JP3100202U - 電気スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に感度に優れたオーバーロード防止機能を備えた電気スイッチを提供する。
【解決手段】押圧することによりバイメタルプレート211の可動コンタクト212と第一ピン20の固定コンタクト201とを接触・離間させる切換ボタン30と、を備え、切換ボタンの一端に固定コンタクト側へ延出する突ブロック31が設けられ、突ブロックの自由端には、揺動部材50が突出軸51を介して枢設されると共に、揺動部材の突出軸が形成されていない側には、突出ブロックとバイメタルプレートとの間に位置する揺動部52が設けられ、また、突ブロックには、その自由端が揺動部材の揺動部の一側を押し付ける押付けプレート60が嵌設され、切換ボタンが導通状態に切り換わる際には、揺動部材の揺動部が、可動コンタクトと突出軸とを結ぶ線に対して偏るように位置する、ことを特徴とする。
【選択図】  図2

Description

 本考案は、特に感度に優れたオーバーロード防止機能を備えた電気スイッチに関するものである。
 電気製品のスイッチには通常、オーバーロード防止機能が備えられており、その原理は、熱膨張係数の異なるバイメタルプレートが可動コンタクトの弾性プレートとして用いられ、スイッチにおけるボタンが押圧されて導通状態となった時、そのボタンの押圧によりバイメタルプレート上の可動コンタクトとスイッチにおけるピン上の固定コンタクトとが接触して導通状態となるものである。反対に、ボタンを押圧して非導通状態とした時は、直ちにバイメタルプレートが上方へ引き上げられて、可動コンタクトが固定コンタクトから離れ、電源が瞬断される。また、スイッチがON状態、即ち導通状態の時にオーバーロードが発生した場合は、バイメタルプレートが熱変形し可動コンタクトが固定コンタクトから即座に離れ、電源が瞬断される。これにより、オーバーロードによる電気製品の破損を防止することができるので、バイメタルプレートが変形すると、それと同時にボタンが復位する。しかし、この種のバイメタルプレートより成るスイッチは、連動ロッドを連結することにより切換ボタンとバイメタルプレートとを押圧するものであり、このような技術は周知のものである。
 上記問題に鑑み、その後、中華民国実用新案公告第512971号、同公告第397244号、同公告第320335号、及び同公告第208384号が提出された。しかし、これらの技術は実際に使用している時、バイメタルプレートが自ら反曲して電源を瞬断させることができない場合がある。例えば、この電気スイッチを備えた電気製品の周辺に物体を有し、その物体により電気スイッチのボタンが押圧されて、オーバーロードが発生した時、バイメタルプレートも押圧されているので、自ら変形反曲できない。或いは変形反曲したが、十分な離間距離が確保できないことから電気製品に悪影響を及ぼす恐れがある。
 本考案は、スイッチ本体(10)と、スイッチ本体(10)の一端に挿設され、互いの間に所定の間隔が置かれる固定コンタクト(201)を備えた第一ピン(20)及び第二ピン(21)と、第二ピン(21)のスイッチ本体(10)側の一端に結合され、可動コンタクト(212)を有する、熱により湾曲変形可能なバイメタルプレート(211)と、スイッチ本体(10)の他端に枢設され、押圧することによりバイメタルプレート(211)の可動コンタクト(212)と第一ピン(20)の固定コンタクト(201)とを接触・離間させる切換ボタン(30)と、を備え、切換ボタン(30)の一端に固定コンタクト(212)側へ延出する突ブック(31)が設けられ、突ブロック(31)の自由端には、揺動部材(50)が突出軸(51)を介して枢設されると共に、揺動部材(50)の突出軸(51)が形成されていない側には、突出ブロック(31)とバイメタルプレート(211)との間に位置する揺動部(52)が設けられ、突ブロック(31)には、その自由端が揺動部材(50)の揺動部(52)の一側を押し付ける押付けプレート(60)が嵌設され、切換ボタン(30)が導通状態に切り換わる際には、揺動部材(50)の揺動部(52)が、可動コンタクト(212)と突出軸(51)とを結ぶ線に対して偏るように位置する、ことを特徴とする電気スイッチ、を提供する。
 本考案は、揺動部材が設置されることにより、バイメタルプレートは切換ボタンが押圧された状態であっても、変形反曲することにより非導通状態とすることができるので、オーバーロードによる電気製品への悪影響を防止できる。
 本考案は上記の課題を解決するものであり、スイッチ本体と、スイッチ本体の一端に挿設され、互いの間に所定の間隔が置かれる固定コンタクトを備えた第一ピン及び第二ピンと、第二ピンのスイッチ本体側の一端に結合され、可動コンタクトを有する、熱により湾曲変形可能なバイメタルプレートと、スイッチ本体の他端に枢設され、押圧することによりバイメタルプレートの可動コンタクトと第一ピンの固定コンタクトとを接触・離間させる切換ボタンと、を備え、切換ボタンの一端に固定コンタクト側へ延出する突ブックが設けられ、突ブロックの自由端には、揺動部材が突出軸を介して枢設されると共に、揺動部材の突出軸が形成されていない側には、突出ブロックとバイメタルプレートとの間に位置する揺動部が設けられ、また、突ブロックには、その自由端が揺動部材の揺動部の一側を押し付ける押付けプレートが嵌設され、切換ボタンが導通状態に切り換わる際には、揺動部材の揺動部が、可動コンタクトと突出軸とを結ぶ線に対して偏るように位置するので、若し切換ボタンが、導通状態の時に周辺の物体に押圧されてオーバーロードが発生したとしても、バイメタルプレートが熱により切換ボタン側へ変形して反曲し、揺動部材の揺動部を押し上げることにより、バイメタルプレート上の可動コンタクトと固定コンタクトとを離間させ、電源を瞬断させることができる。即ち、本考案の構成によれば、切換ボタンが物体に押圧された状態であっても、反曲作用により電源を瞬断させてオーバーロードによる電気製品への悪影響を防止できることから、使用者に対し優れた安全性を提供することができる。
 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
 図1は本考案に係る電気スイッチの斜視図であり、図2は本考案に係る電気スイッチの分解斜視図であり、図3は本考案に係る電気スイッチのOFF状態を示す側面断面図であり、図4は本考案に係る電気スイッチのON状態を示す側面断面図であり、図5は本考案に係る電気スイッチの切換ボタンが物体により押圧された状態を示す側面断面図である。
 図1に示すように、本考案の電気スイッチはスイッチ本体(10)を有し、該スイッチ本体(10)の一端に、互いの間に所定の間隔を置いて第一ピン(20)及び第二ピン(21)が挿設されると共に、他端に切換ボタン(30)が設置され、その切換ボタン(30)を押圧することにより第一(20)と第二ピン(21)とを接触導通させる。
 更に、図2に示すように、前記スイッチ本体(10)の内部に収容溝(11)が形成され、その収容溝(11)の一側に切換ボタン(30)が設置されると共に、他側に固定コンタクト(201)を有する第一ピン(20)及び熱により湾曲変形可能なバイメタルプレート(211)を有する第二ピン(21)が設置され、更に、バイメタルプレート(211)の自由端における、固定コンタクト(201)と対応する位置に可動コンタクト(212)が設けられると共に、切換ボタン(30)の一端に可動コンタクト(212)側へ伸びる突ブロック(31)が設けられ、その突ブロック(31)の一側に掛止片(40)が枢設される。そして、図3に示すように、該掛止片(40)の自由端がバイメタルプレート(211)の可動コンタクト(212)の一端に掛止されることにより、切換ボタン(30)を非導通状態に切換えた時、掛止片(40)によりバイメタルプレート(211)の自由端が可動コンタクト(212)側に引き上げられる。
 また、本考案では、切換ボタン(30)が導通状態の時に押圧された場合でも、バイメタルプレート(211)に変形可能な空間が得られるように、突ブロック(31)の自由端に貫通孔(310)が形成され、その貫通孔(310)には揺動部材(50)が枢設されている。
 前記揺動部材(50)は、その一端に貫通孔(310)に枢設される突出軸(51)が設けられると共に、他端に揺動部(52)が設けられ、それら揺動部(52)と突出軸(51)との一端は連結プレート(53)により連結され、そして、貫通孔(310)から突出した突出軸(51)の端に位置決め部材(55)が嵌め込まれる。これにより、揺動部(52)は突出軸(51)を支点として回転可能となる。また、図2及び図3に示すように、切換ボタン(30)における突ブロック(31)の、突出軸(51)を取り付ける側に揺動部在(50)の連結プレート(53)が収容可能な凹部(311)が形成され、その凹部(311)の一側に、連結プレート(53)の一側を受け止めるための当接縁(312)が設けられる。この構成により、切換ボタン(30)が押圧されて非導通状態となると、揺動部材(50)における揺動部(52)が可動コンタクト(212)の方向へ移動することになる。
 更に、前記突ブロック(31)における、切換ボタン(30)側の側面に、弾性を有する押付けプレート(60)を嵌め込むための設置溝(314)が形成されると共に、該押付けプレート(60)の自由端は揺動部(52)の揺動による押圧を抑圧し、前記連結プレート(53)は常に当接縁(312)の一側に位置している。
 本考案は上記の構成であるので、図3に示すように、前記切換ボタン(30)をOFF状態、即ち非導通状態に切換えた時、バイメタルプレート(211)が掛止片(40)により引き上げられると同時に、バイメタルプレート(211)の可動コンタクト(212)が第一ピン(20)の固定コンタクト(201)から離れる。
 反対に、図4に示すように、切換ボタン(30)を押圧してON状態、即ち導通状態にした場合は、揺動部材(50)の揺動部(52)が下方へ移動して、バイメタルプレート(211)が押圧され、バイメタルプレート(211)上における可動コンタクト(212)が固定コンタクト(201)と接触し導通状態となる。この時、揺動部材(50)の揺動部(52)は傾いた状態にあり、揺動部(52)と、可動コンタクト(212)及び突出軸(51)との間に所定の角度を有する。
 前記の状態から再び切換ボタン(30)を図3に示すようなOFF状態、即ち非導通状態に切換える場合は、通常バイメタルプレート(211)は掛止片(40)により引き上げられるが、若しオーバーロードが発生した場合には、バイメタルプレート(211)が変形反曲し、揺動部材(50)により切換ボタン(30)が押されて非導通状態となる。
 また、図5に示すように、若し切換ボタン(30)がON状態、即ち導通状態の時に、物体(A)に押圧された場合、或いはオーバーロードが発生した場合は、バイメタルプレート(211)が熱により切換ボタン(30)側へ変形反曲して、磁力により揺動部材(50)の揺動部(52)に接触するが、切換ボタン(30)は押圧作用により可動できない状態にあるので、揺動部(52)がバイメタルプレート(211)の押圧により突出軸(51)を支点として回転すると共に、押付けプレート(60)が外側へ変形して弾性が蓄積される。そして、使用者が非導通の異常な状態を発見し、切換ボタン(30)を正常な状態に切換えると、図3及び図4に示すように押付けプレート(60)の弾性により揺動部在(50)が復位する。
本考案に係る電気スイッチの斜視図である。 本考案に係る電気スイッチの分解斜視図である。 本考案に係る電気スイッチのOFF状態を示す側面断面図である。 本考案に係る電気スイッチのON状態を示す側面断面図である。 本考案に係る電気スイッチの切換ボタンが物体により押圧された状態を示す側面断面図である。
符号の説明
 10  スイッチ本体
 11  収容溝
 20  第一ピン
 21  第二ピン
 201  固定コンタクト
 211  バイメタルプレート
 212  可動コンタクト
 30  切換ボタン
 31  突ブロック
 310  貫通孔
 311  凹部
 312  当接縁
 314  設置溝
 40  掛止片
 50  揺動部材
 51  突出軸
 52  揺動部
 53  連結プレート
 55  位置決め部材
 60  押付けプレート
 A  物体

Claims (2)

  1.  スイッチ本体(10)と、
     スイッチ本体(10)の一端に挿設され、互いの間に所定の間隔が置かれる固定コンタクト(201)を備えた第一ピン(20)及び第二ピン(21)と、
     第二ピン(21)のスイッチ本体(10)側の一端に結合され、可動コンタクト(212)を有する、熱により湾曲変形可能なバイメタルプレート(211)と、
     スイッチ本体(10)の他端に枢設され、押圧することによりバイメタルプレート(211)の可動コンタクト(212)と第一ピン(20)の固定コンタクト(201)とを接触・離間させる切換ボタン(30)と
     を備え、
     切換ボタン(30)の一端に固定コンタクト(212)側へ延出する突ブック(31)が設けられ、
     突ブロック(31)の自由端には、揺動部材(50)が突出軸(51)を介して枢設されると共に、揺動部材(50)の突出軸(51)が形成されていない側には、突ブロック(31)とバイメタルプレート(211)との間に位置する揺動部(52)が設けられ、
     突ブロック(31)には、その自由端が揺動部材(50)の揺動部(52)の一側を押し付ける押付けプレート(60)が嵌設され、
     切換ボタン(30)が導通状態に切り換わる際には、揺動部材(50)の揺動部(52)が、可動コンタクト(212)と突出軸(51)とを結ぶ線に対して偏るように位置する
     ことを特徴とする電気スイッチ。
  2.  前記揺動部材(50)における突出軸(51)と揺動部(52)とは連結プレート(53)により連結されると共に、切換ボタン(30)における突ブロック(31)の一側に凹部(311)が形成され、その凹部(311)の一側に連結プレート(53)の一側を当接するための当接縁(312)が設けられる
     ことを特徴とする請求項1記載の電気スイッチ。
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