JP3100510U - 節水型便器 - Google Patents
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Abstract
【課題】僅かな水量で確実に便器を洗浄する節水型便器を提供する。
【解決手段】節水型便器は、便器1の水槽2に二段式出水制御を具えた押圧ハンドル20を設置し、便器内には貯水区10及び排水道11が設置され、貯水区底部に貫通孔100が貫設され、バルブ制御装置3は便器内に設置され、これはバルブ体30、バルブ蓋31、駆動桿32及び操縦桿33から構成され、使用時、操縦桿33を押すと、駆動桿32が動き、押桿310によってバルブ蓋31が上に持ち上げられる。そのため、尿と貯水区内の水は通道から直接排水道へ流れ、水槽上に設置された押圧ハンドル20を低出水で押す。
【選択図】図1
【解決手段】節水型便器は、便器1の水槽2に二段式出水制御を具えた押圧ハンドル20を設置し、便器内には貯水区10及び排水道11が設置され、貯水区底部に貫通孔100が貫設され、バルブ制御装置3は便器内に設置され、これはバルブ体30、バルブ蓋31、駆動桿32及び操縦桿33から構成され、使用時、操縦桿33を押すと、駆動桿32が動き、押桿310によってバルブ蓋31が上に持ち上げられる。そのため、尿と貯水区内の水は通道から直接排水道へ流れ、水槽上に設置された押圧ハンドル20を低出水で押す。
【選択図】図1
Description
本考案は、節水型便器に関するものである。
排泄行為は、誰もが必ず行う行為であり、現代では疾病予防及び衛生の必要から水洗式トイレが常識になっている。このため水洗式トイレは文明の重大な発明と言える。なぜなら人が最も嫌悪する汚い排泄物を短時間内にきれいに処理してしまうからである。
しかし、水洗式トイレは大量の水によって汚物を流し、排除し、同時に便器を洗い流す。一般の水洗式トイレの水使用量は一般家庭の35%を占め、水が充分に確保できる国では、対応できるものの、水の確保が困難な国にとっては水道水もしくは非飲用水であっても大きな水の浪費となる。台湾では毎年、渇水期に制限措置が採られている。
水洗式トイレの水使用量は大きいため、風呂の残り湯、米のとぎ汁、洗濯の水をトイレに再利用することを提唱している人がいるが、それには大型の容器が必要で、そこから柄杓で取って使用する。大人や健康な人ならそれもよいが、子どもや年齢の高い人、体の不自由な人にとって、この方法は困難である。
この改善策として、各タイプの節水型二段式便器がある。水槽上の出水押圧ハンドルには「大」の出水量と「小」の出水量の制御があり、使用者が小をしたときには小の出水量でよいことになっている。今日、二段式節水便器は、一般の水洗式便器が毎回約5.5リットル(二段式では大出水量の水量である)に対し、低水量の水は(即ち小の出水量)およそ4リットルに設定されている。水槽には出水量を制御する装置が設置されているが、一般の便器は底部が凹形でそこに水が溜まっている。その水を後方のトラップを経て排水道に送らなければならない。使用者の尿液は便器底部に溜まった水に混じっているため、汚水を湾曲した排水道を経てきれいに排出するには4リットルの水を使用して完全に流せるのである。そのため、二段式便器の低出水量は、大出水量と比較して1.5リットルの差しかない。これでは節水効果を達成しているとはいえない。
特開2002−265528号公報
解決しようとする問題点は、二段式低出水量を利用しても僅かの節水しか行えない点である。
本考案は、便器の水槽に二段式出水制御を具えた押圧ハンドルを設置し、便器内には貯水区及び排水道が設置される。そのうち、貯水区底部に貫通孔が貫設され、バルブ制御装置は便器内に設置する。これはバルブ体、バルブ蓋、駆動桿及び操縦桿から構成され、そのうち、バルブ体は便器の貯水区底部の貫通孔内に設置し、バルブ体内中空には通道が設置され、バルブ蓋はバルブ体最上端に設置する。バルブ蓋下方には押桿が連接され、押桿はバルブ体の通道内に納置される。押桿と駆動桿は枢設され、駆動桿の一端と操縦桿が連接される。この操縦桿は便器を突き抜け、外に飛び出している。使用時、操縦桿を押すと、駆動桿が動き、押桿によってバルブ蓋が上に持ち上げられる。そのため、尿と貯水区内の水は通道から直接排水道へ流れる。その後、水槽上に設置された押圧ハンドルを低出水で押すと、少量の水で便器が洗浄されることを最も主要な特徴とする。
すなわち、本考案の節水型便器は、
便器後方に水槽を設置し、その水槽は二段式出水制御の押圧ハンドルがあり、また便器内側底部には貯水区があり、その貯水区後方はトラップを経て排水道が連接され、排水道は排水管と連接して汚水を排出する節水型便器において、
便器の貯水区底部に貫通孔を貫設し、バルブ制御装置は便器内に設置し、そのバルブ制御装置は、バルブ体、バルブ蓋、駆動桿及び操縦桿から構成され、そのうち、バルブ体は便器の貯水区底部の貫通孔内に設置し、バルブ体内中空には通道が形成され、通道が貯水区から直接排水道へ通じる経路となり、バルブ蓋はバルブ体最上端に設置し、バルブ蓋下方には押桿が設置され、押桿はバルブ体通道内に納置され、この押桿は駆動桿に枢設され、駆動桿一端と操縦桿が連接され、この操縦桿は便器を突き抜け、便器外側に出るもので、
使用時、バルブ制御装置の操縦桿を押すだけで、駆動桿が動き、駆動桿のもう一端が押桿を押し、バルブ蓋を上に持ち上げて開くもので、これによって、小をしたときの尿液と便器底部に溜まった水が通道から直接排水道へ流れ、続いて水槽にある低水量の押圧ハンドルによって便器内部を洗浄して汚れを流すことによって、極少量の水量で水洗し、大幅に使用水量を減らし、確実に節水することを特徴とする。
すなわち、本考案の節水型便器は、
便器後方に水槽を設置し、その水槽は二段式出水制御の押圧ハンドルがあり、また便器内側底部には貯水区があり、その貯水区後方はトラップを経て排水道が連接され、排水道は排水管と連接して汚水を排出する節水型便器において、
便器の貯水区底部に貫通孔を貫設し、バルブ制御装置は便器内に設置し、そのバルブ制御装置は、バルブ体、バルブ蓋、駆動桿及び操縦桿から構成され、そのうち、バルブ体は便器の貯水区底部の貫通孔内に設置し、バルブ体内中空には通道が形成され、通道が貯水区から直接排水道へ通じる経路となり、バルブ蓋はバルブ体最上端に設置し、バルブ蓋下方には押桿が設置され、押桿はバルブ体通道内に納置され、この押桿は駆動桿に枢設され、駆動桿一端と操縦桿が連接され、この操縦桿は便器を突き抜け、便器外側に出るもので、
使用時、バルブ制御装置の操縦桿を押すだけで、駆動桿が動き、駆動桿のもう一端が押桿を押し、バルブ蓋を上に持ち上げて開くもので、これによって、小をしたときの尿液と便器底部に溜まった水が通道から直接排水道へ流れ、続いて水槽にある低水量の押圧ハンドルによって便器内部を洗浄して汚れを流すことによって、極少量の水量で水洗し、大幅に使用水量を減らし、確実に節水することを特徴とする。
本考案の節水型便器は、従来の二段式節水便器に比べて大幅に水使用量を減らすという利点がある。
僅かな水量で便器を洗浄し、確実な節水を行うという目的を実現した。
先ず、図1〜図3に示すとおり、便器1の後方に水槽2が設置される。この水槽2には二段式で出水を制御する押圧ハンドル20がある。便器1内側底部には貯水区10が成形され、便器1内部には貯水区10後方にトラップ12が成形されて排水道11に連通している。この貯水区10からトラップ12と排水道11までを汚水経路とする。また排水道11と排水管4の連接によって、汚物が排出される。そのうち、貯水区10底部に貫通孔100が貫設されて排水道11に通じる。バルブ制御装置3は、便器1内に設置され、それはバルブ体30、バルブ蓋31、駆動桿32及び操縦桿33から構成される。また、バルブ体30は便器1の貯水区10底部の貫通孔100に設置される。このバルブ体30内の中空箇所に通道300が設置され、貯水区10の水が後方のトラップ12を経ずに直接排水道11に行くようにしている。バルブ蓋31はバルブ体30の最上端に設置されて開閉操作される。このバルブ蓋31下方には押桿310が接続され、この押桿310はバルブ体30の通道300内に納置されている。駆動桿32は押桿310と枢設され、駆動桿32には球形の回転塊320が設置される。この回転塊320は、バルブ体30と接合した納置室301内に納置される。また駆動桿32一端には駆動部品321が設置される。別に駆動部品321別端には操縦桿33が連接され、この操縦桿33は上に向かって便器1を突き抜け、便器1外側に飛び出し、操縦桿33先端には押しボタン330が設置される。
使用時、図1〜図4に示すとおり、使用者が小をしたとき、先ずバルブ制御装置3の押ボタン330を押す。この時、操縦桿33が下に押され、駆動桿32を動かして下方向に押す。駆動桿32は球形の回転塊320を支点としているので、梃子の原理によって駆動桿32末端がバルブ蓋31の押桿310を上に押し上げる。この時、バルブ蓋31を上に押し上げて開き、使用者の尿と便器1底部の貯水区10に溜まっていた水はバルブ体30の通道300から直接便器の排水道11に排水される。使用者が小を終えた後、再び水槽2にある低水量の押圧ハンドル20を押すと、便器1内部を洗い流し、便器に付着した汚水を流す。バルブ蓋31、バルブ体30の通道300及び便器1内部のすすぎが完了した後、続いて操縦桿33先端の押ボタン330を上に引き上げる。すると駆動部品321が駆動桿32を動かし、回転塊320が支点となって押桿310を下に引き、バルブ蓋31がバルブ体30最上端に被さって閉じ、且つ便器1底部の貯水区10に水が溜まる。
また、使用者が大をしたとき、バルブ装置3は作動させず、一般の水量によって、便器1の貯水区10に溜まった水と汚物を従来の方法で排出させる。
本考案のバルブ制御装置3と水量を調節できる節水型便器を組み合わせる二段式便器によって、必要水量が一回につき一リットルになる。一般家庭の水洗式便器の一回における必要水量が約5.5リットル(最大水量時)で、公知の二段式節水型便器の低水量でも4リットルの水が必要であるに対し、本考案では1リットルですむ。これによって二段式便器のリットルと比べて3リットルもの節約になる。
このため、ひとりが一日にトイレを使用するのが平均6回ということから、一人が一回に3リットルずつの節水をすることになり、各自が毎日18リットルの水を節約することになる。これを累計すると、百万人が毎日6回の節水をすると、1800万リットルもの節水となり、台湾全国民が一年間、この方法で節水すると、一億五千万トンもの水を節約し、これは大型ダム一つ分に相当する。本考案の節水型便器は(特に使用回数の多い小の時に僅かな水で水洗効果が達成できる)、従来の二段式節水便器に比べて大幅に水使用量を減らす。
1 便器
10 貯水区
100 貫通孔
11 排水道
12 トラップ
2 水槽
20 押圧ハンドル
3 バルブ制御装置
30 バルブ体
300 通道
301 納置室
31 バルブ蓋
310 押桿
32 駆動桿
320 回転塊
321 駆動部品
33 操縦桿
330 押ボタン
4 排水管
10 貯水区
100 貫通孔
11 排水道
12 トラップ
2 水槽
20 押圧ハンドル
3 バルブ制御装置
30 バルブ体
300 通道
301 納置室
31 バルブ蓋
310 押桿
32 駆動桿
320 回転塊
321 駆動部品
33 操縦桿
330 押ボタン
4 排水管
Claims (1)
- 便器後方に水槽を設置し、その水槽は二段式出水制御の押圧ハンドルがあり、また便器内側底部には貯水区があり、その貯水区後方はトラップを経て排水道が連接され、排水道は排水管と連接して汚水を排出する節水型便器において、
便器の貯水区底部に貫通孔を貫設し、バルブ制御装置は便器内に設置し、そのバルブ制御装置は、バルブ体、バルブ蓋、駆動桿及び操縦桿から構成され、そのうち、バルブ体は便器の貯水区底部の貫通孔内に設置し、バルブ体内中空には通道が形成され、通道が貯水区から直接排水道へ通じる経路となり、バルブ蓋はバルブ体最上端に設置し、バルブ蓋下方には押桿が設置され、押桿はバルブ体通道内に納置され、この押桿は駆動桿に枢設され、駆動桿一端と操縦桿が連接され、この操縦桿は便器を突き抜け、便器外側に出るもので、
使用時、バルブ制御装置の操縦桿を押すだけで、駆動桿が動き、駆動桿のもう一端が押桿を押し、バルブ蓋を上に持ち上げて開くもので、これによって、小をしたときの尿液と便器底部に溜まった水が通道から直接排水道へ流れ、続いて水槽にある低水量の押圧ハンドルによって便器内部を洗浄して汚れを流すことによって、極少量の水量で水洗し、大幅に使用水量を減らし、確実に節水することを特徴とする節水型便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271287U JP3100510U (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 節水型便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271287U JP3100510U (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 節水型便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3100510U true JP3100510U (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=43254137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271287U Expired - Fee Related JP3100510U (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 節水型便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2003
- 2003-09-18 JP JP2003271287U patent/JP3100510U/ja not_active Expired - Fee Related
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