JP3095894U - 電解槽ユニット及び該電解槽ユニットを用いた電解槽 - Google Patents
電解槽ユニット及び該電解槽ユニットを用いた電解槽Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】本考案は、電気分解に伴って発生する熱の放熱
対策を改良し長時間の連続運転に適し、例えば酸素と水
素の混成ガスを連続して大量に発生させるのに好適な電
解槽ユニットを提供する。 【解決手段】本考案の電解槽ユニットは、電解液10を
収納する箱型状の本体2と、この本体2に設けられ本体
内部に電解室3を形成する一対の端部電極4,5及びこ
の一対の端部電極4,5間に配置した複数の電極6から
なる複極式電極部7とを備え、前記電解液10を電気分
解し、水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニ
ット1であって、前記複極式電極部7の一対の端部電極
4,5及び複数の電極6における電解液10に接する箇
所に、これら一対の端部電極4,5及び複数の電極6に
各々穿設した複数の対流孔14からなり前記電解液を本
体内で対流させる対流機構を設けたものである。
対策を改良し長時間の連続運転に適し、例えば酸素と水
素の混成ガスを連続して大量に発生させるのに好適な電
解槽ユニットを提供する。 【解決手段】本考案の電解槽ユニットは、電解液10を
収納する箱型状の本体2と、この本体2に設けられ本体
内部に電解室3を形成する一対の端部電極4,5及びこ
の一対の端部電極4,5間に配置した複数の電極6から
なる複極式電極部7とを備え、前記電解液10を電気分
解し、水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニ
ット1であって、前記複極式電極部7の一対の端部電極
4,5及び複数の電極6における電解液10に接する箇
所に、これら一対の端部電極4,5及び複数の電極6に
各々穿設した複数の対流孔14からなり前記電解液を本
体内で対流させる対流機構を設けたものである。
Description
本考案は、電気分解により水素と酸素の混成ガス(学名/通称;ブラウンガス
)を発生する複極式の電解槽ユニット及び電解槽ユニットを用いた電解槽に関す
るものである。
従来、複数枚の電極を備えた複極式の電解槽として、複数枚の電極板をスペー
サを用いて等間隔で列設して電極部を構成し、この電極部を電解液を収納する箱
体内に収納し、電極部に給電端子を接続したものが知られている(例えば特許文
献1)。
【特許文献1】
特開2002−186970号公報
しかしながら、従来の電解槽の場合、単に複数枚の電極板をスペーサを用いて
等間隔で列設て電極部を構成しているので、電気分解に伴って発生する熱の放熱
対策が充分でなく、このため長時間の連続運転が困難であるという問題があった
。
本考案は、上述した従来の実情に鑑み開発されたものであり、電気分解に伴っ
て発生する熱の放熱対策を改良し長時間の連続運転に適し、例えば酸素と水素の
混成ガスを連続して大量に発生させるのに好適な電解槽ユニット及び電解槽ユニ
ットを用いた電解槽を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の考案は、電解液を収納する箱型状の本体と、この本体に設けら
れ本体内部に電解室を形成する複極式電極部とを備え、前記電解液を電気分解し
、水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニットであって、前記複極式電
極部の電解液に接する箇所に電解液を本体内で対流させる対流機構を設けたこと
を特徴とするものである。
請求項1記載の考案によれば、複極式電極部の電解液に接する箇所に電解液を
本体内で対流させる対流機構を設けているので、電解液の電気分解に伴って発生
する熱は本体内部で電解液の対流により冷却されることになり、熱の放熱対策が
万全となって長時間の連続運転に適し、例えば酸素と水素の混成ガスを連続して
発生させることができる。
請求項2記載の考案は、電解液を収納する箱型状の本体と、この本体に設けら
れ本体内部に電解室を形成する一対の端部電極及びこの一対の端部電極間に配置
した複数の電極からなる複極式電極部とを備え、前記電解液を電気分解し、水素
と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニットであって、前記複極式電極部の
一対の端部電極及び複数の電極における電解液に接する箇所に、これら一対の端
部電極及び複数の電極に各々穿設した複数の対流孔からなり前記電解液を本体内
で対流させる対流機構を設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の考案によれば、複極式電極部の電解液に接する箇所に電解液を
本体内で対流させる複数の対流孔からなる対流機構を設けているので、電解液の
電気分解に伴って発生する熱は本体内部で電解液の対流により冷却されることに
なり、熱の放熱対策が万全となって長時間の連続運転に適し、例えば酸素と水素
の混成ガスを連続して発生させることができる。
請求項3記載の考案は、電解液を収納する箱型状の本体と、この本体に設けら
れ本体内部に電解室を形成する一対の端部電極及びこの一対の端部電極間に配置
した複数の電極からなる複極式電極部とを備え、前記電解液を電気分解し、水素
と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニットであって、前記複極式電極部の
一対の端部電極及び複数の電極における電解液に接する箇所に、これら一対の端
部電極及び複数の電極に各々穿設した複数の対流孔からなり前記電解液を本体内
で対流させる対流機構を設けるとともに、前記本体の外壁面に放熱板を備えるこ
とを特徴とするものである。
請求項3記載の考案によれば、請求項2記載の考案の作用に加えて、前記本体
の外壁面に放熱板を備えているので、熱の放熱対策がより万全となって長時間の
連続運転により好適であり、例えば酸素と水素の混成ガスを連続して発生させる
ことができる。
請求項4記載の考案の電解槽は、電解液を収納する箱型状の本体と、この本体
に設けられ本体内部に電解室を形成する複極式電極部とを備え、前記複極式電極
部の電解液に接する箇所に電解液を本体内で対流させる対流機構を設けて構成さ
れ、前記電解液を電気分解し、水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニ
ットを、混成ガスを外部へ排出するガス排出部及び電解液供給管路を介して複数
個列設配置したことを特徴とするものである。
請求項4記載の考案によれば、請求項1記載の電解槽ユニットを、混成ガスを
外部へ排出するガス排出部及び電解液供給管路を介して複数個列設配置している
ので、熱の放熱対策が万全となり長時間の連続運転に適し、例えば酸素と水素の
混成ガスを連続して大量に発生させることができる電解槽を提供できる。
請求項5記載の考案の電解槽は、電解液を収納する箱型状の本体と、この本体
に設けられ本体内部に電解室を形成する一対の端部電極及びこの一対の端部電極
間に配置した複数の電極からなる複極式電極部とを備え、前記複極式電極部の一
対の端部電極及び複数の電極における電解液に接する箇所に、これら一対の端部
電極及び複数の電極に各々穿設した複数の対流孔からなり前記電解液を本体内で
対流させる対流機構を設けて構成され、前記電解液を電気分解し、水素と酸素ガ
スの混成ガスを取り出す電解槽ユニットを、混成ガスを外部へ排出するガス排出
部及び電解液供給管路を介して複数個列設配置したことを特徴とするものである
。
請求項5記載の考案によれば、請求項2記載の電解槽ユニットを、混成ガスを
外部へ排出するガス排出部及び電解液供給管路を介して複数個列設配置している
ので、請求項4記載の考案の電解槽と同様、熱の放熱対策が万全となり長時間の
連続運転に適し、例えば酸素と水素の混成ガスを連続して大量に発生させること
ができる電解槽を提供できる。
請求項6記載の考案の電解槽は、電解液を収納する箱型状の本体と、この本体
に設けられ本体内部に電解室を形成する一対の端部電極及びこの一対の端部電極
間に配置した複数の電極からなる複極式電極部とを備え、前記複極式電極部の一
対の端部電極及び複数の電極における電解液に接する箇所に、これら一対の端部
電極及び複数の電極に各々穿設した複数の対流孔からなり前記電解液を本体内で
対流させる対流機構を設け、前記本体の外壁面に放熱板を備えた電解槽ユニット
を、混成ガスを外部へ排出するガス排出部及び電解液供給管路を介して複数個列
設配置したことを特徴とするものである。
請求項6記載の考案によれば、請求項5記載の考案の作用に加えて、本体の外
壁面に放熱板を備えているので、熱の放熱対策がより万全となって長時間の連続
運転により好適であり、例えば酸素と水素の混成ガスを連続して大量に発生させ
ることができる電解槽を提供できる。
以下に本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1に示す本実施の形態の電解槽ユニット1は、水素、酸素を含む電解液10
を内部において電解液レベルLの位置まで収納するとともに垂直配置される箱型
状の本体2と、この本体2に設けられ本体内部に電解室3を形成する例えばステ
ンレス等からなる一対の矩形の端部電極4,5及びこの一対の端部電極4,5間
に互いに間隔を隔て平行配置した例えばステンレス等製で矩形薄板状の例えば6
枚の電極6からなる複極式電極部7とを備えている。
複極式電極部7を構成する一対の端部電極4,5は、図1に示すように、本体
2の中央部を垂直方向に貫く状態で、且つ、相互間に図2に示す矩形枠状に形成
したゴム製の絶縁体8を介在させる状態で、ボルト11、ナット12により所定
の間隔(絶縁体8の板厚)をもって本体2と一体的に取り付けられている。
複極式電極部7を構成する例えば6枚の電極6は、一対の端部電極4,5の間
で、且つ、前記絶縁体8の内周部に沿って矩形状に配置したエポキシ樹脂等から
なる内部絶縁体13により互いに間隔を隔て平行配置に支持されている。すなわ
ち、内部絶縁体13の矩形を呈する内周部全体に6条の連続溝を平行配置に設け
、各連続溝に各電極6の外周部を嵌め込んでいる。
複極式電極部7は、更に、前記一対の端部電極4,5及び各電極6に各々穿設
した複数の対流孔14及び対流孔15からなり、前記電解液10を本体2内で対
流させる対流機構を備えている。前記対流孔14及び対流孔15は、いずれも電
解液レベルLよりも下側の位置となるように穿設している。
前記本体2内には、一対の端部電極4,5で囲まれる電解室3の他に、一対の
端部電極4,5の外側の電解液冷却室16、電解液レベルLよりも上側の混成ガ
ス取出室17が形成されている。
そして、混成ガス取出室17に臨む配置で前記一対の端部電極4,5及び各電
極6に各々ガス孔18及びガス孔19を穿設している。更に、電極6の下部両隅
には、電解液流通用の切欠部6aが設けられている。
前記絶縁体8の外周部には、図2に示すように、本体2内の電解液10に連通
しその液面レベルを検知するためのレベルゲージ24及び電解液10の温度検出
用の温度センサ25を取り付けている。なお、図2中、8aは絶縁体8に設けた
ボルト挿通孔である。
また、前記本体2には、図1に示すように、電解液流入孔20、電解液流出孔
21、電解液排出孔(ドレイン孔)22が設けられている。更に、本体2の上部
には、混成ガス取出室17内の過圧を防止する減圧バルブ23が取り付けられて
いる。
次に、本実施の形態の電解槽ユニット1を用いた電解槽50の概略構成につい
て図3を参照して説明する。
この電解槽50は、前記構成の電解槽ユニット1を、混成ガスを外部へ排出す
るために前記混成ガス取出室17に連通したガス排出部51及び前記電解液流入
孔20に連通した電解液供給用の電解液供給管路52を介して複数個(本実施の
形態では例えば4個)水平方向に列設配置したものである。
なお、電解槽50は、図示していないが一対の端部電極4,5に直流電圧を供
給するための電極端子及び電源装置を具備し、更に、図示していないが前記電解
液排出孔22に取り付けた排出バルブ等を具備している。
上述した構成の電解槽ユニット1及び電解槽50において、各電解槽ユニット
1の電解室3における一対の端部電極4,5に所定の電圧を加えて電流を流すと
、前記複極式電極部7による電解作用で電解室3内で電解液10の電気分解が発
生し、電解液10内に電子が流出して電解液10に混合している水が分解され、
水素ガスと酸素ガスが発生する。
この水素ガスと酸素ガスの混成ガス(学名/通称;ブラウンガス)は、前記ガ
ス孔18、ガス孔19から混成ガス取出室17に至り、更に、ガス排出部51に
よって外部に取り出され、エネルギーガスとして利用に供される。
一方、前記水素ガスと酸素ガスの混成ガスが発生するときに、電解室3内の電
解液10が加熱され、著しく効率が落ちるのが通常であるが、本実施の形態では
複極式電極部7に、前記対流孔14及び対流孔15からなり、前記電解液10を
本体2内の電解室3、電解液冷却室16間で対流循環させる対流機構を備えてい
るので、加熱した電解液10を効率よく冷却し電気分解に供することができ、冷
却効率の向上、混成ガスの発生効率の低下防止を図り、長時間運転が可能となる
電解槽50全体として大量の混成ガスを得ることができる。
特に、前記電解槽ユニット1を多連とした電解槽50によって、電解槽ユニッ
ト1の個数を適宜増やすことで、稼働時の取扱いの容易さ及び効率化を実現する
ことができ、幅広い用途に対応することができる。
図4は前記電解槽ユニット1の変形例である電解槽ユニット1Aを示すもので
あり、基本的構造は前記電解槽ユニット1と同様であるが、本体2の垂直両壁面
に支持部材31を介してアルミニュウム板等からなる冷却板30を取り付けたこ
とが特徴である。
この電解槽ユニット1Aの構成を電解槽50に採用すれば、各電解室3内の電
解液10の電気分解時に発生する熱を各々の冷却板30より効率的に放熱し、電
気分解に供することができ、全体として冷却効率の更なる向上、混成ガスの発生
促進を図り、一層長時間運転が可能となる。
上述した本実施の形態の電解槽ユニット1又は電解槽ユニット1Aを使用した
電解槽50の用途としては、加工機器関係として、例えば、ガス溶接機器、鉄板
切断機、彫金、宝石加工、アクリル加工、ガラス加工への用途があり、また、ガ
スエネルギー機器関係として、ゴミ焼却、熱交換器、エンジン(内燃機関)、ガ
スヒータ、ガスタービン、ポンプ、発電機、蓄電装置への用途がある。
更に、上述した本実施の形態の電解槽ユニット1又は電解槽ユニット1Aを使
用した電解槽50の用途としては、複合エネルギー供給機器関係として、例えば
、電気エネルギー、ガスエネルギーとしての用途がある。
本考案によれば、熱の放熱対策が万全となって長時間の連続運転に適し、例え
ば酸素と水素の混成ガスを連続して発生させることができる電解槽ユニットを提
供できる。
また、本考案によれば、熱の放熱対策が万全となって長時間の連続運転に適し
、例えば酸素と水素の混成ガスを連続して大量に発生させることができる電解槽
を提供できる。
【図1】本考案の実施の形態の電解槽ユニットを示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】本考案の実施の形態の電解槽ユニットの絶縁
体、内部絶縁体、電極の平面図である。
体、内部絶縁体、電極の平面図である。
【図3】本考案の実施の形態の電解槽ユニットを使用し
た電解槽の概略構成図である。
た電解槽の概略構成図である。
【図4】本考案の実施の形態の電解槽ユニットの変形例
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
1 電解槽ユニット
1A 電解槽ユニット
2 本体
3 電解室
4 端部電極
5 端部電極
6 電極
6a 切欠部
7 複極式電極部
8 絶縁体
10 電解液
11 ボルト
12 ナット
13 内部絶縁体
14 対流孔
15 対流孔
16 電解液冷却室
17 混成ガス取出室
18 ガス孔
19 ガス孔
20 電解液流入孔
21 電解液流出孔
22 電解液排出孔
23 減圧バルブ
24 レベルゲージ
25 温度センサ
30 冷却板
31 支持部材
50 電解槽
51 ガス排出部
52 電解液供給管路
Claims (6)
- 【請求項1】電解液を収納する箱型状の本体と、この本
体に設けられ本体内部に電解室を形成する複極式電極部
とを備え、前記電解液を電気分解し、水素と酸素ガスの
混成ガスを取り出す電解槽ユニットであって、 前記複極式電極部の電解液に接する箇所に電解液を本体
内で対流させる対流機構を設けたことを特徴とする電解
槽ユニット。 - 【請求項2】電解液を収納する箱型状の本体と、この本
体に設けられ本体内部に電解室を形成する一対の端部電
極及びこの一対の端部電極間に配置した複数の電極から
なる複極式電極部とを備え、前記電解液を電気分解し、
水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニットで
あって、 前記複極式電極部の一対の端部電極及び複数の電極にお
ける電解液に接する箇所に、これら一対の端部電極及び
複数の電極に各々穿設した複数の対流孔からなり前記電
解液を本体内で対流させる対流機構を設けたことを特徴
とする電解槽ユニット。 - 【請求項3】電解液を収納する箱型状の本体と、この本
体に設けられ本体内部に電解室を形成する一対の端部電
極及びこの一対の端部電極間に配置した複数の電極から
なる複極式電極部とを備え、前記電解液を電気分解し、
水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニットで
あって、 前記複極式電極部の一対の端部電極及び複数の電極にお
ける電解液に接する箇所に、これら一対の端部電極及び
複数の電極に各々穿設した複数の対流孔からなり前記電
解液を本体内で対流させる対流機構を設けるとともに、
前記本体の外壁面に放熱板を備えることを特徴とする電
解槽ユニット。 - 【請求項4】電解液を収納する箱型状の本体と、この本
体に設けられ本体内部に電解室を形成する複極式電極部
とを備え、前記複極式電極部の電解液に接する箇所に電
解液を本体内で対流させる対流機構を設けて構成され、
前記電解液を電気分解し、水素と酸素ガスの混成ガスを
取り出す電解槽ユニットを、混成ガスを外部へ排出する
ガス排出部及び電解液供給管路を介して複数個列設配置
したことを特徴とする電解槽。 - 【請求項5】電解液を収納する箱型状の本体と、この本
体に設けられ本体内部に電解室を形成する一対の端部電
極及びこの一対の端部電極間に配置した複数の電極から
なる複極式電極部とを備え、前記複極式電極部の一対の
端部電極及び複数の電極における電解液に接する箇所
に、これら一対の端部電極及び複数の電極に各々穿設し
た複数の対流孔からなり前記電解液を本体内で対流させ
る対流機構を設けて構成され、前記電解液を電気分解
し、水素と酸素ガスの混成ガスを取り出す電解槽ユニッ
トを、混成ガスを外部へ排出するガス排出部及び電解液
供給管路を介して複数個列設配置したことを特徴とする
電解槽。 - 【請求項6】電解液を収納する箱型状の本体と、この本
体に設けられ本体内部に電解室を形成する一対の端部電
極及びこの一対の端部電極間に配置した複数の電極から
なる複極式電極部とを備え、前記複極式電極部の一対の
端部電極及び複数の電極における電解液に接する箇所
に、これら一対の端部電極及び複数の電極に各々穿設し
た複数の対流孔からなり前記電解液を本体内で対流させ
る対流機構を設け、前記本体の外壁面に放熱板を備えた
電解槽ユニットを、混成ガスを外部へ排出するガス排出
部及び電解液供給管路を介して複数個列設配置したこと
を特徴とする電解槽。
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JP2003000677U JP3095894U (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | 電解槽ユニット及び該電解槽ユニットを用いた電解槽 |
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JP2003000677U JP3095894U (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | 電解槽ユニット及び該電解槽ユニットを用いた電解槽 |
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