JP3238934U - シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置、矯正器具および矯正システム - Google Patents

シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置、矯正器具および矯正システム Download PDF

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Abstract

【課題】本願の実施例は、シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置、矯正器具および矯正システムに関する。【解決手段】本願の実施例は、シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置を開示し、機能部品(10)と前記機能部品(10)と分割的に設置された保持部品(20)とを含み、前記保持部品(20)と前記機能部品(10)とは接続され、ここで、前記機能部品(10)と前記保持部品(20)の少なくとも1つが前記シェル型歯科矯正器具(3)を通過し、且つ前記機能部品(10)を前記シェル型歯科矯正器具(3)に保持し、前記機能部品(10)は前記シェル型歯科矯正器具(3)の外表面に設けられる。本願のいくつかの実施例が提供されたシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置は、シェル型歯科矯正器具と補助装置とを便利かつ安定的に組み立てることができ、対応する矯正機能を実現するための矯正ニーズに応じて、対応する補助装置を選択して使用することができる。【選択図】図2

Description

クロス・リファレンス
本願は、2019年9月20日に出願された「シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置、矯正器具および矯正システム」という名称の中国特許出願2019215705022に基づくものであり、当該出願の開示全体は援用により本願に組み込まれるものとする。
本願のいくつかの実施形態は、医療機器の分野に属し、特に、シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置、矯正器具および矯正システムに関する。
患者が見えない矯正を行う場合、矯正目標を達成するために、牽引に協働するものなどの補助装置が必要である。
本願のいくつかの実施形態の目的は、シェル型歯科矯正器具と補助装置とを便利かつ安定的に組み立てることができ、対応する矯正機能を実現するための矯正ニーズに応じて、対応する補助装置を選択して使用することができるように、シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置を提供する。
本願のいくつかの実施形態が提供された技術考案は以下の通りである。
シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置であって、前記補助矯正装置は、機能部品と前記機能部品と分割的に設置された保持部品を含み、前記保持部品と前記機能部品とは接続され、ここで、前記機能部品と前記保持部品の少なくとも1つが前記シェル型歯科矯正器具を通過し、且つ前記機能部品を前記シェル型歯科矯正器具に保持し、前記機能部品は前記シェル型歯科矯正器具の外表面に設けられる。ここで、前記シェル型歯科矯正器具が歯を包み、且つ歯と接触する面を内表面と定義し、反対面を外表面と定義する。
補助矯正装置の相応的な補助機能は、機能部品を介して実現され、保持部品は、前記シェル型歯科矯正器具を通過して前記機能部品と接続され、または前記機能部品は、前記シェル型歯科矯正器具を通過して前記保持部品と接続され、この分割式の接続方法は、補助矯正装置とシェル型歯科矯正器具との組み合わせをより安定させ、すなわち、前記シェル型歯科矯正器具は、前記補助装置に部分的にスナップ接続されるため、両者の接続を安定させる。
また、いくつかの実施形態において、前記機能部品は、フック機能を有する牽引部材、舌の習慣を改善するための舌刺し、または咬合を開くための部材である。前記機能部品は、さまざまな歯科矯正のニーズに合わせるために、臨床ニーズに応じて選択することができる。
また、いくつかの実施形態において、前記機能部品がフック機能を有する牽引部材である場合、前記牽引部材は、牽引ロッド、制限部材およびベースを含み、前記牽引ロッドは、前記制限部材と前記ベースとの間に設置され、前記ベースは、前記シェル型歯科矯正器具の唇側に隣接して設置され、前記ベースと接続された前記牽引ロッドの端部は、唇側の歯の表面と垂直的に設置され、牽引ロッドのベースから離れた端は自由端で、前記制限部材は、前記牽引ロッドの自由端に設置され、且つ前記牽引ロッドと一緒に制限溝を形成する。前記牽引部材は、顎外牽引装置または顎内牽引装置と協働して牽引を実現し、前記ベースは、前記シェル型歯科矯正器具に隣接し、その上の牽引ロッドを支持することができ、牽引するときに、相応的な牽引力を便利に生成して、牽引力の傾斜によって引き起こされる意図しない移動を回避するために、前記牽引ロッドの端部は唇側の歯の表面と垂直的に設置される。前記制限部材と前記牽引ロッドとは、制限溝を形成し、当該制限溝と弾性部品との接続により、フック力を発生することができ、顎外牽引装置または顎内牽引装置と接続することに用いられる。
また、いくつかの実施形態において、前記牽引ロッドは、特定の角度で設置されたフック状の構造であり、前記牽引ロッドと前記ベースとの接続端は、前記唇側の歯の表面と垂直になり、前記牽引ロッドの自由端と前記唇側の歯の表面とは、特定の角度で設置される。前記牽引ロッドは、特定の角度で設置されたフック状の構造であり、このフック状の構造は、フック力を発生することができ、顎外牽引装置または顎内牽引装置と接続して牽引を実現するために用いられる。
また、いくつかの実施形態において、前記機能部品の前記シェル型歯科矯正器具の唇側に隣接する面は、唇側面の歯列弓曲線と一致する曲面であるので、前記機能部品の前記シェル型歯科矯正器具の唇側に隣接する面と唇側の歯列弓曲線とが密着させ、装着がより快適にする。
また、いくつかの実施形態において、前記機能部品の前記シェル型歯科矯正器具に隣接する唇側には、前記保持部品と接続された第1マッチングピースがさらに設けられる。前記機能部品は、第1マッチングピースを介して前記保持部品と接続される。
また、いくつかの実施形態において、前記保持部品は、リテーナーと接続部品を含み、前記接続部品の一端は前記リテーナーと接続され、前記接続部品の他端には、前記第1マッチングピースと接続された第2マッチングピースが設けられる。リテーナーは、保持部品を前記シェル型歯科矯正器具の一側に固定させ、且つ第2マッチングピースと第1マッチングピースとの協働を介して前記機能部品と接続し、機能部分を前記シェル型歯科矯正器具の他側に固定させる。
また、いくつかの実施形態において、前記第1マッチングピースと前記第2マッチングピースは、オス-メス構造マッチング接続であり、オス-メス構造マッチング接続は、構造が簡単で、接続の安定性が高いという利点を有する。
また、いくつかの実施形態において、前記オス-メスマッチング接続構造は、ネジ接続、スナップ接続、ほぞ穴接続、磁気接続、または接着接続の構造である。
また、いくつかの実施形態において、前記機能部品がフック機能を有する牽引部材である場合、前記咬合を開くための部品は、顎パッド部品またはフラットガイド部品である。前記機能部品は、顎パッド部品またはフラットガイド部品として設定され、上顎と下顎の咬合再建、または下顎を垂直的に動かして後歯の咬合を開くために用いられる。
また、いくつかの実施形態において、前記保持部品が前記シェル型歯科矯正器具を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具との相対的な回転を防ぐための非円形構造であり、前記保持部品が前記シェル型歯科矯正器具を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具に設置された開口部と一致して設置され、または、前記機能部品が前記シェル型歯科矯正器具を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具との相対的な回転を防ぐための非円形構造であり、前記機能部品が前記シェル型歯科矯正器具を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具に設置された開口部と一致して設置される。補助装置を利用して歯科矯正治療を行う場合、その上に設置された機能部品の設置方向は矯正要求を有するので、それがシェル型歯科矯正器具と組み合わせた後、相対的な移動または回転することができず、矯正効果に影響を与えないように、保持部品または機能部品が前記シェル型歯科矯正器具を通過する位置は非円形構造であり、シェル型歯科矯正器具と協働する場合、両者の位置は比較的安定させ、移動または回転を発生しない。
また、本願のいくつかの実施形態は、シェル型歯科矯正器具本体と、上記のいずれか1つに記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置とを含むシェル型歯科矯正器具をさらに提供する。
また、本願のいくつかの実施形態は、複数の矯正ステップを含む歯科矯正システムをさらに提供し、矯正ステップの少なくとも1つは、上記のシェル型歯科矯正器具を含む。
従来技術と比較して、本願のいくつかの実施形態によってもたらす有益な効果は以下の通りである。
本願のいくつかの実施形態は、シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置をさらに提供し、機能部品と保持部品が設けられ、ここで、機能部品の設定は、対応する補助矯正の機能を有し、保持部品の設定は、前記補助矯正装置とシェル型歯科矯正器具を固定する機能を有する。前記保持部品は、前記シェル型歯科矯正器具を通過して前記機能部品に接続され、または前記機能部品は、前記シェル型歯科矯正器具を通過して前記保持部品に接続され、このような分割式の接続方式により、補助矯正装置とシェル型歯科矯正器具の組み合わせがより安定させ、すなわち、前記シェル型歯科矯正器具は、前記補助装置に部分的にスナップ接続されているので、両者の接続を安定させ、シェル型歯科矯正器具と協働して使用するとき、補助矯正機能をより正確に実現でき、且つシェル型歯科矯正器具によって包まれた対応する歯の面積に影響を与えなく、さらに、シェル型歯科矯正器具の全体的な矯正効果に影響を与えない。当該補助矯正装置は、シェル型歯科矯正器具の上に設置され、対応する補助矯正機能を実行する場合、矯正治療は、シェル型歯科矯正器具全体と対応する歯の全体の作用力で行われ、歯列全体の矯正治療を実現するが、単一の歯に設置されて、単一の歯に対して作用することにより意図しない歯列矯正効果を引き起すことを避ける。当該補助矯正装置は、事前に形成して準備することができ、大量生産に適し、手動操作によるエラーを回避し、矯正効果に影響を与えないために、対応する補助歯科矯正機能を歯科矯正のニーズに応じて追加できる。また、補助矯正装置は、口の中に適用できる材料で製造され、物理的な接続によってシェル型歯科矯正器具と協働し、再処理による材料特性の変化のせいで、使用中での不確実性が生じることを回避する。
好ましい実施形態について、添付の図面を参照して明確かつ理解しやすい方法で以下のように説明し、上記の特徴、技術特徴、利点、および実現方式をさらに説明する。
図1は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する補助矯正装置の概略構造図である。 図2は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する補助矯正装置がシェル型歯科矯正器具と接続する断面図である。 図3は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する補助矯正装置がシェル型歯科矯正器具と接続する別の断面図である。 図4は、図1における牽引機能を有する補助矯正装置の概略構造図である。 図5は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する別の補助矯正装置の概略構造図である。 図6は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する別の補助矯正装置の概略構造図である。 図7は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する別の補助矯正装置の概略構造図である。 図8は、いくつかの実施形態に係る牽引機能を有する別の補助矯正装置の概略構造図である。 図9は、いくつかの実施形態に係る舌刺しを有する補助矯正装置の概略構造図である。 図10は、いくつかの実施形態において、顎パッド部品がシェル型歯科矯正器具本体と接続された後の組立概略図である。 図11は、いくつかの実施形態に係るシェル型歯科矯正器具の概略構造図である。
本願のいくつかの実施形態または先行技術における技術考案をより明確に説明するために、添付の図面を参照して本願の各具体的な実施形態を以下のように説明する。明らかに、以下で説明される図面は、本願のいくつかの実施形態にすぎない。当業者にとって、創造的な努力なしにこれらの図面から他の図面を取得することができ、他の実施形態もさらに取得することができる。本願をよりよく説明するために、本願のいくつかの実施形態を、添付の図面を参照して以下のように詳細的に説明する。
現在、補助装置と見えない矯正器具とを組み合わせる方法は、見えない矯正器具と一体的に形成される構造または見えない矯正器具に貼り付けて形成する方法であるが、上記の方法には、補助装置と見えない矯正器具との組み合わせが不安定であるという欠点がある。例えば、牽引補助装置を例として、従来技術において、矯正器具の牽引は、主に以下の4つの方法で行われる。
(1)見えない矯正器具のエッジにいくつかの切り込みを作り、引っ掛け可能な形状を形成し、輪ゴムを切り込みに直接に掛けて、牽引効果を実現する。ただし、この方法は、見えない矯正器具のエッジの連続性が失われ、見えない矯正器具の歯を包む面積が減少するので、矯正効果に間接的に影響を与える。そして、輪ゴムが切り込みに直接に作用するため、切り込みの外反が生じて、目に見えない器具を変形させて歯科矯正効果に影響を与えるだけでなく、患者の口腔粘膜に損傷を与えやすくなる。
(2)見えない矯正器具のエッジに牽引部材を収容できる切り込みを切り、牽引部材が歯に貼り付けて見えない矯正器具に接触しないようにする。ただし、この方法は、見えない矯正器具より歯に対しての全体的なカプセル化を減少し、矯正効果に間接的に影響を与える。そして、牽引装置が歯の表面に貼り付けられ、見えない矯正器具と接触しないため、牽引が行われる場合、作用部位が歯列全体ではなく、それが配置された歯だけであるので、歯に対して意図しない動きを引き起こす可能性がある。
(3)矯正器具は熱成形ペンチによって再成形され、具体的な方法は、見えない矯正器具の表面に熱成形ペンチを利用して突起を形成し、次にその突起に引っ掛け可能な溝を形成して牽引を行う方法である。ただし、この方法は、手作業が必要であり、大量生産を実現することができなく、生産効率が低いだけでなく、個人制作の差異により、異なる見えない矯正装置で形成される牽引補助装置の位置または形状が牽引偏差を引き起こさせる。そして、熱成形ペンチの成形プロセス中に、突起を形成することに加えて、加熱により矯正器具の突起の周りが加熱変形を引き起こし、その結果、突起の周りの矯正器具が薄くなる。また、この牽引補助装置はキャビティ構造であり、牽引の安定性が悪く、牽引のプロセス中に変形が発生され、その後の矯正効果に影響を与える。
(4)見えない矯正器具の表面に牽引補助装置を貼り付ける。この方法は、化学結合または熱溶融の方式によって牽引装置を見えない矯正器具に貼り付けられる方法である。この方法は、化学接着剤に対しての要求が高く、コストも高い。熱溶融方式を採用する場合、熱溶融した後の材料の材料特性が変化しなく、人体に優しくない毒性物質が生成しないことを保証する必要がある。
上記の既存の方法はすべてが技術的な欠陥があるため、見えない矯正器具と協働して補助矯正を完了することができ、安全で、使いやすく、見えない矯正器具を補助して対応する矯正機能を完了するのを助けることができる装置を開発することが急務である。
これに基づいて、本願のいくつかの実施形態は、シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置を提供し、図1を参照すると、前記補助矯正装置1は、機能部品10と、前記機能部品10と分割されて設置された保持部品20とを含み、前記保持部品20と前記機能部品10とは接続され、ここで、図2に示すように、前記機能部品10と前記保持部品20の少なくとも1つは、前記シェル型歯科矯正器具3を通過して、前記機能部品10を前記シェル型歯科矯正器具3に保持し、前記機能部品10が前記シェル型歯科矯正器具3の外表面に設けられる。いくつかの実施形態において、前記シェル型歯科矯正器具3が歯を包み、歯と接触する面が内表面とし、この反対面が外表面として定義される。
保持部品20がシェル型歯科矯正器具3を通過して機能部品10と接続される場合、図1と図2を参照すると、具体的には、前記保持部品20が前記シェル型歯科矯正器具3を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具3との相対的な回転を防ぐための非円形構造であり、前記保持部品20が前記シェル型歯科矯正器具3を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具3における開口部と一致して設置され、例えば、両方が共に長方形の構造、三角形の構造などの多角形の構造または他の一致する構造である。補助装置を利用して歯科矯正治療を行う場合、その上に設置された機能部品10の設置方向には歯科矯正要求があるため、シェル型歯科矯正器具3と組み合わせた後、相対的な移動または回転できず、矯正効果に影響を与えないように、保持部品20が前記シェル型歯科矯正器具3を通過する位置は非円形構造であり、シェル型歯科矯正器具と協働する場合、両者の位置は比較的安定して、移動または回転を発生しない。且つ保持部品20がシェル型歯科矯正器具3を通過する高さは、シェル型歯科矯正器具3の厚さと基本的に同じであり、補助固定の役割を果たすことができる。
機能部品10がシェル型歯科矯正器具3を通過して保持部品20と接続される場合、図3を参照すると、具体的には、前記機能部品10が前記シェル型歯科矯正器具3を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具3との相対的な回転を防ぐための非円形構造であり、前記機能部品10が前記シェル型歯科矯正器具3を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具3における開口部と一致して設置され、例えば、両方が共に長方形の構造、三角形の構造などの多角形の構造または他の一致する構造である。補助装置を利用して歯科矯正治療を行う場合、その上に設置された機能部品10の設置方向には歯科矯正要求があるため、シェル型歯科矯正器具3と組み合わせた後、相対的な移動または回転できず、矯正効果に影響を与えないように、機能部品10が前記シェル型歯科矯正器具3を通過する位置は非円形構造であり、シェル型歯科矯正器具3と協働する場合、両者の位置は比較的安定して、移動または回転を発生しない。且つ機能部品10がシェル型歯科矯正器具3を通過する高さは、シェル型歯科矯正器具3の厚さと基本的に同じであり、補助固定の役割を果たすことができる。
前記機能部品10の形状は、臨床的ニーズに関連し、臨床的な作用に応じて対応する機能を有する補助矯正装置を選ぶ。いくつかの実施形態において、前記機能部品10は、牽引機能を有する機能部であり、前記機能部品10は、前記シェル型歯科矯正器具3の唇側の表面に設置され、顎内牽引および顎間牽引のためのフック機能を提供することができる。前記機能部品10の前記シェル型歯科矯正器具3の唇側に隣接する面は、唇側面の歯列弓曲線と一致する曲面として設定されることで、前記機能部品10の前記シェル型歯科矯正器具3の唇側に隣接する面と唇側面の歯列弓曲線とが密接させ、機能部品10と前記シェル型歯科矯正器具3との間の接続の安定性を高める。また、いくつかの実施形態において、前記保持部品20は、歯と接触するリテーナー201を有し、歯と接触するリテーナー201の表面2011は、歯の表面と一致する曲面として設定され、図4と図5を参照すると、歯の表面の曲面方向と一致または異なり、さらに具体的には、図5と図7に示すように、歯の側に隣接する前記リテーナー201の表面2011a、2011cは、凹面として設定され、図6を参照すると、歯の側に隣接する前記リテーナー201の表面2011bは、凸面として設定される。舌側に隣接して歯と接触する前記リテーナー201の表面は、歯の表面の曲面と一致するように設定されることで、リテーナー201が歯の表面と密接に接触させ、シェル型歯科矯正器具3が歯をよりしっかりと包み込ませて、矯正効果を確実にし、装着によって引き起こされる不快感を軽減する。前記機能部品10の前記シェル型歯科矯正器具3に隣接する唇側には、前記保持部品20と接続された第1マッチングピース101が設けられ、図4から図8に示すように、前記機能部品10は、第1マッチングピース101を介して前記保持部品20と接続される。
図4を参照し続けると、前記保持部品20は、リテーナー201と接続部品202を含み、前記接続部品202の一端が前記リテーナー201と接続され、前記接続部品202の他端に前記第1マッチングピース101と接続する第2マッチングピース203が設置される。第2マッチングピース203と第1マッチングピース101とは協働して、前記機能部品10と前記保持部品20との接続を実現し、機能部品10が前記シェル型歯科矯正器具3の唇側に固定させるようにする。前記第1マッチングピース101と前記第2マッチングピース203は、オス-メスマッチング接続構造であり、オス-メスマッチング接続構造は、構造が簡単で、接続が安定である利点を有する。さらに具体的には、前記オス-メスマッチング接続構造は、ネジ接続、スナップ接続、ほぞ穴接続、磁気接続、または接着接続の構造の一つである。前記リテーナー201は、リテーナー201が通過するシェル型歯科矯正器具のインターフェースよりも広い被覆面積を有し、機能部品10と協働するときに固定の役割を果たすことができる。
図4に示すように、前記機能部品10は、牽引ロッド401、制限部材402、およびベース403を含む牽引部材4であり、前記牽引ロッド401は、前記制限部材402と前記ベース403との間に設置され、前記ベース403は、前記シェル型歯科矯正器具3の唇側に隣接して設置され、前記ベース403と接続された前記牽引ロッド401の端部は、唇側の歯の表面と垂直的に設置され、前記制限部材402は、前記牽引ロッド401の自由端に設置され、前記制限部材402と前記牽引ロッド401は、制限溝404を形成する。前記牽引部材401は、牽引装置と協働して牽引を実現し、前記ベース403は、前記シェル型歯科矯正器具3に隣接し、ベース403は、その上の牽引ロッド401を支持することができる。牽引力の傾斜によって引き起こされる意図しない移動を回避するために、前記牽引ロッド401の端部が唇側の歯の表面と垂直的に設置されて、牽引力を唇側の歯の表面に対して垂直となるようにする。前記制限部材402と前記牽引ロッド401は、制限溝404を形成し、当該制限溝404は、牽引装置と接続するためのフック力を生成することができる。前記牽引ロッド401は、歯の唇側面に対して特定の角度で設置されたフック状構造であり、当該フック状構造が前記牽引ロッド401の自由端に設けられ、前記制限部材402と前記牽引ロッド401は、制限溝404を形成する。制限効果をさらに強化するために、制限部材402の自由端に球形の突起を設けることができる。前記牽引ロッド401と前記ベース403の接続部は、前記唇側の歯の表面に対して垂直的に設置され、顎内牽引装置または顎間牽引装置との接続することに用いられ、より安定したフック力を生成することができる。前記牽引ロッド401は、歯の唇側面に対して特定の角度で設置されたフック状構造であるため、シェル型歯科矯正器具3と接続して固定する場合、前記牽引ロッド401のフック状構造の設置方向は、シェル型歯科矯正器具に対して回転することができず、そしないと、期待される矯正効果から外れるので、前記機能部品10と前記保持部品20の少なくとも1つが前記シェル型歯科矯正器具3を通過するとき、前記シェル型歯科矯正器具3を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具3と相対的に回転することを防ぐための非円形構造であり、相対的な回転による歯科矯正エラーを防ぐ。
他の実施形態において、図6を参照すると、牽引ロッド401はストレートロッドであり、すなわち、それは唇側の歯の表面と垂直になり、その上に設けられた制限部材402は、牽引ロッド401の自由端の幅よりも大きい直径を有する球形であってもよく、または、制限部材402は、牽引ロッド401と一緒に限界溝404を形成することができ、フックとして使用することができる限り、他の構造であってもよく、ここで、制限部材402の構造に限定されない。
また、いくつかの実施形態において、図4から図8に示すように、前記第1マッチングピース101と前記第2マッチングピース203とは、オス-メス構造マッチング接続であり、オス-メス構造マッチング接続は、構造が簡単で、接続の安定性が高いという利点を有する。具体的には、第1マッチングピース101と第2マッチングピース203は、スナップ接続構造である。
ここで、いくつかの実施形態において、前記第1マッチングピース101は凹構造であり、前記第2マッチングピース203は凸構造であり、使用する場合、第2マッチングピース203を第1マッチングピース101にスナップしてスナップマッチングを達成する。
ここで、他の実施形態において、前記第1マッチングピース101は凹構造であり、前記第2マッチングピース203は凸構造であり、且つ前記第1マッチングピース101の内表面には、前記第2マッチングピース203の外表面と協働するリミットスナップ構造を設置し、図6を参照すると、例えば、第1マッチングピース101の内表面には、1つまたは複数の垂直的に積み重ねられた台形構造を設置し、且つ台形構造の上底縁の幅は、下底縁の幅より小さい。相互的に協働するとき、前記第2マッチングピース203は、前記第1マッチングピース101と相互作用し、相対位置は変化しなく、すなわち、前記第2マッチングピース203は、前記第1マッチングピース101の内部から滑り出せることができない。
ここで、他の実施形態において、前記第1マッチングピース101は凹構造であり、前記第2マッチングピース203は凸構造であり、且つ第1マッチングピース101と前記第2マッチングピース203とは、ねじ接続であり、図7を参照すると、実際的に使用するとき、前記第2マッチングピース203は、その外表面に設けられた外ネジを介して、第1マッチングピース101の内表面に設けられた内ネジに取り付けられ、対応する固定を完了し、この接続方法は取り外し可能な接続である。
ここで、他の実施形態において、前記第1マッチングピース101は凹構造であり、前記第2マッチングピース203は凸構造であり、且つ前記第1マッチングピース101と前記第2マッチングピース203は、磁気接続であり、すなわち、前記第1マッチングピース101の内凹表面と前記第2マッチングピース203の外凸表面とは、反対の磁気特性を有する2つの磁極構造であり、前記第2マッチングピース203が前記第1マッチングピース101の内部に挿入されると、両者は互いに引力によって接続され、この接続方法は取り外し可能な接続である。図8を参照すると、第1マッチングピース101には柱状台形内凹構造を設け、第2マッチングピース203はそれとマッチングする柱状台形外凸構造を設け、且つ台形の上底縁の長さが下底縁の長さより短いので、前記第1マッチングピース101の内凹表面と前記第2マッチングピース203の外凸表面とは、反対の磁気特性を有する2つの磁極構造であり、前記第2マッチングピース203が前記第1マッチングピース101の内部に挿入された後、両者は互いに引力によって接続される。
ここで、他の実施形態において、前記第1マッチングピース101は凹構造であり、前記第2マッチングピース203は凸構造であり、且つ前記第1マッチングピース101と前記第2マッチングピース203は、ほぞ穴接続であり、すなわち、前記第1マッチングピース101の内凹表面と前記第2マッチングピース203の外凸表面とは、2つの凹凸マッチングする構造であり、両者がお互いに協働して固定を完了し、これは、図8のマッチング方法と類似する。
ここで、他の実施形態において、前記第1マッチングピース101は凹構造であり、前記第2マッチングピース203は凸構造であり、両者がスナップ接続で固定することができる他の構造でもよく、ここで限定されない。また、前記第1マッチングピース101は凸構造であり、前記第2マッチングピース203は凹構造であり、両者がスナップ接続で固定することができる他の構造でもよく、ここで限定されない。
「後歯部」は、北京大学医学出版社より発行された「口腔医学導論」第2版第36-38頁に記載された歯の分類に基づいて定義され、小臼歯と大臼歯を含み、FDIマーキング法に示された4-8の歯であり、前歯部はFDIマーキング法に示された1-3の歯である。いくつかの実施形態において、シェル型歯科矯正器具3に接続された機能部品10は、小臼歯領域のみに設置され、または大臼歯領域のみに設置され、または小臼歯領域と大臼歯領域に部分的に設置され、または小臼歯領域と大臼歯領域の一部の領域に設置され、または全部小臼歯領域と大臼歯領域に設置されてもよい。
上記シェル型歯科矯正器具3用の補助矯正装置は、機能部品10と保持部品20が設けられ、ここで、機能部品10の設定は、対応する補助歯科矯正治療の機能を有し、保持部品20の設定は、補助矯正装置とシェル型歯科矯正器具3を固定する機能を有する。前記保持部品20は、前記シェル型歯科矯正器具3を通過して前記機能部品10に接続され、または前記機能部品10は、前記シェル型歯科矯正器具3を通過して前記保持部品20に接続され、このような分割式の接続方式により、補助矯正装置とシェル型歯科矯正器具3の組み合わせがより安定させ、すなわち、前記シェル型歯科矯正器具3は、前記補助装置に部分的にスナップ接続されているので、両者の接続を安定させる。シェル型歯科矯正器具3と協働して使用するとき、補助矯正機能をより正確に実現でき、且つシェル型歯科矯正器具3によって包まれた対応する歯の面積に影響を与えなく、シェル型歯科矯正器具3の全体的な歯科矯正効果にも影響を与えない。当該補助矯正装置は、シェル型歯科矯正器具3上に設置され、対応する補助矯正機能を実行する場合、矯正治療は、シェル型歯科矯正器具3全体と対応する歯の全体の作用力で行われ、歯列全体の矯正治療を実現するが、単一の歯に設定して、単一の歯に対して作用することにより意図しない歯列矯正効果を引き起すことを避ける。当該補助矯正装置は、事前に形成して準備することができ、大量生産に適し、手動操作によるエラーを回避し、歯科矯正効果に影響を与えないために、対応する補助歯科矯正機能を歯科矯正のニーズに応じて追加することができる。また、当該補助矯正装置は、口の中に適用できる材料で製造され、物理的な接続によってシェル型歯科矯正器具3と協働し、再処理による材料特性の変化のせいで、使用中での不確実性が生じることを回避する。
また、いくつかの実施形態において、図9を参考すると、代替方式として、前記機能部品10は、舌の習慣を改善するための舌刺し5を有してもよく、前記機能部品10は、舌の習慣を改善するための舌刺し5である場合、前記機能部品10は、前記シェル型歯科矯正器具3の舌側の表面に設けられ、他の構造は、上記の実施形態のいずれかで説明されたものと同じであり、ここでは繰り返さない。
また、いくつかの実施形態において、代替方式として、機能部品10は咬合を開くための部品であってもよく、具体的には、図10に示すように、咬合を開く顎パッド部品6または咬合を開くフラットガイド部品であってもよく、前記咬合部品は、前記シェル型歯科矯正器具3の後歯部又は前歯部に設置され、いくつかの実施形態において、顎パッド部品6は、前記シェル型歯科矯正器具3の後歯部に設置され、他の構造は、上記の実施形態のいずれかで説明したものと同じであってもよく、ここでは繰り返されない。顎パッド部品6とシェル型歯科矯正器具本体の具体的な組み合わせについては、図10を参照する。
また、本願のいくつかの実施形態は、シェル型歯科矯正器具本体と、上記の実施形態のいずれかに記載されたシェル型歯科矯正器具3の補助矯正装置とを含むシェル型歯科矯正器具をさらに提供する。前記補助矯正装置は、機能部品10と、前記機能部品と分割的に設置された保持部品20とを含み、前記保持部品20は、前記機能部品10と接続され、ここで、前記機能部品10と前記保持部品20の少なくとも1つは、前記シェル型歯科矯正器具3を通過し、且つ前記機能部品10を前記シェル型歯科矯正器具3上に保持し、前記機能部品10は、前記シェル型歯科矯正器具3の外表面に設けられる。歯の矯正治療中に、前記シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置は、シェル型歯科矯正器具3の唇側または舌側に設置され、対応する補助的な歯科矯正機能を行い、例えば、フック機能を備えた牽引部材、舌の習慣を改善するための舌刺し、または咬合を開くための部品などであり、対応する補助的な歯科矯正機能を完了する。具体的には、補助矯正装置が牽引部材4である場合、図4~図8に示すように、顎内牽引または顎間牽引を行うことができ、補助矯正装置が舌刺し5である場合、図9に示すように、患者の舌の習慣を改善し、舌が設定位置をなめるのを防ぐことができ、補助矯正装置が咬合を開くための部品で、具体的には顎パッド部品6またはフラットガイド部品である場合、図10に示すように、患者の上下顎の相対的な咬合を開くことができ、上顎と下顎の咬合再建を行うことができる。
また、いくつかの実施形態において、図11を参照すると、補助矯正装置は、咬合を開くこと、及び顎内牽引または顎間牽引を同時に実行することができる牽引部材4および顎パッド部品6の両方を有する。
本願のいくつかの実施形態は、複数の矯正ステップを含む歯科矯正システムを提供し、少なくとも1つの矯正ステップは、上記のシェル型歯科矯正器具3を含み、歯科矯正プロセスが進むにつれて、前記シェル型歯科矯正器具3に設置された補助矯正装置は、初期位置から矯正目標の位置に徐々に変化し、前記補助矯正装置は、実際の歯科矯正のニーズに応じて、形状、サイズ、および位置を変更することができ、または、実際の歯科矯正のニーズに応じて、異なる補助矯正装置を交換して、所望の歯科矯正効果を達成する。
上記の実施形態は、必要に応じて自由に組み合わせることができることに留意されたい。上記は、本願のいくつかの実施形態であるが、当業者にとって、本願の原理から逸脱することなく、いくつかの改善および修正を行うことができ、それらの改善および修正も本願の保護範囲と見なされるべきである。

Claims (13)

  1. シェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置であって、機能部品(10)と前記機能部品(10)と分割的に設置された保持部品(20)とを含み、前記保持部品(20)と前記機能部品(10)とは接続され、ここで、前記機能部品(10)と前記保持部品(20)の少なくとも1つが前記シェル型歯科矯正器具(3)を通過し、且つ前記機能部品(10)を前記シェル型歯科矯正器具(3)に保持し、前記機能部品(10)は前記シェル型歯科矯正器具(3)の外表面に設けられることを特徴とするシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  2. 前記機能部品(10)は、フック機能を有する牽引部材(4)、舌の習慣を改善するための舌刺し(5)、または咬合を開くための部材であることを特徴とする請求項1に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  3. 前記機能部品(10)がフック機能を有する牽引部材(4)である場合、前記牽引部材(4)は、牽引ロッド(401)、制限部材(402)およびベース(403)を含み、前記牽引ロッド(401)は、前記制限部材(402)と前記ベース(403)との間に設置され、前記ベース(403)は、前記シェル型歯科矯正器具(3)の唇側に隣接して設置され、前記ベース(403)と接続された前記牽引ロッド(401)の端部は、唇側の歯の表面と垂直的に設置され、前記牽引ロッド(401)の前記ベース(403)から離れた端は自由端で、前記制限部材(402)は、前記牽引ロッド(401)の前記自由端に設置され、且つ前記牽引ロッド(401)と一緒に制限溝(404)を形成することを特徴とする請求項2に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  4. 前記牽引ロッド(401)は、特定の角度で設置されたフック状の構造であり、前記ベース(403)と前記牽引ロッド(401)と接続された端は接続端で、前記牽引ロッド(401)と前記ベース(403)の接続端は、前記唇側の歯の表面と垂直になり、前記牽引ロッド(401)の自由端と前記唇側の歯の表面とは、特定の角度で設置されることを特徴とする請求項3に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  5. 前記機能部品(10)の前記シェル型歯科矯正器具(3)の唇側に隣接する面は、唇側面の歯列弓曲線と一致する曲面であることを特徴とする請求項1-4のいずれかの1項に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  6. 前記機能部品(10)の前記シェル型歯科矯正器具(3)に隣接する唇側には、前記保持部品(20)と接続された第1マッチングピース(101)がさらに設けられることを特徴とする請求項1-4のいずれかの1項に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  7. 前記保持部品(20)は、リテーナー(201)と接続部品(202)とを含み、前記接続部品(202)の一端は前記リテーナー(201)と接続され、前記接続部品(202)の他端には、前記第1マッチングピース(101)と接続された第2マッチングピース(203)が設けられることを特徴とする請求項6に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  8. 前記第1マッチングピース(101)と前記第2マッチングピース(203)は、オス-メス構造マッチング接続であることを特徴とする請求項7に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  9. 前記オス-メスマッチング接続構造は、ネジ接続、スナップ接続、ほぞ穴接続、磁気接続、または接着接続の構造であることを特徴とする請求項8に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  10. 前記機能部品(10)が咬合を開くための部品である場合、前記咬合を開くための部品は、顎パッド部品またはフラットガイド部品であることを特徴とする請求項2に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  11. 前記保持部品(20)が前記シェル型歯科矯正器具(3)を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具(3)との相対的な回転を防ぐための非円形構造であり、前記保持部品(20)が前記シェル型歯科矯正器具(3)を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具(3)に設置された開口部と一致して設置され、
    または、前記機能部品(10)が前記シェル型歯科矯正器具(3)を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具(3)との相対的な回転を防ぐための非円形構造であり、前記機能部品(10)が前記シェル型歯科矯正器具(3)を通過する断面は、シェル型歯科矯正器具に設置された開口部と一致して設置されることを特徴とする請求項1-10のいずれかの1項に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置。
  12. シェル型歯科矯正器具であって、シェル型歯科矯正器具本体と、請求項1-11のいずれかの1項に記載のシェル型歯科矯正器具用の補助矯正装置とを含むことを特徴とするシェル型歯科矯正器具。
  13. 歯科矯正システムであって、矯正ステップを実行するものであり、ここで、矯正ステップを実行するものの少なくとも1つには、請求項12に記載のシェル型歯科矯正器具を含むことを特徴とする歯科矯正システム。

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