JP3096873U - 凝灰岩による葦・茅育成補助ポール - Google Patents
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Abstract
【課題】今や内水面の汚染は大きな問題として対策を急がされている、そして現実的な対策としてゴミとか煙類等は規制やモラルに訴え解決の方向に進みつつ有るも、河川池・湖の水の汚染源は化学的に構成された洗剤とか化学肥料や農薬が水に溶け、性質を窒素やリン等に変え汚水の原因となっている。
【解決手段】本考案の「葦・茅生育補助ポール」の作用及びシステムの狙いは
(1)主材の凝灰岩とは学名「モルデナイトゼオライト凝灰岩を指し此の岩の特徴の一つアンモニヤ(窒素)リンを吸収し置換する能力が大で、その単体で浄化資材となる。
(2)葦・茅類の植物は成長する段階で水中に溶けた窒素・リンを大量にる吸収する為水の浄化が進行する。
(3)接着材に使用する生分解生樹脂は玉蜀黍の澱粉質で作られて居る事から安全で、分解が約2〜3年で完全に水・土に溶け形はなくなる、又此の接着材は乳酸菌が含んでいる事から、葦・茅の幼年期の肥料ともなる。
【解決手段】本考案の「葦・茅生育補助ポール」の作用及びシステムの狙いは
(1)主材の凝灰岩とは学名「モルデナイトゼオライト凝灰岩を指し此の岩の特徴の一つアンモニヤ(窒素)リンを吸収し置換する能力が大で、その単体で浄化資材となる。
(2)葦・茅類の植物は成長する段階で水中に溶けた窒素・リンを大量にる吸収する為水の浄化が進行する。
(3)接着材に使用する生分解生樹脂は玉蜀黍の澱粉質で作られて居る事から安全で、分解が約2〜3年で完全に水・土に溶け形はなくなる、又此の接着材は乳酸菌が含んでいる事から、葦・茅の幼年期の肥料ともなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分】
本考案の「葦・茅育成補助ポール」は、水路・池・湖の等水辺の水汚染を吸着する、葦・茅等の植物を人工的に繁茂させる目的の補助ポールである、従って此の繁茂方法が功を奏するる事により、自然環境及び汚水問題が安全に解決され産業上の利用分野に大きく貢献出来る。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術即ち、水路・池・湖等の水質浄化対策は種々の方法で試されて来た、例えば化学的処理法とかバイオとエヤー圧の組合せ方法とか、しかし何れも100%満足得られない実状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
(1)生活排水及び農業用水の流れ込む池・湖の水を、薬品や化学製品等をを使用せず、水中昆虫や魚類が安全に住め、強いては飲料水にもなる水にしようとする課題
(2)自然環境及び自然景観を保護する目的からビオトープ的発想の再生化即ち水辺には葦・茅等を繁茂させ昆虫や鳥類が住む環境作る課題。
(3)葦や茅類が繁殖する環境、即ち水流や風で湖底の土の移動の防止策
(4)草や茅等の繁殖方法に種子方法は種子が水に浮き流れてしまうネック株分け方法は良いが、仮り茎を植えても水に浮き流失するネック。
【0004】
【課題を解決する手段】
(1)基本的な考え方として、自然形態、即ち葦・茅類の草の生態を活用し水中の汚染源である窒素・リンを消滅する方法を主軸とする。
(2)本考案の「葦・茅育成補助ポール」を組合せする事により水流による土の移動を制御出来る。
(3)組み合わせた「葦・茅育成ポール」の個々に此れ等を植える事により風や水流の障害から守られ繁茂する。
(4)この「葦・茅生育補助ポール」システムの工法によより化学薬品等は不要となり且つ浄水費用が大幅に節減出来る。
【0005】
【考案実施の形態】
葦・茅類の植物は家庭排水や農業排水に含まれ最も汚染の原因とされる窒素・リン系とされて居る、この考案はそれらを植物の生態を活用して汚水を浄化しようとする狙いである。その形態として、河川及び排水路から池・湖に流れ来る汚水と汚泥を「葦・茅生育補助ポール」を組合せ湖底に定着させる、そして此のポール(直径約5cm長さ20cmのパイプ状で縦方向そして湖底の土から約5cmの上の位置にセットする)の穴を通じて葦・茅類を2、3本を湖底の土に植え込み、此等が水流や風等で浮いたり流れない様にする目的とする。
此のポールの主原料をゼオライト凝灰岩の豆砂利サイズとし、この石を生分解性の樹脂を接着材としてポール状に形成したものである、従って葦や茅が生育し、株分けが旺盛になって来る2〜3年後から、生分解の現象が始まり形体が崩れ、接着材は水に溶けて安全な養分となり砂利は養土となる。
○補助ポールの性質及び特徴。
(1)生分解性の接着材は玉蜀黍を原料として居る事から安全であことは勿論乳酸菌系である事から植物の生育に理想的な肥料となる。
(2)砂利状の凝灰岩とはモルデナイトゼオライト凝灰岩である事から弱酸性の多孔質の石で有り、重量が軽い事は勿論(普通の石に比べ約60%)塩基置換容量(CEC)富んでいる事から石そのものが保肥料力に勝れ、且つアンモニア(窒素)やトリメチルアミンのそしてリンの吸着力に勝れているため、石その物が窒素・リン等の置換能力に富んでいるため、葦・茅類の窒素・リン吸着処理能力が倍加される。
【0006】
【考案の効果】
生活排水や農業排水問題は今や大きな課題として官民一体がその対策に懸命である、しかし此れと言った解決策に乏しい現況でもある、此の考案は自然の摂理を再認識し、自然界の適材適所を活用し、それに少しだけ考案の工夫を加える事で、水質の浄化は勿論自然環境や生態系に寄与するもので有り、従って地球環境に大きく貢献出来る効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案製品の単一の斜視図である
【図2】本考案製品の単一の葦・茅を植えた斜視図である
【図3】本考案製品を組立設置した斜視図である。(アングル)
【図4】本考案の葦・茅が繁茂する状態で(a)は成長した想像図で有る。
【符号の説明】
▲1▼本考案のポールである (ゼオライト凝灰岩〈砂利状〉×接着材)
▲2▼葦・茅類の植物の苗木で有る。
▲3▼葦・茅類の根の部分である。
▲4▼生分解生のアングルである。
【産業上の利用分】
本考案の「葦・茅育成補助ポール」は、水路・池・湖の等水辺の水汚染を吸着する、葦・茅等の植物を人工的に繁茂させる目的の補助ポールである、従って此の繁茂方法が功を奏するる事により、自然環境及び汚水問題が安全に解決され産業上の利用分野に大きく貢献出来る。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術即ち、水路・池・湖等の水質浄化対策は種々の方法で試されて来た、例えば化学的処理法とかバイオとエヤー圧の組合せ方法とか、しかし何れも100%満足得られない実状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
(1)生活排水及び農業用水の流れ込む池・湖の水を、薬品や化学製品等をを使用せず、水中昆虫や魚類が安全に住め、強いては飲料水にもなる水にしようとする課題
(2)自然環境及び自然景観を保護する目的からビオトープ的発想の再生化即ち水辺には葦・茅等を繁茂させ昆虫や鳥類が住む環境作る課題。
(3)葦や茅類が繁殖する環境、即ち水流や風で湖底の土の移動の防止策
(4)草や茅等の繁殖方法に種子方法は種子が水に浮き流れてしまうネック株分け方法は良いが、仮り茎を植えても水に浮き流失するネック。
【0004】
【課題を解決する手段】
(1)基本的な考え方として、自然形態、即ち葦・茅類の草の生態を活用し水中の汚染源である窒素・リンを消滅する方法を主軸とする。
(2)本考案の「葦・茅育成補助ポール」を組合せする事により水流による土の移動を制御出来る。
(3)組み合わせた「葦・茅育成ポール」の個々に此れ等を植える事により風や水流の障害から守られ繁茂する。
(4)この「葦・茅生育補助ポール」システムの工法によより化学薬品等は不要となり且つ浄水費用が大幅に節減出来る。
【0005】
【考案実施の形態】
葦・茅類の植物は家庭排水や農業排水に含まれ最も汚染の原因とされる窒素・リン系とされて居る、この考案はそれらを植物の生態を活用して汚水を浄化しようとする狙いである。その形態として、河川及び排水路から池・湖に流れ来る汚水と汚泥を「葦・茅生育補助ポール」を組合せ湖底に定着させる、そして此のポール(直径約5cm長さ20cmのパイプ状で縦方向そして湖底の土から約5cmの上の位置にセットする)の穴を通じて葦・茅類を2、3本を湖底の土に植え込み、此等が水流や風等で浮いたり流れない様にする目的とする。
此のポールの主原料をゼオライト凝灰岩の豆砂利サイズとし、この石を生分解性の樹脂を接着材としてポール状に形成したものである、従って葦や茅が生育し、株分けが旺盛になって来る2〜3年後から、生分解の現象が始まり形体が崩れ、接着材は水に溶けて安全な養分となり砂利は養土となる。
○補助ポールの性質及び特徴。
(1)生分解性の接着材は玉蜀黍を原料として居る事から安全であことは勿論乳酸菌系である事から植物の生育に理想的な肥料となる。
(2)砂利状の凝灰岩とはモルデナイトゼオライト凝灰岩である事から弱酸性の多孔質の石で有り、重量が軽い事は勿論(普通の石に比べ約60%)塩基置換容量(CEC)富んでいる事から石そのものが保肥料力に勝れ、且つアンモニア(窒素)やトリメチルアミンのそしてリンの吸着力に勝れているため、石その物が窒素・リン等の置換能力に富んでいるため、葦・茅類の窒素・リン吸着処理能力が倍加される。
【0006】
【考案の効果】
生活排水や農業排水問題は今や大きな課題として官民一体がその対策に懸命である、しかし此れと言った解決策に乏しい現況でもある、此の考案は自然の摂理を再認識し、自然界の適材適所を活用し、それに少しだけ考案の工夫を加える事で、水質の浄化は勿論自然環境や生態系に寄与するもので有り、従って地球環境に大きく貢献出来る効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案製品の単一の斜視図である
【図2】本考案製品の単一の葦・茅を植えた斜視図である
【図3】本考案製品を組立設置した斜視図である。(アングル)
【図4】本考案の葦・茅が繁茂する状態で(a)は成長した想像図で有る。
【符号の説明】
▲1▼本考案のポールである (ゼオライト凝灰岩〈砂利状〉×接着材)
▲2▼葦・茅類の植物の苗木で有る。
▲3▼葦・茅類の根の部分である。
▲4▼生分解生のアングルである。
Claims (2)
- ゼオライト凝灰岩を生分解性樹脂(固化剤)でパイプ状に成形し葦・茅の生育を補助するポール。
- 此のポールを使い葦・茅を繁茂させ、水辺の水の浄化を計る資材
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008460U JP3096873U (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 凝灰岩による葦・茅育成補助ポール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008460U JP3096873U (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 凝灰岩による葦・茅育成補助ポール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3096873U true JP3096873U (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=43250727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002008460U Expired - Fee Related JP3096873U (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 凝灰岩による葦・茅育成補助ポール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096873U (ja) |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002008460U patent/JP3096873U/ja not_active Expired - Fee Related
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