JP3098404U - 自動感知報知装置付きオムツ - Google Patents

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Abstract

【課題】寝たきりの老人、病人あるいは乳幼児等の排尿や排便の有を即時に介護者等に知らせ、環境汚染や皮膚病の発症、悪化等を防止する。
【解決手段】本考案は感知装置に成る一対の検知シール、1枚の仕切り材及び一次ケーブルの一部をオムツに埋め込む;一次ケーブルを報知装置から引いた二次ケーブルとプラグで接続する;報知装置はカバー、チップ、発声器、発光器から成る。感知装置中の検知シールは導電性の塗料を塗布する不織布を使用する。仕切り材も一定の厚みの不織布を使用する。使用人が排尿、排便すると、オムツに埋め込んだ感知装置中の一対の検知シールの間の抵抗値が変化し、その変化信号は一次ケーブル、二次ケーブルを通じ、報知装置に伝わり、チップが計算処理した後、声、光信号を出す。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はオムツ使用人の排尿、排便を自動的に感知し、報知する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の感知装置のオムツに埋め込んだ金属の検知端子で排尿、排便によりオムツが濡れると、水の導電性により電気回路に電流が通じ、感知信号を出す。
【0003】
【考案解決しようとする課題】
寝たきりの老人、病人あるいは乳幼児等の排尿、排便の有を即時に介護者等に知らせ、環境汚染や皮膚病の発症、悪化等を防止する。
従来の感知報知のオムツに埋め込んだ金属の検知端子は使用人に異物感を感じさせる;肌に傷をつける危険性もある;水の導電性を利用して電気回路に電流が通じるのは誤報の可能性が高い。
【0004】
【課題解決するための手段】
本考案の感知装置中の検知シールは導電性の塗料を塗布する不織布、仕切り材も不織布を使用するので、使用人に異物感を感じさせなく心地よく使用できるし、肌に傷をつける危険性もない。使用人が排尿や排便すると、オムツに埋め込んだ感知装置中の一対の検知シールの間の抵抗値が変化し、その変化信号は一次ケーブル、二次ケーブルを通じ、報知装置に伝わり、チップが計算処理した後、声、光信号を出し、介護者等に知らせ、環境汚染や皮膚病の発症、悪化等を防止する。誤報の可能性が極めて低い。したがって、従来の感知報知装置の課題を解決している。
【0005】
【考案の実施の形態】
使用人が排尿や排便をしない時、オムツ6中の一対の検知シール1aの間の抵抗値が一定する;使用人が排尿や排便をすると、オムツ6中の一対の検知シール1aの間の抵抗値が変化する;その変化信号は一次ケーブル2、プラグ3、二次ケーブル4を通じ、報知装置5に伝わり、チップ5cにより計算処理した後、発声器5dあるいは発光器5eから報知信号を出す。
【0006】
【実 施 例】
以下、添付図面にしたがって、本考案の感知報知のオムツによる実施例を説明する。感知装置1は導電性の塗料を塗布している一対の不織布の検知シール1aとその間にはさんだ不織布の仕切り材1bから成る。検知シール1aから引いた一次ケーブル2の一部を、上記の感知装置と一緒にオムツ6に埋め込み、一次ケーブル2を報知装置5から引いた二次ケーブル4とプラグ3で接続する。報知装置5はカバー5a、電源5b、チップ5c、発声器5d、発光器5e、コンデンサー5f及びスイッチ5gから成る。
【0007】
使用人が排尿や排便をすると、一対の検知シール1aの間の抵抗値が変化し、その変化信号は一次ケーブル2、プラグ3、二次ケーブル4を通じ、報知装置5に伝わり、チップ5cにより計算処理した後、発声5dあるいは発光器5eから報知信号を出す。報知装置は図1のように粘着テープでオムツの外側に貼っても図4のように近くに置いてもいい。
【0008】
【考案の効果】
本考案は声、光信号を利用し、介護者等の聴覚や視覚により使用人の排尿、排便の有を即時に判断できる。速やかなオムツ交換は環境汚染や皮膚病の発症、悪化等を防止できる。
本考案の感知装置中の一対の検知シール及び仕切り材は非金属の柔軟物を使用し、オムツに埋め込んでも異物感なく安全性も高い。
本考案は感知信号を受けた報知装置中のチップにより計算処理した後、声、光信号を出すので、誤報の可能性が極めて低い。
本考案の感知装置と一次ケーブルの使用は1回限り、オムツと一緒に処理できるので、便利しかも衛生。報知装置と2次ケーブルは反復使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】「図1は本考案の報知装置をオムツの外側に貼り付ける自動感知報知のオムツを示した正面図である。」
【図2】「図2は上記の貼り付け式の自動感知報知のオムツを示した平面図である。」
【図3】「図3は上記の貼り付け式の自動感知報知のオムツを示した側面図である。」
【図4】「図4は本考案の報知装置をオムツの近くに置く自動感知報知のオムツを示した正面図である。」
【図5】「図5は上記の近く置く式の自動感知報知のオムツを示した平面図である。」
【図6】「図6は上記の近く置く式の自動感知報知のオムツを示した側面図である。」
【図7】「図7は自動感知報知のオムツの電気回路図である。」
【符号の説明】
1   感知装置        5b  電源
1a  検知シール       5c  チップ
1b  仕切り材        5d  発声器
2   一次ケーブル      5e  発光器
3   プラグ         5f  コンデンサー
4   二次ケーブル      5g  スイッチ
5   報知装置        6   オムツ
5a  カバー

Claims (5)

  1. 本考案は仕切り材をはさむ一対の検知シールから成る感知装置とカバー、チップ、発声器、発光器、電源から成る報知装置と2本のケーブル及び紙オムツで構成する感知報知のオムツ。
  2. 本考案は感知装置中の検知シールが、導電性の塗料を塗布する不織布を使用し、仕切り材も一定の厚みの不織布を使用する感知報知のオムツ。
  3. 本考案は、使用人の排尿、排便を感知すると一対の検知シールの間の抵抗値が変化し、その変化信号が報知装置に伝わり、チップの計算処理により、声、光の信号を出す感知報知のオムツ。
  4. 本考案は感知装置と一次ケーブルの一部はオムツの中に埋め込み、報知装置はオムツの外側に粘着テープで貼っても、使用人そばの適当な位置に置いてもいい感知報知のオムツ。
  5. 本考案は感知装置と一次ケーブルの使用は1回限り、報知装置とと二次ケーブルは反復使用ができる感知報知のオムツ。
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