JP3100109B2 - 機具運動遊戯プール並びに機具装着具と機械 - Google Patents

機具運動遊戯プール並びに機具装着具と機械

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JP3100109B2 JP4925995A JP4925995A JP3100109B2 JP 3100109 B2 JP3100109 B2 JP 3100109B2 JP 4925995 A JP4925995 A JP 4925995A JP 4925995 A JP4925995 A JP 4925995A JP 3100109 B2 JP3100109 B2 JP 3100109B2
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誠 今
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は機具運動遊戯プールに
係り、特にプールの中にスポーツ及び遊戯機具の着脱を
容易自在に装設して、該スポーツ及び遊戯機具とプール
の水とを併用して身体の運動及び遊戯をすることが可能
な機具運動遊戯プールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプールは単に水泳をする目的で設
計され、水泳の練習やその指導及び水泳競技をおこなう
事が主要な目的であるものと、他にレジャーや保養、リ
ハビリ等、その目的にあった形状に設計されたものなど
様々である。しかしこのいずれかの目的を複合させるプ
ールを設計する為にはかなリ広いスペースのプールに対
しコーナーごとにその目的をもたせて設計するか、もし
くは一つの施設に目的別のプールを個別に設計するかの
方法をとることになリ、いずれにしても多くの目的を複
合させる為には、相当のスペースを必要とするのは事実
である。さらに身体運動でも、特に筋力鍛錬の運動は陸
上でのスペースで筋力鍛錬用機具を利用しておこなわれ
ているのが事実である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記プールでは、それ
ぞれのもつ利用内容から得られる目的や効果の利点を複
合する為には、かなり広い面積が必要とされ、既存の施
設に対してこれらを装備することは施設の面積及び資金
投資の面でもかなリ困難が生じる。また近年運動設備の
進歩により身体鍛錬(筋カ鍛錬)は機械を使用して行う
ものが主流を占めているが、しかし中高年者に対しては
陸上での機械を使用しての身体鍛錬は心臓,腰,膝,足
首等の関節にかかる負担が大きく特に敬遠されている。
この発明はそれらの実情に鑑みて身体に対する負担が少
なくて健康増進に適し、プール内を最大限に利用するこ
とのできる機具運動遊戯プールとそれに関連した機具等
を提供するものであって、その主たる課題は、スポーツ
機具を適宜に組み合わせたリ、取外しすることによって
多種多様なプールスペースとして活用することができる
機具運動遊戯プールとそれに関連した機具等を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するために、請求項1の発明では、プールの内面また
はプール側外縁部にスポーツ機具を着脱可能に取り付け
ることができる機具運動遊戯プールにおいて、機具運動
遊戯プールが、プールの内面または側外端部に機具装着
部が形成され、適宜に選択された前記機具装着部にスポ
ーツ機具を装設しうる、という技術的手段を講じてい
る。また、請求項2の発明では、前記スポーツ機具に外
方へ突出する支柱が設けられており、プールの内面また
は側外端部に、前記支柱の先端を嵌合可能な孔からなる
機具装着部が前記支柱の装着数より多く設けられてお
り、適宜に選択された前記機具装着部に前記支柱の先端
を嵌合してスポーツ機具が転倒しないようにプールの内
面または側外端部に取り付けられてなる、という技術的
手段を講じている。請求項3の発明では、プールの内面
にスポーツ機具を機具装着具を介して着脱可能に取り付
ける機具運動遊戯プールにおいて、機具装着具がスポー
ツ機具を装設する機具装着部を有しており、プール底面
機具装着具を取り付けうる、という技術的手段を講じ
ている。また、請求項4の発明では、機具運動遊戯プー
ル用の機具装着具が、所望の高さと広さを有する合成樹
脂成型体であって、その表面に所望間隔おきに複数の機
具装着部が形成され、周縁部には隣接して配設される物
同士を連結する連結部が形成されており、適宜に選択さ
れた前記機具装着部にスポーツ機具を装設してなる、と
いう技術的手段を講じている。また、請求項5の発明で
は、水力利用スポーツ機械が、所望形状の人力伝動体と
連結された移動体を中空体内に装備した水圧抵抗器を有
し、該水圧抵抗器はプール等の水中に配置されており、
移動体によって前記水を前記中空体に吸引乃至吐出する
構成となっており、人力伝動体の自由端部に人力をかけ
たとき、移動体が中空体内の水圧抵抗によって負荷を負
って移動するように構成されてなる、という技術的手段
を講じている。更に、請求項6の発明では、スポーツ機
具が、プール等の水中に配設する機具であって、水底に
定置して使用する時の傾倒を防止するための機具装着具
に、使用者の体重を支承するスポーツ機具の支柱足部が
装着されており、プール底面機具装着具を配置しう
る、という技術的手段を講じている。ここで、前記機具
装着部は機具装着具に形成してスポーツ機具に装着する
ことができる。スポーツ機具とは、スポーツ(Spor
ts)用具や機械で、いわゆる身体鍛錬用の機械用具、
遊戯娯楽用機械用具やこれらに付帯するインテリア用の
物も含む。機具装着部とは、前記スポーツ機具を使用す
る時にそれらが転倒しないように固定するための手段を
いう。機具装着具とは、プールに固定された機具装着部
に代って、プール内に定置したときにスポーツ機具の転
倒を防止するための手段でスポーツ機具の支柱足部を装
着する、プールに固定されていない構造体をいう。機具
運動遊戯プールとは、水のあるプール内に配設した前記
スポーツ機具を使用して身体を鍛錬や遊戯娯楽のために
動かすことのできるプールをいう。身体の運動とは、前
記機具運動遊戯プールでスポーツ機具を使用して身体を
動かすことをいう。
【0005】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は機具運動遊戯プール1(以下プールという)
の要部縦断面図を示す。プール内面2,3は底面2と周
壁面3で構成されている。該プール内面2,3或いは側
外縁部4に、所望間隅おきに、機具装着部5が形成され
ている。該機具装着部5はスポーツ機具6(図2参照)
が転倒しないようにプール1に固定するためのものであ
るから、その目的に合っていればどのようなものでもか
まわない。図1においては中央に嵌挿孔5Aのある管体
が埋設されている。符号5Bは蓋であり、使用しないと
きは蓋5Bをしておく。またプールの側外縁部4にも機
具装着部5を形成することができる。以上の構成におい
て、図2においてはいわゆる鉄棒からなるスポーツ機具
6を設置した一例を示す。スポーツ機具6は支柱7を高
さ調節部7Bで高低調節ができ、支柱7下部に補助柱7
C,7Cが付設されておリ、それらの足部7A…をプー
ル1内面2の機具装着部5…に嵌合させて配設されてい
る。このスポーツ機具6においては、水中にあるので、
使用者は水による浮力にも助けられ、懸垂運動も体重の
負担が軽減され、逆上リ等の鉄棒運動をして失敗しても
水中なので安全である。その結果、腕カに自信のない子
供や老人も親しみやすくなリ、これに触れることによリ
遊具として使用されることにもなり、知らず知らずに身
体の運動をさせることができる。図3はぶら下がり機と
してのスポーツ機具6を示す。前例と同じ部材には同じ
符号を付して説明を省略する。符号8は支持アーム、8
Aは係合部である。これは図のように子供好みの装飾を
してあるために、子供が遊具として楽しく水に親しみな
がら運動をすることができて、例えぶら下がることに耐
えられなくて落ちても水の中なのでケガをすることがな
い。以上は1例を示したもので、前記機具装着部5は前
記例に限定されず、タップネジや磁石,レール等を付設
することもできるし、スポーツ機具6の装着もそれに合
わせた形態をとることができる。
【0006】図4は水圧抵抗を利用した身体鍛錬用のス
ポーツ機具6の1例を示す側面図である。該スポーツ機
具6はその足部を機具装着部5に嵌着させて固定する。
図4に示すように該スポーツ機具6は支柱7,7上部に
基台6Aと背当6Bを配して椅子状に形成してあり、前
後の支柱7,7間に水庄抵抗器9が2個並列配設されて
いる。該水圧抵抗器9は図5に示すように含水中空体9
Aの中にガイド9Cによって、前後可動の移動体9Bが
配設され、該ガイド9Cには人力伝動体9Dが連結され
ている。しかしてスポーツ機具6の足部7A,7Aはプ
ール1の底面2の機具装着部5,5に嵌装固定されてい
る。図5において、符号9E,9Eは第1通水孔、9
F,9Fは第2通水孔で調節弁9G,9Gが配設されて
いる。以上のように構成されたこのスポーツ機具6(図
4参照)を使用するには、前記基台6Aに座って、両手
で人力伝動体9D,9Dを前後動させる。それに伴って
ガイド9Cが移動体9Bを中空体9A内を前後動させる
ことになり、移動体9Bを図5中左に移動させるとき、
中空体9A内の水は左の第2通水孔9Fから出て右の第
1通水孔9Eから入ることになる。この場合左の調節弁
9Gを全開にし、右の調節弁9Gを半開にしておくと、
移動体9Bを左に移動させるときは楽で、右に移動させ
るときには力を多く必要とするから、図4における手の
押し引き力の鍛錬に合わせて水圧抵抗器9の水圧抵抗の
調節をすることができる。水圧抵抗器9が負荷抵抗を生
じさせる原理としては、外的入力により人力伝動体9D
が左方向に移動すると、これに連動して移動体9Bが同
時に左方向に移動するため中空体9A内左壁面と移動体
9Bの間の容積が縮小されることで水圧が高くなり圧縮
抵抗が生じる。この時、同時に右壁面と移動体9B間の
容積が拡大するため右壁面の通水孔9E,9Fからプー
ル水が中空体9A内に取リ入れられ次の運動に対応する
圧縮負荷抵抗を発生させる準傭を完了させる。逆の右方
向への外部入力による移動体9Bの移動についても前記
と同様となる。前記水圧抵抗器9を装着したスポーツ機
具6を利用しての身体運動は、往復運動に対する運動負
荷の加減と運動スピードの加減により運動量の調節を可
能とし、運動する人の持つ筋カ及び運動能力に対応する
適切な運動ができ、安全かつ快適な身体鍛錬ができる。
又、従来の陸上での身体運動機具の負荷抵抗は、錘プレ
ート,油圧シリンダ,空気圧等様々であるが、いずれに
してもこれらの身体運動機具の負荷抵抗に対して、運動
する人の体重が加算されたものが運動時に、足首、膝、
腰等の筋肉及び関節に負担をかけていることになるた
め、上記運動機具を使っての身体運動を繰返し行うこと
で、いずれかの部分に支障が生じることも考えられる。
本願発明においては、運動する人が水中での運動を行う
ため、浮力を生じスポーツ機具6が発生させる負荷抵抗
以上のものが、上記身体部分に負担をかけることは極め
て少なく、上記問題の解決になる。又、水中においては
体内の圧力バランスが一定となるため、身体鍛錬運動時
に循環器系(特に心臓)にかかる負担を軽減するため、
中高年者に対しても安全且つ効果的な運動ができる。
【0007】図6は水圧抵抗器9を利用したスポーツ機
具6の第2実施例を示す側面図である。このスポーツ機
具6においては基台6Aの下に複数の支柱7を垂設して
あリ、プール底面2の機具装着部5に足部7Aを嵌着す
ることができる。前例と同じ部材には同じ符号を付して
説明を省賂する。図中符号6Cはサドル、6Dはハンド
ルであり、人力伝動体9Dはペダル式とした。すなわち
図7に平面を示すように、基台6Aに枢着されたクラン
ク軸10のクランクピン10Aに自在継手10Bを介し
てガイド9Cが連結されている。ペダル10Cを踏んで
クランク軸10を回転させるとクランク軸10を中心に
クランクピン10Aが回転し自在継手10Bがガイド9
Cを左方へ引くことから、移動体9Eが中空体9Aの中
を図7の左方へ移動し、かつ後退往復する。このスポー
ツ機具6を使用しての運動内容は、通常陸上の機械エア
ロバイクと同一目的の自転車こぎであるが、図6のスポ
ーツ機具6には、前例と同様水圧抵抗器(シリンダー構
造)9を装着したことに特徴がある。前例とは、人力伝
動体9Dへの人力の方向と運動稼働域が異なる。第2例
では、人力伝動体端部9D(ペダル10B)への入力運
動方向は直線ではなく円運動となるため、この運動によ
り人力伝動体9Dと水圧抵抗器9に連結された移動体9
Bへの入力をクランク軸10を介して直線的な運動方向
に変えてから入力する、逆に、水圧抵抗器9からはその
負荷抵抗を直線運動負荷から人力伝動体9Dに対して円
運動負荷に変えて出すことになる。水圧抵抗器9内部及
び運動、効果は前例と同様である。又、スポーツ機具6
を使用して運動した者の運動量(仕事量)の計測器具
(水圧計)を水圧抵抗器9の通水孔9E、及び9Fに装
着し、水圧抵抗器9内の左壁面及び右壁面にかかる水圧
を測定するか、もしくは積算流量計を装着し計算するこ
ともできる。以上示したものは代表的なものであって、
目的や効果、設置場所の形状や運営内容に合わせて設計
変更することができ、かつ他のものとの組合せもでき
る。又前例に示したスポーツ機具6に装着される水圧抵
抗器9もシリンダー構造だけではなく、物体の浮力を利
用した抵抗や質量を利用した抵抗、水を移動させること
で発生する抵抗など様々のものを応用することができ
る。
【0008】本願発明においては、プール内面、外面に
スポーツ及び遊戯機用の機具装着部5を形成して水圧抵
抗器9を有するスポーツ機具6の着脱を容易自在に配設
するものであるため、水泳をしない時期とかスペースを
利用してスポーツ機具と水を利用した身体運動(含遊
戯)をすることができ、又、プールを利用する者の年齢
層に合わせて特に子供の利用の場合は、遊戯具を装着す
ることでプール利用の内容を変えることができ、また水
泳だけに使うときは容易にスポーツ機具6を片付けて元
のプ一ルにすることができる。前記機具装着部5はプー
ルに直接固定したものを示したが、図8以下で示すよう
に取外し式にすることもできる。図8に示すのは複数の
機具装着具11の着脱及び連結を容易自在にできる機具
装着具11の平面図、図9は断面図である。機具装着具
11は、合成樹脂材から形成され例えば平面で縦2m横
2m、高さ20cm(台形の四角柱)のように設定でき
る。図8において、平面中央部には大きな機具装着部1
2が形成され、その周辺には例えぱ20cmおきに小さ
な機具装着部13が形成されている。前記機具装着部1
2は使用しないときには蓋12Bをしておき、使用する
ときは蓋12Bを除去して嵌装孔12Aにスポーツ機具
の足部7A等を嵌装させる。また小さい機具装着具13
は大きい方と同じでもよいが、図示したものは嵌装孔1
3Aの中にネジタップ13Cが装着されている。従って
大きなスポーツ機具は支柱の足部7Aを大きな機具装着
部12に固定させて、他の部分はボルトを介して小さい
機具装着部13に固定する。小さい機具装着部13で使
用されないものは、蓋13Bをしておく。外縁部には傾
斜がついた連結部11Aが形成されておリ、機具装着具
11を単体、もしくは複数をプール底面に装着した場
合、利用者がプール内を移動する際に機具装着具11が
起しうる危険性を防止する。
【0009】又、前記の機具装着部12,13を嵌装孔
と併用してレール式にした機具装着具11を図10に示
す。すなわち断面L型の溝レール14を、機具装着部1
4として併用し、これに合うようにスポーツ機具6の足
部7Aも変化させてレールに嵌めこむことによりスポー
ツ機具6自体の水中での移動を容易自在にし、スポーツ
機具6の固定に関しては、スポーツ機具のL型足部7A
の後部に取り付けられた楔型の止ピン7Dをレールと機
具足部後部の間に差し込むことによリ固定させる。更に
安定性と安全性の確保のため、小さな機具装着部13に
機具6の補助支柱の足部7Aを嵌装させる。スポーツ機
具6の移動は、前記した通り楔型止ピン7Dを外し、補
助支柱の足部7Aを小さな機具装着部13から外すこと
により機械装着部14レール内を機具L型足部7Aが並
行して移動するため、さほどの人力を使わず容易に移動
できる。不用の時はL型機具装着部14にも蓋14Aを
しておけばよい、勿論、前記してきたスポーツ機具6の
機具装着具11をプール内面2,3及び外縁部4に装着
せずに機具6の装着は可能であり例えば図11に示すよ
うに、スポーツ機具6足部7Aに直接、着脱能力を持た
せるために、その足部7Aに固定具15Aを介して特殊
吸盤からなる機具装着具15を装着し、機具装着具(吸
盤)15とプール内面2,3との接着部内の空気を特殊
吸盤からなる機具装着具15に装着した空気抜きパイプ
15B及びホース5Cと吸引ポンプ15Dを接続して抜
くことで真空状態を保ちスポーツ機具6をプール内面
2,3及び外縁部4に着脱自在にすることができる。ス
ポーツ機具装着具11同士の連結に関しては図12に示
すように、機具装着具11の外縁部に対して、機具装着
具11同士の連結具11Bとプール内側面との端面具1
1Cを使用することによリ機具装着具11複数の連結と
プールの面積に応じての機具装着具11の配置を可能と
する。機具装着具11と連結具11B,端面具11Cの
固定については、図12に示すように、機具装着具11
に所望間隔で形成された連結部11Aの嵌装孔13Aと
連結具11B、端面具11Cも同様に形成された嵌装孔
13Aとを連結固定ピン11D、もしくは機具足部7A
を直接嵌装させることで連結する。又連結具11B,端
面具11Cは、その形状を自在に形成できる。以上のよ
うにプール底面2及び側面3に、あらかじめ機具装着具
11を配設しておくことによって、そのままでプールと
して使うことができ、必要なときにスポーツ機具6をプ
ール内に運び入れて、機具装着具11の機具装着部1
2,13,14に確実安全に固定させることができ、取
外しも容易自在である。機具装着具11は柄着色ができ
るので、プールの塗装代えをしなくても模様替えをする
ことができる。スポーツ機具6を置く処だけ高くしたい
場合には機具装着具11(形状は同じでも、変化させて
もよい)を重ねて配設することができる。
【0010】前記スポーツ機具6は機具運動遊戯プール
1にどのようなスポーツ機具6を配設するのかという一
例を示したものであるので、この形状構成に限定される
ものではなく、このアィディアを基とした設計変更,組
合せをすることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は次のよう
なすぐれた効果を有している。
【0012】(1)この発明に係るプールはスポーツク
ラブ(フィットネスクラブ)及び健康センター(サウナ
等)、レジャー施設等で営業している処のプールの水中
にスポーツ機具の着脱を容易自在に設置して、このスポ
ーツ機具を使用するものであるので水泳をしない部分の
スペースやプールの持つスペース、そのスポーツ機具の
持つ目的、効果を活用するスペースとして提供でき、ま
たそれらを組み合わせたリ、取外しすることによって多
種多様なプールスペースとして活用することができる。
【0013】(2)スポーツ機具は水圧、水抵抗を利用
し又、その水圧,水抵抗値を調節することができるた
め、使用する者の筋力及び運動能カに合わせた身体運動
ができ、しかも陸上での機具を使用した身体運動に比べ
次の点で安全かつ快適に運動ができる。第一点は、陸上
での機械使用の身体運動は、機械が身体に与える負荷抵
抗と使用する者の体重とが合わさり、使用者の下半身
(足、膝、腰等)に負担をかけるため、長期的に身体運
動を継続していくうちに前記した箇所への支障が生じる
場合があるが、本願発明では同様の身体運動を水中で行
うことにより浮力が生じ、当事者の下半身にかかる負担
は軽減され、無理なく安全に機械が身体に与える負荷抵
抗に対しての身体運動ができる。第二点は、陸上では、
身体に対して重力が作用するため、前記した体重が下半
身に与える負担も含め、体内での圧力バランス(特に循
環器系の心臓が血液を全身に送るための欠陥に対して)
が一定していないため、運動することによっての心臓に
かける負担も大きいが水中ではこの圧力バランスがほぼ
一定に保たれるため、運動によって生じる心臓への負担
も陸上に比べ軽減されるし又、循環器系を強化する運動
もできる。特に中高年層の者は、循環器系では問題を生
じやすいため水中での身体運動は健康管理の面でも安全
で効率的なものといえる。又、身体の筋肉を増量もしく
は、筋力を増加させることは、筋肉を激しく運動させ鍛
錬することでもあり、これらは少なからず筋肉細胞を破
壊することになる。これらの激しい運動をし体力を増進
させることは必要ではあるが、これらの運動で使われた
筋肉及び身体を保護することも更に重要である。この運
動により疲労した筋肉及び身体を保護するのに一番効果
の高いのがプール内でマッサージや軽い運動及び水泳で
ある。この発明では、運動に関する事もそうであるが、
使用された筋肉及び身体の保護についても充分に考慮さ
れたものである。この発明でのスポーツ機具は水中での
使用により、機具自体にかかる人為的負担が少なく負荷
抵抗具も水圧を利用するものであるので、機具構造を軽
量簡素化でき、肉体への好ましい条件で身体運動をする
ことができる効果がある。
【0014】(3)機械運動遊戯プールは、機具と水と
を利用するものであるため、水泳だけでは親しみにくい
人にも機具の目的,効果に対する関心から自然に水にも
馴れ親しめ泳ぐことも可能になる。特に中高年の健康増
進、激しい身体運動と身体の保護、乳幼児に対する運動
効果、遊戯性に利する効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】機具運動遊戯プールの要部断面図である。
【図2】スポーツ機具を配設した状熊を示す機具運動遊
戯プールの要部斜視図である。
【図3】第2実施例を示すスポーツ機具の斜視図であ
る。
【図4】水圧抵抗器を利用したスポーツ機具の第1実施
例を示す側面図である。
【図5】スポーツ機具の水圧抵抗器の1例を示す縦断面
図である。
【図6】水圧抵抗器を利用したスポーツ機具の第2実施
例を示す側面図である。
【図7】スポーツ機具の水圧抵抗器の第2実施例を示す
平面図である。
【図8】機具装着具の平面図である。
【図9】機具装着具の縦断面図である。
【図10】機具装着具のL型レール状機具装着部を示す
縦断面図である。
【図11】機具装着具の第2実施例を示す縦断面図であ
る。
【図12】機具装着具の連結状熊を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 機具運動遊戯プール 2,3 内面 4 側外縁部 5 機具装着部 5A 嵌装孔 5B 蓋 6 スポーツ機具 6A 基台 6B 背当 6C サドル 6D ハンドル 7 支柱 7A 足部 7B 高さ調節部 7C 補助柱 7D 止めピン 8 支持アーム 8A 係合部 9 水圧抵抗器 9A 中空体 9B 移動体 9C ガイド 9D 人力伝動体(ハンドル) 9E 第1通水孔 9F 第2通水孔 9G 調節弁 10 クランク軸 10A クランクピン 10B 自在継手 10C 人力伝動体(ペダル) 11 機具装着具 11A 連結部 11B 連結具 11C 端面具 11D 連結固定ピン 12 大きな機具装着部 13 小さな機具装着部 12A,13A 嵌装孔 12B,13B 蓋 13C ネジタップ 14 機具装着部(溝レール) 15 機具装着具(吸盤) 15A 固定具(機具装着部) 15B パイプ 15C ホース 15D 吸引ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04H 4/00 E04H 3/18 502Z (72)発明者 荒 木 公 一 茨城県下館市女方511番地 泰榮商工株 式会社内 (72)発明者 中 島 康 男 茨城県下館市女方511番地 泰榮商工株 式会社内 (56)参考文献 特開 平6−42211(JP,A) 特開 平3−136672(JP,A) 特開 平3−251267(JP,A) 特開 平5−168729(JP,A) 特開 平7−136294(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 21/008 A63B 1/00 A63B 17/00 A63B 21/22 A63B 69/12 E04H 4/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プールの内面またはプール側外縁部にス
    ポーツ機具を着脱可能に取り付けることができる機具運
    動遊戯プールにおいて、 プールの内面または側外端部に機具装着部が形成され、
    適宜に選択された前記機具装着部にスポーツ機具を装設
    してなることを特徴とする機具運動遊戯プール。
  2. 【請求項2】 スポーツ機具に外方へ突出する支柱が設
    けられており、 プールの内面または側外端部に、前記支柱の先端を嵌合
    可能な孔からなる機具装着部が前記支柱の装着数より多
    く設けられており、 適宜に選択された前記機具装着部に前記支柱の先端を嵌
    合してスポーツ機具が転倒しないようにプールの内面ま
    たは側外端部に取り付けられたことを特徴とする請求項
    1に記載の機具運動遊戯プール。
  3. 【請求項3】 プールの内面にスポーツ機具を機具装着
    具を介して着脱可能に取り付ける機具運動遊戯プールに
    おいて、 機具装着具がスポーツ機具を装設する機具装着部を有し
    ており、 プール底面機具装着具を取り付けうることを特徴とす
    る機具運動遊戯プール。
  4. 【請求項4】 所望の高さと広さを有する合成樹脂成型
    体であって、その表面に所望間隔おきに複数の機具装着
    部が形成され、周縁部には隣接して配設される物同士を
    連結する連結部が形成されており、 適宜に選択された前記機具装着部にスポーツ機具を装設
    てなることを特徴とする機具運動遊戯プール用の機具
    装着具。
  5. 【請求項5】 所望形状の人力伝動体と連結された移動
    体を中空体内に装備した水圧抵抗器を有し、該水圧抵抗
    器はプール等の水中に配置されており、移動体によって
    前記水を前記中空体に吸引乃至吐出する構成となってお
    り、人力伝動体の自由端部に人力をかけたとき、移動体
    が中空体内の水圧抵抗によって負荷を負って移動するよ
    うに構成されたことを特徴とする水力利用スポーツ機
    械。
  6. 【請求項6】 プール等の水中に配設する機具であっ
    て、水底に定置して使用する時の傾倒を防止するための
    機具装着具に、使用者の体重を支承するスポーツ機具の
    支柱足部が装着されており、 プール底面に上記機具装着具を配置しうることを特徴と
    するスポーツ機具。
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