JP3097856U

JP3097856U - ビジネスカードレコーダー付チャージャー

Info

Publication number: JP3097856U
Application number: JP2003002777U
Authority: JP
Inventors: 塗　一　宏
Original assignee: 光寶科技股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2003-02-27
Filing date: 2003-05-16
Publication date: 2004-02-12
Anticipated expiration: 2009-05-16
Also published as: US20040169078A1; TW576586U; US6789734B1

Abstract

【課題】使用と携帯に便利で、チャージャーの付加価値を向上でき、且つビジネス・カード・レコーダーの電力をチャージャーより供給するようにし、従来のＰＤＡだけより供給することをなくすようにする、ビジネス・カード・レコーダー付チャージャーを提供する。
【解決手段】入口と出口とを有しつつ載置ベース１４が配置され、当該載置ベースには第一穿孔１４１と第二穿孔１４２とを有する、ケーシング１と、前記ケーシング内に配置され、電源コネクター２１１を備えるチャージング・ユニットと、信号コネクタ２２５を有し、ビジネス・カードをスキャニングできるスキャニング・ユニットとを備え、前記電源コネクターと前記信号コネクターとがそれぞれ前記第一穿孔と第二穿孔より通し出すように設定される、マシン・コア２とを有する。
【選択図】　　　図２

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビジネス・カード・レコーダー付チャージャーに係わり、特にＰＤＡ（パーソナル・デジタル・アシスタント）にチャージングできると共に、ビジネス・カードをスキャニングする機能をも備えるチャージャーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
さて、現在のマーケットにおけるＰＤＡ（パーソナル・デジタル・アシスタント）のチャージャーとビジネス・カード・レコーダー（ＢＣＲ）とが別々の独立的なデザインを採用しているので、使用と携帯にはかなり不便である。
【０００３】
また、現在のマーケットにおけるビジネス・カード・レコーダーは大部分がコンピュータ（デスクトップタイプコンピュータやノートブックタイプコンピュータなど）適用の物品であり、単に少数のビジネス・カード・レコーダーがＰＤＡに対応でき、それらのビジネス・カード・レコーダーがすべてＰＤＡより電源を取得し、そのために、使用する場合では、携帯に便利でもあるが、容易にＰＤＡの電力を多く消耗する課題を有している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、ビジネス・カード・レコーダーをチャージャー内に整合することによって使用と携帯に便利で、チャージャーの付加価値を向上でき、且つビジネス・カード・レコーダーの電力をチャージャーより供給するようにし、従来のＰＤＡだけから供給することをなくすことを特徴とする、ビジネス・カード・レコーダー付チャージャーを提供することをその主要な目的とする。
【０００５】
また、本考案は、すべてのスキャニングされるビジネス・カードを平たい方式によってスキャニングをすることを特徴とする、ビジネス・カード・レコーダー付チャージャーを提供することをその他の目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を図るために、本考案は、ケーシングと、マシン・コアを有し、そのうち、前記ケーシングには入口と出口とを有しつつ載置ベースが配置され、前記載置ベースには第一穿孔と第二穿孔とを有し、また、前記マシン・コアが前記ケーシング内に収納され、それには、電源コネクタを有するチャージング・ユニットと、信号コネクタを有する、ビジネス・カードをスキャニングするためのスキャニング・ユニットを有するビジネスカードレコーダーとを備え、前記電源コネクタと前記信号コネクタとがそれぞれ前記第一穿孔と前記第二穿孔より通し出されるように設定され、且つ前記ケーシングの入口と出口にそれぞれビジネス・カードの挿入及び導出に利用されるビジネス・カード・レコーダー付チャージャーを提供する。
【０００７】
以下に添付図面を参照しながら本考案の公的な実施の形態を詳細的で具体的に説明するが、それらの説明に開示される具体的な構造は単に本考案の実施可能な優れた実施例に過ぎず、本考案の主張範囲を狭義的に定義するものではない。
【０００８】
【考案の実施の形態】
図１ないし図５に示すように、本考案によるビジネス・カード・レコーダー付チャージャーには、主に、ケーシング１とマシン・コア２とを備える。ケーシング１には入口１２１と出口１１１と、ケーシング１に配置される載置ベース１４とを有し、ＰＤＡ（図５における符号３の示す物品参照）を載置するための載置ベース１４には第一穿孔１４１と第二穿孔１４２とを有し、マシン・コア２がケーシング１内に配置され、電源コネクタ２１１を有するチャージャー・ユニット２１と、信号コネクタ２２５（例えばＵＳＢコネクタなど）を有し、ビジネス・カード（図５における符号４にしめす物品参照）をスキャニングできるスキャニング・ユニット２２とを備え、図４と図５に示すように、電源コネクタ２１１と信号コネクタ２２５とがそれぞれ第一穿孔と第二穿孔１４１，１４２より出、且つケーシング１における入口１２１と出口１１１に対しビジネス・カード４を挿入及び導出できる。
【０００９】
前記の構造によって、ＰＤＡ３がケーシングの載置ベース１４に載置される場合に、電源コネクタ２１１と信号コネクタ２２５とがそれぞれＰＤＡの底側の二つの接続しあうコネクタ内に挿入され、同時にＰＤＡに対するチャージングとビジネス・カード４に対するスキャニングを実行し、信号コネクタ２２５を利用することによってＰＤＡ３がスキャニング・ユニット２２に対しコントロールを実行でき、且つスキャニングして得たイメージ・データが信号コネクタ２２５を介してＰＤＡ３内に記憶される。そのため、前記チャージャーがチャージング機能とビジネス・カード・スキャニング機能を有するほか、使用と携帯に便利であり、且つスキャニング・ユニット２２の使用する電力が前記チャージャーより供給され、ＰＤＡ３自体からのものではなく、ＰＤＡ３の電力を多く消耗する従来の不好適な欠点を解消できる。
【００１０】
図１と図２に示すように、マシン・コア２にはさらに基本ベース２０とコントロール・サーキット２３とを有し、マシン・コア２のチャージング・ユニット２１とスキャニング・ユニット２２とコントロール・サーキット２３とがすべて基本ベース２０に配置され、そのうち、コントロール・サーキット２３が基本ベース２０の上側に配置され、電源コネクタ２１１と信号コネクタ２２５が基本ベース２０の前側に立てられるように配置されている。
【００１１】
前記チャージング・ユニットには、コントロール・サーキット２３に属するチャージング・サーキット（図示せず）を有しつつ電源コネクタ２１１と電気的に接続され、それらによって前記チャージング・ユニットの電源コネクタ２１１を介してＰＤＡ３に対しチャージングする。
【００１２】
スキャニング・ユニット２２には、内部に接触式イメージ検出装置（ＣＩＳ：コンタクト　イメージ　センサ）を有する検出手段２２４と、弾性部材２２３と、駆動手段２２１と、ローリング・シャフト２２２とを有し、そのうち、検出手段２２４が基本ベース２０の底側に配置されると共に、前記接触式イメージ検出装置の接触面を下向きにし、外部の光線の不当な干渉を防止し、弾性部材２２３（弾性片またはスプリングなどを採用できるが、本実施の形態では弾性片を採用する）が基本ベース２０と検出手段２２４との間に配置され、それによって検出手段２２４に上下変位の柔軟性を提供し、また、ローリング・シャフト２２２が基本ベース２０の底側に配置され、且つ検出手段２２４の底側の所謂接触面に隣接し、他に、ベース２０に配置される駆動手段２２１がローリング・シャフト２２２を旋回させるように作動し、そのため、一枚のビジネス・カード（名刺）４が検出手段２２４とローリング・シャフト２２２との間に挿入される場合に、ローリング・シャフト２２２の旋回によってビジネス・カード４を平たく変位させるように連動でき、且つ平たく変位する同時に検出手段２２４によってスキャニングされる。
【００１３】
前記図１ないし図５に示すように、ケーシング１にはさらにカバー１１と前記カバーの前側に覆われる前蓋１２と、カバー１１の底側に覆われる底蓋１３とを有し、入口１２１が前蓋１２に形成され、図４と図５に示すように、出口１１１がカバー１１の後側に形成され、また、前記の載置ベース１４がカバー１１と前蓋１２との間の上側に配置され、且つケーシングのカバー１１と前蓋１２と載置ベース１４とが相互の間は係合の方式によって連結される。詳細的に説明する場合、カバー１１の前側に第一固定体１１２を有することに対し、前蓋１２には第二固定体１２３を有し、且つ前記載置ベースには第三と第四の固定体１４３，１４４を有し、そのうち、第一と第二の固定体１１２，１２３が組立てられて第三固定体１４３に相似する形状に形成されつつ、第三固定体１４３内に係止され、載置ベース１４の第四固定体１４４が前蓋１２の内側の対向結合固定体（図示せず）に係止される。また、ケーシング１の底蓋１３が滑り蓋のようにカバー１１の底側に滑走可能に結合されつつ、滑走の終点部に相互に係止されて位置決めされる。このように組立の手数によって図３ないし図５に示すようなケーシング１を形成できる。
【００１４】
他に、載置ベース１４は図５に示すようにＰＤＡ３を受け入れており、それを受け入れる後の安定性を向上するために、載置ベース１４の上縁部にブラケット１４５が延出形成される。
【００１５】
図４と図５に示すように、検出手段２２４とローリング・シャフト２２２との間の隣接箇所がケーシング１の入口と出口１２１，１１１と対応しあい、そのため、図５に示すように、載置ベース１４にＰＤＡ３が装着されると共に、入口１２１にもビジネス・カード４が挿入される場合、ＰＤＡ３のコントロールによって挿入されるビジネス・カード４を検出手段２２４とローリング・シャフト２２２との間でケーシング１の出口へ向かって連動移動され、ビジネス・カード４をスキャニングする目的を図る。
【００１６】
さらに、ケーシング１の底蓋１３の内壁には複数のリブ同士１３１が形成されつつ、それらの複数のリブ同士１３１をマシン・コア２の対向側に位置させ、且つ相互に上下方に対応するように形成させ、且つスキャニング・ユニット２２の検出手段２２４と上下に隣り合うようにし、図５に示すように、微視ネス・カード４を底側より支えることによってビジネス・カード４を平たくならせ、スキャニングに利するように設定する。
【００１７】
【考案の効果】
本考案は、ビジネス・カード・レコーダーを効果的にチャージャー内に整合することによって使用と携帯の便利性を向上でき、チャージャーの付加価値を増加でき、且つビジネス・カード・レコーダーの電力をチャージャーから供給し、ＰＤＡ自体から供給する従来物の課題を解消するので、前記ビジネス・カード・レコーダーはＰＤＡの電力を消耗しなくなり、また、本考案は特殊な構造のデザインを実行することによって、前記検出手段の内部の接触式イメージ検出装置の接触面を下向きにすることによって外部の光線の不当の干渉をさけられるようになりつつ、効果的にスキャニングの品質を向上でき、さらに、本考案は、底蓋に複数のリブ同士を設けると共に、それらのリブ同士を前記接触面と上下方において対向するように設定するので、ビジネス・カードを底部より支えられるようにし、それをもっと平たい状態によってスキャニングを受けられるので、そのスキャニング品質をさらに向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の細部構造を示す分解斜視図である。
【図２】本考案の主要な構造を示す分解斜視図である。
【図３】本考案の組立後の状態を示す外見斜視図である。
【図４】本考案の断面図である。
【図５】本考案の作動状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１　　　ケーシング
２　　　マシン・コア
３　　　ＰＤＡ（パーソナル・デジタル・アシスタント）
４　　　ビジネス・カード（名刺）
１１　　カバー
１２　　前蓋
１３　　底蓋
１４　　載置ベース
２０　　ベース
２１　　チャージング・ユニット
２２　　スキャニング・ユニット
２３　　コントロール・サーキット
１１１　出口
１１２　第一固定体
１２１　入口
１２３　第二固定体
１３１　リブ
１４１　第一穿孔
１４２　第二穿孔
１４３　第三固定体
１４４　第四固定体
１４５　ブラケット
２１１　電源コネクタ
２２１　駆動手段
２２２　ローリング・シャフト
２２３　弾性部材
２２４　検出手段
２２５　信号コネクタ

Claims

入口と出口とを有しつつ載置ベースが配置され、当該載置ベースには第一穿孔と第二穿孔とを有する、ケーシングと、
前記ケーシング内に配置され、電源コネクターを備えるチャージング・ユニットと、信号コネクタを有し、ビジネス・カードをスキャニングできるスキャニング・ユニットを有するビジネスカードレコーダーとを備え、前記電源コネクターと前記信号コネクターとがそれぞれ前記第一穿孔と第二穿孔より通し出すように設定される、マシン・コアとを有することを特徴とするビジネスカードレコーダー付チャージャー。
前記マシン・コアにはさらに基本ベースを有し、前記チャージング・ユニットと前記スキャニング・ユニットとがすべて当該基本ベースに配置されることを特徴とする請求項１に記載のビジネスカードレコーダー付チャージャー。
前記スキャニング・ユニットにはさらに内部に接触式映像検出装置を有する検出手段と、弾性部材と、駆動手段と、ローリング・シャフトとを有することを特徴とする請求項２に記載のビジネスカードレコーダー付チャージャー。
前記信号コネクタとしてＵＳＢコネクタを使用することを特徴とする請求項１に記載のビジネスカードレコーダー付チャージャー。
前記載置ベースよりさらにブラケットが延出形成されることを特徴とする請求項１に記載のビジネスカードレコーダー付チャージャー。