JP3099256U - 自動販売機用のダミー体 - Google Patents

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阪本 道広
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株式会社ゴーキ
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Abstract

 【課題】 色彩や宣伝広告文の変更が可能であるため、ボトル本体に汎用性があり、何度も再現できる経済的な自動販売機用のダミー体を提供する。
 【解決手段】 透明なボトル本体7の胴部7aに商品表示ラベル8を巻き付け固定し、ボトル本体7の上部に、当該ボトル本体7の肩部7bと密着し、且つ、商品飲料の液色又はボトル缶色に着色された樹脂製の薄肉被覆体9を着脱可能な状態に装着してダミー体4を構成する。
 【選択図】 図2

Description

 本考案は、ボトル缶(金属製の壜型缶)や、ペットボトルに入れられた飲料(例えば、ジュース、コーヒー、ビールなど)の自動販売機に使用されるダミー体に関するものである。
 ペットボトルに入れられた飲料のダミー体としては、ボトル本体の胴部に商品表示ラベルを巻き付け固定する一方、ボトル本体の肩部と首部との境界近傍部まで、飲料の液色(例えば、オレンジジュースやグレープジュースと同じ色)に塗装して、恰も液面が見えるように工夫したものが知られている。
 また、商品アピール用のキャッチコピーや、「新発売」とか「抽選券付き」といった期間限定的な宣伝広告などをボトル缶やペットボトルのボトル本体に直接、印刷して、販売促進を図ることがある。
 しかしながら、これらによる場合は、ボトル本体に直接、塗装や印刷を施すため、コストが高く付き、色彩や宣伝広告文の変更が不可能であるため、ボトル本体の汎用性がないことと相まって、非常に不経済である。また、ボトル本体が着色されていると、リサイクルに適しない。
 本考案は、上記の事柄に留意してなされたもので、その目的とするところは、色彩や宣伝広告文の変更が可能であるため、ボトル本体に汎用性があり、何度も再現できる経済的なダミー体を提供することにある。
 上記目的を達成するために、本考案が講じた技術的手段は、次のとおりである。即ち、請求項1に記載の考案による自動販売機用のダミー体は、ボトル本体の上部に、当該ボトル本体の肩部と密着する樹脂製の薄肉被覆体を着脱可能な状態に装着して構成したものである。
 請求項2に記載の考案による自動販売機用のダミー体は、透明なボトル本体の胴部に商品表示ラベルを巻き付け固定し、ボトル本体の上部に、当該ボトル本体の肩部と密着し、且つ、商品飲料の液色に着色された樹脂製の薄肉被覆体を着脱可能な状態に装着して構成したものである。
 請求項3に記載の考案による自動販売機用のダミー体は、透明なボトル本体の胴部に商品表示ラベルを巻き付け固定し、ボトル本体の上部に、当該ボトル本体の肩部と密着し、且つ、ボトル缶色に着色された樹脂製の薄肉被覆体を着脱可能な状態に装着して構成したものである。
 尚、請求項4に記載の考案のように、請求項1〜3の何れかに記載の自動販売機用のダミー体において、前記薄肉被覆体に、商品アピール用のキャッチコピーや、「新発売」とか「抽選券付き」といった期間限定的な宣伝広告などの宣伝広告用文字を印刷して、実施してもよい。また、本考案に係るダミー体としては、ボトル本体がボトル形状とされたいわゆる丸形ダミー体、ボトル本体が縦に二つ割りしたボトル形状とされたいわゆるハーフダミー体の何れであってもよい。
 上記の構成によれば、ボトル本体の上部に装着する薄肉被覆体に、特定商品のダミー体として必要な色彩、宣伝広告用の文字などを印刷することにより、それに対応するボトル本体への塗装や印刷が不要になり、また、薄肉被覆体を取り替えることで、色彩や広告文の変更が可能であるため、ボトル本体に汎用性があり、何度も再現できるダミー体を低コストで実現できる。
 殊に、請求項2に記載の考案の構成によれば、商品飲料の液色に着色された薄肉被覆体を着脱自在に装着してあるので、薄肉被覆体を液色の違うものと交換することによって、例えば、オレンジジュース、グレープジュース、トマトジュース等々、多種類の商品飲料のダミー体を再現でき、また、ボトル本体が透明であるため、塗装や印刷の費用を節減できるばかりでなく、商品表示ラベルを巻き付ける胴部の光透過性が向上し、内側からのライトアップによる商品アピール力を高めることができ、しかも、商品表示ラベルと透明なボトル本体と薄肉被覆体とに分離できるので、リサイクルも容易になる利点がある。
 また、請求項3に記載の考案の構成によれば、胴部に商品表示ラベルを巻き付け固定した透明なボトル本体の上部に、ボトル缶色に着色された樹脂製の薄肉被覆体を取り付けるので、ボトル本体をボトル缶色に塗装しなくても、ボトル缶のダミー体を構成でき、請求項2に記載の考案と同様、商品表示ラベルと透明なボトル本体と薄肉被覆体とに分離できので、リサイクルも容易である。
 以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、飲料の自動販売機を示し、この自動販売機は、前面に商品補充用の開閉可能な扉1を備えている。扉1の上部には、ダミー体展示室2が、例えば上下二段に形成されている。各ダミー体展示室2の底面を形成するステージ3には、図1、図2に示すように、ダミー体4の取付孔5が複数ずつ形成されている。ステージ3の下部には、照明用の光源(例えば蛍光灯)6が設けられており、ダミー体4を下方からライトアップするように構成されている。
 前記ダミー体4は、図2、図3に示すように、透明なボトル本体7の胴部7aに商品表示ラベル8を巻き付け固定し、ボトル本体7の上部に、当該ボトル本体7の肩部7bと密着し、且つ、商品飲料の液色(例えば、オレンジジュースやグレープジュースと同じ色)に着色された樹脂製の薄肉被覆体9を着脱可能な状態に装着して構成されている。
 前記ボトル本体7は、例えばポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート等およびそれらの再生品など、耐熱性、耐候性に優れた樹脂を材料として作製されたもので、横断面形状が略円形に形成されている。薄肉被覆体9も、ボトル本体7と同様、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート等およびそれらの再生品などによって真空成形等により作製されたもので、ボトル本体7の肩部7bと密着する断面形状に形成されている。
 また、図示の薄肉被覆体9は、ボトル本体7の胴部7aと肩部7bの境界(換言すれば、商品表示ラベル8の上端位置)からボトル本体7の肩部7bと首部7cの境界より若干低い位置(ペットボトル入り飲料における一般的な液面の位置)に達する上下幅に設定され、厚さは、例えば0.1〜0.3mm程度に設定されている。
上記の構成によれば、ボトル本体7の上部に、当該ボトル本体7の肩部7bと密着し、且つ、商品飲料の液色に着色された薄肉被覆体9が装着されているので、ボトル本体7に塗装や印刷を施さなくても、ボトル本体7の内部にオレンジジュースやグレープジュース等の飲料が充填されているが如き外観が得られることになり、薄肉被覆体9を液色の違うものと交換することによって、例えば、オレンジジュース、グレープジュース、トマトジュース等々、多種類の商品飲料のダミー体を再現でき、非常に経済的である。
 しかも、ボトル本体7が透明であるため、商品表示ラベル8を巻き付ける胴部7aの光透過性が向上し、内側からのライトアップによる商品アピール力を高めることができる。
 また、商品表示ラベル8と透明なボトル本体7と薄肉被覆体9とに分離できるので、リサイクルも容易である。
 図4は、他の実施形態を示し、薄肉被覆体9を、ボトル本体7の肩部7bと密着する下広がりの湾曲面部9aと、首部7cの下端部(肩部7bと首部7cとの境界より若干高い位置)と密着する軸長の短い円筒状部9bとで構成した点に特徴がある。
 この構成によれば、薄肉被覆体9をボトル本体7の上部に取り付けた際、肩部7bと首部7cとの境界近傍部まで飲料が充填された如き外観が得られることになる。その他の構成及び作用は、図3の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
 図5は、他の実施形態を示す。この実施形態では、ボトル本体7の背面が肩部7bの下端近傍まで平坦に成形され、この平坦な背面に商品表示ラベル8の両側縁を弾性的に挟持する挟持部材10が取り付けられている。そして、薄肉被覆体9は、その下端近傍に、肩部7bの平坦面Sと面接触する平坦面11を有する断面形状に成形されている。
 この実施形態によれば、薄肉被覆体9をボトル本体7の上部に装着した状態において、薄肉被覆体9の平坦面11が肩部7bの平坦面Sと面接触することによって、薄肉被覆体9がボトル本体7に対して回り止めされることになる。従って、薄肉被覆体9に宣伝広告用文字を印刷して実施する場合、薄肉被覆体9の前後の向きが規定され、宣伝広告用文字の位置が不測にずれる虞がない。その他の構成及び作用は、図3の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
 図6は、他の実施形態を示し、ボトル本体7が縦に二つ割りしたボトル形状とされたいわゆるハーフダミー体に本考案を適用した点に特徴がある。薄肉被覆体9としては、ボトル本体7の肩部7bと密着する下広がりの湾曲面部9aだけで構成してもよいが、図示の例では、下広がりの湾曲面部9aの後辺間を垂直面部9cで連結し、横断面形状が略半月形を呈する薄肉被覆体9としている。従って、ボトル本体7が半割り状であるにもかかわらず、薄肉被覆体9をボトル本体7の上部に、粘着剤などを用いずに、安定良く装着することができる。その他の構成及び作用は、図3の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
 図7は、他の実施形態を示す。この実施形態は、透明なボトル本体7の胴部7aに商品表示ラベル8を巻き付け固定し、ボトル本体7の上部に、当該ボトル本体7の肩部7bと密着し、且つ、ボトル缶色に着色された樹脂製の薄肉被覆体9を着脱可能な状態に装着して、ボトル缶タイプのダミー体4を構成した点に特徴がある。
 前記薄肉被覆体9は、ボトル本体7の肩部7bと密着する下広がりの湾曲面部9aと、ボトル本体7の首部7cと密着する円筒状部9bとを有する。12は、ボトル本体7や薄肉被覆体9とは別個に成形されたキャップであり、ボトル本体7の上部に薄肉被覆体9を取り付けた後、薄肉被覆体9の円筒状部9bの上からボトル本体7の首部7cに嵌着される。
 上記の構成によれば、胴部7aに商品表示ラベル8を巻き付け固定した透明なボトル本体7の上部に、ボトル缶色に着色された樹脂製の薄肉被覆体9を取り付けるので、ボトル本体7をボトル缶色に塗装する必要がなく、ボトル缶のダミー体4を低コストで実現できる。また、商品表示ラベル8と透明なボトル本体7と薄肉被覆体9とに分離できるので、リサイクルも容易である。その他の構成及び作用は、図5の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
 図8と図9は、各々、別の実施形態を示す。図8の実施形態は、商品飲料の液色に着色された薄肉被覆体9に、宣伝広告用文字(例えば、商品アピール用のキャッチコピーや「新発売」とか「抽選券付き」といった期間限定的な宣伝広告文)aを印刷した点に特徴があり、図9の実施形態は、透明な薄肉被覆体9に、宣伝広告用文字aを印刷した点に特徴がある。
 これらの薄肉被覆体9をボトル本体の上部に装着してダミー体を構成すれば、ボトル本体への宣伝広告用文字aの印刷が不要になり、また、薄肉被覆体9を取り替えることで、広告文の変更が可能であるため、期間限定的な宣伝広告に特に有効である。
一部を取り出して拡大図示した自動販売機の斜視図である。 本考案に係る自動販売機用のダミー体を例示する斜視図である。 分解斜視図である。 他の実施形態を示すダミー体の分解斜視図である。 他の実施形態を示すダミー体の分解斜視図である。 他の実施形態を示すダミー体の分解斜視図である。 他の実施形態を示すダミー体の分解斜視図である。 他の実施形態を示す薄肉被覆体の斜視図である。 他の実施形態を示す薄肉被覆体の斜視図である。
符号の説明
 4…ダミー体、7…ボトル本体、7a…胴部、7b…肩部、8…商品表示ラベル、9…薄肉被覆体。

Claims (4)

  1.  ボトル本体の上部に、当該ボトル本体の肩部と密着する樹脂製の薄肉被覆体を着脱可能な状態に装着して成る自動販売機用のダミー体。
  2.  透明なボトル本体の胴部に商品表示ラベルを巻き付け固定し、ボトル本体の上部に、当該ボトル本体の肩部と密着し、且つ、商品飲料の液色に着色された樹脂製の薄肉被覆体を着脱可能な状態に装着して成る自動販売機用のダミー体。
  3.  透明なボトル本体の胴部に商品表示ラベルを巻き付け固定し、ボトル本体の上部に、当該ボトル本体の肩部と密着し、且つ、ボトル缶色に着色された樹脂製の薄肉被覆体を着脱可能な状態に装着して成る自動販売機用のダミー体。
  4.  請求項1〜3の何れかに記載の自動販売機用のダミー体であって、前記薄肉被覆体に宣伝広告用文字が印刷されて成る自動販売機用のダミー体。
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