JP3099747U - 簡易往復式除塵機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模な除塵用のスクリーンに取付けでき、簡単な構成で安全に操作でき、かつ安価な簡易往復式除塵機を提供する。
【解決手段】スクリーン10の両側にガイドレール20を設け、これに沿って移動および回転自在なレーキ30を往復駆動手段40により昇降させる。レーキ30はガイドレール20の上部切欠き21で上面をガイドにスクリーン10より離間して降下し、またガイドレール20の下端切欠き22で下面をガイドにスクリーン10に当接して上昇しレーキ爪34にゴミ類を捕捉し、掻き上げ除塵する。往復駆動手段40は、レーキアーム31の両側に設けたワイヤーロープ41をガイドレール20の上端両側に設けた連動型ワイヤードラムの回転により往復移動する。
【選択図】    図1

Description

 本考案は、水路等に設けられる除塵用のスクリーンに付着するゴミ類を、レーキにより掻き上げる往復式除塵機に関するものである。
 除塵用に使用される一般的な除塵機には、チェーン回転式、アーム往復式、ワイヤーロープ往復式等があるが、いずれも大規模な設備になり機構も複雑で、設置スペースを必要とし、かつコストが掛かるため小規模の設備には不向きであった。
 小規模な除塵用スクリーンでは、未だに熊手を使用した手作業による掻き上げが行われており、作業条件が悪く、作業員の転落事故が往々に生じていた。
 本考案は、小規模な既設の除塵用のスクリーンに取付でき、簡単な構成で、安全に操作でき、かつ安価な簡易往復式除塵機を提供するものである。
 本考案は、上記の課題を解決するため、請求項1の簡易往復式除塵機は、スクリーンの上面両側にガイドレールを平行に固定し、該ガイドレールの上部上面および下端上面に前記レーキの進路を切り換える切欠きを設け、前記ガイドレールに沿って前記レーキが往復移動する際に、前記ガイドレールの上面と下面をガイドに前記スクリーンより離間および当接させ得るようにしたもので機構が簡単であり安価に実施できる。
 また、請求項2の考案は、レーキの進路を切り換える手段であり、前記ガイドレールの上部切欠きに進路切換片を設け、前記レーキの両側に回転アームを設けると共にこのレーキをガイドするガイドローラを設けて、該レーキが降下するとき前記進路切換片と前記ガイドローラにより自動的に前記ガイドレールの上面に移動し、前記スクリーンより離間させ降下できるようにしたもので、レーキ開閉装置を設置することなく、簡単な機構で安価に実施できる。
 また、請求項3の考案は、レーキの進路を切り換える第2の考案であり、前記レーキの両側に回転アームを設けると共にこのレーキをガイドするローラを設けて、該レーキを回転させる操作レバーを該アームに挿入し人力により回転させ、前記ガイドレールの上部切欠きより上面に前記レーキの進路を切り換えて、前記スクリーンより離間させて降下できるようにしたもので、いずれも簡単な機構で安価に実施できる。
 また、請求項4の考案は、レーキの往復駆動手段であり、前記レーキの両側に設けた回転アームに連結させたワイヤーロープを、前記ガイドレールの上端両側に設けたワイヤードラムの回転により昇降させるもので、簡単な機構で安価に実施できる。
 本考案により、スクリーンに簡単に取り付けでき、機構が簡単なものからなり、設置スペースを小さくでき、安全で操作しやすく、かつ安価に提供し得るので小規模除塵機として好適なものである。
 図1は、本考案の1実施例の正面図、図2は、その縦断側面図、図3〜図8は拡大での説明図である。水路等に傾斜して設けた除塵用スクリーン10の両側にガイドレール20を平行に固定し、これに沿って昇降する移動および回転自在なレーキ30を往復駆動させて、スクリーン10の表面に付着したゴミ類を掻き上げ除塵する。
 スクリーン10にガイドレール20をボルトで固定する構造で、既設のスクリーンに簡単に取付ができる。
 ガイドレール20に、レーキ30の進路を切り換える切欠きを上部上面21および下端上面22を設ける。
 移動自在なレーキ30の両側に回転自在なアーム31を設け、このアームに回転ガイド32およびレーキの進路切換用ガイドローラ33を設け、またレーキ30にはゴミ掻き取り用レーキ爪34をスクリーン10のバー間の噛込む位置に取り付ける。尚、回転ガイド32に樹脂製、レーキ爪34は櫛歯状の構造にすることもできる。
 レーキ30は、ガイドレール20に設けた上部切欠き21より、ガイドローラ33をガイドレール20の上面に移動させてこれに沿わせて降下させることにより、スクリーン10の上面より離間でき、スクリーンの表面に付着したゴミ類を押し下げることが少ないものにできる。
 レーキ30の進路切換の手段は、ガイドレール20の上部切欠きに設けた進路切換片23と、レーキ30の回転アーム31に設けたガイドローラ33により、レーキ30を降下させることにより自動的に進路が切り換わり、ガイドレール20の上面に移動できる。
 また図4は、レーキ30の進路切換の第2手段でスクリーン10の幅が小さい場合に、アーム31にこれを回転させる操作レバー50を挿入し、人力により直接回転させ、ガイドレール20の上面に移動でき得るものとしたもので、請求項1より構造を簡単にできる。
 レーキ30は、ガイドレール20の上面をガイドに降下し下端切欠き22でガイドローラ33が下面に移動し、レーキ30がスクリーン10に当接することによりレーキ爪34がゴミ類を捕捉し上限まで掻き上げて除塵する。
 レーキ30の昇降作動は、ガイドレール20の上端に設けた往復駆動手段40による。レーキ30の両側回転アーム31に連結させたワイヤーロープ41を連動型ワイヤードラム42の回転で昇降させる。往復駆動手段40に一般的な手動ウィンチ43を使用すればネジブレーキにより逆転が防止され安全確実に操作ができる。手動ウィンチ43は、ガイドレール20の上端に取り付けできるので設置スペースを最小にでき、かつ簡単な機構で安価に実施できる。
 以上説明した実施例ではワイヤーロープによる手動式の場合を例示したが、電動式およびラック式、チェーン式も使用できる。
考案の実施例の正面図である。 考案の実施例の縦断側面図である。 ガイドレール上部のレーキ進路切換での自動作動状態図である。 ガイドレール上部のレーキ進路切換でのレバー操作の状態図である。 ガイドレール上面降下でのレーキ状態図である。 ガイドレール下端でのレーキ状態図である。 スクリーンおよびガイドレールとレーキ部の作動断面図である。    A レーキアーム回転ガイドの断面図    B ガイドレール上面でのレーキ状態図    C ガイドレール下面でのレーキ状態図 進路自動切換方式での進路切換片の作動状態図である。    A レーキ降下での切換片作動前    B 切換片の作動始め    C 切換片の作動状態    D レーキ上昇での切換片作動前    E 切換片が全開の状態
符号の説明
    10 スクリーン
    20 ガイドレール
    21 進路切換用上部切欠き
    22 進路切換用下部切欠き
    23 進路切換用切換片
    30 レーキ
    31 回転アーム
    32 回転ガイド
    33 ガイドローラ
    34 レーキ爪
    40 往復駆動手段
    41 ワイヤーロープ
    42 ワイヤードラム
    43 手動ウィンチ
    50 回転操作レバー
    60 ゴミ受け

Claims (4)

  1. 水路等に設けられる除塵用のスクリーンに付着するゴミ類をレーキにより掻き上げる往復式除塵機において、前記スクリーンの上面両側にガイドレールを平行に固定し、該ガイドレールの上部上面および下端上面に前記レーキの進路を切り換える切欠きを設け、前記ガイドレールに沿って前記レーキが往復移動する際に、前記ガイドレールの上面と下面をガイドにして前記スクリーンより離間および当接させ得るようにしたことを特徴とする簡易往復式除塵機。
  2. 前記レーキの進路を切り換える手段は、前記ガイドレールの上部切欠きに進路切換片を設け、前記レーキの両側に回転アームを設けると共に、このレーキをガイドするガイドローラを設けて、該レーキが降下するとき、前記進路切換片と前記ガイドローラにより自動的に前記ガイドレールの上面に移動し、前記スクリーンより離間させて降下できるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の簡易往復式除塵機。
  3. 前記レーキの進路を切り換える手段は、該レーキの両側に回転アームを設けると共にこのレーキをガイドするガイドローラを設けて、該レーキを回転させる操作レバーを該アームに挿入し、人力により回転させ、前記ガイドレールの上部切欠きより上面に前記レーキの進路を切り換えて、前記スクリーンより離間させ降下できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の簡易往復式除塵機。
  4. 前記レーキの往復駆動手段は、前記レーキの両側に設けた回転アームに連結させたワイヤーロープを、前記ガイドレールの上端両側に設けたワイヤードラムの回転により昇降させることを特徴とする請求項1から3に記載の簡易往復式除塵機。
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