JP3096755U - 微細気泡発生装置 - Google Patents

微細気泡発生装置

Info

Publication number
JP3096755U
JP3096755U JP2003001649U JP2003001649U JP3096755U JP 3096755 U JP3096755 U JP 3096755U JP 2003001649 U JP2003001649 U JP 2003001649U JP 2003001649 U JP2003001649 U JP 2003001649U JP 3096755 U JP3096755 U JP 3096755U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air
fine
fine bubbles
bubbles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003001649U
Other languages
English (en)
Inventor
俊男 蛯名
Original Assignee
株式会社栄電社
株式会社マキシム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社栄電社, 株式会社マキシム filed Critical 株式会社栄電社
Priority to JP2003001649U priority Critical patent/JP3096755U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096755U publication Critical patent/JP3096755U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗顔器やハンド・フットバスに微細気泡を効
率良く供給可能な微細気泡発生装置の提供を課題とす
る。 【解決手段】 水吸込口100aと、微細気泡を含んだ
微細気泡水を吐出する微細気泡水出口22とを接続する
配管路100中に介設された圧力ポンプ1から上記水吸
込口100aまでの区間を上流側管路101とし、上記
圧力ポンプ1から上記微細気泡水出口22までの区間を
下流側管路102としたとき、上記上流側管路101
に、上記上流側管路101内の水Wに微細気泡を含ませ
るエア吸入装置50と、上記微細気泡が含まされた水W
を混合するミキシング装置51と、上記水Wの吐出を所
定の圧力で行なうようにする泡沫安定化装置52と、上
記水Wを浄化及び消毒する水改質装置53とを設けたこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は微細気泡発生装置に係り、さらに詳しくは、洗顔器やハンド・フット バスに供給する水に微細気泡を含ませて活性湯を生成することができる微細気泡 発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、エステにおいては専用の洗顔器やハンド・フットバスに温水を供 給して顔や手足を洗うことが行われている。また、上記洗顔器やハンド・フット バスに供給する温水に対して微細気泡を含ませることが行われており、上記洗顔 器やハンド・フットバスに供給する温水に対して微細気泡を含ませるために微細 気泡発生装置が用いられている場合がある。
【0003】 上記従来の微細気泡発生装置は、上記温水中に微細気泡を含ませるためにエア ーコンプレッサーが用いられていた。上記エアーコンプレッサーにより微細空気 を温水に含ませると微細気泡がはじけ易く、また、他の微細気泡とくっ付き合っ て大きな気泡となってしまい易いという不具合があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術によると、上記洗顔器やハンド・フットバスに供給する温水に 対して微細気泡を含ませるためにコンプレッサーが用いられていたので、上記コ ンプレッサーの小型化には限界があり、そのため、微細気泡発生装置の大型化は 避けられず、微細気泡発生装置の製造コストが高くなってしまうものであり、ま た、そのランニングコストの低減にも限界があった。
【0005】 さらに、吐出ロに近い位置で温水に対して微細気泡を含ませたとしても、微細 気泡がはじけ易く、また、他の微細気泡とくっ付き合って大きな気泡となってし まい易いという不具合自体が解消されていないため、効率良く浴槽内に微細気泡 が供給されないものであり、微細気泡を効率良く洗顔器やハンド・フットバスに 供給し難い問題があった。
【0006】 また、上記洗顔器やハンド・フットバスに供給する温水に異物や細菌が混入し ていると、使用者に不快な思いをさせるだけでなく、不衛生となってしまう問題 があった。
【0007】 よって、本考案は、微細気泡発生装置の小型化と低コスト化及びランニングコ ストの低減を実現できると共に、微細気泡を効率良く洗顔器やハンド・フットバ スに供給することができる微細気泡発生装置を提供できるようにすることを目的 とする。また、異物や細菌が混入していない清浄水を洗顔器やハンド・フットバ スに供給できるようにすることを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の微細気泡発生装置は、水道水吸込口20又は循環水吸込口21に連な る水吸込口100aと、微細気泡を含んだ微細気泡水を吐出する微細気泡水出口 22とを接続する配管路100中に介設されて使用される微細気泡発生装置であ って、上記微細気泡発生装置は、上記配管路100中に介設された圧力ポンプ1 から上記水吸込口100aまでの区間を上流側管路101とし、上記圧力ポンプ 1から上記微細気泡水出口22までの区間を下流側管路102としたとき、上記 上流側管路101に、上記圧力ポンプ1によって上記上流側管路101内に水W が吸入されるのに合わせて空気を吸入して微細気泡を上記水Wに含ませるエア吸 入装置50と、上記エア吸入装置50によって微細気泡が含まされた水Wを混合 して、上記吸入された微細気泡の分布を上記水W内において均一化させるミキシ ング装置51と、上記ミキシング装置51によって微細気泡が均一化された水W の吐出を所定の圧力で行なうように調節可能な泡沫ノズル14を有する泡沫安定 化装置52と、上記水吸込口100aから吸い込んだ水Wを浄化及び消毒するた めに上記上流側管路101中に介設された水改質装置53とを有し、上記水改質 装置53を、異物除去フィルター7及びヨウ素化合物殺菌ベレット8をハウジン グ6の内部に配設して構成したことを特徴としている。 また、本考案の他の特徴とするところは、上記エア吸入装置50は、上記上流 側管路101内を流れる水Wに空気を吸入させるエジェクタ2と、上記エジェク タ2内を流れる水Wに供給する空気の量を調整する空気調節弁5と、上記上流側 管路101を流れる水Wが上記空気の供給路に逆流することを防止する逆止弁3 とを有することを特徴としている。 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記ミキシング装置51は、ミ キシングタンク12と、上記ミキシングタンク12内に配設され、微細気泡を含 んだ水Wを所定の圧力下で混合する空気・水撹拌装置10とを有し、上記空気・ 水撹拌装置10を経由して上記圧力ポンプ1から上記ミキシングタンク12内に 水Wを供給することにより、上記微細気泡と上記水Wとの溶解を上記空気・水撹 拌装置10において促進するようにしたことを特徴としている。 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記泡沫ノズル14は、ストレ ーナー37を保持する泡沫ノズル本体36と、上記ストレーナー37に保持され 、上記ノズル14から吐出される微細気泡を含んだ水Wの吐出量及び圧力を調整 するためのサポーター38及びノズル板39と、上記微細気泡を含んだ水Wを整 流するエレメント40より成ることを特徴としている。 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記ヨウ素化合物殺菌ベレット 8は、ヨウ索を強塩基性陰イオン交換樹脂に接触吸着させ、上記イオン交換樹脂 の塩素と三ヨウ化物イオンとを交換する過程を経て製造したことを特徴としてい る。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の微細気泡発生装置の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説 明する。 本実施の形態の微細気泡発生装置は、図1に示したように圧力ポンプ1、エジ ェクタ2、逆止弁3、電磁弁4、空気調節弁5、ハウジング6、異物除去フィル ター7、ヨウ素化合物殺菌ベレット8、圧力異常感知スイッチ9、空気・水撹拌 装置10、リリーフ弁11、ミキシングタンク12、ノズルハウス13、ノズル 14、消音・排熱フィルター16、筐体18、カバー19、水道水吸込口20、 循環水吸込口21、微細気泡水出口22を有している。
【0010】 上記水吸込口100aと、微細気泡を含んだ微細気泡水を吐出する微細気泡水 出口22とを配管路100で接続しており、上記配管路100中に微細気泡発生 装置が介設されている。
【0011】 上記微細気泡発生装置は、上記配管路100中に介設された圧力ポンプ1から 上記水吸込口100aまでの区間を上流側管路101とし、上記圧力ポンプ1か ら上記微細気泡水出口22までの区間を下流側管路102としたとき、上記上流 側管路101には、上記圧力ポンプ1によって上記上流側管路101内に水Wが 吸入されるのに合わせて空気を吸入して微細気泡を上記水Wに含ませるエア吸入 装置50が配設されている。
【0012】 また、上記下流側管路102中には、上記エア吸入装置50によって微細気泡 が含まされた水Wを混合して、上記吸入された微細気泡の分布を上記水W内にお いて均一化させるミキシング装置51が配設されている。
【0013】 さらに、上記ミキシング装置51の下流側には、上記ミキシング装置51によ って微細気泡が均一化された水Wの吐出を所定の圧力で行なうように調節可能な 泡沫ノズル14を有する泡沫安定化装置52が配設されている。
【0014】 そして、上記上流側管路101中に水改質装置53を介設し、上記水吸込口1 00aから吸い込んだ水Wを浄化及び消毒するようにしている。また、本実施の 形態においては、上記水改質装置53を、ハウジング6の内部に異物除去フィル ター7及びヨウ素化合物殺菌ベレット8を配設して構成している。
【0015】 本実施の形態においては、図3に示したように、上記エア吸入装置50を、上 記上流側管路101内を流れる水Wに空気を吸入させるエジェクタ2と、上記エ ジェクタ2内を流れる水Wに供給する空気の量を調整する空気調節弁5と、上記 上流側管路101を流れる水Wが上記空気の供給路に逆流することを防止する逆 止弁3とにより構成している。
【0016】 さらに、上記ミキシング装置51を、ミキシングタンク12と空気・水撹拌装 置10とで構成し、上記微細気泡を含んだ水Wを、上記空気・水撹拌装置10を 経由して上記圧力ポンプ1から上記ミキシングタンク12内に供給することによ り、図4中において太線の矢印で示したように空気と水Wとを撹拌して、上記微 細気泡と上記水Wとの溶解を促進するようにしている。
【0017】 また、図5に示したように、本実施の形態においては、上記泡沫ノズル14を 、ストレーナー37を保持する泡沫ノズル本体36と、上記ストレーナー37に 保持され、上記ノズル14から吐出される微細気泡を含んだ水Wの吐出量及び圧 力を調整するためのサポーター38及びノズル板39と、微細気泡を含んだ水W を整流するエレメント40とにより構成している。
【0018】 図6(a)及び(b)に示すように、上記サポーター38とノズル板39は、 上記サポーター38及びノズル板39に形成された取付穴43、45を利用する 結合部材46によって一体的に成されている。
【0019】 さらに、上記ストレーナー37の前方(下流側)には、パンチングメタルや網 状体等によって構成されるエレメント40が配設されており、上記エレメント4 0は、ノズル14の内部に位置する構成部材の保護や、ノズル14から吐出され る微細気泡を含んだ水Wの整流等を行なっている。
【0020】 また、上記泡沫ノズル本体36に保持されるストレーナー37と、上記ストレ ーナー37に保持されるサポーター38及びノズル板39の固定は、泡沫ノズル 本体36を微細気泡水出口22に取り付ける際に用いられるパッキング47によ って行われる。
【0021】 そして、上記ストレーナー37に保持され、泡沫ノズルから吐出される微細気 泡を含んだ水Wの吐出量及び圧力を調整するためのサポーター38及びノズル板 39は、図6の(a)及び(b)に示したように、同−のピッチで形成された複 数の温水流路41、44を互いに備えて成ると共に、上記サポーター38には、 上記ノズル板39に形成された温水流路44の何れか−つに嵌合する突起42が 形成されており、上記サポーター38とノズル板39を位置決めした状態で固定 することができるように構成されている。
【0022】 さらに、上記サポーター38及びノズル板39に形成される温水流路41,4 4の数を互いに異ならせる(本実施の形態では、サポーター38に形成される温 水流路41を4個、ノズル板39に形成される温水流路44を4個とした)こと も考慮される。このようにすることにより、所定の温水流路41、44を対応さ せた状態でサポーター38とノズル板39とを位置決め固定することによって、 ノズル14からノズルハウス13内へ吐出される微細気泡を含んだ水Wの吐出量 及び圧力を調整することができる。
【0023】 また、本実施の形態においては、上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8を、ヨウ索 を強塩基性陰イオン交換樹脂に接触吸着させ、上記イオン交換樹脂の塩素と三ヨ ウ化物イオンとを交換する過程を経て製造している。
【0024】 より具体的には、上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8として、本実施の形態にお いてアイオマック(商品名)を使用している。上記アイオマックは、ヨウ素を主 成分とする抗菌剤である。上記ヨウ素は、ヨウ素は天然の産物であり、人体にと って必須の元素である。ヨウ素が欠乏すると人体は甲状腺機能不全症などの病気 の原因になってしまうと言われている。食物中には海草や魚肉などにヨウ素イオ ン(I)のかたちで含まれており、私たちは身体に必要なミネラルとして摂取し ている。
【0025】 余分なヨウ素はほとんど全てが尿中にて排泄されてしまうので、ヨウ素を過剰 に摂取しても人体に蓄積されることはない。また、ヨウ素は有効な消毒剤及びう がい薬として人体に広く利用されている。
【0026】 ところで、飲料水の消毒や冷却塔水の殺菌などには塩素が広く利用されている が、上記塩素は水道管などの壁に付着した水垢に含まれる有機物、特にフミン質 と反応して発ガン性の有機塩素化合物トリハロメタンに変化することや、塩素自 体の毒性の高さなど、人体に対して様々な難点が指摘されている。それに対して 、ヨウ素の場合は強力な殺菌作用に比して毒性が格段に低いため、医療などの分 野において幅広く利用されてきた。
【0027】 上記ヨウ素の製造方法の一つとしてイオン交換樹脂法が知られている。上記イ オン交換樹脂を使用した製造方法においては、日本は世界最高の水準にあり、最 高品質のヨウ素を生産することができるようになっている。上述したヨウ素化合 物殺菌ベレット8も上記イオン交換樹脂法の原理を応用して製造されたものであ る。したがって、安全度が高く、抗菌スペクトルが広い即効的な殺菌力をもつヨ ウ素の特質を十分に発揮できるための新しい機能を有している。
【0028】 上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8は、ヨウ素を強塩基性陰イオン交換樹脂に接 触吸着させ、イオン交換樹脂のClと三ヨウ化物イオンI とを交換する過 程を経て製造される。強塩基性陰イオン交換樹脂はプラスに帯電した巨大な陽イ オンの樹脂であり、プラスイオンはマイナスイオンと結合し安定的な化合物を形 成するが、上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8はプラスに帯電した強塩基性陰イオ ン交換樹脂にマイナスに帯電している三ヨウ化物イオンI をイオン結合させ 安定化されたものであり、ヨウ素が簡単に遊離することはない。
【0029】 また、本実施の形態のヨウ素化合物殺菌ベレット8は、陰イオン交換樹脂の特 性をそのまま引き継いでいるので、三ヨウ化物イオンI よりイオン化傾向の 大きい陰イオンが近づくと三ヨウ化物イオンI と交換しようとする力が作用 する。
【0030】 細菌などの生物の細胞は大量の核酸を内部に含み、表面近くには酸性アミノ酸 を含むため細胞膜はマイナスに帯電した状態にある。そこで、それらの細菌がプ ラスに帯電している上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8に近づくと、三ヨウ化物イ オンI3 -とマイナスに帯電している細菌にイオン交換の力が働き、上記三ヨウ化 物イオンI3 -は二ヨウ素I2とヨウ化物イオンI-とに直ちに別れ、上記二ヨウ素 Iが細菌などの細胞膜を酸化して殺菌効果を発揮する。
【0031】 細菌に対して酸化作用を働かせるのは二ヨウ素I2であり、残されたヨウ化物 イオンI-は海産物などの食物中に含まれているものと同じ形であり全く無害な ものである。
【0032】 上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8は、イオン交換のメカニズムを利用して殺菌 機能を発揮しているため、交換される相手側のイオン(細菌類など)が存在しな い限り、ヨウ素は過剰に遊離しない。つまり他の殺菌・消毒剤と異なり、殺菌機 能を長期間維持することが可能である。
【0033】 本実施の形態の微細気泡発生装置は、上述のように構成したので、ハウジング 6内に配設した異物除去フィルター7及びヨウ素化合物殺菌ベレット8の作用に より、きれいな無菌水をいつでも生成することができる。
【0034】 また、圧力異常感知スイッチ9を設けているので、圧力ポンプ1の圧力が異常 に高くなった場合は、自動的に運転を停止することができ、異物混入等での事故 防止を確実に防止することができる。
【0035】 また、ミキシングタンク12内には、空気が水中に溶解し易くなるように空気 ・水撹拌装置10を内蔵しているので、ミキシングタンク12を小型、軽量化す ることができる。
【0036】 また、装置内で発生する音量、蓄熱を放出するための消音・排熱フィルター1 6を2箇所に装着しているので、換気ファンを不要にできる。これらにより、シ ステムの小型化、軽量化、及び製作コストの低減化を可能にした。
【0037】 上述したように構成された本実施の形態の微細気泡発生装置によれば、10ミ クロン以下の微細気泡を含んだ活性湯を生成してエステ専用の洗顔器やハンド・ フットバスに供給することができる。これにより、洗顔あるいは手、足を浸けて 美顔、美肌、血行促進、病気抑制等を図ることができる。
【0038】 特に、本実施の形態の微細気泡発生装置の場合には、装置内で空気とお湯の混 合液に0、3〜0、5Mpaの圧力をかけ、ミキシングしながら空気を水Wに溶解させ 、特殊な泡沫ノズル14で放射するようにしたので、10ミクロン以下の微細気 泡を含んだ活性湯を生成することができる。これにより、上記生成した活性湯で 洗顔あるいは手、足湯として浸けていることにより種々の効果を得ることができ る。
【0039】 第1に、洗顔器やハンド・フットバス内に浸けている時または洗顔している時 に、微細気泡がパンクして、皮膚の汚れを吸着して肌をきれいにする。そして、 上記吸着した汚れは微細気泡と結合してお湯面に浮き上がらせることができる。
【0040】 第2に、微細気泡がパンクする時、肌をマッサージして皮膚に刺激を与えるこ とにより、スベスベの肌を作ることができる。
【0041】 第3に、微細気泡発生装置内または洗顔器やハンド・フットバス内においてお 湯と空気とが摩擦することにより、活性湯表面から20,000〜50,000個/CCのマ イナスイオンを発生する。そして、上記発生したマイナスイオンを洗顔中に吸込 むことにより、体内の活性酸素を浄化して細胞を元気にすることができる。
【0042】 第3に、ハンド・フットバスに手、足を浸けておくことにより、皮膚の隅々ま できれいにして細胞を元気にすることができる。また、皮膚の隅々を清潔にする ことにより水虫を防止する効果を得ることができる。
【0043】 第4に、ハンド・フットバスに足を浸けておくことにより、足元に溜まりやす い古い血液の循環を良くして血行を促進することができる。
【0044】 第5に、石鹸を使用しなくても皮膚を洗浄することができるので、刺激物に弱 い肌の者でも安心して使用することができる。
【0045】 次に、図7及び図8を参照しながら本実施の形態の微細気泡発生装置の殺菌作 用の実施例を説明する。 図7及び図8は、本願出願人が行った実験結果を示したものであり、試験方法 はヨウ素化合物殺菌ベレット8を0.1g詰めたカラムの上部から菌液またはウ イルス液を注入し、30秒、3分、30分経過後にカラムの下部からサンプルを 採取するようにして行ったものである。そして、0秒のサンプル中に含まれる細 菌またはウイルスを定量し、その時点の殺菌率またはウイルス不活化率を0%と して、本実施の形態で使用しているヨウ素化合物殺菌ベレット8の殺菌率及びウ イルス不活性率を求める。
【0046】 図7の(a)、(b)及び(c)から明らかなように、大腸菌、黄色ブドウ球 菌、緑膿菌の全てにおいて優れた殺菌作用を発揮している。
【0047】 また、図8の(a)及び(b)に示したように、コクサッキーウイルス、ヘル ペスウイルスに対しても優れた殺菌作用を発揮していることが分かる。
【0048】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案によると次の様な効果を奏する。 即ち、小型化と低コスト化及びランニングコストの低減を実現できると共に、 微細気泡を効率良く洗顔器やハンド・フットバス内に供給することができる微細 気泡発生装置を提供でき、しかも、微細気泡が効率良く洗顔器やハンド・フット バス内に供給されることにより、乳白色の温水を洗顔器やハンド・フットバス内 に供給可能な微細気泡発生装置を提供することができる。
【0049】 また、本考案の微細気泡発生装置の他の特徴によれば、水Wに微細気泡を含ま せたので、洗顔器やハンド・フットバス内に顔、手または足を浸けている時また は洗顔している時に、微細気泡がパンクして、皮膚の汚れを吸着して肌をきれい にすることができる。また、上記微細気泡がパンクする時に、肌をマッサージし て皮膚に刺激を与えることができる。
【0050】 また、本考案の微細気泡発生装置のその他の特徴によれば、石鹸を使用しなく ても皮膚を洗浄することができるので、刺激物に弱い肌の者でも安心して使用す ることができ、美肌、リラックス、疲労軽減、血行促進、細胞活性、ストレス緩 和等の効果を得ることが可能な微細気泡発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の微細気泡発生装置の概略構成を示す図
である。
【図2】本考案の微細気泡発生装置の使用例を説明する
図である。
【図3】本考案の微細気泡発生装置におけるエア吸入装
置の構成例を示す図である。
【図4】本考案の空気・水撹拌装置の構成例を示す図で
ある。
【図5】本考案の泡沫ノズルの構成例を示す図である。
【図6】泡沫ノズルを構成するサポーター及びノズル板
を示す図である。
【図7】大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌に対する殺菌
効果の例を示す特性図である。
【図8】コクサッキーウイルス、ヘルペスウイルスに対
する抗菌作用を説明する特性図である。
【符号の説明】
1 圧力ポンプ 2 エジェクタ 3 逆止弁 4 電磁弁 5 空気調節弁 6 ハウジング 7 フィルター 8 殺菌ペレット 9 圧力異常感知スイッチ 10 空気・水撹拌装置 11 リリーフ弁 12 ミキシング 13 ノズルハウス 14 ノズル 16 消音・排熱フィルター 18 筐体 19 カバー 20 水道水吸込口 21 循環水吸込口 22 微細気泡水出口 23 別置きバス 50 エア吸入装置 51 ミキシング装置 52 泡沫安定化装置 53 水改質装置 100 配管路 100a 水吸込口 101 上流側管路 102 下流側管路

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水吸込口20又は循環水吸込口21
    に連なる水吸込口100aと、微細気泡を含んだ微細気
    泡水を吐出する微細気泡水出口22とを接続する配管路
    100中に介設されて使用される微細気泡発生装置であ
    って、 上記微細気泡発生装置は、上記配管路100中に介設さ
    れた圧力ポンプ1から上記水吸込口100aまでの区間
    を上流側管路101とし、上記圧力ポンプ1から上記微
    細気泡水出口22までの区間を下流側管路102とした
    とき、上記上流側管路101に、上記圧力ポンプ1によ
    って上記上流側管路101内に水Wが吸入されるのに合
    わせて空気を吸入して微細気泡を上記水Wに含ませるエ
    ア吸入装置50と、 上記エア吸入装置50によって微細気泡が含まされた水
    Wを混合して、上記吸入された微細気泡の分布を上記水
    W内において均一化させるミキシング装置51と、 上記ミキシング装置51によって微細気泡が均一化され
    た水Wの吐出を所定の圧力で行なうように調節可能な泡
    沫ノズル14を有する泡沫安定化装置52と、 上記水吸込口100aから吸い込んだ水Wを浄化及び消
    毒するために上記上流側管路101中に介設された水改
    質装置53とを有し、 上記水改質装置53を、異物除去フィルター7及びヨウ
    素化合物殺菌ベレット8をハウジング6の内部に配設し
    て構成したことを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 【請求項2】 上記エア吸入装置50は、上記上流側管
    路101内を流れる水Wに空気を吸入させるエジェクタ
    2と、上記エジェクタ2内を流れる水Wに供給する空気
    の量を調整する空気調節弁5と、上記上流側管路101
    を流れる水Wが上記空気の供給路に逆流することを防止
    する逆止弁3とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の微細気泡発生装置。
  3. 【請求項3】 上記ミキシング装置51は、ミキシング
    タンク12と、上記ミキシングタンク12内に配設さ
    れ、微細気泡を含んだ水Wを所定の圧力下で混合する空
    気・水撹拌装置10とを有し、上記空気・水撹拌装置1
    0を経由して上記圧力ポンプ1から上記ミキシングタン
    ク12内に水Wを供給することにより、上記微細気泡と
    上記水Wとの溶解を上記空気・水撹拌装置10において
    促進するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    微細気泡発生装置。
  4. 【請求項4】 上記泡沫ノズル14は、ストレーナー3
    7を保持する泡沫ノズル本体36と、上記ストレーナー
    37に保持され、上記ノズル14から吐出される微細気
    泡を含んだ水Wの吐出量及び圧力を調整するためのサポ
    ーター38及びノズル板39と、上記微細気泡を含んだ
    水Wを整流するエレメント40より成ることを特徴とす
    る請求項3に記載の微細気泡発生装置。
  5. 【請求項5】 上記ヨウ素化合物殺菌ベレット8は、ヨ
    ウ索を強塩基性陰イオン交換樹脂に接触吸着させ、上記
    イオン交換樹脂の塩素と三ヨウ化物イオンとを交換する
    過程を経て製造したことを特徴とする請求項1〜4の何
    れか1項に記載の微細気泡発生装置。
JP2003001649U 2003-03-28 2003-03-28 微細気泡発生装置 Expired - Fee Related JP3096755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001649U JP3096755U (ja) 2003-03-28 2003-03-28 微細気泡発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001649U JP3096755U (ja) 2003-03-28 2003-03-28 微細気泡発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3096755U true JP3096755U (ja) 2003-10-03

Family

ID=43250610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003001649U Expired - Fee Related JP3096755U (ja) 2003-03-28 2003-03-28 微細気泡発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096755U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204972A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Daishin Boeki:Kk 気泡発生装置
JP2006289367A (ja) * 2006-05-30 2006-10-26 Daishin Boeki:Kk 気泡発生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204972A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Daishin Boeki:Kk 気泡発生装置
JP2006289367A (ja) * 2006-05-30 2006-10-26 Daishin Boeki:Kk 気泡発生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4658054B2 (ja) 表面を殺菌する装置とその方法
JP2015213569A (ja) 多目的入浴兼治療装置
JP5048335B2 (ja) 微細気泡発生器
JP4881308B2 (ja) 噴霧装置
KR100996923B1 (ko) 마이크로 버블이 포함된 기능성 세정수의 다목적 생산장치
JP3096755U (ja) 微細気泡発生装置
JP2011019857A5 (ja)
RU2580755C2 (ru) Обработка воды для увеличения периода полураспада озона
JP5013339B2 (ja) オゾンガス含有泡自動放出装置
KR20150044119A (ko) 비타민 공급 장치
JP2008132296A (ja) 炭酸温水による顔の美容方法および美容装置
US20050211612A1 (en) Water suction purification device
JP3141429U (ja) オゾン水洗浄シャワー
KR100714236B1 (ko) 테라피 요법을 위한 욕조
KR100950220B1 (ko) 마이크로 버블에 의한 기능성 세정수의 중형 생산장치
JP3092712B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JP2020124354A (ja) ガスミスト発生装置
JP2008142173A (ja) 家庭用温熱治療システム
CN110584986A (zh) 一种杀菌去污活肤仪
JPH10244269A (ja) 貯留水のオゾン殺菌装置
JP2732040B2 (ja) 入浴装置
CN220002321U (zh) 一种富氢美肤水疗机
JP2005312956A (ja) 小型の炭酸泉生成方法及び生成装置
CN211883537U (zh) 一种杀菌足浴盆
KR100950029B1 (ko) 마이크로 버블에 의한 기능성 세정수의 대용량 생산장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees