JP3096332U - 歯列矯正用ネジ装置 - Google Patents

歯列矯正用ネジ装置

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JP3096332U JP2003001164U JP2003001164U JP3096332U JP 3096332 U JP3096332 U JP 3096332U JP 2003001164 U JP2003001164 U JP 2003001164U JP 2003001164 U JP2003001164 U JP 2003001164U JP 3096332 U JP3096332 U JP 3096332U
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 歯列矯正用ネジ装置の提供。 【解決手段】 ネジ30のネジ部31とヘッド部32の
間に径方向の幅がネジの他の部分より最大のプラットフ
ォーム部33があり、該プラットフォーム部とヘッド部
の間に径方向の幅がヘッド部より小さい頸部322が設
けられている。これにより歯列矯正用のバネ(或いはゴ
ムバンド)の末端のフックリングが直接ヘッド部より嵌
入されて頸部に位置決めされて脱落防止される。プラッ
トフォーム部の厚さでバネが支持され歯肉との摩擦が防
止される。ネジ部が顎骨にねじ込まれプラットフォーム
部が顎骨に当接して強固な緊合力を提供してネジのゆる
みが防止され、且つプラットフォーム部の側表面が歯肉
生長を導き、傷口の癒合後を平らとする。ネジのヘッド
部の矯正凹溝が矯正ワイヤを収容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の歯列矯正用ネジ装置に係り、特に、顎骨に設置されると共に矯 正用のバネが直接位置決めされるか或いは矯正ワイヤが収容されるネジ装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示されるように、伝統的に、歯列矯正時には手術により一部の顎骨10 を切除するか或いは歯牙12(通常は門歯でない)を抜き取った後に、矯正ワイ ヤ13で歯牙12或いは顎骨10を引っ張って手術後の顎骨の癒合或いは歯牙1 2位置の矯正を助ける。矯正ワイヤ13の歯牙12に対する位置を維持するため 、一般には若干の歯列矯正用のブラケット14が歯牙12に接合され、各ブラケ ット14には特殊な矯正凹溝141が設けられて矯正ワイヤ13が収容される。 特殊な矯正凹溝141の幅と深さは矯正ワイヤ13の直径よりやや大きく、これ により矯正凹溝141の延伸方向に沿って矯正ワイヤ13が適量のスライド可能 とされるだけでなく、矯正凹溝の矯正凹溝141からの脱落が防止される。
【0003】 矯正ワイヤ13に対して引っ張り力を提供するため、伝統的には、臼歯121 付近の顎骨10にネジ20が固定され、さらにバネ15或いはゴムバンドが該ネ ジ20と矯正ワイヤ13末端の間に連接され、適量の引っ張り力を提供する。現 在市販されているこのような歯列矯正専用のバネ15はその末端にフックリング 151が設けられ、これによりバネ15と矯正ワイヤ13の末端を連接させる時 は、使用者が矯正ワイヤ13の末端を折り曲げてフック状構造131となし、そ の後、バネ15の末端のフックリング151に掛けて、両者の連接が完成する。 これに対して、バネ15とネジ20の間の結合は比較的難しい。
【0004】 図2、3に示されるように、現在歯列矯正に用いられているネジ20は図2と 図3に示されるような一般のネジ20である。該ネジ20、ブラケット14及び 矯正ワイヤ13の材質は一般に純チタン合金或いはステンレススチール等、人体 に無毒な材質とされる。該ネジ20は一般にヘッド部21とネジ部22の二つの 部分で組成され、ヘッド部21にネジ回し(図示せず)で緊緩させるための溝2 11が設けられている。該ヘッド部21の直径は通常バネ15末端のフックリン グ151の内径より大きく、これによりバネ15は直接ネジ20に掛けることが できない。ゆえに、現在の周知の技術では、余分の緊縛ワイヤ16によりバネ末 端をネジ本体部分にくくり付けることにより達成されるが、以下のような欠点が ある。 1.操作に不便である。ネジ20のヘッド部21はバネ15のフックリング1 51より大きいため、バネ15は直接ネジ20に掛けることができない。このよ うな周知のネジ20のヘッド部21の直径をバネ15のフックリング151より 小さく設計すると、却ってバネ15がネジ20より脱落して更に不便となる。こ のため周知の技術では緊縛ワイヤ16によりバネ15をネジ20に縛りつけてい るが、これは操作上不便なだけでなく、経験の少ない医師にとっては作業が行な いにくい。 2.バネ15と緊縛ワイヤ16が歯肉11を摩擦しやすい。緊縛ワイヤ16は ネジ20のネジ部22に縛りつけられ、ゆえに緊縛ワイヤ16とバネ15が経常 滴に歯肉11に当接しそれと摩擦する。このため使用者が不快であるだけでなく 、歯肉11を傷つけたり手術の傷跡の癒合速度を遅らせることがある。 3.ネジ20が緩み易い。ネジ20のネジ部22は長さの一部を緊縛ワイヤ1 6の緊縛のために保留しなればならない。ゆえにネジ20をねじ込む時にネジ部 22を完全に顎骨10中にねじ込んでヘッド部21を顎骨10に当接させること ができない。このためネジ20のヘッド部21に顎骨10との間に距離を保持さ せ緊縛ワイヤ16の緊縛に供する必要がある。このためバネ15と緊縛ワイヤ1 6の引っ張り力によりネジ20のヘッド部21に対して力のモーメントが形成さ れ、ネジ20にゆるみが発生しやすく、脱落或いは断裂を発生することさえある 。 4.歯肉11癒合後の外観が悪い。歯肉11の癒合過程でネジ20のネジ山に 当接して生長しうるが、適当な案内或いは制限がないため、癒合後の歯肉11表 面が不平坦となり外観が悪くなる。 5.単一機能しか具備しない。このような周知のネジ20は緊縛ワイヤ16を 縛りつけてバネ15を連接するほかの機能がなく、緊縛ワイヤ16を収容する機 能を具備していない。
【0005】 以上から分かるように、現在ある歯列矯正用のネジ20には多くの欠点があり 、改善が求められている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種の歯列矯正用ネジ装置を提供することにあり、そ れは、操作が簡便でバネを直接掛けることができ且つバネ脱落の恐れがなく、余 分の緊縛ワイヤを使用してバネを緊縛する必要がなく、且つバネを歯肉から適当 な高さに保持して摩擦を防止する長所を有するものとする。
【0007】 本考案の次の目的は、一種の歯列矯正用ネジ装置を提供することにあり、それ は、そのネジのネジ部が、完全に顎骨中にねじ込んでネジのゆるみを防止するか 、或いは一側の平面で歯肉の生長を案内して癒合後の歯肉表面を平坦となすのに 供するか、を選択できるものとする。
【0008】 本考案のさらに別の目的は、一種の歯列矯正用ネジ装置を提供することにあり 、それは、ネジのヘッド部に特殊な矯正凹溝が設けられて矯正ワイヤを収容でき 、ネジがバネの係止のほか、ブラケットのように矯正ワイヤを支持する機能を具 備したものとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、歯列矯正用のバネと組み合わせて使用されうる歯列矯正用 ネジ装置において、 軸方向に適当な長さ延伸されて径方向に第1直径を具えたネジ部と、 径方向に第1幅を具えたヘッド部と、 プラットフォーム部とされ、該ネジ部と該ヘッド部の間に連接されて、軸方向 に適当な厚さを有して径方向に該第1幅より大きな第2幅を具え、該ヘッド部と の間に頸部が形成され、該バネが該頸部に直接係止されてバネの一端がネジ装置 に連結位置決めされ、該プラットフォーム部の厚さが該バネをネジ部から離れる ように支持する、上記プラットフォーム部と、 を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置としている。 請求項2の考案は、請求項1に記載の歯列矯正用ネジ装置において、ヘッド部 が、ワイヤを90度に折り曲げてなる逆L形に形成されてバネが直接ヘッド部に 係止されることを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置としている。 請求項3の考案は、請求項1に記載の歯列矯正用ネジ装置において、プラット フォーム部の径方向の外周が多角形輪郭を具えたことを特徴とする、歯列矯正用 ネジ装置としている。 請求項4の考案は、請求項3に記載の歯列矯正用ネジ装置において、プラット フォーム部の多角形輪郭の側部に形成されて歯列矯正補助用の部品を接合するた めの連結区を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置としている。 請求項5の考案は、請求項4に記載の歯列矯正用ネジ装置において、連結区に 接合される部品が歯列矯正用のブラケットとされたことを特徴とする、歯列矯正 用ネジ装置としている。 請求項6の考案は、請求項4に記載の歯列矯正用ネジ装置において、連結区に 接合される部品に連結区に隣接するようにスロットが設けられて、該スロットに より矯正ワイヤを貫通させる貫通孔が形成されることを特徴とする、歯列矯正用 ネジ装置としている。 請求項7の考案は、請求項4に記載の歯列矯正用ネジ装置において、連結区に 接合される部品の連結区と反対に位置する面にスロットが設けられたことを特徴 とする、歯列矯正用ネジ装置としている。 請求項8の考案は、請求項7に記載の歯列矯正用ネジ装置において、連結区に 接合される部品に形成されたスロットの断面が円形を呈して矯正ワイヤを収容で きる寸法を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置としている。 請求項9の考案は、歯列矯正用ネジ装置アセンブリにおいて、 歯列矯正用の矯正ワイヤと、 少なくとも一つの歯列矯正用のブラケットとされ、歯に連結、位置決めされ、 上端部に矯正ワイヤを組み付けられるスロットが配置されて矯正ワイヤを支持す る機能を具えた、上記少なくとも一つの歯列矯正用のブラケットと、 少なくとも一つのバネとされ、一端が矯正ワイヤに連結され、矯正ワイヤに引 っ張り力を提供する、上記少なくとも一つのバネと、 ネジ装置とされ、矯正ワイヤから適当な距離離れた位置に配置され、 軸方向に適当な長さ延伸されて径方向に第1直径を具えたネジ部と、 径方向に第1幅を具えたヘッド部と、 プラットフォーム部とされ、該ネジ部と該ヘッド部の間に連接されて、軸方向 に適当な厚さを有して径方向に該第1幅より大きな第2幅を具え、該ヘッド部と の連結部に頸部が形成され、該バネのもう一端が該頸部に直接係止される、上記 プラットフォーム部と、 を具えた、上記ネジ装置と、 を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセンブリとしている。 請求項10の考案は、請求項9に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにおい て、ヘッド部が、ワイヤを90度に折り曲げてなる逆L形に形成されてバネが直 接ヘッド部に係止されることを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセンブリとし ている。 請求項11の考案は、請求項9に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにおい て、プラットフォーム部の径方向の外周が多角形輪郭を具えたことを特徴とする 、歯列矯正用ネジ装置アセンブリとしている。 請求項12の考案は、請求項11に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにお いて、ネジ装置が、プラットフォーム部の多角形輪郭の側部に形成されて歯列矯 正補助用の部品を接合するための連結区を具えたことを特徴とする、歯列矯正用 ネジ装置アセンブリとしている。 請求項13の考案は、請求項12に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにお いて、連結区に接合される部品が歯列矯正用のブラケットとされたことを特徴と する、歯列矯正用ネジ装置アセンブリとしている。 請求項14の考案は、請求項12に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにお いて、連結区に接合される部品に連結区に隣接するようにスロットが設けられて 、該スロットにより矯正ワイヤを貫通させる貫通孔が形成されることを特徴とす る、歯列矯正用ネジ装置アセンブリとしている。 請求項15の考案は、請求項12に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにお いて、連結区に接合される部品の連結区と反対に位置する面にスロットが設けら れたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセンブリとしている。 請求項16の考案は、請求項15に記載の歯列矯正用ネジ装置アセンブリにお いて、連結区に接合される部品に形成されたスロットの断面が円形を呈して矯正 ワイヤを収容できる寸法を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセン ブリとしている。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の歯列矯正用ネジ装置は、ネジのネジ部とヘッド部の間に径方向の幅が ネジの他の部分より最大のプラットフォーム部があり、該プラットフォーム部と ヘッド部の間に径方向の幅がヘッド部より小さい頸部が設けられている。これに より歯列矯正用のバネ(或いはゴムバンド)の末端のフックリングが直接ヘッド 部より嵌入されて頸部に位置決めされて脱落防止される。プラットフォーム部の 厚さでバネが支持され歯肉との摩擦が防止される。ネジ部が顎骨にねじ込まれプ ラットフォーム部が顎骨に当接して強固な緊合力を提供してネジのゆるみが防止 され、且つプラットフォーム部の側表面が歯肉生長を導き、傷口の癒合後を平ら とする。さらに好ましくは、本考案のネジのヘッド部に特殊な矯正凹溝が設けら れて矯正ワイヤを収容できるものとされ、これにより本考案のネジがネジを掛け られるほか、周知のブラケットのように矯正ワイヤを支持する機能を有するもの とされる。
【0011】
【実施例】
以下に記載の顎骨10、歯肉11、歯牙12、矯正ワイヤ13、ブラケット1 4、及びバネ15(或いはゴムバンド)及びそれが取り付けられる口腔中の対応 位置は、いずれも図1に示される周知の技術と類似であり、且つ本考案の技術特 徴ではないため、同じ部品の名称と符号を付与すると共に、その詳細な構成、取 り付け位置及び機能についての説明は省略する。注意すべきは、図1に示される 周知の技術の実施例中に示される矯正装置は上顎外側に取り付けられているが、 それは下顎或いは顎の内側に装着されうることである。
【0012】 図4、5、6は本考案の歯列矯正用ネジ30装置の好ましい実施例の正面図、 平面図及びA−A断面図である。図7は本考案の歯列矯正用ネジ装置30に矯正 用のバネ15と矯正ワイヤ13を組み合わせて顎骨10に取り付けた実施例表示 図である。
【0013】 図4、5、6、及び図7に示されるように、本考案の実施例中、該歯列矯正用 ネジ30装置は、一体に形成された、柱状のネジ部31、ヘッド部32、及びプ ラットフォーム部33を具えている。本考案のネジ30は、チタン合金或いはス テンレススチール或いはその他の人体に無毒の剛性材料で形成され、且つそれは 一体成形の方式で形成されるか、或いは一体成形でネジ部31とプラットフォー ム部33が形成された後に、個別にヘッド部32が形成された後、ヘッド部32 がプラットフォーム部33に溶接或いは接着される。
【0014】 ネジ部31はネジ30の一側に位置する。該柱状のネジ部31は軸方向に適当 な長さ延伸され且つ径方向に第1直径を有し、該ネジ部31にネジ山が設けられ て顎骨10中へのねじ込みに供される。ヘッド部32はネジ30のネジ部31と 反対の一側に設けられる。ヘッド部32の前述の該径方向の方向には第1幅が設 けられ、該第1幅は一般にバネ15のフックリング151の内径より小さく、こ れによりフックリング151が直接ネジ部31のヘッド部32に嵌合されうる。 好ましい実施例によると、該ヘッド部32は周知のブラケット14のように若干 の径方向に延伸された特殊な矯正凹溝321構造を有し、該矯正凹溝321のサ イズは幅と深さを有して矯正ワイヤ13の直径よりやや大きいものとされる。一 般には、現在周知のブラケット14の特殊な矯正凹溝141及び本考案のネジ3 0の特殊な矯正凹溝321のサイズには通常2種類があり、そのうち一種類は、 幅と深さがそれぞれ0.022英インチと0.028英インチとされ、もう一種 類は、0.018英インチと0.025英インチとされる。矯正ワイヤ13がネ ジ30のヘッド部32の矯正凹溝321中に挿入されて、本考案のネジ30装置 が周知のブラケット14に類似の機能を提供する(図7参照)。
【0015】 該プラットフォーム部33はネジ部31とヘッド部32の間に連接され、且つ プラットフォーム部33は軸方向に適当な厚さを具え且つ径方向に第2幅を有し ている。該第2幅はネジ30にあって最大幅とされる。すなわち、プラットフォ ーム部33の該第2幅はヘッド部32の第1幅、ネジ部31の第1直径及びバネ 15のフックリング151内径より大きい。並びにヘッド部32にあってプラッ トフォーム部33との連接部分に頸部322が形成され、該頸部322は少なく ともヘッド部32の第1幅より小さい径方向の幅を具え、頸部322がヘッド部 32とプラットフォーム部33の間に位置する幅の狭い細い部分とされている。 バネ15のフックリング151はヘッド部32より直接嵌め込まれ、並びに該頸 部322の位置に係合位置決めされ、バネ15の一端がネジ30装置に固定され 、且つプラットフォーム部33の有する厚さがバネ15のネジ部31との当接を 防止する。
【0016】 プラットフォーム部33は、軸方向にそれぞれネジ部31とヘッド部32に隣 接する両側面が大面積の平面とされる。これにより、プラットフォーム部33の 頸部322に隣接する側の平面はバネ15のフックリング151の直径より広く 、医師がバネ15を掛ける操作に便利な作業プラットフォームとされる。これに より操作が十分に容易であるだけでなく、バネ15が直接ネジ30の頸部322 に掛けられて脱落の恐れがなく、完全に余分の緊縛ワイヤによる緊縛が不要であ る。プラットフォーム部33の外周の大面積で平滑な側側面は手術の傷口の癒合 過程で歯肉11の生長を案内し、癒合後の歯肉11表面を平らに整えて外観を良 くする。このほか、本考案のネジ30のネジ部31がほぼ完全に顎骨10中にね じ込まれる時、プラットフォーム部33のネジ部31に隣接する下表面がほぼ顎 骨10の表面に平らに貼り付き、このとき大面積のプラットフォーム部33が有 効にネジ30の受力によるゆるみ現象の発生を防止する。当然、使用者は選択的 にネジ部31を完全には顎骨10中にねじ込まずに間隙を保留させることもでき る。
【0017】 本考案の実施例において、該ヘッド部32のプラットフォーム部33との連接 部分の頸部322にはさらに少なくとも一つの軸方向の貫通孔323が設けられ ている。該貫通孔323の内径はバネ15のワイヤの直径より大きいか、或いは 矯正ワイヤ13の直径より大きい。別の一種の図示されていない実施例では、バ ネ15の末端のワイヤ(或いは矯正ワイヤ13の末端)が直接該頸部322の貫 通孔323に挿入されて頸部322周囲に巻き付けられ、これによりバネ15の 末端(或いは矯正ワイヤ13の末端)のネジ30への結合位置決めの目的が達成 される。
【0018】 本考案の実施例では、ネジ30のヘッド部32はブラケット14のように矯正 ワイヤ13を収容する特殊な矯正凹溝321を有する構造に設計されうる。これ により、本考案のネジ30を顎骨10にねじ込むのに伝統的なネジ回しの使用は 不適当となるが、もし直接伝統的なネジ回しで本考案のネジ30をねじ込もうと すれば、ヘッド部32の矯正凹溝321の変形或いは磨損により矯正凹溝321 の収容不能となる。このため、本考案はプラットフォーム部33の径方向の外周 が非円形の多角形輪郭331に設計され、例えば図5、6に示される略方形輪郭 の構造とされて、本考案のネジ30に合わせて設計された外界のネジ回し40の 使用が組み合わされる。
【0019】 図8、9、10は本考案のネジ回し40の好ましい実施例の正面図、B−B断 面図及び平面図である。該ネジ回し40は使用者の握持に供されるハンドル部4 1と、ハンドル部41の一側より適当な距離延伸された回転ロッド42、及び回 転ロッド42の末端の内に凹んだ多角形ソケット43を具えている。該多角形ソ ケット43の経常と輪郭は該プラットフォーム部33の外周の多角形輪郭331 に対応するものとされ、且つ多角形ソケット43の凹みの深さと形状は該ヘッド 部32を収容し並びに多角形ソケット43がプラットフォーム部33に嵌合する よう形成される。ハンドル部41を握持し回転させることにより、ネジ30が顎 骨10にねじ込まれる。
【0020】 図11は本考案の歯列矯正用ネジ装置の別の実施例である。本実施例中、該ネ ジ30aのほとんどの部分の構造は図4に示される実施例と同じであるため説明 を省略するが、唯一の違いは、図11の実施例のプラットフォーム部33aは図 4の実施例よりも薄い厚さを有し、異なる必要に適合することであり、例えば矯 正患者の口腔粘膜が比較的薄い場合に適合する。
【0021】 図12は本考案の歯列矯正用ネジ装置のさらに別の実施例である。本実施例中 、該ネジ30bのほとんどの部分の構造は図4に示される実施例と同じであり、 該ネジ30bも同様にネジ部31b、プラットフォーム部33b、ヘッド部35 及び頸部352を具えている。図12に示されるネジ30bの異なるところは、 本実施例では、ネジ30bのヘッド部35が延伸されてフック状構造とされ並び に矯正凹溝を具えたブラケット状構造とされていないことである。本実施例中の ヘッド部35はワイヤを円弧状としてなるフック状構造とされ、且つ該円弧状の ワイヤは180度から300度の間に巻かれ、バネ15のフックリング151の 挿入に供される空隙352を保留している。バネ15のフックリング151が直 接ヘッド部52に係合される時、そのフック状構造がバネ15の脱落を防止する 。
【0022】 図13は本考案の歯列矯正用ネジ装置のさらにまた別の実施例である。本実施 例中、該ネジ30cのほとんどの部分の構造は図12に示される実施例と同じで あるが、図13に示されるネジ30cのヘッド部35cは円弧状ワイヤが少なく とも360度巻かれて渦状構造とされ、バネ15のフックリング151に対して 良好な位置決めと脱落防止効果を有するものとされ、バネ15がどのような角度 で本ネジ30cのヘッド部35cに連接されても脱落する恐れがない。
【0023】 図14は本考案の歯列矯正用ネジ装置の第5実施例を示す。この実施例ではネ ジ30dのほとんどの部分の構造は図12に示される実施例と同じであるが、異 なる点は、本実施例では、ヘッド部35dがワイヤを曲げてなる逆L形とされ、 簡易な構造で製造しやすい効果を有する。
【0024】 図15は本考案の歯列矯正用ネジ装置の第6実施例を示す。この実施例ではネ ジ30eのほとんどの部分の構造は図12に示される実施例と同じであるが、異 なる点は、プラットフォーム部33eが図12に示されるものより細く設けられ 、さらに、ヘッド部35の前端353が細くされたプラットフォーム部33eの 外周より外向きに延伸されていることである。
【0025】 図16は本考案の歯列矯正用ネジ装置の第7実施例を示す。この実施例ではネ ジ30fのほとんどの部分の構造は図13に示される実施例と同じであるが、異 なる点は、ヘッド部35fが直棒355を具え、該直棒355の上端にボールヘ ッド354が連接されていることである。該ボールヘッド354はヘッド部32 の直棒355の直径より大きな寸法を有し、これにより直棒355をネジ30f の頸部としている。
【0026】 図17は本考案の第8実施例を示し、この実施例ではネジ30gのほとんどの 部分の構造は図16に示される実施例と同じであるが、異なる点は、ネジ30g のプラットフォーム部33gの外周が多角形輪郭331gとされて、プラットフ ォーム部33gの多角形輪郭331gの側部に連結区332が形成されているこ とである。該連結区332は多角形輪郭331の他の側部より大きく医師により 選択された補助部品(図示せず)が接合されて歯列矯正補助に供される。
【0027】 図18は本考案の第9実施例を示し、この実施例ではネジ30hのほとんどの 部分の構造は図17に示される実施例と同じであるが、異なる点は、ネジ30h のプラットフォーム部33hの連結区332hに、図1に示される周知のブラケ ット14に類似のブラケット334が接合されていることである。
【0028】 図19は本考案の第10実施例を示し、この実施例ではネジ30iのほとんど の部分の構造は図18に示される実施例と同じであるが、異なる点は、ネジ30 iの連結区332iに、連結区332iに隣接するよう形成されたスロット33 51を具えた部品335が接合されていることである。これによりスロット33 51が矯正ワイヤを通過させる貫通孔を形成する。さらに、図19中に示される ネジ30iのヘッド部35iは逆L形構造とされて図14、15の実施例と類似 する。
【0029】 図20は本考案の第11実施例を示し、この実施例ではネジ30jのほとんど の部分の構造は図18に示される実施例と同じであるが、異なる点は、ネジ30 jの連結区332jに、連結区332jより離れた表面に形成されたスロット3 361を具えた部品336が、ネジ30jの連結区332jに接合されているこ とである。スロット3361の断面は矯正ワイヤ(図示せず)よりもやや大きな 寸法の円状を呈する。これによりスロット3361が矯正ワイヤを通過させられ る。しかし、スロット3361の断面は選択的に図19に示されるような四角形 とされうる。
【0030】
【考案の効果】
総合すると、本考案のネジ装置は以下のような長所を有している。 1.操作に便利である。 本考案のネジ装置のヘッド部及び頸部はバネを直接掛けることができ且つ 脱落させる恐れがなく、且つ余分の緊縛ワイヤを用いてバネを緊縛する必要がな い。 2.バネが歯肉を摩擦しない。 本考案のネジ装置のプラットフォーム部はバネを歯肉より適当な高さに支 持するため、摩擦を防止できる。 3.ネジがゆるみにくい。 本考案のネジのネジ部は完全に顎骨中にねじ込むことができるためぐらつ きを防止できる。 4.歯肉癒合後の外観がよい。 プラットフォーム部の周囲の側表面の比較的大きな面積が平滑表面とされ て歯肉の生長を案内するため、癒合後の歯肉表面の外観がよくなる。 5.ブラケットの機能も具備する。 本考案のネジのヘッド部には特殊な矯正凹溝が形成されて矯正ワイヤを収 容でき、本考案のネジがバネの係止のほかに、周知のブラケットに類似の矯正ワ イヤ支持の機能も具備するものとされている。
【0031】 以上から分かるように、本考案の歯列矯正用ネジ装置は完全に周知の技術の数 々の欠点を克服している。なお、以上の実施例は本考案の実施範囲を限定するも のではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案 の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の歯列矯正用ネジ装置が口腔中に取り付け
られた状態表示図である。
【図2】周知の歯列矯正用ネジ装置の正面図である。
【図3】周知の歯列矯正用ネジ装置とバネの、緊縛ワイ
ヤを用いた連接表示図である。
【図4】本考案の歯列矯正用ネジ装置の好ましい実施例
の正面図である。
【図5】本考案の歯列矯正用ネジ装置の好ましい実施例
の平面図である。
【図6】本考案の歯列矯正用ネジ装置の好ましい実施例
のA−A断面図である。
【図7】本考案の歯列矯正用ネジ装置に矯正用のバネと
矯正ワイヤを組み合わせて顎骨に取り付けた実施例表示
図である。
【図8】本考案の歯列矯正用ネジ装置に組み合わせて使
用されるネジ回しの好ましい実施例の正面図である。
【図9】本考案の歯列矯正用ネジ装置に組み合わせて使
用されるネジ回しの好ましい実施例のB−B断面図であ
る。
【図10】本考案の歯列矯正用ネジ装置に組み合わせて
使用されるネジ回しの好ましい実施例の平面図である。
【図11】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第2実施例表
示図である。
【図12】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第3実施例表
示図である。
【図13】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第4実施例表
示図である。
【図14】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第5実施例表
示図である。
【図15】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第6実施例表
示図である。
【図16】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第7実施例表
示図である。
【図17】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第8実施例表
示図である。
【図18】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第9実施例表
示図である。
【図19】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第10実施例
表示図である。
【図20】本考案の歯列矯正用ネジ装置の第11実施例
表示図である。
【符号の説明】
10 顎骨 11 歯肉 12 歯牙 121 臼歯 13 矯正ワイヤ 131 フック状構造 14 ブラケット 141 矯正凹溝 15 バネ 151 フックリング 16 緊縛ワイヤ 20 ネジ 21 ヘッド部 211 凹溝 22 ネジ部 30、30a、30b、30c、30d、30e、30
f、30g、30h、30i、30j ネジ 31、31b ネジ部 32、35、35c、35d、35e、35f、35i
ヘッド部 321 矯正凹溝 322、351 頸部 323 貫通孔 33、33a、33b、33e、33h プラットフォ
ーム部 331、331g 多角形輪郭 332、332h 連結区 352 空隙 354 ボールヘッド 355 直棒 335、336 部品 3351、3361 スロット 334 ブラケット 40 ネジ回し 41 ハンドル部 42 回転ロッド 43 多角形ソケット

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯列矯正用のバネと組み合わせて使用さ
    れうる歯列矯正用ネジ装置において、 軸方向に適当な長さ延伸されて径方向に第1直径を具え
    たネジ部と、 径方向に第1幅を具えたヘッド部と、 プラットフォーム部とされ、該ネジ部と該ヘッド部の間
    に連接されて、軸方向に適当な厚さを有して径方向に該
    第1幅より大きな第2幅を具え、該ヘッド部との間に頸
    部が形成され、該バネが該頸部に直接係止されてバネの
    一端がネジ装置に連結位置決めされ、該プラットフォー
    ム部の厚さが該バネをネジ部から離れるように支持す
    る、上記プラットフォーム部と、 を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、ヘッド部が、ワイヤを90度に折り曲げてなる
    逆L形に形成されてバネが直接ヘッド部に係止されるこ
    とを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、プラットフォーム部の径方向の外周が多角形輪
    郭を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、プラットフォーム部の多角形輪郭の側部に形成
    されて歯列矯正補助用の部品を接合するための連結区を
    具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、連結区に接合される部品が歯列矯正用のブラケ
    ットとされたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、連結区に接合される部品に連結区に隣接するよ
    うにスロットが設けられて、該スロットにより矯正ワイ
    ヤを貫通させる貫通孔が形成されることを特徴とする、
    歯列矯正用ネジ装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、連結区に接合される部品の連結区と反対に位置
    する面にスロットが設けられたことを特徴とする、歯列
    矯正用ネジ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の歯列矯正用ネジ装置に
    おいて、連結区に接合される部品に形成されたスロット
    の断面が円形を呈して矯正ワイヤを収容できる寸法を具
    えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置。
  9. 【請求項9】 歯列矯正用ネジ装置アセンブリにおい
    て、 歯列矯正用の矯正ワイヤと、 少なくとも一つの歯列矯正用のブラケットとされ、歯に
    連結、位置決めされ、上端部に矯正ワイヤを組み付けら
    れるスロットが配置されて矯正ワイヤを支持する機能を
    具えた、上記少なくとも一つの歯列矯正用のブラケット
    と、 少なくとも一つのバネとされ、一端が矯正ワイヤに連結
    され、矯正ワイヤに引っ張り力を提供する、上記少なく
    とも一つのバネと、 ネジ装置とされ、矯正ワイヤから適当な距離離れた位置
    に配置され、 軸方向に適当な長さ延伸されて径方向に第1直径を具え
    たネジ部と、 径方向に第1幅を具えたヘッド部と、 プラットフォーム部とされ、該ネジ部と該ヘッド部の間
    に連接されて、軸方向に適当な厚さを有して径方向に該
    第1幅より大きな第2幅を具え、該ヘッド部との連結部
    に頸部が形成され、該バネのもう一端が該頸部に直接係
    止される、上記プラットフォーム部と、 を具えた、上記ネジ装置と、 を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセン
    ブリ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の歯列矯正用ネジ装置
    アセンブリにおいて、ヘッド部が、ワイヤを90度に折
    り曲げてなる逆L形に形成されてバネが直接ヘッド部に
    係止されることを特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセ
    ンブリ。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の歯列矯正用ネジ装置
    アセンブリにおいて、プラットフォーム部の径方向の外
    周が多角形輪郭を具えたことを特徴とする、歯列矯正用
    ネジ装置アセンブリ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の歯列矯正用ネジ装
    置アセンブリにおいて、ネジ装置が、プラットフォーム
    部の多角形輪郭の側部に形成されて歯列矯正補助用の部
    品を接合するための連結区を具えたことを特徴とする、
    歯列矯正用ネジ装置アセンブリ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の歯列矯正用ネジ装
    置アセンブリにおいて、連結区に接合される部品が歯列
    矯正用のブラケットとされたことを特徴とする、歯列矯
    正用ネジ装置アセンブリ。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の歯列矯正用ネジ装
    置アセンブリにおいて、連結区に接合される部品に連結
    区に隣接するようにスロットが設けられて、該スロット
    により矯正ワイヤを貫通させる貫通孔が形成されること
    を特徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセンブリ。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の歯列矯正用ネジ装
    置アセンブリにおいて、連結区に接合される部品の連結
    区と反対に位置する面にスロットが設けられたことを特
    徴とする、歯列矯正用ネジ装置アセンブリ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の歯列矯正用ネジ装
    置アセンブリにおいて、連結区に接合される部品に形成
    されたスロットの断面が円形を呈して矯正ワイヤを収容
    できる寸法を具えたことを特徴とする、歯列矯正用ネジ
    装置アセンブリ。
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