JP3100065U - 遊戯機の錠装置及び遊戯機 - Google Patents

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Abstract

【目的】遊戯機(代表的には、スロットマシン)の扉の不正解錠を高度のレベルで防止する遊戯機の錠装置及びその錠装置を装備する遊戯機を提供する。
【構成】本発明による遊戯機の錠装置は、鍵符号器で作成の暗号コ−ドを保存する不揮発性メモリを備える作業用鍵と、身体の生体的特徴の照合により認証された人物により作成された暗号コ−ドを作業用鍵の不揮発性メモリに保存する鍵符号器と、作業用鍵の不揮発性メモリに保存の暗号を解読して解錠信号により作動する電子錠装置により解錠・扉開閉を行うように構成されて、高度に不正解錠が防止されている。
本発明による遊戯機は、本発明の錠装置が遊戯機に配設されてなる。
【選択図】  図4

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
第一の本考案は、スロットマシン等の遊戯機の扉の不正な解錠に開閉を高度のレベルで防止する遊戯機の錠装置に関する。
第二の本考案は、第一の本考案の電子錠装置を備えるスロットマシン等の遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊戯機(例えば、スロットマシン等)は、一般的な機械式構造の錠を遊戯機本体の前扉に取り付けて、遊戯場の管理者及び従業者以外の者(例えば、遊戯者等)が、前扉を不正に開けるのを防止している。しかし、遊戯機本体の前扉の錠を強固な機械式構造にするには、取り付ける場所及び空間スペ−スからの制約を受けて実質的に不可能である。
【0003】
また、遊戯機本体の前扉の錠についての電子錠機構の提案は、不正解錠の防止には不十分な機構である(特許文献1:特開平8−10421を参照)。
一方、特定された人物の操作により解錠が可能になる電子錠が存在する。人体に固有の生体由来の特徴(指紋認識・虹彩認識・静脈認識等)を認識・照合して施錠・解除する電子錠、登録した4〜8桁の数字の組み合わせを解錠に際して数字を入力する方式の電子錠、及び磁気カ−ド・非接触式カ−ドを挿入して認証するカ−ド方式の電子錠である。
【0004】
しかし、それら電子錠では不正な解錠が可能であることが知られていて、例えば、数字入力方式は実質的に不正侵入が可能であり、カ−ド方式はカ−ドの盗用・不正コピ−により解錠が容易である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、従来提案とは異なる視点からの創作によって不正侵入を高度のレベル防止可能な構造を有する遊戯機扉用の電子錠を創作した。
第一の本考案は、高度の不正操作防止機構を有して安全管理のレベルを向上させる遊戯機の錠装置を提供すること、を目的とする。
第一の本考案は、不正操作によって電子錠装置の機構を停止させてる遊戯機の錠装置を提供すること、をも目的とする。
第一の本考案は、不正操作防止機構を経時的に更新させる遊戯機の錠装置を提供すること、をも目的とする。
【0006】
第二の本考案は、高度の不正操作防止機構を有して安全管理のレベルが向上した遊戯機を提供すること、を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第一の本考案による遊戯機の錠装置は、(1)不揮発性メモリを備える構造の作業用鍵と、
(2)鍵挿入部と、身体の生体的特徴を既登録の生体的特徴と照合して人物を認証する人物認証装置と、数字または/及び符号の組み合わせによる暗号デ−タを作成する暗号作成装置とを備える構造の鍵符号器であって、
人物認証装置によって認証された人物が、暗号作成装置により暗号コ−ドを作成して鍵挿入部に挿入の作業用鍵の不揮発性メモリに保存処理する機構を有する鍵符号器と、
(3)鍵挿入部と、暗号読み取り装置と、暗号処理装置と、暗号処理装置からの解錠信号により解錠する電子錠装置を備える構造の扉開閉装置であって、
鍵挿入部に挿入の作業用鍵の暗号コ−ドを暗号読み取り装置で読み取って暗号処理装置により解読・認証して、暗号処理装置からの解錠信号により電子錠装置を解錠する機構を有する扉開閉装置と、から構成されていること、を特徴とする。
【0008】
第二の本考案による遊戯機は、(1)不揮発性メモリを備える構造の作業用鍵と、
(2)鍵挿入部と、身体の生体的特徴を既登録の生体的特徴と照合して人物を認証する人物認証装置と、数字または/及び符号の組み合わせによる暗号デ−タを作成する暗号作成装置とを備える構造の鍵符号器であって、
人物認証装置によって認証された人物が、暗号作成装置により暗号コ−ドを作成して鍵挿入部に挿入の作業用鍵の不揮発性メモリに保存処理する機構を有する鍵符号器と、
(3)鍵挿入部と、暗号読み取り装置と、暗号処理装置と、暗号処理装置からの解錠信号により解錠する電子錠装置を備える構造の扉開閉装置であって、
鍵挿入部に挿入の作業用鍵の暗号コ−ドを暗号読み取り装置で読み取って暗号処理装置により解読・認証して、暗号処理装置からの解錠信号により電子錠装置を解錠する機構を有する扉開閉装置とから構成される遊戯機の錠装置の扉開閉装置が、遊戯機の扉の内側若しくはその近傍に配置されて、遊戯機の扉の表面には、扉開閉装置の鍵挿入部が設けられていること、を特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて具体的に説明する。なお、図1〜図5に示す実施の形態は、本考案の好適な実施の形態ではあるが、本考案に包含される多種多様な実施の形態の一部の例示である。
本考案の遊戯機の錠装置は、認証された特定の人物が鍵符号器によって作業用鍵の不揮発メモリに暗号コ−ドを入力して、その作業用鍵の暗号コ−ドの認証により遊戯機扉の電子錠装置の解錠を主たる機構にして、それに種々の安全性確保の機構を組み合わせている。
【0010】
〔作業用鍵〕:
図1は、作業用鍵の内部構成を示す説明図であって、作業用鍵200は、不揮発性メモリ201、CPU202、LED発光装置、保安回路203及び蓄電器(代表的には、電池)204を有する構造になっている。
不揮発性メモリ201には、鍵符号器において暗号コ−ドが保存されて、その暗号コ−ドを介在によって不正な解錠が防止されている。CPU202は、不揮発性メモリ201への暗号コ−ドの保存及び保安回路203の動作等を制御する。不揮発性メモリ201の暗号コ−ドは、LED発光装置で光信号に変換されて、扉開閉装置の暗号読み取り装置320に読み取られる。
【0011】
保安回路203は、作業用鍵200に対して不正な操作が行われた場合に作業用鍵200の機構を停止するプログラムを内蔵して、それによって、作業用鍵200の安全及び不正防止がより高水準に確保される。不正な操作は、例えば、不揮発性メモリ201への不正な情報の入力、不揮発性メモリ201の情報の不正な変更及び作業用鍵への物理的な過剰な負荷等である。作業用鍵に内蔵する電池鍵形状に適合するものが使用される。
作業用鍵200は、小型(薄型長方形)であり得るが、作業用鍵200を扉開閉装置に挿入する場合に、一方向からの挿入のみが可能な形状(特に、視認容易な形状)あるのが適している。作業用鍵は、その先端領域に外部接続用端子を備えている。
【0012】
〔鍵符号器〕:
図2は、鍵符号器の内部構造を示す説明図であって、鍵符号器100は、鍵挿入部101、情報入力装置(例えば、操作キーパッド)102、指紋認識装置103、LCDモニタ−104、暗号処理装置(暗号作成プロセッサ−等を含む)105、電源スイッチ106、管理用メモリ107、CPU108、保安回路109及び蓄電池110を有する構造になっている。
鍵符号器100は、電源スイッチ106をオンにして、認証を受ける人物の指紋の読み取り・照合による認証が指紋認識装置103により行われる。指紋の認証は、認証する人物(例えば、遊技場の管理者及び監督者等)の指紋のデ−タを保存してそれとの照合により行われる。
【0013】
また、指紋認識装置103での指紋照合が不一致であると、CPU108が働いて暗号作成装置105を起動不能の状態にする。暗号作成装置105を無理に起動させると、保安回路109のプログラムが働いて暗号作成装置105のプログラムの機能を停止させる。指紋以外の生体上の特徴(例えば、音声、眼球光彩等)を認識する装置を用いることも可能である。
認証を受けた人物は、鍵挿入部(例えば、鍵穴)101に作業用鍵200を挿入してその外部接続用端子を鍵符号器100と電気的に接続させて、情報入力装置102を通じて暗号作成装置105により作成した固有の暗号コ−ドを作業用鍵200の不揮発性メモリ201に保存する。暗号コ−ドは、数字または/及び符号の任意の組み合わせからなる。暗号パタ−ンは、例えば、数〜数十種類の暗号パタ−ンと独立した不規則乱数条件を暗号処理装置に入力して、それを内蔵の暗号発生プロセッサ−によって演算させて不規則コ−ドからなるデ−タする等して作成される。不揮発性メモリには、作業用鍵200を携帯・使用する者(例えば、従業者等)のデ−タをも保存するのが適している。
【0014】
暗号作成プロセッサ−は、モジュ−ル化すれば、モジュ−ルを所望期間の経過後に入れ替えて暗号の複製若しくは盗用を防止することができる。暗号作成プロセッサ−は、取り替えが容易な形式(例えば、プラグ差し込み式)にするのが適している。暗号作成装置105の履歴(例えば、暗号作成プロセッサ−の使用履歴)及び作成した暗号コ−ド等は管理用メモリ107に蓄積して必要に応じてCPU108を動作させて照会可能になる。
CPU108は、暗号処理装置により予め用意された暗号パタ−ンの約70%が使用されると警告するようにプログラムして暗号の複製若しくは盗用の防止効果を向上させることができる。
【0015】
情報入力装置102は、いずれの形式の装置によることが可能であって、例えば、キ−パッドによることも可能である。LCDモニタ−104は、認証を受けた人物が行う操作を写して操作の正確性と不正操作の排除を確保している。保安回路109は、不正な作業用鍵が鍵挿入部101に挿入されて電気的に接続されると、暗号作成を停止して警告音を鳴らすようにプログラムされている。なお、鍵符号器内の重要回路は、侵入が困難な配置で内蔵されている。蓄電池(代表的には、電池)110は、電源遮断時の保安回路109の機構維持等に使用される。
【0016】
図3は、鍵符号器の外観の一例を示す説明図であって、鍵符号器100は、モニタ−104及び入力装置102等が平面に配列した形状になっている。
【0017】
〔扉開閉装置〕:
図4は、扉開閉装置の内部構造を示す説明図であって、扉開閉装置300は、デジタルカメラ装置310、暗号読み取り装置320、暗号処理装置330、電子錠装置340及び監視装置352を有する構造になっている。
鍵挿入部323に挿入の作業用鍵200の暗号コ−ドは、LED発光装置205により光信号に変換されて、フォトダイオード321により受信された光信号は、読み取り装置322で読み取られて暗号処理装置330に伝送される。
暗号処理装置330では、暗号コ−ドが暗号解読装置331により解読されて暗号同期プロセッサ−333でデ−タメモリ332に保存の暗号コ−ドとの照合が行われる。暗号同期プロセッサ−333での認証が終了すると、暗号処理装置330からの解錠信号が電子錠装置340に伝送される。電子錠装置340は、解錠信号により電子ソレノイド341を作動させて扉を開ける状態にする。安全性確保の点からは、従来から使用されている機械式錠及び鍵を遊戯機の扉に設けて、電子ソレノイド341の作動後の所定の短時間内(例えば、5秒以内)にその機械式錠を解錠して遊戯機扉を開いて、その時間が終了すると自動的に閉じ閉ざしピン342で扉が定位置に閉じるようにする。
【0018】
暗号処理装置330の主要装置(代表的には、暗号解読装置331等)は、モジュ−ル化して、一定期間期間毎に交換することによって安全性を向上させることができる。モジュ−ルは、交換が容易なプラグ挿入方式が適している。
デジタルカメラ装置310は、CMOSカメラ311により扉が開いたときの状況を撮影してその撮影画像を撮影日時と共にデ−タメモリ332に保存する。デ−タメモリ332の画像は、USBインタ−フェ−ス313を通じてパソコンにより確認される。
保安回路334は、暗号処理装置330への不正アクセスがあった場合には、暗号処理装置330(特に、暗号解読装置331)の機構を停止させるプログラムを内蔵する。
監視装置352は、遊戯機扉の開閉を監視していて、所定の短時間経過後においても遊戯機扉が閉じない場合には、扉監視プログラム350を作動させて、非常警報装置351により警報を発生し、CMOSカメラ311により遊戯機扉とその近傍を撮影する。非常警報装置351が作動すると、遊戯機の錠装置の機構が停止状態になって安全が確保される。保安回路334及び監視装置352は、緊急時には、電力が蓄電池335から供給される構造になっている。
【0019】
図5は、スロットマシンの前扉を開いた状態を示す説明図であって、スロットマシン500の前扉501の裏側の下方には、扉開閉装置300が装備されている。
なお、本考案の「遊戯機」は、スロットマシンが代表的ではあるが、それ以外のパンチンコを含む各種の遊戯機であることが可能である。また、本考案の「遊戯機扉」は、遊戯機本体の前扉が代表的ではあるが、前扉以外の扉及び前扉を含む扉であることが可能である。
【0020】
【考案の効果】
第一の本考案によれば、下記(A)〜(D)に代表される効果が得られる。
(A)遊戯機扉の錠は、高度の不正操作防止及び高水準の案全性確保が可能である。
(B)遊戯機扉の錠は、多種多様な不正操作が行われる場合であっても、不正操作を不能に終わらせて、高水準の案全性が維持可能である。
(C)遊戯機扉の錠は、不正操作によって部分的若しくは全体的に機構が停止する構造にできるので、案全性の水準をより高めることができる。
(D)遊戯機扉の錠は、不正操作防止及び案全性確保のための機構を経時的に更新させ得るので、最善の不正操作防止及び案全性確保が経時的に維持される。
第二の本考案によれば、第一の本考案による効果を生じさせる錠を備える遊戯機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業用鍵の内部構成を示す説明図である。
【図2】鍵符号器の内部構成を示す説明図である。
【図3】鍵符号器の一例を示す説明図である。
【図4】扉開閉装置の内部構造を示す説明図である。
【図5】スロットマシンの前扉を開いた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100  鍵符号器
101  鍵挿入部
102  情報入力装置
103  指紋認識装置
104  LCDモニタ−
105  暗号発生装置
106  電源スイッチ
107  管理用メモリ
108  メインCPU
109  保安回路
110  蓄電池
200  作業用鍵
201  不揮発性メモリ
202  マイコン
203  保安回路
204  蓄電池
205  LCD発光装置
206  外部接続端子
300  扉開閉装置
310  デジタルカメラ装置
311  CMOSカメラ
312  データメモリ
313  USBインタフェース
314  LCD表示装置
320  暗号読み取り装置
321  フォトダイオード
322  光信号読み取り装置
323  鍵挿入部
330  暗号処理装置
331  暗号解読装置
332  データメモリ
333  暗号同期プロセッサ−
334  保安回路
335  蓄電池
340  電子錠装置
341  電子ソレノイド
342  閉ざしピン
350  扉開閉監視プログラム
351  非常警報装置

Claims (4)

  1. (1)不揮発性メモリを備える構造の作業用鍵と、
    (2)鍵挿入部と、身体の生体的特徴を既登録の生体的特徴と照合して人物を認証する人物認証装置と、数字または/及び符号の組み合わせによる暗号デ−タを作成する暗号作成装置とを備える構造の鍵符号器であって、
    人物認証装置によって認証された人物が、暗号作成装置により暗号コ−ドを作成して鍵挿入部に挿入の作業用鍵の不揮発性メモリに保存処理する機構を有する鍵符号器と、
    (3)鍵挿入部と、暗号読み取り装置と、暗号処理装置と、暗号処理装置からの解錠信号により解錠する電子錠装置を備える構造の扉開閉装置であって、
    鍵挿入部に挿入の作業用鍵の暗号コ−ドを暗号読み取り装置で読み取って暗号処理装置により解読・認証して、暗号処理装置からの解錠信号により電子錠装置を解錠する機構を有する扉開閉装置と、から構成されていること、を特徴とする遊戯機の錠装置。
  2. (i)不揮発性メモリと、不揮発性メモリの暗号コ−ドを光信号に変換表示するLED発光装置とを備える構造の作業用鍵と、
    (ii)鍵挿入部と、指紋を既登録の指紋と照合して人物を認証する人物認証装置と、数字または/及び符号の組み合わせによる暗号コ−ドを作成する暗号作成装置とを備える構造の鍵符号器であって、
    指紋照合で認証された人物が暗号作成装置により作成した暗号コ−ドを鍵挿入部に挿入の作業用鍵の不揮発性メモリに保存処理する機構を有する鍵符号器と、
    (iii)鍵挿入部と、暗号読み取り装置と、暗号処理装置と、暗号処理装置からの解錠信号により解錠する電子錠装置と、遊戯機扉の開閉を撮影・保存するデジタルカメラ装置とを備える構造の扉開閉装置であって、
    鍵挿入部に挿入の作業用鍵の暗号コ−ドを暗号読み取り装置で読み取って、暗号処理装置により解読・認証して、暗号処理装置からの解錠信号により電子錠装置を解錠し、解錠による扉開閉をデジタルカメラ装置により撮影してデ−タを保存する機構を有する扉開閉装置と、から構成されること、を特徴とする遊戯機の錠装置。
  3. (A)不揮発性メモリと、不揮発性メモリに保存の暗号コ−ドを光信号に変換表示するLED発光装置と、不正操作により機構停止処理をする保安回路とを備える構造の作業用鍵と、
    (B)指紋を既登録の指紋と照合して人物を認証する指紋認証装置と、数字または/及び符号の組み合わせによる暗号コ−ドを作成する暗号作成装置と、不正操作により暗号作成機構を停止するプログラムを内蔵する保安回路と、蓄電池と、鍵挿入部とを備える構造の鍵符号器であって、
    指紋照合で認証された人物が暗号作成装置により作成した暗号コ−ドを鍵挿入部に挿入の作業用鍵の不揮発性メモリに保存処理し、保安回路により不正操作時の暗号作成機構を停止し、蓄電池により電源遮断時の保安回路作動を維持する機構を有する鍵符号器と、
    (C)鍵挿入部と、暗号読み取り装置と、暗号処理装置と、暗号処理装置からの解錠信号により解錠する電子錠装置と、遊戯機扉の開閉を撮影するデジタルカメラ装置と、不正操作で暗号処理装置の機構を停止する保安回路と、扉開閉の監視装置とを備える構造の扉開閉装置であって、
    鍵挿入部に挿入の作業用鍵の暗号コ−ドを読み取り装置で読み取って、暗号処理装置により解読・認証して、暗号処理装置からの解錠信号により電子錠装置を解錠し、解錠による扉開閉をデジタルカメラ装置により撮影して画像デ−タを保存し、監視装置により扉開閉の異常に対して非常警報を発する機構を有する扉開閉装置と、から構成されること、を特徴とする遊戯機の錠装置。
  4. (1)不揮発性メモリを備える構造の作業用鍵と、
    (2)鍵挿入部と、身体の生体的特徴を既登録の生体的特徴と照合して人物を認証する人物認証装置と、数字または/及び符号の組み合わせによる暗号デ−タを作成する暗号作成装置とを備える構造の鍵符号器であって、
    人物認証装置によって認証された人物が、暗号作成装置により暗号コ−ドを作成して鍵挿入部に挿入の作業用鍵の不揮発性メモリに保存処理する機構を有する鍵符号器と、
    (3)鍵挿入部と、暗号読み取り装置と、暗号処理装置と、暗号処理装置からの解錠信号により解錠する電子錠装置を備える構造の扉開閉装置であって、
    鍵挿入部に挿入の作業用鍵の暗号コ−ドを暗号読み取り装置で読み取って暗号処理装置により解読・認証して、暗号処理装置からの解錠信号により電子錠装置を解錠する機構を有する扉開閉装置とから構成される遊戯機の錠装置の扉開閉装置が、遊戯機の扉の内側若しくはその近傍に配置されて、遊戯機の扉の表面には、扉開閉装置の鍵挿入部が設けられていること、を特徴とする遊戯機。
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