JP3096744U - 硬質回路板の運び装置 - Google Patents

硬質回路板の運び装置

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JP3096744U JP2003001631U JP2003001631U JP3096744U JP 3096744 U JP3096744 U JP 3096744U JP 2003001631 U JP2003001631 U JP 2003001631U JP 2003001631 U JP2003001631 U JP 2003001631U JP 3096744 U JP3096744 U JP 3096744U
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張水文
莊秀鳳
鍾添達
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揚▲博▼科技股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 薬液の噴射に邪魔しない硬質回路板の運
び装置を提供する。 【解決手段】 下伝動部材は、下伝動軸を有し、該下伝
動軸が順序に下伝動リングと、下伝動部材位置決めブロ
ックと、下歯車と、下歯車位置決めブロックと、上伝動
歯車を貫通し、下伝動リングの一側に下伝動リングプレ
ートが設けられ、上伝動部材は、上伝動軸を有し、該上
伝動軸が順序に上伝動リングと、上伝動部材位置決めブ
ロックと、上歯車と、上歯車位置決めブロックとを貫通
し、上伝動リングの一側に上伝動リングプレートが設け
られ、上伝動部材の上伝動リングと、上伝動部材位置決
めブロックと、上歯車と、上歯車位置決めブロックが夫
々下伝動部材の下伝動リングと、下伝動部材位置決めブ
ロックと、下歯車と対して設置される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に薬液の噴射を邪魔しない硬質回路板の運び装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すように、従来の硬質回路板の運び装置は、回路板をエッチング或い は現像するため用いるものである。従来の硬質回路板の運び装置は、エッチング 又は現像用装置のベース(100)に複数の伝動部材支持座(101)が設けら れ、対向の伝動部材支持座(101)同士の間に等しい長さを有する上、下駆動 軸(102)が設けられ、各駆動軸(102)の両側に夫々上、下伝動部材(1 03)が設けられると共に、中央に支持部材(104)が設けられ、上、下伝動 部材(103)によって回路板(105)の両側を挟持するように移動すると共 に、ベース(100)の上、下部におけるノズル(106)によって回路板(1 05)に薬液を噴射し、これにより、回路板(105)の不要な部分を取り除け ると共に、需要の回路が回路板(105)に現れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の硬質回路板の運び装置は薬液をノズル(106)から回 路板(105)に噴射する際、対向の伝動部材支持座(101)同士の間に設け る駆動軸(102)及び支持部材(104)が薬液を噴射することに邪魔なもの になると共に、回路板(105)の回路形成に悪影響を与える。
【0004】 そこで、案出されたのが本考案であって、薬液の噴射を邪魔しない硬質回路板 の運び装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の考案は、伝動部材支持座(10)と、下伝動部材(20)と 、上伝動部材(30)と、圧力調整部材(81)を有する硬質回路板の運び装置 であって、 伝動部材支持座(10)の内部に下伝動部材(20)と上伝動部材(30)を 収容し、 下伝動部材(20)は、下伝動軸(21)を有し、該下伝動軸(21)が順序 に下伝動リング(23)と、下伝動部材位置決めブロック(24)と、下歯車( 25)と、下歯車位置決めブロック(26)と、上伝動歯車(27)を貫通し、 下伝動リング(23)の一側に下伝動リングプレート(231)が設けられ、 上伝動部材(30)は、上伝動軸(31)を有し、該上伝動軸(31)が順序 に上伝動リング(33)と、上伝動部材位置決めブロック(34)と、上歯車( 35)と、上歯車位置決めブロック(36)とを貫通し、上伝動リング(33) の一側に上伝動リングプレート(331)が設けられ、 上伝動部材(30)の上伝動リング(33)と、上伝動部材位置決めブロック (34)と、上歯車(35)と、上歯車位置決めブロック(36)が夫々下伝動 部材(20)の下伝動リング(23)と、下伝動部材位置決めブロック(24) と、下歯車(25)と対して設置され、上伝動リング(33)の上伝動リングプ レート(331)及び下伝動リング(23)の下伝動リングプレート(231) との間に形成する隙間が回路板を挟持すると共に、上歯車(35)と下歯車(2 5)が相互に噛合されることにより、上伝動リング(33)と下伝動リング(2 3)を回転することを特徴とする硬質回路板の運び装置及び、 本願の請求項2の考案は、各上伝動部材位置決めブロック(34)の上面に圧 力調整部材(81)が設けられ、該圧力調整部材(81)はスプリング(83) を有する圧力調整ボルト(82)であり、圧力調整ボルト(82)の下端が上伝 動部材位置決めブロック(34)の上面と接触されることを特徴とする請求項1 に記載の硬質回路板の運び装置を、 提供する。
【0006】
【作用】
本考案は上記の課題を解決するものであり、圧力調整部材によって上伝動リン グの上伝動リングプレート及び下伝動リングの下伝動リングプレートとの間に形 成する隙間を調整すると共に、回路板を挟持して運ぶことにより、従来の支持部 材によって薬液の噴射を邪魔することを防止できる。
【0007】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。勿論 、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技 術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
【0008】 図1は本考案に係わる硬質回路板の運び装置の斜視図であり、図2は本考案に 係わる硬質回路板の運び装置の分解斜視図であり、図3は本考案に係わる硬質回 路板の運び装置の平面図であり、図4は本考案に係わる硬質回路板の運び装置に おいて、回路板を運び状態を示す平面図であり、図5は本考案に係わる硬質回路 板の運び装置における伝動部材支持座をベースに設置する状態を示す平面図であ り、図6は本考案に係わる硬質回路板の運び装置において、回路板を伝動部材支 持座に運び状態を示す平面図である。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1乃至図3に示すように、本考案に係わる硬質回路板の運び装置は、伝動部 材支持座(10)と、下伝動部材(20)と、上伝動部材(30)とを有し、こ の伝動部材支持座(10)の四角に上方へ延伸する支持ブロック(11)が設け られることによって、上部に連通する第一収容溝(12)と第二収容溝(13) が形成され、第一収容溝(12)と第二収容溝(13)の内部に下伝動部材(2 0)と上伝動部材(30)を収納する。二つの支持ブロック(11)の上面に夫 々圧力調整部材位置決め孔(121)と連接ロッド位置決め孔(122)が形成 され、伝動部材支持座(10)の中央に固定孔(14)が形成される。
【0010】 下伝動部材(20)は、下伝動軸(21)を有し、該下伝動軸(21)が順序 に下伝動部材固定ブロック(22)と、下伝動リング(23)と、下伝動部材位 置決めブロック(24)と、下歯車(25)と、下歯車位置決めブロック(26 )と、上伝動歯車(27)を貫通し、下伝動リング(23)の一側に下伝動リン グプレート(231)が設けられ、下伝動部材位置決めブロック(24)と下歯 車位置決めブロック(26)が第二収容溝(13)の内部に収納される。
【0011】 上伝動部材(30)は、上伝動軸(31)を有し、該上伝動軸(31)が順序 に上伝動部材固定ブロック(32)と、上伝動リング(33)と、上伝動部材位 置決めブロック(34)と、上歯車(35)と、上歯車位置決めブロック(36 )と、上歯車固定ブロック(37)を貫通し、上伝動リング(33)の一側に上 伝動リングプレート(331)が設けられ、上伝動部材位置決めブロック(34 )と上歯車位置決めブロック(36)が第二収容溝(13)の内部に収納される 。
【0012】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置を組み合わせる際、上伝動部材(30) の上伝動リング(33)と、上伝動部材位置決めブロック(34)と、上歯車( 35)と、上歯車位置決めブロック(36)が夫々下伝動部材(20)の下伝動 リング(23)と、下伝動部材位置決めブロック(24)と、下歯車(25)と 対して設置され、上伝動リング(33)の上伝動リングプレート(331)及び 下伝動リング(23)の下伝動リングプレート(231)との間に形成する隙間 が回路板(90)を挟持すると共に、上歯車(35)と下歯車(25)が相互に 噛合されることにより、上伝動リング(33)と下伝動リング(23)を回転さ せる。
【0013】 上伝動歯車(27)が下伝動歯車(40)と噛合され、この下伝動歯車(40 )の伝動軸(41)がチェーンによってモータ(符号なし)と連接されることに より、回転の動力を獲得する。
【0014】 支持ブロック(11)の圧力調整部材位置決め孔(121)に圧力調整ロッド (80)が設けられ、この圧力調整ロッド(80)に圧力調整部材位置決め孔( 121)に対して貫通孔が形成されると共に、ボルト(85)によって圧力調整 ロッド(80)と支持ブロック(11)を連接する。
【0015】 各上伝動部材位置決めブロック(34)の上面に圧力調整部材(81)が設け られ、該圧力調整部材(81)はスプリング(83)を有する圧力調整ボルト( 82)であり、圧力調整ボルト(82)の下端が上伝動部材位置決めブロック( 34)の上面と接触されると共に、上端が圧力調整ロッド(80)の貫通孔を貫 通し、ナット(84)と螺合されることにより、スプリング(83)が上伝動部 材位置決めブロック(34)と圧力調整ロッド(80)との間に位置される。ナ ット(84)を調整することにより、上伝動リング(33)の上伝動リングプレ ート(331)及び下伝動リング(23)の下伝動リングプレート(231)と の間に形成する隙間を調整することができる。
【0016】 上歯車位置決めブロック(36)の上面に連接ロッド(70)が設けられ、該 連接ロッド(70)に支持ブロック(11)の連接ロッド位置決め孔(122) に対して貫通孔(71)が形成され、ボルト(72)が連接ロッド位置決め孔( 122)と貫通孔(71)を貫通することにより、連接ロッド(70)と伝動部 材支持座(10)を連接する。
【0017】 又、図4に示すように、上記の伝動部材支持座(10)がベース(50)に設 けられ、該伝動部材支持座(10)と下伝動リング(23)との間に固定ブロッ ク支持プレート(51)が設けられ、この固定ブロック支持プレート(51)の 上面に適当な厚さを有する固定ブロック(60)が設けられ、この固定ブロック (60)がボルト(61)によって固定ブロック支持プレート(51)の上面に 設けられる。
【0018】 尚、図4乃至図6に示すように、回路板(90)の運び方向に沿って二つの対 向する伝動部材支持座(10)を固定孔(14)とねじによってベース(50) に固定し、即ち上伝動リング(33)と下伝動リング(23)を相互に回転する ことができる。回路板(90)を運ぶ際、上伝動リング(33)の上伝動リング プレート(331)及び下伝動リング(23)の下伝動リングプレート(231 )によって回路板(90)を挟持すると共に、運んでいる。又、伝動部材支持座 (10)と上、下伝動リングプレート(331)、(231)との間に適当な厚 さを有する固定ブロック(60)が設けられるので、回路板(90)が歪む場合 、固定ブロック(60)によって自動的に校正することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有するので、圧力調整部材によって上伝動リングの上伝 動リングプレート及び下伝動リングの下伝動リングプレートとの間に形成する隙 間を調整すると共に、回路板を挟持して運ぶことにより、従来の支持部材によっ て薬液の噴射が邪魔されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置の斜視
図である。
【図2】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置の分解
斜視図である。
【図3】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置の平面
図である。
【図4】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置におい
て、回路板を運び状態を示す平面図である。
【図5】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置におけ
る伝動部材支持座をベースに設置する状態を示す平面図
である。
【図6】 本考案に係わる硬質回路板の運び装置におい
て、回路板を伝動部材支持座に運び状態を示す平面図で
ある。
【図7】 従来の硬質回路板の運び装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 伝動部材支持座 11 支持ブロック 12 第一収容溝 121 圧力調整部材位置決め孔 122 連接ロット位置決め孔 13 第二収容溝 14 固定孔 20 下伝動部材 21 下伝動軸 22 下伝動部材固定ブロック 23 下伝動リング 231 下伝動リングプレート 24 下伝動部材位置決めブロック 25 下歯車 26 下歯車位置決めブロック 27 上伝動歯車 30 上伝動部材 31 上伝動軸 32 上伝動部材固定ブロック 33 上伝動リング 331 上伝動リングプレート 34 上伝動部材位置決めブロック 35 上歯車 351 固定ねじ 36 上歯車位置決めブロック 37 上歯車固定ブロック 40 下伝動歯車 41 伝動軸 50 ベース 51 固定ブロック支持プレート 60 固定ブロック 61 ボルト 70 連接ロッド 71 貫通孔 72 ボルト 80 圧力調整ロッド 81 圧力調整部材 82 圧力調整ボルト 83 スプリング 84 ナット 85 ボルト 90 回路板 100 ベース 101 伝動部材支持座 102 駆動軸 103 伝動部材 104 支持部材 105 回路板 106 ノズル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動部材支持座(10)と、下伝動部材
    (20)と、上伝動部材(30)と、圧力調整部材(8
    1)を有する硬質回路板の運び装置であって、 伝動部材支持座(10)の内部に下伝動部材(20)と
    上伝動部材(30)を収容し、 下伝動部材(20)は、下伝動軸(21)を有し、該下
    伝動軸(21)が順序に下伝動リング(23)と、下伝
    動部材位置決めブロック(24)と、下歯車(25)
    と、下歯車位置決めブロック(26)と、上伝動歯車
    (27)を貫通し、下伝動リング(23)の一側に下伝
    動リングプレート(231)が設けられ、 上伝動部材(30)は、上伝動軸(31)を有し、該上
    伝動軸(31)が順序に上伝動リング(33)と、上伝
    動部材位置決めブロック(34)と、上歯車(35)
    と、上歯車位置決めブロック(36)とを貫通し、上伝
    動リング(33)の一側に上伝動リングプレート(33
    1)が設けられ、 上伝動部材(30)の上伝動リング(33)と、上伝動
    部材位置決めブロック(34)と、上歯車(35)と、
    上歯車位置決めブロック(36)が夫々下伝動部材(2
    0)の下伝動リング(23)と、下伝動部材位置決めブ
    ロック(24)と、下歯車(25)と対して設置され、
    上伝動リング(33)の上伝動リングプレート(33
    1)及び下伝動リング(23)の下伝動リングプレート
    (231)との間に形成する隙間が回路板を挟持すると
    共に、上歯車(35)と下歯車(25)が相互に噛合さ
    れることにより、上伝動リング(33)と下伝動リング
    (23)を回転することを特徴とする、硬質回路板の運
    び装置。
  2. 【請求項2】 各上伝動部材位置決めブロック(34)
    の上面に圧力調整部材(81)が設けられ、該圧力調整
    部材(81)はスプリング(83)を有する圧力調整ボ
    ルト(82)であり、圧力調整ボルト(82)の下端が
    上伝動部材位置決めブロック(34)の上面と接触され
    ることを特徴とする、請求項1に記載の硬質回路板の運
    び装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249477A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Fujitsu Ltd プリント基板の支持装置
JP2014101231A (ja) * 2014-03-12 2014-06-05 Shibaura Mechatronics Corp 基板処理装置

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