JP3096326U - イビキ防止パジャマ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】イビキを防止用のパジャマであって、常に横向
きの姿勢で寝られることにより、イビキをかかないで熟
睡が得られるパジャマを提供する。 【解決手段】パジャマの上衣の背中の中央に空気袋を設
け、これによって常に横向きの姿勢で寝ることができ
る。このためイビキをかくことなく熟睡できて健康的
で、しかも周囲に対しても迷惑をかけることがなくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、睡眠中のイビキを防止するために考案したパジャマに関する。 【０００２】 【従来の技術】 イビキ（鼾）は睡眠中に弛緩した軟口蓋が呼吸気の気流で振動しておこるとい われている。扁桃肥大や肥満などの人は咽頭腔が狭くなってイビキがかき易くな るもので、一般にイビキのかき易い人は姿勢を仰向けで寝た時に咽頭腔が圧迫さ れてイビキが起る。したがって横向きに直した場合は、イビキが止るとされてい る。 【０００３】 そしてイビキの強いときは無呼吸状態となることがあり危険を伴うことがあり 、このためイビキ防止用の枕などが考案されている。 【０００４】 【考案が解決しようとする課題】 しかし、この枕は頭を横向きにさせるものであって、睡眠中に枕が外れてしま えばその効果も消えて再びイビキが起り目的を達することができない。 【０００５】 【課題が解決するための手段】 考案者は、上記点に鑑み鋭意研究を重ねた結果本考案に到達したものであって 、本考案は、パジャマの背中の中央に空気袋を介入してこの空気袋を膨らませる ことによって寝る姿勢が常に横向きになって寝られ、しかも空気袋であるため柔 らかく抵抗がなく寝付くことができ、イビキをかくこともなくなる。 【０００６】 【考案の実施の形態】 添付図面により本考案の実施の形態を説明すると、図１はパジャマの上衣の裏 面、即ち背中部分に当る平面図であり、符号（２）は背中地を示している。本考 案は、この背中に当る中央に縦長のポケット状部（３）を形成し、このポケット （３）の中に空気袋（４）を挿入して形成するものである。 【０００７】 図２は図１の背中部分のＸ−Ｘ断面図であって、パジャマ地（２）にポケット 状部（３）を設け、この中に空気袋（４）を介在するものであって、この空気袋 （４）を寝る前に膨らませてポケット（３）内に納めて眠りにつく。空気袋（４ ）は背中の中央に当っているため、寝る姿勢が右向きの好む人は右向きに、左向 きの好む人は常に左向きになったまま眠れるため途中イビキをかくことがなくな る。 【０００８】 そして背中に当るものが空気袋であるため違和感がなく、特に睡眠の妨げにな らない。図３（１）はパジャマの上衣を示している。なお、符号（５）は空気を 吹き込む逆止弁である。 【０００９】 空気袋（３）は、ゴム製であっても、ビニール製であってもよいが、体重がか かることを考えて丈夫なものが必要であり、縦長に成形されている方が姿勢を安 定させる。また背中地（２）に設けるポケット部（３）については、これに限る ことなく、袋体として別に形成しても同様の効果がある。そして、この空気袋（ ３）は挿脱自在であるため不要のときはパジャマから外せば通常のパジャマとし て使用できることは勿論である。 【００１０】 【考案の効果】 上述のように本考案のイビキ防止パジャマは、背中の部分に空気袋であるため 当りが柔かく、また背中の中央に縦長に当るため、安定した横向き姿勢が保たれ てイビキのかかない静かな睡眠が期待できるため熟睡が得られて健康的であり、 しかも周りの人達にも迷惑をかけないという画期的効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】 【図１】パジャマ背中の正面図 【図２】ゴム袋部分の断面図 【図３】上衣の正面図 【符号の説明】 （１）…パジャマの表 （２）…パジャマの裏 （３）…背中のポケット （４）…空気袋 （５）…空気吹込口

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】パジャマの上衣の背中の裏面中央に細長い
   空気袋を介在したことを特徴としたイビキ防止パジャ
   マ。