JP3095628B2 - 水位計の配置構造 - Google Patents

水位計の配置構造

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JP3095628B2 JP06192952A JP19295294A JP3095628B2 JP 3095628 B2 JP3095628 B2 JP 3095628B2 JP 06192952 A JP06192952 A JP 06192952A JP 19295294 A JP19295294 A JP 19295294A JP 3095628 B2 JP3095628 B2 JP 3095628B2
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横軸斜流ポンプおよび
吐出管内蔵型熱交換器を含むポンプ流路系に設ける水位
計の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すようなポンプ流路系に
おいては、横軸斜流ポンプ1の吸込側に吸込管2を接続
し、吐出側に吐出管内蔵型熱交換器3、吐出弁4を介し
て吐出管5を接続している。吐出管内蔵型熱交換器3は
ポンプ駆動機6の冷媒水を冷却するものであり、内部に
吐出流体のための吐出流路を有し、吐出流路の周囲に伝
熱管を配している。吐出管内蔵型熱交換器3の伝熱管
は、冷却水循環管7を介してポンプ駆動機6の冷却ジャ
ケットの伝熱管に連通している。
【0003】横軸斜流ポンプ1の羽根車1aはポンプ駆
動機6に主軸8を介して接続しており、主軸8は吸込管
2の管壁を主軸貫通部9において貫通している。吸込管
2には横軸斜流ポンプ1の近傍において真空吸引管10
が連通しており、真空吸引管10には真空ポンプ11を
接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、通常運転時には、ポンプ駆動機6により主軸7を介
して横軸斜流ポンプ1を駆動し、吸引管2を通して吸引
した流体を吐出管内蔵型熱交換器3および吐出弁4を介
して吐出管5から吐出する。このとき、ポンプの運転中
においては、羽根車より上流側は常に負圧となり、主軸
貫通部9から空気が流入する。しかし、この空気の流入
量は僅かなものであり、吐出弁4を全開する状態の運転
においては、ポンプ内の流速が速く、流入した空気は水
と共に吐出口から排出されるので、問題となることはな
い。
【0005】一方、待機運転時や小水量の管理運転時に
は、吸込管2内の空気を真空吸引管10を通して真空ポ
ンプ11で吸い出し、横軸斜流ポンプ1および吸込管2
内を負圧となし、吸込管2内に水を吸い上げた状態とす
る。このとき、待機運転時は水が流れず、また、小水量
の管理運転時においては、ポンプ内の流速が遅く、主軸
貫通部9から流入する空気を水と共に吐出口から排出す
ることができず、吸込管2および横軸斜流ポンプ1内に
ある程度に空気が溜ると、待機運転や小水量の管理運転
を続けることができなくなる。このため、ポンプ内の水
位が一定の所まで下がると、水位計により測定する水位
を指標として、真空ポンプ11を再起動して空気を強制
的に抜いていた。
【0006】しかし、従来の横軸斜流ポンプ1や吐出管
内蔵型熱交換器3においては、水位計を直接に管内に挿
入する構造であり、流路を横切る水位計が水流の付勢力
を受けて損傷する恐れがあるために、水位計を管中心に
達するまで長く挿入することができなかった。このため
に、測定水位領域が狭いものとなり、真空ポンプ11の
運転開始水位と運転停止水位の間が短くなるので、真空
ポンプ11の起動・停止頻度が多くなる問題があった。
また、この対策として、真空ポンプ11を複数台設置し
て各真空ポンプ11を順次に運転したり、真空タンクを
設けることにより、一台の真空ポンプ11における起動
・停止頻度を低減する必要があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、流路
系内の水位を幅広い領域にわたって計測することによ
り、真空ポンプの起動・停止頻度を低減することができ
る水位計の配置構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の水位計の配置構造は、横軸斜流ポンプ
を含むポンプ流路系において、横軸斜流ポンプの羽根車
の回転軸心を含む流路に連通して水位計取付部を設け、
水位計取付部の一側を前記流路の頂部に連通させるとと
もに、水位計取付部の他側を前記流路の頂部から適当距
離下方に離れた位置で前記流路に連通させることによ
り、水位計取付部をポンプ流路系とは別途の空間を構成
するとともに、水位計取付部の水位を横軸斜流ポンプの
羽根車の回転軸心を含む流路の水位に等しくし、前記水
位計取付部に水位計を配置した構成とするものである。
【0009】
【作用】上記した構成により、水位計取付部はポンプ流
路系とは別途の空間を構成するとともに、水位計取付部
の水位は横軸斜流ポンプの羽根車の回転軸心を含む流路
の水位に等しくなるので、横軸斜流ポンプの内部構造物
や水流に影響されることなく水位計を配置することがで
きる。また、水位計取付部の他側は前記流路の頂部から
適当距離下方に離れた位置で前記流路に連通させてお
り、前記距離は最大において流路の頂部と底部の間の距
離となるので、水位計取付部において水位計は前記流路
内の幅広い領域にわたる水位の変位を測定することがで
きる。このため、水位計に設定する運転開始位置と運転
停止位置との距離を大きくすることができ、水位計の値
を指標として起動を制御する真空ポンプ等の機器の起動
・停止頻度を低減することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例における基本的構成は、先に図3にお
いて説明したものと同様であり、同様の作用を行う部材
は同一番号を付して説明を省略する。
【0011】図1〜図2において、吐出管内蔵型熱交換
器21は横軸斜流ポンプ1を含むポンプ流路系の一部を
なし、内部の流路が横軸斜流ポンプ1の羽根車1aの回
転軸心を含むように水平方向に配置している。吐出管内
蔵型熱交換器21はポンプ駆動機6の冷媒水を冷却する
ものであり、内部に吐出流体のための吐出流路22を有
し、吐出流路22の周囲に冷媒水を通水する複数の伝熱
管23を配している。この吐出管内蔵型熱交換器21の
伝熱管23は、冷却水循環管7を介してポンプ駆動機6
の冷却ジャケットの伝熱管に連通している。
【0012】吐出管内蔵型熱交換器21はケーシング2
4の頂部に排気用に開孔口25を設けており、ケーシン
グ24の側部には吐出流路22の軸心に対応する位置に
連通孔口26を設けている。この連通孔口26はケーシ
ング24の頂部から適当距離下方に離れた任意の位置に
設けることが可能である。
【0013】ケーシング24の側方には開孔口25に連
通する水位計取付部27を設けている。水位計取付部2
7は上側部が上部連通管28を介して開孔口25に連通
し、下側部が下部連通管29を介して連通孔口26に連
通している。水位計取付部27には水位計30を挿入し
ている。
【0014】以下、上記構成における作用を説明する。
横軸斜流ポンプ1の駆動により吸い上げた吐出流体は、
吐出管内蔵型熱交換器21の吐出流路22を流れる。待
機運転時や小流量の管理運転時には、吸込管2内の水位
を一定に維持するために、真空ポンプ11を駆動して内
部に侵入した空気を排出する。真空ポンプ11の起動・
停止は水位計30で検出する水位に基づいて制御する。
【0015】水位計取付部27は、吸込管2、横軸斜流
ポンプ1、吐出管内蔵型熱交換器21、吐出管5からな
るポンプ流路系とは別途の空間に位置し、水位計取付部
27の水位が吐出管内蔵型熱交換器21の吐出流路22
の水位に等しくなるので、横軸斜流ポンプ1の内部構造
物や水流に影響されることなく水位計30を配置するこ
とができる。
【0016】水位計取付部27は、その下側部が吐出管
内蔵型熱交換器21の流路の頂部から適当距離下方に離
れた位置で前記流路に連通し、この距離は最大において
流路の頂部と底部の間の距離となるので、水位計取付部
27において水位計30は吐出管内蔵型熱交換器21の
流路内の幅広い領域にわたる水位の変位を測定すること
ができる。
【0017】このため、水位計30に設定する真空ポン
プ11の運転開始位置と運転停止位置との距離を大きく
することができ、水位計30の値を指標として起動を制
御する真空ポンプ11等の機器の起動・停止頻度を低減
することができる。
【0018】本実施例においては、水位計取付部27は
吐出管内蔵型熱交換器21のケーシング24において吐
出流路22に連通して設けたが、横軸斜流ポンプ1のケ
ーシングにおいてポンプの内部流路に連通させることも
可能である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、水
位計取付部はポンプ流路系とは別途の空間を構成するの
で、横軸斜流ポンプの内部構造物や水流に影響されるこ
となく水位計を配置することができ、水位計取付部は一
側が流路の頂部に連通し、他側が頂部から任意の距離下
方に離れた位置で流路に連通するので、水位計は流路内
の幅広い領域にわたる水位の変位を測定することがで
き、水位計に運転開始位置と運転停止位置との距離を大
きく設定して、水位計の値を指標として起動を制御する
真空ポンプ等の機器の起動・停止頻度を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における吐出管内蔵型熱交換
器の断面図である。
【図2】同実施例における吐出管内蔵型熱交換器の側面
図である。
【図3】従来の横軸斜流ポンプおよび吐出管内蔵型熱交
換器を含むポンプ流路系を示す模式図である。
【符号の説明】
1 横軸斜流ポンプ 2 吸込管 21 吐出管内蔵型熱交換器 22 吐出流路 24 ケーシング 25 開孔口 26 連通孔口 27 水位計取付部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横軸斜流ポンプを含むポンプ流路系にお
    いて、横軸斜流ポンプの羽根車の回転軸心を含む流路に
    連通して水位計取付部を設け、水位計取付部の一側を前
    記流路の頂部に連通させるとともに、水位計取付部の他
    側を前記流路の頂部から適当距離下方に離れた位置で前
    記流路に連通させることにより、水位計取付部をポンプ
    流路系とは別途の空間を構成するとともに、水位計取付
    部の水位を横軸斜流ポンプの羽根車の回転軸心を含む流
    路の水位に等しくし、前記水位計取付部に水位計を配置
    したことを特徴とする水位計の配置構造。
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