JP3097233B2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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JP3097233B2 JP03295430A JP29543091A JP3097233B2 JP 3097233 B2 JP3097233 B2 JP 3097233B2 JP 03295430 A JP03295430 A JP 03295430A JP 29543091 A JP29543091 A JP 29543091A JP 3097233 B2 JP3097233 B2 JP 3097233B2
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繁三 大西
良行 岡部
政廣 横野
馨 前川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水の浄化器を内装した電
気湯沸し器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気湯沸し器は図3に示すよう
に、液体収容容器50の底部に配設されたパイプ51,
連通管52,逆止弁53を介して、吐出口54から外部
へ出湯するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
湯沸し器では、浄化器が備えられていないため液体収容
容器内に収容された液体の浄化が出来ないという問題が
あった。
【0004】このような問題に対し、浄化器を内装した
電気湯沸し器が考案され、例えば特願平111564号
に示されている。
【0005】しかし、この考案のものは、浄化器が熱湯
中に浸漬されることに対しては考慮されていないため、
浄化剤を収容したケースやケースを内装したケース保持
体が熱湯により劣化するという問題や、浄化器の取付け
が不完全なまま使用されることがあるという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、浄化
器が熱湯中に浸漬されることがなく、しかも、電気湯沸
し器の高さを高くすることなく浄化器を内装することが
でき、また、浄化器の不確実な取付けを排除することが
できる電気湯沸し器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本発明は、上下面が多孔面に形成され、浄
化剤を収容するケースと、底部が開口され、前記ケー
内装するケース保持体とからなる浄化器と、液体収容
容器が内装された本体と、前記本体の開口を覆う蓋と、
前記液体収容容器内の液体を環流する環流パイプとを備
え、前記浄化器を前記蓋の下面と前記液体収容容器に収
容される液体の最上位面との間に着脱自在に装着すると
ともに、前記環流パイプの吐出口を前記ケースの上面に
臨ませて、かつ前記還流パイプに設けられたフランジに
前記ケース保持体を嵌合させて支持した電気湯沸し器と
する。
【0008】
【作用】本発明は上記手段により、浄化器は、本体の蓋
の下面と液体収容容器に収容される液体の最上位面との
間に着脱自在に装着されるので、浄化器は熱湯中に浸漬
されることがなく、浄化剤を収容したケースや、ケース
を内装したケース保持体の熱湯による劣化をなくするこ
とができる。また、蓋の下面と液体の最上位面との間の
空間に浄化器が配設されるので、電気湯沸し器の全高を
高くすることなく浄化器を装着することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、液体Wを収容する液体収
容容器(以下、容器という)1の底部から導出パイプを
介して立設された連通管2は切換弁手段3に接続されて
いる。切換弁手段3の一方は容器1の上部側面から液体
Wを容器1内に環流させる環流パイプ4に接続され、他
方は液体を吐出する吐出管5に接続されている。
【0011】環流パイプ4には方形のフランジ6が形設
され、環流パイプ4の根元部の外周に設けられた突起7
を容器1の切欠に挿入することにより位置決めされて容
器1の内側面に止着されるようになっている。この止着
は、環流パイプ4の先端部の外周に設けられた突起8と
容器1の外側面との間に圧入される楔状板9によって行
われている。また、フランジ6の下端部には、後記する
ケース保持体10を係着する係着部11が形設されてい
る。
【0012】ケース保持体10は粒状の活性炭等の浄化
剤12を収容したケース13を内装するもので、このケ
ース保持体10とケース13とで浄化器Cが形成されて
いる。このケース保持体10は下面が開口した箱状に形
成され、その一側面14に摺動溝15を有する門形の切
欠部16が形設されている。摺動溝15は環流パイプ4
の下上方向のフランジ6aに嵌合するもので、その下端
部にフランジ6の係着部11に係着する係着部17が形
設されている。
【0013】浄化剤12を収容するケース13は箱状に
形成され、その上下面には液体Wが流通する多数の小孔
あるいはスリットが設けられて多孔面となっている。そ
して、係着片18とケース保持体10の止着片19とに
より、多孔面が上下に位置してケース保持体10に内装
されている。
【0014】浄化器Cはケース保持体10の摺動溝15
を環流パイプ4の上下方向のフランジ6aに上方から挿
入嵌合されて容器1の内側面に装着されるのであるが、
装着された状態では、浄化器Cは本体の蓋20の下面2
1と液体Wの最上位面Wmaxとの間に位置するととも
に、環流パイプ4の吐出口22がケース13の上面に臨
むように嵌合が設定されている。
【0015】また、ケース保持体10の係着部17と環
流パイプ4のフランジ6の係着部11との係着、つまり
浄化器Cの装着は、手操作によって、または、蓋20の
閉蓋時に蓋20の下面21がケース保持体10の上面2
3に当接して浄化器Cを押し下げる閉蓋操作によって行
われるようになっている。
【0016】そのために、ケース保持体10の係着部1
7と環流パイプ4のフランジの係着部11との係着スト
ロークよりも、蓋20の閉蓋時に、蓋20の下面21が
ケース保持体10の上面23に当接した後に蓋が下降す
る閉蓋ストロークの方が大きく設定されている。
【0017】上記構成において、蓋20を閉蓋して容器
1の開口部から浄化器Cを環流パイプ4のフランジ6に
挿入して装着する。この装着は、ケース保持体10の摺
動溝15を環流パイプ4の上下方向のフランジ6aに手
挿入して行われ、ケース保持体10の係着部17とフラ
ンジ6aの係着部11とで係着される。このとき、両係
着部17,11の係着が不確実なまま蓋20が閉蓋され
ると、蓋20の下面21がケース保持体10の上面23
に当接して浄化器Cを押し下げ、両係着部17,11の
係着ストロークよりも、蓋20の下面21がケース保持
体10の上面23に当接した後のストロークを大きくし
てあるので、蓋20の閉蓋操作によって両係着部17,
11を確実に係着させることができる。
【0018】このようにして、手操作によって、または
蓋20の閉蓋操作によって容器1内に装着された浄化器
Cは、蓋20の下面21と容器1に収容された液体Wの
最上位面Wmaxとの間に位置するとともに、環流パイプ
4の吐出口22がケース13の上面に臨んで位置され
る。
【0019】このように本発明の実施例の電気湯沸し器
によれば、浄化器Cを、手操作によって、または蓋20
の閉蓋操作によって、蓋20の下面21と液体Wの最上
位面Wmaxとの空間に着脱自在に装着することができる
ので、手操作による装着で係着が不確実であっても蓋2
0の閉蓋操作で確実に係着させることができる。また、
浄化器Cが液体Wに浸漬されない位置に装着されるの
で、ケース13やケース保持体10の熱湯による劣化を
なくすることができるとともに、電気湯沸し器の全高を
高くすることなく浄化器Cを装着することができるとい
う効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、浄化器は、本体の蓋の下面と液体
収容容器に収容された液体の最上位面との間に着脱自在
に装着されるので、浄化器は熱湯中に浸漬されることが
なく、浄化剤を収容したケースや、ケースを内装したケ
ース保持体の熱湯による劣化をなくすることができる。
また、蓋の下面と液体の最上位面との間の空間に浄化器
が配設されるので、電気湯沸し器の全高を高くすること
なく浄化器を装着することかできる。
【0021】このように本発明によれば、浄化器が熱湯
中に浸漬されることがなく、しかも、電気湯沸し器の高
さを高くすることなく浄化器を内装することができ、ま
た、浄化器の不確実な取付けを排除することができる電
気湯沸し器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気湯沸し器の要部の側断
面図
【図2】同要部の分解斜視図
【図3】従来例の電気湯沸し器の一部切断側断面図
【符号の説明】
1 液体収容容器 4 環流パイプ 10 ケース保持体 11 係着部 12 浄化剤 13 ケース 17 係着部 20 蓋 21 蓋の下面 22 吐出口 23 ケース保持体の上面 C 浄化器 W 液体 Wmax 液体の最上位面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 馨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−211355(JP,A) 特開 平3−170118(JP,A) 特開 平3−158115(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下面が多孔面に形成され、浄化剤を収
    容するケースと、底部が開口され、前記ケースを内装す
    るケース保持体とからなる浄化器と、液体収容容器が内
    装された本体と、前記本体の開口を覆う蓋と、前記液体
    収容容器内の液体を環流する環流パイプとを備え、前記
    浄化器を前記蓋の下面と前記液体収容容器に収容される
    液体の最上位面との間に着脱自在に装着するとともに、
    前記環流パイプの吐出口を前記ケースの上面に臨ませ
    て、かつ前記還流パイプに設けられたフランジに前記ケ
    ース保持体を嵌合させて支持した電気湯沸し器。
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