JP3100762U - 靴下 - Google Patents
靴下 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3100762U JP3100762U JP2003271509U JP2003271509U JP3100762U JP 3100762 U JP3100762 U JP 3100762U JP 2003271509 U JP2003271509 U JP 2003271509U JP 2003271509 U JP2003271509 U JP 2003271509U JP 3100762 U JP3100762 U JP 3100762U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sock
- yarn
- sole
- present
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Socks And Pantyhose (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
【課題】絹糸を使用することにより、べとつきのない靴下を提供する。
【解決手段】表糸と裏糸からなる靴下1において、靴下1の踵部5・足底部6・爪先部7からなる足底部位8に増糸をし、該増糸に絹糸を使用した靴下1を構成するものである。
【選択図】図1
【解決手段】表糸と裏糸からなる靴下1において、靴下1の踵部5・足底部6・爪先部7からなる足底部位8に増糸をし、該増糸に絹糸を使用した靴下1を構成するものである。
【選択図】図1
Description
本考案は靴下に係り、更に詳しくは、足底がべとつかず爽やかな履き心地の靴下に関するものである。
靴下は、履いた際に足底部位に体重が架かるので、足底部分の感触が重要な要素となっている。そのため従来から、靴下の足底部分に関する先行技術が数多く提案されている。
靴下の足底部分にパイル編組織を形成し、クッション性をよくした靴下が提案されている(例えば、実用新案文献1)。
また、靴下の足底部分を厚編地にし、足底部を補強した靴下が提案されている(例えば、実用新案文献2)。
更に、靴下の足底部分をカットボス組織で厚編地にし、遠道を歩いても疲れない靴下が提案されている(例えば、実用新案文献3)。
また、靴下の足底部分を厚編地にし、足底部を補強した靴下が提案されている(例えば、実用新案文献2)。
更に、靴下の足底部分をカットボス組織で厚編地にし、遠道を歩いても疲れない靴下が提案されている(例えば、実用新案文献3)。
(実用新案文献1) 実開平7−42778号公報
(実用新案文献2) 実用新案登録第3028470号公報
(実用新案文献3) 実用新案登録第3054899号公報
(実用新案文献2) 実用新案登録第3028470号公報
(実用新案文献3) 実用新案登録第3054899号公報
しかし、上記の先行技術は、何れも足底部分を厚編地するものである。汗によるべたつき感を解消させるためには、厚編地にしない方がよい。靴下の蒸れや汗によるべたつき感は、足底部分の影響が大きく、第二の心臓と云われる足底が不健康な状態に曝されている。そのため近年、健康をうたった絹100%からなるソックスが好まれるようになってきた。
天然素材の絹は、18種類のアミノ酸を含む蛋白質の繊維で、皮膚細胞の活力を増進し血管の硬化を防ぎ、若さを保つ効果が認められている。また普通の3倍位の吸水をしても、全く湿った感じを与えず、綿の1.5倍の吸湿性があり、さらに放湿性も早いので、肌をサラサラに保ち、爽やかな感触を味わえる最高の繊維である。然し絹糸を使用した靴下は、本出願人等が先に提出した特願2002−358962にとどまっている。
編機のモ−レ装置を使用したカットボス組織は、一般にナイロン糸等の伸縮性のある原糸を、強度を上げる補強の目的で増糸される。しかし、この増糸は、表糸の内面にあって肌に接触する点が注目される。
上記の事情に鑑み、本考案は、絹糸を使用することにより、べとつきのない靴下の提供を課題とする。
本考案は上記目的を達成するために、表糸と裏糸からなる靴下において、靴下の踵部・足底部・爪先部からなる足底部位に増糸をし、該増糸に絹糸を使用した靴下を構成するものである。
本考案の靴下は、足底部位に絹糸を使用したので、足底がべとつかず爽やかで清潔な履き心地のよい、快適さ抜群の靴下となっている。
本考案の靴下は、化学繊維によるアレルギ−体質の人にも適用でき、スパンとの併用により、伸縮性の問題も解消できている。
本考案の靴下は、何度洗濯しても、履き心地が変わることはない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は、本考案の靴下の一実施例を示す裏返えした状態の平面図、図2は、本考案の組織図である。
図1の靴下1は、口ゴム部2から編成され、身部3と足甲部4は縦縞の畦模様にしており、踵部5と足底部6と爪先部7とが足底部位8であり、爪先部7で縫製9している。そして本考案の靴下1は、足底部位8が図2に示す増糸10になっている。
編機は、モーレ装置付きのコンピュータ靴下編機を使用した。モーレ装置は、柄としてはモーレ柄(スプライシング柄またはカット柄とも云われる)が編成できる。モーレ柄とは、添え糸編の応用組織で、主として補強を目的に使用され、水玉模様等が柄も編成できる。モーレ装置の図示は省略するが、編糸をバキュ−ムで口出し、編成後に編糸の両端をカッタ−で切断し、編地の必要な部分だけに増糸する業界用語でいうカットボス組織11を編成する装置である。
先の増糸10は、図2に示すカットボス組織11にすることもできるし、添え糸編組織(図示せず)にすることもできる。足底部位8の中で、少なくとも足底部6は、カットボス編地11にすることが好ましい。本実施例の場合には、踵部5もカットボス編地にしている。
図1の12は、カットボス組織11で増糸10を切断した糸端を示している。踵部5と爪先部7は、半回転で反転しながら編成されるので、増糸は添え糸編組織で編成する方が楽である。しかし、本実施例のように踵部5もカットボス組織11にすると、モーレ装置で使用する増糸10を半回転で切断するために、伸縮性のない糸では、編機の針に巻き付きロス率も高くなる。また増糸10に使用する絹糸は、天然素材で表面に凹凸もあるのでスムースな送り出しが困難である。そのため、絹糸としてはシルク抽糸を使用することが望ましい。
図2において、靴下の表糸13には綿糸やアクリル糸やその他の原糸が使用される。本実施例の場合は、綿シルケットの40番手双糸を使用した。裏糸14には弾性糸等が使用される。本実施例の場合は、SCY40/70を使用した。SCY40/70とは、40デニールのポリウレタンに70デニールのナイロンをカバリングした弾性糸である。
増糸10には、一般にナイロン糸等の伸縮性のある原糸が、強度を上げる目的で補強糸として使用される。本考案の場合には、足底がべとつかせず爽やかな履き心地を付与させるめのものであるため、増糸10には絹糸を使用する。そして本実施例の場合は、毛番手1/40のシルク抽糸を使用した。
この増糸10は、裏糸14によって包み込まれるが、裏糸14は弾性糸で収縮するので、増糸10の絹糸は表糸13の内面にあって、肌に直接接触することができる。
足底部に増糸をなし、該増糸に絹糸を使用することにより、べとつきのない靴下に適用できる。
1 靴下
2 口ゴム部
3 身部
4 足甲部
5 踵部
6 足底部
7 爪先部
8 足底部位
9 縫製箇所
10 増糸
11 カットボス組織
12 増糸のカット糸端
13 表糸
14 裏糸
2 口ゴム部
3 身部
4 足甲部
5 踵部
6 足底部
7 爪先部
8 足底部位
9 縫製箇所
10 増糸
11 カットボス組織
12 増糸のカット糸端
13 表糸
14 裏糸
Claims (3)
- 表糸と裏糸からなる靴下において、靴下の踵部・足底部・爪先部からなる足底部に増糸をなし、該増糸に絹糸を使用したことを特徴とする靴下。
- 足底部を、カットボス組織に編成した請求項1記載の靴下。
- 絹糸が、シルク抽糸である請求項1記載の靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271509U JP3100762U (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271509U JP3100762U (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 靴下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3100762U true JP3100762U (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=43254369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271509U Expired - Lifetime JP3100762U (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 靴下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100762U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048551A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
JP2020133033A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
JP2022058797A (ja) * | 2017-12-08 | 2022-04-12 | グンゼ株式会社 | シート状電気信号伝達生地及びシート状電気信号伝達生地の製造方法 |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003271509U patent/JP3100762U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048551A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
JP2022058797A (ja) * | 2017-12-08 | 2022-04-12 | グンゼ株式会社 | シート状電気信号伝達生地及びシート状電気信号伝達生地の製造方法 |
JP2020133033A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
JP7338115B2 (ja) | 2019-02-18 | 2023-09-05 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4447559B2 (ja) | 靴下 | |
JP6843403B2 (ja) | 羊毛繊維を用いた履物及び履物用甲皮の製造方法 | |
JP5031311B2 (ja) | フート・ウェア及びソックス | |
JP4825119B2 (ja) | 靴下及びその製造方法 | |
WO2007074735A1 (ja) | 靴下 | |
JP2006097189A (ja) | 多段パイル構造の靴下 | |
US20060218973A1 (en) | Socks and method for knitting the same | |
KR20130027127A (ko) | 당뇨 환자용 양말 | |
JP3100762U (ja) | 靴下 | |
US20110277217A1 (en) | Seamless sock and method of knitting the same | |
JPH07148004A (ja) | ソックス状ライナーおよびライナー着脱靴 | |
JP3113253U (ja) | 靴下 | |
CN105876878A (zh) | 一种耐磨的按摩袜子 | |
JP5395567B2 (ja) | フート・ウェア | |
JP3944686B2 (ja) | 靴下 | |
CN214802377U (zh) | 抗菌防滑袜 | |
JP4035964B2 (ja) | 靴下 | |
JP5092176B2 (ja) | 靴下 | |
CN211323091U (zh) | 多功能透气袜 | |
JP3223538U (ja) | 靴下 | |
CN210124333U (zh) | 一种运动袜 | |
CN211323089U (zh) | 可拆卸组装的袜子 | |
JP2010189783A (ja) | ストッキング | |
CN220024284U (zh) | 一种具有脚踝保护功能的儿童鞋 | |
CN210353201U (zh) | 用于糖尿病足的保健袜 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 6 |