JP3097454U - 携帯機器用載置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯機器を載置部から簡単に且つ安全に取り外すことができる。
【解決手段】携帯端末機が搭載される載置台2と、携帯端末機の両側面に対向して載置台2にそれぞれ独立して設けられ、携帯端末機を片手で掴む動作によって解除操作される一対の解除レバー30と、携帯端末機をその両側からそれぞれ独立して係脱可能に係止すると共に、一対の解除レバー30の解除動作によって携帯端末機の係止を解除する一対のフック部31とを備えた。従って、取外し時に、一対の解除レバー30が対向する個所の携帯端末機を片手で掴む動作によって一対の解除レバー30を解除操作でき、これにより一対のフック部31が携帯端末機の係止を解除するので、携帯端末機を片手で掴む一連の自然な動作で容易に携帯端末機のロックを解除して片手で携帯端末機を掴んで安全に取り外すことができ、且つ解除レバーの誤操作による携帯端末機の離脱を防止できる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、携帯端末機や携帯電話機などの携帯機器を載置する携帯機器用載置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯機器である携帯電話機を載置する携帯機器用載置装置には、携帯電話機を載置する装置本体に固定フックと可動フックとを設け、この固定フックと可動フックとによって携帯電話機を係脱可能に係止して、携帯電話機を装置本体に固定するように構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−6434号公報
【0004】
この特許文献1の携帯機器用載置装置では、装置本体に携帯電話機を載置するときに、携帯電話機の一端部を固定フックと可動フックとのいずれか一方に係止させ、この状態で携帯電話機を装置本体に押し付けると、可動フックが可動して携帯電話機の他端部が固定フックと可動フックとのいずれか他方に係止されるので、簡単に携帯電話機を固定フックと可動フックとによって装置本体に固定することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような携帯機器用載置装置では、簡単に携帯電話機を固定フックと可動フックとによって装置本体に固定することができても、携帯電話機を装置本体から取り外すときに、携帯電話機を手で掴み、この状態で携帯電話機を可動フック側に向けて移動させなければ、携帯電話機に対する固定フックの係止を解除することができないため、携帯電話機の取外し操作が面倒であるという問題がある。
【0006】
この考案の課題は、携帯機器を載置部に固定することができると共に、携帯機器を載置部から簡単に且つ安全に取り外すことができるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の考案は、図1〜図12に示すように、携帯機器(携帯端末機1)が搭載される載置部(載置台2)と、この載置部に載置された前記携帯機器の両側面に対向して前記載置部にそれぞれ独立して設けられ、前記携帯機器を片手で掴む動作によって解除操作される一対の解除レバー(30)と、前記載置部に載置された前記携帯機器をそれぞれ独立して係脱可能に係止すると共に、前記一対の解除レバーの解除動作によって前記携帯機器に対する係止をそれぞれ解除する一対のフック部(31)とを備えたことを特徴する携帯機器用載置装置である。
【0008】
この考案によれば、携帯機器が載置部に載置されると、一対のフックが携帯機器を係脱可能に係止するので、携帯機器を確実に載置部に固定することができる。この状態で、携帯機器を載置部から取り外すときには、一対の解除レバーが互いに対向する個所で携帯機器を片手で掴む動作をすると、その動作に伴って手の指が自然に一対の解除レバーに触れるので、一対の解除レバーを解除操作することができると共に、この一対の解除レバーの解除操作によって一対のフック部が携帯機器に対する係止を解除するので、携帯機器を片手で掴む一連の自然な動作によって容易に携帯機器のロックを解除して片手で携帯機器を掴むことができ、これにより携帯機器を載置部から簡単に且つ安全に取り外すことができる。
【0009】
この場合、特に一対の解除レバーがそれぞれ独立して載置部に設けられていると共に、一対のフック部もそれぞれ独立して携帯機器を係脱可能に係止するので、一対の解除レバーのうち、一方の解除レバーが解除操作されても、一対のフック部のうち、一方のフック部のみが携帯機器に対する係止を解除するが、他方の解除レバーが動作しないため、他方のフック部が携帯機器を係止した状態を維持することができ、このため一対の解除レバーの一方が誤って解除操作されても、携帯機器が載置部から離脱する誤動作を防止することができ、これにより安全性の高いものを得ることができる。
【0010】
請求項2に記載の考案は、図1〜図12に示すように、前記一対の解除レバー(30)をその解除動作と反対方向にそれぞれ付勢する一対の第1弾性付勢片(44)と、前記一対のフック部(31)をその係止方向にそれぞれ付勢する一対の第2弾性付勢片(45)とを有し、これら第1、第2弾性付勢片を1枚の金属板で一体に形成した付勢部材(板ばね43)を備えたことを特徴する請求項1に記載の携帯機器用載置装置である。
この考案によれば、付勢部材が、一対の解除レバーをその解除動作と反対方向に向けてそれぞれ付勢する一対の第1弾性付勢片と、一対のフック部をその係止方向にそれぞれ付勢する一対の第2弾性付勢片とを1枚の金属板に一体に形成したので、一対の解除レバーおよび一対のフック部をそれぞれ別部品で弾性的に付勢する構造に比べて、部品点数を削減することができるほか、特に付勢部材が1枚の金属板で構成されているので、組み立て作業が容易にでき、生産性が良く、低価格化をも図ることができる。
【0011】
請求項3に記載の考案は、図1〜図12に示すように、前記携帯機器(携帯端末機1)を前記載置部(載置台2)から離脱させる方向に付勢する押出部材(32)を備えたことを特徴する請求項1または2に記載の携帯機器用載置装置である。
この考案によれば、一対の解除レバーが互いに対向する個所で携帯機器を片手で掴む動作によって、一対の解除レバーを解除操作して一対のフック部による携帯機器の係止を解除すると、押出部材によって携帯機器が載置部から離脱する方向に押し出されて掌に飛び込むので、携帯機器を片手で掴む一連の自然な動作によって携帯機器のロックを解除したときに、携帯機器を確実に掴むことができ、これによっても携帯機器を容易に且つ安全に取り外すことができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図12を参照して、この考案の携帯機器用載置装置の一実施形態について説明する。
図1はこの考案の携帯機器用載置装置に携帯機器である携帯端末機を載置した状態を示した斜視図、図2はその携帯端末機の斜視図、図3はその携帯端末機を取り外した状態の携帯機器用載置装置を示した斜視図である。
この携帯機器用載置装置は、図1に示すように、携帯端末機1を着脱可能に載置する載置台2を備えている。この載置台2は、図3に示すように、携帯端末機1を電気的に接続した状態で載置する第1載置部材3と、この第1載置部材3に取り付けられて携帯端末機1を着脱可能に固定する第2載置部材4とで構成されている。
【0013】
携帯端末機1は、図2に示すように、ほぼ羽子板状の機器ケース5を有し、この機器ケース5の表面に表示部6とキー入力部7とが設けられ、裏面に光学読取部8が突出して設けられ、手前側の下端面に機器側接続部9が設けられた構成になっている。この場合、表示部6は、液晶表示素子やEL表示素子(エレクトロルミネッセンス表示素子)などの平面型の表示素子からなり、機器ケース5の上部側、つまり羽子板状の大きな外形部分の上面におけるほぼ全域に設けられている。キー入力部7は、テンキー、機能キー、ファンクションキーなどの各種のキーを備え、機器ケース5の下部側、つまり羽子板状の握り部分の上面におけるほぼ全域に設けられている。
【0014】
また、光学読取部8は、図2に示すように、機器ケース5の上部側における裏面に突出して設けられた収納部10内に発光素子と受光素子とを窓部に対応させて設け、この発光素子で発光した光を窓部から読取部分に照射し、その反射光を窓部から採り込んで受光素子で受光することにより、読取部分に表示された情報を読み取るように構成されている。また、機器側接続部9は、図2に示すように、第1載置部材3に対し電気的に接続される電極端子11と、第1載置部材3に対し光通信を行う機器側通信部12とを備え、これらが機器ケース5の下部側、つまり羽子板状の握り部分の下端面に露出して設けられている。
【0015】
この携帯端末機1を載置する載置台2の第1載置部材3は、図3に示すように、内部が中空で、全体がほぼ山形状に形成されており、この第1載置部材3の正面には、携帯端末機1の機器ケース5の下部側、つまり羽子板状の握り部分が装着する下部装着凹部13が設けられている。この下部装着凹部13は、第1載置部材3の正面側および上部側が開放されていると共に、その右側も切り欠かれて開放され、これにより携帯端末機1の機器ケース5の下部側である羽子板状の握り部分が上方から挿入して、携帯端末機1全体を後方に傾けて起立させた状態で装着するように構成されている。この場合、下部装着凹部13の底部には、載置側接続部14が設けられている。
【0016】
この載置側接続部14は、図示しないが、接続端子と載置側通信部とを備え、第1載置部材3の下部装着凹部13に携帯端末機1が装着されたときに、接続端子に携帯端末機1の電極端子11が接触して電気的に接続されると共に、載置側通信部に携帯端末機1の機器側通信部12が対応し、この状態で光通信によってデータの授受が行えるように構成されている。また、この第1載置部材3における右側面の下部には、図1に示すように、電源スイッチ15が設けられていおり、この第1載置部材3の背面における下部には、図4に示すように、コネクタやジャックなどを備えた接続部16が設けられている。さらに、この第1載置部材3の正面における下部装着凹部13の下側には、図1および図3に示すように、電源状態や通信状態を表示するランプ部17が設けられている。
【0017】
一方、携帯端末機1を固定する第2載置部材4は、図3〜図5に示すように、フロントケース18とリアケース19とを備え、これらがほぼ平板状の箱形に形成され、第1載置部材3の背面側に位置した状態で、第1載置部材3の上方に突出するように構成されている。すなわち、フロントケース18は、図5に示すように、第1載置部材3の背面に対応する下部側が傾斜した取付凹部20に形成され、この取付凹部20が図3に示すように第1載置部材3の背面に密着して取り付けられ、これによりフロントケース18の上部側が第1載置部材3の上方に突出すると共に、フロントケース18全体が後方に傾いた状態で、第1載置部材3に載置された携帯端末機1とほぼ平行に起立するように構成されている。
【0018】
この場合、取付凹部20の上部には、図5および図6に示すように、第1載置部材3の下部装着凹部13の上端部に挿入して係合する係合片21が設けられている。また、この取付凹部20の中間部分には、第1載置部材3の背面に設けられた一対の位置決め突起(図示せず)が挿入する一対の位置決め孔22が設けられていると共に、ビス23が挿入する挿入孔24が設けられている。このビス23は、図4および図5に示すように、第2載置部材4の背面側から取付凹部20の挿入孔24に挿入し、その先端が第1載置部材3のねじ孔(図示せず)に螺入することにより、第2載置部材4を第1載置部材3に取り付ける。なお、この取付凹部20の下部には、図5および図6に示すように、第1載置部材3の背面に設けられたコネクタやジャックなどの接続部16に対応する長方形状の開口部25が設けられている。
【0019】
また、第1載置部材3の上方に突出したフロントケース18の上部側における正面には、図5および図6に示すように、携帯端末機1の裏面側の上部が装着する上部装着凹部26が設けられている。この上部装着凹部26は、携帯端末機1の裏面に突出して設けられた光学読取部8の収納部10が嵌合する凹部形状に形成され、その周囲が壁部27によって下部側を除いて囲われた構成になっている。この上部装着凹部26の左右両側に位置する壁部27には、図5に示すように、一対の解除レバー30および一対のフック部31が設けられており、上部装着凹部26の底部には、押出部材32が設けられている。
【0020】
一対の解除レバー30は、図8〜図10に示すように、それぞれレバー片33、レバー軸34、および操作片35を有し、これが合成樹脂によって一体に形成されている。すなわち、レバー片33は、レバー軸34に一体に形成され、上部装着凹部26の左右両側の壁部27にそれぞれ設けられた開口部36に挿入されてフロントケース18の正面側に露出し、この状態でレバー軸34を中心に回動するように構成されている。この場合、壁部27の開口部36は、図5および図6に示すように、フロントケース18の左右両側に位置する壁部27の各外面が半円弧状に切り欠けられて開放され、これによりフロントケース18の左右両側から手の指が挿入してレバー片33を押圧操作できるように構成されている。
【0021】
レバー軸34は、図8〜図10に示すように、その両端部がフロントケース18の内面に形成された支持凹部28に回動可能に配置され、この状態でレバー片33を上部装着凹部26に装着された携帯端末機1に対して接近離間する方向に回動させるように構成されている。操作片35は、図9および図10に示すように、レバー片33に対しほぼ直交する方向に向けてレバー軸34に一体に形成され、この状態で上部装着凹部26に向けてフロントケース18内にほぼ水平に配置され、これによりレバー片33が上部装着凹部26に接近する方向に回動したときに、フロントケース18の背面側(図9では下側)に向けて回動するように構成されている。
【0022】
また、一対のフック部31は、図7〜図11に示すように、それぞれフック軸37、連動片38、フック片39を有し、これが合成樹脂によって一体に形成されている。この場合、フック軸37は、図7および図8に示すように、フロントケース18の内面に形成された支持凹部40に回動可能に配置され、フック片39を上部装着凹部26に装着された携帯端末機1に対して接近離間する方向に回動させるように構成されている。連動片38は、フック軸37に一体に形成され、図10に示すように、その上面に解除レバー30の操作片35が当接した状態で、フロントケース18の内部に配置され、これにより解除レバー30の操作片35によって押し下げされたときに、フロントケース18の背面側(図10では下側)に向けて回動するように構成されている。
【0023】
フック片39は、図11に示すように、連動片38にほぼ垂直に形成され、その先端部に係止突起39aが形成され、フック軸37を中心に連動片38が回動することにより、係止突起39aが上部装着凹部26の壁部27に設けられた矩形孔41に出没可能に挿入して上部装着凹部26内に突出するように構成されている。すなわち、このフック片39は、図11の右側に示すように、係止突起39aが矩形孔41に挿入されて上部装着凹部26に突出したときに、携帯端末機1の機器ケース5の両側面に設けられた係合穴42に挿入して機器ケース5を係止するように構成されている。また、このフック片39は、図11の左側に示すように、解除レバー30の操作片35によって連動片38が押されてフック軸37を中心に回動したときに、係止突起39aが矩形孔41内に没入することにより、係止突起39aが機器ケース5の係合穴42から離脱して機器ケース5に対する係止を解除するように構成されている。
【0024】
この場合、一対の解除レバー30および一対のフック部31は、図7および図8に示すように、1枚の板ばね43によってそれぞれ所定方向に付勢されている。すなわち、この板ばね43は、一対の解除レバー30の操作片35をそのレバー片33の解除動作と反対方向(図9では上方)にそれぞれ弾性的に付勢する一対の第1弾性付勢片44と、一対のフック部31の連動片38をそのフック片39の係止突起39aが機器ケース5を係止する係止方向(図10では上方)にそれぞれ弾性的に付勢する一対の第2弾性付勢片45とを有し、これら第1、第2弾性付勢片44、45を1枚の金属板にほぼH字形状に一体に形成した構成になっている。また、この板ばね43は、図8に示すように、フロントケース18の内面に形成された補強リブ46上に配置され、この状態で押え板47によって押えられてフロントケース18内に固定されている。なお、押え板47は、ビス48によってフロントケース18の内面に形成された取付ボス49に取り付けられている。
【0025】
また、押出部材32は、図6に示すように、上部装着凹部26の底部に形成された長方形状の収納凹部50内に出没可能に配置される押出片51を備えている。この押出片51の下面における両側には、図6および図12に示すように、収納凹部50の内部両側に設けられた貫通孔50aにフロントケース18の表裏方向(図12では上下方向)に移動可能に挿入して係止される係止脚52が形成されており、この押出片51の下面における中間部には、コイルばね53が収納凹部50に設けられたコイルガイド50bによってガイドされた状態で配置されている。
【0026】
また、この押出片51の下面には、図12に示すように、一対のガイドピン54が収納凹部50内に設けられたガイド筒部50cに挿入されてガイドされており、この押出片51の上面には、ゴムなどの緩衝材55が接着されている。これにより、押出部材32は、図12に示すように、コイルばね53のばね力によって押出片51が上部装着凹部26から前方(図12では上方)に向けて付勢され、この押出片51が載置台2に装着された携帯端末機1を上部装着凹部26から押し出して離脱させるように構成されている。
【0027】
なお、第2載置部材4のリアケース19における背面の下部には、図4に示すように、第1載置部材3の背面に設けられたコネクタやジャックなどの接続部16に対応する長方形状の開口部56がフロントケース18の開口部25に対応して設けられている。また、このリアケース19の背面には、自動車の車内、または室内の壁などに載置台2を取り付けるための第1、第2取付孔57、58が設けられている。この第1、第2取付孔57、58は、図4に示すように、種類の異なるねじ孔に形成されている。すなわち、第1取付孔57は、メートルねじで、第2載置部材4のフロントケース18における背面の4か所に設けられており、第2取付孔58は、ユニファイねじで、フロントケース18における背面の2か所に設けられている。
【0028】
次に、このような携帯機器用載置装置を組み立てる場合について説明する。
この場合には、まず、図6に示すように、第2載置部材4のフロントケース18の正面側に押出部材32を取り付けると共に、図7および図8に示すように、フロントケース18内に一対の解除レバー30および一対のフック部31を取り付ける。すなわち、図6および図12に示すように、押出部材32を取り付けるときには、フロントケース18の正面における上部の収納凹部50内に押出片51をコイルばね53と共に収納して、ガイドピン54を収納凹部50内のガイド筒部50cに挿入させると共に、係止脚52を収納凹部50内の貫通孔50aに挿入して係止させる。これにより、押出部材32をフロントケース18の収納凹部50内に取り付けることができる。
【0029】
この後、図8および図9に示すように、一対の解除レバー30の各レバー片33をフロントケース18の内側から上部装着凹部26の壁部27に設けられた開口部36にそれぞれ挿入させて、レバー軸34をフロントケース18内の支持凹部28に回動可能に配置する。この状態で、図11に示すように、一対のフック部31の各フック片39における先端の係止突起39aをフロントケース18の内側から上部装着凹部26の壁部27に設けられた矩形孔41に挿入させて、図8に示すように、フック軸37をフロントケース18内の支持凹部40に回動可能に配置すると共に、図10に示すように、連動片38を解除レバー30の操作片35の下面に当接させて配置する。
【0030】
そして、図8に示すように、板ばね43をフロントケース18の内面に形成された補強リブ46上に配置して、板ばね43の第1弾性付勢片44を一対の解除レバー30の各操作片35に当接させると共に、第2弾性付勢片45を一対のフック部31の各連動片38に当接させる。そして、図7に示すように、板ばね43上に押え板47を配置してビス48によってフロントケース18の内面に形成された取付ボス49に取り付ける。これにより、押え板47で板ばね43がフロントケース18内に固定され、一対の解除レバー30および一対のフック部31がそれぞれ回動可能にフロントケース18内に取り付けられる。このため、一対の解除レバー30がその解除動作と反対方向にそれぞれ弾性的に付勢され、一対のフック部31がその係止方向にそれぞれ弾性的に付勢される。
【0031】
この後、フロントケース18の背面にリアケース19を取り付けると、図5に示すように、第2載置部材4が構成される。そして、図3に示すように、この第2載置部材4のフロントケース18における下部側の取付凹部20を第1載置部材3の背面に密着させて取り付ける。このときには、まず、図3に示すように、取付凹部20の上部に設けられた係合片21を第1載置部材3の下部装着凹部13の上端部に挿入して係合させ、図5に示すように、取付凹部20の中間部に設けられた一対の位置決め孔22に第1載置部材3の背面に設けられた一対の位置決め突起を挿入して位置決めする。この状態で、第2載置部材4の背面側からビス23を第2載置部材4の挿入孔24に挿入して第1載置部材3のねじ孔に螺入させる。
【0032】
これにより、図3に示すように、第2載置部材4が第1載置部材3の上方に突出した状態で第1載置部材3に取り付けられると共に、第2載置部材4全体が後方に傾いて起立した状態で第1載置部材3に取り付けられ、これによって載置台2が構成される。この状態では、載置台2を使用目的に応じて自動車の車内や室内の壁などに取り付けることができる。このときには、このリアケース19の背面に種類の異なる第1、第2取付孔57、58、つまりメートルねじの第1取付孔57とユニファイねじの第2取付孔58とが設けられているので、第1、第2取付孔57、58のいずれを選択して自動車の車内や室内の壁などに容易に取り付けることができる。
【0033】
次に、この携帯機器用載置装置を使用する場合について説明する。
まず、携帯端末機1を載置台2に載置する場合には、携帯端末機1の下部側の握り部分を第1載置部材3の下部装着凹部13に上方から挿入する。すると、携帯端末機1の下部側の握り部分が第1載置部材3の下部装着凹部13に装着すると共に、携帯端末機1の上部背面が第2載置部材4の上部装着凹部26に対応し、この状態で携帯端末機1全体が後方に少し傾いて配置される。このときには、携帯端末機1の下端面に設けられた機器側接続部9が下部装着凹部13の底部に設けられた載置側接続部14に対応するので、携帯端末機1の機器側接続部9の電極端子11が載置側接続部14の接続端子に接触して電気的に接続されると共に、携帯端末機1の機器側通信部12が載置側接続部14の載置側通信部に携帯端末機1の機器側通信部12が光通信によってデータの授受が可能な状態になる。
【0034】
この状態のときには、携帯端末機1の上部側の背面が第2載置部材4の押出部材32に当接するので、携帯端末機1の上部側が第2載置部材4の上部装着凹部26から少し押し出された状態になる。この状態で、押出部材32のコイルばね53のばね力に抗して携帯端末機1の上部を第2載置部材4の上部装着凹部26に押し付けると、携帯端末機1の上部側の背面側が第2載置部材4の上部装着凹部26内に挿入して嵌合する。このときには、一対のフック部31における各フック片39の係止突起39aが上部装着凹部26の壁部27の矩形孔41から上部装着凹部26内に突出しているので、この突出したフック片39の係止突起39aが携帯端末機1の機器ケース5の両側面で押されることになる。
【0035】
このため、フック片39が板ばね43の第2弾性付勢片45のばね力に抗してフック軸37を中心に回動し、フック片39の係止突起39aが壁部27の矩形孔41内に押し込まれる。そして、携帯端末機1の上部側の背面側が第2載置部材4の上部装着凹部26内に嵌合すると、フック片39の係止突起39aが携帯端末機1の機器ケース5の両側面に設けられた係合穴42に対応する。このときには、板ばね43の第2弾性付勢片45のばね力によって連動片38が係止突起39aを係止させる方向に付勢されているため、フック片39がフック軸37を中心に上記と逆方向に回動し、フック片39の係止突起39aが壁部27の矩形孔41から突出して携帯端末機1の機器ケース5の両側面に設けられた係合穴42に係合する。
【0036】
これにより、携帯端末機1が載置台2に固定される。この状態では、携帯端末機1の機器ケース5の両側面が一対のフック部31によって係止され、且つ機器ケース5の上部側の背面が押出部材32によって載置台2の上部装着凹部26から押し出される方向に付勢されるので、携帯端末機1を載置台2にガタ付くことなく確実に固定することができる。このため、仮に自動車の車内に載置台2を取り付けて車を走行させても、車の振動によって携帯端末機1が載置台2に対してガタ付いて振動することがない。
【0037】
次に、携帯端末機1を載置台2から取り外す場合について説明する。
このときには、一対の解除レバー30が互いに対向する個所、つまり携帯端末機1の上部側を片手で掴む動作をすると、その動作に伴って手の指が自然に一対の解除レバー30の各レバー片33に触れるので、一対の解除レバー30を解除操作することができると共に、この一対の解除レバー30の解除操作によって一対のフック部31が携帯端末機1に対する係止を解除することができる。すなわち、第2載置部材4の上部装着凹部26における左右両側の壁部27に設けられた開口部36がそれぞれ半円弧状に切り欠けられて開放されているので、携帯端末機1の上部側を片手で掴むときに、壁部27の開放された個所を通して手の指が一対の解除レバー30の各レバー片33に両側から挟むように触れる。
【0038】
このように、一対の解除レバー30の各レバー片33に手の指が両側から挟むように触れると、レバー片33を板ばね43の第1弾性付勢片44のばね力に抗してレバー軸34を中心に回動させることができる。これにより、一対の解除レバー30の各操作片35がレバー軸34を中心に回動するので、この操作片35によって一対のフック部31の各連動片38が板ばね43の第2弾性付勢片45のばね力に抗して押し下げられる。このため、一対のフック部31の各フック片39がフック軸37を中心に回動するので、フック片39の係止突起39aが携帯端末機1の機器ケース5の両側面に設けられた各係合穴42から離脱し、一対のフック部31による携帯端末機1のロックが解除される。
【0039】
これにより、載置台2に載置されて固定された携帯端末機1を片手で掴む一連の自然な動作によって容易に携帯端末機1のロックを解除して片手で携帯端末機1を片手で掴むことができる。このときには、特に押出部材32がそのコイルばね53のばね力によって携帯端末機1を載置台2の上部装着凹部26から押し出す方向に付勢するので、一対のフック部31による携帯端末機1のロックが解除されたときに、押出部材32によって携帯端末機1が載置台2の上部装着凹部26から押し出されて携帯端末機1が自然に掌に飛び込む。このため、携帯端末機1を片手で掴む一連の自然な動作によって携帯端末機1のロックを解除したときに、携帯端末機1を容易に且つ確実に片手で掴むことができ、これにより携帯端末機1を簡単に且つ安全に取り外すことができる。
【0040】
また、この携帯機器用載置装置では、携帯端末機1が載置台2に載置されて固定された状態で、一対の解除レバー30のうち、一方の解除レバー30が誤って解除操作されても、携帯端末機1が載置台2から離脱することがない。すなわち、一対の解除レバー30がそれぞれ独立して第2載置部材4に設けられていると共に、一対のフック部31もそれぞれ独立して携帯端末機1を係脱可能に係止する構成であるから、図10および図11に示すように、一対の解除レバー30のうち、一方(図10では左側)の解除レバー30が解除操作されても、これに対応する一方(同図では左側)のフック部31のみが解除レバー30の解除動作に連動して携帯端末機1に対する係止を解除するが、他方(同図では右側)の解除レバー30が動作しないため、これに対応する他方(同図では右側)のフック部31が携帯端末機1を係止した状態を維持する。このため、一対の解除レバー30の一方が誤って解除操作されても、携帯端末機1が載置台2から離脱する誤動作を防止することができ、これにより安全性の高いものを得ることができる。
【0041】
また、この携帯機器用載置装置では、図7および図8に示すように、一対の解除レバー30および一対のフック部31をそれぞれ付勢する付勢部材として、板ばね43を用い、この板ばね43が、一対の解除レバー30をその解除動作と反対方向に向けてそれぞれ弾性的に付勢する一対の第1弾性付勢片44と、一対のフック部31をその係止方向にそれぞれ弾性的に付勢する一対の第2弾性付勢片45とを1枚の金属板に一体に形成した構造であるから、一対の解除レバー30および一対のフック部31をそれぞれ別部品で弾性的に付勢する構造に比べて、部品点数を削減することができるほか、特に板ばね43が1枚の金属板で構成されているので、組み立て作業が容易にでき、生産性が良く、低価格化をも図ることができる。
【0042】
また、この携帯機器用載置装置では、図5および図6に示すように、載置台2に載置されてロックされた携帯端末機1を載置台2から離脱させる方向に付勢する押出部材32を備え、この押出部材32が、上部装着凹部26の底部の収納凹部50内に配置される押出片51と、この押出片51を収納凹部50内に上下方向に移動可能に係止する係止脚52と、収納凹部50に設けられたガイド筒部50cに挿入されてガイドされるガイドピン54とを一体に形成し、この押出片51と収納凹部50との間にコイルばね53を配置した構成であるから、部品点数が少なく、押出部材32を上部装着凹部26に簡単に且つ容易に組み付けることができる。
【0043】
さらに、この携帯機器用載置装置では、図3に示すように、第2載置部材4を第1載置部材3の背面に取り付けるときに、第2載置部材4のフロントケース18における下部側の取付凹部20を第1載置部材3の背面に対応させて、取付凹部20の上部に設けられた係合片21を第1載置部材3の下部装着凹部13の上端部に挿入して係合させると共に、図5に示すように、取付凹部20の中間部に設けられた一対の位置決め孔22に、第1載置部材3の背面に設けられた一対の位置決め突起を挿入させて位置決めすると、第2載置部材4の取付凹部20が第1載置部材3の背面に密着し、この状態で図4に示すように第2載置部材4の背面側から2本のビス23を第2載置部材4の挿入孔24に挿入させて第1載置部材3のねじ孔に螺入させるだけで、簡単に取り付けることができる。また、2本のビス23を取り外すだけで容易に第2載置部材4を第1載置部材3から取り外すことができるので、着脱作業性が良い。
【0044】
なお、上記実施形態では、載置台2に載置された携帯端末機1を押し出すように付勢する板ばね43が、一対の解除レバー30および一対のフック部31をそれぞれ付勢する第1、第2弾性付勢片44、45を1枚の金属板に一体に形成した構造になっているが、これに限らず、例えば押出部材32のコイルばね53に代えて、板ばね43に押出部材32を付勢する第3の弾性付勢片を一体に形成した構造でも良い。このように構成すれば、より一層、部品点数を削減することができると共に、組み立て作業の簡素化をも図ることができ、これにより生産性の向上および低コスト化をも図ることができる。
【0045】
また、必ずしも、板ばね43に第1、第2弾性付勢片44、45を一体に形成する必要はなく、例えば、一対の解除レバー30のみを付勢する第1の板ばねと、一対のフック部31のみを付勢する第2の板ばねとに分割した構造でも良く、また一対の解除レバー30および一対のフック部31のうち、一方側(例えば第2載置部材4の左側)に位置する解除レバー30とこれに連動するフック部31とを付勢する第1の板ばねと、他方側(例えば第2載置部材4の右側)に位置する解除レバー30とこれに連動するフック部31とを付勢する第2の板ばねとに分割した構造でも良い。
【0046】
さらに、上記実施形態では、載置台2に載置される携帯機器として、携帯端末機1を用いた場合について述べたが、これに限らず、例えば携帯電話機やDPA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの携帯機器にも広く適用することができる。
【0047】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、携帯機器が搭載される載置部と、この載置部に載置された携帯機器の両側面に対向して載置部にそれぞれ独立して設けられ、携帯機器を片手で掴む動作によって解除操作される一対の解除レバーと、載置部に載置された携帯機器をそれぞれ独立して係脱可能に係止すると共に、一対の解除レバーの解除動作によって携帯機器に対する係止を解除する一対のフック部とを備えたので、載置部に載置されて固定された携帯機器を載置部から取り外すときに、一対の解除レバーが互いに対向する個所で携帯機器を片手で掴む動作をすると、その動作に伴って手の指が自然に一対の解除レバーに触れるので、一対の解除レバーを解除操作することができると共に、この一対の解除レバーの解除操作によって一対のフック部が携帯機器に対する係止を解除するので、携帯機器を片手で掴む一連の自然な動作によって容易に携帯機器のロックを解除して片手で携帯機器を掴むことができ、これにより携帯機器を載置部から簡単に且つ安全に取り外すことができる。
【0048】
この場合、特に一対の解除レバーがそれぞれ独立して載置部に設けられていると共に、一対のフック部もそれぞれ独立して携帯機器を係脱可能に係止する構成であることにより、一対の解除レバーのうち、一方の解除レバーが解除操作されても、一対のフック部のうち、一方のフック部のみが携帯機器に対する係止を解除するが、他方の解除レバーが動作しないため、他方のフック部が携帯機器を係止した状態を維持することができ、このため一対の解除レバーの一方が誤って解除操作されても、携帯機器が載置部から離脱する誤動作を防止することができ、これにより安全性の高いものを得ることができる。
【0049】
また、付勢部材が、一対の解除レバーをその解除動作と反対方向に向けてそれぞれ付勢する一対の第1弾性付勢片と、一対のフック部をその係止方向にそれぞれ付勢する一対の第2弾性付勢片とを1枚の金属板に一体に形成した構成であることにより、一対の解除レバーおよび一対のフック部をそれぞれ別部品で弾性的に付勢する構造に比べて、部品点数を削減することができるほか、特に付勢部材が1枚の金属板で構成されているので、組み立て作業が容易にでき、生産性が良く、低価格化をも図ることができる。
【0050】
さらに、携帯機器を載置部から離脱させる方向に付勢する押出部材を備えていることにより、一対の解除レバーが互いに対向する個所で携帯機器を片手で掴む動作によって、一対の解除レバーを解除操作して一対のフック部による携帯機器の係止を解除すると、押出部材によって携帯機器が載置部から離脱する方向に押し出されて掌に飛び込むので、携帯機器を片手で掴む一連の自然な動作によって携帯機器のロックを解除したときに、携帯機器を確実に掴むことができ、これによっても携帯機器を容易に且つ安全に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の携帯機器用載置装置の一実施形態において携帯端末機を載置した状態を示した外観斜視図。
【図2】図1の携帯端末機の外観斜視図。
【図3】図1において携帯端末機を取り外した状態の載置台を示した外観斜視図。
【図4】図3の載置台を背面側から見た斜視図。
【図5】図3における載置台の第2載置部材を示した外観斜視図。
【図6】図5の第2載置部材のフロントケースを示した一部分解斜視図。
【図7】図6のフロントケースを背面側から見た斜視図。
【図8】図7の要部を分解した斜視図。
【図9】図5において一対の解除レバーが対向する個所における要部の拡大断面図。
【図10】図5において一対の解除レバーと一対のフック部との両者の個所における要部の拡大断面図。
【図11】図5において一対のフック部が対向する個所における要部の拡大断面図。
【図12】図5において押出部材の個所における要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 携帯端末機
2 載置台
3 第1載置部材
4 第2載置部材
5 機器ケース
6 表示部
7 キー入力部
13 下部装着凹部
18 フロントケース
19 リアケース
20 取付凹部
21 係合片
22 位置決め孔
23 ビス
26 上部装着凹部
30 一対の解除レバー
31 一対のフック部
32 押出部材
33 レバー片
34 レバー軸
35 操作片
36 開口部
37 フック軸
38 連動片
39 フック片
39a 係止突起
41 矩形孔
42 係合穴
43 板ばね
44 第1弾性付勢片
45 第2弾性付勢片
51 押出片
52 係止脚
53 コイルばね

Claims (3)

  1. 携帯機器が搭載される載置部と、
    この載置部に載置された前記携帯機器の両側面に対向して前記載置部にそれぞれ独立して設けられ、前記携帯機器を片手で掴む動作によって解除操作される一対の解除レバーと、
    前記載置部に載置された前記携帯機器をそれぞれ独立して係脱可能に係止すると共に、前記一対の解除レバーの解除動作によって前記携帯機器に対する係止をそれぞれ解除する一対のフック部と
    を備えたことを特徴する携帯機器用載置装置。
  2. 前記一対の解除レバーをその解除動作と反対方向にそれぞれ付勢する一対の第1弾性付勢片と、前記一対のフック部をその係止方向にそれぞれ付勢する一対の第2弾性付勢片とを有し、これら第1、第2弾性付勢片を1枚の金属板で一体に形成した付勢部材を備えたことを特徴する請求項1に記載の携帯機器用載置装置。
  3. 前記携帯機器を前記載置部から離脱させる方向に付勢する押出部材を備えたことを特徴する請求項1または2に記載の携帯機器用載置装置。
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