JP3099240U - 分量目盛付攪拌器 - Google Patents

Abstract

【課題】ドレッシング、マヨネーズ、アイスクリーム、ケーキなどをつくる時に食材の混合をするための攪拌をそれぞれの食材がまんべんなく容易に計量カップの中で計量をかねて攪拌羽根を使って混合の出来る攪拌器を提供する。
【解決手段】カップ体１の開口部１ｅには、それに着脱自在でなる蓋体２が係合し、その蓋体２の中央部には、カップ体１内部で回動する攪拌羽根３を軸支するための軸孔２ａを設け、カップ体１内にいれられた攪拌する食材をかき混ぜるための攪拌羽根３の軸３ａ側面に角孔３ｂを設けて、それらの攪拌羽根３をカップ体１の密閉体で回動するためのハンドル４のハンドル軸４ａが前記する攪拌羽根３の軸３ａ上の角孔３ｂにさし込まれて、ハンドル４の回動に同期して、攪拌羽根３がカップ体１内で回動自在にした攪拌器。
【選択図】　図１

Description

考案の詳細な説明

産業上の利用分野

この考案は、ドレッシングやアイスクリームなどの混合食材を攪拌するための攪拌器で、詳しくはこれらの攪拌器のカップ体自体が計量カップとして機能を付加するためにカップ体に分量目盛を設け計量カップに攪拌羽根を内設した攪拌器に関する。

此の種の従来技術として、家庭でケーキやアイスクリームなどの製菓のための混合食材は、食器などの入れ物にそれぞれのマニュアルで決められた数量をいれる際に、計量カップなどによって分量を決めて目盛通りに食料を入れて、かきまぜ棒や泡立器などを使って混ぜあわせるのが一般的である。

また、電動式のミキサーなどを使ってドレッシングやソース作りなどが行われる。

考案が解決しようとする課題

しかしながら上記する従来技術での場合は、家庭内でアイスクリームなどの製菓を電動式アイスクリーマーや手動式などでのアイスクリーマーを使ってつくる場合アイスクリーム食材を所定のマニュアルに準じて牛乳、砂糖、卵白、レモンジュースなどの食材のそれぞれをあらかじめ用意された計量カップを使って、１個の容器に入れた上で、混ぜ棒や泡立器などで攪拌するため、個々に用具を用意、管理しなければならないなどの課題がある。

また、攪拌するのに容器の中の食材をまんべんなくかき混ぜるのに必要以上に時間がかかるだけでなく混ぜ棒や泡立器などで掻き回すことで攪拌での混合具合に難があるなどの課題がある。

更に、攪拌は手首を使って変則的に混ぜ棒などを動かすことで手首に思ったより負担がかかるなどの課題がある。

課題を解決するための手段

この考案は上記欠点ともなる課題を解決するために、図１で述べるようにカップ体１の中に食材を入れて攪拌羽根３をセットし、これらの攪拌羽根３を蓋体２の軸孔２ａで軸支し、カップ体１の開口部１ｅをこの蓋体２で密閉することで、攪拌羽根３が回動自在にカップ体１に収納される構成である。

そして、これらの攪拌羽根３は、蓋体２の面上でハンドル４と係合し、ハンドル４の回転と同期して攪拌羽根３が、カップ体１の中の食材をまんべんなく混合する構成である。

このように構成するカップ体１は取っ手１ａに近接した外周に沿って分量目盛５を設定し、取っ手１ａの反対側にカップ体１内の食材を外部に取出すための注ぎ口１ｂが一体化された計量カップとしての機能を具備したカップ体１を構成する。

即ち、一気に食材がカップ体１内で計量され、それぞれの必要な食材が入れられた後に、それらを混ぜ合わせるための攪拌羽根３が回動自在に内設されることで総合的にカップ体１で計量、混合、外部への注出を可能にしたものである。

以下に図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。図１は本考案での実施例に基づく全体を示す斜視図である。合成樹脂成形品でなる筒体状に取っ手１ａと注ぎ口１ｂ付きでなるカップ体１の底部１Ｃの内面中央部にくぼみ１ｄを設けている。

そしてこれらのカップ体１内には、攪拌する食材をかき混ぜるための攪拌羽根３の先端が底部１Ｃのくぼみ１ｄに係合軸支してカップ体１内にセッティングされる。

これらの攪拌羽根３の軸３ａ側面に角孔３ｂが開口して、カップ体１の開口部１ｅに着脱自在でなる蓋体２が係合し、その蓋体２の中央部に開口する軸孔２ａに前記軸３ａが貫通してカップ体１の開口部１ｅを密封する蓋体２の内部で攪拌羽根３が回動自在に設けられている。

そして、攪拌羽根３の側面にする開口する角孔３ｂにはハンドル軸４ａがそれに嵌合可能でなるハンドル４の回動に攪拌羽根３が同期して密閉されたカップ体１内の食材をまんべんなく混合可能にしている。

更に、上記するカップ体１の外周の一部に沿って、特に取っ手１ａ近くにカップ体１の容積を表示するための分量目盛５を設けることで、計量カップとして機能を具備している。

これらの分量目盛５の刻印は利用者がカップ体１に入れた食材の分量が取っ手１ａを右手で持った時に即刻読みやすくするため、図１で示すように取っ手１ａに近接して設けられると便利である。

このように食材をカップ体１に入れ、そのカップ体１の分量目盛５で計測し、それぞれの食材を投入した後に傾斜した２枚の羽根でなる攪拌羽根３をカップ体１に収納することで、蓋体２をカップ体１の開口部１ｅに被せて密閉し蓋体２の軸孔２ａから除いた軸３ａの角孔３ｂにハンドル４をさし込み固定して回動自在な構成である。

考案の効果

本考案は、上述の通り構成作用するので次の優れた効果を奏する。図１で述べるように、本考案による一つの容器即ち分量目盛付きでのカップ体に直接的に混合する食材を分量をきめながら入れることが出来、その後に攪拌羽根をカップ体に入れ蓋体を使ってカップ体の開口部を塞いで攪拌羽根に直結するハンドルをスムーズに回動することで、まんべんなく食材が混合の出来る分量目盛付攪拌器を提供することが出来る。

本考案に係わる実施例での一部断面での全体を示す斜視図である。

符号の説明

１　　　　　カップ体
１ａ　　　　取っ手
１ｂ　　　　注ぎ口
１Ｃ　　　　底部
１ｄ　　　　くぼみ
１ｅ　　　　開口部
２　　　　　蓋体
２ａ　　　　軸孔
３　　　　　攪拌羽根
３ａ　　　　軸
３ｂ　　　　角孔
４　　　　　ハンドル
４ａ　　　　ハンドル軸

Claims (1)

1. 合成樹脂成形品でなる筒体状に取っ手（１ａ）と注ぎ口（１ｂ）付でなるカップ体（１）の底部（１Ｃ）の内面中央部にくぼみ（１ｄ）を設け、これらのカップ体（１）の開口部（１ｅ）には、それに着脱自在でなる蓋体（２）が係合し、その蓋体（２）の中央部にはカップ体（１）内部で回動する攪拌羽根（３）を軸支するための軸孔（２ａ）を設けカップ本体（１）内に入れられた攪拌する食材をかき混ぜるための攪拌羽根（３）の軸（３ａ）側面に角孔（３ｂ）を設けて、これらの攪拌羽根（３）をカップ体（１）の密閉体で回動するためのハンドル（４）のハンドル軸（４ａ）が前記する攪拌羽根（３）の軸（３ａ）上の角孔（３ｂ）にさし込まれて、ハンドル（４）の回動に同期して、攪拌羽根（３）がカップ体（１）内で回動自在にした攪拌器であって、これらのカップ本体（１）の外周の一部で、取っ手（１ａ）に近接して分量目盛（５）を設けたことを特徴とする分量目盛付攪拌器。

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