JP3098564U - 傘フレーム強度を増すための補助装置、および補助装置を傘フレームに組み込んだ洋傘 - Google Patents

傘フレーム強度を増すための補助装置、および補助装置を傘フレームに組み込んだ洋傘 Download PDF

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Abstract

【課題】洋傘のフレーム強度を極めて強くするためのもっとも簡単な構造を持つ補助装置、および補助装置を傘フレーム組み込んだ一体型の洋傘を提供する。
【解決手段】取り外しが効く補助装置の場合、チューブ状の補助装置17を傘の先端部分から主フレーム部9に通し、補助装置の左端が主フレームと下部骨リブ10との交点ピボット11を十分に被うように取り付け、補助装置の右端を傘布を保持するための止めキャップ16で押し付けるようにして両側からサンドイッチするように固定する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バックミンスターフラーのテンセグリティー原理に基づく、最も簡単な傘強度をあげるための補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の洋傘の原理は、傘フレーム(骨部)が、U字型あるいは円形の一本のロッドを基本にしている。そのため、強風の際には、フレームが歪曲したり、折れたり、おちょこ型になったりして、強度が十分でなく、多くの場合には、傘のフレーム自体が簡単に折れてしまうという難点を持つ。その場合に、特に傘フレームが折れやすいのは、開閉のための張りフレームと主フレームを連結するピボットよりも外側にあるフレームの先のリブ部分である。そのために、従来の傘の最大の致命的弱点はこのリブ部分が風によって折れてしまうという難点である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、傘の主フレームの強度を十分に強くするために、バックミンスター・フラーのテンセグリティー原理に基づく構造を考え、その中でもっとも簡単な構造を持つ補助装置、およびこの補助装置を取り付けた洋傘を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、以下を特徴とする傘の強度を増すための補助装置を提案する(図1参照。)。(あ)フレームの先端付近から張り骨と主フレームの交点までのリブ部を被うことのできる機能を持ち、(い)十分な強度を伴うチューブ(管)状の素材(例えば、円柱管など。図3参照。)で、(う)その交点部分をサポートしたり、保護する機能を持つもの。(え)あるいは、この補助装置と同じ機能を持つようにデザインを変えて作った主フレーム構造を持つ洋傘(図4参照。)。
【0005】
【考案の実施形態】
図1は、補助装置がついた洋傘を開いた状態を示している縦断面図である。図2は、補助装置のない普通の洋傘を開いた状態を示している縦断面図である。図3は、補助装置の概念図である。図4は、補助装置部を洋傘の主フレームに組み込んだフレーム構造を持つ洋傘の概念図である。
【0006】
本考案は、基本的に(あ)着脱型と(い)一体型の2つのカテゴリーに区別される。第一のカテゴリーでは、図3にあるように、固い材質でできたチューブ状の補助装置で、差し込み式に着脱可能な補助装置である。これを、傘の主フレームの先端部13を傘布を固定する分だけの余裕を残し、そこから下部骨(リブ)10と上部骨9の交差点11までを管状の補助装置に通して使用する。その際、補助装置の左端部を十分に交差ピボット部11のサポート12を保護するようにきっちりとはめ込み、補助装置のもう一方の右端は傘布のフレーム先端部の留めキャップ16によって内側に押し付けられるようにする(図1参照。)。
【0007】
第二のカテゴリーでは、まず固い材質でできたチューブ状の補助装置を傘の主フレームの先端部13から下部骨(リブ)10と上部骨9の交差点11の左側まで通す。次に、その交差ピボットの位置で補助装置をピボット連結サポート12と固定する(図4参照。)。これにより、既存の傘のフレーム構造を残したまま、本考案の補助装置を取り付ける作業だけ追加する形式で、組み立てを行うことができる。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本発明は、一般的な汎用洋傘の基本構造が持つ弱点である、強風に対する強度を極めて増大するための補助装置関するものである。この補助装置を既存の洋傘に取り付けることにより、既存の傘の組み立て工法を温存したまま、強風にも耐えるだけの十分な強度を持った傘を提供できる。そして、個人用の洋傘のみだけでなく、ビーチパラソルなど大型の洋傘へも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助装置がついた洋傘を開いた状態を示している縦断面図である。
【図2】補助装置のない普通の洋傘を開いた状態を示している縦断面図である。
【図3】補助装置の概念図である。
【図4】補助装置部を洋傘の主フレームに組み込んだフレーム構造を持つ洋傘の概念図である。
【符号の説明】
1 傘軸の先端部
2 上部ろくろ(固定)
3 上部ろくろの内部にあるピボット
4 下部ろくろの内部にあるピボット
5 下部ろくろ(可動式、つめ穴付)
6 上部つめ
7 中央軸
8 下部つめ
9 上部骨(主フレーム)
10 下部骨(リブ)
11 交差ピボット
12 ピボット連結サポート
13 傘軸の先端部
14 傘布の固定ろくろ
15 傘布(点線)
16 傘布の止めキャップ
17 補助装置
18 円管状補助装置
19 交差サポートのために取り込みがついた円管状補助装置
20 交差サポートのために装飾がついた円管状補助装置
21 U字型フレームに合わせた円管状補助装置
22 主フレーム一体型の円管状補助装置が組み込まれた洋傘

Claims (4)

  1. 以下条件を特徴とする補助装置。(あ) フレームの先端付近から張り骨と主フレームの交点までを被うことのできる機能を持つ、十分強度を伴う管状の素材。例えば、円柱管状の素材。
  2. (い) (あ)と同様の素材で、その交点部分をサポートしたり、保護する機能を持つもの。
  3. (あ)と(い)の場合の変型を伴うもの。
  4. この補助装置と同じ機能を持つようにデザインを変えて作った主フレーム構造を持つ洋傘、および補助装置を組み込んで一体型にした洋傘。
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