構成と同様なLUTで構成出
来るため、説明を省略する。
(黒生成部) Log変換部から入力された濃度YMCデータより、最小濃
度データを検出し、その値を黒Kとする。
第4−13−2図において、YとMのデータコンパレー
タCOMにて大小関係を比較し、その小さいほうと、残り
のCとを同様にしてコンパレータにて比較する。これに
より、YMCのうちもっとも小さいデータを判定し、その
色を黒Kのデータとする。
(マスキング変換部) Log変換部から入力されたYMCと、黒生成部から入力さ
れたKから、プリンタにあわせたY′M′C′K′に変
換する。この変換は例えば次式のようなRGB−RGB変換部
と同様のマトリクス演算を行なう表すことができる。
(4−13−2)式の係数αijは実験的に求めることが
可能であるが、その方法等についてはここでは省略す
る。
また、回路構成はRGB−RGB変換部と同様に構成できる
ため、説明を省略する。
動作 第2−2図示のCPU100が通信プロトコルにより、受信し
たデータがカラーモードか否かを判別し、カラーモード
の場合 YMCKのデータをプリンタの色特性に合うように変換す
る。
通信プロトコルにより、受信したデータが白黒モードの
場合 MMR符号化された白黒モードの場合 MM2符号化された白黒モードの場合 例えば、白黒データがYMCKデータのうちYだけに保持
されており、M、C、Kは0の場合、 のように設定する。
また、白黒データがYMCKデータのうちYMC全てに保持
されている場合、Kは黒生成部により0となる。この時
も、まったく同じマトリクスを設定する。
(ガンマ補正部) Y、M、C、Kそれぞれに対応した8ビツト変換テー
ブルによる変換をおこなう。
Y″=f(Y′) M″=f(M′) C″=f(C′) K″=f(K′) 構成例 画像処理部のガンマ補正部と同様の変換を行なう。こ
のため、画像処理部のガンマ補正部と同様の構成できる
ので、説明を省略する。
(2値化部) Y″M″C″K″の各色ごとに2値化を行なう。
構成例 画像処理部の2値化部と同様の処理を行なう。このた
め、画像処理部の2値化部と同様の構成できるので、説
明を省略する。
以上説明した本実施例によればカラーFAX網と白黒FAX
網混在のFAX網でも、通信が行うことができる。
また、白黒変換する回路ブロックは受信側の一部を用
いているため、回路の共有化が行え、コスト的にも有効
となる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、メモリ送信を行う
際にもメモリ容量を削減することができると共に、送信
対象のカラー画像データをカラー画像送信用の圧縮方式
でメモリに格納中或は格納後に送信相手の復号機能がわ
かったとしても確実に相手先の機能に合せた圧縮データ
を送信することが可能である。
また、カラー画像データの輝度と相関のあるデータに
基づいてモノクロ画像に変換して再圧縮し送信するの
で、フルカラー画像の濃淡に応じたモノクロ画像を送信
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、画像処理部の第1の実施例を示すブロツク
図、 第2−1図は、G4フアクシミリとの互換性を示す図、 第2−2図は、カラーフアクシミリ全体ブロツク図、 第2−3図は、コーデツク部を示す図、 第2−4図は、コピーモードを示すフローチヤート、 第3−1(a)図は、シヤトルスキヤンを示す図、 第3−1(b)図は、シヤトルスキヤン時の画像データ
の並びを示す図、 第3−1(c)図は、ラスタスキヤン時の画像データの
並びを示す図、 第3−2図は、画像処理部の第2の実施例を示すブロツ
ク図、 第3−3図は、画像処理部の第3の実施例を示すブロツ
ク図、 第3−4図は、画像処理部の第4の実施例を示すブロツ
ク図、 第3−5図は、カラー白黒変換ブロツク図、 第3−6図は、カラー画像データのタイミングチヤート
を示す図、 第3−7図は、出力データタイミングを示す図、 第3−8図は、画像処理部の第5の実施例を示すブロツ
ク図、 第3−9図は、カラーフアクシミリと白黒フアクシミリ
の混在網へ自動送信機能を示す概要フローを示す図、 第3−10は、カラーフアクシミリ/白黒フアクシミリ
自動送信のフローチヤートを示す図、 第3−11図は、画像処理部の第1の実施例の時のデータ
のフローを示す図、 第4−1−1図は、スムージングブロツク図、 第4−1−2図は、スムージングマトリクスを示す図、 第4−1−3図は、画素の順番を示す図、 第4−2−1図は、エツジ強調ブロツク図、 第4−2−2図は、エツジ検出マトリクスを示す図、 第4−2−3図は、画素の順番を示す図、 第4−3−1図は、RGBntscRGB変換ブロツクの第1の
実施例を示す図、 第4−3−2図は、RGBntscRGB変換ブロツクの第2の
実施例を示す図、 第4−3−3図は、RGBntscRGB変換ブロツクの第3の
実施例を示す図、 第4−3−4図は、RGBntscRGB変換ブロツクの第4の
実施例を示す図、 第4−4−1図は、ガンマ補正テーブルの第1の実施例
(ROMによる構成)を示す図、 第4−5−1図は、ガンマ補正テーブルの第2の実施例
(RAMによる構成)を示す図、 第4−6−1図は、1次元の線形補間を示す図、 第4−6−2図は、2次元の線形補間を示す図、 第4−6−3図は、線形補間での位置、辺の計算を示す
図、 第4−6−4図は、線形補間処理ブロツク図、 第4−6−5図は、入出力画素クロツクの関係を示す
図、 第4−6−6図は、補間画素計算回路例を示す図、 第4−6−7図は、入出力画素クロツクの関係を示す
図、 第4−7−1図は、平均濃度保存アルゴリズムの概念
図、 第4−7−2図は、重み係数を示す図、 第4−7−3図は、誤差の伝搬を示す図、 第4−7−4(a)図は、重み付けを示す図、 第4−7−4(b)図は、注目画素の補正を示す図、 第4−7−4(c)図は、2値化と誤差の分割を示す
図、 第4−7−5(a)図は、後つなぎ処理を示す図、 第4−7−5(b)図は、後つなぎの重み係数を示す
図、 第4−7−6(a)図は、2値化処理部全体構成を示す
図、 第4−7−6(b)図は、ライン遅延処理を示す図、 第4−7−6(c)図は、つなぎメモリ処理ビツト構成
を示す図、 第4−7−7図は、内部処理ブロツクと主なデータの流
れを示す図、 第4−7−8図は、注目画素のブロツク内での位置の違
いによる動作を示す図、 第4−8−1図は、ダブルバツフアの構成を示す図、 第4−8−2図は、操作方向とアドレスの関係を示す
図、 第4−8−3図は、ブロツクバツフア1構成の第1の実
施例を示す図、 第4−8−4図は、アドレス発生部1の構成例を示す
図、 第4−8−5図は、ブロツクバツフア1構成の第2の実
施例を示す図、 第4−8−6図は、ブロツクバツフア1構成の第3の実
施例を示す図、 第4−8−7図は、アドレス発生部2の構成例を示す
図、 第4−8−8図は、ブロツクバツフア1構成の第4の実
施例を示す図、 第4−8−9図は、カラー/白黒選択回路(第4−8−
8図517)の構成例を示す図、 第4−9−1図は、ブロツクバツフア2構成図、 第4−9−2図は、ブロツクバツフア2構成の実施例を
示す図、 第4−10−1図は、多値化処理部の第一の実施例(3×
3フイルタ)を示す図、 第4−10−2図は、フイルタ係数の例を示す図、 第4−10−3図は、シリ/パラ、パラ/シリ変換を設け
た場合の図、 第4−10−4図は、RAMで構成した例を示す図、 第4−10−5図は、5×5の25画素のシフト部分を示す
図、 第4−10−6図は、積部を示す図、 第4−10−7図は、和部を示す図、 第4−10−8図は、フイルタ係数の例を示す図、 第4−10−9図は、3個のLUTによる構成を示す図、 第4−11−1図は、カラー白黒判別部の実施例を示す
図、 第4−11−2図は、引き算部を示す図、 第4−11−3(a)図は、絶対値回路1を示す図、 第4−11−3(b)図は、絶対値回路2を示す図、 第4−11−4図は、カラー白黒判別部の第2の実施例を
示す図、 第4−12−1図は、プリンタ部構成例を示す図、 第4−12−2図は、黒生成部構成例を示す図、 第1図中、 200……スキヤナプリンタインターフエース部、 202……RGB(スキヤナ)RGB(NTSC)変換部、 205……カラー白黒変換部、 209……ブロツクバツフア1、 210……コーデツクインターフエース部、 211……ブロツクバツフア2を示す。 第2−2図中、 100……CPU、 108……画像処理部、 111……CODEC部を示す。
フロントページの続き (72)発明者 高岡 真琴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 下村 ゆかり 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松本 健太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 宇田 豊和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 杉山 光正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小林 重忠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 久田 加津利 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金子 陽治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−278469(JP,A) 特開 平1−192271(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H04N 1/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読み取り、複数の色成分を有するカ
    ラー画像データを発生する読み取りステップと、 前記読み取りステップで発生されるカラー画像データを
    一旦カラー画像送信用の圧縮方式で圧縮するカラー圧縮
    ステップと、 前記カラー圧縮ステップで得られるカラー圧縮データを
    蓄積する蓄積ステップと、 前記蓄積ステップの開始後、前記原稿の送信相手先がカ
    ラー画像受信可能か否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップで前記送信相手先がカラー画像受信可
    能でないと判別された場合、前記蓄積ステップで蓄積さ
    れているカラー画像データを伸張し、伸張されたカラー
    画像データの輝度と相関のあるデータに基づいてモノク
    ロ画像データに変換し、モノクロ画像送信用の圧縮方法
    で再圧縮する再圧縮ステップと、 前記判別ステップで前記送信相手先がカラー画像受信可
    能であると判別された場合は、前記蓄積ステップで蓄積
    されているカラー画像データを前記送信相手先に送信
    し、前記送信相手先がカラー画像受信可能でないと判別
    された場合は、前記再圧縮ステップで得られたモノクロ
    圧縮データを前記送信相手先に送信する送信ステップ
    と、 を有することを特徴とするカラー画像通信方法。
  2. 【請求項2】前記モノクロ圧縮王式はMMR符号化である
    ことを特徴とする請求項(1)記載のカラー画像通信方
    法。
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