JP3096808B2 - 切換え型標識装置 - Google Patents

切換え型標識装置

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JP3096808B2
JP3096808B2 JP08352819A JP35281996A JP3096808B2 JP 3096808 B2 JP3096808 B2 JP 3096808B2 JP 08352819 A JP08352819 A JP 08352819A JP 35281996 A JP35281996 A JP 35281996A JP 3096808 B2 JP3096808 B2 JP 3096808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交通安全標識などに
好適な切換え型標識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路などにおいては安全対策の一貫とし
て種々の警告標識が使用されており、これら警告標識の
うち、たとえば凍結注意標識、飛出し注意標識、強風注
意標識などは、警告を要する状況変化が生じたときに安
全運転を促す標識から自動的に切換えられると好都合で
ある。たとえば、寒冷期に降雨や降霜後に気温が低下す
ることによりミラーバーン現象が発生し、車両や人など
のスリップや転倒など重大な事故を引き起こす危険があ
り、かかる事故の発生を予防するための手段として、路
面近傍の温度が凍結温度に降下したときに通常の標識か
ら凍結注意を喚起する標識に切り替えられるようになっ
ている。
【0003】しかし、従来ではこの種の標識として太陽
電池や一般電源を使用した警告灯が用いられていたが、
情報表示形態が単純で警告効果が乏しいと共に、故障し
やすい点に問題があった。また、他の形式として、形状
記憶合金からなるばねを使用し、ある温度まで降下した
ときに警告板を回転させて赤い反射板を表出させ、設定
温度以上になると形状記憶合金の回復力によって反射板
を逆方向に動作して白い反射面を表出させるようにした
ものが提案されている。しかし、この先行技術は、水平
軸線または垂直軸線のまわりで回動するように回転軸で
支持された回動部材を必須構成要素としており、これが
ボックス状のハウジングに納められているため、構造が
複雑で高価なものになるとともに、大型化によって取付
けに不便が生ずるという問題があった。その対策とし
て、スライド式の警告標識もあるが、構造が複雑である
にもかかわらず情報がオンオフ表示、すなわち、設定温
度以上のときには元々備わっている白色の反射面を表示
させ、設定温度時にのみ赤色の反射面に転換表示すると
いった単純なものだけであった。このため、高速走行中
の車両の運転者にとって瞬時に警告内容を認識すること
が困難で、事故発生の抑止効果が乏しいという問題があ
った。
【0004】また、従来の標識は表示がそのままの大き
さで視認されるだけであるため、情報内容を遠方から判
りやすくするには表示面積の大きな警告板としなければ
ならず、それにより、設置場所やスペースを大きく取っ
たり、強風対策も大掛りにしなければならないという問
題もあった。また、形状記憶合金からなるばねを動力源
とした場合、温度変化に応じて徐々に形状や力が変化す
る。このため、表示の切換え過程において、たとえば半
分が通常の表示内容、そして残り半分が警告表示内容と
いった不自然であいまいな状態が生じやすく、明確な表
示切換えを行なえないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解消するために創案されたもので、その目的と
するところは、簡単かつコンパクトな構造により、少な
くとも2種の表示を明確に切換え表示することができる
標識装置を提供することにある。本発明の第2の目的
は、上記基本的特徴に加え、簡単な構造により表示を拡
大して視認させることができ、遠方から確実に視認させ
ることができ切換え型標識装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記基本的特徴に加え簡単
な構造により、瞬時表示切換えを行なうことができる切
換え型標識装置を提供することにある。本発明は、交通
安全標識として好適であるほか、案内標識、宣伝広告標
識など、切換え表示が望まれる各種の標識として使用す
ることができる。
【0006】上記目的を達成するため本発明は、基体の
表面にスライド板を配し、該スライド板に分割表示部群
からなる第1種表示と第2種表示を同一平面上で交互に
位相をずらせて表した標識面を設けるとともに、該標識
面の上には連続した凹凸を有する透明部材を配し、基体
の背後には、常態において前記一方の分割表示部群が透
明部材の各凸部(または各凹部)に対峙し、要時に前記
分割表示部群が各凹部(または各凸部)と対峙するよう
にスライド板を移動させるための形状記憶合金製ばね5
Aとバイアスばね5Bを駆動源とする切換え用駆動機構
を設けた構成としている。前記標識面はスライド板に直
接設けられてもよいし、スライド板と別要素として作ら
れていて接着等によりスライド板に定着されていてもよ
い。第1種と第2種の表示は、文字、図形、記号あるい
はそれらの2種以上の組合わせなど任意である。
【0007】第2の目的を達成するため本発明は、透明
部材として反スライド板側にも凹凸を有する断面形状の
ものを使用したものである。形状記憶合金製ばねとバイ
アスばねとを利用した駆動機構の好適な構成は、スライ
ド板の背面に固定され基体に設けた窓孔を通して突出す
る一対の連結部材と、該一対の連結部材をつなぎ、基板
背面のガイドブロックに摺動自在に保持されたスライド
軸と、スライド軸の中間に固定されたスライダを有し、
バイアスばねと形状記憶合金製ばねはそれぞれの一端が
前記スライダに連結され、それぞれの他端がガイドブロ
ックに連結されるように配される。そして、第3の目的
を達成するため本発明は、駆動機構は瞬時切換え用の拘
束手段を併有している。この拘束手段は、スライド軸で
代表される移動要素側に係止溝を設け、ガイドブロック
側には前記係止溝に嵌まる拘束用部材とこれを付勢する
弾性要素とを有している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を添付図面に
基いて説明する。図1ないし図6は本発明を凍結警告標
識に適用した例を示しており、図1(a)は通常の表示
状態、(b)は凍結警告に切り替わった状態を示してい
る。1は盤状の基体(シャーシ)であり、矩形、菱形、
三角形などの多角形あるいは円形など所要の形状と寸法
を有している。基体1は支持体として機能すべく金属な
どの強度の高い材料で作られており、背部には支柱など
の被設置物に対する取付け部10aが設けられている。
【0009】2は前記基体1の表面側に配置された透明
部材であり、凸部20と凹部21が交互に連続した形状
となっている。この例では、透明部材2は合成樹脂やガ
ラスなどからなる棒材2aを相互に隣接するように並列
状に配置し、各棒材2aの両端部を基体1の縁部にねじ
等で固定した保持枠11の内側に位置させることで保持
させている。棒材2aはこの例では断面が円形ないしこ
れに類する形状をなしている。各棒材2aは全部がまた
は一部が図4のようにビス110によって保持枠11に
固定されていてもよい。
【0010】3は前記透明部材2の下側と基体表面との
間に配したスライド板であり、透明部材2に対向する表
面には、全面または所要範囲に標識面4が設けられてい
る。該標識面4は再帰反射性能を持つ任意の色味の地色
領域40を有し、この地色部40に再帰反射性能を持つ
第1種表示41と第2種表示42が設けられている。
前記第1種表示41と第2種表示42は、透明部材2の
凸部20と凹部21との相対位置関係により、第1移動
時(たとえば常温時)には図1(a)および図6(a)のように
安全運転を呼び掛ける指示ないし情報を表示し、第2移
動時(たとえば凍結温度時)には図1(b)および図6(b)の
ように注意を促す指示ないし情報を表示する。この実施
例では、第1種表示41が透明部材2の凸部20と対峙
することにより「うねり矢印」の図柄が構成されるよう
になっており、第2種表示42が透明部材2の凸部20
と対峙することにより「滑ったわだちと車」の図柄が構
成されるようになっている。
【0011】図5のように、前記第1種表示41(「うね
り矢印」の図柄)は、当該図柄に則した多数の分割表示部
410を一定間隔で平行状に設けることにより構成され
ており、第2種表示42(「滑ったわだちと車」の図柄)
は、当該図柄に則した多数の分割表示420を一定間隔
で平行状に設けることで構成されている。それら2種の
分割表示部410,420は、この例ではバー状(帯な
いしは線)に構成され、黒色あるいは赤色など目立つ色
調を有し、同一平面上で交互に配されている。なお、第
1移動時と第2移動時の双方において表出する共通部分
430はベタ状となっている。前記透明部材2の凸部2
0と凹部21の間隔は、前記2種の分割表示部410,
420の間隔とほぼ合致しており、図6(a)のように
第1種表示41を構成する各分割表示部410が凸部2
0に対峙している状態では、第2種表示42を構成する
各分割表示部420が凹部21に対峙し、この状態から
スライド板3が移動したときには、図6(b)のように
各分割表示部420が凸部20に対峙し、他方の各分割
表示部410が凹部21に対峙するようになっている。
【0012】前記識別面4を構成する地色領域40と第
1種表示41および第2種表示42はスライド板3に直
接印刷的手法(塗布的な手法を含む)で施されてもよい
が、一般的には、スライド板3と別のシートとして作ら
れ、スライド板3の表面に貼着される。すなわち、地色
域40を設けたシートに、分割表示部410,420と
共通部分430を塗料を用いて印刷し、あるいは多数の
帯状粘着テープを貼着して構成する。なお、この実施例
では前記透明部材2が透明カバー8によって覆われてい
る。この透明カバー8は透明部材2の表面でヘッドライ
ト等の光が反射されるのを防止するためのもので、表面
がスリガラス状になっている。
【0013】5は前記スライド板3を第1移動位置と第
2移動位置に移動させるための切換え用駆動機構であ
る。この切換え用駆動機構5は任意であり、太陽電池等
を動力源とするモータ類、あるいは流体圧シリンダなど
を使用したものであってもよいが、この実施例では形状
記憶合金製ばね5Aとバイアスばね5Bを動力源とした
ものが用いられている。詳しくは、図2ないし図4のよ
うに、基体1の背面には矩形枠状のガイドブロック5a
がボルト等で固定されており、このガイドブロック5a
の長手方向両端ないしその近傍に相当する基体部分には
板厚を貫いて2つの窓孔12,12’が形成されてい
る。
【0014】前記各窓孔12,12’内には、スライド
板3の背面に固定されている連結部材5b,5b’が位
置している。そして、両連結部材5b,5b’にはガイ
ドブロック5aの長手方向両端の桟部500,500’
を貫いて伸びる平行なスライド軸5c,5cの両端部が
ボルト等で連結されており、そのスライド軸5c,5c
の長手方向中間部にはスライダ5dが相対移動不能に結
合されている。そして、前記スライダ5dと一方の桟部
500の間には複数本の形状記憶合金製ばね5Aが配さ
れ、その両端部がスライダ5dと桟部500に連結され
ている。また、スライダ5dと他方の桟部500’の間
には前記形状記憶合金製ばね5Aのばね力と拮抗するば
ね力を有する複数本のバイアスばね5Bが配され、その
両端部がスライダ5dと桟部500’に連結されてい
る。前記連結部材5b,5b’には、ストッパを兼ねた
ストローク調整用部材5e,5e’が取り付けられてい
る。このストローク調整用部材5e,5e’はたとえば
ボルトからなっていて、スライド板3の移動時に桟部5
00または500’に当接してそれ以上の移動を規制す
るようになっている。そしてストローク調整用部材5
e,5e’はこれを回動することにより突き出し量が変
化し、スライド板3のストロークが調整される。前記ガ
イドブロック5aと連結部材5b,5b’は基体1に固
定したカバー5fによって覆われている。
【0015】前記形状記憶合金製ばね5Aは、この実施
例では、外気温が凍結温度に達しない温度(通常状態=
第1移動時)のときに伸長し、外気温が凍結温度に達し
たときに形状復帰してピッチが縮まる特性を有し、バイ
アスばね5Bは外気温が凍結温度に達したときにスライ
ダ5dを桟部500’に近づく方向に牽引する力を発生
させるようになっており、この実施例ではいずれも引張
りコイルばねが用いられている。形状記憶合金製ばね5
AとしてはNi−Ti合金,Ni−Ti−Fe,Cr,
V,Co,Cuなどがあげられ、これを或る温度以下で
変形させ、温度上昇により変形前の形状に戻るように加
工している。すなわち、ヒステリシス温度を3〜5℃程
度にし、この温度で復帰するように処理したものが用い
られている。いうまでもなく形状記憶合金製ばね5Aの
記憶形状は実施例の特性と逆であってもよい。
【0016】図2は通常状態すなわち第1移動時を示し
ており、この状態では形状記憶合金製ばね5Aの引張り
力によりスライダ5dが牽引されてストローク調整用部
材5e’が桟部500’に当接し、これにより、図6
(a)のようにスライド板3の表面側の第1種表示41の
各分割表示部410が凸部20に対峙し、第2種表示4
2の各分割表示部420が凹部21に対峙するように位
置決め保持されている。
【0017】なお、形状記憶合金製ばね5Aは温度低下
とともに逐次縮小してばね力が変化することから、その
ままでは表示切換えがゆっくりしたものとなってしま
う。そこで、この実施例では瞬時切換え用の拘束手段5
Cを少なくとも1か所に設けている。この拘束手段5C
は、図2(b)と図7のように移動要素側たとえばスラ
イド軸5cの外周に設けたV状の係止溝51と、係止溝
51に対応するようにガイドブロック側に位置した拘束
用部材52と、これを係止溝方向に付勢する弾性要素5
3とを有している。拘束用部材52はたとえばボールが
用いられ、弾性要素53としてはスプリングが用いら
れ、その弾性要素53はガイドブロック5aに設けた穴
503に内挿され、穴503に螺合された移動可能なナ
ット状の支持座54によつて端部が支持されている。
【0018】したがって、温度変化に伴って形状記憶合
金製ばね5Aの力が変わると、スライド軸5c,5cが
スライドしようとするが、その力は係止溝51と拘束用
部材52との係合により拘束され、スライド力がその拘
束力に勝る時点に達したときに瞬間的にスライド軸5c
すなわちスライド板3が第2移動位置に切り替えられ
る。前記係止溝51は第1移動位置と第2移動位置の双
方に設けられることが好ましい。そして、必要に応じて
支持座53を回動すれば、弾性要素53の拘束用部材5
2に対する押圧力が変化して、スライド軸5cに対する
拘束力が変化する。これにより形状記憶合金製ばね5A
の作動温度を変えることができる。なお、係止溝51を
ガイドブロック5aに設け、拘束用部材52とこれを係
止溝方向に付勢する弾性要素53をスライド軸5cに設
けてもよい。
【0019】図8は本発明の第2実施例を示している。
この実施例では透明部材2は厚さ方向の一方の面が平坦
面22となっており、これと反対側の面に凸部20と凹
部21が連続して形成されている。図8(a)は平坦面2
2を標識面4に対峙するように位置させ配した例を示し
ており、(b)は凸部20と凹部21を標識面4に対峙す
るように配した例を示し、これによりレンズ効果が得ら
れるようになっている。後者は凹部21による隠蔽作用
が種であり、レンズ効果はほとんど得られない。この実
施例において、透明部材2は各凸部20ごとに分離独立
した棒でもよいし、図示のように一連に連なった板状の
ものでもよい。図6の実施例も含めて、凸部20はレン
ズ効果を得るため好ましくは曲率面であるが、場合によ
っては角のある多角面であつてもよい。凸部20と凹部
21は通常の場合はラインすなわち突条と溝であるが、
場合によっては点すなわち点状の突起と窪みであっても
よい。
【0020】なお、本発明の切換え用駆動機構5は、形
状記憶合金製ばね5Aとバイアスばね5Bを動力源とす
る場合も、図示するものに限定されない。図9ないし図
11は他の例を示しており、基体1の背部にプラグなど
により長手方向端部が閉止された筒状ホルダ5gを固定
し、該筒状ホルダ5gに作動用ロッド5hとこれを動か
すための形状記憶合金製ばね5Aとバイアスばね5Bを
内蔵させている。作動用ロッド5hは、2段状の径大部
55と、該径大部55から筒状ホルダ内に延出する細径
の軸部56と、径大部55から筒状ホルダ5gの一端部
に設けた通孔58を通ってスライド板3に連結する連結
部材5bを有している。機体1には連結部材5bの移動
を許容するために窓孔12が設けられている。そして、
この実施例では、バイアスばね5Bのセット力を調整し
て形状記憶合金製ばね5Aとのバランスを取るためのば
ね圧調整ねじ6aと、作動用ロッドhのストロークを調
整してスライド板の表示が正しく切り替わるようにする
ためのスライド調整ねじ6bを備えた調整機構6を有し
ている。前記筒状ホルダ5gの下端部にはばね圧調整ね
じ6aが螺通された雌ねじ57が設けられており、ばね
圧調整ねじ6aの軸孔62に軸部56の自由端側が移動
自由に挿入されている。ばね圧調整ねじ6bには前記軸
孔62と同心に雌ねじ63が設けられており、これにス
ライド調整ねじ6bが螺合されている。
【0021】この実施例における形状記憶合金製ばね5
Aは外気温が凍結温度に達しない温度のときに図9のよ
うに作動用ロッド5hを筒状ホルダ5g内に引込む力を
発生させるもので、この実施例では引張りコイルばねか
らなっている。これに対して、バイアスばね5Bは外気
温が凍結温度になったときに作動用ロッド5hを筒状ホ
ルダ5g外に押し出す力を発生させるもので、この実施
例では圧縮コイルばねからなっている。前記バイアスば
ね5Bは形状記憶合金製ばね5Aよりも径が小さく、作
動用ロッド5hを囲むように配され、形状記憶合金製ば
ね5Aは前記バイアスばね5Bを囲むように同心状に配
されている。そして、バイアスばね5bは一端が径大部
55の端面に受支され、他端がばね圧調整ねじ6aの端
面に受支されている。また、形状記憶合金製ばね5Aは
一端がばね圧調整ねじ6aまたは筒状ホルダ5gの端部
に留められ、他端が径大部55にそれぞれ留められてい
る。この留めはねじ溝を利用して行うことができる。好
ましくは筒状ホルダ5gには形状記憶合金製ばね5Aの
所要部分を露出させるべく開口が設けられる。
【0022】なお、本発明は図示する態様に限定される
ものではない。すなわち、図12(a)(b)のように第1種
表示41として「安」の文字、第2種表示42として
「凍」の文字が切り替えられるようになっていてもよ
い。この場合の分割表示部410,420は(c)のよう
なものである。また、情報表示内容が文字の場合、一文
字ずつでなく2文字ずつ、たとえば、図13(a)(b)のよ
うに第1種表示41として「速度」、第2種表示42と
して「凍結」となっていてもよい。あるいはさらに4文
字ずつたとえば第1種表示41として図14(a(c)のよ
うに「安全運転」とか「展示会場」が、第2種表示42
として図14(b)(d)のように「飛出注意」「80m先」
とかが表示されるようにしてもよい。なお、第1種表示
41と第2種表示42が一文字表示の場合には、これを
第1標識とし、「全」と「結」とを切換え表示できるよ
うにしたものを第2標識として道路の進行方向に沿って
順次配置すればよく、また横断構造物に使用する場合に
は並列上に2標識を配置すればよい。さらに、第1種と
第2種の表示41,42は必ずしも同種の表示(異なる
文字同士,異なる図形または記号同士など)である必要
はなく、第1種表示41が図形または記号、第2種表示
42が文字でもよいし、第1種表示41が文字、第2種
表示42が図形または記号でもよい。そしてまた、第1
種表示41と第2種表示42を構成する分割表示部41
0,420はかならずしもバー状である場合に限定され
ず、点状であってもよい。また、実施例ではスライド板
3の移動方向が上下方向であるが、これに限らず横方向
あるいは斜め方向でもよいことはもちろんであり、これ
らの場合にはその移動方向に応じて切換え用駆動機構5
の取付け方向を変更すればよい。
【0023】
【実施例の作用】次に実施例の切換え型標識装置の使用
法と作用を説明する。本発明凍結警告標識は取付け金具
10aによって道路路肩の支柱あるいは専用支柱あるい
は道路上方を横切るゲート状構造物など任意の被設置物
に設置すればよい。使用に先立って、必要に応じ、スト
ローク調整用部材5e,5e’を選択的に操作する。こ
れによりガイドブロック5aの桟部500’に当接して
いる連結部材5b’が桟部500’に接近する方向また
は離間する方向に変位する。連結部材5b’はスライド
軸5c,5cおよび他方の連結部材5bとで矩形状とな
っているため、これらの全体が変位し、バイアスばね5
Bと形状記憶合金製ばね5Aとが拮抗する適切なバラン
スが設定される。それとともに、連結部材5b,5b’
と一体化しているスライド板3も同量変位し、それによ
り第1種表示41を構成する各分割表示部410が正確
に透明部材2の凸部20にそれぞれ対峙し、第2種表示
42を構成する各分割表示部420が正確に透明部材2
の凹部21にそれぞれ対峙する関係位置にあるように調
整され、かつ移動時のストロークも調整される。
【0024】図9ないし図11の実施例では、ばね圧調
整ねじ6aとスライド調整ねじ6bを選択的に操作す
る。ばね圧調整ねじ6aを進出側に操作すれば、バイア
スばね5Bの受支位置が筒状ホルダ内方へ移動するた
め、バイアスばね5Bのセット力が強められ、ばね圧調
整ねじ6aを後退側に操作すればバイアスばね5Bのセ
ット力が弱められる。これにより形状記憶合金製ばね5
Aと拮抗する適切なバランスが設定される。また、図9
の状態でスライド調整ねじ6bを押込み側に操作すれ
ば、該ねじ端が作動用ロッド5hの軸部56の先端に当
接して作動用ロッド5hを押し上げるため、連結部材5
bを介してスライド板3も同量押し上げられる。これに
より上記のようにスライド板3の位置と移動時のストロ
ークを正確にセットすることができる。
【0025】こうして設置した状態において、路面温度
が凍結温度よりも高い場合には、形状記憶合金製ばね5
Aからなる引張りばねの力がバイアスばね5Bの力より
も強いため、スライダ5dはバイアスばね5Bの力に打
ち勝って図2(b)のようにストローク調整用部材5
e’が桟部500’に当接する位置に変位する。スライ
ダ5dはスライド軸5c,5cおよび連結部材5b,5
bと結合しているため、スライド板3は第1移動位置に
保持される。この状態では、図6(a)のように、スライ
ド板3の第1種表示41を構成する各分割表示部410
が透明部材2の各凸部20に対峙する位置に、第2種表
示42を構成する各分割表示部420が透明部材2の各
凹部21に対峙する位置にある。この状態では、第2種
表示42を構成する各分割表示部420は各凹部21に
よる隠蔽作用で視認することができなくなり、一方、透
明部材2の各凸部20に対峙する第1種表示41の各分
割表示部410は、凸部20を通る光線と凸部曲率によ
り拡大される。このため、図1(a)のようにこの例では
「うねり矢印」の図柄が明確に拡大表示される。
【0026】そして、この状態から気温が低下し、路面
が凍結状態ないしこれに近い状態になると、この気温を
感知した形状記憶合金製ばね5Aからなる引張りばねの
力がリニアに弱化する。これによりバイアスばね5Bの
ばね力でスライダ5dおよびこれと組み合わされている
スライド軸5c,5c・連結部材5b,5b’は図2に
おいて下方に牽引されようとする。しかし、スライド軸
5cの係止溝51に拘束用部材552が係合してスライ
ド軸5cの移動が拘束されている。このため、形状記憶
合金製ばね5Aの力の降下がまだ低い段階ではスライド
板3は動かされない。そして、温度がなおも降下して形
状記憶合金製ばね5Aの力が弱化しバイアスばね5Bに
よる牽引力が大きくなると拘束用部材52が係止溝51
から外れ、その瞬間、スライダ5d,スライド軸5c,
5c・連結部材5b,5b’とスライド板3は第2移動
位置に変位し、保持される。拘束用部材52は第2移動
位置に対応する位置の係止溝51に係合する。
【0027】この状態では、図6(b)のように、スライ
ド板3の第1種表示41を構成する各分割表示部410
が、透明部材2の各凹部21に対峙する位置にあり、第
2種表示42を構成する各分割表示部420が透明部材
2の各凸部20に対峙する位置にある。この状態では、
第1種表示41を構成する各分割表示部410は各凹部
21による隠蔽作用で視認することができなくなり、一
方、透明部材2の各凸部20に対峙する第2種表示42
の各分割表示部420は、凸部20を通る光線と凸部曲
率により拡大される。このため、図1(b)のように「滑
ったわだちと車」の図柄が明確に拡大表示される。そし
て、路面温度が上昇すれば、形状記憶合金製ばね5Aか
らなる引張りばねの力がバイアスばね5Bの力に勝るよ
うになるため、再びスライド板7は図2(a)の状態に戻
り、「うねり矢印」の図柄が情報として表示される。
【0028】なお、図9ないし図11の例では、路面温
度が通常の場合には、作動用ロッド5hはバイアスばね
5Bの付勢力に抗して図9のように筒状ホルダ5gの内
部に引き込まれ、軸部56がばね圧調整ねじ6aの軸孔
62に進入してスライド調整ねじ6bに突き当たること
で位置規制される。これにより連結部材5bを介してス
ライド板3は移動させられ、第1移動位置(図では下方
側)に保持される。一方、路面温度が下降すると、径大
部55に作用するバイアスばね5Bの付勢力により作動
用ロッド5hは径大部55が筒状ボルダ端部に当接する
まで押し上げられる。これに伴い連結部材5bを介して
スライド板3も移動され、第2移動位置(図では上方)
に保持される。
【0029】表示パターンがたとえば緑色から赤色に代
わる色別表示などでは、高速走行している場合に瞬時に
その意味合いを認識することが困難であるが、本実施例
では、非凍結時には安全運転を促す意味を直接表す図柄
が、そして凍結温度時には凍結の危険を示す図柄がそれ
ぞれ透明部材2のレンズ効果により拡大して明確に表示
される。しかも切り替えられた表示はスリット板のスリ
ットから表出するのでなく、透明部材2の凹部21によ
る隠蔽作用により確実に視認されなくなる。このため、
高速走行中でも運転者は瞬時に路面状態を認識し、それ
に対処するすることが可能となる。
【0030】さらに、本発明においては、スライド板3
の移動ストロークは分割表示部410または420の1
〜2帯幅分でよいため非常に短くて済み、したがって、
駆動機構を表示面積に対して小型なものとすることがで
きる。図9ないし図11の切換え用駆動機構の場合に
は、形状記憶合金製ばね5Aとバイアスばね5Bは直列
状でなく2重ばねとして作動用ロッド5hを同心状に囲
んでいるため小型化することができる。また、透明部材
2を多数の棒材2aで構成した場合には、凸部20と凹
部21の間隔は、使用する棒材2aの径を選択すること
により調整することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によると
きには、基体1の表面にスライド板3を配し、該スライ
ド板3に分割表示部群410,420からなる第1種表
示41と第2種表示42を同一平面上で交互に位相をず
らせて表した標識面4を設けるとともに、該標識面4の
上には連続した凹凸21,20を有する透明部材2を配
し、基体1の背後には、常態において前記一方の各分割
表示部410が透明部材2の各凸部20(または各凹部)
に対峙し、要時に前記各分割表示部410が各凹部21
(または各凸部)と対峙するようにスライド板3を移動さ
せる切換え用駆動機構5を設けたので、非常に簡単な構
造により第1種と第2種の表示をダブらせずに明確に表
示することができ、かつまた、第1と第2の2種の表示
の切換えは分割表示部の幅分程度という小さなストロー
クで足りるため、駆動機構は小型なもので足り、しかも
駆動源として形状記憶合金製ばね5Aとバイアスばね5
Bを用いているため、特別な動力源を必要とせず、偏平
な標識装置とすることができるというすぐれた効果が得
られる。
【0032】請求項2によれば、透明部材2として反ス
ライド板側にも凹凸を有する断面形状のものを使用して
いるため、前記凹凸によりレンズ作用が得られ、第1種
と第2種の表示を拡大させることができる。このため標
識の大きさを小さくしても遠方から十分に視認させるこ
とができるというすぐれた効果が得られる。
【0033】請求項3によれば、切換え用駆動機構5
が、スライド板3の背面に固定され基体1に設けた窓孔
12,12’を通して突出する一対の連結部材5b,5
b’と、該一対の連結部材5b,5b’をつなぎ、基板
背面のガイドブロック5aに摺動自在に保持されたスラ
イド軸5c,5cと、スライド軸5c,5cの中間に固
定されたスライダ5dを有し、バイアスばね5Bと形状
記憶合金製ばね5Aはそれぞれの一端が前記スライダ5
dに連結され、それぞれの他端がガイドブロック5aに
連結されるように配されているため、確実にスライド板
3を移動させることができるというすぐれた効果が得ら
れる。請求項4によれば、筒状ホルダ5g内の作動用ロ
ッド5hの外周に同心状にかつ力の方向を拮抗させて配
されたバイアスばね5Bと形状記憶合金製ばね5Aを配
しているため、切換え用駆動機構4をコンパクトなもの
とすることができるというすぐれた効果が得られる。請
求項5によれば、切換え用駆動機構5が、係止溝51
と、前記係止溝51に嵌まる拘束用部材52とこれを付
勢する弾性要素53を備えた拘束手段5Cを併有してい
るため、形状記憶合金製のばねを使用していても中途半
端な表示状態が生じず、瞬時に明瞭な表示切換えを行な
うことができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による切換え型標識装置の一実施例を示
す斜視図であり、(a)は第1移動時の状態、(b)は
第2移動時の状態を示す。
【図2】(a)は図1の実施例の背面図図、(b)は同じ
くその一部切欠部分的拡大図である。
【図3】図2(a)のX−X線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】図2(a)のY−Y線に沿う拡大断面図であ
る。
【図5】図1の実施例におけるスライド板の部分切欠正
面図である。
【図6】(a)は図1(a)の部分的拡大断面図、
(b)は図1(b)の部分的拡大断面図である。
【図7】本発明における瞬間切換え機構の断面図であ
る。
【図8】(a)は本発明における透明部材の他の例を使
用状態で示す部分的断面図、(b)は本発明における透
明部材の他の例を使用状態で示す部分的断面図である。
【図9】本発明における切換え駆動機構の他の例を第1
移動時の状態で示す縦断側面図である。
【図10】本発明における切換え駆動機構の他の例を第
2移動時の状態で示す縦断側面図である。
【図11】図9の切換え駆動機構の縦断正面図である。
【図12】本発明における他の標識例を示すもので
(a)は第1移動時の正面図、(b)は第2移動時の正
面図、(c)はスライド板の正面図である。
【図13】本発明における他の標識例を示すもので
(a)は第1移動時の正面図、(b)は第2移動時の正
面図である。
【図14】本発明における他の標識例を示すもので
(a)は第1移動時の正面図、(b)は第2移動時の正
面図、(c)は別な例の第1移動時の正面図、(d)は
第2移動時の正面図である。
【符号の説明】
1 基体 2 透明部材 3 スライド板 4 標識面 5 切換え用駆動機構 5A 形状記憶合金製ばね 5B バイアスばね 5C 拘束手段 5a ガイドブロック 5b,5b’ 連結部材 5c,5c ガイド軸 5d スライダ 5g 筒状ホルダ 5h 作動用ロッド5h 12,12’ 窓孔 20 凸部 21 凹部 41 第1種表示 42 第2種表示 51 係止溝 52 拘束用部材 53 弾性要素 410,420 分割表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 賢治 京都府京都市右京区山ノ内御堂殿町13− 1 株式会社エレクトロニクスキョート 内 (56)参考文献 特開 昭54−30800(JP,A) 特開 平8−302627(JP,A) 特開 昭49−13169(JP,A) 実開 昭64−29683(JP,U) 実開 昭62−110992(JP,U) 実開 昭55−138677(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/095 G09F 11/00 - 11/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体1の表面にスライド板3を配し、該ス
    ライド板3に分割表示部群410,420からなる第1
    種表示41と第2種表示42を同一平面上で交互に位相
    をずらせて表した標識面4を設けるとともに、該標識面
    4の上には連続した凹凸21,20を有する透明部材2
    を配し、基体1の背後には、常態において前記一方の各
    分割表示部410または420が透明部材2の各凸部2
    0(または各凹部)に対峙し要時に前記各分割表示部4
    10が各凹部21(または各凸部)と対峙するようにス
    ライド板3を移動させるための形状記憶合金製ばね5A
    とバイアスばね5Bを駆動源とする切換え用駆動機構5
    を設けたことを特徴とする切換え型標識装置。
  2. 【請求項2】透明部材2として反スライド板側にも凹凸
    を有する断面形状のものを使用している請求項1に記載
    の切換え型標識装置。
  3. 【請求項3】切換え用駆動機構5が、スライド板3の背
    面に固定され基体1に設けた窓孔12,12’を通して
    突出する一対の連結部材5b,5b’と、該一対の連結
    部材5b,5b’をつなぎ、基板背面のガイドブロック
    5aに摺動自在に保持されたスライド軸5c,5cと、
    スライド軸5c,5cの中間に固定されたスライダ5d
    を有し、バイアスばね5Bと形状記憶合金製ばね5Aは
    それぞれの一端が前記スライダ5dに連結され、それぞ
    れの他端がガイドブロック5aに連結されるように配さ
    れている請求項1に記載の切換え型標識装置。
  4. 【請求項4】切換え用駆動機構5が、筒状ホルダ5g
    と、該筒状ホルダに軸線方向移動可能に内蔵され一部が
    筒状ホルダ突出してスライド板3に連結された作動用ロ
    ッド5hと、該作動用ロッド5hの外周に同心状にかつ
    力の方向を拮抗させて配されたバイアスばね5Bと形状
    記憶合金製ばね5Aとを備えている請求項1に記載の切
    換え型標識装置。
  5. 【請求項5】切換え用駆動機構5が、係止溝51と、前
    記係止溝51に嵌まる拘束用部材52とこれを付勢する
    弾性要素53を備えた拘束手段5Cを併有しているもの
    を含む請求項3に記載の切換え型標識装置。
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