JP3096097U - カップ入りアルコール飲料 - Google Patents

カップ入りアルコール飲料

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裕之 鈴木
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株式会社大岡屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙コップ容器の構造を簡素化し、紙コップ内
に必要に応じ副材料やつまみ等も同時に簡単かつ容易に
収容でき、使用感に優れ、楽しいカップ入りアルコール
飲料を提供するものである。また同時に、この考案は、
製造が容易で、従来の製造ラインをそのまま使用でき、
コスト的にも有利なカップ入りアルコール飲料を提供す
る。 【解決手段】 アルコール飲料51を合成樹脂製袋52
内に封入したアルコール飲料袋50が紙コップ11内に
収容され、蓋部15によって密封されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はカップ入りアルコール飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から1杯分のカップ容器内に日本酒等を充填したカップ入りアルコール飲 料が広く用いられている。この種のカップ入りアルコール飲料は持ち回しがよく いつでもどこでも手軽に飲むことができるので、旅行等の戸外のみならず広く一 般家庭においても愛用されている。
【0003】 ところで、従来のこの種アルコール飲料の容器としては、ガラス製品であった り、あるいはアルミニウムやスチール製品が多用されているが、近年紙コップ容 器を主体とするものが見直されつつある。しかし、容器内には液体である飲料が 直接封入されるものであるから、単なる紙製のコップでは保管流通等に問題があ るので、一般にはアルミやプラスチックを内貼りした複合材料が用いられている 。しかしながら、このような複合材料からなるものにあっては、容器のリサイク ルあるいは廃棄物の分別処理上多くの問題があり、なるべく用いたくないという 要請がある。
【0004】 一方、例えば焼酎のように、所定の比率でお湯割をすることを前提として、容 器容量に対して所定割合量(例えば60%)のアルコール飲料を封入した製品が 開発されているが(例えば本考案者による特願平11−81568号)、この場 合には容器内に多くの空間が作出され、輸送時等に内部の液体が踊ったりするの で使用感が今一良くないという問題があった。また、この空間を利用して梅干な どの副材料を同封する場合にも、蓋部に収納凹部を作る必要があるなど、構造的 にも複雑となる嫌いがあった。
【0005】 本考案者は、上のような状況に鑑み、アルコール飲料をあらかじめ合成樹脂製 袋内に封入しこれを紙コップ内に収容するという、いわば二重構造とすることに よって、紙コップをアルミやプラスチックで被覆する必要もなく、また、所定割 合量の飲料であっても内部で踊ることもなく、さらに副材料等も簡単に同封が可 能となることを見出した。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従って、この考案は、紙コップ容器の構造を簡素化し、紙コップ内に必要に応 じ副材料やつまみ等も同時に簡単かつ容易に収容でき、使用感に優れ、楽しいカ ップ入りアルコール飲料を提供するものである。また同時に、この考案は、製造 が容易で、従来の製造ラインをそのまま使用でき、コ+スト的にも有利なカップ 入りアルコール飲料を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、アルコール飲料を合成樹脂製袋内に封入したア ルコール飲料袋が紙コップ内に収容され、蓋部によって密封されていることを特 徴とするカップ入りアルコール飲料に係る。
【0008】 請求項2の考案は、請求項1において、前記紙コップが一回分の所定容量を有 するもので、前記アルコール飲料が前記紙コップの所定容量に対する所定割合量 で前記合成樹脂製袋内に封入されているカップ入りアルコール飲料に係る。
【0009】 請求項3の考案は、請求項1又は2において、さらに、前記アルコール飲料と 同時に使用される副材料が前記紙コップ内に収容されているカップ入りアルコー ル飲料に係る。
【0010】 請求項4の考案は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、さらに、つまみが 前記紙コップ内に収容されているカップ入りアルコール飲料に係る。
【0011】 請求項5の考案は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記蓋部に凹部が 形成されていて、該凹部に副材料又はつまみが収容されているカップ入りアルコ ール飲料に係る。
【0012】 請求項6の考案は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記アルコール飲 料が焼酎等の蒸留酒又はウィスキー若しくはブランデーのいずれかであるカップ 入りアルコール飲料に係る。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案のカップ入りアルコール飲料の一実施例を示す断面図、図2は この考案の他の実施例を示す断面図、図3はさらに別の実施例を示す断面図であ る。
【0014】 図1に図示したように、この考案のカップ入りアルコール飲料10は、アルコ ール飲料51を合成樹脂製袋52内に封入したアルコール飲料袋50が紙コップ 11内に収容され、蓋部15によって密封されてなるものである。
【0015】 紙コップ11は、通常そのままで1杯分の容器となるものが好ましく、容量と しては概ね180ccから360cc程度であるが、所望の容量とすることがで きる。この紙コップ11は廃棄性や焼却性等を考慮して紙を主体とするものが用 いられ、特に、紙の表面をポリエチレン等によりコーティングして、耐液性やガ スバリア性を向上させたものも好ましく用いられる。なお、この紙コップ11の 外側面12の印刷表示を従来の油性インクに代え水性インクを用いるようにすれ ば、廃棄や焼却上さらに好ましい。
【0016】 紙コップ11の口部13は、蓋部15によって覆われている。蓋部15は、紙 を主体とするものあるいはポリスチレン等の合成樹脂よりなり、紙コップ11内 部のアルコール飲料袋50を収容し、かつ口部13を清潔に保つ。なお、蓋部1 5に紙コップ11の底部16と合致する窪み部17を形成して積み重ね可能とす ると、輸送および陳列上有利である。
【0017】 アルコール飲料袋50の合成樹脂製袋52は、透明でガスバリア性を有する合 成樹脂フィルムからなるものが望ましく、例えば商品名「GL―フィルム」(凸 版印刷製)等が好ましく使用される。合成樹脂性袋52は通常の変形自在な袋形 状のほか、底面部を有するいわゆるパウチ形状であってもよい。アルコール飲料 袋50には開封容易な注出口53を設けると便利である。
【0018】 請求項2に示すように、前記紙コップ11を一回分の所定容量を有するものと し、かつ前記アルコール飲料袋50内のアルコール飲料51を前記紙コップ11 の所定容量に対する所定割合量として封入した場合には、一定のアルコール割飲 料を手早く確実に作ることができる。実施例のアルコール飲料袋50内に封入さ れているアルコール51は紙コップ11の所定容量(約200cc)の約60% 分(120cc)である。紙コップ11の残余の40%分の容積に使用者が好む ところのお湯やウーロン茶あるいは水や炭酸水やジュース等の飲料を注ぎ入れて 、例えば焼酎のお湯割やウーロン割、ソーダ割等、好みの最もおいしいアルコー ル割飲み物とすることができる。この例では6対4の割り比率を標準としている が、紙コップ11に標準割(6対4)の目盛19aや濃口、薄口等の表示19b を付して、お湯等の加減をできるようにしてもよい。
【0019】 図2に示すものは、紙コップ内11に、前記アルコール飲料51と同時に使用 される副材料56を合成樹脂製袋57内に封入した副材料袋55が収容されてい るものである(請求項3の考案)。図示した副材料56は例えば梅干しである。 また、紙コップ11内には、さらに、つまみ61が合成樹脂製袋62内に封入さ れたつまみ袋60を収容してもよい(請求項4の考案)。図2おいて、図1と共 通符号は同一構成を表す。
【0020】 図3は、請求項5の考案として規定したように、蓋部20に凹部25が形成さ れていて、該凹部25につまみ61をそのまま、または合成樹脂製袋62内に封 入したつまみ袋60として収容した例である。図の符号26は凹部25の蓋体で 、27は剥離用突起である。 この凹部25にはつまみのほか、前記副材料を収容してもよいし、またその他 の景品(おまけ)等を収容してもよい。なお、この凹部25を有する蓋部20は 、紙コップ11から取り外してつまみ入れや小皿として利用できる。
【0021】 この考案で示すアルコール飲料51は、請求項6の考案として規定したように 、焼酎等の蒸留酒又はウィスキー若しくはブランデーのいずれかが好ましく用い られる。これらは、前記したお湯、ウーロン茶、水、炭酸水やジュース等の飲料 により割ることでよりおいしく楽しめるアルコールである。
【0022】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案のカップ入りアルコール飲料によれば、 アルコール飲料があらかじめ合成樹脂製袋内に封入されこれが紙コップ内に収容 された、いわば二重構造とされているものであるから、紙コップの強度や耐液性 や耐久性等のために従来のようにアルミやプラスチック等の複合材料で被覆する 必要がなくなる。これによって、紙コップ容器の構造を簡素化することができ、 その廃棄や焼却も容易となる。
【0023】 また、アルコール飲料が合成樹脂製袋内に封入されてコップ内に収容されてい るので、安定的で座りがよく、所定割合量の飲料であっても内部で踊ることもな く、使用感もよい。
【0024】 また、紙コップ内には、アルコール飲料袋のほかに、必要に応じて副材料やつ まみあるいは他の景品(おまけ)等も同封することができ、カップ入りアルコー ル飲料としての利便性及び楽しさが増す。
【0025】 また、本件考案のカップ入りアルコール飲料の製造に際しては、特別な製造装 置やラインを製作する必要がなく、従来のものをそのまま使用することができる ため、コスト的に有利である。
【0026】 さらに、この考案のカップ入りアルコール飲料にあっては、使用後におけるゴ ミの分別が煩わしくなく、廃棄や焼却が容易で、環境問題対策に役立つ。その他 、カップの材料が紙であるため軽量であるから、輸送及び作業上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のカップ入りアルコール飲料の一実施
例を示す断面図である。
【図2】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図3】この考案のさらに別の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 カップ入りアルコール飲料 11 紙コップ 15 蓋部 20 蓋部 25 凹部 50 アルコール飲料袋 51 アルコール飲料 52 合成樹脂製袋 55 副材料袋 56 副材料 57 合成樹脂製袋 60 つまみ袋 61 つまみ 62 合成樹脂製袋

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコール飲料を合成樹脂製袋内に封入
    したアルコール飲料袋が紙コップ内に収容され、蓋部に
    よって密封されていることを特徴とするカップ入りアル
    コール飲料。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記紙コップが一回
    分の所定容量を有するもので、前記アルコール飲料が前
    記紙コップの所定容量に対する所定割合量で前記合成樹
    脂製袋内に封入されているカップ入りアルコール飲料。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、さらに、前記
    アルコール飲料と同時に使用される副材料が前記紙コッ
    プ内に収容されているカップ入りアルコール飲料。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    さらに、つまみが前記紙コップ内に収容されているカッ
    プ入りアルコール飲料。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記蓋部に凹部が形成されていて、該凹部に副材料又は
    つまみが収容されているカップ入りアルコール飲料。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記アルコール飲料が焼酎等の蒸留酒又はウィスキー若
    しくはブランデーのいずれかであるカップ入りアルコー
    ル飲料。
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