JP3101055U - 光ファイバーを用いた近紫外線照射装置。 - Google Patents

光ファイバーを用いた近紫外線照射装置。 Download PDF

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秀一 山本
俊克 下川
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株式会社アィ・ティ・エス
株式会社北海道クレスト
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Abstract

【課題】照射面積を容易に広く取ることのできる光ファイバーを用いた近紫外線照射装置を提供する。
【解決手段】適宜形状の外箱内に、近紫外線照射のためのランプを適宜支持部材により位置させ、該ランプの照射部分の周囲に集光反射鏡を位置させ、外箱所定個所に孔を穿設し、この孔位置に光ファイバー端を取り付け、光ファイバー側面適所にコア露出部分を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この考案は、近紫外線照射ランプを内蔵した近紫外線照射装置に光ファイバーを接続し、この光ファイバーを目的個所に導いて近紫外線照射を行い、暗部における触媒反応を活性化するための装置に関する。
従来より、光ファイバーおよび近紫外線照射装置は各方面で利用されているが、いずれも近紫外線照射装置に単に既存の光ファイバーを接続し、ファイバー端面から近紫外線照射を行うものであり、本案にて示すように、光ファイバー側面から近紫外線照射を行う装置は現在のところ見当たらない。
前記したように、従来からの光ファイバーでの近紫外線照射は、ファイバー端面からの照射となるため、照射した紫外線の当たる個所は面積が少ない。従って、広い面積に照射しようとすると多数本の光ファイバーを各々その方向を変えてセットしなければならないという問題を有していた。
本案は、以上のような従来からの近紫外線照射手段に関わる課題を解決するために考案されたもので、光ファイバーの一部を被覆およびクラッドを除去してコアを露出させ、この光ファイバーを近紫外線照射装置に接続することにより、広い面積の照射を容易に行うことのできる新規な装置を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本案は、近紫外線照射ランプと集光反射鏡を組み合わせ、光ファイバー適所にコア露出部分を設けてその主要部を構成した。
すなわち、適宜形状の外箱内に、近紫外線照射のためのランプを適宜支持部材により位置させ、該ランプの照射部分の周囲に集光反射鏡を位置させ、外箱所定個所に孔を穿設し、この孔位置に光ファイバー端を取り付け、光ファイバー側面適所にコア露出部分を設ける。
本案は以上の構成よりなる光ファイバーを用いた近紫外線照射装置である。
本案によれば、光ファイバー側面適所にコア露出部分を設けたので、従来手段のようなファイバー端面からの照射ではなく、ファイバー側面からの照射となり、より広い面積への近紫外線照射を容易に行うことができ、光触媒の利用と組み合わせることで、暗部個所の触媒反応を活性化させ、汚染等の改良に貢献する有意かつ新規な装置を提供することができる。
以下、本案の実施形態について説明する。
図において、1は外箱、2は外箱内に取り付けられるヒューズ内臓の電源部、3は外箱上部内壁に設けたスリット部分に取り付けられる冷却ファンである。
4は棒状の支持体で、該支持体は外箱のほぼ中央底部に取り付けられる所定長の部材で、支持体上部にはランプソケット5が取り付けられる。6は近紫外線照射用のランプで、ランプソケットに挿入係止される。7は集光反射鏡で、ランプの発光部分周囲に設けられる略円錐形の中空部材である。8は集光レンズで、外箱に穿設される孔に付属部材を介して取り付けられる。9は光ファイバーで、適宜支持部材にて外箱所定個所にその端面が取り付けられる。10はコア露出部分、11はコア非露出部分、12は拡散レンズである。
なお、電源部とランプおよび冷却ファンはコード接続されている。
本案を使用するには、プラグをコンセントに差し込み本装置に通電する。するとランプが点灯して近紫外線を放射するが、この放射部分周囲には集光反射鏡が位置するため、放射された近紫外線の大半は外箱に取り付けた集光レンズに集光する。
この集光レンズの焦点位置には光ファイバー端面が位置するので、集められた近紫外線は光ファイバー内を進行する。
周知のように、光ダイバーは透明度の高い石英ガラスやプラスチックにて中心部分のコアを形成し、コアの周囲はクラッドにて覆われている。コアは光の屈折率が高く、クラッドは屈折率が低いため、コア内の光はコアとクラッドの境界面で全反射を起こし、これをくり返しながらコア内を進行する。この全反射の作用で光の減衰が少なく、光の伝送が行われて光ファイバー端面から放射されるのが光ファイバーの原理である。
しかし、前記したように、ファイバー端面からの放射では照射面積が少ないため、本案では図2に示すようにコア露出部分を光ファイバー適所に設けたため、ファイバー側面からの照射が可能となったのである。
近紫外線(300〜400nmの波長)を光触媒に照射すると、この触媒が活性化することが知られている。しかるに、例えば外光の入らない暗部内に光触媒を塗布しておき、本案の光ファイバー露出部分をこの暗部内に位置させて、本案装置にて近紫外線を照射すれば、コア露出部分より照射することとなり、希望個所の汚染除去等に効果を発揮することができる。
図5は本案の別例を示すもので、光ファイバー端に拡散レンズを取り付けたもので、前例と異なり一部分を照射するためのもので、特定の比較的狭い面積を照射するときに有効である。
以上が本案の概要である。なお、既述の例では集光レンズを用いたが、これを用いずに外箱側面の孔に光ファイバー端面を接続して、反射鏡にて集光した近紫外線を直接ファイバー端面に当てる方式としてもよい。また、外箱を用いずにあるいは外箱の代わりに金網を設けてこの金網内に各機器を装備してもよい。本案の利用範囲としては、光触媒を施した建築物内、ダクト内、洗濯機その他の家庭内機器、下水道等の公共構造物など多方面への利用が可能である。
以上のごとく本案によって、光触媒の活性化を有効に行うための光ファイバーを利用した近紫外線照射装置を得ることができる。
本考案の構造説明図 本考案の照射機能説明図 本考案の要部構造説明図 光ファイバーの構造説明図 本考案の要部構造説明図
符号の説明
1 外箱
2 電源部
3 冷却ファン
4 支持体
5 ランプソケット
6 ランプ
7 集光反射鏡
8 集光レンズ
9 光ファイバー
10 コア露出部分
11 コア非露出部分
12 拡散レンズ
13 コア
14 クラッド
15 被覆
16 コネクター

Claims (3)

  1. 適宜形状の外箱内に、近紫外線照射のためのランプを適宜支持部材により位置させ、該ランプの照射部分の周囲に集光反射鏡を位置させ、外箱所定個所に孔を穿設し、この孔位置に光ファイバー端を取り付け、光ファイバー側面適所にコア露出部分を設けたことを特徴とする光ファイバーを用いた近紫外線照射装置。
  2. 外箱所定個所の孔に集光レンズを設けてなる請求項1記載の光ファイバーを用いた近紫外線照射装置。
  3. 光ファイバーの光照射端面に拡散レンズを取り付けてなる請求項1または2記載の光ファイバーを用いた近紫外線照射装置。
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