JP3098733U - 展示ボード - Google Patents
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Abstract
【課題】自社商品等の広告等のために用いられる展示ボードを、人目を十分に引くことが可能であるとともに、コストも低く抑えることを可能とする。
【解決手段】ボード本体2と、該ボード本体2に支持されたボードフィルム3と、該ボードフィルム3の表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープ4と、を備えたことを特徴としており、これにより、自社の広告宣伝等のためのカタログ等を本考案の展示ボードに貼着等した場合には、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、特にカタログ等に趣向を凝らすことなく、人目を十分に引くことが可能な展示ボードとすることができ、更に、ボードフィルムを曲面形状に支持することで視認可能な角度を広げることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】ボード本体2と、該ボード本体2に支持されたボードフィルム3と、該ボードフィルム3の表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープ4と、を備えたことを特徴としており、これにより、自社の広告宣伝等のためのカタログ等を本考案の展示ボードに貼着等した場合には、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、特にカタログ等に趣向を凝らすことなく、人目を十分に引くことが可能な展示ボードとすることができ、更に、ボードフィルムを曲面形状に支持することで視認可能な角度を広げることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は各種広告等を展示するために用いられる展示ボードに係り、より詳しくは、ボード本体と、このボード本体に支持されたボードフィルムと、このボードフィルムの表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープと、により構成されることを特徴とする展示ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、商品広告等の手法の一つとして展示ボードが用いられており、この展示ボードを用いることにより、自社商品の宣伝等を可能としている。即ち、この展示ボードは、一般的に、発泡スチロール等により形成される板状のボードから構成されており、これを用いて広告等を行なう場合には、自社商品のカタログ、写真等をこの展示ボードに貼りつけ、その後、この展示ボードを、例えば展示会場における自社ブースの目立つ箇所等に設置して、これにより自社商品、あるいは自社の広告宣伝を行なうことを可能にしている。
【0003】
また、この展示ボードはその他、各種の催し物等においても、各種の広告を目立つ箇所に展示するために、たとえば、各種の催し物会場に出展している出店が価格を表示したり、出展商品の写真を展示したりするためにも用いられており、その用途は多岐にわたっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、特に出展者が多数になる展示会場等では、自社製品を有効にアピールする必要があるが、前述した従来の展示ボードでは、単に展示ボードに自社商品のカタログ、写真、あるいは価格等を貼り付けるのみであるために、文字、模様等に鮮明な色彩を用いた場合であっても、見る者に強力にアピールすることは困難である。
【0005】
また、店等における店頭広告においても、単に自社商品のカタログ等を展示ボードに貼りつけただけでは、特に繁華街等の雑踏の中においては有効な広告とはなり得ない。
【0006】
この点、パネルに挿装するカタログ等に趣向を凝らすことも考えられるが、かかる場合には、カタログ等を作製するたびごとに手間がかかってしまい煩わしさに耐えない。
【0007】
また、展示会場における来場者に自社ブース等を強力にアピールするために、あるいは繁華街等において自社を強力にアピールするために、ネオンサインによる電飾広告等を用いる方法も考えられるが、電飾看板の場合には、装備が大掛かりになるとともにコストも上がってしまい、更に、ネオンサインでは蛍光灯等の寿命の関係で定期的に保守、交換を必要とするために手間や費用等がかかるという問題点がある。
【0008】
そこで、本考案は、自社商品等の広告等のために用いられる展示ボードにおいて、人目を十分に引くことが可能であるとともに、コストも低く抑えることが可能な展示ボードを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ところで、従来から、受けた光を有効に反射する反射テープが提供されており、この反射テープとしては、例えばリフレクタテープ、蛍光テープ等が存在しており、これらの反射テープは、各種の空間デザイン等においても有効に用いられている。
【0010】
そこで、本考案者は、この反射テープの存在に着目し、上記課題を達成可能な展示ボードを考案した。
【0011】
即ち、本考案の展示ボードは、各種広告等を展示するために用いられる展示ボードであって、ボード本体と、該ボード本体に表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープと、を備えたことを特徴としている。
【0012】
本考案の展示ボードでは、受けた光を反射可能な反射テープを用いて、この反射テープを、ボード本体における表面側周辺部任意の箇所に備えている。そのため、例えば展示会場の自社ブースや店先等において、自社の広告宣伝等のためのカタログ等を本考案の展示ボードに貼着等した場合には、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、特にカタログ等に趣向を凝らすことなく、人目を十分に引くことが可能な展示ボードとすることができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の展示ボードでは、ボード本体を備えており、このボード本体の表面側における周辺部任意の箇所には、任意の模様を描くようにして、反射テープを備えている。
【0014】
ここで、ボード本体にボードフィルムを支持し、このボードフィルムにおける表面側の周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして反射テープを貼着してもよく、これにより、ボードフィルムを貼りかえることのみで、反射テープを貼りかえること無く、反射テープにより描かれた模様を変更することが可能である。
【0015】
そしてこのボード本体にボードフィルムを支持するに際して、ボードフィルムが曲面形状になるようにして支持するとよく、これにより、広角度に亘って商品等の広告を行なうことが可能である。
【0016】
即ち、ボードフィルムを平面形状にしてボード本体に支持した場合には、展示ボードに対向する箇所に位置する者しかボードフィルムに貼着等した商品カタログ等を見ることができないが、ボードフィルムを曲面形状にしてボード本体に支持した場合においては、展示ボードを見ることができる範囲が広がり、即ち展示ボードに対向する箇所に位置する者以外の者も展示ボードを見ることができ、そのため、例えば、本考案の展示ボードを展示会場のコーナー部分に設置した場合においては、コーナーを曲がる人が曲がりながら展示ボードを継続して見ることができるという利点がある。
【0017】
【実施例】
本考案の展示ボードの第1実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の展示ボードを示す斜視図であり、図において1が本実施例の展示ボードである。
【0018】
そして、本実施例の展示ボード1は、全体として四角形状の板状としたボード本体2を備えており、このボード本体2としては、例えば発泡スチロール製のボードを用いるとよいが、その他、金属製、木製等の素材によりボードを形成してもよい。
【0019】
そして、本実施例においてこのボード本体2の一方の面には、その全面に亘って、ボードフィルム3が貼着されている。このボードフィルム3の素材に関しては特に限定はされず、布、紙、樹脂製フィルム等、いずれでもよい。
【0020】
次に、図において4は反射テープであり、即ち、本実施例の展示ボードでは、前記ボードフィルム3の表面側における周辺部任意の箇所に反射テープ4を貼着しており、その貼着に際しては、反射テープ4で任意の模様を描くようにしている。そして、反射テープ4としては、受けた光を有効に反射可能なテープとして、空間デザインやホビー等の分野においても多用されはじめているリフレクタテープ、蛍光テープ等を用いている。
【0021】
このように、本実施例の展示ボード1では、ボードフィルム3の表面における周辺部任意の箇所に、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープを、これにより任意の模様を描くようにして貼着しているために、例えば、ボードフィルムに自社商品等の広告宣伝用のカタログを貼着した場合においては、ボードフィルムに貼着した反射テープが周囲の光を反射するため、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、労せずして、人目を十分に引くことが可能な展示ボードにすることができる。
【0022】
なお、前述の実施例では、ボード本体2にボードフィルム3を支持して、このボードフィルム3に反射テープ4を貼着した場合について説明したが、前記ボードフィルム3は必ずしも必要なものではなく、ボード本体2に直接反射テープ4を貼着してもよい。また、ボード本体2の両面にボードフィルム3を貼着するとともに、このそれぞれのボードフィルム3の表面に反射テープ4を貼着してもよい。
【0023】
次に、本実施例の展示ボード1の使用方法について説明すると、本実施例の展示ボード1を用いて自社商品等の広告宣伝等を行なう場合には、図1に示すように、ボードフィルム3に、自社広告等6を記載したカタログ等5を貼着し、その後、この自社商品のカタログ等5を貼着した展示ボード1を、所望する箇所に設置するのみでよい。そうすると、ボードフィルム3の周辺部任意の箇所に貼着した反射テープ4が光を反射し、これにより、展示ボード1の全体を浮き上がらせて人目を引くことができ、広告宣伝媒体として有効に機能することになり、ポップ広告としても有効に用いることができる。
【0024】
次に、本考案の展示ボードの第2実施例について図2を参照して説明すると、図2は、本実施例の展示ボードにおけるボードフィルムの一部を切り欠いた斜視図であり、図において11が本実施例の展示ボードである。
【0025】
そして、本実施例の展示ボード11は、長尺状の枠材を略四角形状に枠組みすることによりボード本体12を構成するとともに、このボード本体12にボードフィルム13を支持している。
【0026】
即ち、図において12がボード本体であり、本実施例におけるボード本体12は、樹脂、木等の素材により構成された4本の長尺状の枠材を略四角形状に枠組みして構成されており、このボード本体12に、ボードフィルム13の周縁部を貼着し、更に、前記ボード本体12の下端部には脚部15を連設し、これにより展示ボード11の単体を所望する箇所に立設可能としている。
【0027】
そして、前記実施例と同様に、前記ボードフィルム13の表面側における周辺部任意の箇所には、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープ14を、これにより任意の模様を描くようにして貼着している。そのため、本実施例においても、これに自社商品等の広告宣伝用のカタログを貼着した場合においては、ボードフィルム13に貼着した反射テープ14が周囲の光を反射して、展示ボード11の全体を浮き上がらせることができ、人目を十分に引くことが可能な展示ボードにすることができる。
【0028】
次に、本考案の展示ボードの第3実施例について図3を参照して説明すると、図3は、本実施例の展示ボードを裏面から示す斜視図であり、図において21が本実施例の展示ボードである。
【0029】
そして、本実施例の展示ボード21は、枠材によりボード本体22を構成するとともに、このボード本体22に、ボードフィルム23を曲面形状にして支持している。
【0030】
即ち、図において22がボード本体であり、本実施例におけるボード本体22は、樹脂等の変形可能な素材により構成された2本の長尺状かつ湾曲させた枠材2201を一定の間隔を置いて略平行に配置するとともに、この枠材2201を連結材2202で支持して構成されており、このボード本体22に、ボードフィルム23の上下の周縁部を係止し、更に、前記ボード本体22の下端部には脚部24を連設している。
【0031】
そして、本実施例においても、前記ボードフィルム23の表面側における周辺部任意の箇所には、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープを、これにより任意の模様を描くようにして貼着している。そのため、本実施例においても、これに自社商品等の広告宣伝用のカタログを貼着した場合においては、ボードフィルムに貼着した反射テープが周囲の光を反射して、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、人目を十分に引くことが可能な展示ボードにすることができる。
【0032】
また、本実施例の展示ボード21では、ボードフィルム23を曲面形状にして支持しているために、このボードフィルム23を見ることが可能な範囲が広角度に亘るという利点があり、例えばこの展示ボード21を展示会場等における自社ブースのコーナー部に配置した場合には、コーナー部を曲がっていく人は、曲がりながら継続して展示ボードを見ることができ、その者に対して強い印象を与えることが可能となる。
【0033】
【考案の効果】
本考案の展示ボードは以上説明した形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0034】
本考案の展示ボードは、各種広告等を展示するために用いられる展示ボードであって、ボード本体と、該ボード本体に表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープと、を備えたことを特徴としている。
【0035】
このように、本考案の展示ボードでは、受けた光を反射可能な反射テープを用いて、この反射テープを、ボード本体における表面側周辺部任意の箇所に備えている。そのため、例えば展示会場の自社ブースや店先等において、自社の広告宣伝等のためのカタログ等を本考案の展示ボードに貼着等した場合には、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、特にカタログ等に趣向を凝らすことなく、人目を十分に引くことが可能な展示ボードとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の展示ボードの第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の展示ボードの第2実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の展示ボードの第3実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11、21 展示ボード
2、12、22 ボード本体
2201 枠材
2202 連結部材
3、13、23 ボードフィルム
4、14 反射テープ
15、24 脚部
【考案が属する技術分野】
本考案は各種広告等を展示するために用いられる展示ボードに係り、より詳しくは、ボード本体と、このボード本体に支持されたボードフィルムと、このボードフィルムの表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープと、により構成されることを特徴とする展示ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、商品広告等の手法の一つとして展示ボードが用いられており、この展示ボードを用いることにより、自社商品の宣伝等を可能としている。即ち、この展示ボードは、一般的に、発泡スチロール等により形成される板状のボードから構成されており、これを用いて広告等を行なう場合には、自社商品のカタログ、写真等をこの展示ボードに貼りつけ、その後、この展示ボードを、例えば展示会場における自社ブースの目立つ箇所等に設置して、これにより自社商品、あるいは自社の広告宣伝を行なうことを可能にしている。
【0003】
また、この展示ボードはその他、各種の催し物等においても、各種の広告を目立つ箇所に展示するために、たとえば、各種の催し物会場に出展している出店が価格を表示したり、出展商品の写真を展示したりするためにも用いられており、その用途は多岐にわたっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、特に出展者が多数になる展示会場等では、自社製品を有効にアピールする必要があるが、前述した従来の展示ボードでは、単に展示ボードに自社商品のカタログ、写真、あるいは価格等を貼り付けるのみであるために、文字、模様等に鮮明な色彩を用いた場合であっても、見る者に強力にアピールすることは困難である。
【0005】
また、店等における店頭広告においても、単に自社商品のカタログ等を展示ボードに貼りつけただけでは、特に繁華街等の雑踏の中においては有効な広告とはなり得ない。
【0006】
この点、パネルに挿装するカタログ等に趣向を凝らすことも考えられるが、かかる場合には、カタログ等を作製するたびごとに手間がかかってしまい煩わしさに耐えない。
【0007】
また、展示会場における来場者に自社ブース等を強力にアピールするために、あるいは繁華街等において自社を強力にアピールするために、ネオンサインによる電飾広告等を用いる方法も考えられるが、電飾看板の場合には、装備が大掛かりになるとともにコストも上がってしまい、更に、ネオンサインでは蛍光灯等の寿命の関係で定期的に保守、交換を必要とするために手間や費用等がかかるという問題点がある。
【0008】
そこで、本考案は、自社商品等の広告等のために用いられる展示ボードにおいて、人目を十分に引くことが可能であるとともに、コストも低く抑えることが可能な展示ボードを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ところで、従来から、受けた光を有効に反射する反射テープが提供されており、この反射テープとしては、例えばリフレクタテープ、蛍光テープ等が存在しており、これらの反射テープは、各種の空間デザイン等においても有効に用いられている。
【0010】
そこで、本考案者は、この反射テープの存在に着目し、上記課題を達成可能な展示ボードを考案した。
【0011】
即ち、本考案の展示ボードは、各種広告等を展示するために用いられる展示ボードであって、ボード本体と、該ボード本体に表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープと、を備えたことを特徴としている。
【0012】
本考案の展示ボードでは、受けた光を反射可能な反射テープを用いて、この反射テープを、ボード本体における表面側周辺部任意の箇所に備えている。そのため、例えば展示会場の自社ブースや店先等において、自社の広告宣伝等のためのカタログ等を本考案の展示ボードに貼着等した場合には、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、特にカタログ等に趣向を凝らすことなく、人目を十分に引くことが可能な展示ボードとすることができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の展示ボードでは、ボード本体を備えており、このボード本体の表面側における周辺部任意の箇所には、任意の模様を描くようにして、反射テープを備えている。
【0014】
ここで、ボード本体にボードフィルムを支持し、このボードフィルムにおける表面側の周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして反射テープを貼着してもよく、これにより、ボードフィルムを貼りかえることのみで、反射テープを貼りかえること無く、反射テープにより描かれた模様を変更することが可能である。
【0015】
そしてこのボード本体にボードフィルムを支持するに際して、ボードフィルムが曲面形状になるようにして支持するとよく、これにより、広角度に亘って商品等の広告を行なうことが可能である。
【0016】
即ち、ボードフィルムを平面形状にしてボード本体に支持した場合には、展示ボードに対向する箇所に位置する者しかボードフィルムに貼着等した商品カタログ等を見ることができないが、ボードフィルムを曲面形状にしてボード本体に支持した場合においては、展示ボードを見ることができる範囲が広がり、即ち展示ボードに対向する箇所に位置する者以外の者も展示ボードを見ることができ、そのため、例えば、本考案の展示ボードを展示会場のコーナー部分に設置した場合においては、コーナーを曲がる人が曲がりながら展示ボードを継続して見ることができるという利点がある。
【0017】
【実施例】
本考案の展示ボードの第1実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の展示ボードを示す斜視図であり、図において1が本実施例の展示ボードである。
【0018】
そして、本実施例の展示ボード1は、全体として四角形状の板状としたボード本体2を備えており、このボード本体2としては、例えば発泡スチロール製のボードを用いるとよいが、その他、金属製、木製等の素材によりボードを形成してもよい。
【0019】
そして、本実施例においてこのボード本体2の一方の面には、その全面に亘って、ボードフィルム3が貼着されている。このボードフィルム3の素材に関しては特に限定はされず、布、紙、樹脂製フィルム等、いずれでもよい。
【0020】
次に、図において4は反射テープであり、即ち、本実施例の展示ボードでは、前記ボードフィルム3の表面側における周辺部任意の箇所に反射テープ4を貼着しており、その貼着に際しては、反射テープ4で任意の模様を描くようにしている。そして、反射テープ4としては、受けた光を有効に反射可能なテープとして、空間デザインやホビー等の分野においても多用されはじめているリフレクタテープ、蛍光テープ等を用いている。
【0021】
このように、本実施例の展示ボード1では、ボードフィルム3の表面における周辺部任意の箇所に、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープを、これにより任意の模様を描くようにして貼着しているために、例えば、ボードフィルムに自社商品等の広告宣伝用のカタログを貼着した場合においては、ボードフィルムに貼着した反射テープが周囲の光を反射するため、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、労せずして、人目を十分に引くことが可能な展示ボードにすることができる。
【0022】
なお、前述の実施例では、ボード本体2にボードフィルム3を支持して、このボードフィルム3に反射テープ4を貼着した場合について説明したが、前記ボードフィルム3は必ずしも必要なものではなく、ボード本体2に直接反射テープ4を貼着してもよい。また、ボード本体2の両面にボードフィルム3を貼着するとともに、このそれぞれのボードフィルム3の表面に反射テープ4を貼着してもよい。
【0023】
次に、本実施例の展示ボード1の使用方法について説明すると、本実施例の展示ボード1を用いて自社商品等の広告宣伝等を行なう場合には、図1に示すように、ボードフィルム3に、自社広告等6を記載したカタログ等5を貼着し、その後、この自社商品のカタログ等5を貼着した展示ボード1を、所望する箇所に設置するのみでよい。そうすると、ボードフィルム3の周辺部任意の箇所に貼着した反射テープ4が光を反射し、これにより、展示ボード1の全体を浮き上がらせて人目を引くことができ、広告宣伝媒体として有効に機能することになり、ポップ広告としても有効に用いることができる。
【0024】
次に、本考案の展示ボードの第2実施例について図2を参照して説明すると、図2は、本実施例の展示ボードにおけるボードフィルムの一部を切り欠いた斜視図であり、図において11が本実施例の展示ボードである。
【0025】
そして、本実施例の展示ボード11は、長尺状の枠材を略四角形状に枠組みすることによりボード本体12を構成するとともに、このボード本体12にボードフィルム13を支持している。
【0026】
即ち、図において12がボード本体であり、本実施例におけるボード本体12は、樹脂、木等の素材により構成された4本の長尺状の枠材を略四角形状に枠組みして構成されており、このボード本体12に、ボードフィルム13の周縁部を貼着し、更に、前記ボード本体12の下端部には脚部15を連設し、これにより展示ボード11の単体を所望する箇所に立設可能としている。
【0027】
そして、前記実施例と同様に、前記ボードフィルム13の表面側における周辺部任意の箇所には、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープ14を、これにより任意の模様を描くようにして貼着している。そのため、本実施例においても、これに自社商品等の広告宣伝用のカタログを貼着した場合においては、ボードフィルム13に貼着した反射テープ14が周囲の光を反射して、展示ボード11の全体を浮き上がらせることができ、人目を十分に引くことが可能な展示ボードにすることができる。
【0028】
次に、本考案の展示ボードの第3実施例について図3を参照して説明すると、図3は、本実施例の展示ボードを裏面から示す斜視図であり、図において21が本実施例の展示ボードである。
【0029】
そして、本実施例の展示ボード21は、枠材によりボード本体22を構成するとともに、このボード本体22に、ボードフィルム23を曲面形状にして支持している。
【0030】
即ち、図において22がボード本体であり、本実施例におけるボード本体22は、樹脂等の変形可能な素材により構成された2本の長尺状かつ湾曲させた枠材2201を一定の間隔を置いて略平行に配置するとともに、この枠材2201を連結材2202で支持して構成されており、このボード本体22に、ボードフィルム23の上下の周縁部を係止し、更に、前記ボード本体22の下端部には脚部24を連設している。
【0031】
そして、本実施例においても、前記ボードフィルム23の表面側における周辺部任意の箇所には、リフレクタテープ、蛍光テープ等の反射テープを、これにより任意の模様を描くようにして貼着している。そのため、本実施例においても、これに自社商品等の広告宣伝用のカタログを貼着した場合においては、ボードフィルムに貼着した反射テープが周囲の光を反射して、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、人目を十分に引くことが可能な展示ボードにすることができる。
【0032】
また、本実施例の展示ボード21では、ボードフィルム23を曲面形状にして支持しているために、このボードフィルム23を見ることが可能な範囲が広角度に亘るという利点があり、例えばこの展示ボード21を展示会場等における自社ブースのコーナー部に配置した場合には、コーナー部を曲がっていく人は、曲がりながら継続して展示ボードを見ることができ、その者に対して強い印象を与えることが可能となる。
【0033】
【考案の効果】
本考案の展示ボードは以上説明した形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0034】
本考案の展示ボードは、各種広告等を展示するために用いられる展示ボードであって、ボード本体と、該ボード本体に表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープと、を備えたことを特徴としている。
【0035】
このように、本考案の展示ボードでは、受けた光を反射可能な反射テープを用いて、この反射テープを、ボード本体における表面側周辺部任意の箇所に備えている。そのため、例えば展示会場の自社ブースや店先等において、自社の広告宣伝等のためのカタログ等を本考案の展示ボードに貼着等した場合には、展示ボード全体を浮き上がらせることができ、特にカタログ等に趣向を凝らすことなく、人目を十分に引くことが可能な展示ボードとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の展示ボードの第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の展示ボードの第2実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の展示ボードの第3実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11、21 展示ボード
2、12、22 ボード本体
2201 枠材
2202 連結部材
3、13、23 ボードフィルム
4、14 反射テープ
15、24 脚部
Claims (3)
- 各種広告等を展示するために用いられる展示ボードであって、
ボード本体(2、12、22)と、
該ボード本体(2、12、22)の表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープ(4、14)と、を備えたことを特徴とするパネル。 - 各種広告等を展示するために用いられる展示ボードであって、
ボード本体(2、12、22)と、
該ボード本体(2、12、22)に支持されたボードフィルム(3、13、23)と、
該ボードフィルム(3、13、23)の表面側における周辺部任意の箇所に、任意の模様を描くようにして貼着された反射テープ(4、14)と、を備えたことを特徴とするパネル。 - 前記ボードフィルム(23)を曲面形状にして前記ボード本体(22)に支持したことを特徴とする請求項2に記載の展示ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003403U JP3098733U (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 展示ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003403U JP3098733U (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 展示ボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098733U true JP3098733U (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=43252482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003403U Expired - Lifetime JP3098733U (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 展示ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098733U (ja) |
-
2003
- 2003-06-11 JP JP2003003403U patent/JP3098733U/ja not_active Expired - Lifetime
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