JP3098170U - 液晶画面用遮光ひさし（シェード） - Google Patents

Abstract

【課題】明るい場所での液晶画面を見やすくする。
【解決手段】液晶画面の上部または側部に凹状のレール部を設置、またはビニールテープ状にしたレール部を貼付し、凸状の円柱部を有するビニール紙のひさし部を取り付ける。ひさしで日陰を作り、相対的に画面の輝度を上げることにより、液晶画面を見やすくする。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶画面を、屋外で明るく見えるようにすることを目的とした移動式とめ具付きの遮光ひさし（シェード）である。
【０００２】
【従来の技術】発光体である液晶画面を日光に対抗して明るく見せる手段としては、電気的に画面自体の輝度を上げる、画面の反射を少なくする表面素材を採用するなど、また、機械的には、画面を回転させて日差しを避けるなどがあるが、液晶画面用に、とめ具が付随する遮光ひさし（シェード）は無かった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】液晶画面自体の輝度を上げると、電池が早く消耗する。画面の反射を少なくする素材では液晶画面自体輝度は上昇しない。画面を回転させる方法は、デジタルカメラの場合、被写体とカメラの方向が異なってしまい、被写体を捉えづらい。効果的な手段は一眼レフの採用であるが、高価である。また、一眼レフは、ノートパソコンやデジタルカメラ付き携帯電話の液晶画面には不向きである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
液晶画面の上部または側部に凹状のレール部を設置、またはビニールテープ状にしたレール部を貼付し、凸状の円柱部を有するピニール紙のひさし部を取り付ける。このひさしで日陰を作り、相対的に画面の輝度を上げることにより、液晶画面を見やすくする。遮光ひさし（シェード）はレールに沿わせて取り付けるため、レール上を移動したり、曇天や室内では取り外すことが容易である。
【０００５】
【考案の実施の形態】液晶画面の上部または側部に凹状のレール部を設置、またはビニールテープ状にした凹状レール部を貼付し、日陰を作る。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面に沿って実施例を説明する。
１ａは、ひさし部とひさし取り付け部一体型の断面図。　断面図中の破断線部分は「ひさし部」、実線部分は「ひさし取り付け部」。破線部分と実線部分は、一体成型もしくは接着による２部材の合体。１ｂは１ａの平面図で、約５００倍の拡大図。
２ａは、ひさし取り付け部をはめ込む為のレールの断面図。
２ｂは、２ａの平面図。接着テープ方式、または画面の縁への直接刻み込みも可。平面図１ａと２ａと２ｂは約５００倍の拡大図。
１ａを２ａにスライドさせて挿入し、液晶画面にひさしを取り付ける。
【０００７】
【考案の効果】遮光ひさしは、液晶画面上に日陰を作り、画面を見やすくすることができる。　遮光ひさしは、レールに沿って移動することが出来るので、日差しの角度に応じて調整することができ、薄いビニール紙製なので、液晶画面の大きさに合わせて断裁する事と折り曲げるもできる。また、レール式なので取り外しも容易で、レール部も微小なのでじゃまにならない。また、輝度上昇に要する電池の消耗とも無縁である。

Claims (2)

1. 縁に凸状の円柱とめ具部を有するビニールや普通紙でできた液晶画面用の遮光ひさし（シェード）。
2. 凹状のレール部に、ビニール紙でできたひさしの縁の円柱部とレール部を連結して自立させることができるようにとめ具を付けた、液晶画面用の遮光ひさし（シェード）。

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