JP3095835U - シーリングユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】人体を感知する人体検出赤外線センサを搭載し
て、入室した人に対して高密度マイナスイオンを発す
る、健康的な照明用のシーリングを提供する。 【解決手段】ユニットケース１内に、照明器具１０のシ
ーリングインレット１１を係合させる為のアウトレット
部４および天井１３に設置されたシーリングアウトレッ
ト１２に係合させる為のインレット部３を設け、さらに
伸縮手段１４を設けた人体検出赤外線センサー２と負イ
オンを生成する負イオン発生器５および気流１６を起こ
すマイクロファン６と給排ルーバーを備え、これらを制
御する制御基板１５と動作表示としての動作表示ＬＥＤ
を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、室内に入った人体を自動的に感知する人体検出赤外線センサ等を備 え、その感知により負イオン、つまりマイナスイオンを生成して、積極的に健康 に寄与する室内環境を作り出す照明用のシーリングユニットに関するものである 。 【０００２】 【従来の技術】 従来、照明器具を天井などに取付ける手段として、多くは引掛けシーリングを 利用している。しかし徐々にシーリングもただ取付ける手段としてだけでなく、 照明器具の陰の制御装置として工夫を凝らしたものが開発され商品化されてきて いる。近年、実願平５−４１４３２のようにシーリング本体のアダプターケース 内に収容した、赤外線受光センサに赤外線送光器からの赤外光線を受けることに より照明器具の点灯および消灯がリモコンで、遠隔操作できるようにして、その 作動状態は表示ランプにより確認できる構造のものがある。 また最近ではインターネット等の楽天市場の生活あかり館で宣伝されているよう に、エコロジープレートの品名でイオン発生機を搭載してマイナスイオン空気清 浄機として、商品化されている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 しかし、従来の装置は人為的判断で動作するか、人為的な関係なしに動作する ものであった。また照明器具などに隠れてしまう状態では使用出来なかった。 本考案は、このような幾つかの問題を改善する為になされたものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 照明器具（１０）のシーリングインレット（１１）を係合する、アウトレット 部（４）を、シーリング本体であるユニットケース（１）の内面から底面切込部 分に収め、係合箇所を露出状態にして設ける。 【０００５】 そして、天井（１３）に付設した、シーリングアウトレット（１２）に係合す る、インレット部（３）を前記ケースより突出させて設ける。 【０００６】 さらに前記ケース内に照明器具（１０）の外まで伸ばせる、伸縮手段（１４） を取付けた、人体感知用の人体検出赤外線センサ（２）を設け、次に負イオン（ ８）を生成する負イオン発生器（５）を適当なる位置に設ける。 【０００７】 また気流（１６）を生み出す、マイクロファン（６）を設け、この気流（１６ ）の進入側および排出側の前記ケースに直接、給排ルーバー（９）を加工して設 ける。 【０００８】 最後にこれらを制御する制御基板（１５）と動作確認ができる動作表示ＬＥＤ （７）を装着する。なお前記ＬＥＤはイルミネーションにする事も可能である。 本考案は、以上のような構成よりなるシーリングユニットである。 【０００９】 【考案の実施の形態】 図１、図２で示す通りシーリング本体のユニットケース（１）はコンパクトに 形成されている。ケースは汎用プラスチック材料等で成型するのがより好ましい 。 図３のごとく照明器具（１０）のシーリングインレット（１１）を係合させる 為に図２に示す、前記ユニットケースの底面切込部分にアウトレット部（４）を 収容固定する。以下、図３のごとく、天井（１３）に付設されているシーリング アウトレット（１２）に係合する、インレット部（３）を前記ケースに固定して 、突出させて設ける。次に、前記ケースより照明器具（１０）の外まで伸ばせる 、伸縮手段（１４）を備える。これは大きな照明器具やその他障害物等に隠れて 、センサが動作しなくなる事を防ぐためである。この伸縮手段（１４）の先端に 人体を感知して検出する、人体検出赤外線センサ（２）を設ける。このセンサは 周囲との温度差のある、人体が動く際におこる赤外線の変化を検出するのである 。この検出信号を受けていろいろ制御させる、制御基板（１５）を設ける。 さらに負イオン（８）を生成する、負イオン発生器（５）を設け、そして空気 循環のサーキュレーターとして、マイクロファン（６）を適当なる位置に取付け る、また前記ケースには予め気流（１６）の進入側と排出側に給排ルーバー（９ ）が設けてある。またこれらの動作確認としての動作表示ＬＥＤ（７）等を目視 出来る位置に装着する。この動作表示ＬＥＤ（７）をイルミネーションに進化さ せる事も可能である。 【００１０】 【実施例】 本考案は以上のような構成であり、図４のごとく室内に人が入ってくると、人 体検出赤外線センサ（２）が人体を検知して、マイクロファン（６）および負イ オン発生器（５）が作動して気流（１６）と共に負イオン（８）が、室内空間に 広がってほど良い、マイナスイオン空気環境になるのである。もちろんこれらの 構成は照明器具等の点滅やその他の制御にも応用出来る。 【００１１】 【考案の効果】 １．照明器具のサイズや、その他シーリング周りの障害物に左右されずに利用 できる。 ２．人が室内に入った時に、自動的に作動する。 ３．本装置により高密度マイナスイオンが室内に放射されて、人体の細胞膜に あるイオンチャンネルの働きによる、カチオン効果（ナトリウム、カリウ ム、カルシウム等のイオン交換作用）により酸性化している血液を、弱ア ルカリ性にして、体の細胞を活性化すると共に、自律神経等の神経機能の バランスを良く保ってくれる、このような健康環境を生み出す。 ４．高密度マイナスイオンの作用とサーキュレーション効果と共に、室内空気 を清浄化する。 ５．構造が極めてシンプルであるので、ローコストに生産可能であり、多様な デザインも容易に期待できる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の斜視図である。 【図２】本考案の底面斜視図である。 【図３】本考案の使用断面図である。 【図４】本考案の実施図である。 【符号の説明】 １ ユニットケース ２ 人体検出赤外線センサ ３ インレット部 ４ アウトレット部 ５ 負イオン発生器 ６ マイクロファン ７ 動作表示ＬＥＤ ８ 負イオン ９ 給排ルーバー １０ 照明器具 １１ シーリングインレット １２ シーリングアウトレット １３ 天井 １４ 伸縮手段 １５ 制御基板 １６ 気流

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】ユニットケース（１）内に、照明器具（１
   ０）のシーリングインレット（１１）を係合させる為の
   アウトレット部（４）および天井（１３）に設置された
   シーリングアウトレット（１２）に係合させる為のイン
   レット部（３）を設け、さらに伸縮手段（１４）を設け
   た人体検出赤外線センサ（２）と負イオン（８）を生成
   する負イオン発生器（５）および気流（１６）を起こす
   マイクロファン（６）と給排ルーバー（９）を備え、こ
   れらを制御する制御基板（１５）と動作表示としての動
   作表示ＬＥＤ（７）を装着してなるシーリングユニッ
   ト。